JPH11342258A - 遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート - Google Patents
遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートInfo
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- JPH11342258A JPH11342258A JP10152405A JP15240598A JPH11342258A JP H11342258 A JPH11342258 A JP H11342258A JP 10152405 A JP10152405 A JP 10152405A JP 15240598 A JP15240598 A JP 15240598A JP H11342258 A JPH11342258 A JP H11342258A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 汎用性を高め、各種遊技機の下皿内に遊技媒
体を自動的に払い出しできるようにし、早く遊技をしよ
うとする者の苛立ちを解消すると共に、生産性を高めて
低コスト化できる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュー
トを提供する。 【解決手段】 遊技機２に隣接して設置され、貨幣を投
入することによって所定数の遊技媒体を隣接する遊技機
２の下皿３内に自動的に払い出す遊技媒体貸出機におい
て、本体１の下方部で上記遊技機２の下皿３に対応する
高さ位置に上記本体１から上記下皿３側に延出する遊技
媒体払い出し用ノズルシュート６を設け、同ノズルシュ
ート６に対応して上記本体１内に同ノズルシュート６へ
の遊技媒体払い出し用ホッパー８を設けると共に、その
上部に遊技媒体を貯留するタンク９、更にその上部に上
記本体１の上方部に設けられた貨幣投入口４から投入さ
れた貨幣を貯留するビルバリスッタッカ１０を設けてな
る遊技媒体貸出機。
体を自動的に払い出しできるようにし、早く遊技をしよ
うとする者の苛立ちを解消すると共に、生産性を高めて
低コスト化できる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュー
トを提供する。 【解決手段】 遊技機２に隣接して設置され、貨幣を投
入することによって所定数の遊技媒体を隣接する遊技機
２の下皿３内に自動的に払い出す遊技媒体貸出機におい
て、本体１の下方部で上記遊技機２の下皿３に対応する
高さ位置に上記本体１から上記下皿３側に延出する遊技
媒体払い出し用ノズルシュート６を設け、同ノズルシュ
ート６に対応して上記本体１内に同ノズルシュート６へ
の遊技媒体払い出し用ホッパー８を設けると共に、その
上部に遊技媒体を貯留するタンク９、更にその上部に上
記本体１の上方部に設けられた貨幣投入口４から投入さ
れた貨幣を貯留するビルバリスッタッカ１０を設けてな
る遊技媒体貸出機。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メダルを遊技媒体
として遊技を行う、例えばスロットマシン等の遊技機に
隣接して設置され、その遊技媒体であるメダルの貸出を
行う遊技媒体貸出機に関し、特に多数種類の遊技機に対
して幅広く適用することができる遊技媒体貸出機とその
ノズルシュートに関するものである。
として遊技を行う、例えばスロットマシン等の遊技機に
隣接して設置され、その遊技媒体であるメダルの貸出を
行う遊技媒体貸出機に関し、特に多数種類の遊技機に対
して幅広く適用することができる遊技媒体貸出機とその
ノズルシュートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】メダルを遊技媒体とするスロットマシン
等の遊技機は、その前面に設けられているメダル投入口
に遊技媒体であるメダルを投入して遊技するものであ
り、遊技媒体であるメダルは、一般に遊技機に隣接して
設置されている台間メダル貸出機あるいは遊技場内に設
置されているメダル貸出機に貨幣を投入して貸し出しを
受けられるようになっている。
等の遊技機は、その前面に設けられているメダル投入口
に遊技媒体であるメダルを投入して遊技するものであ
り、遊技媒体であるメダルは、一般に遊技機に隣接して
設置されている台間メダル貸出機あるいは遊技場内に設
置されているメダル貸出機に貨幣を投入して貸し出しを
受けられるようになっている。
【０００３】このようなメダル貸出機、特に台間メダル
貸出機では、遊技機の機種によって取り付けられている
下皿の高さ方向位置、幅方向位置が異なるため、自動的
に遊技媒体であるメダルを下皿に払い出すようなことは
せず、一般的には遊技機に隣接して設置されている台間
メダル貸出機の払い出し口から払い出されるメダルをい
ったん手で受け取り、遊技機の下皿に手で移すようにし
た台間メダル貸出機が広く使用されている。一方、一部
においては、遊技媒体であるメダルを自動的に遊技機の
下皿内に払い出すようにした自動貸出機も使用され始め
ているが、このような自動貸出機の場合、遊技機の下皿
の高さ位置等に合わせたノズルシュートを有する当該遊
技機専用に構成した遊技媒体自動貸出機とする必要があ
った。
貸出機では、遊技機の機種によって取り付けられている
下皿の高さ方向位置、幅方向位置が異なるため、自動的
に遊技媒体であるメダルを下皿に払い出すようなことは
せず、一般的には遊技機に隣接して設置されている台間
メダル貸出機の払い出し口から払い出されるメダルをい
ったん手で受け取り、遊技機の下皿に手で移すようにし
た台間メダル貸出機が広く使用されている。一方、一部
においては、遊技媒体であるメダルを自動的に遊技機の
下皿内に払い出すようにした自動貸出機も使用され始め
ているが、このような自動貸出機の場合、遊技機の下皿
の高さ位置等に合わせたノズルシュートを有する当該遊
技機専用に構成した遊技媒体自動貸出機とする必要があ
った。
【０００４】このような状況から、遊技媒体貸出機の払
い出し口に払い出しされた遊技媒体を手で受け取り、そ
れを遊技機の下皿に移すだけの手間が、少しでも遊技の
回転率を上げて早く遊技をしようとする遊技者にとって
は、煩わしく、苛立ちを覚えさせるという問題点となっ
ていた。また、自動貸出機の場合、当該遊技機に合わせ
た専用の貸出機となるため、遊技機の種類に合わせて多
数種類の自動貸出機を製作しなければならなくなり、生
産効率を低下させ、コスト的にも高くならざるを得ない
という問題があった。
い出し口に払い出しされた遊技媒体を手で受け取り、そ
れを遊技機の下皿に移すだけの手間が、少しでも遊技の
回転率を上げて早く遊技をしようとする遊技者にとって
は、煩わしく、苛立ちを覚えさせるという問題点となっ
ていた。また、自動貸出機の場合、当該遊技機に合わせ
た専用の貸出機となるため、遊技機の種類に合わせて多
数種類の自動貸出機を製作しなければならなくなり、生
産効率を低下させ、コスト的にも高くならざるを得ない
という問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、遊技媒体貸出機の汎用性を高め、各種の遊技機の下
皿内に遊技媒体を自動的に払い出すことができるように
し、早く遊技をしようとする者に対する苛立ちを解消す
ることができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート
を提供することにある。また、本発明のもう一つの課題
は、汎用性が高く、各種の遊技機に対して幅広く適用で
き、それによって生産性を高め、低コスト化を図ること
ができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートを提供
することにある。
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、遊技媒体貸出機の汎用性を高め、各種の遊技機の下
皿内に遊技媒体を自動的に払い出すことができるように
し、早く遊技をしようとする者に対する苛立ちを解消す
ることができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート
を提供することにある。また、本発明のもう一つの課題
は、汎用性が高く、各種の遊技機に対して幅広く適用で
き、それによって生産性を高め、低コスト化を図ること
ができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートを提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、遊技機に隣接
して設置され、貨幣を投入することによって所定数の遊
技媒体を隣接する遊技機の下皿内に自動的に払い出す遊
技媒体貸出機において、本体の下方部で上記遊技機の下
皿に対応する高さ位置に上記本体から上記下皿側に延出
する遊技媒体払い出し用ノズルシュートを設け、同ノズ
ルシュートに対応して上記本体内に同ノズルシュートへ
の遊技媒体払い出し用ホッパーを設けると共に、その上
部に遊技媒体を貯留するタンク、更にその上部に上記本
体の上方部に設けられた貨幣投入口から投入された貨幣
を貯留するビルバリスタッカを設けたことを特徴とする
ものであり、ノズルシュートを遊技機の下皿に対応する
高さ位置に設けているため、遊技機の下皿に対して常に
適正な高さ位置から遊技媒体を自動的に払い出しするこ
とができると共に、本体の上方部にビルバリスタッカを
設けているために、遊技者にとっては貨幣を投入し易
く、また、死角になり難いことから不正行為を防止し易
く、しかも店員にとっては遊技者の邪魔をすることなく
貨幣の出し入れをすることができる。
ため、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、遊技機に隣接
して設置され、貨幣を投入することによって所定数の遊
技媒体を隣接する遊技機の下皿内に自動的に払い出す遊
技媒体貸出機において、本体の下方部で上記遊技機の下
皿に対応する高さ位置に上記本体から上記下皿側に延出
する遊技媒体払い出し用ノズルシュートを設け、同ノズ
ルシュートに対応して上記本体内に同ノズルシュートへ
の遊技媒体払い出し用ホッパーを設けると共に、その上
部に遊技媒体を貯留するタンク、更にその上部に上記本
体の上方部に設けられた貨幣投入口から投入された貨幣
を貯留するビルバリスタッカを設けたことを特徴とする
ものであり、ノズルシュートを遊技機の下皿に対応する
高さ位置に設けているため、遊技機の下皿に対して常に
適正な高さ位置から遊技媒体を自動的に払い出しするこ
とができると共に、本体の上方部にビルバリスタッカを
設けているために、遊技者にとっては貨幣を投入し易
く、また、死角になり難いことから不正行為を防止し易
く、しかも店員にとっては遊技者の邪魔をすることなく
貨幣の出し入れをすることができる。
【０００７】また、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、
上記の遊技媒体貸出機において、上記ノズルシュートを
上下方向に移動可能で、かつ水平方向に回転可能とな
し、同ノズルシュート位置を上記遊技機の下皿位置に合
わせて調整可能に構成したことを特徴とするもので、遊
技機の機種の違いにより下皿位置が異なる場合には、ノ
ズルシュートを上下方向に移動あるいは水平方向に回転
させることによって、簡単にノズルシュート位置を調整
することができるため、下皿位置が異なる各種の遊技機
に対しても幅広く適用することができる。
上記の遊技媒体貸出機において、上記ノズルシュートを
上下方向に移動可能で、かつ水平方向に回転可能とな
し、同ノズルシュート位置を上記遊技機の下皿位置に合
わせて調整可能に構成したことを特徴とするもので、遊
技機の機種の違いにより下皿位置が異なる場合には、ノ
ズルシュートを上下方向に移動あるいは水平方向に回転
させることによって、簡単にノズルシュート位置を調整
することができるため、下皿位置が異なる各種の遊技機
に対しても幅広く適用することができる。
【０００８】更に、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、
上記の遊技媒体貸出機において、上記ノズルシュートの
遊技媒体払い出し側先端に上下方向に揺動可能なノズル
トップを設けたことを特徴とするもので、ノズルシュー
トの下皿に対する最終高さ位置は、ノズルシュートの先
端に揺動可能に設けられているノズルトップが揺動して
下皿に接することにより微調整されるため、常に一定高
さ位置に維持することができる。
上記の遊技媒体貸出機において、上記ノズルシュートの
遊技媒体払い出し側先端に上下方向に揺動可能なノズル
トップを設けたことを特徴とするもので、ノズルシュー
トの下皿に対する最終高さ位置は、ノズルシュートの先
端に揺動可能に設けられているノズルトップが揺動して
下皿に接することにより微調整されるため、常に一定高
さ位置に維持することができる。
【０００９】更にまた、本発明にかかる遊技媒体貸出機
のノズルシュートは、遊技媒体貸出機の遊技媒体払い出
し口に取り付けられ、隣接する遊技機の下皿内に遊技媒
体を払い出しするノズルシュートであって、上記遊技媒
体貸出機の遊技媒体払い出し口に対応して取り付けら
