JPH11345946A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11345946A
JPH11345946A JP10151415A JP15141598A JPH11345946A JP H11345946 A JPH11345946 A JP H11345946A JP 10151415 A JP10151415 A JP 10151415A JP 15141598 A JP15141598 A JP 15141598A JP H11345946 A JPH11345946 A JP H11345946A
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JP
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memory cell
capacitor
interlayer insulating
cell array
semiconductor device
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JP10151415A
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Heiji Kobayashi
平治 小林
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルアレイ領域と周辺領域との間での
傾斜が緩やかであり、この部分でのレジストの膜厚が薄
くなるのを抑制できる半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体装置は、シリコン基板11の主表
面11a上に形成された複数のキャパシタ32bおよび
21aを有するメモリセルブロック4を備える。メモリ
セルブロック4のキャパシタ21aの端部の外表面はシ
リコン基板11の主表面11aから第1の高さで延在す
る上面52aと上面52aに連続してシリコン基板11
の主表面11aから第1の高さよりも低い第2の高さで
延在する底面21dとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、より特定的には、DRAM(Dy
namic Random Access Memory)の構造とその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの情報機器のめ
ざましい普及によって半導体装置の需要が急速に拡大し
ている。また、機能的には、大規模な記憶容量を有し、
かつ高速動作が可能なものが要求されている。これに伴
って、半導体装置の高集積化および高応答性あるいは高
信頼性に関する技術開発が進められている。
【0003】半導体装置の中で、記憶情報のランダムな
入出力が可能なものとしてDRAMが一般的に知られて
いる。このDRAMは、多数の記憶情報を蓄積する記憶
領域であるメモリセルアレイ領域と、外部との入出力に
必要な周辺領域とから構成されている。
【0004】このように構成されるDRAMにおいて、
メモリセルアレイ領域は大きな面積を占めている。ま
た、このメモリセルアレイ領域には単位記憶情報を蓄積
するためのメモリセルがマトリックス状に複数個配置さ
れている。メモリセルは通常1個のMOSトランジスタ
と、これに接続された1個のキャパシタとから構成され
ており、1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセルと
して広く知られている。
【0005】次に、従来のDRAMの具体的な構成につ
いて説明する。図20は、従来のDRAMの構成を示す
平面図である。図20を参照して、従来のDRAMは、
メモリキャパシタ領域504bとダミーキャパシタ領域
504aとを有する。メモリセルアレイ領域としてのメ
モリセルブロック504と、周辺領域としてのワード線
コンタクト部505およびセンスアンプコンタクト部5
06とを備える。ワード線コンタクト部505とセンス
アンプコンタクト部506とがメモリセルブロック50
4を取囲む。
【0006】メモリセルブロック504には、複数のキ
ャパシタ521a、522a、523a、531a、5
32b、533b、541a、542bおよび543b
が形成されている。これらのキャパシタは、それぞれ下
部電極621a、622a、623a、631a、63
2b、633b、641a、642bおよび643bを
有し、マトリックス状に形成されている。
【0007】メモリキャパシタ領域504bのキャパシ
タ532b、533b、542bおよび543bは、情
報の記憶に関与する。周辺領域としてのワード線コンタ
クト部505とセンスアンプコンタクト部506とに隣
接するダミーキャパシタ領域504aのキャパシタ52
1a、522a、523a、531aおよび541a
は、情報の記憶に関与しない。これは、メモリセルブロ
ック504の外周部分では、微細な繰返しパターンが途
切れ、また段差が存在するためにキャパシタが設計どお
りに形成されない場合があるため、この部分のキャパシ
タには情報を記憶させないからである。
【0008】ワード線コンタクト部505には、ワード
線と接続される配線572が1方向に延びるように形成
されており、この配線はコンタクトホール554により
半導体基板に電気的に接続される。
【0009】図21は図20中のXXI−XXI線に沿
って見た断面を示す図である。図21を参照して、シリ
コン基板511の表面511a上に複数のMOSトラン
ジスタ(図示せず)が形成されており、このMOSトラ
ンジスタを覆うように層間絶縁膜512が形成されてい
る。層間絶縁膜512には、コンタクトホール513お
よび514が設けられている。
【0010】コンタクトホール513および514を充
填するように層間絶縁膜512の表面512a上にキャ
パシタの下部電極632bおよび621aが形成されて
いる。下部電極621aおよび632bを覆うように誘
電体膜551が形成されており、誘電体膜551を覆う
ようにキャパシタの上部電極552が形成されている。
上部電極552を覆うように層間絶縁膜553が形成さ
れている。
【0011】下部電極621aの側面521bが大きな
段差となるため、側面521b付近では層間絶縁膜55
3に段差553aが生じる。層間絶縁膜553と層間絶
縁膜512とにコンタクトホール554が設けられてい
る。コンタクトホール554を充填するように層間絶縁
膜553上に配線572が設けられている。
【0012】次に、図20および図21で示す半導体装
置(DRAM)の製造方法について説明する。図22
は、図20および図21で示す従来の半導体装置(DR
AM)の製造工程を示す平面図である。図23は、図2
2中のXXIII−XXIII線に沿って見た断面を示
す図である。
【0013】図22および図23を参照して、まず、シ
リコン基板511上に複数のMOSトランジスタ(図示
せず)を形成し、このMOSトランジスタを覆うように
層間絶縁膜512を形成する。層間絶縁膜512上にレ
ジストパターンを形成し、このレジストパターンに従っ
て層間絶縁膜512をエッチングすることにより、コン
タクトホール513および514を形成する。
【0014】コンタクトホール513および514を充
填し、かつ層間絶縁膜512を覆うようにドープトポリ
シリコンを堆積する。このドープトポリシリコン上にレ
ジストパターンを形成し、このレジストパターンに従っ
てドープトポリシリコンをエッチングすることにより、
下部電極621a、622a、623a、631a、6
32b、633b、641a、642bおよび643b
を形成する。なお、このときキャパシタの下部電極62
1aの側面521bの高さ(図23中のh0 )は約70
0nmとなる。
【0015】これらの下部電極を覆うように厚さ約7n
mのシリコン窒化酸化膜からなる誘電体膜を形成する。
この誘電体膜上に厚さ約150nmのドープトポリシリ
コンからなる導電膜を形成する。導電膜上にレジストパ
ターンを形成し、このレジストパターンに従って導電膜
と誘電体膜とをエッチングすることにより、キャパシタ
の上部電極552と誘電体膜551とを形成する。
【0016】上部電極552を覆うように層間絶縁膜5
53を形成する。このとき、下部電極621aの側面5
21b付近で層間絶縁膜553に段差553aが生じ
る。層間絶縁膜553を覆うようにホールパターン57
4aを有するレジストパターン574を形成する。この
とき、メモリセルブロック504の高さはワード線コン
タクト部505やセンスアンプコンタクト部506の高
さに比べて高いため、メモリセルブロック504からワ
ード線コンタクト部505やセンスアンプコンタクト部
506へレジストパターン574を構成するレジストが
流れる。
【0017】具体的には、図22で示すように、周辺領
域としてのワード線コンタクト部505やセンスアンプ
コンタクト部506に隣接する部分に位置するキャパシ
タ521a、522a、523a、531aおよび54
1aの上に位置するレジストが、矢印521c、521
d、521e、522c、523c、531cおよび5
41cで示す方向に流れる。
【0018】特に、マトリックスの隅部に位置するキャ
パシタ521aの上では主に矢印521c、521dお
よび521eで示すように3つの方向にレジストが流れ
る。そのため、この部分で特にレジストの厚さが薄くな
り、レジストの厚さ(図23中のt1 )は約400nm
となる。
【0019】図20および図21を参照して、レジスト
パターン574に従って層間絶縁膜553および512
をエッチングしてコンタクトホール554を形成する。
コンタクトホール554を充填しかつ層間絶縁膜553
の表面を覆うようにドープトポリシリコンを堆積する。
ドープトポリシリコン上にレジストパターンを形成し、
レジストパターンに従ってドープトポリシリコンをエッ
チングすることにより配線572を形成する。これによ
り、図20および図21で示すDRAMが完成する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図24は上述のような
製造工程で生じる問題点を説明するために示す断面図で
ある。図24を参照して、レジストパターン574に従
い層間絶縁膜553および512をエッチングする際に
は、レジストパターン574もエッチングされる。この
際、レジストパターン574の厚さが薄い部分(図23
で示す厚さがt1(=400nm)の部分)では、エッ
チング中にレジストがなくなり、層間絶縁膜553が露
出してしまう恐れがある。
【0021】層間絶縁膜553が露出すると、層間絶縁
膜553がエッチングされ、上部電極552の一部55
