JP2001031238A - ワ−ク搬送装置 - Google Patents
ワ−ク搬送装置Info
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- JP2001031238A JP2001031238A JP11205615A JP20561599A JP2001031238A JP 2001031238 A JP2001031238 A JP 2001031238A JP 11205615 A JP11205615 A JP 11205615A JP 20561599 A JP20561599 A JP 20561599A JP 2001031238 A JP2001031238 A JP 2001031238A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置スペ−スを節約し、ワ−クの搬入、搬出
作業が効率良く行なえるワ−ク搬送装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ワ−ク搬送装置1は、上部搬送路2と下
部搬送路6との上下二層で構成し、架台12に積載して
固定している。上部搬送路2は、駆動用ギア4と支持用
ギア5間に上部チェ−ンコンベア3を張架し、加工前ワ
−ク13を矢視A方向に搬送する。上部搬送路2の終端
部にはセパレ−タ3aが設けられており、セパレ−タ3
aに移載された加工前ワ−ク13をロボットハンドの把
持部が把持する。下部搬送路6は、加工済ワ−ク14を
高速で矢視B方向に搬送する第1の下部チェ−ンコンベ
ア7と、加工済ワ−ク14を低速で矢視B方向に搬送す
る第2の下部チェ−ンコンベア10が設けられている。
作業が効率良く行なえるワ−ク搬送装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ワ−ク搬送装置1は、上部搬送路2と下
部搬送路6との上下二層で構成し、架台12に積載して
固定している。上部搬送路2は、駆動用ギア4と支持用
ギア5間に上部チェ−ンコンベア3を張架し、加工前ワ
−ク13を矢視A方向に搬送する。上部搬送路2の終端
部にはセパレ−タ3aが設けられており、セパレ−タ3
aに移載された加工前ワ−ク13をロボットハンドの把
持部が把持する。下部搬送路6は、加工済ワ−ク14を
高速で矢視B方向に搬送する第1の下部チェ−ンコンベ
ア7と、加工済ワ−ク14を低速で矢視B方向に搬送す
る第2の下部チェ−ンコンベア10が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設置スペ−スを節
約し、ワ−クの搬入、搬出作業が効率良く行なえるワ−
ク搬送装置に関するものである。
約し、ワ−クの搬入、搬出作業が効率良く行なえるワ−
ク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業機器等の生産工場においては、ロボ
ットをワ−クの運搬手段として用いる場合がある。図8
は、このようなロボットをワ−クの運搬手段として用い
る生産設備の例を示す平面図である。図8において、ワ
−ク置場40から加工前ワ−ク61を第1の搬送装置6
0に載置して矢視X1方向に搬送する。第1の搬送装置
60の終端部において、ロボット20のロボットハンド
21の先端に設けられている把持部で当該のワ−ク61
を掴み、ロボットハンド21を旋回させて工作機械30
に供給する。
ットをワ−クの運搬手段として用いる場合がある。図8
は、このようなロボットをワ−クの運搬手段として用い
る生産設備の例を示す平面図である。図8において、ワ
−ク置場40から加工前ワ−ク61を第1の搬送装置6
0に載置して矢視X1方向に搬送する。第1の搬送装置
60の終端部において、ロボット20のロボットハンド
21の先端に設けられている把持部で当該のワ−ク61
を掴み、ロボットハンド21を旋回させて工作機械30
に供給する。
【0003】工作機械30では、セットされた前記ワ−
クを所定の工具で加工する。31は加工中のワ−クであ
る。工作機械30で所定の加工がなされると、ロボット
ハンド21の把持部で加工済ワ−ク71を掴み、第2の
搬送装置70に載置する。第2の搬送装置70は加工済
ワ−ク71を矢視X2方向に搬送し、その終端部で加工
済ワ−ク置場50に移載する。
クを所定の工具で加工する。31は加工中のワ−クであ
る。工作機械30で所定の加工がなされると、ロボット
ハンド21の把持部で加工済ワ−ク71を掴み、第2の
