JP4783027B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特にスタック型のキャパシタを備えた半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
微細化を続けるDRAM(dynamic random-access memory)のうち、特にスタック型のキャパシタを備えたDRAMにおいては、蓄積電荷量を確保するために、Ta25、Al23又はHfO2 等の高誘電率を持つ絶縁膜が提案され又は多数実用化されている。
一方、これらの高誘電体材料又は強誘電体材料については、キャパシタ形成後の配線工程時に、例えば上部電極とのコンタクトを形成する時に、プラズマダメージ等により信頼性低下が生じることが知られており、このようなプラズマダメージを回避する方法も幾つか提案されている。
以下、図28を参照しながら、特許文献1に開示されている強誘電体メモリー及びその製造方法について説明する。
図28に示すように、メモリセルトランジスタと不純物拡散層111とが形成された半導体基板100の上に、メモリセルトランジスタと接続する第1のプラグ113及び不純物拡散層111と接続する第2のプラグ114を有する第1の層間絶縁膜112を形成する。次に、第1の層間絶縁膜112の上に、第1のプラグ113と接続する容量下部電極115、強誘電体膜よりなる容量絶縁膜118、及び容量絶縁膜118の外側まで延び且つ第2のプラグ114と電気的に接続する容量上部電極119を順次形成する。次に、容量上部電極119の上に第2の層間絶縁膜120を形成した後、各層間絶縁膜に、不純物拡散層111と上層配線122とを接続する第3のプラグ121を形成する。
特開2002−198494号公報
しかしながら、前述の従来技術によれば、第2のプラグ114と上部電極119とを電気的に接続するために、容量絶縁膜118を形成する際に、マスクを用いた容量絶縁膜118の選択除去工程が必要となるので、工程増加による歩留まり低下及びプロセスコストの上昇等の問題が起きる。
前記に鑑み、本発明は、工程の追加なしに又は少ない工程を追加するだけで、信頼性の高いメモリセルを有する半導体記憶装置を形成できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明に係る半導体記憶装置は、メモリセルとダミーセルとを備え、前記ダミーセルのキャパシタにおける単位面積当たりのリーク電流量は、前記メモリセルのキャパシタと比べて多い。
尚、本願において、「ダミーセル」とは、例えばメモリセルアレイの周縁部等にリソグラフィ精度(パターニング精度)向上のために形成されるダミーのメモリセルを意味する。尚、従来の「ダミーセル」が基板コンタクトしないのに対して、本発明の「ダミーセル」はリーク電流を流すために基板コンタクトする。しかし、本発明の「ダミーセル」に対してはワード線によるアクセスはなく、本発明の「ダミーセル」もメモリとして機能しないことは言うまでもない。
本発明の半導体記憶装置において、前記ダミーセルのキャパシタを構成するダミー下部電極の短辺寸法は、前記メモリセルのキャパシタを構成する下部電極の短辺寸法よりも小さいことが好ましい。
本発明の半導体記憶装置において、前記メモリセル及び前記ダミーセルのそれぞれのキャパシタはスタック型のキャパシタであり、前記メモリセルのキャパシタを構成する下部電極はコンタクトプラグを介してメモリセルトランジスタと接続されており、前記ダミーセルのキャパシタを構成するダミー下部電極は他のコンタクトプラグを介してダミーセルトランジスタと接続されており、前記ダミー下部電極の底面の少なくとも一部分が前記他のコンタクトプラグの上面よりも下側に位置するように、前記ダミー下部電極の底面に凹凸が設けられていることが好ましい。
本発明の半導体記憶装置において、前記メモリセル及び前記ダミーセルのそれぞれのキャパシタはスタック型のキャパシタであり、前記メモリセルのキャパシタを構成する下部電極は筒型形状を有すると共にその内壁面のみが容量絶縁膜を挟んで上部電極と対向しており、前記ダミーセルのキャパシタを構成するダミー下部電極は筒型形状を有すると共にその内壁面及び外壁面の一部がそれぞれ前記容量絶縁膜を挟んで前記上部電極と対向していることが好ましい。
本発明の半導体記憶装置において、前記メモリセルのキャパシタを構成する下部電極はメモリセルトランジスタと電気的に接続し、前記ダミーセルのキャパシタを構成するダミー下部電極はダミーセルトランジスタと電気的に接続し、前記メモリセルトランジスタを構成する第1の不純物層の不純物濃度よりも、前記ダミーセルトランジスタを構成する第2の不純物層の不純物濃度の方が高いことが好ましい。
本発明に係る第1の半導体記憶装置の製造方法は、スタック型のキャパシタをそれぞれ有するメモリセル及びダミーセルを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、メモリセルトランジスタ及びダミーセルトランジスタが形成された半導体基板上に、前記メモリセルトランジスタと電気的に接続する下部電極を形成すると同時に、前記ダミーセルトランジスタと電気的に接続するダミー下部電極を形成する工程を備え、前記ダミー下部電極の短辺寸法は、前記下部電極の短辺寸法よりも小さい。
本発明に係る第2の半導体記憶装置の製造方法は、スタック型のキャパシタをそれぞれ有するメモリセル及びダミーセルを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、半導体基板上にメモリセルトランジスタ及びダミーセルトランジスタを形成する工程と、前記メモリセルトランジスタ及び前記ダミーセルトランジスタのそれぞれの上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜に、前記メモリセルトランジスタの不純物層と接続するコンタクトプラグ、及び前記ダミーセルトランジスタの不純物層と接続する他のコンタクトプラグを形成する工程と、前記各コンタクトプラグを形成した後に、メモリセル形成領域の前記第1の絶縁膜の上に、エッチングストッパーとなる第2の絶縁膜を選択的に形成する工程と、前記第2の絶縁膜の上を含む前記第1の絶縁膜の上に全面に亘って第3の絶縁膜を形成する工程と、下部電極形成領域及びダミー下部電極形成領域のそれぞれに開口部を有するマスクパターンを用いて、前記メモリセル形成領域では前記第3の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜をエッチングすることによって前記コンタクトプラグの上面を露出させる凹部を形成すると共にダミーセル形成領域では前記第3の絶縁膜及び前記第1の絶縁膜の一部分をエッチングすることによって前記他のコンタクトプラグの上部を露出させる他の凹部を形成する工程と、前記凹部の内部に下部電極を形成すると共に前記他の凹部の内部にダミー下部電極を形成する工程とを備え、前記ダミー下部電極の底面の少なくとも一部分が前記他のコンタクトプラグの上面よりも下側に位置するように、前記ダミー下部電極の底面に凹凸が設けられている。
