JPH11346525A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH11346525A
JPH11346525A JP16494298A JP16494298A JPH11346525A JP H11346525 A JPH11346525 A JP H11346525A JP 16494298 A JP16494298 A JP 16494298A JP 16494298 A JP16494298 A JP 16494298A JP H11346525 A JPH11346525 A JP H11346525A
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JP
Japan
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reaper
height
value
sensor
ground
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Application number
JP16494298A
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English (en)
Inventor
Hiroki Matsuzawa
宏樹 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP16494298A priority Critical patent/JPH11346525A/ja
Publication of JPH11346525A publication Critical patent/JPH11346525A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波センサなどの高さ検出器を用いること
により刈取装置の刈高さを適正に調節でき、コンバイン
を増速した場合でも刈取装置6を圃場地面に突入させる
危険を防止できるコンバインを提供すること 【解決手段】 刈取装置6が穀稈の搬送をはじめた時点
の超音波センサS6が検出した対地高さを刈高さ基準値
とし、現在の刈高さが基準値またはそれ以下にあると
き、コンバイン1が増速されれば、刈取装置6の上昇を
出力し、刈取装置6を例えば2cm上昇するとともに、
コンバイン1が1m走行する間はこの状態を維持してお
く。刈取装置6を2cm上昇させたままコンバイン1が
1m走行する間、超音波センサS6の検出高さが減少せ
ず、つまり、刈取装置6が対地接近していなければ、刈
取装置6が圃場地面に衝突、突入していないことを確認
できるから刈取装置6をもとの刈高さ基準値に戻すよう
に作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀類の収穫作業な
どを行う農業用のコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインは刈取脱穀作業を開始する
と、圃場の穀稈は刈取装置の前端下部にある分草具によ
って分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置の引起し作
用によって倒伏状態から直立状態に引起こされ、穀稈の
株元が刈刃に達して刈取られ、穀稈の供給搬送装置に受
け継がれて順次連続状態で後部上方に搬送される。
【0003】穀稈の供給搬送装置の後部では扱深さを調
節して、フィードチェンから脱穀装置に供給され、脱穀
装置において回転する扱胴の扱歯によって脱穀される。
そして、脱穀処理物は選別室で選別処理され、脱穀選別
した穀粒はグレンタンクに一時貯留し、貯留量が蓄積し
たらオーガによりコンバインの外部に搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンバインを用いるこ
とにより圃場の穀物の収穫作業、すなわち刈取り、脱穀
作業は省力化され、かつ能率化されてきた。コンバイン
による収穫作業は、コンバインに搭乗するオペレータの
運転操作により行われる。オペレータは、各種の運転操
作を次々と行わなければならないが、特に圃場に植立す
る穀稈を適正に刈取るため、ほとんど連続的に穀物の条
列に合わせてコンバインの走行方向を操舵し、圃場地面
からの適正高さに刈取装置を昇降操作する必要がある。
これらの操作は、オペレータにとって肉体的労働強度は
低くても、集中力を要求されて精神的労働強度が極めて
高くなる。
【0005】このオペレータの精神的労働強度を軽減す
るために、コンバイン運転操作の各種の自動化が行われ
つつあり、刈取装置に超音波センサなどの高さ検出器を
取り付けて刈取装置の高さを検出し、刈高さを自動的に
制御する方法が開発されている。しかしながら、圃場地
面は必ずしも平面でなく土塊が存在し、作業者の足跡が
残っていたりして凸凹があり、超音波センサなどの高さ