2aが露出することになる。このように上部電極552
の一部552aが露出した状態で、この上部電極552
上に導電層を形成すると上部電極552が他の導電層と
ショートし、半導体装置の歩留まりが低下するという問
題がある。
【0022】そこで、この発明は上述のような問題点を
解決するためになされたものであり、この発明の目的
は、メモリセルアレイ領域と周辺領域との間での段差の
傾斜が緩やかであり、この段差の部分でレジストの膜厚
が薄くなるのを抑制できる半導体装置とその製造方法を
提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に従った半導体
装置は、主表面を有する半導体基板と、半導体基板の主
表面上に形成された複数のキャパシタを有するメモリセ
ルアレイ領域と、メモリセルアレイ領域を取囲む周辺領
域とを備える。周辺領域に隣接するメモリセルアレイ領
域のキャパシタの端部の外表面は、第1の表面と第2の
表面とを有する。第1の表面は半導体基板の主表面から
第1の高さで延在する。第2の表面は、第1の表面に連
続して半導体基板の主表面から第1の高さよりも低い第
2の高さで延在する。
【0024】このように構成された半導体装置において
は、周辺領域に隣接するメモリセルアレイ領域のキャパ
シタの端部の外表面に第1の表面と、その第1の表面よ
りも低い部分に位置する第2の表面とが形成されるた
め、キャパシタの端部が階段状またはスロープ状とな
る。そのため、第2の表面が存在しない場合に比べてキ
ャパシタの端部において段差の傾きが緩やかになる。そ
の結果、この段差の上に層を形成したとしても、この層
の傾きが緩やかとなり、この上にレジストを塗布しても
レジストの膜厚が薄くなるのを抑制することができる。
【0025】また、キャパシタの第1の表面と第2の表
面とを覆う層間絶縁膜をさらに備えることが好ましい。
この場合、層間絶縁膜には段差が発生するが、この段差
の傾きが緩やかとなるので、段差上にレジストを形成し
てもレジストの膜厚が薄くなるのを抑制することができ
る。
【0026】複数のキャパシタはマトリックス状に配置
されており、周辺回路に隣接するメモリセルアレイ領域
のキャパシタはマトリックスの隅部に位置することが好
ましい。この場合、レジストが特に流れやすいマトリッ
クスの隅部のキャパシタに第2の面が形成されるため、
隅部において段差の傾斜を緩やかにすることができる。
その結果、この段差上にレジストを形成した場合にもレ
ジストの膜厚が薄くなるのを抑制することができる。
【0027】また、メモリセルアレイ領域は、情報の記
憶に関与するキャパシタ領域と、キャパシタ領域を取囲
み、情報の記憶に関与しないダミーキャパシタ領域とを
含み、周辺領域に隣接するメモリセルアレイ領域のキャ
パシタはダミーキャパシタ領域に形成されることが好ま
しい。この場合、周辺領域に隣接するメモリセルアレイ
領域のキャパシタには第2の面が形成されるため、情報
を記憶する能力が低下するが、第2の面が形成されるキ
ャパシタはダミーキャパシタ領域に形成され、情報の記
憶に関与しない。そのため、第2の面が形成されて情報
を記憶する能力は低下したとしてもメモリセルアレイ全
体としては情報を記憶する能力は低下しない。
【0028】また、キャパシタは半導体基板の主表面上
に形成された下部電極と、その下部電極の表面上に形成
された誘電体膜と、その誘電体膜の表面上に形成された
上部電極とを備え、第1の表面は上部電極の表面であ
り、第2の表面は下部電極の表面であることが好まし
い。
【0029】この発明に従った半導体装置の製造方法
は、メモリセルアレイ領域とメモリセルアレイ領域を取
囲む周辺領域とを備えた半導体装置の製造方法であっ
て、以下の工程を備える。
【0030】(1) 半導体基板の主表面上に複数の下
部電極を形成する工程。 (2) 複数の下部電極の表面上に誘電体膜を形成する
工程。
【0031】(3) 誘電体膜の表面上に導電膜を形成
する工程。 (4) 導電膜と誘電体膜とをエッチングすることによ
り、下部電極と、下部電極の表面上に残存した誘電体膜
と、残存した誘電体膜の表面上に形成された上部電極と
を含み、半導体基板の主表面から第1の高さで延在する
第1の表面を有する複数のキャパシタを形成するととも
に、周辺領域に隣接するメモリセルアレイ領域に形成さ
れたキャパシタの下部電極をエッチングすることによ
り、第1の表面に連続して半導体基板の主表面から第1
の高さよりも低い第2の高さで延在する第2の表面を下
部電極に形成する工程。
【0032】このような工程を備えた半導体装置の製造
方法においては、周辺領域に隣接するメモリセルアレイ
領域のキャパシタに、第1の面と、その第1の面よりも
低い部分に位置する第2の面とを形成するため、メモリ
セルアレイ領域と周辺領域との間が階段状またはスロー
プ状となる。そのため、この第2の面が存在しない場合
に比べてメモリセルアレイ領域と周辺領域との間の段差
の傾きを緩やかにでき、この段差の部分の上に層を形成
してもその層の傾きが緩やかとなる。その結果、この上
にレジストを形成してもレジストの膜厚が薄くなるのを
抑制することができる。
【0033】さらに、このような方法に従えば、導電膜
と誘電体膜をエッチングするとともに下部電極をエッチ
ングするため、導電膜と誘電体膜とをエッチングする従
来の製造方法と比較して製造工程が増加することがな