本発明に係る第3の半導体記憶装置の製造方法は、スタック型のキャパシタをそれぞれ有するメモリセル及びダミーセルを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、半導体基板上にメモリセルトランジスタ及びダミーセルトランジスタを形成する工程と、前記メモリセルトランジスタ及び前記ダミーセルトランジスタのそれぞれの上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜に、前記メモリセルトランジスタの不純物層と接続するコンタクトプラグ、及び前記ダミーセルトランジスタの不純物層と接続する他のコンタクトプラグを形成する工程と、前記各コンタクトプラグを形成した後に、前記第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成する工程と、下部電極形成領域及びダミー下部電極形成領域のそれぞれに開口部を有する第1のマスクパターンを用いて前記第2の絶縁膜をエッチングすることによって、前記メモリセル形成領域では前記コンタクトプラグの上面を露出させる凹部を形成すると共にダミーセル形成領域では前記他のコンタクトプラグの上面を露出させる他の凹部を形成する工程と、前記凹部の内部に筒型形状を有する下部電極を形成すると共に前記他の凹部の内部に筒型形状を有するダミー下部電極を形成する工程と、前記ダミー下部電極の上及び前記第2の絶縁膜における前記ダミー下部電極の近傍部分の上に開口部を有する第2のマスクパターンを用いて前記第2の絶縁膜をエッチングすることによって、前記ダミー下部電極の外壁面の少なくとも一部分を露出させる工程とを備えている。
第1〜第3の半導体記憶装置の製造方法のいずれかにおいて、前記メモリセルトランジスタを構成するゲート電極及び前記ダミーセルトランジスタを構成するダミーゲート電極を形成した後、少なくともメモリセル形成領域及びダミーセル形成領域のそれぞれに開口部を有する第1のマスクパターンを用いて前記半導体基板に対して不純物を導入すると共に少なくとも前記メモリセル形成領域を覆い且つ少なくとも前記ダミーセル形成領域に開口部を有する第2のマスクパターンを用いて前記半導体基板に対して不純物を導入することによって、前記メモリセルトランジスタを構成する第1の不純物層を形成すると共に前記ダミーセルトランジスタを構成し且つ前記第1の不純物層よりも不純物濃度が高い第2の不純物層を形成する工程を備えていることが好ましい。
本発明に係る半導体記憶装置及びその製造方法によると、工程の増加なしに又は少ない工程を追加するだけで、メモリセル本体よりもリーク電流量が多いダミーセルを形成することが可能となる。従って、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程でプラズマダメージが発生した場合にも、ダミーセルを介してリーク電流を基板に流すことができ、それによってメモリセル本体におけるチャージアップによるダメージを回避することが可能となるので、信頼性の高いメモリセルを有する半導体記憶装置を形成することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置(具体的にはDRAM)のメモリセルを示す平面図であり、図2(a)及び(b)は図1におけるA−A’線及びB−B’線の断面図である。尚、図1においては、一部の構成要素の図示を省略している。
図1並びに図2(a)及び(b)に示すように、例えばP型の半導体基板1における素子分離2により囲まれた素子領域(メモリセル領域及びダミーセル領域)の表面部に、例えばN型の不純物拡散層5が形成されている。メモリセル領域の半導体基板1の上には、ワード線となるゲート電極20がゲート絶縁膜3を介して形成されていると共に、ダミーセル領域の半導体基板1の上には、ダミーワード線となるダミーゲート電極21がゲート絶縁膜3を介して形成されている。ゲート電極20及びダミーゲート電極21のそれぞれの側面には絶縁性のサイドウォール6が形成されている。ゲート電極20及びダミーゲート電極21のそれぞれの上を含む半導体基板1の上には、例えばBPSG(boro-phospho silicate glass )膜よりなる第1の層間絶縁膜7が形成されている。第1の層間絶縁膜7には、不純物拡散層5(つまりメモリセル又はダミーセルのトランジスタのソース・ドレイン領域となる不純物拡散層)とメモリセルの下部電極12A又はダミーセルのダミー下部電極12Bとを接続するためのプラグ8A、及び不純物拡散層5とビット線とを接続するためのプラグ8Bが形成されている。プラグ8A及び8Bは例えばポリシリコンよりなる。
メモリセル領域及びダミーセル領域の第1の層間絶縁膜7の上には、窒化シリコン(Si34)膜9、及び例えばBPSG膜よりなる第2の層間絶縁膜10が順次形成されている。メモリセル及びダミーセルのそれぞれのキャパシタ形成領域に位置する窒化シリコン膜9及び第2の層間絶縁膜10は選択的に除去され、それによってメモリセル及びダミーセルのそれぞれのキャパシタ形成用凹部が形成されている。メモリセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上には下部電極12Aが形成されていると共にダミーセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上にはダミー下部電極12Bが形成されている。下部電極12A及びダミー下部電極12Bは例えばHSG(hemi-spherical grained)ポリシリコンから構成されていると共にそれぞれ対応するプラグ8Aに接続されている。下部電極12A及びダミー下部電極12Bのそれぞれの上には、例えばTa25よりなる厚さ10nmの容量絶縁膜13、及び例えばTiNよりなる厚さ50nmの上部電極14が順次形成されている。下部電極12A、容量絶縁膜13及び上部電極14によってメモリセルのキャパシタが構成されると共にダミー下部電極12B、容量絶縁膜13及び上部電極14によってダミーセルのキャパシタが構成される。すなわち、ワード線となるゲート電極20と、下部電極12A、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるキャパシタとによってメモリセルが構成されると共に、ダミーワード線となるダミーゲート電極21と、ダミー下部電極12B、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるキャパシタとによってダミーセルが構成される。
上部電極14の上を含む第2の層間絶縁膜10の上には、例えばNSG(non-doped silicate glass)膜よりなる第3の層間絶縁膜15が形成されている。第3の層間絶縁膜15の表面は平坦化されている。窒化シリコン膜9、第2の層間絶縁膜10及び第3の層間絶縁膜15には、プラグ8Bと接続するビット線コンタクト16が形成されている。尚、図示は省略しているが、第3の層間絶縁膜15には、上部電極14と接続するコンタクトも形成されている。
第3の層間絶縁膜15の上には、窒化シリコン膜18、及び例えばBPSG膜よりなる第4の層間絶縁膜19が順次形成されている。窒化シリコン膜18及び第4の層間絶縁膜19には、ビット線コンタクト16と接続するビット線(配線)17が形成されている。
本実施形態の特徴は、図1に示すように、平面形状が方形状であるダミー下部電極12Bの短辺寸法が、同じく平面形状が方形状である下部電極12Aの短辺寸法よりも小さくレイアウトされていることである。
図3は、下部電極の短辺寸法と、キャパシタに生じるリーク電流量(正確には下部電極の単位面積当たりに生じるリーク電流量)との関係を本願発明者が調べた結果を示す図である。尚、図3において、横軸は下部電極の短辺寸法を表し、縦軸はキャパシタに生じるリーク電流量を表している。ここで、縦軸に示すリーク電流量は、下部電極の短辺寸法が0.29μmである場合におけるリーク電流量を1.0として規格化されている。
図3に示すように、下部電極の短辺寸法が小さくなるに従って、キャパシタに生じるリーク電流量が増加している。これは、下部電極の短辺寸法が小さくなるに従って、容量絶縁膜の膜質がストレス等に起因して劣化し、それにより容量絶縁膜の導電性が高くなったものと推測される。
以上のように、ダミー下部電極12Bの短辺寸法が下部電極12Aの短辺寸法よりも小さくレイアウトされている本実施形態の半導体記憶装置においては、メモリセルのキャパシタの単位面積当たりに生じるリーク電流量と比べて、ダミーセルのキャパシタの単位面積当たりに生じるリーク電流量が多くなる。言い換えると、リーク電流はダミーセルのキャパシタの方に流れやすい。このため、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程でプラズマダメージが発生した場合にも、当該プラズマダメージにより生じた電荷(リーク電流)はダミーセルのキャパシタを優先的に流れる。従って、メモリセル本体の容量絶縁膜13におけるチャージアップによるダメージを回避することが可能となる。
次に、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図4(a)、(b)、図5(a)、(b)、図6(a)、(b)、図7(a)、(b)及び図8(a)、(b)は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。尚、図4(a)、図5(a)、図6(a)、図7(a)及び図8(a)は、図1におけるA−A’線の断面構成と対応しており、図4(b)、図5(b)、図6(b)、図7(b)及び図8(b)は、図1におけるB−B’線の断面構成と対応している。
まず、図4(a)及び(b)に示すように、例えばP型の半導体基板1上に素子分離2を形成した後、図示は省略しているが、ロジック部のNchトランジスタ及びPchトランジスタ並びにメモリセルトランジスタのそれぞれを形成するために、ウェル注入、チャネルストップ注入及び閾値制御のための不純物注入を順次実施する。その後、メモリセル領域及びダミーセル領域のそれぞれの半導体基板1の上に、ワード線となるゲート電極20及びダミーワード線となるダミーゲート電極21をゲート絶縁膜3を介して形成する。次に、メモリセル領域及びダミーセル領域のそれぞれの半導体基板1に例えばP(リン)イオンを注入することによってN型の不純物拡散層5を形成する。尚、図示は省略しているが、ロジック部においていわゆるLDD(lightly doped drain )注入又はExtention注入を実施する。
次に、図5(a)及び(b)に示すように、ゲート電極20及びダミーゲート電極21のそれぞれの側面に絶縁性のサイドウォール6を形成した後、図示は省略しているが、ロジック部においてソース・ドレイン領域を形成するためのイオン注入を行なう。その後、必要に応じてロジック部の基板表面及びゲート電極表面をシリサイド化した後、ゲート電極20及びダミーゲート電極21のそれぞれの上を含む半導体基板1の上に、例えばBPSG膜よりなる第1の層間絶縁膜7を形成する。このとき、第1の層間絶縁膜7の下に窒化シリコン(Si34)膜等を形成してもよい。その後、第1の層間絶縁膜7の表面をCMP(chemical mechanical polishing )を用いて平坦化した後、第1の層間絶縁膜7中に、不純物拡散層5とメモリセル又はダミーセルのキャパシタとを接続するためのプラグ8A、及び不純物拡散層5とビット線とを接続するためのプラグ8Bを形成する。プラグ8A及び8Bは例えばポリシリコンよりなる。
次に、図6(a)及び(b)に示すように、メモリセル領域及びダミーセル領域に窒化シリコン(Si34)膜9を選択的に形成した後、半導体基板1の上に全面に亘って例えばBPSG膜よりなる第2の層間絶縁膜10を形成する。その後、下部電極形成領域及びダミー下部電極形成領域のそれぞれに開口部を有するレジストパターン(図示省略)を形成し、当該レジストパターンをマスクとして、下部電極12A及びダミー下部電極12Bのそれぞれを形成する領域に位置する第2の層間絶縁膜10及び窒化シリコン膜9を選択的に除去する。これによって、メモリセル及びダミーセルのそれぞれのキャパシタ形成用凹部が形成される。ここで、各キャパシタ形成用凹部の底部においてプラグ8Aの上面が露出する。その後、半導体基板1の上に全面に亘って例えばHSGポリシリコン膜を形成した後、当該ポリシリコン膜に対してエッチバック又はCMPを行なうことによって、メモリセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上に、プラグ8Aと接続する下部電極12Aを形成すると共に、ダミーセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上に、プラグ8Aと接続するダミー下部電極12Bを形成する。