れ、払い出される遊技媒体をガイドする遊技媒体ガイド
口を有するベースプレートと、同ベースプレートに所定
位置で固定できるよう上下動可能に設けられ、上記遊技
媒体ガイド口に連なる遊技媒体通路を有するノズルベー
スと、同ノズルベースに所定位置で固定できるよう水平
方向に回転可能に設けられ、上記遊技媒体通路に連なる
遊技媒体用ノズル通路を有するノズルとからなり、上記
遊技媒体貸出機から払い出された遊技媒体を上記遊技媒
体ガイド口、遊技媒体通路及び遊技媒体用ノズル通路を
経て寝かせた状態で遊技機の下皿に払い出し可能とした
ことを特徴とするものであり、各種の遊技機の下皿に対
するノズルシュート位置を、高さ方向にはベースプレー
トに対するノズルベースの上下方向位置を調整すること
により、また、下皿の幅方向及び前後方向にはノズルベ
ースに対するノズルの水平方向回転位置を調整すること
により、最適の位置に調整することができ、しかも遊技
媒体を寝かせた状態で下皿内に払い出しすることができ
るため、遊技媒体を下皿内から飛び出さないように確実
に自動払い出しすることができる。
のノズルシュートは、遊技媒体貸出機の遊技媒体払い出
し口に取り付けられ、隣接する遊技機の下皿内に遊技媒
体を払い出しするノズルシュートであって、上記遊技媒
体貸出機の遊技媒体払い出し口に対応して取り付けら
れ、払い出される遊技媒体をガイドする遊技媒体ガイド
口を有するベースプレートと、同ベースプレートに所定
位置で固定できるよう上下動可能に設けられ、上記遊技
媒体ガイド口に連なる遊技媒体通路を有するノズルベー
スと、同ノズルベースに所定位置で固定できるよう水平
方向に回転可能に設けられ、上記遊技媒体通路に連なる
遊技媒体用ノズル通路を有するノズルとからなり、上記
遊技媒体貸出機から払い出された遊技媒体を上記遊技媒
体ガイド口、遊技媒体通路及び遊技媒体用ノズル通路を
経て寝かせた状態で遊技機の下皿に払い出し可能とした
ことを特徴とするものであり、各種の遊技機の下皿に対
するノズルシュート位置を、高さ方向にはベースプレー
トに対するノズルベースの上下方向位置を調整すること
により、また、下皿の幅方向及び前後方向にはノズルベ
ースに対するノズルの水平方向回転位置を調整すること
により、最適の位置に調整することができ、しかも遊技
媒体を寝かせた状態で下皿内に払い出しすることができ
るため、遊技媒体を下皿内から飛び出さないように確実
に自動払い出しすることができる。
【００１０】また、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートの遊技媒体ガイド口
に、払い出される遊技媒体を寝かせて払い出す遊技媒体
ガイドを設けたことを特徴とするもので、ホッパーから
払い出された遊技媒体をノズルシュートの入口でベース
プレートに設けられている遊技媒体ガイドで寝かせ、そ
のままの状態で払い出すようにしているため、遊技媒体
を適当なスピードでノズルシュート内を滑らせて遊技機
下皿内に安定的に払い出しすることができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートの遊技媒体ガイド口
に、払い出される遊技媒体を寝かせて払い出す遊技媒体
ガイドを設けたことを特徴とするもので、ホッパーから
払い出された遊技媒体をノズルシュートの入口でベース
プレートに設けられている遊技媒体ガイドで寝かせ、そ
のままの状態で払い出すようにしているため、遊技媒体
を適当なスピードでノズルシュート内を滑らせて遊技機
下皿内に安定的に払い出しすることができる。
【００１１】更に、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートに、上記ノズルベース
を上下動させたとき、その段差部で遊技媒体を立たせず
スムーズに上記遊技媒体通路に流す角度調整用プレート
を、上記ベースプレート側を中心にノズルベース側端部
を上下方向に揺動可能に設けたことを特徴とするもの
で、ノズルベースを上下動させてノズルシュートの上下
方向位置を調整した場合でも、角度調整用プレートがそ
のつなぎ目での段差を吸収して遊技媒体が立ち上がろう
とするのを抑えるよう作用し、遊技媒体を寝かせたまま
スムーズに流すことができるため、安定して遊技媒体を
遊技機下皿内に払い出すことができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートに、上記ノズルベース
を上下動させたとき、その段差部で遊技媒体を立たせず
スムーズに上記遊技媒体通路に流す角度調整用プレート
を、上記ベースプレート側を中心にノズルベース側端部
を上下方向に揺動可能に設けたことを特徴とするもの
で、ノズルベースを上下動させてノズルシュートの上下
方向位置を調整した場合でも、角度調整用プレートがそ
のつなぎ目での段差を吸収して遊技媒体が立ち上がろう
とするのを抑えるよう作用し、遊技媒体を寝かせたまま
スムーズに流すことができるため、安定して遊技媒体を
遊技機下皿内に払い出すことができる。
【００１２】更にまた、本発明にかかる遊技媒体貸出機
のノズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシ
ュートにおいて、上記ノズルとノズルベース間に、同ノ
ズルを所定の回転角度位置で固定するクリックストップ
機構を設けたことを特徴とするもので、水平方向回転に
よってノズルの回転角度位置を調整した場合、クリック
ストップ機構により回転後の位置に固定することができ
るため、使用中に動くことはなく、確実に遊技媒体を遊
技機下皿内に払い出しすることができる。
のノズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシ
ュートにおいて、上記ノズルとノズルベース間に、同ノ
ズルを所定の回転角度位置で固定するクリックストップ
機構を設けたことを特徴とするもので、水平方向回転に
よってノズルの回転角度位置を調整した場合、クリック
ストップ機構により回転後の位置に固定することができ
るため、使用中に動くことはなく、確実に遊技媒体を遊
技機下皿内に払い出しすることができる。
【００１３】また、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの上面に、遊技媒体の流れを妨
げない位置に多数の長穴を穿設した上面カバーを設けた
ことを特徴とするもので、万が一ノズルシュート内で遊
技媒体による詰まりが発生した場合でも、上面カバーを
介して直ちに発見することができ、しかも上面カバーの
上面に長穴が設けられているため、この長穴を介して詰
まりを直ちに解消することができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの上面に、遊技媒体の流れを妨
げない位置に多数の長穴を穿設した上面カバーを設けた
ことを特徴とするもので、万が一ノズルシュート内で遊
技媒体による詰まりが発生した場合でも、上面カバーを
介して直ちに発見することができ、しかも上面カバーの
上面に長穴が設けられているため、この長穴を介して詰
まりを直ちに解消することができる。
【００１４】更に、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの遊技媒体払い出し側先端に上
下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴と
するもので、ノズルシュートの下皿に対する高さ位置
は、ノズルシュートの先端に揺動可能に設けられている
ノズルトップが揺動して下皿に接することにより微調整
されるため、常に一定に維持することができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの遊技媒体払い出し側先端に上
下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴と
するもので、ノズルシュートの下皿に対する高さ位置
は、ノズルシュートの先端に揺動可能に設けられている
ノズルトップが揺動して下皿に接することにより微調整
されるため、常に一定に維持することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図１
乃至図１０に基づいて説明する。図１は本発明の実施形
態にかかる遊技媒体貸出機の正面図（Ａ）とその側面図
（Ｂ）、図２はそのノズルシュートの取り付け部の拡大
正面図、図３は本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出
機のノズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態
を示す平面図、図４は同ノズルシュートの遊技機前面扉
開放時の回転状態を示す平面図、図５は同ノズルシュー
トの側面図、図６、図７はそれぞれ同ノズルシュートを
上方へ移動したときの状態を示す側面図、図８は同ノズ
ルシュートの正面図、図９は同ノズルシュートのベース
プレートを示す正面図、図１０は同ノズルシュートの上
面カバーを示す平面図である。
乃至図１０に基づいて説明する。図１は本発明の実施形
態にかかる遊技媒体貸出機の正面図（Ａ）とその側面図
（Ｂ）、図２はそのノズルシュートの取り付け部の拡大
正面図、図３は本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出
機のノズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態
を示す平面図、図４は同ノズルシュートの遊技機前面扉
開放時の回転状態を示す平面図、図５は同ノズルシュー
トの側面図、図６、図７はそれぞれ同ノズルシュートを
上方へ移動したときの状態を示す側面図、図８は同ノズ
ルシュートの正面図、図９は同ノズルシュートのベース
プレートを示す正面図、図１０は同ノズルシュートの上
面カバーを示す平面図である。
【００１６】図中において、１は縦長直方体形状の遊技
媒体貸出機の本体であり、図３、４に示すようにスロッ
トマシン等の遊技機２に隣接して設置される。遊技媒体
貸出機の本体１は、その正面側の上方部に貨幣投入口４
が設けられており、中段部には遊技媒体であるメダルの
払い出し枚数、エラー等を表示する外部表示部５が、ま
た、下方部には遊技媒体を遊技機２の下方に設けられて
いる下皿３内に払い出すノズルシュート６が設けられて
いる。
媒体貸出機の本体であり、図３、４に示すようにスロッ
トマシン等の遊技機２に隣接して設置される。遊技媒体
貸出機の本体１は、その正面側の上方部に貨幣投入口４
が設けられており、中段部には遊技媒体であるメダルの
払い出し枚数、エラー等を表示する外部表示部５が、ま
た、下方部には遊技媒体を遊技機２の下方に設けられて
いる下皿３内に払い出すノズルシュート６が設けられて
いる。
【００１７】そして、遊技媒体貸出機の本体１の内部に
は、最下部に制御ボックス７が収納され、同制御ボック
ス７の上部にノズルシュート６に対応して同ノズルシュ
ート６に遊技媒体であるメダルを払い出すメダル払い出
しホッパー８が設置され、このメダル払い出しホッパー
８の上部に同メダル払い出しホッパー８に遊技媒体であ
るメダルを供給するメダルタンク９が配設され、更にそ
の上部である本体１の最上方部に貨幣投入口４に対応し
て投入された貨幣を貯留するビルバリスタッカ１０が配
設されている。
は、最下部に制御ボックス７が収納され、同制御ボック
ス７の上部にノズルシュート６に対応して同ノズルシュ
ート６に遊技媒体であるメダルを払い出すメダル払い出
しホッパー８が設置され、このメダル払い出しホッパー
８の上部に同メダル払い出しホッパー８に遊技媒体であ
るメダルを供給するメダルタンク９が配設され、更にそ
の上部である本体１の最上方部に貨幣投入口４に対応し
て投入された貨幣を貯留するビルバリスタッカ１０が配
設されている。
【００１８】この内部ユニットの配置が、各種の遊技機
２に対応するための最適な配置であり、ノズルシュート
６をその位置が遊技機２の下皿３の高さ位置に合わせ、
後述するようにして遊技媒体貸出機の本体１の下方部に
取り付けている。ビルバリスタッカ１０は、本体１の上
方部に設けることによって、貨幣の投入し易さ、遊技中
における店員による操作のし易さ、不正行為の防止のし
易さ等のメリットを生ずるようにしている。なお、制御
ボックス７は、最下部以外に背面等の他の適宜に位置に
配置することができる。
２に対応するための最適な配置であり、ノズルシュート
６をその位置が遊技機２の下皿３の高さ位置に合わせ、
後述するようにして遊技媒体貸出機の本体１の下方部に
取り付けている。ビルバリスタッカ１０は、本体１の上
方部に設けることによって、貨幣の投入し易さ、遊技中
における店員による操作のし易さ、不正行為の防止のし
易さ等のメリットを生ずるようにしている。なお、制御
ボックス７は、最下部以外に背面等の他の適宜に位置に
配置することができる。
【００１９】ノズルシュート６は、本体１の正面側に内
部のメダル払い出しホッパー８と対応して設けられ、貨
幣を投入することによりメダル払い出しホッパー８から
払い出された遊技媒体であるメダルを遊技機２の下皿３
内に払い出すよう機能するものであり、遊技機２の下皿
３の高さに合わせて取り付けられている。ノズルシュー
ト６は、本体１にボルト等を介して固定されるベースプ
