JP2003032865A - 電力ケーブル冷却装置 - Google Patents

電力ケーブル冷却装置

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JP2003032865A
JP2003032865A JP2001213207A JP2001213207A JP2003032865A JP 2003032865 A JP2003032865 A JP 2003032865A JP 2001213207 A JP2001213207 A JP 2001213207A JP 2001213207 A JP2001213207 A JP 2001213207A JP 2003032865 A JP2003032865 A JP 2003032865A
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Koji Kanai
孝治 金井
Minoru Watanabe
稔 渡邊
Hiroyuki Morita
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Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Nitto Kogyo Corp
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NICHIHOKU KK
Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模な冷却設備が不要で、電力ケーブルの
部分冷却にも容易に適用することができる電力ケーブル
冷却装置を提供する。 【解決手段】 電力ケーブル4が収納されたケーブル収
納容器1の内部を冷却するように、冷却源としてペルチ
ェ素子を有するペルチェユニット2をケーブル収納容器
1に設け、電力ケーブル4が所定の送電容量を維持する
ことができるように、制御手段3によってペルチェ素子
への供給電力を制御する。そのため、大規模な冷却設備
を設ける必要がなく、また、電力ケーブルの冷却したい
部分に容易に適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力ケーブルを冷却
するための電力ケーブル冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中送電線の送電容量は許容電流によっ
て定まる。許容電流とは、電力ケーブルに通電したとき
に生ずる電力損失による導体温度上昇と基底温度との和
がケーブル絶縁体の最高許容温度を超えない、電流であ
る。そのため、電力損失による導体温度および基底温度
が高くなると送電容量の低減を招来するので、従来、直
接冷却あるいは間接冷却によって電力ケーブルを強制冷
却する方式がとられている。直接冷却では、例えば、電
力ケーブルを収納するパイプに水あるいは油などの冷却
媒体を通すことによって、電力ケーブルを冷却するよう
になっている。間接冷却では、例えば、電力ケーブルに
近接して冷却パイプを設け、この冷却パイプに冷却媒体
を通すことによって、電力ケーブルを冷却するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の冷却方式によれば、冷却媒体の熱交換設備を
含む大規模な冷却設備が必要になるので、電力ケーブル
の冷却の容易性を欠くばかりでなく、莫大なコストがか
かることとなる。そのため、電力ケーブルの部分冷却を
行ないたいような場合、例えば橋梁橋架部に敷設された
電力ケーブルなどのように日射による温度上昇が懸念さ
れるような部分を冷却したいような場合に、容易に適用
することができないなどの問題がある。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、大規模な冷却設備が不要で、電力ケー
ブルの部分冷却にも容易に適用することができる電力ケ
ーブル冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、電力
ケーブルを収納するケーブル収納容器と、冷却源として
ペルチェ素子を有し、前記ケーブル収納容器の内部を冷
却するように、前記ケーブル収納容器に設けられたペル
チェユニットと、前記電力ケーブルが所定の送電容量を
維持することができるように、前記ペルチェユニットの
ペルチェ素子への供給電力を制御する制御手段とを有す
る電力ケーブル冷却装置によって、上記目的を達成す
る。このような構成によれば、ペルチェ素子を冷却源と