検出器で圃場地面からの正しい刈取装置高さを測定検出
できないことがあるため、刈高さの自動制御は必ずしも
期待通りに作動していない。
【0006】すなわち、刈取装置に取り付けた超音波セ
ンサが、土塊などの凸部により誤って刈取装置高さを低
く検出した結果を基に刈取装置を上昇制御すると、穀稈
は高い位置で刈取られることになり、したがって、脱穀
装置に供給される穀稈は短稈となり、脱穀能率、穀粒の
回収効率を低下させる。反対に超音波センサが足跡など
凹部により誤って刈取装置高さを高く検出した結果を基
に、刈取装置を下降制御すると、下降した刈取装置の分
草具や刈刃が圃場地面に衝突して破損を招き、衝突の衝
撃によっては刈取装置だけでなく、コンバインのその他
の部位の装置を破損しかねないことがあった。
【0007】そこで、本発明の課題は、超音波センサな
どの高さ検出器を用いて刈取装置の刈高さを適正に調節
できるための装置を備えたコンバインを提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成により解決される。すなわち、走行装置に車速検出
手段と、刈取装置の対地高さを検出する対地高さ検出手
段と、車速の増速が検出された場合には、刈取装置の高
さを基準設定値よりも所定値だけ上昇させる制御装置と
を備えたコンバインである。
【0009】また、コンバインの刈取装置に設ける対地
高さ検出手段は、通常、刈取装置の先端付近の分草具に
取り付けられるが、取付の構造上から分草具の最先端部
よりも若干後方に取り付けられる。このため、特にコン
バインを増速する場合には、対地高さ検出手段が対地高
さの低下を検出してから刈取装置を制御するのでは分草
具の最先端部が圃場地面に衝突した後に刈取装置を上昇
させることになり、分草具などが地面に突入するおそれ
がある。しかし、本発明によれば、まず、コンバインの
増速を検出した時点で刈取装置を上昇しておくので刈取
装置が圃場地面に突入することはない。
【0010】本発明によれば、上記制御装置により、た
とえば刈取装置が穀稈の搬送をはじめた時点の超音波セ
ンサなどからなる対地高さ検出手段が検出した刈取装置
の対地高さが刈高さ基準値またはそれ以下にあるとき、
コンバインが増速されれば刈取装置を、例えば2cm上
昇するとともに、コンバインが、例えば1m走行する間
はこの状態を維持しておく。そして、刈取装置を2cm
上昇させたままコンバインが1m走行する間、対地高さ
検出手段の検出高さが減少せず、つまり刈取装置が対地
接近していなことを確認できれば、刈取装置をもとの刈
高さ基準値に戻す。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明する。図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業
を行うコンバインの側面図を示し、図2はその内部の刈
取装置、脱穀装置の一部を示す側面略図であり、図3は
図1の内部の刈取装置の一部を示す平面略図であり、図
4はコンバインの側面図においてセンサおよびアクチュ
エータの配置を示す概略図であり、図5は本発明の実施
の形態の制御装置の回路のブロック図であり、図6は本
発明の実施の形態の制御のフローを示す図である。
【0012】図1に示すコンバイン1の車体フレーム2
の下部には、ゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯
状に成型したクローラ4を駆動スプロケット4aと複数
の遊動転輪4bとに巻回し、乾田はもちろんのこと湿田
においても沈下しないで走行できる構成の走行装置3を
備え、車体フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、
車体フレーム2の上部には脱穀装置15を搭載する。脱
穀装置15はフィードチェン14を有し、上側に扱胴を
軸架した扱室を配置し、下側に選別室を設け供給された
刈取穀稈を脱穀選別する。
【0013】選別された穀粒はグレンタンク16(図
4)に一時貯留され、グレンタンク16に穀粒が蓄積さ
れればオーガ17によりコンバイン1の外部へ穀粒を搬
出する。また、車体フレーム2の上部側部で刈取装置6
と脱穀装置15との間に、オペレータが搭乗する操縦席
20と、該操縦席20を囲うキャビン19とを設ける構
成としている。
【0014】刈取装置6は、図2に示すように車体フレ
ーム2の前部に設けた刈取支持台7の上部に、後部上部
を揺動自在に枢着して、該枢着部から前方下方へ延長し
た刈取支持フレーム13を設け、該刈取支持フレーム1
3に刈取装置6の刈刃11や各穀稈搬送、調節装置を装
着している。
【0015】刈取装置6は前端下部に分草具8を、その
背後に傾斜状にした穀稈引起し装置9を、その後方底部
には刈刃11とを設け、さらに、図3に示すようにその
刈刃11と前述のフィードチェン14の始端部との間
に、掻込搬送装置21と、前部搬送装置22と、扱深さ
調節装置26と供給調節装置30とを順次穀稈の受継搬
送と扱深さ調節とができるように配置し、それぞれを前
述の刈取支持フレーム13に取り付けて刈取搬送動力を
伝動可能、かつ、刈取上下アクチュエータ13a(図
2)の作動により一斉に上下昇降する構成としている。
【0016】掻込搬送装置21は、図2および図3に示
すように下部の掻込輪体21aと上部の掻込無端帯21
bとからなり、各刈取穀稈条列ごとに前記刈刃11の上
方に設け穀稈を後方へ掻込搬送する構成としている。
【0017】前部搬送装置22は株元搬送チェン22a
と穂先搬送ラグ22bとからなり、その始端部を前記掻
込搬送装置21の終端部に受継可能に臨ませ、多条の刈
取穀稈を後方上方へ搬送して終端部分において左右の搬
送穀稈を合流する構成としている。図3に示すように、
前記穂先搬送ラグ22bは平面視において進行方向に向
かって前部の右側からフィードチェン14の始端部側に
傾斜して設けた一方側を刈取装置6の後部まで延長して
設け、連続状態で穀稈穂部を搬送する構成としている。
【0018】扱深さ調節装置26は、始端部を前記前部
搬送装置22の終端部に搬送穀稈の株元を受継可能に臨
ませて設け、後方上方に延長して終端部を供給調節装置
30の始端部に臨ませて設けている。
【0019】供給調節装置30は、穀稈を挟持して搬送
するように設け、扱深さ調節装置26の終端部から受け
継いだ穀稈をフィードチェン14の始端部に受け渡して
供給調節を行う構成としている。供給調節装置30は、
扱深さ調節装置26と共同するか、あるいは供給調節装
置30の単独で扱深さ調節を行う。
【0020】つぎに各検出手段と、マイクロコンピュー
ターCPU101を利用した制御装置100について、
主として図4および図5に基づいて説明する。まず、前
部穀稈センサS1と後部穀稈センサS2(搬送穀稈の有
無検出手段)は、穀稈引起し装置9の裏側の低位置と後
方まで延長させた穂先搬送ラグ22bのカバー下側位置
とにそれぞれ設け、前部搬送装置22の搬送経路の始端
部分と終端部分とにおいて、搬送穀稈の有無を検出する
構成としている。前部穀稈センサS1は、図3に示すよ
うに左右一対のセンサS1a、S1bからなる。
【0021】短稈センサS3(稈長検出手段)は、前記
穀稈引起し装置9の裏側に設け、刈取直後の穀稈の稈長
を検出できる構成とし、短稈センサS3がOFFであれ
ば刈取装置6内に短稈が搬送されていることを検出でき
る構成である。
【0022】車速センサS4は、走行トランスミッショ
ン装置5に取り付けられ、コンバイン1の車速を検出
し、かつ後に述べるCPU101で車速を時間積分する
ことによりコンバイン1の走行距離を算出することがで
きる。
【0023】刈取り位置検出センサS5は、刈取支持フ
レーム13の枢着基部付近に設け、ポテンショメーター
を利用して刈取支持フレーム13の回動角度を検出し
て、車体フレーム2に対する刈取装置6の相対高さ位置
を計測できるようにしている。
【0024】超音波センサS6は、刈取装置6の前端部
下部の分草具8の中央付近の分草パイプ8aに取り付け
(図3参照)、刈取装置6の圃場地面からの絶対高さを
検出する構成としている。
【0025】つぎに、制御装置100について説明す
る。制御装置100は、マイクロコンピューターCPU
101を利用した制御手段であって、基本的には入力側
に入力インターフェース102を介して各センサ類の検
出情報を入力し、予め設定記憶させている情報と各セン
サからの入力情報に基づいて演算処理し、出力インター
フェース103を介して出力側に接続しているアクチュ
エータ類を制御しながら必要な自動制御を行う構成とな
っている。
【0026】すなわち、図5に示すように制御装置10
0のCPU101の入力側にはインターフェース102
を介して、前部穀稈センサS1、後部穀稈センサS2、
短稈センサS3、車速センサS4、刈取り検出位置セン
サS5、超音波センサS6などをそれぞれ接続してい
る。そして、制御装置100のCPU101の出力側に
は、出力インターフェース103を介して刈取り上下ア
クチュエータ13a、車速調節アクチュエータなどを接
続している。
【0027】本実施例の形態のコンバイン1の作動は次
のように行われる。まず、エンジン(図示せず)を始動
し、刈取クラッチ装置や脱穀クラッチ装置を入り操作し
て、機体の回転各部を伝動しながらコンバイン1を前進
走行に操作すると、制御装置100のCPU101は、
車速センサS4および図示しない刈取クラッチセンサ、
脱穀クラッチセンサからそれぞれ作業開始の信号が入力
されて立ち上がり、制御作動を開始する。
【0028】オペレータは手動でパワステレバー20a
を前後に傾倒操作し、コンバイン1の走行中は上昇位置
にあった刈取装置6の高さを、刈取りに適した低い刈高
さに調節して、さらに、パワステレバー20aを左右に
傾倒操作してコンバイン1の走行方向を操舵し、刈取装
置6の前端下部にある分装具8の先端が穀稈列の株間に
来るように調節する。圃場に植立する穀稈は、分草具8
によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置9の引
起し作用によって倒伏状態から直立状態に引起こされ、
穀稈の株元が刈刃11に達して刈取られ、掻込搬送装置
21の掻込輪体21aと掻込無端帯21bとの作用を受
けて掻込まれ、前部搬送装置22に受け継がれて順次連
続状態で後部上方に搬送される(図2参照)。
【0029】穀稈は左右の前部搬送装置22によって多
数の条列が集められて搬送されて前部搬送装置22の後
部で合流し、扱深さ調節装置26から供給調節装置30
に順次連続状態で受け継がれ、フィードチェン14の始
端部に達して脱穀装置15に供給される(図3参照)。
【0030】脱穀装置15において、穀稈は株元がフィ
ードチェン14に挟持された状態で搬送されながら穂先
部分が図示しない扱室内に挿入されて通過する過程で、
回転する扱胴の扱歯によって脱穀される。そして、脱穀
処理物は下方の図示しない選別室に達して選別風と揺動
選別装置の作用を受けて選別処理され、脱穀選別した穀
粒はグレンタンク16に一時貯留され、貯留量が蓄積し
たらオーガ19(図1)によりコンバイン1の外部に搬
出する。
【0031】平坦な圃場の通常の刈取脱穀作業におい
て、刈取装置6は図2に示すように刈取装置6の下面を
圃場地面よりも若干高い位置に保持するように手動調節
する。刈取装置6の対地高さ位置は超音波センサS6に
より検出され、制御装置100のCPU101(図5)
に入力され、また、操縦席20の図示しない計器パネル
に表示することができる。
【0032】本発明の実施の形態の作動を以下に説明す
る。まず、オペレータが圃場の植立穀稈を目視するかま
たは超音波センサS6の検出値をチェックして、刈取装
置6の刈高さを適切値に手動調節する前後で刈高さ自動
調節スイッチ(図示せず)を投入する。
【0033】図6に示す自動高さ制御のフローがスター
トし、刈取装置6内を穀稈が搬送され、前部穀稈センサ
S1および後部穀稈センサS2がONになると、刈高さ
基準値算出が完了する。すなわち、オペレータが刈高さ
を適切値に手動調節した後、刈高さ自動調節スイッチを
投入し、前部穀稈センサS1および後部穀稈センサS2
がONになったときの超音波センサS6の検出値を刈高
さ基準値として算出する。次いで、車速がゼロでないこ
とを確認し、さらに車速の変化をチェックして増速して
おり、かつ、刈高さが基準値以下であれば刈高さ牽制中
フラグをセットしてリターンする。
【0034】再び車速がゼロでないことを確認し、さら
に車速の変化をチェックして増速していなければ刈高さ
牽制中フラグが存在するから、対地高さの接近をチェッ
クし、接近していれば刈取り上昇を出力しリターンす
る。対地高さの接近をチェックして接近していなけれ
ば、1m走行したかチェックし、NOであれば1mカウ
ンタに「−1」をセットしてからリターンする。対地高
さの接近をチェックして接近していなければ、1m走行
したかどうかをチェックし、NOであれば1mカウンタ
に「−1」をセットしてからリターンする。対地高さの
接近をチェックしてNOであり、1m走行したかチェッ
クし、YESであれば刈高さ牽制中フラグをリセット
し、1mカウンタをセットしてからリターンする。車速
がゼロでないことを確認し、車速の変化をチェックして
増速でなく、かつ、刈高さ牽制中フラグがなければリタ
ーンし、刈高さは現状を維持する。
【0035】本発明の上記実施の形態では、前述の制御
により刈取装置6が穀稈の搬送をはじめた時点の超音波
センサS6が検出した対地高さを刈高さ基準値に算出し
て制御装置100のCPU101に取り込み、現在の刈
高さが基準値またはそれ以下にあるときにコンバイン1
が増速されれば、刈取装置6の上昇を出力し、刈取装置
6を例えば2cm上昇するとともに、コンバイン1が1
m走行する間はこの状態を維持しておく。
【0036】刈取装置6を2cm上昇させたままコンバ
イン1が1m走行する間、超音波センサS6の検出高さ
が減少せず、つまり、刈取装置6が対地接近していなけ
れば刈取装置6が圃場地面に衝突、突入していないこと
を確認できるから刈取装置6をもとの刈高さ基準値に戻
すように作動する。
【0037】コンバイン1の刈取装置6に設ける超音波
センサS6は、通常、刈取装置の先端付近の分草具8に
取り付けられるが、取付の構造上から分草具8の最先端
部よりも若干後方に取り付けられる。このため、特にコ
ンバイン1を増速する場合には、超音波センサS6が対
地高さの低下を検出してから刈取装置6を制御するので
は分草具8の最先端部が圃場地面に衝突したあとに上昇
制御することになり、分草具8などの突入を回避できな
い危険性がある。しかし、本発明の実施の形態によれ
ば、まず、コンバイン1の増速を検出した時点で刈取装
置6を上昇しておき、1m走行する間に対地接近がない
かチェックするので、コンバイン1を増速した場合でも
刈取装置6を圃場地面に突入させる危険を防止できる。
【0038】圃場地面の起伏やパワステレバーの急激な
操作により刈取装置が地面に急接近したときの刈取装置
の地面突入を防止するための制御のフローの変形例を図
7に示す。
【0039】図7に示す例においても、上述の図6の例
と同様に刈取装置6に対地高さを検出する超音波センサ
S6を備え、オペレータが刈取装置6の高さを手動で設
定し、自動高さ設定スイッチを投入して前部穀稈センサ
S1および後部穀稈センサS2が穀稈の搬送を検出した
時点の超音波センサS6の検出高さを刈高さ基準値とし
て設定し、かつ、刈高さ基準値からたとえば1cm引い
た値を刈高さ下限値として設定する。
【0040】図7に示すように車速がゼロでなく、超音
波センサS6の検出値が刈高さ下限値以下であれば、刈
高さ下限フラグONをチェックし、ONでなければ、現
在の車速値を記憶し、車速減速目標値を算出し、刈高さ
下限フラグをONにし、車速と減速目標値と比較して、
車速が減速目標値以下でなければ車速減少を出力し、次
いで刈高さ上昇を出力してリターンする。
【0041】車速がゼロでなく超音波センサS6の検出
値が刈高さ下限値以下であり、刈高さ下限フラグONを
チェックして、YESであれば車速と減速目標値と比較
して車速が減速目標値以下でなければ車速減少を出力
し、次いで刈高さ上昇を出力してリターンする。車速と
減速目標値と比較して車速が減速目標値以下であれば刈
高さ上昇を出力してリターンする。
【0042】車速がゼロでなく、超音波センサS6の検
出値が刈高さ下限値以下でなければ、刈高さ下限フラグ
をOFFにしてリターンする。
【0043】図7に示す例によれば、刈取装置6の刈高
さおよび走行車速を自動制御できるコンバイン1におい
て、刈高さが下限値以下と検出されたときに、まず車速
を減速し、次いで刈取装置を上昇させるように作動する
から圃場地面の起伏、オペレータの誤操作などによる刈
取装置の急降下があっても刈取装置6を圃場地面に突入
することがない。
【0044】畦際制御可能なコンバイン1において、刈
取装置6が圃場の畦際に到達して枕地の刈取りに移る際
には、刈取装置6の先端にある分草具8を枕地に衝突さ
せないために刈取装置6を上昇させるが、このため圃場
に植立する穀稈は高刈りとなり、刈取装置6から脱穀装
置15に搬送される穀稈は短稈となる。短稈は脱穀装置
15において扱残しを発生しやすく、穀粒の回収効率が
低下しやすいという問題がある。
【0045】圃場の畦際で刈取りした短稈からの穀粒収
穫をしやすくしたコンバイン1の制御のフローを図8に
示す。図8において、図示しない脱穀スイッチがONで
あり、コンバイン1が走行して車速がゼロでなく、図示
しない畦際スイッチがONであり、短稈を検出して短稈
センサS3がOFFであり、前部穀稈センサS1がOF
Fであり、後部穀稈センサS2がOFFであり、短稈フ
ラグONをチェックしてNOであれば、短稈フラグをセ
ットし、30cm走行カウントを開始し、次いで30c
m走行をチェックしてNOであれば30cmカウンタを
「−1」にセットしてリターンする。
【0046】脱穀スイッチがONであり、コンバイン1
が走行して車速がゼロでなく、畦際スイッチがONであ
り、短稈を検出して短稈センサS3がOFFであり、前
部穀稈センサS1がOFFであり、後部穀稈センサS2
がOFFであり、短稈フラグONをチェックしてYES
あれば、30cm走行をチェックしてNOであれば30
cmカウンタを「−1」にセットしてリターンする。
【0047】脱穀スイッチがONであり、コンバイン1
が走行して車速がゼロでなく、畦際スイッチがONであ
り、短稈を検出して短稈センサS3がOFFであり、前
部穀稈センサS1がOFFであり、後部穀稈センサS2
がOFFであり、短稈フラグONをチェックしてYES
あれば、さらに30cm走行をチェックしてYESであ
るとき、エンジン回転数を下げることによりフィードチ
ェン14を減速してリターンする。
【0048】脱穀スイッチがOFFであり、コンバイン
1が停止して車速がゼロであり、畦際スイッチがOFF
であり、短稈が検出されず短稈センサS3がONであ
り、前部穀稈センサS1がONであり、あるいは後部穀
稈センサS2がONであれば、いずれの場合も直ちにリ
ターンする。
【0049】図8に示す例では、畦際制御可能なコンバ
イン1において、畦際制御域に入って刈取装置6が上昇
して高刈を開始し、高刈りに伴い刈り取られた穀稈は短
稈となり、短稈センサS3が短稈を検出してOFFとな
り、次いで前部搬送装置22内の短稈の搬送を終わり、
前部穀稈センサS1および後部穀稈センサS2がOFF
となる。穀稈センサS1およびS2がOFFとなってか
らコンバイン1が30cm走行すれば、この時点で短稈
がすべて脱穀装置15に搬送されたと判断し、フィード
チェン14の搬送速度を低下させるように作動するの
で、畦際で高刈りされた短稈は脱穀装置15内を低速で
搬送され、したがって短稈は脱穀装置内に長時間滞留で
きるので、脱穀装置15の扱胴で十分な扱作用を受けて
