JPH1134647A - 自動車用冷暖房システム - Google Patents

自動車用冷暖房システム

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JPH1134647A
JPH1134647A JP9190205A JP19020597A JPH1134647A JP H1134647 A JPH1134647 A JP H1134647A JP 9190205 A JP9190205 A JP 9190205A JP 19020597 A JP19020597 A JP 19020597A JP H1134647 A JPH1134647 A JP H1134647A
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JP
Japan
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cooling
temperature
heating
engine
peltier element
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JP9190205A
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English (en)
Inventor
Akira Yoshino
明 吉野
Takashi Yokoyama
敬志 横山
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Daido Hoxan Inc
Original Assignee
Daido Hoxan Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】夏期日中や冬期日中等に、エンジンを停止した
状態で自動車を屋外に長時間放置しておいた場合にも、
車室内が高温になりすぎたり、低温になりすぎたりする
ことがないように車室内の温度を調節することのできる
自動車用冷暖房システムを提供する。 【解決手段】自動車に取り付けられる冷暖房システムで
あって、ペルチェ素子7と、これを作動させる太陽電池
モジュール6と、車室内の温度を検出する温度検出器を
備えている。そして、エンジン停止中に、太陽電池モジ
ュール6により発電した電力でペルチェ素子7を作動さ
せるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン停止中
に、太陽電池を利用して車室内を冷暖房する自動車用冷
暖房システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、乗用車等の各種自動車にはエアコ
ン(空気調和機)が搭載されている。このエアコンは、
自動車に取り付けたバッテリーを電源としており、走行
中等に運転者が作動スイッチをオン操作すると、作動す
るようになっている。そして、この作動により、車内に
冷気や暖気を送り込み、車内の温度を調節するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
エアコンは、走行終了後等に自動車のエンジンを停止さ
せた(エンジンキーを抜いた)状態にすると、作動しな
いため、夏期日中等にエンジンを停止させた状態にして
屋外に長時間放置しておく場合には、車室内の温度が上
昇し続けて100℃以上もの高温に達することがある。
このように、車室内の温度が高温になりすぎた状態で自
動車を運転すると、運転者等は非常な不快感を感じる。
場合によっては、車室内に少ししか入っていることがで
きず、運転不可能な場合もある。この場合には、車室内
に入り、すぐにエンジンの始動,エアコンの作動を行っ
てから車室外に出て、車室内の温度が運転可能な温度に
なるまで待つのが普通であるが、車室内の温度が運転可
能な温度になるまでに長時間を要する。そこで、夏期日
中や冬期日中等に、エンジンを停止した状態で自動車を
屋外に長時間放置しておいた場合にも、車室内が高温に
なりすぎたり、低温になりすぎたりすることがないよう
に車室内の温度を調節することのできる自動車用冷暖房
