JPH11343019A - 鋼板搬送装置 - Google Patents
鋼板搬送装置Info
- Publication number
- JPH11343019A JPH11343019A JP15170198A JP15170198A JPH11343019A JP H11343019 A JPH11343019 A JP H11343019A JP 15170198 A JP15170198 A JP 15170198A JP 15170198 A JP15170198 A JP 15170198A JP H11343019 A JPH11343019 A JP H11343019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- screw portion
- male screw
- steel sheet
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼板搬送装置において、バックラッシュが生
じ難く高精度なピッチ送りができること。 【解決手段】 鋼板6を保持するクランプ機構3と、該
クランプ機構3を有するベース部7と、該ベース部7を
移動させて保持状態の鋼板を搬送する搬送機構とを備
え、該搬送機構は、前記鋼板の搬送方向に延在する雄ね
じ部1と、前記ベース部7に設けられ前記雄ねじ部1が
回転可能に螺合してボールネジ構造を有する雌ねじ部2
とを備えている。
じ難く高精度なピッチ送りができること。 【解決手段】 鋼板6を保持するクランプ機構3と、該
クランプ機構3を有するベース部7と、該ベース部7を
移動させて保持状態の鋼板を搬送する搬送機構とを備
え、該搬送機構は、前記鋼板の搬送方向に延在する雄ね
じ部1と、前記ベース部7に設けられ前記雄ねじ部1が
回転可能に螺合してボールネジ構造を有する雌ねじ部2
とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、LNGタ
ンクの側部メンブレン多条ひだパネルの製作における製
作ラインに用いられる鋼板搬送装置に関する。
ンクの側部メンブレン多条ひだパネルの製作における製
作ラインに用いられる鋼板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LNGタンクの側部に用いられるメンブ
レン多条ひだパネルを作製する場合、ステンレス鋼板が
用いられ、その作製ラインでは、ステンレス鋼板を加工
装置に搬送する装置が使用されている。この搬送装置
は、ひだ成形の寸法に応じてステンレス鋼板を所定量だ
けピッチ送りできる搬送機構を備えているものである。
レン多条ひだパネルを作製する場合、ステンレス鋼板が
用いられ、その作製ラインでは、ステンレス鋼板を加工
装置に搬送する装置が使用されている。この搬送装置
は、ひだ成形の寸法に応じてステンレス鋼板を所定量だ
けピッチ送りできる搬送機構を備えているものである。
【0003】従来の搬送装置は、ステンレス鋼板をピッ
チ送りするために、搬送機構として所定のプログラム等
で制御されるラック・ピニオン方式のものを使用する場
合が多かった。
チ送りするために、搬送機構として所定のプログラム等
で制御されるラック・ピニオン方式のものを使用する場
合が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の鋼板の搬送装置では、以下の課題が残されている。
すなわち、上記パネルの多条ひだの成形においては、ひ
だ間隔に高い寸法精度を要求されるが、鋼板を搬送する
ためのラックとピニオン間のバックラッシュにより、鋼
板の送り量に誤差が生じる問題があった。この為に搬送
機構を制御するプログラムによって補正等を行わなけれ
ばならず、複雑な処理を必要としていた。
来の鋼板の搬送装置では、以下の課題が残されている。
すなわち、上記パネルの多条ひだの成形においては、ひ
だ間隔に高い寸法精度を要求されるが、鋼板を搬送する
ためのラックとピニオン間のバックラッシュにより、鋼
板の送り量に誤差が生じる問題があった。この為に搬送
機構を制御するプログラムによって補正等を行わなけれ
ばならず、複雑な処理を必要としていた。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、バックラッシュが生じ難く高精度なピッチ送りが
できる鋼板搬送装置を提供することを目的とする。
ので、バックラッシュが生じ難く高精度なピッチ送りが
できる鋼板搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
に係る鋼板搬送装置では、鋼板を保持するクランプ機構
と、該クランプ機構を有するベース部と、該ベース部を
移動させて保持状態の前記鋼板を搬送する搬送機構とを
備え、該搬送機構は、前記鋼板の搬送方向に延在する雄
ねじ部と、該雄ねじ部を回転駆動するモータと、前記ベ
ース部に設けられ前記雄ねじ部が回転可能に螺合してボ
ールネジ構造を有する雌ねじ部とを備えている技術が採
用される。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
に係る鋼板搬送装置では、鋼板を保持するクランプ機構
と、該クランプ機構を有するベース部と、該ベース部を
移動させて保持状態の前記鋼板を搬送する搬送機構とを
備え、該搬送機構は、前記鋼板の搬送方向に延在する雄
ねじ部と、該雄ねじ部を回転駆動するモータと、前記ベ
ース部に設けられ前記雄ねじ部が回転可能に螺合してボ