するペルチェユニットによって電力ケーブルが冷却され
るので、大規模な冷却設備を設けることなく電力ケーブ
ルを冷却することができ、また、電力ケーブルの冷却し
たい部分に容易に適用することができる。そのため、例
えば橋梁橋架部に敷設された電力ケーブルなどのように
日射による温度上昇が懸念されるような部分に、容易に
適用することができる。
【0006】また、本発明においては、電力ケーブルの
外周面に着脱自在に装着され、装着された場合に前記電
力ケーブルの外周面に密着するように構成された熱伝導
部材と、冷却源としてペルチェ素子を有し、前記熱伝導
部材を介して前記電力ケーブルを冷却するように、前記
熱伝導部材に設けられたペルチェユニットとを有する電
力ケーブル冷却装置によって、上記目的を達成する。こ
のような構成によれば、ペルチェ素子を冷却源とするペ
ルチェユニットによって電力ケーブルが冷却されるの
で、上述したように、大規模な冷却設備を設けることな
く電力ケーブルを冷却することができ、また、電力ケー
ブルの冷却したい部分に容易に適用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す構成図で、1はケーブル収納容器としてのトラ
フ、2はペルチェユニット、3は制御手段としての制御
装置である。
【0008】トラフ1は、本例ではFRP製で、上面開
放のトラフ本体1aとトラフ本体1aの上面を閉成する
蓋体1bとを有し、その内部に電力ケーブル4が収納さ
れるようになっている。トラフ1は複数接続されること
によって電力ケーブル4を収納するようになっており、
本例では、各トラフ1の蓋体1bにペルチェユニット2
が設けられている。
【0009】図2は図1のA−A断面図、図3は図1の
ペルチェユニット2の構成を示す斜視図である。
【0010】ペルチェユニット2は冷却源としてペルチ
ェ素子5を有している。ペルチェ素子5の発熱面5a側
には、放熱用ヒートシンク6が設けられている。放熱用
ヒートシンク6は、本例では、アルミニウム製で、平板
状の基部6aと基部6aの一方の面に互いに平行に立設
された複数のフィン6bとを有し、基部6aの他方の面
がシリコンゴムからなる第1の熱伝導シート7を介して
ペルチェ素子5の発熱面5aに密着するように、設けら
れている。図2に示すように、放熱用ヒートシンク6の
基部6aの面の大きさはペルチェ素子5よりも大で、放
熱用ヒートシンク6がペルチェ素子5の発熱面5aを覆
い且つその周囲に張出すようになっており、放熱用ヒー
トシンク6によってペルチェ素子5の発熱が有効に放熱
されるようになっている。
【0011】ペルチェ素子5の吸熱面5b側には、熱伝
導ブロックとしてのアルミニウムブロック8を介して、
吸熱用ヒートシンク9が設けられている。アルミニウム
ブロック8は、ペルチェ素子5と略同じ大きさで、その
一方の面がシリコンゴムからなる第2の熱伝導シート1
0を介してペルチェ素子5の吸熱面5bに密着し且つ整
合するように、設けられている。アルミニウムブロック
8は、放熱側から吸熱側への熱の回り込みを抑えるため
のもので、後述する第1および第2の断熱部材12,1
3と相俟って熱の回り込みを有効に抑えることができる
ように肉厚に形成されている。吸熱用ヒートシンク9
は、本例では、アルミニウム製で、平板状の基部9aと
基部9aの一方の面に互いに平行に立設された複数のフ
ィン9bとを有し、基部9aの他方の面がシリコンゴム
からなる第3の熱伝導シート11を介してアルミニウム
ブロック8の他方の面に密着するように、設けられてい
る。図2に示すように、吸熱用ヒートシンク9の基部9
aの面の大きさは、放熱用ヒートシンク6よりも小で、
ペルチェ素子5およびアルミニウムブロック8よりも大
に形成されており、アルミニウムブロック8の他方の面
を覆い且つその周囲に張出すようになっている。
【0012】放熱用ヒートシンク6と吸熱用ヒートシン
ク9との間には、断熱手段としての第1および第2の断
熱部材12,13が介装されている。第1の断熱部材1
2は、本例ではポリスチレン(発泡スチロール)製で、
放熱用ヒートシンク6の基部6aの面と同じか若しくは
それ以上の大きさを有し、放熱用ヒートシンク6の基部
6aを覆うようになっている。第1の断熱部材12は、
本例では、図2に示すように、二段形成の開口14を有
している。開口14は、放熱用ヒートシンク6側の面で
ある一方の面12a側がペルチェ素子5およびアルミニ
ウムブロック8の大きさに整合し且つ受容するように形
成され、吸熱用ヒートシンク9側の面である他方面12
b側が第2の断熱部材13および吸熱用ヒートシンク9
