JP4599584B2 - 電力ケーブル冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電力ケーブルを冷却するための電力ケーブル冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地中送電線の送電容量は許容電流によって定まる。許容電流とは、電力ケーブルに通電したときに生ずる電力損失による導体温度上昇と基底温度との和がケーブル絶縁体の最高許容温度を超えない、電流である。そのため、電力損失による導体温度および基底温度が高くなると送電容量の低減を招来するので、従来、直接冷却あるいは間接冷却によって電力ケーブルを強制冷却する方式がとられている。直接冷却では、例えば、電力ケーブルを収納するパイプに水あるいは油などの冷却媒体を通すことによって、電力ケーブルを冷却するようになっている。間接冷却では、例えば、電力ケーブルに近接して冷却パイプを設け、この冷却パイプに冷却媒体を通すことによって、電力ケーブルを冷却するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の冷却方式によれば、冷却媒体の熱交換設備を含む大規模な冷却設備が必要になるので、電力ケーブルの冷却の容易性を欠くばかりでなく、莫大なコストがかかることとなる。そのため、電力ケーブルの部分冷却を行ないたいような場合、例えば橋梁橋架部に敷設された電力ケーブルなどのように日射による温度上昇が懸念されるような部分を冷却したいような場合に、容易に適用することができないなどの問題がある。
【0004】
本発明は上記観点に基づいてなされたもので、その目的は、大規模な冷却設備が不要で、電力ケーブルの部分冷却にも容易に適用することができる電力ケーブル冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、電力ケーブルを収納するケーブル収納容器と、冷却源としてペルチェ素子を有し、前記ケーブル収納容器の内部を冷却するように、前記ケーブル収納容器に設けられたペルチェユニットと、前記電力ケーブルが所定の送電容量を維持することができるように、前記ペルチェユニットのペルチェ素子への供給電力を制御する制御手段と 前記ケーブル収納容器の内部温度を検出する温度センサと、前記ケーブル収納容器への日射量を検出する日射センサとを有し、前記制御手段が、前記温度センサからの内部温度および前記日射センサからの日射量に基づいて、前記ペルチェ素子への供給電力を制御する電力ケーブル冷却装置によって、上記目的を達成する。このような構成によれば、ペルチェ素子を冷却源とするペルチェユニットによって電力ケーブルが冷却されるので、大規模な冷却設備を設けることなく電力ケーブルを冷却することができ、また、電力ケーブルの冷却したい部分に容易に適用することができる。そのため、例えば橋梁橋架部に敷設された電力ケーブルなどのように日射による温度上昇が懸念されるような部分に、容易に適用することができる。
【0006】
また、本発明においては、内周面が電力ケーブルの外周面と密着する円形断面形状を有し、外周面が複数の平坦面を有する多角形断面形状を有する軸方向に二分割構成の筒状で、蝶番と止め金具とによって前記電力ケーブルの外周面に着脱自在に装着され熱伝導部材と、冷却源としてペルチェ素子を有し、前記熱伝導部材を介して前記電力ケーブルを冷却するように、前記熱伝導部材の平坦な外周面に設けられたペルチェユニットとを有する電力ケーブル冷却装置によって、上記目的を達成する。更に、本発明においては、内周面が電力ケーブルの外周面の一部と密着する略半円形の断面形状を有し、外周面が複数の平坦面を有する角形状のC字状断面形状を有し、圧入によって前記電力ケーブルの外周面に着脱自在に装着される熱伝導部材と、冷却源としてペルチェ素子を有し、前記熱伝導部材を介して前記電力ケーブルを冷却するように、前記熱伝導部材の平坦な外周面に設けられたペルチェユニットとを有する電力ケーブル冷却装置によって、上記目的を達成する。このような構成によれば、ペルチェ素子を冷却源とするペルチェユニットによって電力ケーブルがされるので、上述したように、大規模な冷却設備を設けることなく電力ケーブルを冷却することができ、また、電力ケーブルの冷却したい部分に容易に適用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の一例を示す構成図で、1はケーブル収納容器としてのトラフ、2はペルチェユニット、3は制御手段としての制御装置である。