レート１１と、このベースプレート１１に対して所定位
置で固定できるよう上下動可能に設けられたノズルベー
ス１２と、同ノズルベース１２に対して所定位置で固定
できるよう水平方向に回転可能に設けられたノズル１３
とから構成されている。
部のメダル払い出しホッパー８と対応して設けられ、貨
幣を投入することによりメダル払い出しホッパー８から
払い出された遊技媒体であるメダルを遊技機２の下皿３
内に払い出すよう機能するものであり、遊技機２の下皿
３の高さに合わせて取り付けられている。ノズルシュー
ト６は、本体１にボルト等を介して固定されるベースプ
レート１１と、このベースプレート１１に対して所定位
置で固定できるよう上下動可能に設けられたノズルベー
ス１２と、同ノズルベース１２に対して所定位置で固定
できるよう水平方向に回転可能に設けられたノズル１３
とから構成されている。
【００２０】ベースプレート１１は、上部にメダル払い
出しホッパー８の払い出し口に連なる遊技媒体ガイド口
１４を有しており、この遊技媒体ガイド口１４には、払
い出されてくる遊技媒体であるメダルを寝かせて払い出
すための遊技媒体ガイド１５が設けられている。また、
ベースプレート１１には、ノズルベース１２を上下動し
た際に、そのつなぎ目に生ずる段差を吸収して遊技媒体
を立たせずスムーズに流すための角度調整用プレート１
６が、軸１７を支点として先端側が上下に揺動できるよ
うに設けられていると共に、ノズルベース１２を上下方
向に１５ｍｍピッチで３段階に移動調整するためのツメ
係止穴１８とネジ１９が設けられている。
出しホッパー８の払い出し口に連なる遊技媒体ガイド口
１４を有しており、この遊技媒体ガイド口１４には、払
い出されてくる遊技媒体であるメダルを寝かせて払い出
すための遊技媒体ガイド１５が設けられている。また、
ベースプレート１１には、ノズルベース１２を上下動し
た際に、そのつなぎ目に生ずる段差を吸収して遊技媒体
を立たせずスムーズに流すための角度調整用プレート１
６が、軸１７を支点として先端側が上下に揺動できるよ
うに設けられていると共に、ノズルベース１２を上下方
向に１５ｍｍピッチで３段階に移動調整するためのツメ
係止穴１８とネジ１９が設けられている。
【００２１】このベースプレート１１に対して上下動可
能に取り付けられるノズルベース１２は、上部ベース２
０と下部ベース２１と内部ベース２２とを一体化して構
成されるものであり、上部ベース２０側の内部に設けら
れる内部ベース２２には、ベースプレート１１の遊技媒
体ガイド口１４に連なる遊技媒体通路２３と、ノズルベ
ース１２の上下方向位置を調整した後、ノズルベース１
２をその位置に固定するネジ１９がネジ込まれるネジ穴
２４が設けられ、下部ベース２１には、上下３段階のツ
メ係止穴１８に対して係合されるツメ２５が設けられて
いる。なお、ノズルベース１２の上下動によりベースプ
レート１１の遊技媒体ガイド口１４と遊技媒体通路２３
との間に高低差が生ずるが、角度調整用プレート１６が
この段差を吸収して、図６、７に示すように遊技媒体を
スムーズに流すよう機能するようになっている。
能に取り付けられるノズルベース１２は、上部ベース２
０と下部ベース２１と内部ベース２２とを一体化して構
成されるものであり、上部ベース２０側の内部に設けら
れる内部ベース２２には、ベースプレート１１の遊技媒
体ガイド口１４に連なる遊技媒体通路２３と、ノズルベ
ース１２の上下方向位置を調整した後、ノズルベース１
２をその位置に固定するネジ１９がネジ込まれるネジ穴
２４が設けられ、下部ベース２１には、上下３段階のツ
メ係止穴１８に対して係合されるツメ２５が設けられて
いる。なお、ノズルベース１２の上下動によりベースプ
レート１１の遊技媒体ガイド口１４と遊技媒体通路２３
との間に高低差が生ずるが、角度調整用プレート１６が
この段差を吸収して、図６、７に示すように遊技媒体を
スムーズに流すよう機能するようになっている。
【００２２】また、ノズルベース１２は、上部ベース２
０と下部ベース２１とで円筒状のノズル装着部２６を形
成しており、ノズル１３の基端部側を垂直軸周りに回転
可能に支持している。ノズル１３は、ノズル装着部２６
に嵌合する円筒状のボス部２７と、同ボス部２７の中心
に垂直に設けられ、上部ベース２０と下部ベース２１に
設けられている軸受け部２８、２９に嵌合する垂直軸３
０と、ボス部２７内を貫通してノズルベース１２の遊技
媒体通路２３に連なると共に、遊技機２の下皿３側へ湾
曲して延出するＵ溝状の遊技媒体用ノズル通路３１とを
有している。
０と下部ベース２１とで円筒状のノズル装着部２６を形
成しており、ノズル１３の基端部側を垂直軸周りに回転
可能に支持している。ノズル１３は、ノズル装着部２６
に嵌合する円筒状のボス部２７と、同ボス部２７の中心
に垂直に設けられ、上部ベース２０と下部ベース２１に
設けられている軸受け部２８、２９に嵌合する垂直軸３
０と、ボス部２７内を貫通してノズルベース１２の遊技
媒体通路２３に連なると共に、遊技機２の下皿３側へ湾
曲して延出するＵ溝状の遊技媒体用ノズル通路３１とを
有している。
【００２３】遊技媒体用ノズル通路３１の基端側は、ノ
ズル１３が垂直軸３０周りに設定された範囲回転されて
も遊技媒体通路２３と常に連なるよう末広がりに状に形
成されている。また、遊技媒体用ノズル通路３１自体
は、遊技媒体であるメダルが立った状態では通過でき
ず、横に寝かされた状態でのみ滑り落ちることができる
ようにその幅と高さが設定されている。そして、ノズル
１３とノズルベース１２との間には、所定位置（図示例
では図３に示すように１５度間隔で４ケ所）でノズル１
３の水平方向への回転を固定できるように、上部ベース
２０側に設けられた凹部３２と、ノズル１３のボス部２
７の上面にバネ３３を介して上方へ付勢されるよう保持
され、凹部３２に係合するストップピン３４とからなる
クリックストッパ機構３５が設けられている。
ズル１３が垂直軸３０周りに設定された範囲回転されて
も遊技媒体通路２３と常に連なるよう末広がりに状に形
成されている。また、遊技媒体用ノズル通路３１自体
は、遊技媒体であるメダルが立った状態では通過でき
ず、横に寝かされた状態でのみ滑り落ちることができる
ようにその幅と高さが設定されている。そして、ノズル
１３とノズルベース１２との間には、所定位置（図示例
では図３に示すように１５度間隔で４ケ所）でノズル１
３の水平方向への回転を固定できるように、上部ベース
２０側に設けられた凹部３２と、ノズル１３のボス部２
７の上面にバネ３３を介して上方へ付勢されるよう保持
され、凹部３２に係合するストップピン３４とからなる
クリックストッパ機構３５が設けられている。
【００２４】また、ノズル１３のノズル通路３１の先端
には、ノズルトップ３６が上下方向に所定範囲（例えば
４０度）だけ揺動できるよう水平ピン３７周りに回転自
在に支持されており、このノズルトップ３６は、自重及
び遊技媒体の重さで先端側が遊技機２の下皿３に接する
ように揺動し、遊技機２の下皿３とノズルシュート６と
の高さ方向位置を微調整するよう機能するものである。
更に、ノズル１３のノズル通路３１の上面には、透明の
上面カバー３８が装着されており、この上面カバー３８
の上面には、図１０に示すように遊技媒体であるメダル
の流れを妨げない位置に長穴３９が多数穿設されてお
り、万が一遊技媒体がノズル通路３１内で詰まった場合
に、その詰まりをこの長穴３９を介して解消できるよう
にしている。
には、ノズルトップ３６が上下方向に所定範囲（例えば
４０度）だけ揺動できるよう水平ピン３７周りに回転自
在に支持されており、このノズルトップ３６は、自重及
び遊技媒体の重さで先端側が遊技機２の下皿３に接する
ように揺動し、遊技機２の下皿３とノズルシュート６と
の高さ方向位置を微調整するよう機能するものである。
更に、ノズル１３のノズル通路３１の上面には、透明の
上面カバー３８が装着されており、この上面カバー３８
の上面には、図１０に示すように遊技媒体であるメダル
の流れを妨げない位置に長穴３９が多数穿設されてお
り、万が一遊技媒体がノズル通路３１内で詰まった場合
に、その詰まりをこの長穴３９を介して解消できるよう
にしている。
【００２５】しかして、上記の実施形態によると、遊技
媒体貸出機の本体１の下方部にノズルシュート６を遊技
機２の下皿３と高さ位置を合わせて設けているため、こ
のノズルシュート６を介して遊技媒体貸出機の本体１の
メダル払い出しホッパー８から払い出される遊技媒体で
あるメダルを、直に遊技機２の下皿３内に払い出すこと
ができる。この際、ノズルシュート６は、図５に示すよ
うに遊技媒体ガイド口１４で遊技媒体ガイド１５によっ
て遊技媒体であるメダルを寝かせた状態となし、そのま
まの状態で遊技媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３
１を経て下皿３内へと払い出すことができる。
媒体貸出機の本体１の下方部にノズルシュート６を遊技
機２の下皿３と高さ位置を合わせて設けているため、こ
のノズルシュート６を介して遊技媒体貸出機の本体１の
メダル払い出しホッパー８から払い出される遊技媒体で
あるメダルを、直に遊技機２の下皿３内に払い出すこと
ができる。この際、ノズルシュート６は、図５に示すよ
うに遊技媒体ガイド口１４で遊技媒体ガイド１５によっ
て遊技媒体であるメダルを寝かせた状態となし、そのま
まの状態で遊技媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３
１を経て下皿３内へと払い出すことができる。
【００２６】これは、遊技媒体であるメダルを立たせた
状態で払い出すと、遊技機２の下皿３内に落下したとき
に、転がりによる勢いによって下皿３から飛び出すおそ
れがあるからであり、更には遊技機２によっては、下皿
３の上に飾り用の突起部が形成されていて高さ寸法の大
きいノズルシュート６では入らない可能性があるからで
あり、遊技媒体であるメダルを寝かせた状態で払い出す
ようにすることによって、これらの問題に対応すること
ができるようになり、このため遊技媒体通路２３や遊技
媒体用ノズル通路３１の高さ及び幅方向寸法は、前記し
たようにメダルが立った状態では通過できない寸法に設
定されている。
状態で払い出すと、遊技機２の下皿３内に落下したとき
に、転がりによる勢いによって下皿３から飛び出すおそ
れがあるからであり、更には遊技機２によっては、下皿
３の上に飾り用の突起部が形成されていて高さ寸法の大
きいノズルシュート６では入らない可能性があるからで
あり、遊技媒体であるメダルを寝かせた状態で払い出す
ようにすることによって、これらの問題に対応すること
ができるようになり、このため遊技媒体通路２３や遊技
媒体用ノズル通路３１の高さ及び幅方向寸法は、前記し
たようにメダルが立った状態では通過できない寸法に設
定されている。
【００２７】また、遊技媒体貸出機は、その本体１の上
方部に貨幣投入口４とビルバリスタッカ１０を配置して
いるため、遊技者にとっては貨幣を投入し易いメリット
があり、一方、店側にとってはビルバリスタッカ１０が
上方部にあって死角になり難いため、不正行為を防止し
易いばかりではなく、遊技者が遊技中であっても遊技の
邪魔をすることなく、ビルバリスタッカ１０に対しての
サービス行為を行うことができる等メリットを期待する
ことができる。
方部に貨幣投入口４とビルバリスタッカ１０を配置して
いるため、遊技者にとっては貨幣を投入し易いメリット
があり、一方、店側にとってはビルバリスタッカ１０が
上方部にあって死角になり難いため、不正行為を防止し
易いばかりではなく、遊技者が遊技中であっても遊技の
邪魔をすることなく、ビルバリスタッカ１０に対しての
サービス行為を行うことができる等メリットを期待する
ことができる。
【００２８】更に、遊技機２は、その機種により図３、
４に示すように下皿３の位置や大きさ、あるいは高さ位
置等が異なる場合があり、また、遊技機２の機種によっ
ては遊技媒体貸出機の本体１との配置位置関係が異なる
場合もあって、遊技媒体貸出機側のノズルシュート６と
遊技機２側の下皿３との相対位置関係が必ずしも一定せ
ず、機種毎に異なることになるため、このような場合、
下皿３に対して確実に遊技媒体であるメダルを払い出し
することができなくなる。
４に示すように下皿３の位置や大きさ、あるいは高さ位
置等が異なる場合があり、また、遊技機２の機種によっ
ては遊技媒体貸出機の本体１との配置位置関係が異なる
場合もあって、遊技媒体貸出機側のノズルシュート６と
遊技機２側の下皿３との相対位置関係が必ずしも一定せ
ず、機種毎に異なることになるため、このような場合、
下皿３に対して確実に遊技媒体であるメダルを払い出し
することができなくなる。
【００２９】そこで、このような場合に対応できるよう
にするため、ノズルシュート６のノズル１３を垂直軸３
０の周りに水平方向（矢印Ｙ）に１５度ピッチで回転
（４ケ所）させ、固定できるようにしており、これによ
ってノズル１３を下皿３の矢印Ａ及びＢ方向寸法に合わ
せて最適な位置に回転させて固定し、遊技媒体であるメ
ダルを払い出しすることができるようになる。ノズル１
３は、それぞれ所定の位置まで回転させると、クリック
ストッパ機構３５が作用し、そのストップピン３４が凹
部３２に係合するようになっているため、ノズル１３を
その位置で固定してふらつかないようにすることができ
る。