の基部9aの大きさに整合し且つ受容するように形成さ
れており、これにより、第1の断熱部材12が、ペルチ
ェ素子5およびアルミニウムブロック8の側部に密着す
ると共に、第2の断熱部材13および吸熱用ヒートシン
ク9の基部9aに密着するようになっている。第2の断
熱部材13は、本例ではポリエチレン製で、アルミニウ
ムブロック8の大きさに整合し且つ受容するように形成
された開口15を有すると共に、吸熱用ヒートシンク9
の基部9aの面と同じ大きさを有しており、アルミニウ
ムブロック8の側部および吸熱用ヒートシンク9の基部
9aに密着するようになっている。このような第1およ
び第2の断熱部材12,13によって、放熱側から吸熱
側への熱の回り込みが抑えられるようになっている。
【0013】第1の断熱部材12には、更に、図3に示
すように、リード溝16が形成されており、このリード
溝16を介してペルチェ素子5のリード線5cが外部に
引出されるようになっている。第1の断熱部材12は本
例ではポリスチレンで形成されているので、極めて容易
にリード溝16を形成することができる。
【0014】このような構成のペルチェユニット2は、
図2に示すように、吸熱用ヒートシンク9がトラフ1の
蓋体1bに形成された開口17を通してトラフ1の内部
に露出し、放熱用ヒートシンク6および第1の断熱部材
12がトラフ1の外部に位置し、第1の断熱部材12が
放熱用ヒートシンク6とトラフ1の蓋体1bとによって
押圧されるように、トラフ1の蓋体1bに取付けられ
る。第1の断熱部材12は本例ではポリスチレンで形成
されているので弾性があり、放熱用ヒートシンク6とト
ラフ1の蓋体1bとによって押圧されることによって、
放熱用ヒートシンク6と第1の断熱部材12との密着性
が高まり、断熱効果を向上させることができる。ペルチ
ェユニット2の取付けは、例えば、放熱用ヒートシンク
6の基部6aに固定部を張出し形成し、この固定部をト
ラフ1の蓋体1bに固定するなどの方法で行なわれる。
なお、本例では2種類の断熱部材を用いたが、これに限
定するものではなく、1種類の断熱部材でもよいことは
勿論である。また、シリコンゴムからなる第1〜第3の
熱伝導シート7,10,11を用いたが、これらに代え
てシリコングリスを塗布するようにしてもよい。更に、
放熱用ヒートシンク6と共に第1の断熱部材12がトラ
フ1の外部に位置するようにペルチェユニット2をトラ
フ1の蓋体1bに取付けるようにしたが、放熱用ヒート
シンク6のみがトラフ1の外部に位置するようにペルチ
ェユニット2をトラフ1に取付けるようにしてもよい。
【0015】図1に戻り、制御装置3は、トラフ1の内
部温度を検出する温度センサ20からの温度情報に基づ
いて、電力ケーブル4が所定の送電容量を維持すること
ができるように、ペルチェユニット2のペルチェ素子5
への供給電力を制御する。温度センサ20は、トラフ1
の内部にペルチェユニット2の吸熱の影響を直接的には
受けないように設けられ、本例では、図2に示すよう
に、ペルチェユニット2から離れたトラフ1の蓋体1b
の内面に設けられている。
【0016】図4は図1の制御装置の一例を示すブロッ
ク図で、制御装置3はマイクロコンピュータ300,電
源回路301および電力供給回路302を有している。
マイクロコンピュータ300は、温度センサ20からの
内部温度を入力し、後述する図5のフローチャートに従
って電力供給回路302を制御する。電源回路301
は、商用電力が印加されることで、マイクロコンピュー
タ300および電力供給回路302に直流電源を供給す
る。電力供給回路302は、マイクロコンピュータ30
0の制御下で、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に
電力を供給する。
【0017】図5は図4のマイクロコンピュータ300
の制御フローチャートで、マイクロコンピュータ300
は電源回路301から電源が供給されることで図5の制
御フローを開始する。先ずステップ21で温度センサ2
0からトラフ1の内部温度を入力し、次のステップ22
で、内部温度が所定の設定温度よりも大か否かを判断す
る。設定温度は、電力ケーブル4が所定の送電容量を維
持することができるか否かに基づいて定められる。トラ
フ1の内部温度が設定温度よりも高ければ、ステップ2
2からステップ23に入り、トラフ1の内部温度とトラ
フ1内を設定温度以下にするための供給電力との関係を
表わすマップに従って、ペルチェ素子5への供給電力を
演算する。このマップは、トラフ1の内部温度と、トラ
フ1内を設定温度以下にするためのペルチェ素子5への
供給電力とに基づいて、実験的に定められる。その後、
ステップ24で、演算された供給電力をペルチェ素子5
に与えるように電力供給回路302を制御した後、ステ
ップ21に戻る。一方、ステップ22においてトラフ1
の内部温度が設定温度よりも低くなれば、ステップ23
および24に入ることなく、ステップ22からステップ
21に戻る。この場合、ペルチェ素子5への供給電力は
従前の供給電力が維持されることとなる。このような制
御により、トラフ1内の温度が大きく上昇する夏季であ
れば、ペルチェ素子5への供給電力が大になることによ
ってトラフ1内が設定温度以下に制御され、トラフ1内
の温度上昇が小さい冬季であれば、ペルチェ素子5への
供給電力が小になることによってトラフ1内が設定温度
以下に制御される。
【0018】図6は本発明の実施の形態の別の例を示す
構成図であり、図7は図6の構成に適用される制御装置
の一例を示すブロック図である。
【0019】本例では、ペルチェユニット2の放熱用ヒ
ートシンク6を冷却する冷却ファン30と、ペルチェユ
ニット2の吸熱用ヒートシンク9にトラフ1内の空気を
送風する送風ファン31とが設けられている。冷却ファ
ン30は、冷却ファン用保持部材32を介して、ペルチ
ェユニット2の放熱用ヒートシンク6の上方に設けられ
ている。冷却ファン用保持部材32は、保持部32aと
脚部32b,32cとを有するコ字状の部材で正面およ
び背面が開放されており、脚部32b,32cがトラフ
1の蓋体1bの外面に固定されるようになっている。冷
却ファン30は、冷却ファン用保持部材32の保持部3
2aに保持され、保持部32aに形成された開口32d
を介して冷却風を放熱用ヒートシンク6に与えるように
なっている。送風ファン31は、送風ファン用保持部材
33を介して、ペルチェユニット2の吸熱用ヒートシン
ク9の下方に設けられている。送風ファン用保持部材3
3は、保持部33aと脚部33b,33cとを有するコ
字状の部材で正面および背面が開放されており、脚部3
3b,33cがトラフ1の蓋体1bの内面に固定される
ようになっている。送風ファン31は、送風ファン用保
持部材33の保持部33aに保持され、保持部33aに
形成された開口33dを介してトラフ1内の空気を吸熱
用ヒートシンク9に与えるようになっている。その他の
構成は図2で述べた通りである。
【0020】本例では制御装置3に代えて制御装置35
が設けられる。制御装置35は、制御装置3において述
べたマイクロコンピュータ300および電力供給回路3
02を有すると共に、制御装置3の電源回路301に代
えて電源回路351を有している。電源回路351は、
商用電力が印加されることで、マイクロコンピュータ3
00および電力供給回路302に直流電源を供給すると
共に、冷却ファン30および送風ファン31に直流電源
を供給して駆動するようになっている。前述したよう
に、マイクロコンピュータ300は図5のフローチャー
トに従って電力供給回路302を制御し、電力供給回路
302はマイクロコンピュータ300の制御下でペルチ
ェユニット2のペルチェ素子5に電力を供給する。その
他の構成および動作は先の例で述べた通りである。
【0021】本例によれば、ペルチェユニット2の放熱
用ヒートシンク6が冷却ファン30によって強制冷却さ
れるので、ペルチェ素子5によるトラフ1内の冷却効率
をより一層向上させることができる。また、ペルチェユ
ニット2の吸熱用ヒートシンク9に送風ファン31から
トラフ1内の空気が送風されるので、空気の対流によっ
てトラフ1内の冷気が平均化され、電力ケーブル4の冷
却効果を向上させることができる。なお、本例では送風
ファン31をペルチェユニット2の吸熱用ヒートシンク
9の下方に設けることとしたが、これに限定するもので
はなく、送風ファン31に送風を与えるようにトラフ1
の内側壁等に設けるようにすることもできる。
【0022】図8は図6の構成に適用される制御装置の
別の例を示すブロック図である。
【0023】本例では制御装置35に代えて制御装置4
0が設けられる。制御装置40は、制御装置3において
述べたマイクロコンピュータ300および電力供給回路
302を有すると共に、制御装置3の電源回路301に
代えて第1電源回路401および第2電源回路402を
有し、更に、切換回路403を備えている。第1電源回
路401は、商用電力が印加されることで、直流電源を
切換回路403に与える。第2電源回路402は、太陽
電池41からの出力を入力し、これを直流電源として切
換回路403に与える。切換回路403は、太陽電池4
1の出力である第2電源回路402から与えられる直流
