JPH11348170A - 擬似接着面を有する複合シ−ト - Google Patents

擬似接着面を有する複合シ−ト

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JPH11348170A
JPH11348170A JP10229278A JP22927898A JPH11348170A JP H11348170 A JPH11348170 A JP H11348170A JP 10229278 A JP10229278 A JP 10229278A JP 22927898 A JP22927898 A JP 22927898A JP H11348170 A JPH11348170 A JP H11348170A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い紙を使用した擬似接着面を有する複合シ
ートは、擬似接着面から剥がした薄い紙がカールして丸
まるので、カールしないものを得ようとする。 【解決手段】 薄葉紙1の一面に軽く剥離性処理を施
し、剥離処理面2の上にポリエチレン樹脂層3を形成
し、この薄葉紙1の剥離処理面2とポリエチレン樹脂層
3の間を擬似接着面4とする。上記ポリエチレン樹脂層
3の反対面には粘着剤層5を形成する。上記軽く行った
剥離性処理面2によって、擬似接着面4を確実に保持で
きると共に、引き剥がしが容易で薄葉紙1がカールする
ことがない。また、薄葉紙1の一面にポリエチレン樹脂
層3を直接設けて擬似接着面4を形成する。粘着剤層5
の表面をクレイター状9に形成し、このクレイター状部
9をポリエチレン樹脂層3に貼り合わせる。このクレイ
ター状部によって両者は部分的、不均一に貼り合わさ
れ、薄葉紙1はカールすることなく剥がされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擬似接着面すなわ
ち手作業によって容易に引き剥すことができ、一度剥し
たら再度の貼付けができない接着面を有する複合シ−ト
に関する。
【0002】
【従来の技術】擬似接着面を有する複合シ−トは、これ
を被着面に記載されている表示の上に貼付けて、その表
示を隠蔽するために多く使用されている。この場合、上
記複合シ−トの擬似接着面から上のシ−トを剥すと、隠
蔽されている表示が現われて読むことができ、剥したシ
−トはカ−ルして丸まってしまうけれども、再度貼付け
るものではなくそのまま廃棄されてしまうので、隠蔽性
に優れていれば特に不都合は生じていない。
【0003】最近、この擬似接着面を有する複合シ−ト
を、隠蔽性のシートとしてだけではなく、配達票や伝票
類として使用しようとする提案が為されている。こうし
たものでは、表面から配送先や、品名等の必要な表示を
記載することができ、この記載に従って配達した配送先
で、擬似接着面から剥したシ−トに受領印をもらった上
で配送記録票として持ち帰って来る。しかし、こうした
シ−トは擬似接着面から剥すとカ−ルして丸まってしま
うので、途中で紛失したりすることがあるし、カ−ルし
たくせを無くして平らな状態にするのに大変な手間を要
し、またこれらをきちんと束ねておくことが難しい。
【0004】又、配送先が留守の場合には、配送された
荷物等があることを、同じく擬似接着面から剥したシ−
トを配達伝言票として、郵便受等に投入して知らせる
が、このシ−トも剥がしたときにカ−ルして丸まってし
まうために、郵便受等の隅に入り込んだりして配送先の
人が見落してしまったりすることもあるし、そのシート
に書かれている内容も見難い。
【0005】こうした剥離シ−トがカ−ルすることは、
剥離シ−トの紙の厚みを厚くすることによって防ぐこと
ができるが、その場合には葉書程度の厚味にもなってし
まい、却って嵩張って取扱いが不便になるし、コストも
高くなってしまうので、大量に使用するものでは実用的