【0008】
トラフ1は、本例ではFRP製で、上面開放のトラフ本体1aとトラフ本体1aの上面を閉成する蓋体1bとを有し、その内部に電力ケーブル4が収納されるようになっている。トラフ1は複数接続されることによって電力ケーブル4を収納するようになっており、本例では、各トラフ1の蓋体1bにペルチェユニット2が設けられている。
【0009】
図2は図1のA−A断面図、図3は図1のペルチェユニット2の構成を示す斜視図である。
【0010】
ペルチェユニット2は冷却源としてペルチェ素子5を有している。ペルチェ素子5の発熱面5a側には、放熱用ヒートシンク6が設けられている。放熱用ヒートシンク6は、本例では、アルミニウム製で、平板状の基部6aと基部6aの一方の面に互いに平行に立設された複数のフィン6bとを有し、基部6aの他方の面がシリコンゴムからなる第1の熱伝導シート7を介してペルチェ素子5の発熱面5aに密着するように、設けられている。図2に示すように、放熱用ヒートシンク6の基部6aの面の大きさはペルチェ素子5よりも大で、放熱用ヒートシンク6がペルチェ素子5の発熱面5aを覆い且つその周囲に張出すようになっており、放熱用ヒートシンク6によってペルチェ素子5の発熱が有効に放熱されるようになっている。
【0011】
ペルチェ素子5の吸熱面5b側には、熱伝導ブロックとしてのアルミニウムブロック8を介して、吸熱用ヒートシンク9が設けられている。アルミニウムブロック8は、ペルチェ素子5と略同じ大きさで、その一方の面がシリコンゴムからなる第2の熱伝導シート10を介してペルチェ素子5の吸熱面5bに密着し且つ整合するように、設けられている。アルミニウムブロック8は、放熱側から吸熱側への熱の回り込みを抑えるためのもので、後述する第1および第2の断熱部材12,13と相俟って熱の回り込みを有効に抑えることができるように肉厚に形成されている。吸熱用ヒートシンク9は、本例では、アルミニウム製で、平板状の基部9aと基部9aの一方の面に互いに平行に立設された複数のフィン9bとを有し、基部9aの他方の面がシリコンゴムからなる第3の熱伝導シート11を介してアルミニウムブロック8の他方の面に密着するように、設けられている。図2に示すように、吸熱用ヒートシンク9の基部9aの面の大きさは、放熱用ヒートシンク6よりも小で、ペルチェ素子5およびアルミニウムブロック8よりも大に形成されており、アルミニウムブロック8の他方の面を覆い且つその周囲に張出すようになっている。
【0012】
放熱用ヒートシンク6と吸熱用ヒートシンク9との間には、断熱手段としての第1および第2の断熱部材12,13が介装されている。第1の断熱部材12は、本例ではポリスチレン(発泡スチロール)製で、放熱用ヒートシンク6の基部6aの面と同じか若しくはそれ以上の大きさを有し、放熱用ヒートシンク6の基部6aを覆うようになっている。第1の断熱部材12は、本例では、図2に示すように、二段形成の開口14を有している。開口14は、放熱用ヒートシンク6側の面である一方の面12a側がペルチェ素子5およびアルミニウムブロック8の大きさに整合し且つ受容するように形成され、吸熱用ヒートシンク9側の面である他方面12b側が第2の断熱部材13および吸熱用ヒートシンク9の基部9aの大きさに整合し且つ受容するように形成されており、これにより、第1の断熱部材12が、ペルチェ素子5およびアルミニウムブロック8の側部に密着すると共に、第2の断熱部材13および吸熱用ヒートシンク9の基部9aに密着するようになっている。第2の断熱部材13は、本例ではポリエチレン製で、アルミニウムブロック8の大きさに整合し且つ受容するように形成された開口15を有すると共に、吸熱用ヒートシンク9の基部9aの面と同じ大きさを有しており、アルミニウムブロック8の側部および吸熱用ヒートシンク9の基部9aに密着するようになっている。このような第1および第2の断熱部材12,13によって、放熱側から吸熱側への熱の回り込みが抑えられるようになっている。
【0013】