電源が所定値以上か否かを監視し、所定値以上の場合
に、第2電源回路402の直流電源をマイクロコンピュ
ータ300,電力供給回路302,冷却ファン30およ
び送風ファン31に供給する。一方、第2電源回路40
2の直流電源が所定値以下の場合には、切換回路403
は、第2電源回路402に代えて、商用電力を入力する
第1電源回路401の直流電源をマイクロコンピュータ
300,電力供給回路302,冷却ファン30および送
風ファン31に供給する。所定値は、ペルチェ素子5の
供給電力制御ならびに冷却ファン30および送風ファン
31の駆動が可能か否かに基づいて、実験的に定められ
る。太陽電池41は、例えば日射による温度上昇が問題
となる橋梁橋架部のトラフなどの場合、トラフに設ける
ことで遮光板としても機能させることができる。なお、
マイクロコンピュータ300が図5のフローチャートに
従って電力供給回路302を制御し、電力供給回路30
2がマイクロコンピュータ300の制御下でペルチェユ
ニット2のペルチェ素子5に電力を供給することは、前
述した通りである。その他の構成および動作は先の例で
述べた通りである。
【0024】本例によれば、商用電力と太陽電池とが切
換え使用されるので、省エネを図ることができる。な
お、本例では冷却ファン30および送風ファン31を有
する図6の構成に適用する場合について述べたが、図1
の構成にも適用することができることは勿論である。
【0025】図9は図6の構成に適用される制御装置の
更に別の例を示すブロック図である。
【0026】本例では制御装置35に代えて制御装置5
0が設けられる。制御装置50は、マイクロコンピュー
タ500,電源回路501および電力供給回路502を
有している。マイクロコンピュータ500は、温度セン
サ20からトラフ1の内部温度を入力すると共に、日射
センサ51からトラフ1への日射量を入力し、後述する
図10のフローチャートに従って電力供給回路502を
制御する。電源回路501は、商用電力が印加されるこ
とで、マイクロコンピュータ500,電力供給回路50
2,冷却ファン30および送風ファン31に直流電源を
供給する。電力供給回路502は、マイクロコンピュー
タ500の制御下で、ペルチェユニット2のペルチェ素
子5に電力を供給する。日射センサ51は、トラフ1へ
の日射量を検出するもので、例えばトラフ1の蓋体1b
の外表面に設けられている。
【0027】図10は図9のマイクロコンピュータ50
0の制御フローチャートである。マイクロコンピュータ
500は、電源回路501から電源が供給されることで
図10の制御フローを開始する。先ず、ステップ60で
温度センサ20からトラフ1の内部温度Tおよび日射セ
ンサ51からトラフ1への日射量Sを入力し、次のステ
ップ61で、内部温度Tが設定温度Tよりも大か否か
を判断する。設定温度Tは、例えば、電力ケーブル4
が所定の送電容量を維持することができるか否かに基づ
いて定められる。
【0028】トラフ1の内部温度Tが設定温度Tより
も高ければ、ステップ61からステップ62に入り、ト
ラフ1への日射量Sが第1の設定日射量Sよりも大か
否かを判断する。第1の設定日射量Sは、例えば、夏
季におけるトラフ1への日射量に基づいて設定される。
トラフ1への日射量Sが第1の設定日射量Sよりも大
であれば、ステップ62からステップ63に入り、トラ
フ1内の温度が極めて高いと認識して、ペルチェユニッ
ト2のペルチェ素子5に最大供給電力である第1の電力
を供給するように電力供給回路502を制御し、そ
の後ステップ60に戻る。トラフ1への日射量Sが第1
の設定日射量Sよりも小であれば、ステップ62から
ステップ64に入り、最大供給電力である第1の電力W
ほど大きい電力は必要ないと認識して、ペルチェユニ
ット2のペルチェ素子5に第1の電力Wよりも低い第
2の電力Wを供給するように電力供給回路502を制
御し、その後ステップ60に戻る。このような制御によ
り、夏季の晴れた日の昼間のような場合にはペルチェ素
子5に最大供給電力である第1の電力Wが供給され、
夏季の日の夜間などのように日射量が低減することで第
1の電力Wよりも低い第2の電力Wが供給されるよ
うになっている。
【0029】一方、ステップ61においてトラフ1の内
部温度Tが設定温度Tよりも高くなければ、ステップ
61からステップ65に入り、トラフ1への日射量Sが
第2の設定日射量Sよりも大か否かを判断する。第2
の設定日射量Sは、第1の設定日射量Sよりも小
で、例えば冬季におけるトラフ1への日射量に基づいて
設定される。トラフ1への日射量Sが第2の設定日射量
よりも大であれば、ステップ65からステップ66
に入り、第2の電力Wほど大きい電力は必要ないと認
識して、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に第2の
電力Wよりも低い第3の電力Wを供給するように電
力供給回路502を制御し、その後ステップ60に戻
る。トラフ1への日射量Sが第2の設定日射量Sより
も小であれば、ステップ65からステップ67に入り、
第3の電力Wほど大きい電力は必要ないと認識して、
ペルチェユニット2のペルチェ素子5に第3の電力W
よりも低い第4の電力Wを供給するように電力供給回
路502を制御し、その後ステップ60に戻る。このよ
うな制御により、冬季の晴れの日の昼間のような場合に
はペルチェ素子5に第2の電力Wよりも低い第3の電
力Wが供給され、冬季の日の夜間などのように日射量
が低減することで第3の電力Wよりも低い第4の電力
が供給されるようになっている。
【0030】本例では冷却ファン30および送風ファン
31を有する図6の構成に適用する場合について述べた
が、図1の構成にも適用することができることは勿論で
ある。また、本例に、図8で述べた商用電力と太陽電池
との切換え使用を適用するようにしてもよい。
【0031】図11は本発明の実施の形態の更に別の例
を示す構成図、図12は図11のB−B断面図で、70
は電力ケーブル、71は熱伝導部材、72はペルチェユ
ニットである。
【0032】熱伝導部材71は、熱伝導性の良い例えば
アルミニウムあるいはステンレスなどで形成された筒状
で、内周面71aが電力ケーブル70の外周面と密着す
る円形断面を有し、外周面71bが多角形断面を有する
ように形成されている。本例では、外周面71bは六角
形断面を有している。熱伝導部材71は上部73と下部
74とを有する二分割構成で、上部73と下部74とが
一側部において蝶番75で結合され、開閉自在になるよ
うに構成されている。また、熱伝導部材71の上部73
と下部74には、蝶番75と反対側の側部に止め金具7
6が設けられており、止め金具76で上部73と下部7
4とを止めることによって電力ケーブル70に着脱自在
に装着されるようになっている。
【0033】ペルチェユニット72は、熱伝導部材71
を介して電力ケーブル70を冷却するように、熱伝導部
材71の外周面71bの平坦面に設けられている。ペル
チェユニット72は冷却源としてペルチェ素子77を有
している。ペルチェ素子77の発熱面側には、放熱用ヒ
ートシンク78が設けられている。放熱用ヒートシンク
78は、アルミニウム製で、平板状の基部78aと基部
78aの一方の面に互いに平行に立設された複数のフィ
ン78bとを有し、基部78aの他方の面がシリコンゴ
ムからなる第1の熱伝導シート79を介してペルチェ素
子77の発熱面に密着するように、設けられている。放
熱用ヒートシンク78はペルチェ素子77よりも大で、
放熱用ヒートシンク78がペルチェ素子77の発熱面を
覆い且つその周囲に張出すようになっており、放熱用ヒ
ートシンク78によってペルチェ素子77の発熱が有効
に放熱されるようになっている。
【0034】ペルチェ素子77の吸熱面側には、熱伝導
ブロックとしてのアルミニウムブロック80が設けられ
ている。アルミニウムブロック80は、ペルチェ素子7
7と略同じ大きさで、その一方の面がシリコンゴムから
なる第2の熱伝導シート81を介してペルチェ素子77
の吸熱面に密着し且つ整合するように、設けられてい
る。アルミニウムブロック80は、放熱側から吸熱側へ
の熱の回り込みを抑えるためのもので、後述する断熱部
材83と相俟って熱の回り込みを有効に抑えることがで
きるように肉厚に形成されている。アルミニウムブロッ
ク80の他方の面は、シリコンゴムからなる第3の熱伝
導シート82を介して、熱伝導部材71の外表面71b
に密着するように接合されている。
【0035】放熱用ヒートシンク78と熱伝導部材71
の外表面71bとの間には、放熱用ヒートシンク78に
密着するように断熱部材83が介装されている。断熱部
材83は、放熱用ヒートシンク78と同じか若しくはそ
れ以上の大きさを有し、放熱用ヒートシンク78の基部
78aを覆うようになっている。断熱部材83は、ペル
チェ素子77およびアルミニウムブロック80の大きさ
に整合し且つ受容するように形成された開口83aを有
し、ペルチェ素子77およびアルミニウムブロック80
の側部に密着するようになっている。
【0036】このような構成で、商用電力を受ける電源
回路84から直流電源がペルチェ素子77に供給される
ことで、熱伝導部材71を介して電力ケーブル70が冷