次に、図7(a)及び(b)に示すように、下部電極12Aの上を含むメモリセル領域の上及びダミー下部電極12Bの上を含むダミーセル領域の上に、例えばTa25よりなる厚さ10nmの容量絶縁膜13、及び例えばTiNよりなる厚さ50nmの上部電極14を順次形成する。これによって、下部電極12A、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるメモリセルのキャパシタが形成されると共に、ダミー下部電極12B、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるダミーセルのキャパシタが形成される。
次に、図8(a)及び(b)に示すように、上部電極14の上を含む第2の層間絶縁膜10の上に、例えばNSG膜よりなる第3の層間絶縁膜15を形成した後、該第3の層間絶縁膜15の表面を平坦化する。その後、窒化シリコン膜9、第2の層間絶縁膜10及び第3の層間絶縁膜15に、プラグ8Bと接続するビット線コンタクト16を形成する。このとき、図示は省略しているが、第3の層間絶縁膜15に、上部電極14と接続するコンタクトを形成する。
尚、本実施形態においては、第3の層間絶縁膜15として、一般的に埋め込み特性の優れた高密度プラズマ(HDP)を用いた方法により形成されたNSG膜を使用するが、当該NSG膜の成膜時におけるプラズマ処理により上部電極14に注入された電荷は、前述のように、優先的にダミーセルの容量絶縁膜13を通ってダミー下部電極12Bに流れる。このため、メモリセル本体の容量絶縁膜13がプラズマダメージにより劣化することを防止できる。
続いて、公知の技術により多層配線(図2(a)及び(b)に示すビット線(配線)17、及びメインワード線(ビット線17よりも上に形成されており且つワード線(ゲート電極20)とコンタクトを介して接続されている金属配線)を含む)を形成することによって、本実施形態のDRAMが完成する。
以上に説明したように、第1の実施形態によると、ダミー下部電極12Bの短辺寸法を下部電極12Aの短辺寸法よりも小さく設定するだけで、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程で生じたチャージアップダメージをダミーセルにより吸収することができるので、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
また、第1の実施形態によると、下部電極12Aを形成すると同時に、短辺寸法がより小さいダミー下部電極12Bを形成するため、新たな工程を追加することなく、マスクレイアウトの調整のみによって、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
尚、第1の実施形態において、スタック型キャパシタを有するDRAMを対象としたが、これに代えて、トレンチ型キャパシタを有するDRAMを対象としても、同様の効果が得られる。また、DRAM以外の他の種類のメモリを対象としてもよいことは言うまでもない。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図9は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置(具体的にはDRAM)のメモリセルを示す平面図であり、図10(a)及び(b)は図9におけるA−A’線及びB−B’線の断面図である。尚、図9並びに図10(a)及び(b)において、図1並びに図2(a)及び(b)に示す第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。また、図9においては、一部の構成要素の図示を省略している。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なっている点は、図9並びに図10(a)及び(b)に示すように、ダミーセル領域においては、下部電極形成時にエッチングストッパーとして用いられる窒化シリコン9が除去されており、それによってダミー下部電極12Bの底面の少なくとも一部分が、ダミー下部電極12Bと接続するプラグ8Aの上面よりも下側に位置するように、ダミー下部電極12Bの底面に凹凸が設けられていることである。具体的には、図10(a)に示すように、ダミー下部電極12Bは、それと接続するプラグ8Aの側方に、メモリセル本体の下部電極12Aには見られない幅の狭い凹部30を形成する。このため、第1の実施形態で図3を参照しながら説明したように、ダミーセルのキャパシタにおける幅の狭い凹部30の形成箇所では、単位面積当たりに生じるリーク電流量がメモリセルのキャパシタと比較して多くなる。言い換えると、リーク電流はダミーセルのキャパシタの方に流れやすい。このため、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程でプラズマダメージが発生した場合にも、当該プラズマダメージにより生じた電荷(リーク電流)はダミーセルのキャパシタを優先的に流れる。従って、メモリセル本体の容量絶縁膜13におけるチャージアップによるダメージを回避することが可能となる。
尚、第2の実施形態においては、図9並びに図10(a)及び(b)に示すように、第1の実施形態と異なり、下部電極12Aの短辺寸法とダミー下部電極12Bの短辺寸法とは等しい。
次に、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図11(a)、(b)、図12(a)、(b)、図13(a)、(b)、図14(a)、(b)、図15(a)、(b)、図16(a)、(b)、図17(a)、(b)及び図18(a)、(b)は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。尚、図11(a)、図12(a)、図13(a)、図14(a)、図15(a)、図16(a)、図17(a)及び図18(a)は、図9におけるA−A’線の断面構成と対応しており、図11(b)、図12(b)、図13(b)、図14(b)、図15(b)、図16(b)、図17(b)及び図18(b)は、図9におけるB−B’線の断面構成と対応している。
まず、第1の実施形態の図4(a)、(b)及び図5(a)、(b)に示す工程と同様に、第1の層間絶縁膜7中にプラグ8A及びプラグ8Bを形成した後、図11(a)及び(b)に示すように、第1の層間絶縁膜7の上に全面に亘って窒化シリコン膜9を形成する。その後、図12(a)及び(b)に示すように、ダミーセル領域の窒化シリコン膜9を選択的に除去する。言い換えると、メモリセル領域のみに窒化シリコン膜9を残存させる。