システムの提供が強く要望されている。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、夏期日中や冬期日中等に、エンジンを停止した
状態で自動車を屋外に長時間放置しておいた場合にも、
車室内が高温になりすぎたり、低温になりすぎたりする
ことがないように車室内の温度を調節することのできる
自動車用冷暖房システムの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の自動車用冷暖房システムは、自動車に取り
付けられる冷暖房システムであって、冷暖房手段と、こ
れを作動させる太陽電池と、車室内の温度を検出する温
度検出手段を備え、エンジン停止中に、太陽電池により
発電した電力で、上記温度検出手段の検出信号にもとづ
き冷暖房手段を冷房または暖房作動させるようにしたと
いう構成をとる。
【0006】すなわち、本発明の自動車用冷暖房システ
ムは、冷暖房手段と、これを作動させる太陽電池と、車
室内の温度を検出する温度検出手段を備えている。そし
て、エンジン停止中に、太陽電池により発電した電力
で、上記温度検出手段の検出信号にもとづき冷暖房手段
を冷房または暖房作動させるようにしている。したがっ
て、夏期日中や冬期日中等に、エンジンを停止した状態
で自動車を屋外に長時間放置しておいた場合に、車室内
の温度が高温になり、または、低温になると、これを温
度検出手段で検出し、この検出信号にもとづき冷暖房手
段を冷房または暖房作動させる。すなわち、夏期日中
に、エンジンを停止した状態で自動車を屋外に長時間放
置しておいたために、車室内が高温になった場合には、
これを温度検出手段で検出して冷暖房手段を冷房作動さ
せ、これにより、車室内を冷房して温度調節する。一
方、冬期日中に、エンジンを停止した状態で自動車を屋
外に長時間放置しておいたために、車室内が低温になっ
た場合には、これを温度検出手段で検出して冷暖房手段
を暖房作動させ、これにより、車室内を暖房して温度調
節する。したがって、夏期日中や冬期日中等に、エンジ
ンを停止した状態で自動車を屋外に長時間放置しておい
た場合にも、自動車のエンジンをかけることなく、自動
的に車室内の温度を調節することができ、車室内の温度
が高温になりすぎたり、低温になりすぎたりするのを防
ぐことができる。
【0007】また、本発明において、上記冷暖房手段が
ペルチェ素子である場合には、このペルチェ素子をエア
コンの代替品として、もしくは、その補助品として自動
車の冷暖房に利用することができる。このペルチェ素子
は、これを通る直流電流の向きを切り換えることにより
発熱状態と冷熱状態とに切り換えることができるという
性質を有している。このため、この性質を利用し、車室
内を暖房したいときには、太陽電池で発電した電力をペ
ルチェ素子に供給して発熱状態にし、冷房したいときに
は、ペルチェ素子に供給する上記電力の極性を暖房時の
逆にしてペルチェ素子を冷熱状態にし、これにより、車
室内の冷暖房を行うことができる。このように、ペルチ
ェ素子を利用すると、これに供給する電力の極性を変え
るだけで冷房と暖房を行うことができ、小形で、フロン
ガスを使用しない冷暖房手段が得られる。また、可動部
分がなく、静かで、簡単構造で、長寿命であり、メンテ
ナンスも容易である。また、本発明において、上記冷暖
房手段が空気調和機(エアコン)である場合には、走行
中に冷暖房手段として利用するエアコンを利用すること
ができ、太陽電池を設置する費用,スペース等があれ
ば、簡単に設置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】図1および図2は本発明の自動車用冷暖房
システムの一実施の形態を用いた乗用車を示している。
これらの図において、1は乗用車であり、その屋根2上
に取り付けられた取付け枠4上に、上面に太陽電池モジ
ュール6が載置,固定された平板状の載置台5が取り付
けられている。この載置台5は、その前後両側部分5a
(乗用車1の進行方向に対して直交する両側部分)が湾
曲状に折り曲げられており、中央の平板状部分5bに上
記太陽電池モジュール6が載置,固定されている。
【0010】7は平板状体に作製されたペルチェ素子で