い。
【0034】また、周辺領域に隣接するメモリセルアレ
イ領域のキャパシタを覆う層間絶縁膜を形成する工程を
さらに備えることが好ましい。この場合、周辺領域とメ
モリセルアレイ領域との間の段差部分には、第1の面
と、その第1の面よりも低い部分に位置する第2の面が
存在するため、この段差の部分を層間絶縁膜が覆った場
合には層間絶縁膜の傾きが緩やかになる。
【0035】層間絶縁膜上にレジストパターンを形成す
る工程と、レジストパターンに従って層間絶縁膜をエッ
チングする工程をさらに備えることが好ましい。この場
合、層間絶縁膜の傾きが緩やかなので、レジストパター
ンを構成するレジストの膜厚が薄くなるのを抑制でき
る。そのため、このレジストパターンに従って層間絶縁
膜をエッチングしてもレジストの膜厚が十分に存在する
ためにエッチング中に層間絶縁膜が露出せず、所望のパ
ターンを形成することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、この発
明に従った半導体装置(DRAM)の平面図である。図
1を参照して、DRAM1は、メモリセルアレイ部2
と、周辺回路部3とを有する。メモリセルアレイ部2
は、情報の記憶に関与する部分を有する。周辺回路部3
は、メモリセルアレイ部2に電気信号を伝達するための
回路を有し、メモリセルアレイ部2を取囲むように形成
される。
【0037】図2はメモリセルアレイ部を拡大して示す
平面図である。図2を参照して、メモリセルアレイ部2
は、メモリセルアレイ領域としてのメモリセルブロック
4と、周辺領域としてのワード線コンタクト部5および
センスアンプコンタクト部6とを有する。ワード線コン
タクト部5とセンスアンプコンタクト部6は、メモリセ
ルブロック4に電気信号を伝達するために設けられ、メ
モリセルブロック4を取囲む。ワード線コンタクト部5
およびセンスアンプコンタクト部6は格子状に形成され
ている。
【0038】図3は、図2中のIIIで囲んだ部分を拡
大して示す平面図である。図3を参照して、メモリセル
ブロック4は、ワード線コンタクト部5とセンスアンプ
コンタクト部6とにより囲まれている。メモリセルブロ
ック4はダミーキャパシタ領域4aとメモリキャパシタ
領域4bとを有する。メモリキャパシタ領域4bは情報
の記憶に関与する。ダミーキャパシタ領域4bは情報の
記憶に関与しない。ダミーキャパシタ領域4aは、ワー
ド線コンタクト部5およびセンスアンプコンタクト部6
と、メモリキャパシタ領域4bとの間、すなわち、周辺
領域に隣接するメモリセルブロック4に設けられる。
【0039】メモリセルブロック4のメモリキャパシタ
領域4aには、情報を記憶するために電荷を蓄積するこ
とができるキャパシタ32b、33b、42bおよび4
3bが形成されている。メモリセルブロック4のダミー
キャパシタ領域4aには、情報の記憶に関与しないキャ
パシタ21a、22a、23a、31aおよび41aが
形成されている。これらのキャパシタ21a、22a、
23a、31a、32b、33b、41a、42bおよ
び43bは、マトリックス状に配置されており、それぞ
れ、下部電極221a、222a、223a、231
a、232b、233b、241a、242b、243
bを有する。
【0040】マトリックスの隅部に位置するキャパシタ
21aには欠け部21bが形成されている。
【0041】これらのキャパシタの上に誘電体膜(図3
では示さず)を介在させて上部電極52が形成されてい
る。上部電極52上に層間絶縁膜が形成されており、こ
の層間絶縁膜にコンタクトホール54が形成されてい
る。コンタクトホール54を充填しかつ1方向に延びる
ように配線72が形成されている。
【0042】図4は、図3中のIV−IV線に沿って見
た断面を示す図である。図4を参照して、シリコン基板
11の主表面11a上にMOSトランジスタ(図示せ
ず)が形成されている。このMOSトランジスタを覆う
ように厚さ約800nmのシリコン酸化膜からなる層間
絶縁膜12が形成されている。層間絶縁膜12はコンタ
クトホール13および14を有する。
【0043】層間絶縁膜12上にキャパシタ32bおよ
び21aが形成されている。キャパシタ32bはシリコ
ン基板11と電気的に接続され、ドープトポリシリコン
からなる下部電極232bと、下部電極232bを覆
い、シリコン窒化酸化膜からなる誘電体膜51と、誘電
体膜51を覆い、ドープトポリシリコンからなる上部電
極52とを有する。
【0044】キャパシタ21aは、シリコン基板11と
電気的に接続され、ドープトポリシリコンからなる下部
電極221aと、下部電極221aの一部分を覆う誘電
体膜51と、誘電体膜51を覆う上部電極52とを有す
る。誘電体膜51の厚さは約10nmであり、上部電極
52の厚さは約100nmである。上部電極52はシリ
コン基板11の主表面11aから第1の高さで延在する
第1の表面としての上面52aを有する。
【0045】キャパシタ21aは欠け部21bを有す
る。欠け部21bは、側面21cと、第2の表面として
の底面21dにより構成される。底面21dは、側面2
1cを介して上面52aに連なり、かつシリコン基板1
1の主表面11aから第1の高さよりも低い第2の高さ
で延在する。
【0046】シリコン基板11の主表面11aから上面
52aまでの第1の高さ(図4中のh1 )は約1610
nmである。層間絶縁膜12の表面12aからの下部電
極221aの高さ(図4中のh2 )は約700nmであ
る。シリコン基板11の主表面11aから底面21dま
での第2の高さ(図4中のh3 )は約1150nmであ
る。層間絶縁膜12の表面12aから底面21dまでの
高さ(図4中のh4 )は約350nmである。底面21
dから上面52aまでの高さ(図4中のh5 )は約46
0nmである。
【0047】キャパシタ21aおよび32bを覆うよう
にシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜53が形成されて
いる。欠け部21b上の層間絶縁膜53の部分には段差
53aが存在する。層間絶縁膜53および層間絶縁膜1
2にコンタクトホール54が形成されている。コンタク
トホール54を充填するように層間絶縁膜53上に配線
72が形成されている。
【0048】このように構成された半導体装置において
は、ワード線コンタクト部5およびセンスアンプコンタ
クト部6に隣接するメモリセルブロック4のキャパシタ
21aが階段状となる。すなわち、上部電極52の上面
52aと層間絶縁膜12の表面12aとの間に第2の面
としての底面21dが存在するため、このキャパシタ2
1aを層間絶縁膜53aで覆っても、層間絶縁膜53の
段差53aの傾きが小さくなる。そのため、層間絶縁膜
53上にレジストを塗布した場合にも、このレジストの
膜厚を従来よりも均一化することができ、レジストをマ
スクとしてエッチングした場合にも層間絶縁膜53が露
出することがない。
【0049】次に、図3および図4で示す半導体装置の
製造方法について説明する。図5、図7および図9は、
図3および図4で示す半導体装置の製造方法の第1〜第
3工程を示す平面図である。図6、図8および図10
は、それぞれ、図5中のVI−VI線に沿って見た断面
を示す図、図7中のVIII−VIII線に沿って見た
断面を示す図、図9中のX−X線に沿って見た断面を示
す図である。図11は、図3および図4で示す半導体装
置の製造方法の第4工程を示す断面図である。
【0050】図5および図6を参照して、シリコン基板
11の主表面11a上にCVD(Chemical Vapor Depos
ition )法により厚さ約800nmのシリコン酸化膜か
らなる層間絶縁膜12を形成する。層間絶縁膜12上に
レジストパターンを形成し、このレジストパターンに従
って層間絶縁膜12をエッチングすることによりコンタ
クトホール13および14を形成する。
【0051】コンタクトホールき13および14を充填
し、かつ層間絶縁膜12の表面12aを覆うようにCV
D法によりドープトポリシリコンを堆積する。ドープト
ポリシリコン上にレジストパターンを形成し、このレジ
ストパターンに従ってドープトポリシリコンをエッチン
グすることにより、下部電極221a、222a、22
3a、231a、232b、233b、241a、24
2bおよび243bを形成する。下部電極221a、2
22a、223a、231a、232b、233b、2
41a、242bおよび243bを覆うようにCVD法
により厚さ約10nmのシリコン窒化酸化膜81を形成
する。シリコン窒化酸化膜81上にCVD法により厚さ
約100nmのドープトポリシリコン膜82を形成す
る。ドープトポリシリコン膜82上に所定のパターンを
有するレジストパターン73を形成する。
【0052】図7および図8を参照して、レジストパタ
ーン73をマスクとしてCl2 ガスとSF6 ガスとHe
ガスとの混合ガスによりドープトポリシリコン膜82と
シリコン窒化酸化膜81とをエッチングして上部電極5
2と誘電体膜51を形成する。
【0053】これにより、キャパシタ21a、22a、
23a、31a、32b、33b、41a、42bおよ
び43bを形成する。また、このとき、下部電極221
aもエッチングすることにより、下部電極221aに側
面21cと底面21dからなる欠け部21bを形成す
る。
【0054】図9および図10を参照して、キャパシタ
21a、22a、23a、31a、32b、33b、4
1a、42bおよび43bを覆うようにCVD法により
シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜53を形成する。こ
のとき、層間絶縁膜53には段差53aが発生する。層
間絶縁膜53上にレジストを塗布し、このレジストを所
定の形状にパターニングすることによりレジストパター
ン74を形成する。レジストパターン74中の膜厚が最
も薄い部分の膜厚(図10中のt2 )は約500nmで
ある。
【0055】図11を参照して、レジストパターン74
のホールパターン74aに従って層間絶縁膜53および
12をエッチングすることによりコンタクトホール54
を形成する。
【0056】図3および図4を参照して、コンタクトホ
ール54を充填するように層間絶縁膜53上にCVD法
によりドープトポリシリコンを堆積する。このドープト
ポリシリコン上にレジストパターンを形成し、レジスト
パターンに従ってドープトポリシリコンをエッチングす
ることにより配線72を形成する。これにより、図3お
よび図4で示す半導体装置が完成する。
【0057】このような製造方法においては、図10で
示すように、層間絶縁膜53の段差53a上にレジスト
パターン74を形成するが、キャパシタ21aの欠け部
21bの作用により、この段差53aの傾きは緩やかに