搬送装置70に載置する。第2の搬送装置70は加工済
ワ−ク71を矢視X2方向に搬送し、その終端部で加工
済ワ−ク置場50に移載する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のワ
−ク搬送装置は、加工前ワ−ク置場40、第1の搬送装
置60、第2の搬送装置70、加工済ワ−ク置場50を
直線的に配置していたので、設置スペ−スが大きくなる
という問題があった。また、加工前ワ−ク置場40と加
工済ワ−ク置場50の位置が離間した位置に設置されて
おり、ワ−クの搬入経路と搬出経路が異なっているの
で、ワ−ク搬送装置へのワ−クの搬入作業と、ワ−ク搬
送装置からのワ−クの搬出作業が効率良く行なえないと
いう問題があった。
−ク搬送装置は、加工前ワ−ク置場40、第1の搬送装
置60、第2の搬送装置70、加工済ワ−ク置場50を
直線的に配置していたので、設置スペ−スが大きくなる
という問題があった。また、加工前ワ−ク置場40と加
工済ワ−ク置場50の位置が離間した位置に設置されて
おり、ワ−クの搬入経路と搬出経路が異なっているの
で、ワ−ク搬送装置へのワ−クの搬入作業と、ワ−ク搬
送装置からのワ−クの搬出作業が効率良く行なえないと
いう問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑み、設置スペ
−スを節約し、ワ−クの搬入、搬出作業が効率的に行な
えるワ−ク搬送装置の提供を目的とする。
−スを節約し、ワ−クの搬入、搬出作業が効率的に行な
えるワ−ク搬送装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、請
求項1に係る発明において、ワ−ク搬送装置を、加工前
ワ−クを搬送する第1の搬送路と、加工済ワ−クを搬送
する第2の搬送路を備え、前記第1の搬送路と第2の搬
送路の搬送方向を互いに反対方向に設定して二層に重ね
て設置すると共に、前記第1の搬送路に傾斜して載置さ
れた加工前ワ−クを、搬送方向と平行に修正して配列す
る方向修正手段を設けた構成とすることにより達成され
る。
求項1に係る発明において、ワ−ク搬送装置を、加工前
ワ−クを搬送する第1の搬送路と、加工済ワ−クを搬送
する第2の搬送路を備え、前記第1の搬送路と第2の搬
送路の搬送方向を互いに反対方向に設定して二層に重ね
て設置すると共に、前記第1の搬送路に傾斜して載置さ
れた加工前ワ−クを、搬送方向と平行に修正して配列す
る方向修正手段を設けた構成とすることにより達成され
る。
【0007】また、請求項2に係る発明においては、請
求項1に記載のワ−ク搬送装置において、前記第1の搬
送路の終端部に円板にV字状の切欠き部を形成したセパ
レ−タを連接し、加工前ワ−クが第1の搬送路からV字
状の切欠き部に移載されたときに、セパレ−タを回転さ
せて加工前ワ−クを持ち上げることを特徴とする。
求項1に記載のワ−ク搬送装置において、前記第1の搬
送路の終端部に円板にV字状の切欠き部を形成したセパ
レ−タを連接し、加工前ワ−クが第1の搬送路からV字
状の切欠き部に移載されたときに、セパレ−タを回転さ
せて加工前ワ−クを持ち上げることを特徴とする。
【0008】また、請求項3に係る発明においては、請
求項1または請求項2に記載のワ−ク搬送装置におい
て、前記第2の搬送路を、先端側の高速の搬送路とこれ
と連接される低速の搬送路とにより構成したことを特徴
とする。
求項1または請求項2に記載のワ−ク搬送装置におい
て、前記第2の搬送路を、先端側の高速の搬送路とこれ
と連接される低速の搬送路とにより構成したことを特徴
とする。
【0009】請求項1に係る発明は、搬送方向を互いに
反対方向に設定した第1の搬送路と第2の搬送路を二層
に重ねて設置しているので、ワ−ク搬送装置の設置スペ
−スを節約することができる。また、加工前ワ−ク置場
と加工済ワ−ク置場の位置を近接して配置できるので、
ワ−クの搬入、搬出作業が効率良く行なえる。
反対方向に設定した第1の搬送路と第2の搬送路を二層
に重ねて設置しているので、ワ−ク搬送装置の設置スペ
−スを節約することができる。また、加工前ワ−ク置場
と加工済ワ−ク置場の位置を近接して配置できるので、
ワ−クの搬入、搬出作業が効率良く行なえる。
【0010】さらに、第1の搬送路に傾斜して載置され
た加工前ワ−クを、搬送方向と平行に修正して配列する
方向修正手段を設けた構成としているので、加工前ワ−
クの次工程での処理を円滑に行なうことができる。
た加工前ワ−クを、搬送方向と平行に修正して配列する
方向修正手段を設けた構成としているので、加工前ワ−
