JPH11344190A - 異径管接続継手 - Google Patents

異径管接続継手

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JPH11344190A
JPH11344190A JP15344598A JP15344598A JPH11344190A JP H11344190 A JPH11344190 A JP H11344190A JP 15344598 A JP15344598 A JP 15344598A JP 15344598 A JP15344598 A JP 15344598A JP H11344190 A JPH11344190 A JP H11344190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint
diameter
pipes
different
Prior art date
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Pending
Application number
JP15344598A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Yoneda
隆一 米田
Hidekazu Enomoto
秀和 榎本
Takatomo Harada
孝知 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH11344190A publication Critical patent/JPH11344190A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性プラスチック管の異径管を少ない部
品点数で確実、容易に接続することを課題とする。 【解決手段】 両端内径がプラスチック管1、2を受容
できる内径とされた継手5と該継手5内径と接続すべき
プラスチック管1外径との半径差に等しい肉厚tを有し
た短管6と、該短管6と前記プラスチック管1、及び前
記短管6と継手5内面との間に挿入されるヒータとを備
えた異径管接続継手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は異径管接続継手に
関し、特にポリオレフィン系管の異径管同士の接続に好
適に使用される異径管接続継手に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂などからなるプラ
スチック管は接着剤による接着が困難であること、およ
び抜出し防止継手で接続しても挟持部が弾性と塑性変形
性のためいわゆるコールドフロー現象を生じ確実な接続
が困難となるなどの問題がある。
【0003】そこで、これらポリオレフィン系樹脂から
なるプラスチック管の接続は、継手と管とを熱融着する
ことが一般に多く行なわれている。ところで、これらプ
ラスチック管による管路として異径管を接続しなければ
ならない場合も往々にしてあり、この場合は、図4
(a)〜(c)に示すように接続すべきそれぞれの管に
対応する異径管接続継手3を用い、プラスチック管1、
2と継手3との接触面を加熱し、溶融一体化することが
行なわれる。
【0004】このうち図4(a)はプラスチック管1、
2外面と異径管接続継手3内面との接触面をヒータ4で
加熱し、溶融一体化するもので、図中4aはヒータ4の
電源端子を示す。
【0005】同(b)はプラスチック管1と2との間
に、両端の径が両管の径に等しい異径管接続継手3を配
置し、突き合わせたそれぞれの管端にカラー継手3a、
3aを外嵌しヒータ(図示省略)により融着一体化した
ものである。
【0006】同(c)は、異径管接続継手3の両端とプ
ラスチック管1、2末端とを突き合わせ直接溶融一体化
したものを示し、3bは融着時にできるビードを示す。
同(d)は、上記の溶融一体化とは異なりメカニカル継
手31で両プラスチック管1、2を接続したものを示
す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記融着手
段にはそれぞれ以下のような問題があった。即ち、図4
(a)に示した手段の場合、接続作業は容易である利点
を有するが、管径の組み合わせに対応して各種の異径管
継手を用意しなければならず、継手が多品種少量生産と
なって高価となる欠点があった。
【0008】図4(b)に示したものは、部品点数が多
く、接続箇所も多くなって作業効率も悪くなる欠点があ
った。図4(c)に示したものは、接続すべき管の全周
を溶融加熱する必要がある上、溶着後冷却硬化に至るま
でプラスチック管1、2を静止状態に保持する必要があ
るので狭い掘削溝内では作業性が非常に悪い欠点があっ
た。
【0009】図4(d)に示したものは、構造が複雑な
ため現場作業に熟練を要し、また作業効率も良くないと
いった欠点があった。この発明は上記欠点を解消し、少
ない部品点数で異径管を確実、容易に接続できる異径管
接続継手を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の異径管接続継
手は、両端内径がプラスチック管を受容できる内径とさ
れた継手と該継手内径と接続すべきプラスチック管外径
との半径差に等しい肉厚を有した短管と、該短管と前記
プラスチック管、及び前記短管と前記継手内面との間に
挿入されるヒータとを備えてなるものである。
【0011】この発明によれば、一種の継手と、その継
手内面と接続すべきプラスチック管外面との間に充填さ
れる短管を用意すれば異径管を容易に接続でき、準備す
べき部品点数が省略でき、また接続作業も容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1の異径管
接続継手の断面図である。
【0013】なお、以下において従来と同じ部材は同一
符号を付し詳細な説明は省略する。図1において、5は
継手を示し、両端5aの内径がプラスチック管1、2を
受容できる内径の管状とされ、継手5内面の軸方向中央
にストッパ5bが突設されている。
【0014】6は短管を示し、継手5と接続すべきプラ
スチック管1外径との半径差に等しい肉厚tとされてい
る。また、継手5と短管6はプラスチック管1、2と同
材質の熱可塑性プラスチックとされ、例えばプラスチッ
ク管1、2がポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂管
の場合、継手5と短管6もまたポリオレフィン系樹脂製