ールネジ構造を有する雌ねじ部とを備えている技術が採
用される。
【0007】この鋼板搬送装置では、搬送機構が、鋼板
の搬送方向に延在する雄ねじ部と、該雄ねじ部を回転駆
動するモータと、ベース部に設けられ雄ねじ部が回転可
能に螺合してボールネジ構造を有する雌ねじ部とを備え
ているので、雄ねじ部と雌ねじ部との間に入っている鋼
球がバックラッシュを防止し、送り誤差の発生を防ぐこ
とができる。
の搬送方向に延在する雄ねじ部と、該雄ねじ部を回転駆
動するモータと、ベース部に設けられ雄ねじ部が回転可
能に螺合してボールネジ構造を有する雌ねじ部とを備え
ているので、雄ねじ部と雌ねじ部との間に入っている鋼
球がバックラッシュを防止し、送り誤差の発生を防ぐこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る鋼板搬送装置
の一実施形態を、図1の(a)(b)を参照しながら説
明する。
の一実施形態を、図1の(a)(b)を参照しながら説
明する。
【0009】この鋼板搬送装置は、LNGタンクの側部
メンブレン多条ひだパネルに加工するステンレス鋼板を
搬送するものであり、上記パネルの工場内の製作ライン
に設けられたものである。この製作ラインは、図1の
(a)(b)に示すように、ステンレス鋼板6を鋼板搬
送装置Aによってボールコンベア4上で高精度にピッチ
送りを行い、図示しないひだ成形プレス装置に搬送して
多条ひだ成形を行うものである。
メンブレン多条ひだパネルに加工するステンレス鋼板を
搬送するものであり、上記パネルの工場内の製作ライン
に設けられたものである。この製作ラインは、図1の
(a)(b)に示すように、ステンレス鋼板6を鋼板搬
送装置Aによってボールコンベア4上で高精度にピッチ
送りを行い、図示しないひだ成形プレス装置に搬送して
多条ひだ成形を行うものである。
【0010】前記鋼板搬送装置Aは、複数のフレーム1
0aに支持された基台部10と、該基台部10上の両側
部に設けられモータMによって回転駆動される一対の雄
ねじ部1と、各雄ねじ部1に2つづつ螺合してボールネ
ジ構造を有する雌ねじ部2と、雌ねじ部2に固定された
一対のベース部7と、各ベース部7に設けられステンレ
ス鋼板6の両側部を保持可能なクランプ機構3とを備え
ている。該クランプ機構3は、ステンレス鋼板6の側部
に対して一対づつ設けられ内方に向けて突出状態に配さ
れている。また、一対の雄ねじ部1の間には、ボールコ
ンベア4およびローラコンベア5が配置されその上面を
ステンレス鋼板6が移動可能とされている。
0aに支持された基台部10と、該基台部10上の両側
部に設けられモータMによって回転駆動される一対の雄
ねじ部1と、各雄ねじ部1に2つづつ螺合してボールネ
ジ構造を有する雌ねじ部2と、雌ねじ部2に固定された
一対のベース部7と、各ベース部7に設けられステンレ
ス鋼板6の両側部を保持可能なクランプ機構3とを備え
ている。該クランプ機構3は、ステンレス鋼板6の側部
に対して一対づつ設けられ内方に向けて突出状態に配さ
れている。また、一対の雄ねじ部1の間には、ボールコ
ンベア4およびローラコンベア5が配置されその上面を
ステンレス鋼板6が移動可能とされている。
【0011】次に、本実施形態の鋼板搬送装置Aによる
ステンレス鋼板6の搬送方法について説明する。
ステンレス鋼板6の搬送方法について説明する。
【0012】まず、加工前のステンレス鋼板6がボール
コンベア4上に移送され載置される。このとき、予めボ
ールコンベア4の両脇にクランプ機構3が位置するよう
に、雄ねじ部1をモータMで回転させて雌ねじ部2およ
びベース部7を移動させておく。次に、ステンレス鋼板
6の両側部をクランプ機構3によって保持する。なお、
クランプ機構3およびモータMは、図示しない制御部の
プラグラムによって制御されている。
コンベア4上に移送され載置される。このとき、予めボ
ールコンベア4の両脇にクランプ機構3が位置するよう
に、雄ねじ部1をモータMで回転させて雌ねじ部2およ
びベース部7を移動させておく。次に、ステンレス鋼板
6の両側部をクランプ機構3によって保持する。なお、
クランプ機構3およびモータMは、図示しない制御部の
プラグラムによって制御されている。
【0013】この状態で、雄ねじ部1をモータMで所定
量回転させ、雌ねじ部2を雄ねじ部1上で移動させると
ともに、雌ねじ部2に固定されたベース部7をステンレ
ス鋼板6とともにひだ間隔に応じた所定ピッチでボール
コンベア4およびローラコンベア5上で移動させる。そ
して、各ピッチ送りに応じて、ひだ成形プレス装置によ
ってステンレス鋼板6に多条ひだ成形が行われる。
量回転させ、雌ねじ部2を雄ねじ部1上で移動させると
ともに、雌ねじ部2に固定されたベース部7をステンレ
ス鋼板6とともにひだ間隔に応じた所定ピッチでボール
コンベア4およびローラコンベア5上で移動させる。そ
して、各ピッチ送りに応じて、ひだ成形プレス装置によ
ってステンレス鋼板6に多条ひだ成形が行われる。
【0014】この鋼板搬送装置Aでは、搬送機構とし
て、ステンレス鋼板6の搬送方向に延在する雄ねじ部1
と、ベース部7に設けられ雄ねじ部1が回転可能に螺合
してボールネジ構造を有する雌ねじ部2とを備えている
ので、雄ねじ部1と雌ねじ部2との間に入っている鋼球
がバックラッシュを防止し、送り誤差の発生を防ぐこと
ができる。
て、ステンレス鋼板6の搬送方向に延在する雄ねじ部1
と、ベース部7に設けられ雄ねじ部1が回転可能に螺合
してボールネジ構造を有する雌ねじ部2とを備えている