脱穀されることになり、扱残しを減少し穀粒の回収効率
を向上するという優れた効果が得られる。
【0050】圃場地面の部分的な陥没または突起などに
より、刈高さ制御が不安定になることを防止する制御の
フローを図9に示す。図9における刈取装置6の対地高
さを検出する超音波センサS6の検出出力は、図9に示
す制御のフローにより処理されて刈取装置6の自動高さ
調節の制御信号として用いられる。図9に示すように、
まず、超音波センサS6の検出値(以下「センサ値」と
称する)を読み込む。次いで、センサ値が10cmと3
0cmとの間にあれば、センサ値の平均値をチェック
し、センサ平均値がゼロであれば現在のセンサ値を出力
用にセットし、判定走行距離30cm分をセットして対
地高さ平均値を算出しリターンする。
【0051】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
センサ値が10cmと30cmとの間にあればセンサ値
の平均値をチェックし、センサ平均値がゼロよりも大で
あれば現在のセンサ値と平均値の差の絶対値を求めて出
力用値とし、出力用値が3cmより小であれば判定走行
距離30cm分をセットし、対地高さ平均値を算出しリ
ターンする。
【0052】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
センサ値が10cmと30cmとの間にあればセンサ値
の平均値をチェックし、センサ平均値がゼロよりも大で
あれば現在のセンサ値と平均値の差の絶対値を求めて出
力用値とし、出力用値が3cmより大であっても、走行
距離をチェックして30cmでなければリターンする。
【0053】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
センサ値が10cmと30cmとの間にあればセンサ値
の平均値をチェックし、センサ平均値がゼロよりも大で
あれば現在のセンサ値と平均値の差の絶対値を求めて出
力用値とし、出力用値が3cmより大であって、走行距
離をチェックして30cmであれば刈取装置6の上下出
力をセットし、対地高さ平均値をクリアしリターンす
る。
【0054】図9に示す本例は、刈取装置6に超音波セ
ンサS6を設置して対地高さを検出し、刈取装置6の刈
高さを自動制御するコンバイン1において、前部および
後部穀稈センサS1およびS2がONになり、刈取り作
業が開始されてから対地高さの平均値を逐一算出し、各
々制御対象となるデータと比較して3cm以上の差が発
生したときは、コンバイン1が30cm走行する間は刈
取装置6の上下出力を中断して監視する。コンバイン1
が30cm走行しても、なおその状態が続いている場合
には、その値(3cm以上の差をもたらした対地高さ)
にしたがって刈取装置6を上下制御し、30cm走行後
にその状態が持続していない(対地高さが3cm以上の
差をもたらさない)ときには、刈取装置6の上下出力を
行わない。
【0055】圃場地面は足跡などによる部分的陥没ある
いは泥の塊などによる部分的突起の存在が避けられない
ので、超音波センサS6の検出出力を対地高さとし、そ
のまま刈取装置6の上下制御を行うと、不要な刈取装置
6の上下制御を行うことになり、不安定な刈取装置6の
上下動により、刈取り作業および脱穀作業に問題が発生
すると共に刈取装置6の構造部材や上下駆動アクチュエ
ータ13aなどに無理な力を及ぼして故障や破損するこ
とがあるが、本例によれば、刈取装置6の不要な上下制
御を行うことがなくなり、安定な刈取装置6の上下制御
を行うことができる。
【0056】パルス制御を行う刈取装置の上下制御にお
ける安定性と追従性を改善するための例を図10ないし
図12に示す。図10は本例の制御のフローを示す図で
あり、図11は刈取装置上下パルス制御のパルス−時間
説明図であり、図12はパルスオフタイムと対地高さ基
準値の偏差の関係を示す線図である。
【0057】刈取装置6の対地高さを検出する超音波セ
ンサS6の検出出力は、図10に示す制御のフローによ
り処理されて刈取装置6の上下自動制御信号として用い
られる。すなわち、コンバイン1の刈取装置6には超音
波センサS6を設けて対地高さを検出し、刈取り作業開
始時の対地高さを基準値に設定して、刈取り作業中の対
地高さと基準値との偏差により刈取装置6を上下駆動す
るパルス制御のオフタイムを変化させる構成である。
【0058】図10に示すように、まず、超音波センサ
S6の検出値を読み込む。次いで、コンバイン1の走行
距離をチェックして30cm走行するまではセンサ値を
サンプリングしてリターンする。
【0059】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
コンバイン1の走行距離をチェックして30cm走行し
ていれば、サンプリング値の平均値を算出しさらに基準
値との偏差を算出して、偏差が10mm以下であれば1
0mmに以下に対応するオフタイムを算出し、刈取り上
