JPH0439577A - 電子冷凍装置 - Google Patents
電子冷凍装置Info
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- JPH0439577A JPH0439577A JP2146420A JP14642090A JPH0439577A JP H0439577 A JPH0439577 A JP H0439577A JP 2146420 A JP2146420 A JP 2146420A JP 14642090 A JP14642090 A JP 14642090A JP H0439577 A JPH0439577 A JP H0439577A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 13
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/021—Control thereof
- F25B2321/0212—Control thereof of electric power, current or voltage
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電子冷凍装置に関するものである。
従来、軽自動車等の自動車用空調装置においては、第8
図に示すように、エンジンI・■内にエバポレータ2が
配置され、同エバポレータ2に冷媒を供給するコンプレ
ッサ3を車両の加速時に切ったり、回転数の低下により
コンプレッサ3による消費動力を小さくしたりするもの
かある。一方、例えば、実開昭55−41!J64号公
報に示されているように、電子冷凍装置を用いた自動車
用空調装置においては、エンジンにて駆動される発電機
にて電子冷凍装置に電力を供給するようにしており、こ
のような加速制御は電子冷凍装置の供給電源を切ったり
供給電源の電圧を変更することが考えられる。
図に示すように、エンジンI・■内にエバポレータ2が
配置され、同エバポレータ2に冷媒を供給するコンプレ
ッサ3を車両の加速時に切ったり、回転数の低下により
コンプレッサ3による消費動力を小さくしたりするもの
かある。一方、例えば、実開昭55−41!J64号公
報に示されているように、電子冷凍装置を用いた自動車
用空調装置においては、エンジンにて駆動される発電機
にて電子冷凍装置に電力を供給するようにしており、こ
のような加速制御は電子冷凍装置の供給電源を切ったり
供給電源の電圧を変更することが考えられる。
ところが、加速制御で熱電素子への供給電源電圧が変化
すると熱電素子の効率が低下してしまう。
すると熱電素子の効率が低下してしまう。
つまり、加速制御を行わない状態において熱電素子の最
適効率が設定されているので供給電源電圧の低下により
最適効率からズしてしまう。
適効率が設定されているので供給電源電圧の低下により
最適効率からズしてしまう。
この発明の目的は、電源電圧が変化した場合においても
熱電素子を最適効率にて駆動できる電子冷凍装置を提供
することにある。
熱電素子を最適効率にて駆動できる電子冷凍装置を提供
することにある。
この発明は、第1図に示すように、複数の熱電素子M1
を直列に接続して、電源からの電圧を熱電素子Mlに印
加するようにした電子冷凍装置において、 前記熱電素子M1の放熱面と吸熱面の温度を検出する温
度検出手段M2と、前記電源の電圧を検出する電源電圧
検出手段M3と、前記電源電圧を印加する熱電素子Ml
の数を変更する電圧印加素子数変更手段M4と、前記温
度検出手段M2による熱電素子Mlの放熱面と吸熱面の
温度と、電源電圧検出手段M3による電源の電圧により
最適素子効率を得るように、前記電圧印加素子数変更手
段M4を制御して電源電圧を印加する熱電素子M1の数
を変更する制御手段M5とを備えた電子冷凍装置をその
要旨とするものである。
を直列に接続して、電源からの電圧を熱電素子Mlに印
加するようにした電子冷凍装置において、 前記熱電素子M1の放熱面と吸熱面の温度を検出する温
度検出手段M2と、前記電源の電圧を検出する電源電圧
検出手段M3と、前記電源電圧を印加する熱電素子Ml
の数を変更する電圧印加素子数変更手段M4と、前記温
度検出手段M2による熱電素子Mlの放熱面と吸熱面の
温度と、電源電圧検出手段M3による電源の電圧により
最適素子効率を得るように、前記電圧印加素子数変更手
段M4を制御して電源電圧を印加する熱電素子M1の数
を変更する制御手段M5とを備えた電子冷凍装置をその
要旨とするものである。
制御手段M5は、温度検出手段M2による熱電素子M1