クの次工程での処理を円滑に行なうことができる。
【0011】また、請求項2に係る発明は、第1の搬送
路の終端部に円板にV字状の切欠き部を形成したセパレ
−タを連接し、加工前ワ−クが第1の搬送路からV字状
の切欠き部に移載されたときに、セパレ−タを回転させ
て加工前ワ−クを持ち上げる構成としているので、加工
前ワ−クをロボットハンドの把持部で把持する等の次工
程の作業が円滑に行なえる。
路の終端部に円板にV字状の切欠き部を形成したセパレ
−タを連接し、加工前ワ−クが第1の搬送路からV字状
の切欠き部に移載されたときに、セパレ−タを回転させ
て加工前ワ−クを持ち上げる構成としているので、加工
前ワ−クをロボットハンドの把持部で把持する等の次工
程の作業が円滑に行なえる。
【0012】また、請求項3に係る発明は、第2の搬送
路は先端側の搬送路を高速の搬送路で構成しているの
で、加工済ワ−クをロボット等から移載する作業がロボ
ットハンドの把持部に阻害されることなく確実に行なえ
る。また、高速の搬送路に低速の搬送路を連接している
ので、効率良く加工済ワ−クを搬送することができる。
路は先端側の搬送路を高速の搬送路で構成しているの
で、加工済ワ−クをロボット等から移載する作業がロボ
ットハンドの把持部に阻害されることなく確実に行なえ
る。また、高速の搬送路に低速の搬送路を連接している
ので、効率良く加工済ワ−クを搬送することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ワ−ク搬送装置について、図を参照して説明する。図1
はワ−ク搬送装置の側面図である。図1において、ワ−
ク搬送装置1は、上部搬送路2と下部搬送路6との上下
二層で構成し、このワ−ク搬送装置1を架台12に積載
して固定している。
ワ−ク搬送装置について、図を参照して説明する。図1
はワ−ク搬送装置の側面図である。図1において、ワ−
ク搬送装置1は、上部搬送路2と下部搬送路6との上下
二層で構成し、このワ−ク搬送装置1を架台12に積載
して固定している。
【0014】上部搬送路2は、駆動用ギア4と支持用ギ
ア5間に上部チェ−ンコンベア3を張架し、加工前ワ−
ク13を矢視A方向に搬送する。上部搬送路2の終端部
には、詳細を後述するセパレ−タ3aが設けられてお
り、上部搬送路2から加工前ワ−ク13をセパレ−タ3
aに移載して、ロボットハンドの把持部が加工前ワ−ク
13を把持しやすいようにしている。
ア5間に上部チェ−ンコンベア3を張架し、加工前ワ−
ク13を矢視A方向に搬送する。上部搬送路2の終端部
には、詳細を後述するセパレ−タ3aが設けられてお
り、上部搬送路2から加工前ワ−ク13をセパレ−タ3
aに移載して、ロボットハンドの把持部が加工前ワ−ク
13を把持しやすいようにしている。
【0015】下部搬送路6は、加工済ワ−ク14を高速
で矢視B方向に搬送する第1の下部チェ−ンコンベア7
と、加工済ワ−ク14を低速で矢視B方向に搬送する第
2の下部チェ−ンコンベア10が設けられている。第1
の下部チェ−ンコンベア7は、図示を省略している駆動
用ギアと支持用ギア9間に張架され、第2の下部チェ−
ンコンベア10は、駆動用ギア11と支持用ギア12間
に張架されている。11bは、駆動用ギア11の駆動モ
−タである。
で矢視B方向に搬送する第1の下部チェ−ンコンベア7
と、加工済ワ−ク14を低速で矢視B方向に搬送する第
2の下部チェ−ンコンベア10が設けられている。第1
の下部チェ−ンコンベア7は、図示を省略している駆動
用ギアと支持用ギア9間に張架され、第2の下部チェ−
ンコンベア10は、駆動用ギア11と支持用ギア12間
に張架されている。11bは、駆動用ギア11の駆動モ
−タである。
【0016】図2は、上部搬送路2の平面図である。図
2において、4aは駆動用ギア4の回転軸、4bは駆動
用ギア4の駆動モ−タ、4cはセパレ−タ3aの駆動モ
−タ、5aは支持用ギア5の回転軸である。セパレ−タ
3aは、上部チェ−ンコンベア3の左右両側の側縁に連
接して一対設けられている。
2において、4aは駆動用ギア4の回転軸、4bは駆動
用ギア4の駆動モ−タ、4cはセパレ−タ3aの駆動モ
−タ、5aは支持用ギア5の回転軸である。セパレ−タ
3aは、上部チェ−ンコンベア3の左右両側の側縁に連
接して一対設けられている。
【0017】図3は、下部搬送路6の平面図である。図
3において、11aは第2の下部チェ−ンコンベア10
の駆動用ギア11の回転軸、12aは第2の下部チェ−
ンコンベア10の支持用ギア12の回転軸、9aは第1
の下部チェ−ンコンベア7の支持用ギア9の回転軸であ
る。
3において、11aは第2の下部チェ−ンコンベア10
の駆動用ギア11の回転軸、12aは第2の下部チェ−
ンコンベア10の支持用ギア12の回転軸、9aは第1
の下部チェ−ンコンベア7の支持用ギア9の回転軸であ
る。
【0018】第1の下部チェ−ンコンベア7は高速で駆
動されるので、加工済ワ−ク14は第1の下部チェ−ン
コンベア7に間隔をおいて配置されることになる。この
ため、加工済ワ−ク14をロボット20から移載する作
業がロボットハンドの把持部に阻害されることなく確実
に行なえる。また、第2の下部チェ−ンコンベア10は
低速で駆動されるので、加工済ワ−ク14を第2の下部
チェ−ンコンベア10に間隔を詰めて載置でき、効率良
く加工済ワ−ク14を搬送することができる。
動されるので、加工済ワ−ク14は第1の下部チェ−ン
コンベア7に間隔をおいて配置されることになる。この
ため、加工済ワ−ク14をロボット20から移載する作
業がロボットハンドの把持部に阻害されることなく確実
に行なえる。また、第2の下部チェ−ンコンベア10は
低速で駆動されるので、加工済ワ−ク14を第2の下部
チェ−ンコンベア10に間隔を詰めて載置でき、効率良
く加工済ワ−ク14を搬送することができる。
【0019】図4は、上部チェ−ンコンベア3の終端部
とセパレ−タ3aとの接続部分を拡大して示す側面図で
ある。図4において、円板状のセパレ−タ3aには、V
字状の切欠き部3x、3yが形成されている。3bはレ
バ−、3cはワ−ク搬送停止検出用センサである。セパ
レ−タ3aのV字状の切欠き部3xの位置は、初期状態
では加工前ワ−ク13が上部チェ−ンコンベア3で搬送
される搬送面と同一の高さとなるように設定されてい
る。
とセパレ−タ3aとの接続部分を拡大して示す側面図で
ある。図4において、円板状のセパレ−タ3aには、V
字状の切欠き部3x、3yが形成されている。3bはレ
バ−、3cはワ−ク搬送停止検出用センサである。セパ
レ−タ3aのV字状の切欠き部3xの位置は、初期状態
では加工前ワ−ク13が上部チェ−ンコンベア3で搬送
される搬送面と同一の高さとなるように設定されてい
る。
【0020】また、レバ−3bの一端はワ−ク搬送停止
検出用センサ3cに形成されている溝3dと係合するよ
うに位置合わせがなされている。レバ−3bの他端は初
期状態では直立している。加工前ワ−ク13が上部チェ
−ンコンベア3で矢視A方向で搬送され、セパレ−タ3
aのV字状の切欠き部3xの位置に到達すると、レバ−
3bの前記他端側が加工前ワ−ク13に押圧されて直立
状態から図示のように傾斜し、レバ−3bの一端は、ワ
−ク搬送停止検出用センサ3cに形成されている溝3d
と係合する。
検出用センサ3cに形成されている溝3dと係合するよ
うに位置合わせがなされている。レバ−3bの他端は初
期状態では直立している。加工前ワ−ク13が上部チェ
−ンコンベア3で矢視A方向で搬送され、セパレ−タ3
aのV字状の切欠き部3xの位置に到達すると、レバ−
3bの前記他端側が加工前ワ−ク13に押圧されて直立
状態から図示のように傾斜し、レバ−3bの一端は、ワ
−ク搬送停止検出用センサ3cに形成されている溝3d
と係合する。
【0021】ワ−ク搬送停止検出用センサ3cは、信号
を発生して図示を省略している制御装置に送る。制御装
置は、前記信号が入力されると上部チェ−ンコンベア3
の駆動用ギアの運転を停止する信号を駆動モ−タ4bに
出力する。また、セパレ−タ3aを回転させる信号を駆
動モ−タ4cに出力する。
を発生して図示を省略している制御装置に送る。制御装
置は、前記信号が入力されると上部チェ−ンコンベア3
の駆動用ギアの運転を停止する信号を駆動モ−タ4bに
出力する。また、セパレ−タ3aを回転させる信号を駆
動モ−タ4cに出力する。
【0022】図5は、セパレ−タ3aとロボット20と
の位置関係を示す概略の側面図である。図5において、
21はロボット20に設けられているロボットハンド
で、その先端には把持部22が形成されている。把持部
22は、矢視H方向および矢視V方向に移動できる構成
としている。
の位置関係を示す概略の側面図である。図5において、
21はロボット20に設けられているロボットハンド
で、その先端には把持部22が形成されている。把持部
22は、矢視H方向および矢視V方向に移動できる構成
としている。
【0023】前記のように、制御装置からの信号で、セ
パレ−タ3aはV字状の切欠き部3xに加工前ワ−ク1
3を収容した状態で矢視R方向に回動して加工前ワ−ク