第1の断熱部材12には、更に、図3に示すように、リード溝16が形成されており、このリード溝16を介してペルチェ素子5のリード線5cが外部に引出されるようになっている。第1の断熱部材12は本例ではポリスチレンで形成されているので、極めて容易にリード溝16を形成することができる。
【0014】
このような構成のペルチェユニット2は、図2に示すように、吸熱用ヒートシンク9がトラフ1の蓋体1bに形成された開口17を通してトラフ1の内部に露出し、放熱用ヒートシンク6および第1の断熱部材12がトラフ1の外部に位置し、第1の断熱部材12が放熱用ヒートシンク6とトラフ1の蓋体1bとによって押圧されるように、トラフ1の蓋体1bに取付けられる。第1の断熱部材12は本例ではポリスチレンで形成されているので弾性があり、放熱用ヒートシンク6とトラフ1の蓋体1bとによって押圧されることによって、放熱用ヒートシンク6と第1の断熱部材12との密着性が高まり、断熱効果を向上させることができる。ペルチェユニット2の取付けは、例えば、放熱用ヒートシンク6の基部6aに固定部を張出し形成し、この固定部をトラフ1の蓋体1bに固定するなどの方法で行なわれる。なお、本例では2種類の断熱部材を用いたが、これに限定するものではなく、1種類の断熱部材でもよいことは勿論である。また、シリコンゴムからなる第1〜第3の熱伝導シート7,10,11を用いたが、これらに代えてシリコングリスを塗布するようにしてもよい。更に、放熱用ヒートシンク6と共に第1の断熱部材12がトラフ1の外部に位置するようにペルチェユニット2をトラフ1の蓋体1bに取付けるようにしたが、放熱用ヒートシンク6のみがトラフ1の外部に位置するようにペルチェユニット2をトラフ1に取付けるようにしてもよい。
【0015】
図1に戻り、制御装置3は、トラフ1の内部温度を検出する温度センサ20からの温度情報に基づいて、電力ケーブル4が所定の送電容量を維持することができるように、ペルチェユニット2のペルチェ素子5への供給電力を制御する。温度センサ20は、トラフ1の内部にペルチェユニット2の吸熱の影響を直接的には受けないように設けられ、本例では、図2に示すように、ペルチェユニット2から離れたトラフ1の蓋体1bの内面に設けられている。
【0016】
図4は図1の制御装置の一例を示すブロック図で、制御装置3はマイクロコンピュータ300,電源回路301および電力供給回路302を有している。マイクロコンピュータ300は、温度センサ20からの内部温度を入力し、後述する図5のフローチャートに従って電力供給回路302を制御する。電源回路301は、商用電力が印加されることで、マイクロコンピュータ300および電力供給回路302に直流電源を供給する。電力供給回路302は、マイクロコンピュータ300の制御下で、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に電力を供給する。
【0017】
図5は図4のマイクロコンピュータ300の制御フローチャートで、マイクロコンピュータ300は電源回路301から電源が供給されることで図5の制御フローを開始する。先ずステップ21で温度センサ20からトラフ1の内部温度を入力し、次のステップ22で、内部温度が所定の設定温度よりも大か否かを判断する。設定温度は、電力ケーブル4が所定の送電容量を維持することができるか否かに基づいて定められる。トラフ1の内部温度が設定温度よりも高ければ、ステップ22からステップ23に入り、トラフ1の内部温度とトラフ1内を設定温度以下にするための供給電力との関係を表わすマップに従って、ペルチェ素子5への供給電力を演算する。このマップは、トラフ1の内部温度と、トラフ1内を設定温度以下にするためのペルチェ素子5への供給電力とに基づいて、実験的に定められる。その後、ステップ24で、演算された供給電力をペルチェ素子5に与えるように電力供給回路302を制御した後、ステップ21に戻る。一方、ステップ22においてトラフ1の内部温度が設定温度よりも低くなれば、ステップ23および24に入ることなく、ステップ22からステップ21に戻る。この場合、ペルチェ素子5への供給電力は従前の供給電力が維持されることとなる。このような制御により、トラフ1内の温度が大きく上昇する夏季であれば、ペルチェ素子5への供給電力が大になることによってトラフ1内が設定温度以下に制御され、トラフ1内の温度上昇が小さい冬季であれば、ペルチェ素子5への供給電力が小になることによってトラフ1内が設定温度以下に制御される。