の放熱面と吸熱面の温度と、電源電圧検出手段M3によ
る電源の電圧により最適素子効率を得るように、電圧印
加素子数変更手段M4を制御して電源電圧を印加する熱
電素子Mlの数を変更する。その結果、例えば、エンジ
ンにて駆動される発電機にて電力が供給される電子冷凍
装置を用いた自動車用空調装置においては、加速制御の
際に発電電圧を変更した場合にも効率のよい空調を行う
ことができる。
の放熱面と吸熱面の温度と、電源電圧検出手段M3によ
る電源の電圧により最適素子効率を得るように、電圧印
加素子数変更手段M4を制御して電源電圧を印加する熱
電素子Mlの数を変更する。その結果、例えば、エンジ
ンにて駆動される発電機にて電力が供給される電子冷凍
装置を用いた自動車用空調装置においては、加速制御の
際に発電電圧を変更した場合にも効率のよい空調を行う
ことができる。
以下、この発明を自動車用空調装置に具体化した一実施
例を図面に従って説明する。
例を図面に従って説明する。
本実施例の構成図を第2図に示す。この空調装置は、−
船釣な自動車空調装置のエバポレータを電子冷凍ユニッ
トに置き替えたものである。
船釣な自動車空調装置のエバポレータを電子冷凍ユニッ
トに置き替えたものである。
エアダクトll内には送風機12が配置され、内外気切
替ダンパ13を介して内気又は外気がダクト11内に導
入される。エアダクト11内には電子冷凍ユニット14
が配置され、この電子冷凍ユニット14は第3図に示す
ようにP型半導体15と放熱フィン16とN型半導体1
7と吸熱フィン18とを順に積層したものである。この
各熱電素子(P型半導体15とN型半導体17)は直列
に接続されている。そして、各素子はオルタネータ19
の駆動により電圧が印加される。このとき、P−N方向
に電流を流すことにより、PとNの接合部では放熱か、
又、NとPの接合部では吸熱か行われる。電子冷凍式の
空調装置は、このときの吸熱を利用したものである。
替ダンパ13を介して内気又は外気がダクト11内に導
入される。エアダクト11内には電子冷凍ユニット14
が配置され、この電子冷凍ユニット14は第3図に示す
ようにP型半導体15と放熱フィン16とN型半導体1
7と吸熱フィン18とを順に積層したものである。この
各熱電素子(P型半導体15とN型半導体17)は直列
に接続されている。そして、各素子はオルタネータ19
の駆動により電圧が印加される。このとき、P−N方向
に電流を流すことにより、PとNの接合部では放熱か、
又、NとPの接合部では吸熱か行われる。電子冷凍式の
空調装置は、このときの吸熱を利用したものである。
尚、フィン16.18は多数の穴が設けられ、第2図図
示のような通風が可能に構成されている。
示のような通風が可能に構成されている。
第2図において、送風機12にて導入された空気は電子
冷凍ユニット14の放熱フィン16を通過することによ
り加熱され温風排出口20から車外に排出されるととも
に、電子冷凍ユニット14の吸熱フィン18を通過する
ことにより冷却されてエアダクト11の下流へと送られ
る。
冷凍ユニット14の放熱フィン16を通過することによ
り加熱され温風排出口20から車外に排出されるととも
に、電子冷凍ユニット14の吸熱フィン18を通過する
ことにより冷却されてエアダクト11の下流へと送られ
る。
エアダクト11内における電子冷凍ユニット14の下流
には冷風温サーミスタ21が設けられ、同サーミスタ2
1は電子冷凍ユニット14で冷却された冷風温度を検出
する。又、電子冷凍ユニット14での最もアース側の吸
熱フィン18には吸熱フィン用サーミスタ22が設けら
れ、同サーミスタ22は吸熱フィン18の温度Tcを検
出する。
には冷風温サーミスタ21が設けられ、同サーミスタ2
1は電子冷凍ユニット14で冷却された冷風温度を検出
する。又、電子冷凍ユニット14での最もアース側の吸
熱フィン18には吸熱フィン用サーミスタ22が設けら
れ、同サーミスタ22は吸熱フィン18の温度Tcを検
出する。
又、電子冷凍ユニット14での最もアース側の放熱フィ
ン16には放熱フィン用サーミスタ23が設けられ、同
サーミスタ23は放熱フィン16の温度Thを検出する
。
ン16には放熱フィン用サーミスタ23が設けられ、同
サーミスタ23は放熱フィン16の温度Thを検出する
。
エアダクト11内における電子冷凍ユニット14の下流
にはヒータコア24が設けられ、このヒータコア24に
エンジン冷却水が供給される。そして、エアミックスダ
ンパ25の開度によりヒータコア24を通過する空気量
が調整されるようになっている。即ち、乗員が設定した
温度になるように所定量の空気がヒータコア24で加熱
される。
にはヒータコア24が設けられ、このヒータコア24に