とされる。
【0015】そしてプラスチック管1、短管6、継手5
の間及びプラスチック管2と継手5との間にヒータ4が
挿入されている。このヒータ4が電熱ヒータの場合は、
端子4a…4aがそれぞれのヒータに対応して継手5外
面あるいは短管6の端面に設けられる。またヒータ4が
電磁誘導加熱による磁性合金ヒータの場合は、ワークコ
イル(図示省略)が溶着に際してそれぞれヒータ4に対
応して配置される。
【0016】次に、実施の形態1の異径管接続継手によ
り異径管を接続する手順について説明する。まず接続す
べき管1、2のいずれも受容できる継手5を用意する。
【0017】そして、継手5の一端5aの開口径と管1
の外径を比較し、図示のように継手5内面と管1外面と
の間に隙間tがある場合、この隙間tに等しい肉厚の短
管6を、ヒータ4を挿入配置した上で管1に外嵌し継手
5の一端5aに挿入する。
【0018】継手5内面と管2外面との間は、図示例の
場合隙間が無いためそのまま従来と同様の手段で接続
し、ヒータ4…4を発熱させ溶着する。従って、この発
明の異径管接続継手によれば、異径管の両者を受容でき
る内径の継手と隙間を埋める各種肉厚の短管6を用意し
ておけばよいので、異径管毎に口径を合わせた異径管接
続継手を製造する必要がなく、非常に安価に異径管の接
続が可能となる。
【0019】また、管継手自身も構造が簡単なため製造
も容易であるなどの効果を有する。 実施の形態2 図2は異径管接続継手の実施の形態2の断面図を示した
ものである。
【0020】図2において同一符号で示す部材は図1で
示した部材と同一または相当する部材を示す。この実施
の形態2の異径管接続継手は、管接続に際し両方のプラ
スチック管1、2の外周に短管6を介挿したものを示
す。
【0021】なお、プラスチック管1、2として同一径
のものを図示したが、互いに径の異なる異径管とし、両
方の管1、2にそれぞれ隙間tに応じた厚さの短管6を
外嵌した構成であっても良い。
【0022】この実施の形態2によれば、一種の継手5
と数種の肉厚の短管6があればこれらの組み合わせに応
じた異径管の接続が可能となる。 実施の形態3 図3は実施の形態3の異径管接続継手の断面図を示した
ものである。
【0023】図3において、51は一方が拡径されたス
ピゴットレデューサを示し、一方のプラスチック管2が
この拡径部に挿入され、他方のプラスチック管1が短管
6を介して挿入された状態を示す。
【0024】この場合でも一種のスピゴットレデューサ
51に対し短管6肉厚に応じた小口径のプラスチック管
1の接続が可能となる。なお、この実施の形態3におい
て、図2に示したようにスピゴットレデューサ51の両
方の内面に短管6を介挿しこれより小径の異径管を接続
することもできる。
【0025】上記各実施の形態において、短管6の介挿
状態として一つの短管6を介挿した場合を示したが、肉
厚の同一または異なる2以上の短管6を同心状に重ねて
介挿しても良い。
【0026】この場合、短管6の厚さの組み合わせによ
ってさらに多種の異径管同士の接続が可能となる。
【0027】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、継手内
面と接続すべきプラスチック管外面との隙間を短管の肉
厚で充填し、これら全体を加熱溶融して融着するので、
一種の継手であっても短管の肉厚に応じた組み合わせの
接続が可能となり、異径管接続継手が非常に安価に製造
可能となる。
【0028】また、介挿された短管は継手内面とプラス
チック管外面の両者に融着してしまうので、全体が一体
化され、接続強度も十分に発揮されるなどの効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の異径管接続継手の断
面図である。
【図2】この発明の実施の形態2の異径管接続継手の断
面図である。
【図3】この発明の実施の形態3の異径管接続継手の断
面図である。
【図4】従来例の側面図を示し(a)〜(d)はそれぞ
れ融着手段の相違を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 接続されるプラスチック管 2 接続されるプラスチック管 4 ヒータ 5 異径管接続継手 5a 異径管接続継手の端部 51 スピゴットレデューサ 6 短管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端内径がプラスチック管を受容できる
    内径とされた継手と該継手内径と接続すべきプラスチッ
    ク管外径との半径差に等しい肉厚を有した短管と、該短
    管と前記プラスチック管、及び前記短管と前記継手内面
    との間に挿入されるヒータとを備えた異径管接続継手。
JP15344598A 1998-06-03 1998-06-03 異径管接続継手 Pending JPH11344190A (ja)

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JP15344598A JPH11344190A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 異径管接続継手

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JP15344598A JPH11344190A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 異径管接続継手

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JPH11344190A true JPH11344190A (ja) 1999-12-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261557A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd 樹脂製管の接続方法
JP2011163524A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 配管の接続構造および配管の接続方法
JP2015513653A (ja) * 2012-03-13 2015-05-14 マリキャップ オーワイ 管継手及び管継手を形成する方法

Cited By (3)

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