【0018】
図6は本発明の実施の形態の別の例を示す構成図であり、図7は図6の構成に適用される制御装置の一例を示すブロック図である。
【0019】
本例では、ペルチェユニット2の放熱用ヒートシンク6を冷却する冷却ファン30と、ペルチェユニット2の吸熱用ヒートシンク9にトラフ1内の空気を送風する送風ファン31とが設けられている。冷却ファン30は、冷却ファン用保持部材32を介して、ペルチェユニット2の放熱用ヒートシンク6の上方に設けられている。冷却ファン用保持部材32は、保持部32aと脚部32b,32cとを有するコ字状の部材で正面および背面が開放されており、脚部32b,32cがトラフ1の蓋体1bの外面に固定されるようになっている。冷却ファン30は、冷却ファン用保持部材32の保持部32aに保持され、保持部32aに形成された開口32dを介して冷却風を放熱用ヒートシンク6に与えるようになっている。送風ファン31は、送風ファン用保持部材33を介して、ペルチェユニット2の吸熱用ヒートシンク9の下方に設けられている。送風ファン用保持部材33は、保持部33aと脚部33b,33cとを有するコ字状の部材で正面および背面が開放されており、脚部33b,33cがトラフ1の蓋体1bの内面に固定されるようになっている。送風ファン31は、送風ファン用保持部材33の保持部33aに保持され、保持部33aに形成された開口33dを介してトラフ1内の空気を吸熱用ヒートシンク9に与えるようになっている。その他の構成は図2で述べた通りである。
【0020】
本例では制御装置3に代えて制御装置35が設けられる。制御装置35は、制御装置3において述べたマイクロコンピュータ300および電力供給回路302を有すると共に、制御装置3の電源回路301に代えて電源回路351を有している。電源回路351は、商用電力が印加されることで、マイクロコンピュータ300および電力供給回路302に直流電源を供給すると共に、冷却ファン30および送風ファン31に直流電源を供給して駆動するようになっている。前述したように、マイクロコンピュータ300は図5のフローチャートに従って電力供給回路302を制御し、電力供給回路302はマイクロコンピュータ300の制御下でペルチェユニット2のペルチェ素子5に電力を供給する。その他の構成および動作は先の例で述べた通りである。
【0021】
本例によれば、ペルチェユニット2の放熱用ヒートシンク6が冷却ファン30によって強制冷却されるので、ペルチェ素子5によるトラフ1内の冷却効率をより一層向上させることができる。また、ペルチェユニット2の吸熱用ヒートシンク9に送風ファン31からトラフ1内の空気が送風されるので、空気の対流によってトラフ1内の冷気が平均化され、電力ケーブル4の冷却効果を向上させることができる。なお、本例では送風ファン31をペルチェユニット2の吸熱用ヒートシンク9の下方に設けることとしたが、これに限定するものではなく、送風ファン31に送風を与えるようにトラフ1の内側壁等に設けるようにすることもできる。
【0022】
図8は図6の構成に適用される制御装置の別の例を示すブロック図である。
【0023】
本例では制御装置35に代えて制御装置40が設けられる。制御装置40は、制御装置3において述べたマイクロコンピュータ300および電力供給回路302を有すると共に、制御装置3の電源回路301に代えて第1電源回路401および第2電源回路402を有し、更に、切換回路403を備えている。第1電源回路401は、商用電力が印加されることで、直流電源を切換回路403に与える。第2電源回路402は、太陽電池41からの出力を入力し、これを直流電源として切換回路403に与える。切換回路403は、太陽電池41の出力である第2電源回路402から与えられる直流電源が所定値以上か否かを監視し、所定値以上の場合に、第2電源回路402の直流電源をマイクロコンピュータ300,電力供給回路302,冷却ファン30および送風ファン31に供給する。一方、第2電源回路402の直流電源が所定値以下の場合には、切換回路403は、第2電源回路402に代えて、商用電力を入力する第1電源回路401の直流電源をマイクロコンピュータ300,電力供給回路302,冷却ファン30および送風ファン31に供給する。