ので、雄ねじ部1と雌ねじ部2との間に入っている鋼球
がバックラッシュを防止し、送り誤差の発生を防ぐこと
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る鋼板搬送装置によれば、以
下の効果を奏することができる。すなわち、搬送機構
が、鋼板の搬送方向に延在する雄ねじ部と、ベース部に
設けられ雄ねじ部が回転可能に螺合してボールネジ構造
を有する雌ねじ部とを備えているので、ボールスクリュ
ーである雄ねじ部と雌ねじ部との間の鋼球がバックラッ
シュを防止し、送り誤差の発生を防ぐことができるとと
もに、高精度なピッチ送りを実現することができる。し
たがって、プログラムによる補正等が不要になるととも
に、従来のラック及びピニオンを用いた場合に比べて高
い精度で送り移動ができ、製品の所要精度を容易に確保
することができる。
下の効果を奏することができる。すなわち、搬送機構
が、鋼板の搬送方向に延在する雄ねじ部と、ベース部に
設けられ雄ねじ部が回転可能に螺合してボールネジ構造
を有する雌ねじ部とを備えているので、ボールスクリュ
ーである雄ねじ部と雌ねじ部との間の鋼球がバックラッ
シュを防止し、送り誤差の発生を防ぐことができるとと
もに、高精度なピッチ送りを実現することができる。し
たがって、プログラムによる補正等が不要になるととも
に、従来のラック及びピニオンを用いた場合に比べて高
い精度で送り移動ができ、製品の所要精度を容易に確保
することができる。
【図1】 本発明に係る鋼板搬送装置の一実施形態を示
す平面図および側面図である。
す平面図および側面図である。
1 雄ねじ部 2 雌ねじ部 3 クランプ機構 6 ステンレス鋼板 7 ベース部 A 鋼板搬送装置 M モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼板を保持するクランプ機構と、 該クランプ機構を有するベース部と、 該ベース部を移動させて保持状態の前記鋼板を搬送する
搬送機構とを備え、 該搬送機構は、前記鋼板の搬送方向に延在する雄ねじ部
と、該雄ねじ部を回転駆動するモータと、前記ベース部
に設けられ前記雄ねじ部が回転可能に螺合してボールネ
ジ構造を有する雌ねじ部とを備えていることを特徴とす
る鋼板搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15170198A JPH11343019A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 鋼板搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15170198A JPH11343019A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 鋼板搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11343019A true JPH11343019A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15524385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15170198A Withdrawn JPH11343019A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 鋼板搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11343019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100702939B1 (ko) * | 2000-06-01 | 2007-04-03 | 삼성테크윈 주식회사 | 포탄 이송 장치 및 이를 이용한 포탄 이송 방법 |
CN105346968A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-02-24 | 重庆艾布特家具有限公司 | 木板装夹输送装置 |
CN106429423A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-22 | 佛山市华普瑞联机电科技有限公司 | 一种板料环保吸尘设备用板料输送机构 |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP15170198A patent/JPH11343019A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100702939B1 (ko) * | 2000-06-01 | 2007-04-03 | 삼성테크윈 주식회사 | 포탄 이송 장치 및 이를 이용한 포탄 이송 방법 |
CN105346968A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-02-24 | 重庆艾布特家具有限公司 | 木板装夹输送装置 |
CN106429423A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-22 | 佛山市华普瑞联机电科技有限公司 | 一种板料环保吸尘设备用板料输送机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |