JP3120639U - 配送用伝票 - Google Patents

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Abstract

【課題】配送完了後のダンボール箱などの配送用材料を配送先で廃棄する際、配送材料上に貼着された送付伝票の剥がし取りを容易にし、当該伝票上に印字された個人情報が他人から読み取られる可能性を低めることを目的とする。
【解決手段】個人情報が記載または印字された送付伝票の対向する裏面に、粘着剤を全面塗布ではなく、ベタおよびデザインされた形に部分塗布し、当該送付伝票部境界にミシン目を入れ、さらに当該送付伝票部の一角にコーナーカットを設けることにより、個人情報を記載した部分を容易に剥がすことができるようにしたことを特徴とする配送用伝票。
【選択図】図1

Description

この考案は、配送品の配送作業に際して使用される送付伝票と受取伝票が同一平面上に印刷され、プリンタで印字または手書き入力される配送伝票に関するものである。
従来、印字された配送伝票は、その裏側に、配送用伝票をダンボール箱などの配送材料に貼着させるための糊を全面的に均一に塗布し、配送用伝票が配送先に到着するまで、配送用伝票がはがれたり失くなったりしないようにしていた。(例えば、特開平10−258590号公報や特開2002−127644号公報)
しかし、これは次のような問題があった。
配送先への商品や物品の配送が完了した後、配送のために使われたダンボール箱等の配送材料は、一般的に、再利用したり、リサイクルのために配送先で廃棄される運命にあるが、配送伝票の上面には記載または印字された氏名、住所、電話番号、配送品などの個人情報が記載されており、配送材料を廃棄する際に、配送伝票が配送材料に強固に貼着しているため、剥がし取ることが難しく、配送伝票が貼着されたまま配送材料が廃棄される傾向にあり、そのため、配送伝票上の個人情報を他人から容易に読み取られる惧れがあった。
ダンボール箱などの配送材料に直接貼着される配送伝票において、個人情報が記載された送付伝票と受取伝票のうち、受取伝票については、配送先で受取人のサインまたは捺印などの受領印を得た後、配達業者により切取られ持帰られるため、個人情報を他人に読み取られる惧れは少ない。また、最近の配送伝票では、受取伝票の切取りを容易に行えるよう受取伝票周辺部にミシン目を入れたものがある。(例えば、実用新案登録第3103733号公報、特開2002−79780号公報など参照。)しかし、受取伝票部が引き剥がされた後でも、配送材料上面に貼着された送付伝票にはなお記載された個人情報が残り、配送材料を廃棄または再使用する前に、配送伝票を引き剥がそうとしても強力な粘着剤のために引き剥がしが難しい。したがって個人情報が残ったままで、他人から容易に読取られる惧れはなお残る。
本考案は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
本考案では、配送用伝票上にある送付伝票の構造に着目し、送付伝票に対向する裏面に、粘着剤をフレキソ方式で部分的に塗布するとともに、送付伝票の周辺部にミシン目を入れた。
送付伝票の対向する裏面への粘着剤の塗布が部分的であるために、送付伝票がはがれやすくなり、送付伝票周辺部の切取りを容易にするミシン目の助けにより容易に剥がしとることが可能になった。すなわち、送付伝票の対向する裏面における粘着剤の部分的な塗布と、送付伝票周辺部に入れたミシン目との組合せ効果により、はじめて、個人情報が記載された配送伝票を段ボール箱などの配送用材料から他人に読み取られることなく廃棄することができるようになった。
さらに、配送伝票周辺部の一角にコーナーカット部を設け、指の爪やボールペンなどの先端を利用すれば、より一層、送付伝票の切取りが容易になった。
本考案によれば、送付伝票裏面の粘着剤塗布が部分的で接着強度が小さくても、送付伝票に隣接した周辺部では全面接着となっており、接着強度が強く、送付伝票は配送途中では剥がれ落ちることがない。
これまで粘着剤を用紙に粘着する際はコーターを使い均一に塗布することが一般的であった。粘着剤を部分的に塗布することは、特殊なガンを使えば可能であるが、一方向のみに限られている。
本考案では、粘着剤の塗布において、インクにおける印刷手法と全く同じフレキソ方式を採用した。この方法によれば、インクによる印刷が自由なデザインでなされるように、粘着剤を自由なデザインで塗布することができ、従来の全面均一塗布に対して約1/5以下の有効面積を占めるに過ぎない粘着剤の量を、自由自在の位置に点状に分散させたり、規則的あるいは有意にばらつかせた塗布も可能である。このため、省資源の点からも社会に貢献できる優れた技術である。
本考案では、送付伝票の対向する裏面に部分塗布する粘着剤の量は、全面塗布に比べて約20%以下、望ましくは10%〜5%の有効塗布面積が得られる程度の量で、送付伝票が送付先までの途中においては剥がれることなく、配送材料にしっかりと固着したまま配送先に荷物を届けられ、かつ、配送完了後は配達人により容易に剥がすことができる程度の貼着力が得られる。
粘着剤部分塗布部(6)の点状部分塗布デザインの点は図1(c)に見られるような円形でもあるいは三角形や四角形でも同じ効果が得られるが、製造上は円形が簡単であった。また、点の全体への分散状態は、占める面積が同じであれば同じ効果が得られるため、規則的に配置する方が製造上は簡単であった。