なる。そのため、段差53a上に形成されたレジストパ
ターン74の最小膜厚(500nm)も従来の最小膜厚
1 (400nm)よりも大きなものとなる。その結
果、このレジストパターン74に従って層間絶縁膜53
および12をエッチングする際にも、段差53a上のレ
ジストパターン74がなくならないため、エッチング中
に段差53aが露出せず半導体装置の歩留まりを向上さ
せることができる。
【0058】また、欠け部21bは、上部電極52およ
び誘電体膜51とを形成する工程において形成されるた
め、製造工程を増加させることもない。
【0059】(実施の形態2)図12は、この発明の実
施の形態2に従った半導体装置(DRAM)の平面図で
ある。図12で示す半導体装置では、ダミーキャパシタ
領域4aのすべてのキャパシタ121a、122a、1
23a、131aおよび141aの下部電極321a、
322a、323a、331aおよび341aに欠け部
121b、122b、123b、131bおよび141
bが形成されている点で、ダミーキャパシタ領域4aの
隅に位置するキャパシタ21aの下部電極221aにの
み欠け部21bが形成されている図3で示す半導体装置
と異なる。
【0060】また、図2で示す半導体装置においては、
ダミーキャパシタ領域4aに位置するすべての下部電極
の一部分が上部電極152から露出している点で、ダミ
ーキャパシタ領域4aの隅部に位置する下部電極221
aの一部分のみが上部電極52から露出している図3で
示す半導体装置と異なる。その他の点については、図1
2で示す半導体装置は、図3で示す半導体装置と同様で
ある。
【0061】図13は、図12中のXIII−XIII
線に沿って見た断面を示す図である。図13を参照し
て、シリコン基板11の主表面11a上に層間絶縁膜1
2が形成されている。層間絶縁膜12はコンタクトホー
ル15および16を有する。層間絶縁膜12上にキャパ
シタ42bおよび141aが形成されている。
【0062】キャパシタ42bは、下部電極242b
と、誘電体膜151と、上部電極152とを有する。下
部電極242bは、コンタクトホール15を充填し、ド
ープトポリシリコンからなる。誘電体膜151は、シリ
コン窒化酸化膜からなり下部電極242bを覆う。上部
電極152はドープトポリシリコンからなり、誘電体膜
151を覆う。
【0063】キャパシタ141aは、下部電極341a
と誘電体膜151と上部電極152とを有する。下部電
極341aは、コンタクトホール16を充填し、ドープ
トポリシリコンからなる。誘電体膜151は、下部電極
341aの一部を覆う。上部電極152は下部電極34
1a上の誘電体膜151を覆う。上部電極152はシリ
コン基板11の主表面11aから第1の高さで延在する
第1の表面としての上面152aを有する。誘電体膜1
51の厚さは約10nmであり、上部電極152の厚さ
は約100nmである。
【0064】キャパシタ141aは欠け部141bを有
する。欠け部141bは上面151aと連続する側面1
41gと、上面152aに連続してシリコン基板11の
主表面11aから第1の高さより低い第2の高さで延在
する第2の表面としての底面141dにより構成され
る。図13中のh1 、h2 、h3 、h4 およびh5 は、
図4で示すh1 、h2 、h3 、h4 およびh5 と同様の
値である。
【0065】キャパシタ42bおよび141aを覆うよ
うに層間絶縁膜53が形成されている。欠け部141b
上の層間絶縁膜2には段差53bが存在する。層間絶縁
膜53上に配線層72が形成されている。
【0066】このように構成された半導体装置において
は、まず図3および図4で示す半導体装置と同様の効果
がある。さらに、ダミーキャパシタ領域4aのすべての
下部電極に欠け部を形成するため、ダミーキャパシタ領
域4aにおいて発生する段差の傾きをさらに緩和するこ
とができるという効果がある。
【0067】次に、図12および図13で示す半導体装
置の製造方法について説明する。図14、図16および
図18は、図12および図13で示す半導体装置の製造
工程を示す平面図であり、図15、図17および図19
は、それぞれ、図14中のXV−XV線に沿って見た断
面を示す図、図16中のXVII−XVII線に沿って
見た断面図、図18中のXIX−XIX線に沿って見た
断面を示す図である。
【0068】図14および図15を参照して、シリコン
基板11の主表面11a上にMOSトランジスタ(図示
せず)を形成し、その上にCVD法によりシリコン酸化
膜からなる層間絶縁膜12を形成する。層間絶縁膜12
上にレジストパターンを形成し、このレジストパターン
に従って層間絶縁膜12をエッチングすることにより、
コンタクトホール15および16を形成する。
【0069】コンタクトホール15および16を充填
し、かつ層間絶縁膜12の主表面12aを覆うようにC
VD法によりドープトポリシリコンを堆積する。このド
ープトポリシリコン上にレジストパターンを形成し、こ
のレジストパターンに従ってドープトポリシリコンをエ
ッチングすることにより下部電極321a、322a、
323a、331a、232b、233b、341a、
242bおよび243bを形成する。
【0070】これらの下部電極321a、322a、3
23a、331a、232b、233b、341a、2
42bおよび243bを覆うようにCVD法によりシリ