あり、この実施の形態では、図3に示すように、5枚の
ペルチェ素子7が乗用車1の天井面近傍(屋根2下)に
並列状に配設され,固定されている。このペルチェ素子
7は、直流電流で動作し、電流の流れる方向を切り換え
ることにより、加熱させたり、冷却させたりすることが
できる。すなわち、上記電流を一方向に流すと、一側面
が発熱面(加熱面)になるとともに他側面が吸熱面(冷
却面)になり、電流を他方向に流すと、一側面が吸熱面
(冷却面)になるとともに他側面が発熱面(加熱面)に
なるという性質がある。このようなペルチェ素子7とし
ては、ペルチェ・モジュール(サーモテック社製)、電
子冷凍素子MIシリーズ,SPシリーズ,DTシリーズ
(ラサ工業社販売)、サーモ・モジュール,電子冷熱プ
レート(コマツエレクトロニクス社製)、サーモモジュ
ール(熱電子工業販売)、ペルチェ・モジュール(フジ
タカ社製)等が用いられる。このようなペルチェ素子7
は、乗用車1のインストルメントパネル3に取り付けた
サーミスタ等の温度検出器,極性切替器,オン・オフス
イッチ(ともに図示せず)の作動により、ペルチェ素子
7の下面(車室内側に向いている面)を加熱する「暖
房」と、下面を冷却する「冷房」と、加熱,冷却を行わ
ない「オフ」とに切り換えられるようになっている。例
えば、車室内の温度を10〜15℃の範囲内に設定した
い場合には、車室内の温度が15℃を上回ると、これを
温度検出器が検出し、この検出信号にもとづき極性切替
器を作動させてペルチェ素子7を「冷房(冷房温度を−
10℃に設定している)」にし、車室内の温度を15℃
以下に戻し、車室内の温度が10℃を下回ると、これを
温度検出器が検出し、この検出信号にもとづき極性切替
器を作動させてペルチェ素子7を「暖房(暖房温度を+
25℃に設定している)」にし、車室内の温度を10℃
以上に戻し、車室内の温度が10〜15℃の範囲内であ
ると、オン・オフスイッチをオフに切り換えてペルチェ
素子7を「オフ」にし、車室内の温度を10〜15℃の
範囲内に維持させることを行う。8は送風ファンであ
り、上記ペルチェ素子7の後方に取り付けられており、
ペルチェ素子7により発生する熱気もしくは冷気を車室
内の所定箇所(例えば、シート11付近)に送る作用を
する。図1において、9はエアコンであり、10はバッ
テリーである。
【0011】図4は上記冷暖房システムのシステムブロ
ック図である。図において、13はスイッチであり、エ
ンジン停止中は太陽電池モジュール6をDC−DCコン
バータ14に接続し、エンジン駆動中は太陽電池モジュ
ール6を乗用車1のバッテリー10に接続する作用をす
る。14はDC−DCコンバータであり、ペルチェ素子
7を最適に動作させるために電圧を制御している(ペル
チェ素子7のパワー制御は電流で行うため、DC−DC
コンバータ14を必ず設ける必要はない)。この冷暖房
システムは、エンジン停止中には、図4に示すように、
太陽電池モジュール6で発電した電力をスイッチ13,
DC−DCコンバータ14,極性切替器15を介してペ
ルチェ素子7に供給し、温度検出器16の検出信号,オ
ン・オフスイッチ(図4および図5でも、図示せず)の
オン・オフにもとづき、車室内の冷暖房を行う。一方、
エンジン駆動中には、本来乗用車1に搭載されているエ
アコン9を駆動し、車室内の冷暖房を行う。このため、
太陽電池モジュール6で発電した電力で直接ペルチェ素
子7を動作させる必要がなく、図5に示すように、上記
電力を乗用車1のバッテリー10に供給,充電してい
る。
【0012】上記構成において、酷暑の日において、エ
ンジンを停止したまま長時間放置しておき、車室内の温
度が15℃を上回ると、自動的にペルチェ素子7が「冷
房」になる。これにより、ペルチェ素子7の周囲の空気
が冷気になり、これを送風ファン8で車室内の所望場所
に送り、車室内の温度を15℃以下に下げる。このた
め、上記放置後であっても、乗用車1に乗り、快適に運
転することができる。一方、酷寒の日において、エンジ
ンを停止したまま長時間放置しておき、車室内の温度が
10℃を下回ると、自動的にペルチェ素子7が「暖房」
になる。これにより、ペルチェ素子7の周囲の空気が温
気になり、これを送風ファン8で車室内の所望場所に送
り、車室内の温度を10℃以上に上げる。このため、上