次に、図13(a)及び(b)に示すように、半導体基板1の上に全面に亘って例えばBPSG膜よりなる第2の層間絶縁膜10を形成する。その後、下部電極形成領域及びダミー下部電極形成領域のそれぞれに開口部を有するレジストパターン(図示省略)を形成し、当該レジストパターンをマスクとして、図14(a)及び(b)に示すように、下部電極12A及びダミー下部電極12Bのそれぞれを形成する領域に位置する第2の層間絶縁膜10を選択的に除去する。これによって、メモリセル及びダミーセルのそれぞれのキャパシタ形成用凹部が形成される。このとき、メモリセル領域では残存する窒化シリコン膜9がエッチングストッパーとして機能するため、第2の層間絶縁膜10のエッチングは窒化シリコン膜9で止まる。しかしながら、ダミーセル領域では第2の層間絶縁膜10の下に窒化シリコン膜9が設けられていないため、第2の層間絶縁膜10のエッチングに続いて第1の層間絶縁膜7の一部分がエッチングされ、その結果、ダミー下部電極12Bと接続するプラグ8Aの上部が露出する。
その後、前述のレジストパターンをマスクとして、図15(a)及び(b)に示すように、メモリセルのキャパシタ形成用凹部に露出する窒化シリコン膜9を除去することによって、該凹部の底部に、下部電極12Aと接続されるプラグ8Aの上面を露出させる。このとき、ダミーセルのキャパシタ形成用凹部に露出する第1の層間絶縁膜7がさらにエッチングされ、ダミー下部電極12Bと接続するプラグ8Aの上部のより多くが露出する。
次に、図16(a)及び(b)に示すように、半導体基板1の上に全面に亘って例えばHSGポリシリコン膜を形成した後、当該ポリシリコン膜に対してエッチバック又はCMPを行なうことによって、メモリセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上に、プラグ8Aと接続する下部電極12Aを形成すると共に、ダミーセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上に、プラグ8Aと接続するダミー下部電極12Bを形成する。このとき、ダミーセルのキャパシタ形成用凹部においては、プラグ8Aが突出するように、その周囲の第1の層間絶縁膜7がエッチングされているため、ダミー下部電極12Bの底面の少なくとも一部分がプラグ8Aの上面よりも下側に位置するようにダミー下部電極12Bの底面に凹凸が生じる。より具体的には、ダミー下部電極12Bはプラグ8Aの側方に、メモリセル本体の下部電極12Aには見られない幅の狭い凹部30を形成する。
次に、図17(a)及び(b)に示すように、下部電極12Aの上を含むメモリセル領域の上及びダミー下部電極12Bの上を含むダミーセル領域の上に、例えばTa25よりなる厚さ10nmの容量絶縁膜13、及び例えばTiNよりなる厚さ50nmの上部電極14を順次形成する。これによって、下部電極12A、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるメモリセルのキャパシタが形成されると共に、ダミー下部電極12B、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるダミーセルのキャパシタが形成される。
次に、図18(a)及び(b)に示すように、上部電極14の上を含む第2の層間絶縁膜10の上に、例えばNSG膜よりなる第3の層間絶縁膜15を形成した後、該第3の層間絶縁膜15の表面を平坦化する。その後、窒化シリコン膜9、第2の層間絶縁膜10及び第3の層間絶縁膜15に、プラグ8Bと接続するビット線コンタクト16を形成する。このとき、図示は省略しているが、第3の層間絶縁膜15に、上部電極14と接続するコンタクトを形成する。
尚、本実施形態においては、第3の層間絶縁膜15として、一般的に埋め込み特性の優れた高密度プラズマ(HDP)を用いた方法により形成されたNSG膜を使用するが、当該NSG膜の成膜時におけるプラズマ処理により上部電極14に注入された電荷は、前述のように、優先的にダミーセルの容量絶縁膜13を通ってダミー下部電極12Bに流れる。このため、メモリセル本体の容量絶縁膜13がプラズマダメージにより劣化することを防止できる。
続いて、公知の技術により多層配線(図10(a)及び(b)に示すビット線(配線)17、及びメインワード線(ビット線17よりも上に形成されており且つワード線(ゲート電極20)とコンタクトを介して接続されている金属配線)を含む)を形成することによって、本実施形態のDRAMが完成する。
以上に説明したように、第2の実施形態によると、下部電極形成時にエッチングストッパーとして用いられる窒化シリコン9のパターニング時に、ダミーセル領域の窒化シリコン9を除去するだけで、ダミー下部電極12Bに微細な凹部30を形成でき、ダミーセルのキャパシタにおける当該凹部30の形成箇所においてリーク電流を流れやすくすることができる。すなわち、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程で生じたチャージアップダメージをダミーセルにより吸収することができるので、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
また、第2の実施形態によると、下部電極形成時にエッチングストッパーとして用いられる窒化シリコン9のパターニング時に、ダミーセル領域の窒化シリコン9を除去するため、新たな工程を追加することなく、マスクレイアウトの調整のみによって、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
尚、第2の実施形態において、DRAM以外の他の種類のメモリを対象としてもよいことは言うまでもない。
また、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様に、ダミー下部電極12Bの短辺寸法を、下部電極12Aの短辺寸法よりも小さく設定してもよい。このようにすると、リーク電流がダミーセルのキャパシタの方により一層流れやすくなる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図19は、第3の実施形態に係る半導体記憶装置(具体的にはDRAM)のメモリセルを示す平面図であり、図20(a)及び(b)は図19におけるA−A’線及びB−B’線の断面図である。尚、図19並びに図20(a)及び(b)において、図1並びに図2(a)及び(b)に示す第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。また、図19においては、一部の構成要素の図示を省略している。
第3の実施形態が第1の実施形態と異なっている点は、図19並びに図20(a)及び(b)に示すように、筒型形状を有するダミー下部電極12Bの内壁面及び外壁面の一部がそれぞれ容量絶縁膜13を挟んで上部電極14と対向していることである。すなわち、ダミー下部電極12Bは凸部32を有しており、該凸部32の両側(つまりダミー下部電極12Bの壁部の内側及び外側)に容量が形成される。それに対して、筒型形状を有する下部電極12Aは、第1の実施形態と同様に、その内壁面のみが容量絶縁膜13を挟んで上部電極14と対向している。