コン窒化酸化膜81を形成する。シリコン窒化酸化膜8
1を覆うようにCVD法によりドープトポリシリコン膜
82を形成する。ドープトポリシリコン膜上にレジスト
パターン173を形成する。
【0071】図16および図17を参照して、レジスト
パターン173をマスクとしてCl 2 ガスとSF6 ガス
とHeガスとの混合ガスによりドープトポリシリコン膜
82とシリコン窒化酸化膜81とをエッチングして上部
電極152と誘電体膜151とを形成する。これによ
り、キャパシタ121a、122a、123a、131
a、32b、33b、141a、42b、43bを形成
する。また同時に下部電極341aをエッチングするこ
とにより下部電極341aに側面141cと底面141
dとからなる欠け部141bを形成する。同様に、下部
電極321a、322a、323aおよび331aもエ
ッチングして、これらの下部電極に欠け部121b、1
22b、123bおよび131bを形成する。
【0072】図18および図19を参照して、キャパシ
タ121a、122a、123a、131a、32b、
33b、141a、42bおよび43bを覆うようにC
VD法によりシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜53を
形成する。このとき、層間絶縁膜53には段差53bが
生じる。層間絶縁膜53を覆うようにレジストを塗布
し、このレジストを所定の形状にパターニングすること
によりレジストパターン74を形成する。欠け部141
b上においてレジストパターン74の厚さは最も薄くな
り、この部分でのレジストパターン74の厚さt3 は約
500nmである。
【0073】図12および図13を参照して、レジスト
パターン74に従って層間絶縁膜53および12をエッ
チングすることによりコンタクトホール54を形成す
る。コンタクトホール54を充填しかつ層間絶縁膜53
を覆うようにCVD法によりドープトポリシリコンを堆
積する。ドープトポリシリコン上にレジストパターンを
形成し、このレジストパターンに従ってドープトポリシ
リコンをエッチングすることにより配線層72を形成す
る。これにより図12および図13で示す半導体装置が
完成する。
【0074】このような製造工程に従えば、実施の形態
1と同様にレジストパターン74の厚さが薄くなること
がないためエッチング中に段差53bが露出せずに半導
体装置の歩留まりが低下することがない。また実施の形
態1と同様に製造工程を増やすこともない。
【0075】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。まず、各膜厚は必要に応じて変更す
ることができる。また、ダミーキャパシタ領域4aのキ
ャパシタの形状も実施の形態1および2で示したような
段差を有するものだけでなくスロープ状となっていても
よい。
【0076】なお、今回開示された実施の形態は全ての
点で例示であって、制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図
される。
【0077】
【発明の効果】請求項1、2、5に記載の半導体装置に
おいては、メモリセルアレイ領域と周辺領域との間での
段差の傾斜が緩やかであり、この段差部分でのレジスト
の膜厚が薄くなるのを抑制できる半導体装置を提供でき
る。
【0078】請求項3に記載の発明においては、マトリ
ックスの隅部に位置するキャパシタ上での段差の傾きを
緩やかにすることができる。
【0079】請求項4に記載の発明においては、キャパ
シタに第2の面を形成しても情報の記憶には影響しな
い。
【0080】請求項6〜8に記載の発明においては、製
造工程を増加させることなく、メモリセルアレイ領域と
周辺領域との間での段差の傾斜を緩やかにでき、この部
分でのレジストの膜厚が薄くなるのを抑制できる半導体
装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った半導体装置
の平面図である。
【図2】 メモリセルアレイ部を拡大して示す平面図で
ある。
【図3】 図2中のIIIで囲んだ部分を拡大して示す
平面図である。
【図4】 図3中のIV−IV線に沿って見た断面を示
す図である。
【図5】 図3および図4で示す半導体装置の製造方法
の第1工程を示す平面図である。
【図6】 図5中のVI−VI線に沿って見た断面を示
す図である。
【図7】 図3および図4で示す半導体装置の製造方法
の第2工程を示す平面図である。
【図8】 図7中のVIII−VIII線に沿って見た
断面を示す図である。
【図9】 図3および図4で示す半導体装置の製造方法
の第3工程を示す平面図である。
【図10】 図9中のX−X線に沿って見た断面を示す
図である。
【図11】 図3および図4で示す半導体装置の製造方
法の第4工程を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態2に従った半導体装
置の平面図である。
【図13】 図12中のXIII−XIII線に沿って
見た断面を示す図である。
【図14】 図12および図13で示す半導体装置の製
造方法の第1工程を示す平面図である。
【図15】 図14中のXV−XV線に沿って見た断面
を示す図である。
【図16】 図12および図13で示す半導体装置の製
造方法の第2工程を示す平面図である。
