JP2508746B2 - コンバインにおける刈高さ制御装置 - Google Patents

コンバインにおける刈高さ制御装置

Info

Publication number
JP2508746B2
JP2508746B2 JP62209835A JP20983587A JP2508746B2 JP 2508746 B2 JP2508746 B2 JP 2508746B2 JP 62209835 A JP62209835 A JP 62209835A JP 20983587 A JP20983587 A JP 20983587A JP 2508746 B2 JP2508746 B2 JP 2508746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
ultrasonic sensor
solenoid valve
cutting height
vehicle speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62209835A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6451019A (en
Inventor
弘喜 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority to JP62209835A priority Critical patent/JP2508746B2/ja
Publication of JPS6451019A publication Critical patent/JPS6451019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508746B2 publication Critical patent/JP2508746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンバインにおける刈高さ制御装置に係る
ものである。
(従来技術) 従来公知の、特公昭58−26933号公報には、コンバイ
ンの刈取部に、地面よりの高さを検出する超音波センサ
ーを設けて刈取部の上げまたは下げの調節を行なうが、
小さい凹凸で上下調節を行なうと上下が頻繁になり過ぎ
ることから、該超音波センサーが一定時間持続して検出
したときのみ上げまたは下げの信号を出すようにし、か
つ走行速度が大のときは遅延時間を短かくし、走行速度
が小になるときは遅延時間を長くした装置について記載
されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、公知の超音波センサーによる上下調節機構に
は、つぎのような問題がある。即ち、超音波センサーが
例えば凹部を一定時間持続して検出したとき信号を出す
構成だから、該超音波センサーは一定時間は連続して出
力する構成にしなけねばならないし、一定時間連続して
超音波センサーを出力させ続けると、その間の小さい凹
凸を必ず拾うから、正確な制御ができないという問題が
ある。
そこで、本発明は、「一発制御」といって、超音波セ
ンサーによる検出は、一定周期毎に単発的に出力し、そ
のときの出力が、同一出力が複数回続いたときは一回だ
け信号を出して、制御するようにしたものである。そう
すると、一定時間連続して超音波センサーを出力させな
いから制御出力を少なくでき、小さい凹凸は拾わないか
ら、正確な制御ができるようになる。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、機体フレーム1の下部に走行装置
2を設け、前記機体フレーム1の上方に自動送込式脱穀
装置3を設け、前記機体フレーム1の前方に上下動自在
の刈取部5を設け、前記機体フレーム1には車速センサ
ー18を前記刈取部5には地上高を検出する超音波センサ
ー12を夫々設け、該超音波センサー12は一定周期毎に地
面に向けて超音波を発信する構成にし、所望の位置に上
げソレノイドバルブ21と下げソレノイドバルブ22と刈高
さ自動コントローラー20とを設け、前記車速センサー18
と前記超音波センサー12と前記上げソレノイドバルブ21
と前記下げソレノイドバルブ22とを、前記車速センサー
18における機体進行速度検知が一定速度以上のときは前
記超音波センサー12の上げまたは下げ出力に応じて刈高
さを制御するが、前記車速センサー18における機体進行
速度検知が一定速度以下のときは前記超音波センサー12
の上げまたは下げ出力が同一方向に複数回連続したとき
1回だけ信号を出して前記刈取部5の刈高さを制御する
よう互いを連結したコンバインにおける刈高さ制御装置
としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、機体フレ
ーム1の下部にクローラーの如き走行装置2を設け、機
体フレーム1の上方に自動送込式脱穀装置3を設ける。
4はカッター部である。機体フレーム1の前方には上下
動自在の刈取部5を設ける。6は自動送込式脱穀装置3
の側部に設けた揚穀部7により揚穀された籾米を貯留す
る貯留タンク、8は機体フレーム1の前側に設けた運転
席である。前記刈取部5の最前端には分草体9を設け、
分草体9の後方に引起装置10を設け、引起装置10の下部
後方の刈刃11を設ける。
第2図はブロック図で、12は地面に向けて超音波を発
信し刈取部の地上高さを検知して上げ出力かまたは下げ
出力を送出して調節する超音波センサー、13は自動刈高
さスイッチ、14は脱穀スイッチ、15は対地高さを検出し
て突っ込みを防止する接地センサー、16はポジションセ