本考案によれば、個人情報が記載又は印字された送付伝票の裏側に粘着剤が点状に分散塗布されているために、個人情報が記載又は印字された送付伝票部位と配送用材料間の付着力は、送付伝票の裏側に粘着剤が全面塗布されている場合の約1/5以下にでき、配送時には粘着剤が全体に分散して存在するため、送付伝票が商品を梱包している箱などの配送材料にしっかりと固着し、剥がれることなく配送先まで届けられ、配送先で配送材料を廃棄しようとするとき、個人情報を記載または印字した配送伝票は、かなり容易に配送用材料から剥がすことができ、個人情報を他人の目に曝す可能性を低めることができる。
以下、本考案の実施例1について説明する。
配送用伝票(1)にある送付伝票部(2)と受取伝票部(3)には、それぞれ送付先の住所、氏名、電話番号や発送人住所、氏名、電話番号などの個人情報が記載されており、その周囲にはミシン目aが施され、送付伝票の対向する裏側に粘着剤をフレキソ方式により点状に分散させる。粘着剤材料としては、例えば熱可塑系粘着剤、ゴム系ホットメルト粘着剤を使用し、160℃前後まで加温し、流動状態とした後、配送用伝票にフレキソ方式により点状に接着剤を付着させる。このようなホットメルト接着剤を点状に分散して部分塗布すると、外部から特別な力が加わらなければ配送途中は接着力も十分あり、かつ、配送完了後に剥がすため、人の手で引っ張れば容易に剥がれる配送用伝票が得られる。
また、送付伝票の一角は三角形のコーナーカット部を設け、指またはボールペンなどの先端部により、送付伝票の切取りがよりスムースに行われる。このような配送完了後の切り取りを容易にするために必要な粘着剤の使用量は、送付伝票の対向する裏面には全面塗布の場合の面積に比べ、有効塗布面積が約20%以下、望ましくは10%〜5%とする。
送付伝票を剥がした後は、送付伝票裏面の、点状に分散塗布した接着剤は送付伝票側に付着したままで、配送材料にはほとんど残らないため、ダンボールなどの再利用およびリサイクルが容易になる。
また、図1(b)および図1(c)に見られるように、送付伝票周辺部はその最も外側より約2mm程度は粘着剤の塗布はなく、送付伝票を配送材料の表面から引き剥がす際に便利なようにデザイン設計されている。
さらに、図1において送付伝票部と受取伝票部の間には2本のミシン目により隔てられているが、採用するデザインにより、送付伝票部周辺の対向する裏面の粘着剤が配送時において十分な貼着力がある場合は、送付伝票部位と受取伝票部位の境界には1本のミシン目があるのみで、その裏面には全面塗布した粘着剤層がなくともよい。
本考案の実施例2について説明する。実施例1におけると同じ配送伝票に隣接して、商品明細票などの商品出荷データが同一平面上に印刷されており、配送伝票部(9)と商品出荷データ部(10)の境界はハーフカットにより隔てられる。実施例2の用途は、受取伝票と送付伝票を含む配送伝票部(9)と商品出荷データ部(10)がノンインパクトプリンタ等で同時に印字された後、配送伝票を基紙より剥がし、配送箱に貼着する一方、残る部分は配送箱の中に商品と一緒に入れられる。配送伝票を剥がした基紙・印刷用紙上には、注意書きや顧客へのPR用として各種印刷がなされている。
本考案の実施例3は、配送伝票部の対向する裏面には剥離用シリコン紙が粘着剤を介して二層が一体となっており、この二層の構造は実施例1の配送伝票とまったく同じ構造となっているが、配送伝票部と隣接する、商品控え部など各種データプリント部は、一層構造をなす配送伝票である。商品控え部などの各種データプリント部がミシン目により配送用伝票用紙と切り離した後、配送伝票の対向する裏面にある剥離用シリコン紙を剥がし、残った配送用伝票をダンボール箱などの配送材料に貼着する一方、残る部分は、その印刷された内容により、顧客PR用として配送箱の中に商品と一緒に入れられたり、物品送付控えとして配送会社が取り込む。
本考案の実施例4について説明する。実施例1におけると同じ構造を持った配送伝票部が商品データと隣接し、かつハーフカットで隔てられており、さらに各々の隣接サイドにはミシン目を隔てて、商品明細票および払込指定用紙などが印刷された払込用紙部が付属する形で、各部が一体構造となっている。配送伝票部は基紙より引き剥がされ、ダンボール箱などの配送材料表面に貼着された後、その他の部分は配送箱の中に物品または商品と同時に入れられる。
本考案実施例1乃至例4における伝票は、単票としてノンインパクトプリンタなどにより印字することができるのみならず、両端にスプロケット穴を設けてラインプリンタなどにより連続印字できる。
本考案の他の実施例においては、本考案実施例1における一体構造の配送用伝票を、ミシン目によって囲まれた送付伝票部位の対向する裏面には粘着剤を塗布せず、送付伝票部位の対向する裏面の全周囲には粘着剤の全面塗布を行った。この配送用伝票は基紙・印刷用紙から送付伝票部を剥がしてダンボールなどの配送材料表面に貼着したときに送付伝票の外側部分には十分な粘着力が得られるために、配送途中では送付伝票が剥がれず配送先まで届けられた。
本考案実施例1を示す平面図である。 本考案実施例図1(a)X−X間における実寸法を無視した断面図である。 本考案実施例1の配送伝票の裏面にフレキソ方式で塗布された粘着剤の塗布状況を示す。 本考案実施例2を示す平面図である。 本考案実施例3を示す平面図である。 本考案実施例3を示す平面図〔図3(a)〕のY−Y’間における実寸法を無視した断面図である。 本考案実施例4を示す平面図である。
符号の説明
1 配送伝票
2 送付伝票部
3 受取伝票部
4 配送伝票用紙
5 全面粘着剤部
6 分散粘着剤部
7 シリコン塗布層
8 基紙
9 配送伝票部
10 商品出荷データ部
a、a’ ミシン目
b、b’ コーナーカット
c ハーフカット