エンジン冷却水が供給される。そして、エアミックスダ
ンパ25の開度によりヒータコア24を通過する空気量
が調整されるようになっている。即ち、乗員が設定した
温度になるように所定量の空気がヒータコア24で加熱
される。
尚、温風排出口20から排出している温風をこのエアミ
ックス部において導入し、その導入量を調節して吹出温
度を調節してもよい。この場合、温風導入量を調節する
適宜のダンパを冷風との合流部、もしくは排出温風と導
入温風との分岐部に設けて開度制御すればよい。又、こ
れにより、送風機の送風量を有効に活用することができ
る。
ックス部において導入し、その導入量を調節して吹出温
度を調節してもよい。この場合、温風導入量を調節する
適宜のダンパを冷風との合流部、もしくは排出温風と導
入温風との分岐部に設けて開度制御すればよい。又、こ
れにより、送風機の送風量を有効に活用することができ
る。
エアダクト11内におけるヒータコア24の下流にはヒ
ートダンパ26とデフダンパ27とベントダンパ28が
設けられ、熱交換された空気が設定モードに合わせて各
吹き出し口から車室内へ吹き出されるようになっている
。
ートダンパ26とデフダンパ27とベントダンパ28が
設けられ、熱交換された空気が設定モードに合わせて各
吹き出し口から車室内へ吹き出されるようになっている
。
第4図には、自動車用空調装置の電気回路図を示す。発
電装置は、オルタネータ19と、オルタネータ19によ
る発電電圧を一定にするレギュレータ29とからなり、
オルタネータ19にはステータコイル30とローターコ
イル(フィールドコイル)31と整流回路(8個のダイ
オード32)が備えられている。そして、エンジンの駆
動によりローターコイル31が回転することにより発電
される。レギュレータ29は電源電圧制御手段としての
制御用IC33とトランジスタ34とダイオード35と
からなる。そして、この制御用IC33は、ローターコ
イル31に流す電流を増減して、発電電圧を変更する。
電装置は、オルタネータ19と、オルタネータ19によ
る発電電圧を一定にするレギュレータ29とからなり、
オルタネータ19にはステータコイル30とローターコ
イル(フィールドコイル)31と整流回路(8個のダイ
オード32)が備えられている。そして、エンジンの駆
動によりローターコイル31が回転することにより発電
される。レギュレータ29は電源電圧制御手段としての
制御用IC33とトランジスタ34とダイオード35と
からなる。そして、この制御用IC33は、ローターコ
イル31に流す電流を増減して、発電電圧を変更する。
制御用IC33にはイグニッションスイッチ36を介し
て車両用バッテリ37が接続されている。
て車両用バッテリ37が接続されている。
又、制御用IC33は加速カットスイッチ38からのオ
ン信号を入力する。この加速カットスイッチ38は車両
のアクセルペダルの踏込み量に応答し、追い越し等のオ
ルタネータ19の消費動力を低減したい時に作動するも
のである。そして、加速カットスイッチ38がオンした
時はその信号が制御用IC33に入りオルタネータ19
の発電電圧をそれまでの12ボルトから6ボルトに下げ
る構造となっている。
ン信号を入力する。この加速カットスイッチ38は車両
のアクセルペダルの踏込み量に応答し、追い越し等のオ
ルタネータ19の消費動力を低減したい時に作動するも
のである。そして、加速カットスイッチ38がオンした
時はその信号が制御用IC33に入りオルタネータ19
の発電電圧をそれまでの12ボルトから6ボルトに下げ
る構造となっている。
制御用IC33には冷風温サーミスタ21か接続され、
制御用IC33はサーミスタ21による冷風温の検知に
よりフィードバック制御にてオルタネータ19の発電電
圧を調節して電子冷凍ユニット14のフロストを防止す
るようになっている。
制御用IC33はサーミスタ21による冷風温の検知に
よりフィードバック制御にてオルタネータ19の発電電
圧を調節して電子冷凍ユニット14のフロストを防止す
るようになっている。
エアコンスイッチ39は同スイッチ39の閉路動作によ
りオルタネータ19の発電電圧が電圧印加素子数変更手
段としてのリレー回路40を介して電子冷凍ユニット1
4の各素子に印加される。
りオルタネータ19の発電電圧が電圧印加素子数変更手
段としてのリレー回路40を介して電子冷凍ユニット1
4の各素子に印加される。
この際、リレー回路40によりオルタネータ19の発電
電圧を印加する熱電素子の数が変更可能となっている。
電圧を印加する熱電素子の数が変更可能となっている。
第5図に示すように、制御手段としてのマイクロコンピ
ュータ(以下、マイコンという)41は、リレー回路4