下出力オフタイムをセットして30cm走行カウンタを
セットリターンする。
【0060】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
コンバイン1の走行距離をチェックして30cm走行し
ていれば、サンプリング値の平均値を算出しさらに基準
値との偏差を算出し、偏差が10mmを超えており、か
つ30mm以下であれば、30mm以下に対応するオフ
タイムを算出し、刈取り上下出力オフタイムをセットし
て、30cm走行カウンタをセットしリターンする。
【0061】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
コンバイン1の走行距離をチェックして30cm走行し
ていれば、サンプリング値の平均値を算出しさらに基準
値との偏差を算出し、偏差が10mmを超えており、か
つ30mmも超えていれば、70mm以下に対応するオ
フタイムを算出し、刈取り上下出力オフタイムをセット
して、30cm走行カウンタをセットしリターンする。
【0062】図11は刈取装置上下パルス制御のパルス
−時間説明図であり、横軸は時間軸であり、縦軸はパル
スを表示する。本例ではパルスオンタイムに刈取装置6
の上下駆動が行われ、パルスオフタイムには刈取装置6
の上下駆動が行われない構成である。
【0063】図12はパルスオフタイムと対地高さ基準
値の偏差の関係を示す線図である。本例では図12に示
すように、対地高さと基準値の偏差が小であればパルス
オフタイムが長く、対地高さと基準値の偏差が大であれ
ばパルスオフタイムが短く、パルスオフタイムは対地高
さと基準値の偏差に反比例してほぼ直線的に変化する構
成を特徴とする。
【0064】本例によれば、コンバイン1が30cm走
向する間の対地高さをサンプリングし、サンプリング値
を平均して平均値と基準値との偏差を算出し、偏差が大
きい場合にはオフタイムを小にして刈取装置6の上下位
置の変更を素早く行い、また、偏差が小さい場合にはオ
フタイムを大にして刈取装置6の上下位置の変更を緩や
かに動作させることができるので、偏差が大の場合には
刈高さの追従性が良好になると共に、偏差が小の場合に
は頻繁な刈高さの変更制御が軽減され、ハンチングなど
刈取装置6の上下制御の振動的動作が極小になる。
【0065】図13に示す例は、刈取装置6の上下制御
において追従性を向上すると圃場地面の小さな凸凹に反
応して刈取装置6の上下動作が頻繁になりすぎることを
防ぐものである。
【0066】刈取装置6の対地高さを検出する超音波セ
ンサS6の検出出力は、図13に示す制御のフローによ
り処理され、刈取装置6の自動高さ制御信号として用い
られる。すなわち、コンバイン1の刈取装置6には超音
波センサS6を設けて対地高さを検出し、刈取り作業開
始時の対地高さを基準値に設定し、刈取り作業中の対地
高さと基準値との偏差の変化の傾向により刈取装置6を
上下駆動制御する構成を備えたものである。
【0067】図13に示すように、まず、超音波センサ
S6の検出値を読み込む。次いで、コンバイン1の走行
距離をチェックして30cm走行するまではセンサ値を
サンプリングしてリターンする。
【0068】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
コンバイン1の走行距離をチェックして30cm走行し
ていれば、サンプリング値の平均値を算出し、基準値と
の偏差を算出し、さらに前回の記憶値の有無をチェック
して記憶値がなければ前回の記憶値として今回の偏差値
を記憶し、30cm走行カウンタをセットしてリターン
する。
【0069】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
コンバイン1の走行距離をチェックして30cm走行し
ていれば、サンプリング値の平均値を算出し、基準値と
の偏差を算出し、さらに前回の記憶値の有無をチェック
して記憶値があれば、次ぎに今回値と前回値を比較して
今回値が大であれば、刈取装置下げの出力をセットし、
前回の記憶値として今回の偏差値を記憶し、30cm走
行カウンタをセットしてリターンする。
【0070】超音波センサS6のセンサ値を読み込み、
コンバイン1の走行距離をチェックして30cm走行し
ていれば、サンプリング値の平均値を算出し、基準値と
の偏差を算出し、さらに前回の記憶値の有無をチェック
して記憶値があれば、次ぎに今回値と前回値を比較して
今回値が小であれば、刈取装置上げの出力をセットし、
前回の記憶値として今回の偏差値を記憶し、30cm走
行カウンタをセットしてリターンする。
【0071】本例によれば、コンバイン1が30cm走
向する間の対地高さをサンプリングし、平均して、基準
値と比較して偏差を算出し、この今回の偏差値と、前回
の偏差値を記憶した値とを比較して、今回値が大であれ
ば刈取装置6の対地高さは増加傾向にあるので刈取装置
高さを下降する制御を行い、反対に、今回値が小であれ