でなくなる。
【0006】また、薄葉紙の一面に直接ポリエチレン樹
脂層を設けて擬似接着面を形成したものを試作したとこ
ろ、上記ポリエチレン樹脂層の全面に被着体に貼付する
ための粘着剤層を形成すると、薄葉紙を擬似接着面から
剥がしたときにこれがカールしてしまうが、隅部にのみ
粘着剤層を設けると、隅部はカールするが粘着剤層の無
い部分ではカールしないことが判った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、剥離シ−ト
に薄葉紙を使用しながら、剥離したときにカ−ルしない
ような擬似接着面を有する複合シ−トを得ようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、薄葉紙の一面
に確実な接着性と軽い剥離性を得るように軽く剥離性処
理を行い、この処理面の上にポリエチレン樹脂層を形成
し、この薄葉紙の処理面とポリエチレン樹脂層の間を擬
似接着面とするもので、この薄葉紙は常時ポリエチレン
樹脂層に確実に接着されていると共に、必要時には軽い
作用で容易に剥すことができ、剥した薄葉紙がカ−ルし
て丸まったりすることがないものである。
【0009】また、本発明は、薄葉紙の一面にポリエチ
レン樹脂層を形成し、該ポリエチレン樹脂層の上に粘着
剤層を設け、この粘着剤層は表面をクレイター状に形成
したもので、そのクレイター状の表面でポリエチレン樹
脂層に貼り合わせるようにし、上記ポリエチレン樹脂層
に対する粘着が部分的で不均一になるようにして、上記
薄葉紙を擬似接着面から剥がした際にこれがカ−ルして
丸まったりすることがないようにするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】薄葉紙1はコ−ト紙、上質紙、ク
ラフト紙、微塗工紙、サ−マル紙その他の紙類が使用で
きるが、紙の薄さの程度としては約10〜80g/m2
度、好ましくは約10〜50g/m2程度にするとよい。
通常はコ−ト紙を使用するとよいけれども、上質紙、ク
ラフト紙を使用すると一層のこと経済的に作ることがで
き、押印を必要とするような場合には微塗工紙を使用す
ると都合がよい。
【0011】上記薄葉紙1の一面には剥離性処理を軽く
施して処理面2を設けている。この剥離処理は、剥離作
用の低い非シリコン系剥離剤を使用するとよく、ワック
ス樹脂、ニス、低極性樹脂、印刷インキなどが使用さ
れ、この処理によって同時に薄葉紙の紙面のピッキング
(毛羽立ち)やブロッキング(破れ)を抑えることがで
きる。上記剥離性処理は、剥離剤の濃度を薄くして塗布
するとよく、薄葉紙の全面に塗布したり、塗布した区帯
と塗布していない区帯が水玉模様、市松模様、縞模様そ
の他の各種のパタ−ン状に併存しているようにすること
ができ、上記塗布した区帯の割合によって剥離性を調節
することができる。
【0012】こうした剥離性処理層は、剥離剤の種類に
よって異なるけども、乾燥量換算にして約0.05〜1
0g/m2程度の量で使用するとよい。この剥離性処理
は、グラビア印刷、ロ−ルコ−タ−、ダイコ−タ−その
他の技法によって形成することができる。
【0013】上記薄葉紙1の処理面2の上にはポリエチ
レン樹脂層3が形成され、この間が擬似接着面4とされ
る。このポリエチレン樹脂層は、上記薄葉紙の処理面2
の上にラミネ−ティング技法によって形成するとよく、
通常押出コ−ティングラミネ−ションによって形成され
るが、ドライラミネ−ションその他によって形成するこ
ともできる。このポリエチレン樹脂層の厚味は約10μ
〜50μ程度にするとよく、好ましくは約10〜20μ
程度にするとよい。
【0014】上記ポリエチレン樹脂層は、単品のポリエ
チレン樹脂を使用する他、低密度ポリエチレンと高密度
ポリエチレンの混合樹脂、ポリエチレン樹脂とエチレン
・酢酸ビニル共重合体(EVA)との混合樹脂その他の
混合樹脂を適宜使用することができる。