0を介して電子冷凍ユニット14と接続されている。マ
イコン41は加速カットスイッチ38のオン動作を検知
するとともに、吸熱フィン用サーミスタ22からの信号
と、放熱フィン用サーミスタ23からの信号を入力する
。さらに、マイコン41は制御用IC33と接続され、
制御用IC33からオルタネータ19の発電電圧指令値
を入力する。又、マイコン41はリレー回路40を駆動
制御してオルタネータ19の発電電圧を印加する熱電素
子の数を変更する。熱電素子は、第3図に示すように、
放熱フィン16.P型半導体15.吸熱フィン18.N
型半導体17を1ユニツトとし、この単位で熱電素子の
数が変更される。
ュータ(以下、マイコンという)41は、リレー回路4
0を介して電子冷凍ユニット14と接続されている。マ
イコン41は加速カットスイッチ38のオン動作を検知
するとともに、吸熱フィン用サーミスタ22からの信号
と、放熱フィン用サーミスタ23からの信号を入力する
。さらに、マイコン41は制御用IC33と接続され、
制御用IC33からオルタネータ19の発電電圧指令値
を入力する。又、マイコン41はリレー回路40を駆動
制御してオルタネータ19の発電電圧を印加する熱電素
子の数を変更する。熱電素子は、第3図に示すように、
放熱フィン16.P型半導体15.吸熱フィン18.N
型半導体17を1ユニツトとし、この単位で熱電素子の
数が変更される。
尚、第4図において、42は電子冷凍ユニット14に電
源を供給するオルタネータ19のリップル電圧を除去す
るコンデンサである。
源を供給するオルタネータ19のリップル電圧を除去す
るコンデンサである。
次に、このように構成した自動車用空調装置の作用を説
明する。
明する。
制御用IC33はイグニッションスイッチ36かオンさ
れるとともにエアコンスイッチ39かオンされている状
態においては、オルタネータ19の最大能力を出せるよ
うにその発電電圧を12ボルトになるように制御する。
れるとともにエアコンスイッチ39かオンされている状
態においては、オルタネータ19の最大能力を出せるよ
うにその発電電圧を12ボルトになるように制御する。
又、制御用IC33はこの状態から加速カットスイッチ
38がオンすると、オルタネータ19の発電電圧を6ボ
ルトになるように制御する。さらに、制御用IC33は
冷風温サーミスタ21による冷風温度か所定温度以下に
ならないようにオルタネータ19の発電電圧を制御する
。
38がオンすると、オルタネータ19の発電電圧を6ボ
ルトになるように制御する。さらに、制御用IC33は
冷風温サーミスタ21による冷風温度か所定温度以下に
ならないようにオルタネータ19の発電電圧を制御する
。
一方、第6図に示すように、マイコン41はステップ1
01で加速カットスイッチ38がオフ状態からオン状態
に切り換わったか否かを判断するとともに、ステップ1
02で加速カットスイッチ38がオン状態からオフ状態
に切り換わったか否かを判断する。そして、マイコン4
1は加速カットスイッチ38がオフ状態からオン状態に
切り換わるとステップ103で素子数nをr125」に
設定し、又、加速カットスイッチ38がオン状態からオ
フ状態に切り換わるとステップ104で素子数nを「2
50」に設定する。マイコン41は加速カットスイッチ
38の切り換わりの際には、この素子数n(125ある
いは250)となるようにリレー回路40を制御して電
子冷凍ユニット14の熱電素子を印加する。
01で加速カットスイッチ38がオフ状態からオン状態
に切り換わったか否かを判断するとともに、ステップ1
02で加速カットスイッチ38がオン状態からオフ状態
に切り換わったか否かを判断する。そして、マイコン4
1は加速カットスイッチ38がオフ状態からオン状態に
切り換わるとステップ103で素子数nをr125」に
設定し、又、加速カットスイッチ38がオン状態からオ
フ状態に切り換わるとステップ104で素子数nを「2
50」に設定する。マイコン41は加速カットスイッチ
38の切り換わりの際には、この素子数n(125ある
いは250)となるようにリレー回路40を制御して電
子冷凍ユニット14の熱電素子を印加する。
次に、マイコン41はステップ105でオルタネータ1
9の発電電圧Vと、吸熱フィン18の温度Tcと、放熱
フィン16の温度Thを取り込み、ステップ106で最
適素子数nを求める。
9の発電電圧Vと、吸熱フィン18の温度Tcと、放熱
フィン16の温度Thを取り込み、ステップ106で最
適素子数nを求める。
即ち、素子の冷却効率(成績係数)COPは次式にて表
される。
される。
ただし、αはゼーベック係数、ρは素子の比抵抗、λは
熱伝導率、ΔTはT h T c 。
熱伝導率、ΔTはT h T c 。
第7図に、Tc=0°C,Th=30°C(ΔT30°
C)で、V=12ボルトの場合のCOP値を示す。
C)で、V=12ボルトの場合のCOP値を示す。
本実施例は通常運転は12V、加速制御が入った時は6
Vで作動するシステムなので、加速カットスイッチ38
がオンのときには、素子数nを「125」を中心として
順次変えて(例えば、n=120〜130)、最も大き
な冷却効率(成績係数> copとなる素子数nを求め
る。この時、放熱側及び吸熱側の風量は変更しないので
、加速カットスイッチ38がオンした時のTcは加速カ
ットスイッチ38がオフした時の値とは異なっている。
Vで作動するシステムなので、加速カットスイッチ38
がオンのときには、素子数nを「125」を中心として
順次変えて(例えば、n=120〜130)、最も大き
な冷却効率(成績係数> copとなる素子数nを求め
る。この時、放熱側及び吸熱側の風量は変更しないので
、加速カットスイッチ38がオンした時のTcは加速カ
ットスイッチ38がオフした時の値とは異なっている。
しかし、放熱側及び吸熱側の風量を制御することによっ
て常にTcを一定にすることも可能である。
て常にTcを一定にすることも可能である。
又、加速カットスイッチ38がオフのときには、素子数
nをr250Jを中心として順次変えて(例えば、n=
245〜255)、最も大きな冷却効率(成績係数)C
OPとなる素子数nを求める。
nをr250Jを中心として順次変えて(例えば、n=
245〜255)、最も大きな冷却効率(成績係数)C
OPとなる素子数nを求める。
次に、マイコン41はこの最適素子数nとなるようにリ
レー回路40を制御して電子冷凍ユニット14の熱電素
子に電圧を印加する。
レー回路40を制御して電子冷凍ユニット14の熱電素
子に電圧を印加する。
このように本実施例によれば、マイコン41(制御手段
)は熱電素子の放熱面の温度Thと吸熱面の温度Tcと
に応じ、発電装置の制御用IC33(電源電圧検出手段
)からの発電電圧指令値により最適素子効率を得るよう
に、リレー回路40(電圧印加素子数変更手段)を制御
して電源電圧を印加する熱電素子の数nを変更するよう
にした。その結果、電子冷凍装置を用いた自動車用空調
装置において、加速制御の際に電子冷凍装置の供給電源
の電圧を変更した場合にも効率のよい空調を行うことが
でき、電源電圧が変化した場合においても熱電素子を最
適効率にて駆動できる。
)は熱電素子の放熱面の温度Thと吸熱面の温度Tcと
に応じ、発電装置の制御用IC33(電源電圧検出手段
)からの発電電圧指令値により最適素子効率を得るよう
に、リレー回路40(電圧印加素子数変更手段)を制御
して電源電圧を印加する熱電素子の数nを変更するよう
にした。その結果、電子冷凍装置を用いた自動車用空調
装置において、加速制御の際に電子冷凍装置の供給電源
の電圧を変更した場合にも効率のよい空調を行うことが
でき、電源電圧が変化した場合においても熱電素子を最
適効率にて駆動できる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、実施例は加速カット制御を行う場合で示したが
、他にも、消費動力低減のためオルタネータの電源を低
下させる制御ならば(例えば、発進時オルタ電源を低下
させる制御、パワーステ作動時オルタ電源を低下させる
制御等)でもよい。
例えば、実施例は加速カット制御を行う場合で示したが
、他にも、消費動力低減のためオルタネータの電源を低
下させる制御ならば(例えば、発進時オルタ電源を低下
させる制御、パワーステ作動時オルタ電源を低下させる
制御等)でもよい。
さらに、電子冷凍装置の電源はオルタネータでなくても
直流電源を供給できるものならば何でもよい。
直流電源を供給できるものならば何でもよい。
以上詳述したようにこの発明によれば、電源電圧か変化
した場合においても熱電素子を最適効率にて駆動できる
優れた効果を発揮する。
した場合においても熱電素子を最適効率にて駆動できる
優れた効果を発揮する。
第1図はクレーム対応図、第2図は実施例の自動車用空
調装置の構成図、第3図は電子冷凍ユニットの構成図、
第4図は自動車用空調装置の電気回路図、第5図はマイ
コンの周辺の回路図、第6図はフローチャート、第7図
は素子数と素子効率との関係を示す図、第8図は従来技
術を説明するための自動車用空調装置の構成図である。 Mlは熱電素子、M2は温度検出手段、M3は電源電圧
検出手段、 M4は電圧印加素子数変更手 段、 M5は制御手段。
調装置の構成図、第3図は電子冷凍ユニットの構成図、
第4図は自動車用空調装置の電気回路図、第5図はマイ