【図17】 図16中のXVII−XVII線に沿って
見た断面を示す図である。
【図18】 図12および図13で示す半導体装置の製
造方法の第3工程を示す平面図である。
【図19】 図18中のXIX−XIX線に沿って見た
断面を示す図である。
【図20】 従来の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図21】 図20中のXXI−XXI線に沿って見た
断面を示す図である。
【図22】 図20および図21で示す従来の半導体装
置の製造工程を示す平面図である。
【図23】 図22中のXXIII−XXIII線に沿
って見た断面を示す図である。
【図24】 従来の半導体装置の製造方法において生じ
る問題点を説明するために示す図である。
【符号の説明】
1 DRAM、4 メモリセルブロック、5 ワード線
コンタクト部、6 センスアンプコンタクト部、21
a,22a,23a,31a,32b,33b,41
a,42b,43b,121a,122a,123a,
131a,141aキャパシタ、11 シリコン基板、
21d,141d 下面、51,151誘電体膜、5
2,152 上部電極、52a,152a 上面、22
1a,222a,223a,231a,232b,23
3b,241a,242b,243b,321a,32
2a,323a,331a,341a 下部電極。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に形成された複数のキャパシ
    タを有するメモリセルアレイ領域と、 前記メモリセルアレイ領域を取囲む周辺領域とを備え、 前記周辺領域に隣接する前記メモリセルアレイ領域の前
    記キャパシタの端部の外表面は、前記半導体基板の主表
    面から第1の高さで延在する第1の表面と、前記第1の
    表面に連続して前記半導体基板の主表面から前記第1の
    高さよりも低い第2の高さで延在する第2の表面とを有
    する、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記キャパシタの前記第1の表面と前記
    第2の表面とを覆う層間絶縁膜をさらに備える、請求項
    1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のキャパシタは、マトリックス
    状に配置されており、前記周辺回路に隣接する前記メモ
    リセルアレイ領域の前記キャパシタは前記マトリックス
    の隅部に位置する、請求項1または2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルアレイ領域は、情報の記
    憶に関与するキャパシタ領域と、前記キャパシタ領域を
    取囲み、情報の記憶に関与しないダミーキャパシタ領域
    とを含み、前記周辺領域に隣接する前記メモリセルアレ
    イ領域の前記キャパシタは前記ダミーキャパシタ領域に
    形成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記キャパシタは、前記半導体基板の主
    表面上に形成された下部電極と、前記下部電極の表面上
    に形成された誘電体膜と、前記誘電体膜の表面上に形成
    された上部電極とを備え、前記第1の表面は前記上部電
    極の表面であり、前記第2の表面は前記下部電極の表面
    である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 メモリセルアレイ領域と前記メモリセル
    アレイ領域を取囲む周辺領域とを備えた半導体装置の製
    造方法であって、 前記半導体基板の主表面上に複数の下部電極を形成する
    工程と、 前記複数の下部電極の表面上に誘電体膜を形成する工程
    と、 前記誘電体膜の表面上に導電膜を形成する工程と、 前記導電膜と前記誘電体膜とをエッチングすることによ
    り、前記下部電極と、前記下部電極の表面上に残存した
    前記誘電体膜と、前記残存した誘電体膜の表面上に形成
    された上部電極とを含み、前記半導体基板の主表面から
    第1の高さで延在する第1の表面を有する複数のキャパ
    シタを形成するとともに、前記周辺領域に隣接する前記
    メモリセルアレイ領域に形成された前記キャパシタの前
    記下部電極をエッチングすることにより、前記第1の表
    面に連続して前記半導体基板の主表面から前記第1の高
    さよりも低い第2の高さで延在する第2の表面を前記下
    部電極に形成する工程とを備える、半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記周辺領域に隣接する前記メモリセル
    アレイ領域の前記キャパシタを覆う層間絶縁膜を形成す
    る工程をさらに備える、請求項6に記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記層間絶縁膜上にレジストパターンを
    形成する工程と、前記レジストパターンに従って前記層
    間絶縁膜をエッチングする工程とをさらに備える、請求
    項7に記載の半導体装置の製造方法。
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