13を持ち上げ、ロボットハンド21の把持部22と相
対する位置で停止する。この際に、加工前ワ−ク13は
V字状の切欠き部3xの側壁で保持されながら回転する
ので、安定に移動する。
パレ−タ3aはV字状の切欠き部3xに加工前ワ−ク1
3を収容した状態で矢視R方向に回動して加工前ワ−ク
13を持ち上げ、ロボットハンド21の把持部22と相
対する位置で停止する。この際に、加工前ワ−ク13は
V字状の切欠き部3xの側壁で保持されながら回転する
ので、安定に移動する。
【0024】また、セパレ−タ3aが停止する位置では
加工前ワ−ク13はV字状の切欠き部3xの開口部に露
出しているので、ロボット20の把持部22は、前記の
ように矢視H方向および矢視V方向に移動して加工前ワ
−ク13を把持し、工作機械に加工前ワ−ク13を供給
する。
加工前ワ−ク13はV字状の切欠き部3xの開口部に露
出しているので、ロボット20の把持部22は、前記の
ように矢視H方向および矢視V方向に移動して加工前ワ
−ク13を把持し、工作機械に加工前ワ−ク13を供給
する。
【0025】加工前ワ−ク13が、上部チェ−ンコンベ
ア3に傾斜した状態で載置されて終端部に搬送されてく
ると、一対のセパレ−タ3aに移載できなくなる。図6
は、このような傾斜した状態で載置された加工前ワ−ク
13の向きを修正する構成とした上部搬送路2の終端部
の詳細を示す平面図である。
ア3に傾斜した状態で載置されて終端部に搬送されてく
ると、一対のセパレ−タ3aに移載できなくなる。図6
は、このような傾斜した状態で載置された加工前ワ−ク
13の向きを修正する構成とした上部搬送路2の終端部
の詳細を示す平面図である。
【0026】図6において、上部チェ−ンコンベア3の
駆動ギア4の回転軸4aには、停止板4c、4dが設け
られている。3d、3eは、加工前ワ−ク揃え検出用セ
ンサである。上部チェ−ンコンベア3に傾斜した状態で
載置された加工前ワ−ク13の一端Pは停止板4cと接
触し、前記センサ3dにより加工前ワ−ク13が検出さ
れる。しかしながら、加工前ワ−ク13の他端Qはセン
サ3eには検出されない。
駆動ギア4の回転軸4aには、停止板4c、4dが設け
られている。3d、3eは、加工前ワ−ク揃え検出用セ
ンサである。上部チェ−ンコンベア3に傾斜した状態で
載置された加工前ワ−ク13の一端Pは停止板4cと接
触し、前記センサ3dにより加工前ワ−ク13が検出さ
れる。しかしながら、加工前ワ−ク13の他端Qはセン
サ3eには検出されない。
【0027】このため、上部チェ−ンコンベア3は更に
矢視A方向に駆動される。したがって、加工前ワ−ク1
3は一端Pが停止板4cで搬送が止められた状態で他端
Q側が搬送される。加工前ワ−ク13の他端Qが停止板
4dと接触すると、センサ3eが加工前ワ−ク13を検
出する。
矢視A方向に駆動される。したがって、加工前ワ−ク1
3は一端Pが停止板4cで搬送が止められた状態で他端
Q側が搬送される。加工前ワ−ク13の他端Qが停止板
4dと接触すると、センサ3eが加工前ワ−ク13を検
出する。
【0028】したがって、センサ3d、3eが共に加工
前ワ−ク13を検出することになり、各加工前ワ−ク1
3が搬送方向に対して平行に揃えられた状態であること
を検出しているので、上部チェ−ンコンベア3の駆動を
停止する。このように、各加工前ワ−ク13を搬送方向
に対して平行に揃える方向修正手段を設けているので、
加工前ワ−ク13を一対のセパレ−タ3aに円滑に移載
できる。
前ワ−ク13を検出することになり、各加工前ワ−ク1
3が搬送方向に対して平行に揃えられた状態であること
を検出しているので、上部チェ−ンコンベア3の駆動を
停止する。このように、各加工前ワ−ク13を搬送方向
に対して平行に揃える方向修正手段を設けているので、
加工前ワ−ク13を一対のセパレ−タ3aに円滑に移載
できる。
【0029】図7は、本発明のワ−ク搬送装置を用いた
生産設備の一例を示す平面図である。図7において、加
工前ワ−ク置場40から加工前ワ−ク13を上部搬送路
2に載置して矢視X1方向に搬送し、上部搬送路2の終
端部において、ロボット20のロボットハンド21の先
端に設けられている把持部で当該の加工前ワ−ク13を
掴み、ロボットハンド21を旋回させて工作機械30に
供給する。
生産設備の一例を示す平面図である。図7において、加
工前ワ−ク置場40から加工前ワ−ク13を上部搬送路
2に載置して矢視X1方向に搬送し、上部搬送路2の終
端部において、ロボット20のロボットハンド21の先
端に設けられている把持部で当該の加工前ワ−ク13を
掴み、ロボットハンド21を旋回させて工作機械30に
供給する。
【0030】工作機械30で所定の加工がなされると、
ロボットハンド21の把持部で加工済ワ−ク14を掴
み、下部搬送路6に載置する。下部搬送路6は加工済ワ
−ク14を矢視X2方向に搬送し、その終端部で加工済
ワ−ク置場50に移載する。
ロボットハンド21の把持部で加工済ワ−ク14を掴
み、下部搬送路6に載置する。下部搬送路6は加工済ワ
−ク14を矢視X2方向に搬送し、その終端部で加工済
ワ−ク置場50に移載する。
【0031】このように、本発明のワ−ク搬送装置は、
加工前ワ−クの搬送路と加工済ワ−クの搬送路とを上下
に重ねた構成としているので、設置スペ−スを節約する
ことができる。また、加工前ワ−ク置場40と加工済ワ
−ク置場50とを近接した位置に配置できるので、ワ−
クの搬入、搬出作業が円滑に行なえる。
加工前ワ−クの搬送路と加工済ワ−クの搬送路とを上下
に重ねた構成としているので、設置スペ−スを節約する
ことができる。また、加工前ワ−ク置場40と加工済ワ
−ク置場50とを近接した位置に配置できるので、ワ−
クの搬入、搬出作業が円滑に行なえる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
は、搬送方向を互いに反対方向に設定した第1の搬送路
と第2の搬送路を二層に重ねて設置しているので、ワ−
ク搬送装置の設置スペ−スを節約することができる。ま
た、加工前ワ−ク置場と加工済ワ−ク置場の位置を近接
して配置できるので、ワ−クの搬入、搬出作業が効率良
く行なえる。
は、搬送方向を互いに反対方向に設定した第1の搬送路
と第2の搬送路を二層に重ねて設置しているので、ワ−
ク搬送装置の設置スペ−スを節約することができる。ま
た、加工前ワ−ク置場と加工済ワ−ク置場の位置を近接
して配置できるので、ワ−クの搬入、搬出作業が効率良
く行なえる。
【0033】さらに、第1の搬送路に傾斜して載置され
た加工前ワ−クを、搬送方向と平行に修正して配列する
方向修正手段を設けた構成としているので、加工前ワ−
クの次工程での処理を円滑に行なうことができる。
た加工前ワ−クを、搬送方向と平行に修正して配列する
方向修正手段を設けた構成としているので、加工前ワ−
クの次工程での処理を円滑に行なうことができる。
【0034】また、請求項2に係る発明は、第1の搬送
路の終端部に円板にV字状の切欠き部を形成したセパレ
−タを連接し、加工前ワ−クが第1の搬送路からV字状
の切欠き部に移載されたときに、セパレ−タを回転させ
て加工前ワ−クを持ち上げる構成としているので、加工
前ワ−クをロボットハンドの把持部で把持する等の次工
程の作業が円滑に行なえる。
路の終端部に円板にV字状の切欠き部を形成したセパレ
−タを連接し、加工前ワ−クが第1の搬送路からV字状
の切欠き部に移載されたときに、セパレ−タを回転させ
て加工前ワ−クを持ち上げる構成としているので、加工
前ワ−クをロボットハンドの把持部で把持する等の次工
程の作業が円滑に行なえる。
【0035】また、請求項3に係る発明は、第2の搬送
路は先端側の搬送路を高速の搬送路で構成しているの
で、加工済ワ−クをロボット等から移載する作業がロボ
ットハンドの把持部に阻害されることなく確実に行なえ
る。また、高速の搬送路に低速の搬送路を連接している
ので、効率良く加工済ワ−クを搬送することができる。
路は先端側の搬送路を高速の搬送路で構成しているの
で、加工済ワ−クをロボット等から移載する作業がロボ
ットハンドの把持部に阻害されることなく確実に行なえ
る。また、高速の搬送路に低速の搬送路を連接している
ので、効率良く加工済ワ−クを搬送することができる。
【図1】本発明の実施の形態であるワ−ク搬送装置の側
面図である。
面図である。
【図2】図1の上部搬送路の平面図である。
【図3】図1の下部搬送路の平面図である。
【図4】上部搬送路の終端部の構成を示す側面図であ
る。
る。
【図5】上部搬送路の終端部とロボットとの配置関係を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図6】上部搬送路の終端部の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図7】本発明のワ−ク搬送装置を用いた生産設備の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図8】従来例のワ−ク搬送装置を用いた生産設備の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