所定値は、ペルチェ素子5の供給電力制御ならびに冷却ファン30および送風ファン31の駆動が可能か否かに基づいて、実験的に定められる。太陽電池41は、例えば日射による温度上昇が問題となる橋梁橋架部のトラフなどの場合、トラフに設けることで遮光板としても機能させることができる。なお、マイクロコンピュータ300が図5のフローチャートに従って電力供給回路302を制御し、電力供給回路302がマイクロコンピュータ300の制御下でペルチェユニット2のペルチェ素子5に電力を供給することは、前述した通りである。その他の構成および動作は先の例で述べた通りである。
【0024】
本例によれば、商用電力と太陽電池とが切換え使用されるので、省エネを図ることができる。なお、本例では冷却ファン30および送風ファン31を有する図6の構成に適用する場合について述べたが、図1の構成にも適用することができることは勿論である。
【0025】
図9は図6の構成に適用される制御装置の更に別の例を示すブロック図である。
【0026】
本例では制御装置35に代えて制御装置50が設けられる。制御装置50は、マイクロコンピュータ500,電源回路501および電力供給回路502を有している。マイクロコンピュータ500は、温度センサ20からトラフ1の内部温度を入力すると共に、日射センサ51からトラフ1への日射量を入力し、後述する図10のフローチャートに従って電力供給回路502を制御する。電源回路501は、商用電力が印加されることで、マイクロコンピュータ500,電力供給回路502,冷却ファン30および送風ファン31に直流電源を供給する。電力供給回路502は、マイクロコンピュータ500の制御下で、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に電力を供給する。日射センサ51は、トラフ1への日射量を検出するもので、例えばトラフ1の蓋体1bの外表面に設けられている。
【0027】
図10は図9のマイクロコンピュータ500の制御フローチャートである。マイクロコンピュータ500は、電源回路501から電源が供給されることで図10の制御フローを開始する。先ず、ステップ60で温度センサ20からトラフ1の内部温度Tおよび日射センサ51からトラフ1への日射量Sを入力し、次のステップ61で、内部温度Tが設定温度Tよりも大か否かを判断する。設定温度Tは、例えば、電力ケーブル4が所定の送電容量を維持することができるか否かに基づいて定められる。
【0028】
トラフ1の内部温度Tが設定温度Tよりも高ければ、ステップ61からステップ62に入り、トラフ1への日射量Sが第1の設定日射量Sよりも大か否かを判断する。第1の設定日射量Sは、例えば、夏季におけるトラフ1への日射量に基づいて設定される。トラフ1への日射量Sが第1の設定日射量Sよりも大であれば、ステップ62からステップ63に入り、トラフ1内の温度が極めて高いと認識して、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に最大供給電力である第1の電力Wを供給するように電力供給回路502を制御し、その後ステップ60に戻る。トラフ1への日射量Sが第1の設定日射量Sよりも小であれば、ステップ62からステップ64に入り、最大供給電力である第1の電力Wほど大きい電力は必要ないと認識して、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に第1の電力Wよりも低い第2の電力Wを供給するように電力供給回路502を制御し、その後ステップ60に戻る。このような制御により、夏季の晴れた日の昼間のような場合にはペルチェ素子5に最大供給電力である第1の電力Wが供給され、夏季の日の夜間などのように日射量が低減することで第1の電力Wよりも低い第2の電力Wが供給されるようになっている。
【0029】