ンサー、17は刈高さセットダイヤル、18は機体フレーム
1の車速を検出する車速センサー、19は刈取った穀稈の
有無を検出する穀稈有無センサー、20は刈高さ自動コン
トローラー、21は上げソレノイドバルブ、22は下げソレ
ノイドバルブである。
前記車速センサー18と前記超音波センサー12と前記上
げソレノイドバルブ21と前記下げソレノイドバルブ22と
は、前記車速センサー18における機体進行速度検知が一
定速度以上のときは、前記超音波センサー12の上げまた
は下げ出力に応じて刈高さを制御するように互いを連結
する。前記車速センサー18における機体進行速度検知が
一定速度以下のときは、前記超音波センサー12の上げま
たは下げ出力が同一方向に複数回連続してたとき1回だ
け信号を出して前記刈取部5の刈高さを制御するよう互
いを連結する。
(作用) 次に作用を述べる。
作業開始に先立ち、自動刈高さスイッチ13をオンに
し、刈高さセットダイヤル17を操作して刈高さをセット
し、脱穀スイッチ14をオンにして自動送込式脱穀装置3
を運転し、この状態で前進すると分草体9で穀稈の根部
を刈取り、穀稈有無センサー19で刈取った穀稈の有無を
検出する(第3図フロー図参照)。
しかして、穀稈センサー19が穀稈の有ることを検出し
て「YES」のときは、超音波センサー12が、一定周期で
超音波を地面に向けて発信して、その受信迄の時間を持
って刈取高さを自動調節するが、そのとき測定した刈取
高さが、刈高さセットダイヤル17でセットした基準に達
して「YES」のときは、車速センサー18で車速を検出す
る。
そして、車速センサー18により検出された車速が一定
値以上のときは、迅速に調節して刈取部5が凸部に突っ
込まないよう、一定周期の超音波センサー12の出力要請
に基ずき、連続して上げソレノイドバルブ21または下げ
ソレノイドバルブ22により上下調節を行なう。
しかし、車速が一定以下のときは、超音波センサー12
より同一方向の出力要請が複数回連続してあったときは
1回のみ出力要請し、上げソレノイドバルブ21または下
げソレノイドバルブ22を1回だけ制御する。例えば、下
げ出力要請が2回連続してあれば、下げソレノイドバル
ブ22を1回だけ作動させて下げる制御をして、コンバイ
ンの刈取部の刈高さ制御をする。したがって、遅い速度
のとき足跡のような凹部を拾って、刈取部を不必要に下
げてしまって地面に突っ込んだり、切株のような凸部を
忠実に拾って上げソレノイドバルブを調節して、頻繁に
調節するようなことはなくなる。
(効果) 前記公知の、特公昭58−26933号公報に記載されたも
のは、その超音波センサーは、例えば凹部を一定時間持
続して検出したとき信号を出す構成としているから、超
音波を一定時間連続して出力する構成にしなけねばなら
ないばかりでなく、一定時間連続して超音波センサーを
出力させると、その間に小さい凹凸を必ず拾うから、正
確な制御ができないという問題がある。
しかるに、本発明は、機体フレーム1の下部に走行装
置2を設け、前記機体フレーム1の上方に自動送込式脱
穀装置3を設け、前記機体フレーム1の前方に上下動自
在の刈取部5を設け、前記機体フレーム1には車速セン
サー18を前記刈取部5には地上高を検出する超音波セン
サー12を夫々設け、該超音波センサー12は一定周期毎に
地面に向けて超音波を発信する構成にし、所望の位置に
上げソレノイドバルブ21と下げソレノイドバルブ22と刈
高さ自動コントローラー20とを設け、前記車速センサー
18と前記超音波センサー12と前記上げソレノイドバルブ
21と前記下げソレノイドバルブ22とを、前記車速センサ
ー18における機体進行速度検知が一定速度以上のときは
前記超音波センサー12の上げまたは下げ出力に応じて刈
高さを制御するが、前記車速センサー18における機体進
行速度検知が一定速度以下のときは前記超音波センサー
12の上げまたは下げ出力が同一方向に複数回連続したと
き1回だけ信号を出して前記刈取部5の刈高さを制御す
るよう互いを連結したコンバインにおける刈高さ制御装
置としたものであるから、超音波センサー12は一定周期
毎に地面に向けて超音波を発信する構成であるので、前
記公知例のように一定時間連続して出力するものに比し
て、問題にならない程少ない出力ですませられ、車速セ
ンサー18における機体進行速度検知が一定速度以上のと
きは超音波センサー12の上げまたは下げ出力に応じて刈
高さを制御するので迅速に調節できるから刈取部5が凸
部に突っ込んで破損するようなことは防止でき、車速セ
ンサー18における機体進行速度検知が一定速度以下のと
きは超音波センサー12の上げまたは下げ出力が同一方向
に複数回連続したときだけ1回信号を出して前記刈取部
5の刈高さを制御するから、一発制御ができる。そし
て、超音波センサー12は一定周期毎に地面に向けて超音
波を発信する構成のため、機体進行速度が遅いときで
も、小さな凹凸は比較的拾わないので、安定して刈取で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの側面図、第2図はブロック図、第
3図はフロー図である。 符号の説明 1……機体フレーム、2……走行装置、3……自動送込
式脱穀装置、4……カッター部、5……刈取部、6……
貯留タンク、7……揚穀部、8……運転席、9……分草
体、10……引起装置、11……刈刃、12……超音波センサ
ー、13……自動刈高さスイッチ、14……脱穀スイッチ、
15……接地センサー、16……ポジションセンサー、17…
…刈高さセットダイヤル、18……車速センサー、19……
穀稈有無センサー、20……刈高さ自動コントローラー、
21……上げソレノイドバルブ、22……下げソレノイドバ
ルブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体フレーム1の下部に走行装置2を設
    け、前記機体フレーム1の上方に自動送込式脱穀装置3
    を設け、前記機体フレーム1の前方に上下動自在の刈取
    部5を設け、前記機体フレーム1には車速センサー18を
    前記刈取部5には地上高を検出する超音波センサー12を
    夫々設け、該超音波センサー12は一定周期毎に地面に向
    けて超音波を発信する構成にし、所望の位置に上げソレ
    ノイドバルブ21と下げソレノイドバルブ22と刈高さ自動
    コントローラー20とを設け、前記車速センサー18と前記
    超音波センサー12と前記上げソレノイドバルブ21と前記
    下げソレノイドバルブ22とを、前記車速センサー18にお
    ける機体進行速度検知が一定速度以上のときは前記超音
    波センサー12の上げまたは下げ出力に応じて刈高さを制
    御するが、前記車速センサー18における機体進行速度検
    知が一定速度以下のときは前記超音波センサー12の上げ
    または下げ出力が同一方向に複数回連続したとき1回だ
    け信号を出して前記刈取部5の刈高さを制御するよう互
    いを連結したコンバインにおける刈高さ制御装置。
JP62209835A 1987-08-24 1987-08-24 コンバインにおける刈高さ制御装置 Expired - Lifetime JP2508746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62209835A JP2508746B2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 コンバインにおける刈高さ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62209835A JP2508746B2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 コンバインにおける刈高さ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6451019A JPS6451019A (en) 1989-02-27
JP2508746B2 true JP2508746B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=16579408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62209835A Expired - Lifetime JP2508746B2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 コンバインにおける刈高さ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508746B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108040579A (zh) * 2017-12-20 2018-05-18 广西柳工农业机械股份有限公司 一种智能收割控制系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442618U (ja) * 1977-08-30 1979-03-23
JPS5826933A (ja) * 1981-08-07 1983-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6451019A (en) 1989-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2508746B2 (ja) コンバインにおける刈高さ制御装置
JP6345621B2 (ja) コンバインのための刈高さ制御システム
JPS6356763B2 (ja)
JP2656961B2 (ja) コンバインにおける刈取前処理装置の制御装置
JP3541150B2 (ja) 作業車の昇降制御装置
JP3057699B2 (ja) コンバインの刈高制御装置
JP3583038B2 (ja) 作業車の昇降制御装置
JP3669126B2 (ja) 刈取り収穫機における刈高さ制御装置
JPH0215169B2 (ja)
JP3580745B2 (ja) 刈取収穫機の刈取昇降制御装置
JP2855680B2 (ja) コンバインの刈高制御装置
JP3142228B2 (ja) 刈取り収穫機
JP2955439B2 (ja) 刈取収穫機の刈高さ制御装置
JP2023033981A (ja) 収穫機械の制御方法、収穫機械用制御プログラム、収穫機械用制御システム及び収穫機械
JPH0127624Y2 (ja)
JPS6345136Y2 (ja)
JP2965485B2 (ja) コンバインにおける扱深さ自動制御装置
JP3131983B2 (ja) 刈取装置
JPH055847Y2 (ja)
JPS6146084B2 (ja)
JPH0135128Y2 (ja)
JPH11346525A (ja) コンバイン
JP2823776B2 (ja) 刈取収穫機
JPH01179614A (ja) コンバインの刈高さ制御装置
JPH0556706A (ja) コンバインにおける自動操向制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 12