却されることとなる。このような冷却装置を適当な間隔
で電力ケーブル70に複数設けることによって、電力ケ
ーブル70の任意の長さを冷却することができる。
【0037】図13は図11における熱伝導部材の別の
例を示す断面図である。本例では、熱伝導部材90が、
C字状の断面形状を有し、圧入によって電力ケーブル7
0に着脱自在に装着されるようになっている。その他の
構成は図12で述べた通りである。本例によれば、蝶番
および止め金具などを用いる必要がないので、部品点数
の低減および製造の容易性を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
力ケーブルが収納されたケーブル収納容器の内部を冷却
するように、冷却源としてペルチェ素子を有するペルチ
ェユニットをケーブル収納容器に設け、電力ケーブルが
所定の送電容量を維持することができるように、制御手
段によってペルチェ素子への供給電力を制御するように
したので、大規模な冷却設備を設けることなく電力ケー
ブルを冷却することができ、また、電力ケーブルの冷却
したい部分に容易に適用することができ、例えば橋梁橋
架部に敷設された電力ケーブルなどのように日射による
温度上昇が懸念されるような部分にも容易に適用するこ
とができる。
【0039】また、断熱手段に加えてペルチェ素子の吸
熱側に肉厚の熱伝導ブロックを設けることとしたので、
断熱手段と相俟って放熱側から吸熱側への熱の回り込み
をより有効に抑えることができる。
【0040】また、ペルチェユニットの放熱用ヒートシ
ンクを冷却する冷却ファンを設けることとしたので、放
熱用ヒートシンクが強制冷却され、ペルチェ素子による
ケーブル収納容器内の冷却効率をより一層向上させるこ
とができる。
【0041】また、ペルチェユニットの吸熱用ヒートシ
ンクに空気を送風する送風ファンを設けることとしたの
で、ペルチェユニットの吸熱用ヒートシンクへの空気の
送風でケーブル収納容器内の冷気を平均化することがで
き、電力ケーブルの冷却効果を向上させることができ
る。
【0042】また、ケーブル収納容器の内部温度を検出
する温度センサからの内部温度に基づいて、ペルチェ素
子への供給電力を制御するようにしたので、ケーブル収
納容器内の温度を所望温度に制御することができる。
【0043】また、ケーブル収納容器の内部温度を検出
する温度センサからの内部温度に加えて、ケーブル収納
容器への日射量を検出する日射センサからの日射量に基
づいてペルチェ素子への供給電力を制御するようにした
ので、ケーブル収納容器への日射量に応じた温度制御を
行なうことができる。
【0044】また、電源として商用電源と太陽電池とを
有し、太陽電池の出力に基づいて電源を商用電源または
太陽電池に切換えるようにしたので、省エネを図ること
ができる。
【0045】更に、電力ケーブルの外周面に着脱自在に
装着される熱伝導部材に冷却源としてペルチェ素子を有
するペルチェユニットを設け、熱伝導部材を介して電力
ケーブルを冷却するように構成したので、より簡単な構
成で電力ケーブルを冷却することができると共に、極め
て容易に電力ケーブルの部分冷却を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の一例を示す構成図
である。
【図2】図2は図1のA−A断面図である。
【図3】図3は図1のペルチェユニットの構成を示す斜
視図である。
【図4】図4は図1の制御装置の一例を示すブロック図
である。
【図5】図5は図4のマイクロコンピュータの制御フロ
ーチャートである。
【図6】図6は本発明の実施の形態の別の例を示す構成
図である。
【図7】図7は図6の構成に適用される制御装置の一例
を示すブロック図である。
【図8】図8は図6の構成に適用される制御装置の別の
例を示すブロック図である。
【図9】図9は図6の構成に適用される制御装置の更に
別の例を示すブロック図である。
【図10】図10は図9のマイクロコンピュータの制御
フローチャートである。
【図11】図11は本発明の実施の形態の更に別の例を
示す構成図である。
【図12】図12は図11のB−B断面図である。
【図13】図13は図11における熱伝導部材の別の例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トラフ(ケーブル収納容器) 2,72 ペルチェユニット 3,35,40,50 制御装置(制御手段) 4,70 電力ケーブル 5,77 ペルチェ素子 6,78 放熱用ヒートシンク 8,80 アルミニウムブロック(熱伝導ブロック) 9 吸熱用ヒートシンク 12 第1の断熱部材(断熱手段) 13 第2の断熱部材(断熱手段) 20 温度センサ 30 冷却ファン 31 送風ファン 41 太陽電池 51 日射センサ 82 断熱部材 71,90 熱伝導部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000232922 日油技研工業株式会社 埼玉県川越市的場新町21番地2 (72)発明者 宮島 和久 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 内田 克己 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 金井 孝治 岐阜県可児市鳩吹台5丁目98番地 (72)発明者 渡邊 稔 埼玉県鶴ヶ島市藤金885−26 (72)発明者 森田 寛之 埼玉県川越市的場2003−3 Fターム(参考) 5G369 AA01 BA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルを収納するケーブル収納容
    器と、 冷却源としてペルチェ素子を有し、前記ケーブル収納容
    器の内部を冷却するように、前記ケーブル収納容器に設
    けられたペルチェユニットと、 前記電力ケーブルが所定の送電容量を維持することがで
    きるように、前記ペルチェユニットのペルチェ素子への
    供給電力を制御する制御手段とを有する電力ケーブル冷
    却装置。
  2. 【請求項2】 前記ペルチェユニットが、 前記ペルチェ素子の発熱側に設けられた放熱用ヒートシ
    ンクと、 前記ペルチェ素子の吸熱側に設けられた肉厚の熱伝導ブ
    ロックと、 前記熱伝導ブロックを介して前記ペルチェ素子の吸熱側
    に設けられた吸熱用ヒートシンクと、 前記放熱用ヒートシンクと前記吸熱用ヒートシンクとの
    間に介装された断熱手段とを有し、前記吸熱用ヒートシ
    ンクが前記ケーブル収納容器の内部に露出し、少なくと
    も前記放熱用ヒートシンクが前記ケーブル収納容器の外
    部に位置するように設けられた請求項1に記載の電力ケ
    ーブル冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記放熱用ヒートシンクを冷却する冷却
    ファンを前記ケーブル収納容器の外部に設け、前記ペル
    チェ素子への電力供給と共に前記冷却ファンを駆動する
    ようにした請求項2に記載の電力ケーブル冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記吸熱用ヒートシンクに空気を送風す
    る送風ファンを前記ケーブル収納容器の内部に設け、前
    記ペルチェ素子への電力供給と共に前記送風ファンを駆
    動するようにした請求項2又は3に記載の電力ケーブル
    冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーブル収納容器の内部温度を検出
    する温度センサを有し、 前記制御手段が、前記温度センサからの内部温度に基づ
    いて、前記ペルチェ素子への供給電力を制御する請求項
    1に記載の電力ケーブル冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記ケーブル収納容器の内部温度を検出
    する温度センサを有すると共に、前記ケーブル収納容器
    への日射量を検出する日射センサとを有し、 前記制御手段が、前記温度センサからの内部温度および
    前記日射センサからの日射量に基づいて、前記ペルチェ
    素子への供給電力を制御する請求項1に記載の電力ケー
    ブル冷却装置。
  7. 【請求項7】 電源として商用電源と太陽電池とを有
    し、 前記制御手段が、前記太陽電池の出力に基づいて、電源
    を前記商用電源または前記太陽電池に切換えるようにし
    た請求項5又は6に記載の電力ケーブル冷却装置。
  8. 【請求項8】 電力ケーブルの外周面に着脱自在に装着
    され、装着された場合に前記電力ケーブルの外周面に密
    着するように構成された熱伝導部材と、 冷却源としてペルチェ素子を有し、前記熱伝導部材を介
    して前記電力ケーブルを冷却するように、前記熱伝導部
    材に設けられたペルチェユニットとを有する電力ケーブ
    ル冷却装置。
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