一方、ステップ61においてトラフ1の内部温度Tが設定温度Tよりも高くなければ、ステップ61からステップ65に入り、トラフ1への日射量Sが第2の設定日射量Sよりも大か否かを判断する。第2の設定日射量Sは、第1の設定日射量Sよりも小で、例えば冬季におけるトラフ1への日射量に基づいて設定される。トラフ1への日射量Sが第2の設定日射量Sよりも大であれば、ステップ65からステップ66に入り、第2の電力Wほど大きい電力は必要ないと認識して、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に第2の電力Wよりも低い第3の電力Wを供給するように電力供給回路502を制御し、その後ステップ60に戻る。トラフ1への日射量Sが第2の設定日射量Sよりも小であれば、ステップ65からステップ67に入り、第3の電力Wほど大きい電力は必要ないと認識して、ペルチェユニット2のペルチェ素子5に第3の電力Wよりも低い第4の電力Wを供給するように電力供給回路502を制御し、その後ステップ60に戻る。このような制御により、冬季の晴れの日の昼間のような場合にはペルチェ素子5に第2の電力Wよりも低い第3の電力Wが供給され、冬季の日の夜間などのように日射量が低減することで第3の電力Wよりも低い第4の電力Wが供給されるようになっている。
【0030】
本例では冷却ファン30および送風ファン31を有する図6の構成に適用する場合について述べたが、図1の構成にも適用することができることは勿論である。また、本例に、図8で述べた商用電力と太陽電池との切換え使用を適用するようにしてもよい。
【0031】
図11は本発明の実施の形態の更に別の例を示す構成図、図12は図11のB−B断面図で、70は電力ケーブル、71は熱伝導部材、72はペルチェユニットである。
【0032】
熱伝導部材71は、熱伝導性の良い例えばアルミニウムあるいはステンレスなどで形成された筒状で、内周面71aが電力ケーブル70の外周面と密着する円形断面を有し、外周面71bが多角形断面を有するように形成されている。本例では、外周面71bは六角形断面を有している。熱伝導部材71は上部73と下部74とを有する二分割構成で、上部73と下部74とが一側部において蝶番75で結合され、開閉自在になるように構成されている。また、熱伝導部材71の上部73と下部74には、蝶番75と反対側の側部に止め金具76が設けられており、止め金具76で上部73と下部74とを止めることによって電力ケーブル70に着脱自在に装着されるようになっている。
【0033】
ペルチェユニット72は、熱伝導部材71を介して電力ケーブル70を冷却するように、熱伝導部材71の外周面71bの平坦面に設けられている。ペルチェユニット72は冷却源としてペルチェ素子77を有している。ペルチェ素子77の発熱面側には、放熱用ヒートシンク78が設けられている。放熱用ヒートシンク78は、アルミニウム製で、平板状の基部78aと基部78aの一方の面に互いに平行に立設された複数のフィン78bとを有し、基部78aの他方の面がシリコンゴムからなる第1の熱伝導シート79を介してペルチェ素子77の発熱面に密着するように、設けられている。放熱用ヒートシンク78はペルチェ素子77よりも大で、放熱用ヒートシンク78がペルチェ素子77の発熱面を覆い且つその周囲に張出すようになっており、放熱用ヒートシンク78によってペルチェ素子77の発熱が有効に放熱されるようになっている。
【0034】
ペルチェ素子77の吸熱面側には、熱伝導ブロックとしてのアルミニウムブロック80が設けられている。アルミニウムブロック80は、ペルチェ素子77と略同じ大きさで、その一方の面がシリコンゴムからなる第2の熱伝導シート81を介してペルチェ素子77の吸熱面に密着し且つ整合するように、設けられている。アルミニウムブロック80は、放熱側から吸熱側への熱の回り込みを抑えるためのもので、後述する断熱部材83と相俟って熱の回り込みを有効に抑えることができるように肉厚に形成されている。アルミニウムブロック80の他方の面は、シリコンゴムからなる第3の熱伝導シート82を介して、熱伝導部材71の外表面71bに密着するように接合されている。
【0035】
放熱用ヒートシンク78と熱伝導部材71の外表面71bとの間には、放熱用ヒートシンク78に密着するように断熱部材83が介装されている。断熱部材83は、放熱用ヒートシンク78と同じか若しくはそれ以上の大きさを有し、放熱用ヒートシンク78の基部78aを覆うようになっている。断熱部材83は、ペルチェ素子77およびアルミニウムブロック80の大きさに整合し且つ受容するように形成された開口83aを有し、ペルチェ素子77およびアルミニウムブロック80の側部に密着するようになっている。