コンの周辺の回路図、第6図はフローチャート、第7図
は素子数と素子効率との関係を示す図、第8図は従来技
術を説明するための自動車用空調装置の構成図である。 Mlは熱電素子、M2は温度検出手段、M3は電源電圧
検出手段、 M4は電圧印加素子数変更手 段、 M5は制御手段。
Claims (1)
- 1. 複数の熱電素子を直列に接続して、電源からの
電圧を熱電素子に印加するようにした電子冷凍装置にお
いて、 前記熱電素子の放熱面と吸熱面の温度を検出する温度検
出手段と、 前記電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電
源電圧を印加する熱電素子の数を変更する電圧印加素子
数変更手段と、 前記温度検出手段による熱電素子の放熱面と吸熱面の温
度と、電源電圧検出手段による電源の電圧により最適素
子効率を得るように、前記電圧印加素子数変更手段を制
御して電源電圧を印加する熱電素子の数を変更する制御
手段と を備えたことを特徴とする電子冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2146420A JP2789788B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 電子冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2146420A JP2789788B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 電子冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439577A true JPH0439577A (ja) | 1992-02-10 |
JP2789788B2 JP2789788B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=15407288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2146420A Expired - Lifetime JP2789788B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 電子冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2789788B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013110897A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Toyota Motor Corp | 車両 |
CN107351642A (zh) * | 2017-07-11 | 2017-11-17 | 吉林大学 | 一种采用多级热电制冷器的纯电动汽车空调系统 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130291555A1 (en) | 2012-05-07 | 2013-11-07 | Phononic Devices, Inc. | Thermoelectric refrigeration system control scheme for high efficiency performance |
US10458683B2 (en) | 2014-07-21 | 2019-10-29 | Phononic, Inc. | Systems and methods for mitigating heat rejection limitations of a thermoelectric module |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP2146420A patent/JP2789788B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013110897A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Toyota Motor Corp | 車両 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2789788B2 (ja) | 1998-08-20 |
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