ば刈取装置6の対地高さは減少傾向にあるので、刈取装
置高さを上昇する制御を行うように作用する。したがっ
て、本例は個々の対地高さのセンサ値により直接に制御
する場合に比べれば、コンバイン1が30cm走向する
間の対地高さの平均値により制御する場合に比べても格
段に安定した制御を行い、刈取装置の不必要な上下動作
を軽減できるという極めて優れた効果が得られる。
【0072】なお、上述の本発明の実施の形態の各例に
おいて、刈取装置6の対地高さ検出手段として超音波セ
ンサS6を用いる例を示したが、対地高さを検出できる
手段であれば超音波センサに限定されない。
【0073】また、上述の本発明の実施の形態の各例に
おいて示した走行距離、刈高さなどの数値は、説明のた
めに例として示したものであり、本発明はこれらの数値
に限定されるものではない。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、コンバインの車速が増
速した時点で刈取装置を所定値だけ上昇する制御を行う
構成としたので、刈取装置の最先端部を圃場地面に突入
させることがなく回避でき、衝突の危険防止、機器構造
の破損防止が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行う
コンバインの側面を示す図である。
【図2】 図1のコンバインの内部の刈取装置、脱穀装
置の一部を示す側面略図である。
【図3】 図1のコンバインの内部の刈取装置、脱穀装
置の一部を示す平面略図である。
【図4】 図1のコンバインの側面図においてセンサお
よびアクチュエータの配置を示す概略図である。
【図5】 本発明の実施の形態の制御装置の回路のブロ
ック図である。
【図6】 本発明の実施の形態の制御のフローを示す図
である。
【図7】 本発明の実施の形態の第一変形例の制御のフ
ローを示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態の第二変形例の制御のフ
ローを示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態の第三変形例の制御のフ
ローを示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態の第四変形例の制御の
フローを示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態の第四変形例の刈取装
置上下パルス制御のパルス−時間説明図である。
【図12】 本発明の実施の形態の第四変形例のパルス
オフタイムと対地高さ基準値の偏差の関係を示す線図で
ある。
【図13】 本発明の実施の形態の第五変形例の制御の
フローを示す図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 車体フレーム 3 走行装置 4 クローラ 5 走行トランスミッション装置 6 刈取装置 7 刈取装置支持台 8 分草具 9 穀稈引起し装置 11 刈刃 13 刈取装置支持フレーム 13a 刈取上下ア
クチュエータ 14 フィードチェン 15 脱穀装置 16 グレンタンク 17 オーガ 19 キャビン 20 操縦席 20a パワステレバー 21 掻込搬送装置 21a 掻込輪体 21b 掻込無端帯 22 前部搬送装置 22a 株元搬送チ
ェン 22b 穂先ラグ 26 扱深さ調節装
置 30 供給調節装置 100 制御装置 S1 前部穀稈センサ S2 後部穀稈セン
サ S3 短稈センサ S4 車速センサ S5 位置検出センサ S6 超音波センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置に車速検出手段と、刈取装置の
    対地高さを検出する対地高さ検出手段と、車速の増速が
    検出された場合には、刈取装置の高さを基準設定値より
    も所定値だけ上昇させる制御装置とを備えたことを特徴
    とするコンバイン。
JP16494298A 1998-06-12 1998-06-12 コンバイン Pending JPH11346525A (ja)

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JP16494298A JPH11346525A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 コンバイン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095286A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Kubota Corp 刈取収穫機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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