【0036】
このような構成で、商用電力を受ける電源回路84から直流電源がペルチェ素子77に供給されることで、熱伝導部材71を介して電力ケーブル70が冷却されることとなる。このような冷却装置を適当な間隔で電力ケーブル70に複数設けることによって、電力ケーブル70の任意の長さを冷却することができる。
【0037】
図13は図11における熱伝導部材の別の例を示す断面図である。本例では、熱伝導部材90が、C字状の断面形状を有し、圧入によって電力ケーブル70に着脱自在に装着されるようになっている。その他の構成は図12で述べた通りである。本例によれば、蝶番および止め金具などを用いる必要がないので、部品点数の低減および製造の容易性を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電力ケーブルが収納されたケーブル収納容器の内部を冷却するように、冷却源としてペルチェ素子を有するペルチェユニットをケーブル収納容器に設け、電力ケーブルが所定の送電容量を維持することができるように、制御手段によってペルチェ素子への供給電力を制御するようにしたので、大規模な冷却設備を設けることなく電力ケーブルを冷却することができ、また、電力ケーブルの冷却したい部分に容易に適用することができ、例えば橋梁橋架部に敷設された電力ケーブルなどのように日射による温度上昇が懸念されるような部分にも容易に適用することができる。
【0039】
また、断熱手段に加えてペルチェ素子の吸熱側に肉厚の熱伝導ブロックを設けることとしたので、断熱手段と相俟って放熱側から吸熱側への熱の回り込みをより有効に抑えることができる。
【0040】
また、ペルチェユニットの放熱用ヒートシンクを冷却する冷却ファンを設けることとしたので、放熱用ヒートシンクが強制冷却され、ペルチェ素子によるケーブル収納容器内の冷却効率をより一層向上させることができる。
【0041】
また、ペルチェユニットの吸熱用ヒートシンクに空気を送風する送風ファンを設けることとしたので、ペルチェユニットの吸熱用ヒートシンクへの空気の送風でケーブル収納容器内の冷気を平均化することができ、電力ケーブルの冷却効果を向上させることができる。
【0042】
また、ケーブル収納容器の内部温度を検出する温度センサからの内部温度に基づいて、ペルチェ素子への供給電力を制御するようにしたので、ケーブル収納容器内の温度を所望温度に制御することができる。
【0043】
また、ケーブル収納容器の内部温度を検出する温度センサからの内部温度に加えて、ケーブル収納容器への日射量を検出する日射センサからの日射量に基づいてペルチェ素子への供給電力を制御するようにしたので、ケーブル収納容器への日射量に応じた温度制御を行なうことができる。
【0044】
また、電源として商用電源と太陽電池とを有し、太陽電池の出力に基づいて電源を商用電源または太陽電池に切換えるようにしたので、省エネを図ることができる。
【0045】
更に、電力ケーブルの外周面に着脱自在に装着される熱伝導部材に冷却源としてペルチェ素子を有するペルチェユニットを設け、熱伝導部材を介して電力ケーブルを冷却するように構成したので、より簡単な構成で電力ケーブルを冷却することができると共に、極めて容易に電力ケーブルの部分冷却を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の一例を示す構成図である。
【図2】図2は図1のA−A断面図である。
【図3】図3は図1のペルチェユニットの構成を示す斜視図である。
【図4】図4は図1の制御装置の一例を示すブロック図である。
【図5】図5は図4のマイクロコンピュータの制御フローチャートである。
【図6】図6は本発明の実施の形態の別の例を示す構成図である。
【図7】図7は図6の構成に適用される制御装置の一例を示すブロック図である。
【図8】図8は図6の構成に適用される制御装置の別の例を示すブロック図である。
【図9】図9は図6の構成に適用される制御装置の更に別の例を示すブロック図である。
【図10】図10は図9のマイクロコンピュータの制御フローチャートである。
【図11】図11は本発明の実施の形態の更に別の例を示す構成図である。
【図12】図12は図11のB−B断面図である。