【0015】上記薄葉紙1の処理面2とポリエチレン樹
脂層3の間に形成された擬似接着面4の接着力は、JI
S Z0237に準拠して180度引きはがし法によっ
て測定した場合に約10〜50g/cm程度に、特に好ま
しくは約15〜30g/cm程度にするとよい。
【0016】こうして多層にされたものは、通常被着物
に貼付けるために、上記ポリエチレン樹脂層の上に粘着
剤層5を形成し、該粘着剤層の表面を剥離面6を有する
剥離紙7によって覆うようにする。この粘着剤には、ア
クリル系、ゴム系その他のものが適宜使用できる。
【0017】図2、図3に示すものは、荷物の配送伝票
10に形成したもので、微塗工紙の薄葉紙1の裏面に、
白色の印刷インクをグラビア技法により塗布して、剥離
性処理層2を形成し、その上にポリエチレン樹脂層のラ
ミネ−ト層3を15μの厚味に設けている。
【0018】この場合、上記ポリエチレン樹脂ラミネ−
ト層は、ポリエチレン樹脂を押し出した後で、ポリエチ
レン樹脂層側からローレット加工、エンボス加工を施す
ようなローラー類によって、薄葉紙1の剥離性処理層2
側に向かって強く押圧する部分と弱く押圧する部分が分
散して分散模様状に混在しているようにすると更に好ま
しい。こうすると、上記強く押圧された部分は強く接着
され、弱く押圧された部分は弱く接着され、全体として
は弱く接着されていても所々で強く接着されているよう
になるので、後に述べる粘着剤層をポリエチレン樹脂層
の全面に形成したときにも、擬似接着面から剥ぎ取った
シートが一層カールしなくなる。上記押圧操作は、ラミ
ネ−ト加工における冷却ローラーによって行うようにす
ると都合がよい。
【0019】上記ポリエチレン樹脂層3の上には、アク
リル系粘着剤層5を形成しており、図示のものでは、そ
の全面に形成された粘着剤層の上を少し大きめの剥離面
6を有する剥離紙7で覆っている。
【0020】この配送伝票10を使用する場合、荷物の
発送者に、薄葉紙の表面に印刷してある表示11に従っ
て配達票12と貼付票13中の「お届け先」「ご依頼
主」「品名」の欄に必要事項を記載してもらい、配送業
者において「受付日」を記入する。常時多量の荷物を一
定の相手に発送する者には、配送業者において予め「お
届け先」「ご依頼主」の欄に所要の事項を記載したもの
を用意して渡しておけば発送者は一層使用しやすくな
る。
【0021】配送業者は、上記記入済の配送伝票10の
剥離紙7を剥がし、荷物の見易い場所に、上記粘着剤層
5によって貼付けて荷物を受取る。そして、この伝票の
表示に従って配送を行う。
【0022】配送した先において、配送業者はお届け先
に荷物を届け、配達票12の薄葉紙1を摘んで引っ張る
と、ポリエチレン樹脂層3との間の擬似接着面4から剥
がれるので薄葉紙の配達票12の「受領印」の個所に捺
印してもらってこの配達票を受取り、荷物を渡して配送
が終わる。このとき上記配達票は擬似接着面から容易に
剥がされてカ−ルするようなことがないので、受領印も
押してもらい易いし、受け取った配達票を重ねたり、綴
っておくにも便利である。
【0023】配送先が留守の場合には、配送伝票10の
下方の貼付票13を、その擬似接着面4から剥がし、郵
便受等に入れて帰る。留守にしていた人が帰って、郵便
受等に入っている貼付票13を見ると荷物が配送されて
来ていることが判るが、この引剥がされた貼付票13は
上記の如くカ−ルもしていないので、郵便受等の隅に隠
れて配送先の人が見なかったりするようなことは起らな
いし、記載されている内容も読み易い。この貼付票13
を見た留守先から配送業者に連絡があれば、再び配送
し、上記と同様にして配達票12を剥し取り、受領印を
もらって前記したとおりに配達を終える。
【0024】これまで荷物の配送について述べてきた
が、上記と同様にして書留便の配達、その他種々の用途
に広く応用することができる。また、この複合シ−ト