1 ワ−ク搬送装置 2 上部搬送路 3 上部チェ−ンコンベア 3a セパレ−タ 6 下部搬送路 7 第1の下部チェ−ンコンベア 10 第2の下部チェ−ンコンベア 12 架台 13 加工前ワ−ク 14 加工済ワ−ク 20 ロボット 30 工作機械 40 加工前ワ−ク置場 50 加工済ワ−ク置場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼子 佐久裕 滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番 地 ホ リゾン・インターナショナル株式 会社内 Fターム(参考) 3F044 AA01 AB40 BA01 CC02 CC11 CD01 3F072 AA06 GG01 GG06 JA01 KA01 KC02
Claims (3)
- 【請求項1】 加工前ワ−クを搬送する第1の搬送路
と、加工済ワ−クを搬送する第2の搬送路を備え、前記
第1の搬送路と第2の搬送路の搬送方向を互いに反対方
向に設定して二層に重ねて設置すると共に、前記第1の
搬送路に傾斜して載置された加工前ワ−クを、搬送方向
と平行に修正して配列する方向修正手段を設けたことを
特徴とするワ−ク搬送装置。 - 【請求項2】 前記第1の搬送路の終端部に円板にV字
状の切欠き部を形成したセパレ−タを連接し、加工前ワ
−クが第1の搬送路からV字状の切欠き部に移載された
ときに、セパレ−タを回転させて加工前ワ−クを持ち上
げることを特徴とする、請求項1に記載のワ−ク搬送装
置。 - 【請求項3】 前記第2の搬送路を、先端側の高速の搬
送路とこれと連接される低速の搬送路とにより構成した
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のワ
−ク搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11205615A JP2001031238A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ワ−ク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11205615A JP2001031238A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ワ−ク搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001031238A true JP2001031238A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16509821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11205615A Pending JP2001031238A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ワ−ク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001031238A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102785792A (zh) * | 2012-07-27 | 2012-11-21 | 长城汽车股份有限公司 | 一种焊装工件循环输送设备的限位装置 |
CN103144935A (zh) * | 2013-03-20 | 2013-06-12 | 承德华远自动化设备有限公司 | 一种新型等速变倍速输送机 |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11205615A patent/JP2001031238A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102785792A (zh) * | 2012-07-27 | 2012-11-21 | 长城汽车股份有限公司 | 一种焊装工件循环输送设备的限位装置 |
CN103144935A (zh) * | 2013-03-20 | 2013-06-12 | 承德华远自动化设备有限公司 | 一种新型等速变倍速输送机 |
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