記放置後であっても、乗用車1に乗り、快適に運転する
ことができる。
【0013】このように、上記実施の形態では、乗用車
1に太陽電池モジュール6,ペルチェ素子7等からなる
冷暖房システムを設け、この冷暖房システムによりエン
ジン停止中にも車室内を冷暖房できるようにしている。
このため、酷暑の日,酷寒の日において、エンジンを停
止したまま長時間放置した場合にも、その間に車室内が
上記冷暖房システムにより冷暖房されることから、高温
になりすぎたり、低温になりすぎたりすることがない。
しかも、ペルチェ素子7を利用しているため、小形で、
フロンガスを使用せず、可動部分のない冷暖房手段が得
られる。
【0014】図6は本発明の他の実施の形態を示すシス
テムブロック図である。この実施の形態では、エンジン
停止中の冷暖房システムとして、本来乗用車1に搭載し
ているエアコン9(図1参照)を利用している。したが
って、この実施の形態では、ペルチェ素子7や送風ファ
ン8を用いていない。また、上記エアコン9には、その
電子制御部(図示せず)にオン・オフ機能が設けられて
いる。したがって、この実施の形態では、オン・オフス
イッチを用いていない。また、上記エアコン9は、その
動力がエンジンから供給されているため、太陽電池モジ
ュール6で作動させる場合には、エンジンから切り離す
必要がある。図において、13,17はスイッチであ
る。スイッチ13は、エンジン停止中は太陽電池モジュ
ール6をDCモーター18に接続し、エンジン駆動中は
太陽電池モジュール6を乗用車1のバッテリー10に接
続する作用をする。また、スイッチ17は、エンジン停
止中はエアコン9のコンプレッサー19をDCモーター
18に接続し、エンジン駆動中はエアコン9のコンプレ
ッサー19をエンジンに接続する作用をする。それ以外
の部分は上記実施の形態と同様である。
【0015】この実施の形態では、エンジン停止中に、
太陽電池モジュール6で発電した電力をスイッチ13を
介してDCモーター18に供給し、エアコン9のコンプ
レッサー19を作動させ、温度検出器(図示せず)の検
出信号にもとづきエアコン9の電子制御部をコントロー
ルし、車室内の冷暖房を行う。一方、エンジン駆動中に
は、本来用いるようにしてエアコン9を駆動し、車室内
の冷暖房を行う。このため、太陽電池モジュール6で発
電した電力を、図7に示すように、スイッチ13を介し
てバッテリー10に供給,充電している。
【0016】このように、この実施の形態では、太陽電
池モジュール6を利用し、エンジン停止中にもエアコン
9を作動できるようにしている。このため、酷暑の日,
酷寒の日において、エンジンを停止したまま長時間放置
した場合にも、その間に車室内がエアコン9により冷暖
房されることから、高温になりすぎたり、低温になりす
ぎたりすることがない。しかも、本来乗用車1に搭載さ
れるエアコン9を利用しているため、設備費が安価であ
り、太陽電池モジュール6の設置スペースがあれば、簡
単に設置することができる。
【0017】なお、図1に示す実施の形態では、ペルチ
ェ素子7を乗用車1の天井面に取り付けているが、これ
に限定するものではなく、車両の前部,後部等に配設
し、ペルチェ素子7の近傍に設けた送風ファン8によ
り、ペルチェ素子7により生じる熱気もしくは冷気を車
室内に送るようにしてもよい。また、上記両実施の形態
では、太陽モジュール6を乗用車1の屋根2上に配設し
ているが、ボンネット上に配設してもよい。また、上記
両実施の形態では、本発明の冷暖房システムを乗用車1
に用いているが、各種自動車に用いることができる。
【0018】また、図4に示す実施の形態では、温度検
出器,極性切替器,オン・オフスイッチを用い、ペルチ
ェ素子7を「冷房」,「暖房」および「オフ」に切り換
えるようにしているが、オン・オフスイッチに代えて温
度コントローラを用い、ペルチェ素子7の「冷房」,
「暖房」時における温度を複数段階に調節するようにし
てもよい。この場合には、ペルチェ素子7の「オフ」を
なくす(すなわち、オン・オフスイッチを省略する)こ
とができる。また、図4に示す実施の形態では、車室内
の温度を10〜15℃の範囲内に設定しているが、1つ
の最適温度(例えば、13℃)に設定するようにしても
よい。この場合にも、オン・オフスイッチを省略するこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動車用冷暖房
システムによれば、夏期日中や冬期日中等に、エンジン
を停止した状態で自動車を屋外に長時間放置しておいた
場合に、車室内の温度が高温になり、または、低温にな
ると、これを温度検出手段で検出し、この検出信号にも
とづき冷暖房手段を冷房または暖房作動させる。すなわ
ち、夏期日中に、エンジンを停止した状態で自動車を屋
外に長時間放置しておいたために、車室内が高温になっ
た場合には、これを温度検出手段で検出して冷暖房手段
を冷房作動させ、これにより、車室内を冷房して温度調
節する。一方、冬期日中に、エンジンを停止した状態で
自動車を屋外に長時間放置しておいたために、車室内が
低温になった場合には、これを温度検出手段で検出して
冷暖房手段を暖房作動させ、これにより、車室内を暖房
して温度調節する。したがって、夏期日中や冬期日中等
に、エンジンを停止した状態で自動車を屋外に長時間放
置しておいた場合にも、自動車のエンジンをかけること
なく、自動的に車室内の温度を調節することができ、車
室内の温度が高温になりすぎたり、低温になりすぎたり
するのを防ぐことができる。
【0020】また、本発明において、上記冷暖房手段が
ペルチェ素子である場合には、このペルチェ素子をエア
コンの代替品として、もしくは、その補助品として自動
車の冷暖房に利用することができる。このペルチェ素子
は、これを通る直流電流の向きを切り換えることにより
発熱状態と冷熱状態とに切り換えることができるという
性質を有している。このため、この性質を利用し、車室
内を暖房したいときには、太陽電池で発電した電力をペ
ルチェ素子に供給して発熱状態にし、冷房したいときに
は、ペルチェ素子に供給する上記電力の極性を暖房時の
逆にしてペルチェ素子を冷熱状態にし、これにより、車
室内の冷暖房を行うことができる。このように、ペルチ
ェ素子を利用すると、これに供給する電力の極性を変え
るだけで冷房と暖房を行うことができ、小形で、フロン
ガスを使用しない冷暖房手段が得られる。また、可動部
分がなく、静かで、簡単構造で、長寿命であり、メンテ
ナンスも容易である。また、本発明において、上記冷暖
房手段が空気調和機(エアコン)である場合には、走行
中に冷暖房手段として利用するエアコンを利用すること
ができ、太陽電池を設置する費用,スペース等があれ
ば、簡単に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を用いた乗用車の説明図
である。
【図2】上記乗用車の平面図である。
【図3】ペルチェ素子の取り付け状態を示す説明図であ
る。
【図4】上記一実施の形態を示す冷暖房システムのシス
テムブロック図である。
【図5】エンジン駆動中のシステムブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すシステムブロッ
ク図である。
【図7】上記他の実施の形態におけるエンジン駆動中の
システムブロック図である。
【符号の説明】
6 太陽電池モジュール 7 ペルチェ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に取り付けられる冷暖房システム
    であって、冷暖房手段と、これを作動させる太陽電池
    と、車室内の温度を検出する温度検出手段を備え、エン
    ジン停止中に、太陽電池により発電した電力で、上記温
    度検出手段の検出信号にもとづき冷暖房手段を冷房また
    は暖房作動させるようにしたことを特徴とする自動車用
    冷暖房システム。
  2. 【請求項2】 上記冷暖房手段がペルチェ素子である請
    求項1記載の自動車用冷暖房システム。
  3. 【請求項3】 上記冷暖房手段が空気調和機である請求
    項1記載の自動車用冷暖房システム。
JP9190205A 1997-07-15 1997-07-15 自動車用冷暖房システム Pending JPH1134647A (ja)

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