は、被着面に記載した表示を覆うように粘着剤層によっ
て貼付ければ、上記の被着面の表示を隠蔽することがで
き、擬似接着面から薄葉紙を剥がせば、隠蔽されていた
表示が現れて見ることができる。
【0025】また、薄葉紙1、剥離性処理面2(擬似接
着面)ポリエチレン樹脂層3、粘着剤層5で構成された
多層シートを、複数枚重ねて上記粘着剤層5で貼り合わ
せるようにすれば、各薄葉紙1の表面に表わされた表示
を、上から順次に擬似接着面から剥がして見るようにす
ることができるので、種々の表示に応用することができ
る。
【0026】図4に示すものは、薄葉紙1の一面に直接
ポリエチレン樹脂層3を形成し、この間を擬似接着面4
としているもので、上記ポリエチレン樹脂層3の上には
粘着剤層5が形成されている。この粘着剤層5は、ポリ
エチレン樹脂層3に貼り合わせられている面が不均一な
クレイター状9をしており、上記ポリエチレン樹脂層3
と部分的に、不均一に貼り合わせられている。
【0027】このようなポリエチレン樹脂層3と粘着剤
層5の貼り合わせによって、理由は良く判らないけれど
も、上記薄葉紙1を擬似接着面4から剥がすと、この薄
葉紙1はカールして丸まってしまうようなことが無く、
きれいなシート状に剥離することができる。
【0028】このような粘着剤層5は、次のようにして
形成することができる。例えば溶媒系のアクリル粘着剤
では、一般に、粘着成分50重量部に対して有機溶媒5
0重量部が混合されているが、これに水50重量部と少
量のポリアクリル酸を加えて攪拌し、加えた水が一時的
に分散した状態を作る。こうした粘着剤を、剥離紙7の
剥離面6上に必要な厚みに塗布して乾燥すると、最初に
有機溶媒が揮散し、分散している水は気化して膨張し、
粘着剤層を破り、破裂して逃げてゆく。これによって粘
着剤層5の表面は不均一に凸凹としたクレイター状に形
成される。また、溶媒系のアクリル粘着剤を必要な厚み
に塗布した後に、その上から水を散布するようにすれ
ば、同様に粘着剤層の表面をクレイター状に形成するこ
とができる。
【0029】このような粘着剤層のクレイター状の表面
を、上記ポリエチレン樹脂層3に貼り合わせて転写すれ
ば、上記したポリエチレン樹脂層3と粘着剤層5とは部
分的に、不均一に貼り合わせられた状態を作ることがで
きる。また、水系の粘着剤層の場合には、上記とは逆に
有機溶媒を分散させることによって、同様の状態に形成
することができる。
【0030】こうした粘着剤層のクレイター化によるカ
ールの防止は、上記してきた薄葉紙1の一面に対して剥
離性処理を行った後でポリエチレン樹脂層を形成するも
の等と種々に組み合わせることによって、一層のこと薄
葉紙であってもカールし難いものを得ることができる。
【0031】図5に示すものは、上記と同様に薄葉紙1
の一面に剥離性処理を行い、その処理面2の上にポリエ
チレン樹脂層3を設けて擬似接着面4を形成し、その上
に粘着剤層5を設け、その上に予め表示部8が設けてあ
る。そして、その上を剥離面6を有する剥離紙7が覆っ
ている。
【0032】このものは、薄葉紙1の一面に剥離性処理
面2を設け、その上にポリエチレン樹脂層3を設けて擬
似接着面4を形成したものを用意し、一方、剥離紙7の
剥離面6の上に粘着剤層5を設け、この粘着剤層5を上
記ポリエチレン樹脂層3に貼着して一体化する。その後
で、再び剥離紙7を剥がしてその剥離面6の上に適宜印
刷等によって表示を表し、この表示部8から上記粘着剤
層5の上に貼り戻せば、上記表示部8は粘着剤層5側に
転写されるので、容易に形成することができる。
【0033】このものは、上記したものと同様に配達
票、伝票類などとして使用することができ、薄葉紙1の
表面に必要な記事を表示し、上記剥離紙7を剥がして被
着体に貼付して使用する。このとき、上記表示部8は粘
着剤層5側に転写されているので、この表示部8と共に
被着体に貼り付けられる。
【0034】上記に従って薄葉紙1をその擬似接着面4