Claims (10)

  1. 商品等の物品の配送に使用される配送用伝票であって、配送先の名前、住所、電話番号、配送品などの個人情報が記載又は印字される送付伝票ならびに受取伝票が、伝票用紙の上面に同一平面上に印刷され、送付伝票の周囲及び受取伝票の周囲にはミシン目が施され、ミシン目によって囲まれた、送付伝票部位の対向する裏面には粘着剤が部分的に塗布され、ミシン目より外側の配送伝票周辺部に粘着剤が均一(ベタおよびデザインされた形)に塗布されており、伝票用紙裏面と接する基紙・印刷用紙上に、少なくとも前記粘着剤層を覆う範囲に剥離剤が塗布された、粘着剤の剥離を可能にする剥離層が設けられたことを特徴とする配送用伝票。
  2. 上記ミシン目によって囲まれた送付伝票部位の対向する裏面に部分的に塗布された粘着剤の有効塗布面積が、均一に塗布する場合の20%以下、望ましくは10%〜5%とした上記請求項1に記載の配送用伝票。
  3. 上記ミシン目によって囲まれた送付伝票部位の対向する裏面に粘着剤を塗布しない上記請求項1に記載の配送用伝票。
  4. 上記粘着剤としてホットメルト粘着剤を、フレキソ方式で塗布した上記請求項1乃至3のいずれか一項に記載の配送用伝票。
  5. 上記剥離剤としてシリコン層を、フレキソ方式で形成した上記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配送用伝票。
  6. 上記配送伝票のうち、送付伝票のうち、送付伝票部位周辺の一角にはコーナーカットが設けられている、上記請求項1乃至5のいずれか一項に記載の配送用伝票。
  7. 各種データプリント部と切り離し可能で、各種データプリント部と一体構造をなすように構成されていることを特徴とする、上記請求項1乃至6のいずれか一項に記載の配送用伝票。
  8. 商品データ控えや商品明細票部、振込み票部とそれぞれ切り離し可能で、それぞれの部と一体構造をなすように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の配送用伝票。
  9. 配送伝票部は基紙から剥がしてダンボール箱などの配送材料に貼り付ける機能をもつことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の配送用伝票。
  10. 送付伝票周辺部はその最外側辺より約2mm程度は粘着剤を塗布しないことを特徴とする上記請求工1乃至9のいずれか一項に記載の配送用伝票。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253744A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票
JP2011245700A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Dainippon Printing Co Ltd ポケット付き配送伝票
JP2015163460A (ja) * 2013-09-20 2015-09-10 大日本印刷株式会社 包装紙一体型配送伝票

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