従って、ダミー下部電極12Bの凸部32においては電界集中に起因してリーク電流が流れやすくなる。言い換えると、ダミーセルのキャパシタにおける凸部32の形成箇所では、単位面積当たりに生じるリーク電流量がメモリセルのキャパシタと比較して多くなる。このため、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程でプラズマダメージが発生した場合にも、当該プラズマダメージにより生じた電荷(リーク電流)はダミーセルのキャパシタを優先的に流れる。従って、メモリセル本体の容量絶縁膜13におけるチャージアップによるダメージを回避することが可能となる。
尚、第3の実施形態においては、図19並びに図20(a)及び(b)に示すように、第1の実施形態と異なり、下部電極12Aの短辺寸法とダミー下部電極12Bの短辺寸法とは等しい。
次に、第3の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図21(a)、(b)、図22(a)、(b)、図23(a)、(b)及び図24(a)、(b)は、第3の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。尚、図21(a)、図22(a)、図23(a)及び図24(a)は、図19におけるA−A’線の断面構成と対応しており、図21(b)、図22(b)、図23(b)及び図24(b)は、図19におけるB−B’線の断面構成と対応している。
まず、第1の実施形態の図4(a)、(b)、図5(a)、(b)及び図6(a)、(b)に示す工程と同様に、メモリセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上に、プラグ8Aと接続し且つ筒型形状を有する下部電極12Aを形成すると共に、ダミーセルのキャパシタ形成用凹部の壁面及び底部の上に、プラグ8Aと接続し且つ筒型形状を有するダミー下部電極12Bを形成する。
次に、図21(a)及び(b)に示すように、ダミー下部電極12Bの上及び第2の層間絶縁膜10におけるダミー下部電極12Bの近傍部分の上に開口部を有するレジストパターン31を形成する。
次に、レジストパターン31をマスクとして、図22(a)及び(b)に示すように、第2の層間絶縁膜10の露出部分をドライエッチングにより選択的に除去し、それによってダミー下部電極12Bに凸部32を形成した後、レジストパターン31を除去する。
次に、図23(a)及び(b)に示すように、下部電極12Aの上を含むメモリセル領域の上及びダミー下部電極12Bの上を含むダミーセル領域の上に、例えばTa25よりなる厚さ10nmの容量絶縁膜13、及び例えばTiNよりなる厚さ50nmの上部電極14を順次形成する。これによって、下部電極12A、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるメモリセルのキャパシタが形成されると共に、ダミー下部電極12B、容量絶縁膜13及び上部電極14からなるダミーセルのキャパシタが形成される。このとき、下部電極12Aの内壁面のみが容量絶縁膜13を挟んで上部電極14と対向するのに対して、ダミー下部電極12Bの内壁面及び外壁面の一部がそれぞれ容量絶縁膜13を挟んで上部電極14と対向する。
次に、図24(a)及び(b)に示すように、上部電極14の上を含む第2の層間絶縁膜10の上に、例えばNSG膜よりなる第3の層間絶縁膜15を形成した後、該第3の層間絶縁膜15の表面を平坦化する。その後、窒化シリコン膜9、第2の層間絶縁膜10及び第3の層間絶縁膜15に、プラグ8Bと接続するビット線コンタクト16を形成する。このとき、図示は省略しているが、第3の層間絶縁膜15に、上部電極14と接続するコンタクトを形成する。
尚、本実施形態においては、第3の層間絶縁膜15として、一般的に埋め込み特性の優れた高密度プラズマ(HDP)を用いた方法により形成されたNSG膜を使用するが、当該NSG膜の成膜時におけるプラズマ処理により上部電極14に注入された電荷は、前述のように、優先的にダミーセルの容量絶縁膜13を通ってダミー下部電極12Bに流れる。このため、メモリセル本体の容量絶縁膜13がプラズマダメージにより劣化することを防止できる。
続いて、公知の技術により多層配線(図20(a)及び(b)に示すビット線(配線)17、及びメインワード線(ビット線17よりも上に形成されており且つワード線(ゲート電極20)とコンタクトを介して接続されている金属配線)を含む)を形成することによって、本実施形態のDRAMが完成する。
以上に説明したように、第3の実施形態によると、ダミー下部電極12Bに凸部32を形成することによって、該凸部32における電界集中を利用してリークパスを形成することができる。すなわち、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程で生じたチャージアップダメージをダミーセルにより吸収することができるので、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
また、第3の実施形態によると、ダミー下部電極12Bに凸部32を形成するためのリソグラフィ工程及びエッチング工程を追加するだけで、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
尚、第3の実施形態において、DRAM以外の他の種類のメモリを対象としてもよいことは言うまでもない。
また、第3の実施形態において、第1の実施形態と同様に、ダミー下部電極12Bの短辺寸法を、下部電極12Aの短辺寸法よりも小さく設定してもよい。このようにすると、リーク電流がダミーセルのキャパシタの方により一層流れやすくなる。
また、第3の実施形態において、第2の実施形態と同様に、ダミー下部電極12Bの底面の少なくとも一部分がプラグ8Aの上面よりも下側に位置するようにダミー下部電極12Bの底面に凹凸を設けてもよい。このようにすると、リーク電流がダミーセルのキャパシタの方により一層流れやすくなる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
第4の実施形態に係る半導体記憶装置の平面構成は、図1に示す第1の実施形態と基本的に同じである。図25(a)及び(b)はそれぞれ第4の実施形態に係る半導体記憶装置の断面図であって、図25(a)は図1におけるA−A’線の断面図であり、図25(b)は図1におけるB−B’線の断面図である。尚、図25(a)及び(b)において、図1並びに図2(a)及び(b)に示す第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