から剥がすと、表示部8の表示を透視してみることがで
きる。従って、この表示部8には、上記例の場合には配
送会社の広告、お知らせ、営業案内等を表示しておけ
ば、一層有効に使用することができる。上記した図4に
示す粘着剤層の表面をクレイター状にしたものでも、同
様にして表示部を設けることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記したように、薄い薄葉紙を
使用しても、これをカ−ルさせることもなく擬似接着面
からスム−ズに剥がすことができ、剥し取った薄葉紙の
保管も容易であるし、全体を薄く形成できるので蒿ばる
こともなく、更に経済的に製造することができる。ま
た、本発明の基本構成は種々の変形例に展開することが
でき、その応用分野が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図3】図2の拡大断面図である。
【図4】本発明の更に他の実施例の一部省略断面図であ
る。
【図5】本発明の他例の実施例の一部省略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 薄葉紙 2 剥離性処理面 3 ポリエチレン樹脂層 4 擬似接着面 5 粘着剤層 6 剥離紙の剥離面 7 剥離紙 8 表示部 9 粘着剤層の表面のクレイター状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B42D 11/00 B42D 11/00 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い上質紙その他の表示可能な薄葉紙の
    一面に軽く剥離性処理を施し、該剥離処理面の上にポリ
    エチレン樹脂層を形成し、該ポリエチレン樹脂層の上に
    粘着剤層を設け、上記薄葉紙の剥離処理面とポリエチレ
    ン樹脂層の間を擬似接着面とした擬似接着面を有する複
    合シ−ト。
  2. 【請求項2】 上記薄葉紙の剥離性処理面と、ポリエチ
    レン樹脂層の間の擬似接着面の剥離接着力が10〜50
    g/cm (JIS Z 0237準拠) である請求項1記載の擬似接
    着面を有する複合シ−ト。
  3. 【請求項3】 上記薄葉紙は10〜80g/m2の紙であ
    る請求項1または2記載の擬似接着面を有する複合シ−
    ト。
  4. 【請求項4】 上記薄葉紙の剥離処理面は剥離剤が塗布
    されている区帯と塗布されていない区帯が併存している
    請求項1〜3のいずれかに記載の擬似接着面を有する複
    合シ−ト。
  5. 【請求項5】 薄い上質紙その他の表示可能な薄葉紙の
    一面に軽く剥離性処理を施し、該剥離処理面の上にポリ
    エチレン樹脂ラミネート層を形成し、該ポリエチレン樹
    脂ラミネート層は上記剥離処理面に対する接着力を分散
    模様状に変化させ、上記ポリエチレン樹脂ラミネート層
    の上に粘着剤層を設け、上記薄葉紙の剥離処理面とポリ
    エチレン樹脂ラミネート層の間を擬似接着面とした擬似
    接着面を有する複合シ−ト。
  6. 【請求項6】 薄い上質紙その他の表示可能な薄葉紙の
    一面にポリエチレン樹脂層を形成し、該ポリエチレン樹
    脂層の上に粘着剤層を設け、該粘着剤層は表面をクレイ
    ター状に形成したその表面でポリエチレン樹脂層に貼り
    合わせられている、上記薄葉紙とポリエチレン樹脂層の
    間を擬似接着面とした擬似接着面を有する複合シ−ト。
  7. 【請求項7】 上記粘着剤層のポリエチレン樹脂層とは
    反対面に更に表示部を設けている請求項1〜6のいずれ
    かに記載の擬似接着面を有する複合シ−ト。
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