【図13】図13は図11における熱伝導部材の別の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 トラフ(ケーブル収納容器)
2,72 ペルチェユニット
3,35,40,50 制御装置(制御手段)
4,70 電力ケーブル
5,77 ペルチェ素子
6,78 放熱用ヒートシンク
8,80 アルミニウムブロック(熱伝導ブロック)
9 吸熱用ヒートシンク
12 第1の断熱部材(断熱手段)
13 第2の断熱部材(断熱手段)
20 温度センサ
30 冷却ファン
31 送風ファン
41 太陽電池
51 日射センサ
82 断熱部材
71,90 熱伝導部材

Claims (8)

  1. 電力ケーブルを収納するケーブル収納容器と、
    冷却源としてペルチェ素子を有し、前記ケーブル収納容器の内部を冷却するように、前記ケーブル収納容器に設けられたペルチェユニットと、
    前記電力ケーブルが所定の送電容量を維持することができるように、前記ペルチェユニットのペルチェ素子への供給電力を制御する制御手段と
    前記ケーブル収納容器の内部温度を検出する温度センサと、
    前記ケーブル収納容器への日射量を検出する日射センサとを有し、
    前記制御手段が、前記温度センサからの内部温度および前記日射センサからの日射量に基づいて、前記ペルチェ素子への供給電力を制御する電力ケーブル冷却装置。
  2. 前記ペルチェユニットが、
    前記ペルチェ素子の発熱側に設けられた放熱用ヒートシンクと、
    前記ペルチェ素子の吸熱側に設けられた肉厚の熱伝導ブロックと、
    前記熱伝導ブロックを介して前記ペルチェ素子の吸熱側に設けられた吸熱用ヒートシンクと、
    前記放熱用ヒートシンクと前記吸熱用ヒートシンクとの間に介装された断熱手段とを有し、
    前記吸熱用ヒートシンクが前記ケーブル収納容器の内部に露出し、少なくとも前記放熱用ヒートシンクが前記ケーブル収納容器の外部に位置するように設けられた請求項1に記載の電力ケーブル冷却装置。
  3. 前記放熱用ヒートシンクを冷却する冷却ファンを前記ケーブル収納容器の外部に設け、前記ペルチェ素子への電力供給と共に前記冷却ファンを駆動するようにした請求項2に記載の電力ケーブル冷却装置。
  4. 前記吸熱用ヒートシンクに空気を送風する送風ファンを前記ケーブル収納容器の内部に設け、前記ペルチェ素子への電力供給と共に前記送風ファンを駆動するようにした請求項2又は3に記載の電力ケーブル冷却装置。
  5. 記制御手段が、
    前記温度センサからの前記内部温度が所定の設定温度よりも高い場合に、前記日射センサからの前記日射量が第1の設定日射量よりも高いか否かを判断し、
    前記温度センサからの前記内部温度が前記設定温度よりも低い場合に、前記日射センサからの前記日射量が前記第1の設定日射量よりも小さい第2の設定日射量よりも高いか否かを判断し、
    各判断結果に応じて前記ペルチェ素子への供給電力を制御するようにした請求項1に記載の電力ケーブル冷却装置。
  6. 電源として商用電源と太陽電池とを有し、
    前記制御手段が、前記太陽電池の出力に基づいて、電源を前記商用電源または前記太陽電池に切換えるようにした請求項5に記載の電力ケーブル冷却装置。
  7. 内周面が電力ケーブルの外周面と密着する円形断面形状を有し、外周面が複数の平坦面を有する多角形断面形状を有する軸方向に二分割構成の筒状で、蝶番と止め金具とによって前記電力ケーブルの外周面に着脱自在に装着され熱伝導部材と、
    冷却源としてペルチェ素子を有し、前記熱伝導部材を介して前記電力ケーブルを冷却するように、前記熱伝導部材の平坦な外周面に設けられたペルチェユニットとを有する電力ケーブル冷却装置。
  8. 内周面が電力ケーブルの外周面の一部と密着する略半円形の断面形状を有し、外周面が複数の平坦面を有する角形状のC字状断面形状を有し、圧入によって前記電力ケーブルの外周面に着脱自在に装着される熱伝導部材と、
    冷却源としてペルチェ素子を有し、前記熱伝導部材を介して前記電力ケーブルを冷却するように、前記熱伝導部材の平坦な外周面に設けられたペルチェユニットとを有する電力ケーブル冷却装置。
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