第4の実施形態が第1の実施形態と異なっている点は、図25(a)及び(b)に示すように、ダミーセル領域の半導体基板1の表面部に、N型の不純物拡散層5に代えて、不純物拡散層5よりもN型不純物の濃度が高いN+ 型の不純物拡散層41が形成されていることである。言い換えると、ダミーセル領域においては、メモリセル領域の半導体基板1との間でPN接合を生じる不純物拡散層5よりも不純物濃度が高い不純物拡散層41が半導体基板1との間でPN接合を生じる。すなわち、プラグ8Aを介してダミー下部電極12Bと電気的に接続し且つダミーセルトランジスタのソース・ドレイン領域となる不純物拡散層41の不純物濃度は、プラグ8Aを介して下部電極12Aと電気的に接続し且つメモリセルトランジスタのソース・ドレイン領域となる不純物拡散層5の不純物濃度よりも高い。
従って、ダミーセル領域のPN接合においては、メモリセル領域のPN接合よりもリーク電流が流れやすくなる。言い換えると、メモリセルのキャパシタの単位面積当たりに生じるリーク電流量と比べて、ダミーセルのキャパシタの単位面積当たりに生じるリーク電流量が多くなる。このため、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程でプラズマダメージが発生した場合にも、当該プラズマダメージにより生じた電荷(リーク電流)はダミーセルのキャパシタから不純物拡散層41に優先的に流れる。従って、メモリセル本体の容量絶縁膜13におけるチャージアップによるダメージを回避することが可能となる。
尚、第4の実施形態において、不純物拡散層5の不純物濃度が通常のLDD領域と同程度の例えば2×1018atoms/cm3 程度であるのに対して、不純物拡散層41の不純物濃度は例えば2×1020atoms/cm3 程度である。
次に、第4の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図26(a)、(b)及び図27(a)、(b)は、第4の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。尚、図26(a)及び図27(a)は、図1におけるA−A’線の断面構成と対応しており、図26(b)及び図27(b)は、図1におけるB−B’線の断面構成と対応している。
まず、図26(a)及び(b)に示すように、第1の実施形態の図4(a)及び(b)に示す工程と同様に、例えばP型の半導体基板1上に素子分離2を形成した後、図示は省略しているが、ロジック部のNchトランジスタ及びPchトランジスタ並びにメモリセルトランジスタのそれぞれを形成するために、ウェル注入、チャネルストップ注入及び閾値制御のための不純物注入を順次実施する。その後、メモリセル領域及びダミーセル領域のそれぞれの半導体基板1の上に、ワード線となるゲート電極20及びダミーワード線となるダミーゲート電極21をゲート絶縁膜3を介して形成する。次に、少なくともメモリセル領域及びダミーセル領域のそれぞれに開口部を有するレジストパターン(図示省略)をマスクとして、例えば注入エネルギー10keV、ドーズ量2×1013ions/cm2 で例えばP(リン)イオンを半導体基板1に注入することによってN型の不純物拡散層5を形成する。尚、図示は省略しているが、ロジック部においていわゆるLDD注入又はExtention注入を実施する。
次に、図27(a)及び(b)に示すように、少なくともメモリセル領域を覆い且つ少なくともダミーセル領域及びロジック部のNchトランジスタ形成領域(図示省略)に開口部を有するレジストパターン40をマスクとして、ロジック部のNchトランジスタのソース・ドレイン領域を形成するための例えばAs(ヒ素)イオンを例えば注入エネルギー50keV、ドーズ量5×1015/cm2 で半導体基板1に注入することによって、不純物拡散層5よりもN型不純物の濃度が高いN+ 型の不純物拡散層41をダミーセル領域に形成する。
その後の工程については、図5(a)、(b)、図6(a)、(b)、図7(a)、(b)及び図8(a)、(b)に示す第1の実施形態と同様である。
以上に説明したように、第4の実施形態によると、ダミーセルトランジスタのソース・ドレイン領域として、メモリセルトランジスタのソース・ドレイン領域となる不純物拡散層5よりも不純物濃度が高い不純物拡散層41を形成する。このため、プラズマダメージに起因してダミー下部電極12Bに注入された電荷が半導体基板1により流れやすくなる。すなわち、メモリセルを構成するキャパシタを形成した後の工程で生じたチャージアップダメージをダミーセルにより吸収することができるので、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
また、第4の実施形態によると、ロジック部のNchトランジスタのソース・ドレイン領域を形成するためのイオン注入時に不純物拡散層41を形成するため、新たな工程を追加することなく、マスクレイアウトの調整のみによって、信頼性の高いDRAMメモリセルの形成が可能となる。
尚、第4の実施形態において、スタック型キャパシタを有するDRAMを対象としたが、これに代えて、トレンチ型キャパシタを有するDRAMを対象としても、同様の効果が得られる。また、DRAM以外の他の種類のメモリを対象としてもよいことは言うまでもない。
また、第4の実施形態において、第1の実施形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法を対象として、ダミーセル領域に高濃度N型の不純物拡散層41を形成した。しかし、これに代えて、第2又は第3の実施形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法を対象として、ダミーセル領域に高濃度N型の不純物拡散層41を形成しても、本実施形態と同様の効果が得られる。
また、第4の実施形態において、不純物拡散層5を形成するためのイオン注入工程(図26(a)及び(b)参照)と不純物拡散層41を形成するためのイオン注入工程(図27(a)及び(b)参照)との間で互いの実施順を入れ替えてもよい。また、不純物拡散層5を形成するためのイオン注入工程において、ダミーセル領域の半導体基板1にはイオン注入を行なわなくてもよい。また、不純物拡散層41を形成するためのイオン注入を、ロジック部のNchトランジスタのソース・ドレイン領域を形成するためのイオン注入と別々に実施してもよい。さらに、不純物拡散層5におけるプラグ8Aとの接続部分の不純物濃度を他の部分と比べて高くしてもよい。
以上に説明したように、本発明を半導体記憶装置に適用した場合、メモリセルの信頼性が向上するという効果が得られ、非常に有用である。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図2(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の断面図であり、図2(a)は図1におけるA−A’線の断面図であり、図2(b)は図1におけるB−B’線の断面図である。 下部電極の短辺寸法とキャパシタに生じるリーク電流量との関係を本願発明者が調べた結果を示す図である。 図4(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図5(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図6(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図7(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図8(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図9は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図10(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の断面図であり、図10(a)は図9におけるA−A’線の断面図であり、図10(b)は図9におけるB−B’線の断面図である。 図11(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図12(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図13(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図14(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図15(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図16(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図17(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図18(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図19は本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図20(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の断面図であり、図20(a)は図19におけるA−A’線の断面図であり、図20(b)は図19におけるB−B’線の断面図である。 図21(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図22(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図23(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図23(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図25(a)及び(b)は本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置の断面図である。 図26(a)及び(b)は本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図27(a)及び(b)は本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図である。 図28は従来の半導体記憶装置の断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離
3 ゲート絶縁膜
5 不純物拡散層
6 サイドウォール
7 第1の層間絶縁膜
8A プラグ
8B プラグ
9 窒化シリコン膜
10 第2の層間絶縁膜
12A 下部電極
12B ダミー下部電極
13 容量絶縁膜
14 上部電極
15 第3の層間絶縁膜
16 ビット線コンタクト
17 ビット線
18 窒化シリコン膜
19 第4の層間絶縁膜
20 ゲート電極
21 ダミーゲート電極
30 ダミー下部電極の凹部
31 レジストパターン
32 ダミー下部電極の凸部
40 レジストパターン
41 不純物拡散層

Claims (4)

  1. 下部電極、容量絶縁膜及び上部電極からなる第1のキャパシタと、ゲート電極及び第1の不純物拡散層を備えたメモリセルトランジスタとを有するメモリセルと
    ダミー下部電極、前記容量絶縁膜及び前記上部電極からなる第2のキャパシタと、ダミーゲート電極及び第2の不純物拡散層を備えたダミーセルトランジスタとを有するダミーセルとを備え、
    前記下部電極及び前記ダミー下部電極は、HSGポリシリコンのみから構成されており、
    前記ダミー下部電極の短辺寸法は、前記下部電極の短辺寸法よりも小さく、
    前記ダミーセルの前記第2のキャパシタにおける単位面積当たりのリーク電流量は、前記メモリセルの前記第1のキャパシタと比べて多いことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項に記載の半導体記憶装置において、
    前記下部電極は、第1のコンタクトプラグを介して前記メモリセルトランジスタの前記第1の不純物拡散層と電気的に接続し、
    前記ダミー下部電極は、第2のコンタクトプラグを介して前記ダミーセルトランジスタの前記第2の不純物拡散層と電気的に接続していることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項2に記載の半導体記憶装置において、
    前記第1のコンタクトプラグ及び前記第2のコンタクトプラグは、ポリシリコンからなることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記第1の不純物拡散層の不純物濃度よりも、前記第2の不純物拡散層の不純物濃度の方が高いことを特徴とする半導体記憶装置。
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