にするため、ノズルシュート６のノズル１３を垂直軸３
０の周りに水平方向（矢印Ｙ）に１５度ピッチで回転
（４ケ所）させ、固定できるようにしており、これによ
ってノズル１３を下皿３の矢印Ａ及びＢ方向寸法に合わ
せて最適な位置に回転させて固定し、遊技媒体であるメ
ダルを払い出しすることができるようになる。ノズル１
３は、それぞれ所定の位置まで回転させると、クリック
ストッパ機構３５が作用し、そのストップピン３４が凹
部３２に係合するようになっているため、ノズル１３を
その位置で固定してふらつかないようにすることができ
る。
【００３０】また、遊技機２の前面扉４０は、一般に開
閉できるようになっており、これを開放する場合、ノズ
ルシュート６のノズル１３に当接することになるが、ノ
ズル１３は、図４に示すように遊技機２とは反対方向に
更に１５度づつ２段階で回転され、退避できるように構
成されているため、支障なく前面扉４０を矢印Ｙ方向へ
開放することができる。なお、ノズル１３を上記のよう
に水平方向に回転しても、遊技媒体であるメダルが遊技
媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３１を経てスムー
ズに流れるように、遊技媒体用ノズル通路３１の基端側
の形状を末広がり状にし、遊技媒体通路２３側から遊技
媒体をスムーズに受入れられるようにしている。
閉できるようになっており、これを開放する場合、ノズ
ルシュート６のノズル１３に当接することになるが、ノ
ズル１３は、図４に示すように遊技機２とは反対方向に
更に１５度づつ２段階で回転され、退避できるように構
成されているため、支障なく前面扉４０を矢印Ｙ方向へ
開放することができる。なお、ノズル１３を上記のよう
に水平方向に回転しても、遊技媒体であるメダルが遊技
媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３１を経てスムー
ズに流れるように、遊技媒体用ノズル通路３１の基端側
の形状を末広がり状にし、遊技媒体通路２３側から遊技
媒体をスムーズに受入れられるようにしている。
【００３１】一方、遊技機２側の下皿３とノズルシュー
ト６との高さ方向位置に大きな違いがあると、ノズル１
３が下皿３に当たって入らなかったり、払い出される遊
技媒体の落下距離が大きくなって下皿３内にうまく入ら
なかったりする問題が生ずるため、このような場合には
その位置関係を調整する必要がある。このケースでは、
図５乃至７に示すようにノズルシュート６のベースプレ
ート１１に対するノズルベース１２の取り付け高さ位置
を調整すればよい。
ト６との高さ方向位置に大きな違いがあると、ノズル１
３が下皿３に当たって入らなかったり、払い出される遊
技媒体の落下距離が大きくなって下皿３内にうまく入ら
なかったりする問題が生ずるため、このような場合には
その位置関係を調整する必要がある。このケースでは、
図５乃至７に示すようにノズルシュート６のベースプレ
ート１１に対するノズルベース１２の取り付け高さ位置
を調整すればよい。
【００３２】図５はベースプレート１１に対してノズル
ベース１２を最も下方位置に取り付けた状態を示してお
り、ノズルベース１２の取り付けは、ベースプレート１
１側の上下３段（１５ｍｍピッチ）のツメ係止穴１８に
ツメ２５を係合し、ネジ１９（２ケ所）をネジ穴２４に
ネジ込むことによって行っているため、これらを取り外
すことによって、図６、図７に示すようにＬ１あるいは
Ｌ２だけ上方へノズルベース１２を移動させることがで
きる。このようにノズルベース１２を上下動させること
により、ベースプレート１１の遊技媒体ガイド口１４と
遊技媒体通路２３との間の段差が変化するが、角度調整
用プレート１６がこの段差を吸収して、図５乃至７に矢
印で示すように滑らかに遊技媒体を流すことができるよ
うになっている。
ベース１２を最も下方位置に取り付けた状態を示してお
り、ノズルベース１２の取り付けは、ベースプレート１
１側の上下３段（１５ｍｍピッチ）のツメ係止穴１８に
ツメ２５を係合し、ネジ１９（２ケ所）をネジ穴２４に
ネジ込むことによって行っているため、これらを取り外
すことによって、図６、図７に示すようにＬ１あるいは
Ｌ２だけ上方へノズルベース１２を移動させることがで
きる。このようにノズルベース１２を上下動させること
により、ベースプレート１１の遊技媒体ガイド口１４と
遊技媒体通路２３との間の段差が変化するが、角度調整
用プレート１６がこの段差を吸収して、図５乃至７に矢
印で示すように滑らかに遊技媒体を流すことができるよ
うになっている。
【００３３】また、上記のようなノズルシュート６の高
さ位置の調整に係わらず、遊技機２の下皿３との間に微
妙な高さの違いがある場合もあり、このような微妙な高
さの違いに対応するため、ノズル１３の先端にノズルト
ップ３６が上下方向に揺動可能に設けられており、この
ノズルトップ３６の先端側がその重さ、あるいは遊技媒
体の重さで下皿３の上面に接し、微妙な高さの違いを微
調整して常に下皿３に対する遊技媒体の払い出し高さを
一定に保つことができるようにしている。従って、ノズ
ルシュート６から常に一定の状態で下皿３内に遊技媒体
であるメダルを払い出しすることができるようになる。
さ位置の調整に係わらず、遊技機２の下皿３との間に微
妙な高さの違いがある場合もあり、このような微妙な高
さの違いに対応するため、ノズル１３の先端にノズルト
ップ３６が上下方向に揺動可能に設けられており、この
ノズルトップ３６の先端側がその重さ、あるいは遊技媒
体の重さで下皿３の上面に接し、微妙な高さの違いを微
調整して常に下皿３に対する遊技媒体の払い出し高さを
一定に保つことができるようにしている。従って、ノズ
ルシュート６から常に一定の状態で下皿３内に遊技媒体
であるメダルを払い出しすることができるようになる。
【００３４】なお、遊技媒体の払い出しの際に、万が一
ノズルシュート６内で遊技媒体が詰まることがあって
も、ノズル１３の上面カバー３８が透明であるため、直
ちに詰まりを発見することができると共に、この上面カ
バー３８には多数の長穴３９が設けられているために、
この長穴３９から遊技媒体を動かすことによって直ちに
詰まり状態を解消することができる。
ノズルシュート６内で遊技媒体が詰まることがあって
も、ノズル１３の上面カバー３８が透明であるため、直
ちに詰まりを発見することができると共に、この上面カ
バー３８には多数の長穴３９が設けられているために、
この長穴３９から遊技媒体を動かすことによって直ちに
詰まり状態を解消することができる。
【００３５】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートによると、遊技
媒体自動貸出機の汎用性を高めることができるため、多
種類の遊技機と組み合わせて使用しても、遊技機の下皿
内に遊技媒体を確実に、かつ安定して自動払い出しする
ことができるようになる。従って、早く遊技をしようと
する遊技者にとっては、遊技媒体を手で受けて移動する
間の手間に対する苛立ち感を解消することができる効果
がある。また、遊技媒体自動貸出機の汎用性を高めるこ
とで、多種類の遊技機に対して幅広く適用できるため、
専用機であるが故の問題点を解消でき、生産性を高めて
低コスト化を図ることができる。
遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートによると、遊技
媒体自動貸出機の汎用性を高めることができるため、多
種類の遊技機と組み合わせて使用しても、遊技機の下皿
内に遊技媒体を確実に、かつ安定して自動払い出しする
ことができるようになる。従って、早く遊技をしようと
する遊技者にとっては、遊技媒体を手で受けて移動する
間の手間に対する苛立ち感を解消することができる効果
がある。また、遊技媒体自動貸出機の汎用性を高めるこ
とで、多種類の遊技機に対して幅広く適用できるため、
専用機であるが故の問題点を解消でき、生産性を高めて
低コスト化を図ることができる。
【００３６】更には、遊技機の下皿の寸法や大きさ、高
さの違いに対しても、ノズルシュートの高さ方向位置
や、水平方向位置を細かく調整して対応することができ
るようにしているため、ノズルシュートと遊技機の下皿
との位置関係を常に一定に維持して安定した状態で遊技
媒体を払い出すことができると共に、遊技機の前面扉の
開放もノズルシュートの存在に係わらず、支障なく実施
することができため、サービス性の維持、向上を図るこ
とができる。
さの違いに対しても、ノズルシュートの高さ方向位置
や、水平方向位置を細かく調整して対応することができ
るようにしているため、ノズルシュートと遊技機の下皿
との位置関係を常に一定に維持して安定した状態で遊技
媒体を払い出すことができると共に、遊技機の前面扉の
開放もノズルシュートの存在に係わらず、支障なく実施
することができため、サービス性の維持、向上を図るこ
とができる。
【図１】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機の正
面図（Ａ）とその側面図（Ｂ）である。
面図（Ａ）とその側面図（Ｂ）である。
【図２】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの取り付け部の拡大正面図である。
ズルシュートの取り付け部の拡大正面図である。
【図３】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態を示す
平面図である。
ズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態を示す
平面図である。
【図４】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの遊技機前面扉開放時の回転状態を示す平
面図である。
ズルシュートの遊技機前面扉開放時の回転状態を示す平
面図である。
【図５】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの側面図である。
ズルシュートの側面図である。
【図６】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートを上方へ移動したときの状態を示す側面図
である。
ズルシュートを上方へ移動したときの状態を示す側面図
である。
【図７】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートを更に上方へ移動したときの状態を示す側
面図である。
ズルシュートを更に上方へ移動したときの状態を示す側
面図である。
【図８】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの正面図である。
ズルシュートの正面図である。
【図９】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートのベースプレートを示す正面図である。
ズルシュートのベースプレートを示す正面図である。
【図１０】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機の
ノズルシュートの上面カバーを示す正面図である。
ノズルシュートの上面カバーを示す正面図である。
１…遊技媒体貸出機の本体、２…遊技機、３…下皿、４
…貨幣投入口、６…ノズルシュート、８…メダル払い出
し用ホッパー、９…メダルタンク、１０…ビルバリスタ
ッカ、１１…ベースプレート、１２…ノズルベース、１
３…ノズル、１４…遊技媒体ガイド口、１５…遊技媒体
ガイド、１６…角度調整用プレート、２３…遊技媒体通
路、３１…遊技媒体用ノズル通路、３５…クリックスト
ップ機構、３６…ノズルトップ、３８…上面カバー、３
９…長穴
…貨幣投入口、６…ノズルシュート、８…メダル払い出
し用ホッパー、９…メダルタンク、１０…ビルバリスタ
ッカ、１１…ベースプレート、１２…ノズルベース、１
３…ノズル、１４…遊技媒体ガイド口、１５…遊技媒体
ガイド、１６…角度調整用プレート、２３…遊技媒体通
路、３１…遊技媒体用ノズル通路、３５…クリックスト
ップ機構、３６…ノズルトップ、３８…上面カバー、３
９…長穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年３月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項８】 上記ノズルの遊技媒体払い出し側先端に
上下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴
とする請求項３乃至７のいずれかに記載の遊技媒体貸出
機のノズルシュート。 ─────────────────────────────────────────────────────
上下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴
とする請求項３乃至７のいずれかに記載の遊技媒体貸出
機のノズルシュート。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年５月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊技媒体貸出機及びそのノズルシュー
ト
ト
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メダルを遊技媒体
として遊技を行う、例えばスロットマシン等の遊技機に
隣接して設置され、その遊技媒体であるメダルの貸出を
行う遊技媒体貸出機に関し、特に多数種類の遊技機に対
して幅広く適用することができる遊技媒体貸出機とその
ノズルシュートに関するものである。
として遊技を行う、例えばスロットマシン等の遊技機に
隣接して設置され、その遊技媒体であるメダルの貸出を
行う遊技媒体貸出機に関し、特に多数種類の遊技機に対
して幅広く適用することができる遊技媒体貸出機とその
ノズルシュートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】メダルを遊技媒体とするスロットマシン
等の遊技機は、その前面に設けられているメダル投入口
に遊技媒体であるメダルを投入して遊技するものであ
り、遊技媒体であるメダルは、一般に遊技機に隣接して
設置されている台間メダル貸出機あるいは遊技場内に設
置されているメダル貸出機に貨幣を投入して貸し出しを
受けられるようになっている。
等の遊技機は、その前面に設けられているメダル投入口
に遊技媒体であるメダルを投入して遊技するものであ
り、遊技媒体であるメダルは、一般に遊技機に隣接して
設置されている台間メダル貸出機あるいは遊技場内に設
置されているメダル貸出機に貨幣を投入して貸し出しを
受けられるようになっている。
【０００３】このようなメダル貸出機、特に台間メダル
貸出機では、遊技機の機種によって取り付けられている
下皿の高さ方向位置、幅方向位置が異なるため、自動的
に遊技媒体であるメダルを下皿に払い出すようなことは
せず、一般的には遊技機に隣接して設置されている台間
メダル貸出機の払い出し口から払い出されるメダルをい
ったん手で受け取り、遊技機の下皿に手で移すようにし
た台間メダル貸出機が広く使用されている。一方、一部
においては、遊技媒体であるメダルを自動的に遊技機の
下皿内に払い出すようにした自動貸出機も使用され始め
ているが、このような自動貸出機の場合、遊技機の下皿
の高さ位置等に合わせたノズルシュートを有する当該遊
技機専用に構成した遊技媒体自動貸出機とする必要があ
った。
貸出機では、遊技機の機種によって取り付けられている
下皿の高さ方向位置、幅方向位置が異なるため、自動的
に遊技媒体であるメダルを下皿に払い出すようなことは
せず、一般的には遊技機に隣接して設置されている台間
メダル貸出機の払い出し口から払い出されるメダルをい
ったん手で受け取り、遊技機の下皿に手で移すようにし
た台間メダル貸出機が広く使用されている。一方、一部
においては、遊技媒体であるメダルを自動的に遊技機の
下皿内に払い出すようにした自動貸出機も使用され始め
ているが、このような自動貸出機の場合、遊技機の下皿
の高さ位置等に合わせたノズルシュートを有する当該遊
技機専用に構成した遊技媒体自動貸出機とする必要があ
った。
【０００４】このような状況から、遊技媒体貸出機の払
い出し口に払い出しされた遊技媒体を手で受け取り、そ
れを遊技機の下皿に移すだけの手間が、少しでも遊技の
回転率を上げて早く遊技をしようとする遊技者にとって
は、煩わしく、苛立ちを覚えさせるという問題点となっ
ていた。また、自動貸出機の場合、当該遊技機に合わせ
た専用の貸出機となるため、遊技機の種類に合わせて多
数種類の自動貸出機を製作しなければならなくなり、生
産効率を低下させ、コスト的にも高くならざるを得ない
という問題があった。
い出し口に払い出しされた遊技媒体を手で受け取り、そ
れを遊技機の下皿に移すだけの手間が、少しでも遊技の
回転率を上げて早く遊技をしようとする遊技者にとって
は、煩わしく、苛立ちを覚えさせるという問題点となっ
ていた。また、自動貸出機の場合、当該遊技機に合わせ
た専用の貸出機となるため、遊技機の種類に合わせて多
数種類の自動貸出機を製作しなければならなくなり、生
産効率を低下させ、コスト的にも高くならざるを得ない
という問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、遊技媒体貸出機の汎用性を高め、各種の遊技機の下
皿内に遊技媒体を自動的に払い出すことができるように
し、早く遊技をしようとする者に対する苛立ちを解消す
ることができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート
を提供することにある。また、本発明のもう一つの課題
は、汎用性が高く、各種の遊技機に対して幅広く適用で
き、それによって生産性を高め、低コスト化を図ること
ができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートを提供
することにある。
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、遊技媒体貸出機の汎用性を高め、各種の遊技機の下
皿内に遊技媒体を自動的に払い出すことができるように
し、早く遊技をしようとする者に対する苛立ちを解消す
ることができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート
を提供することにある。また、本発明のもう一つの課題
は、汎用性が高く、各種の遊技機に対して幅広く適用で
き、それによって生産性を高め、低コスト化を図ること
ができる遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートを提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、遊技機に隣接
して設置され、貨幣を投入することによって所定数の遊
技媒体を遊技媒体払い出し口から払い出す遊技媒体貸出
機において、上記遊技機の下皿に対応する高さ位置に上
記遊技媒体払い出し口から上記下皿側に延出する遊技媒
体払い出し用ノズルシュートを設け、上記ノズルシュー
トを上下方向に移動可能で、かつ、水平方向に回転可能
となし、同ノズルシュート位置を上記遊技機の下皿位置
に合わせて調整可能に構成したことを特徴とするもので
あり、ノズルシュートを遊技機の下皿に対応する高さ位
置に設けているため、遊技機の下皿に対して常に適正な
高さ位置から遊技媒体を自動的に払い出すことができる
と共に、遊技機の機種の違いにより下皿位置が異なる場
合には、ノズルシュートを上下方向に移動あるいは水平
方向に回転させることによって、簡単にノズルシュート
位置を調整することができるため、下皿位置が異なる各
種の遊技機に対しても幅広く適用することができる。
ため、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、遊技機に隣接
して設置され、貨幣を投入することによって所定数の遊
技媒体を遊技媒体払い出し口から払い出す遊技媒体貸出
機において、上記遊技機の下皿に対応する高さ位置に上
記遊技媒体払い出し口から上記下皿側に延出する遊技媒
体払い出し用ノズルシュートを設け、上記ノズルシュー
トを上下方向に移動可能で、かつ、水平方向に回転可能
となし、同ノズルシュート位置を上記遊技機の下皿位置
に合わせて調整可能に構成したことを特徴とするもので
あり、ノズルシュートを遊技機の下皿に対応する高さ位
置に設けているため、遊技機の下皿に対して常に適正な
高さ位置から遊技媒体を自動的に払い出すことができる
と共に、遊技機の機種の違いにより下皿位置が異なる場
合には、ノズルシュートを上下方向に移動あるいは水平
方向に回転させることによって、簡単にノズルシュート
位置を調整することができるため、下皿位置が異なる各
種の遊技機に対しても幅広く適用することができる。
【０００７】また、本発明にかかる遊技媒体貸出機は、
上記の遊技媒体貸出機において、上記ノズルシュートに
対応して遊技媒体貸出機本体内に同ノズルシュートへの
遊技媒体払い出し用ホッパーを設けると共に、その上部
に遊技媒体を貯留するタンク、更にその上部に上記本体
の上方部に設けられた貨幣投入口から投入された貨幣を
貯留するビルバリスタッカを設けたことを特徴とするも
ので、本体の上方部にビルバリスタッカを設けているた
めに、遊技者にとっては貨幣を投入し易く、また、死角
になり難いことから不正行為を防止し易く、しかも店員
にとっては遊技者の邪魔をすることなく貨幣の出し入れ
をすることができる。
上記の遊技媒体貸出機において、上記ノズルシュートに
対応して遊技媒体貸出機本体内に同ノズルシュートへの
遊技媒体払い出し用ホッパーを設けると共に、その上部
に遊技媒体を貯留するタンク、更にその上部に上記本体
の上方部に設けられた貨幣投入口から投入された貨幣を
貯留するビルバリスタッカを設けたことを特徴とするも
ので、本体の上方部にビルバリスタッカを設けているた
めに、遊技者にとっては貨幣を投入し易く、また、死角
になり難いことから不正行為を防止し易く、しかも店員
にとっては遊技者の邪魔をすることなく貨幣の出し入れ
をすることができる。
【０００８】更にまた、本発明にかかる遊技媒体貸出機
のノズルシュートは、遊技媒体貸出機の遊技媒体払い出
し口に取り付けられ、隣接する遊技機の下皿内に遊技媒
体を払い出しするノズルシュートであって、上記遊技媒
体貸出機の遊技媒体払い出し口に対応して取り付けら
れ、払い出される遊技媒体をガイドする遊技媒体ガイド
口を有するベースプレートと、同ベースプレートに所定
位置で固定できるよう上下動可能に設けられ、上記遊技
媒体ガイド口に連なる遊技媒体通路を有するノズルベー
スと、同ノズルベースに所定位置で固定できるよう水平
方向に回転可能に設けられ、上記遊技媒体通路に連なる
遊技媒体用ノズル通路を有するノズルとからなり、上記
遊技媒体貸出機から払い出された遊技媒体を上記遊技媒
体ガイド口、遊技媒体通路及び遊技媒体用ノズル通路を
経て遊技機の下皿内に払い出すように構成されたことを
特徴とするものであり、各種の遊技機の下皿に対するノ
ズルシュート位置を、高さ方向にはベースプレートに対
するノズルベースの上下方向位置を調整することによ
り、また、下皿の幅方向及び前後方向にはノズルベース
に対するノズルの水平方向回転位置を調整することによ
り、最適の位置に調整することができるため、遊技媒体
を下皿内に確実に自動払い出しすることができる。
のノズルシュートは、遊技媒体貸出機の遊技媒体払い出
し口に取り付けられ、隣接する遊技機の下皿内に遊技媒
体を払い出しするノズルシュートであって、上記遊技媒
体貸出機の遊技媒体払い出し口に対応して取り付けら
れ、払い出される遊技媒体をガイドする遊技媒体ガイド
口を有するベースプレートと、同ベースプレートに所定
位置で固定できるよう上下動可能に設けられ、上記遊技
媒体ガイド口に連なる遊技媒体通路を有するノズルベー
スと、同ノズルベースに所定位置で固定できるよう水平
方向に回転可能に設けられ、上記遊技媒体通路に連なる
遊技媒体用ノズル通路を有するノズルとからなり、上記
遊技媒体貸出機から払い出された遊技媒体を上記遊技媒
体ガイド口、遊技媒体通路及び遊技媒体用ノズル通路を
経て遊技機の下皿内に払い出すように構成されたことを
特徴とするものであり、各種の遊技機の下皿に対するノ
ズルシュート位置を、高さ方向にはベースプレートに対
するノズルベースの上下方向位置を調整することによ
り、また、下皿の幅方向及び前後方向にはノズルベース
に対するノズルの水平方向回転位置を調整することによ
り、最適の位置に調整することができるため、遊技媒体
を下皿内に確実に自動払い出しすることができる。
【０００９】また、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートの遊技媒体ガイド口
に、払い出される遊技媒体を寝かせて払い出す遊技媒体
ガイドを設けたことを特徴とするもので、ホッパーから
払い出された遊技媒体をノズルシュートの入口でベース
プレートに設けられている遊技媒体ガイドで寝かせ、そ
のままの状態で払い出すようにしているため、遊技媒体
を適当なスピードでノズルシュート内を滑らせて遊技機
下皿内に安定的に払い出しすることができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートの遊技媒体ガイド口
に、払い出される遊技媒体を寝かせて払い出す遊技媒体
ガイドを設けたことを特徴とするもので、ホッパーから
払い出された遊技媒体をノズルシュートの入口でベース
プレートに設けられている遊技媒体ガイドで寝かせ、そ
のままの状態で払い出すようにしているため、遊技媒体
を適当なスピードでノズルシュート内を滑らせて遊技機
下皿内に安定的に払い出しすることができる。
【００１０】更に、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートに、上記ノズルべース
を上下動させたとき、そのつなぎ目に生じる段差を吸収
する角度調整用プレートを、上記ベースプレート側を中
心にノズルベース側端部を上下方向に揺動可能に設けた
ことを特徴とするもので、ノズルベースを上下動させて
ノズルシュートの上下方向位置を調整した場合でも、角
度調整用プレートがそのつなぎ目での段差を吸収して遊
技媒体が立ち上がろうとするのを抑えるよう作用し、遊
技媒体を寝かせたままスムーズに流すことができるた
め、安定して遊技媒体を遊技機下皿内に払い出すことが
できる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ベースプレートに、上記ノズルべース
を上下動させたとき、そのつなぎ目に生じる段差を吸収
する角度調整用プレートを、上記ベースプレート側を中
心にノズルベース側端部を上下方向に揺動可能に設けた
ことを特徴とするもので、ノズルベースを上下動させて
ノズルシュートの上下方向位置を調整した場合でも、角
度調整用プレートがそのつなぎ目での段差を吸収して遊
技媒体が立ち上がろうとするのを抑えるよう作用し、遊
技媒体を寝かせたままスムーズに流すことができるた
め、安定して遊技媒体を遊技機下皿内に払い出すことが
できる。
【００１１】更にまた、本発明にかかる遊技媒体貸出機
のノズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシ
ュートにおいて、上記ノズルとノズルベース間に、同ノ
ズルを所定の回転角度位置で固定するクリックストップ
機構を設けたことを特徴とするもので、水平方向回転に
よってノズルの回転角度位置を調整した場合、クリック
ストップ機構により回転後の位置に固定することができ
るため、使用中に動くことはなく、確実に遊技媒体を遊
技機下皿内に払い出しすることができる。
のノズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシ
ュートにおいて、上記ノズルとノズルベース間に、同ノ
ズルを所定の回転角度位置で固定するクリックストップ
機構を設けたことを特徴とするもので、水平方向回転に
よってノズルの回転角度位置を調整した場合、クリック
ストップ機構により回転後の位置に固定することができ
るため、使用中に動くことはなく、確実に遊技媒体を遊
技機下皿内に払い出しすることができる。
【００１２】また、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの上面に、遊技媒体の流れを妨
げない位置に多数の長穴を穿設した上面カバーを設けた
ことを特徴とするもので、万が一ノズルシュート内で遊
技媒体による詰まりが発生した場合でも、上面カバーを
介して直ちに発見することができ、しかも上面カバーの
上面に長穴が設けられているため、この長穴を介して詰
まりを直ちに解消することができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの上面に、遊技媒体の流れを妨
げない位置に多数の長穴を穿設した上面カバーを設けた
ことを特徴とするもので、万が一ノズルシュート内で遊
技媒体による詰まりが発生した場合でも、上面カバーを
介して直ちに発見することができ、しかも上面カバーの
上面に長穴が設けられているため、この長穴を介して詰
まりを直ちに解消することができる。
【００１３】更に、本発明にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの遊技媒体払い出し側先端に上
下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴と
するもので、ノズルシュートの下皿に対する高さ位置
は、ノズルシュートの先端に揺動可能に設けられている
ノズルトップが揺動して下皿に接することにより微調整
されるため、常に一定に維持することができる。
ズルシュートは、上記の遊技媒体貸出機のノズルシュー
トにおいて、上記ノズルの遊技媒体払い出し側先端に上
下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴と
するもので、ノズルシュートの下皿に対する高さ位置
は、ノズルシュートの先端に揺動可能に設けられている
ノズルトップが揺動して下皿に接することにより微調整
されるため、常に一定に維持することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図１
乃至図１０に基づいて説明する。図１は本発明の実施形
態にかかる遊技媒体貸出機の正面図（Ａ）とその側面図
（Ｂ）、図２はそのノズルシュートの取り付け部の拡大
正面図、図３は本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出
機のノズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態
を示す平面図、図４は同ノズルシュートの遊技機前面扉
開放時の回転状態を示す平面図、図５は同ノズルシュー
トの側面図、図６、図７はそれぞれ同ノズルシュートを
上方へ移動したときの状態を示す側面図、図８は同ノズ
ルシュートの正面図、図９は同ノズルシュートのベース
プレートを示す正面図、図１０は同ノズルシュートの上
面カバーを示す平面図である。
乃至図１０に基づいて説明する。図１は本発明の実施形
態にかかる遊技媒体貸出機の正面図（Ａ）とその側面図
（Ｂ）、図２はそのノズルシュートの取り付け部の拡大
正面図、図３は本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出
機のノズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態
を示す平面図、図４は同ノズルシュートの遊技機前面扉
開放時の回転状態を示す平面図、図５は同ノズルシュー
トの側面図、図６、図７はそれぞれ同ノズルシュートを
上方へ移動したときの状態を示す側面図、図８は同ノズ
ルシュートの正面図、図９は同ノズルシュートのベース
プレートを示す正面図、図１０は同ノズルシュートの上
面カバーを示す平面図である。
【００１５】図中において、１は縦長直方体形状の遊技
媒体貸出機の本体であり、図３、４に示すようにスロッ
トマシン等の遊技機２に隣接して設置される。遊技媒体
貸出機の本体１は、その正面側の上方部に貨幣投入口４
が設けられており、中段部には遊技媒体であるメダルの
払い出し枚数、エラー等を表示する外部表示部５が、ま
た、下方部には遊技媒体を遊技機２の下方に設けられて
いる下皿３内に払い出すノズルシュート６が設けられて
いる。
媒体貸出機の本体であり、図３、４に示すようにスロッ
トマシン等の遊技機２に隣接して設置される。遊技媒体
貸出機の本体１は、その正面側の上方部に貨幣投入口４
が設けられており、中段部には遊技媒体であるメダルの
払い出し枚数、エラー等を表示する外部表示部５が、ま
た、下方部には遊技媒体を遊技機２の下方に設けられて
いる下皿３内に払い出すノズルシュート６が設けられて
いる。
【００１６】そして、遊技媒体貸出機の本体１の内部に
は、最下部に制御ボックス７が収納され、同制御ボック
ス７の上部にノズルシュート６に対応して同ノズルシュ
ート６に遊技媒体であるメダルを払い出すメダル払い出
しホッパー８が設置され、このメダル払い出しホッパー
８の上部に同メダル払い出しホッパー８に遊技媒体であ
るメダルを供給するメダルタンク９が配設され、更にそ
の上部である本体１の最上方部に貨幣投入口４に対応し
て投入された貨幣を貯留するビルバリスタッカ１０が配
設されている。
は、最下部に制御ボックス７が収納され、同制御ボック
ス７の上部にノズルシュート６に対応して同ノズルシュ
ート６に遊技媒体であるメダルを払い出すメダル払い出
しホッパー８が設置され、このメダル払い出しホッパー
８の上部に同メダル払い出しホッパー８に遊技媒体であ
るメダルを供給するメダルタンク９が配設され、更にそ
の上部である本体１の最上方部に貨幣投入口４に対応し
て投入された貨幣を貯留するビルバリスタッカ１０が配
設されている。
【００１７】この内部ユニットの配置が、各種の遊技機
２に対応するための最適な配置であり、ノズルシュート
６をその位置が遊技機２の下皿３の高さ位置に合わせ、
後述するようにして遊技媒体貸出機の本体１の下方部に
取り付けている。ビルバリスタッカ１０は、本体１の上
方部に設けることによって、貨幣の投入し易さ、遊技中
における店員による操作のし易さ、不正行為の防止のし
易さ等のメリットを生ずるようにしている。なお、制御
ボックス７は、最下部以外に背面等の他の適宜に位置に
配置することができる。
２に対応するための最適な配置であり、ノズルシュート
６をその位置が遊技機２の下皿３の高さ位置に合わせ、
後述するようにして遊技媒体貸出機の本体１の下方部に
取り付けている。ビルバリスタッカ１０は、本体１の上
方部に設けることによって、貨幣の投入し易さ、遊技中
における店員による操作のし易さ、不正行為の防止のし
易さ等のメリットを生ずるようにしている。なお、制御
ボックス７は、最下部以外に背面等の他の適宜に位置に
配置することができる。
【００１８】ノズルシュート６は、本体１の正面側に内
部のメダル払い出しホッパー８と対応して設けられ、貨
幣を投入することによりメダル払い出しホッパー８から
払い出された遊技媒体であるメダルを遊技機２の下皿３
内に払い出すよう機能するものであり、遊技機２の下皿
３の高さに合わせて取り付けられている。ノズルシュー
ト６は、本体１にボルト等を介して固定されるベースプ
レート１１と、このベースプレート１１に対して所定位
置で固定できるよう上下動可能に設けられたノズルベー
ス１２と、同ノズルベース１２に対して所定位置で固定
できるよう水平方向に回転可能に設けられたノズル１３
とから構成されている。
部のメダル払い出しホッパー８と対応して設けられ、貨
幣を投入することによりメダル払い出しホッパー８から
払い出された遊技媒体であるメダルを遊技機２の下皿３
内に払い出すよう機能するものであり、遊技機２の下皿
３の高さに合わせて取り付けられている。ノズルシュー
ト６は、本体１にボルト等を介して固定されるベースプ
レート１１と、このベースプレート１１に対して所定位
置で固定できるよう上下動可能に設けられたノズルベー
ス１２と、同ノズルベース１２に対して所定位置で固定
できるよう水平方向に回転可能に設けられたノズル１３
とから構成されている。
【００１９】ベースプレート１１は、上部にメダル払い
出しホッパー８の払い出し口に連なる遊技媒体ガイド口
１４を有しており、この遊技媒体ガイド口１４には、払
い出されてくる遊技媒体であるメダルを寝かせて払い出
すための遊技媒体ガイド１５が設けられている。また、
ベースプレート１１には、ノズルベース１２を上下動し
た際に、そのつなぎ目に生ずる段差を吸収して遊技媒体
を立たせずスムーズに流すための角度調整用プレート１
６が、軸１７を支点として先端側が上下に揺動できるよ
うに設けられていると共に、ノズルベース１２を上下方
向に１５ｍｍピッチで３段階に移動調整するためのツメ
係止穴１８とネジ１９が設けられている。
出しホッパー８の払い出し口に連なる遊技媒体ガイド口
１４を有しており、この遊技媒体ガイド口１４には、払
い出されてくる遊技媒体であるメダルを寝かせて払い出
すための遊技媒体ガイド１５が設けられている。また、
ベースプレート１１には、ノズルベース１２を上下動し
た際に、そのつなぎ目に生ずる段差を吸収して遊技媒体
を立たせずスムーズに流すための角度調整用プレート１
６が、軸１７を支点として先端側が上下に揺動できるよ
うに設けられていると共に、ノズルベース１２を上下方
向に１５ｍｍピッチで３段階に移動調整するためのツメ
係止穴１８とネジ１９が設けられている。
【００２０】このベースプレート１１に対して上下動可
能に取り付けられるノズルベース１２は、上部ベース２
０と下部ベース２１と内部ベース２２とを一体化して構
成されるものであり、上部ベース２０側の内部に設けら
れる内部ベース２２には、ベースプレート１１の遊技媒
体ガイド口１４に連なる遊技媒体通路２３と、ノズルベ
ース１２の上下方向位置を調整した後、ノズルベース１
２をその位置に固定するネジ１９がネジ込まれるネジ穴
２４が設けられ、下部ベース２１には、上下３段階のツ
メ係止穴１８に対して係合されるツメ２５が設けられて
いる。なお、ノズルベース１２の上下動によりベースプ
レート１１の遊技媒体ガイド口１４と遊技媒体通路２３
との間に高低差が生ずるが、角度調整用プレート１６が
この段差を吸収して、図６、７に示すように遊技媒体を
スムーズに流すよう機能するようになっている。
能に取り付けられるノズルベース１２は、上部ベース２
０と下部ベース２１と内部ベース２２とを一体化して構
成されるものであり、上部ベース２０側の内部に設けら
れる内部ベース２２には、ベースプレート１１の遊技媒
体ガイド口１４に連なる遊技媒体通路２３と、ノズルベ
ース１２の上下方向位置を調整した後、ノズルベース１
２をその位置に固定するネジ１９がネジ込まれるネジ穴
２４が設けられ、下部ベース２１には、上下３段階のツ
メ係止穴１８に対して係合されるツメ２５が設けられて
いる。なお、ノズルベース１２の上下動によりベースプ
レート１１の遊技媒体ガイド口１４と遊技媒体通路２３
との間に高低差が生ずるが、角度調整用プレート１６が
この段差を吸収して、図６、７に示すように遊技媒体を
スムーズに流すよう機能するようになっている。
【００２１】また、ノズルベース１２は、上部ベース２
０と下部ベース２１とで円筒状のノズル装着部２６を形
成しており、ノズル１３の基端部側を垂直軸周りに回転
可能に支持している。ノズル１３は、ノズル装着部２６
に嵌合する円筒状のボス部２７と、同ボス部２７の中心
に垂直に設けられ、上部ベース２０と下部ベース２１に
設けられている軸受け部２８、２９に嵌合する垂直軸３
０と、ボス部２７内を貫通してノズルベース１２の遊技
媒体通路２３に連なると共に、遊技機２の下皿３側へ湾
曲して延出するＵ溝状の遊技媒体用ノズル通路３１とを
有している。
０と下部ベース２１とで円筒状のノズル装着部２６を形
成しており、ノズル１３の基端部側を垂直軸周りに回転
可能に支持している。ノズル１３は、ノズル装着部２６
に嵌合する円筒状のボス部２７と、同ボス部２７の中心
に垂直に設けられ、上部ベース２０と下部ベース２１に
設けられている軸受け部２８、２９に嵌合する垂直軸３
０と、ボス部２７内を貫通してノズルベース１２の遊技
媒体通路２３に連なると共に、遊技機２の下皿３側へ湾
曲して延出するＵ溝状の遊技媒体用ノズル通路３１とを
有している。
【００２２】遊技媒体用ノズル通路３１の基端側は、ノ
ズル１３が垂直軸３０周りに設定された範囲回転されて
も遊技媒体通路２３と常に連なるよう末広がりに状に形
成されている。また、遊技媒体用ノズル通路３１自体
は、遊技媒体であるメダルが立った状態では通過でき
ず、横に寝かされた状態でのみ滑り落ちることができる
ようにその幅と高さが設定されている。そして、ノズル
１３とノズルベース１２との間には、所定位置（図示例
では図３に示すように１５度間隔で４ケ所）でノズル１
３の水平方向への回転を固定できるように、上部ベース
２０側に設けられた凹部３２と、ノズル１３のボス部２
７の上面にバネ３３を介して上方へ付勢されるよう保持
され、凹部３２に係合するストップピン３４とからなる
クリックストッパ機構３５が設けられている。
ズル１３が垂直軸３０周りに設定された範囲回転されて
も遊技媒体通路２３と常に連なるよう末広がりに状に形
成されている。また、遊技媒体用ノズル通路３１自体
は、遊技媒体であるメダルが立った状態では通過でき
ず、横に寝かされた状態でのみ滑り落ちることができる
ようにその幅と高さが設定されている。そして、ノズル
１３とノズルベース１２との間には、所定位置（図示例
では図３に示すように１５度間隔で４ケ所）でノズル１
３の水平方向への回転を固定できるように、上部ベース
２０側に設けられた凹部３２と、ノズル１３のボス部２
７の上面にバネ３３を介して上方へ付勢されるよう保持
され、凹部３２に係合するストップピン３４とからなる
クリックストッパ機構３５が設けられている。
【００２３】また、ノズル１３のノズル通路３１の先端
には、ノズルトップ３６が上下方向に所定範囲（例えば
４０度）だけ揺動できるよう水平ピン３７周りに回転自
在に支持されており、このノズルトップ３６は、自重及
び遊技媒体の重さで先端側が遊技機２の下皿３に接する
ように揺動し、遊技機２の下皿３とノズルシュート６と
の高さ方向位置を微調整するよう機能するものである。
更に、ノズル１３のノズル通路３１の上面には、透明の
上面カバー３８が装着されており、この上面カバー３８
の上面には、図１０に示すように遊技媒体であるメダル
の流れを妨げない位置に長穴３９が多数穿設されてお
り、万が一遊技媒体がノズル通路３１内で詰まった場合
に、その詰まりをこの長穴３９を介して解消できるよう
にしている。
には、ノズルトップ３６が上下方向に所定範囲（例えば
４０度）だけ揺動できるよう水平ピン３７周りに回転自
在に支持されており、このノズルトップ３６は、自重及
び遊技媒体の重さで先端側が遊技機２の下皿３に接する
ように揺動し、遊技機２の下皿３とノズルシュート６と
の高さ方向位置を微調整するよう機能するものである。
更に、ノズル１３のノズル通路３１の上面には、透明の
上面カバー３８が装着されており、この上面カバー３８
の上面には、図１０に示すように遊技媒体であるメダル
の流れを妨げない位置に長穴３９が多数穿設されてお
り、万が一遊技媒体がノズル通路３１内で詰まった場合
に、その詰まりをこの長穴３９を介して解消できるよう
にしている。
【００２４】しかして、上記の実施形態によると、遊技
媒体貸出機の本体１の下方部にノズルシュート６を遊技
機２の下皿３と高さ位置を合わせて設けているため、こ
のノズルシュート６を介して遊技媒体貸出機の本体１の
メダル払い出しホッパー８から払い出される遊技媒体で
あるメダルを、直に遊技機２の下皿３内に払い出すこと
ができる。この際、ノズルシュート６は、図５に示すよ
うに遊技媒体ガイド口１４で遊技媒体ガイド１５によっ
て遊技媒体であるメダルを寝かせた状態となし、そのま
まの状態で遊技媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３
１を経て下皿３内へと払い出すことができる。
媒体貸出機の本体１の下方部にノズルシュート６を遊技
機２の下皿３と高さ位置を合わせて設けているため、こ
のノズルシュート６を介して遊技媒体貸出機の本体１の
メダル払い出しホッパー８から払い出される遊技媒体で
あるメダルを、直に遊技機２の下皿３内に払い出すこと
ができる。この際、ノズルシュート６は、図５に示すよ
うに遊技媒体ガイド口１４で遊技媒体ガイド１５によっ
て遊技媒体であるメダルを寝かせた状態となし、そのま
まの状態で遊技媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３
１を経て下皿３内へと払い出すことができる。
【００２５】これは、遊技媒体であるメダルを立たせた
状態で払い出すと、遊技機２の下皿３内に落下したとき
に、転がりによる勢いによって下皿３から飛び出すおそ
れがあるからであり、更には遊技機２によっては、下皿
３の上に飾り用の突起部が形成されていて高さ寸法の大
きいノズルシュート６では入らない可能性があるからで
あり、遊技媒体であるメダルを寝かせた状態で払い出す
ようにすることによって、これらの問題に対応すること
ができるようになり、このため遊技媒体通路２３や遊技
媒体用ノズル通路３１の高さ及び幅方向寸法は、前記し
たようにメダルが立った状態では通過できない寸法に設
定されている。
状態で払い出すと、遊技機２の下皿３内に落下したとき
に、転がりによる勢いによって下皿３から飛び出すおそ
れがあるからであり、更には遊技機２によっては、下皿
３の上に飾り用の突起部が形成されていて高さ寸法の大
きいノズルシュート６では入らない可能性があるからで
あり、遊技媒体であるメダルを寝かせた状態で払い出す
ようにすることによって、これらの問題に対応すること
ができるようになり、このため遊技媒体通路２３や遊技
媒体用ノズル通路３１の高さ及び幅方向寸法は、前記し
たようにメダルが立った状態では通過できない寸法に設
定されている。
【００２６】また、遊技媒体貸出機は、その本体１の上
方部に貨幣投入口４とビルバリスタッカ１０を配置して
いるため、遊技者にとっては貨幣を投入し易いメリット
があり、一方、店側にとってはビルバリスタッカ１０が
上方部にあって死角になり難いため、不正行為を防止し
易いばかりではなく、遊技者が遊技中であっても遊技の
邪魔をすることなく、ビルバリスタッカ１０に対しての
サービス行為を行うことができる等メリットを期待する
ことができる。
方部に貨幣投入口４とビルバリスタッカ１０を配置して
いるため、遊技者にとっては貨幣を投入し易いメリット
があり、一方、店側にとってはビルバリスタッカ１０が
上方部にあって死角になり難いため、不正行為を防止し
易いばかりではなく、遊技者が遊技中であっても遊技の
邪魔をすることなく、ビルバリスタッカ１０に対しての
サービス行為を行うことができる等メリットを期待する
ことができる。
【００２７】更に、遊技機２は、その機種により図３、
４に示すように下皿３の位置や大きさ、あるいは高さ位
置等が異なる場合があり、また、遊技機２の機種によっ
ては遊技媒体貸出機の本体１との配置位置関係が異なる
場合もあって、遊技媒体貸出機側のノズルシュート６と
遊技機２側の下皿３との相対位置関係が必ずしも一定せ
ず、機種毎に異なることになるため、このような場合、
下皿３に対して確実に遊技媒体であるメダルを払い出し
することができなくなる。
４に示すように下皿３の位置や大きさ、あるいは高さ位
置等が異なる場合があり、また、遊技機２の機種によっ
ては遊技媒体貸出機の本体１との配置位置関係が異なる
場合もあって、遊技媒体貸出機側のノズルシュート６と
遊技機２側の下皿３との相対位置関係が必ずしも一定せ
ず、機種毎に異なることになるため、このような場合、
下皿３に対して確実に遊技媒体であるメダルを払い出し
することができなくなる。
【００２８】そこで、このような場合に対応できるよう
にするため、ノズルシュート６のノズル１３を垂直軸３
０の周りに水平方向（矢印Ｙ）に１５度ピッチで回転
（４ケ所）させ、固定できるようにしており、これによ
ってノズル１３を下皿３の矢印Ａ及びＢ方向寸法に合わ
せて最適な位置に回転させて固定し、遊技媒体であるメ
ダルを払い出しすることができるようになる。ノズル１
３は、それぞれ所定の位置まで回転させると、クリック
ストッパ機構３５が作用し、そのストップピン３４が凹
部３２に係合するようになっているため、ノズル１３を
その位置で固定してふらつかないようにすることができ
る。
にするため、ノズルシュート６のノズル１３を垂直軸３
０の周りに水平方向（矢印Ｙ）に１５度ピッチで回転
（４ケ所）させ、固定できるようにしており、これによ
ってノズル１３を下皿３の矢印Ａ及びＢ方向寸法に合わ
せて最適な位置に回転させて固定し、遊技媒体であるメ
ダルを払い出しすることができるようになる。ノズル１
３は、それぞれ所定の位置まで回転させると、クリック
ストッパ機構３５が作用し、そのストップピン３４が凹
部３２に係合するようになっているため、ノズル１３を
その位置で固定してふらつかないようにすることができ
る。
【００２９】また、遊技機２の前面扉４０は、一般に開
閉できるようになっており、これを開放する場合、ノズ
ルシュート６のノズル１３に当接することになるが、ノ
ズル１３は、図４に示すように遊技機２とは反対方向に
更に１５度づつ２段階で回転され、退避できるように構
成されているため、支障なく前面扉４０を矢印Ｙ方向へ
開放することができる。なお、ノズル１３を上記のよう
に水平方向に回転しても、遊技媒体であるメダルが遊技
媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３１を経てスムー
ズに流れるように、遊技媒体用ノズル通路３１の基端側
の形状を末広がり状にし、遊技媒体通路２３側から遊技
媒体をスムーズに受入れられるようにしている。
閉できるようになっており、これを開放する場合、ノズ
ルシュート６のノズル１３に当接することになるが、ノ
ズル１３は、図４に示すように遊技機２とは反対方向に
更に１５度づつ２段階で回転され、退避できるように構
成されているため、支障なく前面扉４０を矢印Ｙ方向へ
開放することができる。なお、ノズル１３を上記のよう
に水平方向に回転しても、遊技媒体であるメダルが遊技
媒体通路２３、遊技媒体用ノズル通路３１を経てスムー
ズに流れるように、遊技媒体用ノズル通路３１の基端側
の形状を末広がり状にし、遊技媒体通路２３側から遊技
媒体をスムーズに受入れられるようにしている。
【００３０】一方、遊技機２側の下皿３とノズルシュー
ト６との高さ方向位置に大きな違いがあると、ノズル１
３が下皿３に当たって入らなかったり、払い出される遊
技媒体の落下距離が大きくなって下皿３内にうまく入ら
なかったりする問題が生ずるため、このような場合には
その位置関係を調整する必要がある。このケースでは、
図５乃至７に示すようにノズルシュート６のベースプレ
ート１１に対するノズルベース１２の取り付け高さ位置
を調整すればよい。
ト６との高さ方向位置に大きな違いがあると、ノズル１
３が下皿３に当たって入らなかったり、払い出される遊
技媒体の落下距離が大きくなって下皿３内にうまく入ら
なかったりする問題が生ずるため、このような場合には
その位置関係を調整する必要がある。このケースでは、
図５乃至７に示すようにノズルシュート６のベースプレ
ート１１に対するノズルベース１２の取り付け高さ位置
を調整すればよい。
【００３１】図５はベースプレート１１に対してノズル
ベース１２を最も下方位置に取り付けた状態を示してお
り、ノズルベース１２の取り付けは、ベースプレート１
１側の上下３段（１５ｍｍピッチ）のツメ係止穴１８に
ツメ２５を係合し、ネジ１９（２ケ所）をネジ穴２４に
ネジ込むことによって行っているため、これらを取り外
すことによって、図６、図７に示すようにＬ１あるいは
Ｌ２だけ上方へノズルベース１２を移動させることがで
きる。このようにノズルベース１２を上下動させること
により、ベースプレート１１の遊技媒体ガイド口１４と
遊技媒体通路２３との間の段差が変化するが、角度調整
用プレート１６がこの段差を吸収して、図５乃至７に矢
印で示すように滑らかに遊技媒体を流すことができるよ
うになっている。
ベース１２を最も下方位置に取り付けた状態を示してお
り、ノズルベース１２の取り付けは、ベースプレート１
１側の上下３段（１５ｍｍピッチ）のツメ係止穴１８に
ツメ２５を係合し、ネジ１９（２ケ所）をネジ穴２４に
ネジ込むことによって行っているため、これらを取り外
すことによって、図６、図７に示すようにＬ１あるいは
Ｌ２だけ上方へノズルベース１２を移動させることがで
きる。このようにノズルベース１２を上下動させること
により、ベースプレート１１の遊技媒体ガイド口１４と
遊技媒体通路２３との間の段差が変化するが、角度調整
用プレート１６がこの段差を吸収して、図５乃至７に矢
印で示すように滑らかに遊技媒体を流すことができるよ
うになっている。
【００３２】また、上記のようなノズルシュート６の高
さ位置の調整に係わらず、遊技機２の下皿３との間に微
妙な高さの違いがある場合もあり、このような微妙な高
さの違いに対応するため、ノズル１３の先端にノズルト
ップ３６が上下方向に揺動可能に設けられており、この
ノズルトップ３６の先端側がその重さ、あるいは遊技媒
体の重さで下皿３の上面に接し、微妙な高さの違いを微
調整して常に下皿３に対する遊技媒体の払い出し高さを
一定に保つことができるようにしている。従って、ノズ
ルシュート６から常に一定の状態で下皿３内に遊技媒体
であるメダルを払い出しすることができるようになる。
さ位置の調整に係わらず、遊技機２の下皿３との間に微
妙な高さの違いがある場合もあり、このような微妙な高
さの違いに対応するため、ノズル１３の先端にノズルト
ップ３６が上下方向に揺動可能に設けられており、この
ノズルトップ３６の先端側がその重さ、あるいは遊技媒
体の重さで下皿３の上面に接し、微妙な高さの違いを微
調整して常に下皿３に対する遊技媒体の払い出し高さを
一定に保つことができるようにしている。従って、ノズ
ルシュート６から常に一定の状態で下皿３内に遊技媒体
であるメダルを払い出しすることができるようになる。
【００３３】なお、遊技媒体の払い出しの際に、万が一
ノズルシュート６内で遊技媒体が詰まることがあって
も、ノズル１３の上面カバー３８が透明であるため、直
ちに詰まりを発見することができると共に、この上面カ
バー３８には多数の長穴３９が設けられているために、
この長穴３９から遊技媒体を動かすことによって直ちに
詰まり状態を解消することができる。
ノズルシュート６内で遊技媒体が詰まることがあって
も、ノズル１３の上面カバー３８が透明であるため、直
ちに詰まりを発見することができると共に、この上面カ
バー３８には多数の長穴３９が設けられているために、
この長穴３９から遊技媒体を動かすことによって直ちに
詰まり状態を解消することができる。
【００３４】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートによると、遊技
媒体自動貸出機の汎用性を高めることができるため、多
種類の遊技機と組み合わせて使用しても、遊技機の下皿
内に遊技媒体を確実に、かつ安定して自動払い出しする
ことができるようになる。従って、早く遊技をしようと
する遊技者にとっては、遊技媒体を手で受けて移動する
間の手間に対する苛立ち感を解消することができる効果
がある。また、遊技媒体自動貸出機の汎用性を高めるこ
とで、多種類の遊技機に対して幅広く適用できるため、
専用機であるが故の問題点を解消でき、生産性を高めて
低コスト化を図ることができる。
遊技媒体貸出機及びそのノズルシュートによると、遊技
媒体自動貸出機の汎用性を高めることができるため、多
種類の遊技機と組み合わせて使用しても、遊技機の下皿
内に遊技媒体を確実に、かつ安定して自動払い出しする
ことができるようになる。従って、早く遊技をしようと
する遊技者にとっては、遊技媒体を手で受けて移動する
間の手間に対する苛立ち感を解消することができる効果
がある。また、遊技媒体自動貸出機の汎用性を高めるこ
とで、多種類の遊技機に対して幅広く適用できるため、
専用機であるが故の問題点を解消でき、生産性を高めて
低コスト化を図ることができる。
【００３５】更には、遊技機の下皿の寸法や大きさ、高
さの違いに対しても、ノズルシュートの高さ方向位置
や、水平方向位置を細かく調整して対応することができ
るようにしているため、ノズルシュートと遊技機の下皿
との位置関係を常に一定に維持して安定した状態で遊技
媒体を払い出すことができると共に、遊技機の前面扉の
開放もノズルシュートの存在に係わらず、支障なく実施
することができため、サービス性の維持、向上を図るこ
とができる。
さの違いに対しても、ノズルシュートの高さ方向位置
や、水平方向位置を細かく調整して対応することができ
るようにしているため、ノズルシュートと遊技機の下皿
との位置関係を常に一定に維持して安定した状態で遊技
媒体を払い出すことができると共に、遊技機の前面扉の
開放もノズルシュートの存在に係わらず、支障なく実施
することができため、サービス性の維持、向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機の正
面図（Ａ）とその側面図（Ｂ）である。
面図（Ａ）とその側面図（Ｂ）である。
【図２】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの取り付け部の拡大正面図である。
ズルシュートの取り付け部の拡大正面図である。
【図３】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態を示す
平面図である。
ズルシュートの遊技機下皿に対する位置調整状態を示す
平面図である。
【図４】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの遊技機前面扉開放時の回転状態を示す平
面図である。
ズルシュートの遊技機前面扉開放時の回転状態を示す平
面図である。
【図５】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの側面図である。
ズルシュートの側面図である。
【図６】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートを上方へ移動したときの状態を示す側面図
である。
ズルシュートを上方へ移動したときの状態を示す側面図
である。
【図７】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートを更に上方へ移動したときの状態を示す側
面図である。
ズルシュートを更に上方へ移動したときの状態を示す側
面図である。
【図８】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートの正面図である。
ズルシュートの正面図である。
【図９】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機のノ
ズルシュートのベースプレートを示す正面図である。
ズルシュートのベースプレートを示す正面図である。
【図１０】本発明の実施形態にかかる遊技媒体貸出機の
ノズルシュートの上面カバーを示す正面図である。
ノズルシュートの上面カバーを示す正面図である。
【符号の説明】 １…遊技媒体貸出機の本体、２…遊技機、３…下皿、４
…貨幣投入口、６…ノズルシュート、８…メダル払い出
し用ホッパー、９…メダルタンク、１０…ビルバリスタ
ッカ、１１…ベースプレート、１２…ノズルベース、１
３…ノズル、１４…遊技媒体ガイド口、１５…遊技媒体
ガイド、１６…角度調整用プレート、２３…遊技媒体通
路、３１…遊技媒体用ノズル通路、３５…クリックスト
ップ機構、３６…ノズルトップ、３８…上面カバー、３
９…長穴
…貨幣投入口、６…ノズルシュート、８…メダル払い出
し用ホッパー、９…メダルタンク、１０…ビルバリスタ
ッカ、１１…ベースプレート、１２…ノズルベース、１
３…ノズル、１４…遊技媒体ガイド口、１５…遊技媒体
ガイド、１６…角度調整用プレート、２３…遊技媒体通
路、３１…遊技媒体用ノズル通路、３５…クリックスト
ップ機構、３６…ノズルトップ、３８…上面カバー、３
９…長穴
Claims (9)
- 【請求項１】 遊技機に隣接して設置され、貨幣を投入
することによって所定数の遊技媒体を隣接する遊技機の
下皿内に自動的に払い出す遊技媒体貸出機において、 本体の下方部で上記遊技機の下皿に対応する高さ位置に
上記本体から上記下皿側に延出する遊技媒体払い出し用
ノズルシュートを設け、同ノズルシュートに対応して上
記本体内に同ノズルシュートへの遊技媒体払い出し用ホ
ッパーを設けると共に、その上部に遊技媒体を貯留する
タンク、更にその上部に上記本体の上方部に設けられた
貨幣投入口から投入された貨幣を貯留するビルバリスタ
ッカを設けたことを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 【請求項２】 上記ノズルシュートを上下方向に移動可
能で、かつ水平方向に回転可能となし、同ノズルシュー
ト位置を上記遊技機の下皿位置に合わせて調整可能に構
成したことを特徴とする請求項１記載の遊技媒体貸出
機。 - 【請求項３】 上記ノズルシュートの遊技媒体払い出し
側先端に上下方向に揺動可能なノズルトップを設けたこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の遊技媒体貸出機。 - 【請求項４】 遊技媒体貸出機の遊技媒体払い出し口に
取り付けられ、隣接する遊技機の下皿内に遊技媒体を払
い出しするノズルシュートであって、 上記遊技媒体貸出機の遊技媒体払い出し口に対応して取
り付けられ、払い出される遊技媒体をガイドする遊技媒
体ガイド口を有するベースプレートと、同ベースプレー
トに所定位置で固定できるよう上下動可能に設けられ、
上記遊技媒体ガイド口に連なる遊技媒体通路を有するノ
ズルベースと、同ノズルベースに所定位置で固定できる
よう水平方向に回転可能に設けられ、上記遊技媒体通路
に連なる遊技媒体用ノズル通路を有するノズルとからな
り、上記遊技媒体貸出機から払い出された遊技媒体を上
記遊技媒体ガイド口、遊技媒体通路及び遊技媒体用ノズ
ル通路を経て寝かせた状態で遊技機の下皿に払い出し可
能としたことを特徴とする遊技媒体貸出機のノズルシュ
ート。 - 【請求項５】 上記ベースプレートの遊技媒体ガイド口
に、払い出される遊技媒体を寝かせて払い出す遊技媒体
ガイドを設けたことを特徴とする請求項４記載の遊技媒
体貸出機のノズルシュート。 - 【請求項６】 上記ベースプレートに、上記ノズルベー
スを上下動させたとき、その段差部で遊技媒体を立たせ
ずスムーズに上記遊技媒体通路に流す角度調整用プレー
トを、上記ベースプレート側を中心にノズルベース側端
部を上下方向に揺動可能に設けたことを特徴とする請求
項４又は５記載の遊技媒体貸出機のノズルシュート。 - 【請求項７】 上記ノズルとノズルベース間に、同ノズ
ルを所定の回転角度位置で固定するクリックストップ機
構を設けたことを特徴とする請求項４乃至６のいずれか
に記載の遊技媒体貸出機のノズルシュート。 - 【請求項８】 上記ノズルの上面に、遊技媒体の流れを
妨げない位置に多数の長穴を穿設した上面カバーを設け
たことを特徴とする請求項４乃至７のいずれかに記載の
遊技媒体貸出機のノズルシュート。 - 【請求項９】 上記ノズルの遊技媒体払い出し側先端に
上下方向に揺動可能なノズルトップを設けたことを特徴
とする請求項４乃至８のいずれかに記載の遊技媒体貸出
機のノズルシュート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15240598A JP3847455B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15240598A JP3847455B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004072733A Division JP4021861B2 (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 遊技媒体貸出機のノズルシュート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342258A true JPH11342258A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3847455B2 JP3847455B2 (ja) | 2006-11-22 |
Family
ID=15539799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15240598A Expired - Lifetime JP3847455B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 遊技媒体貸出機及びそのノズルシュート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3847455B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001079143A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Oizumi Corp | 遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機 |
| JP2001353310A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Toyo Kasei Kk | パチンコ機の玉払出装置 |
| JP2002210215A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-07-30 | Japan Cash Machine Co Ltd | 遊技媒体貸出機におけるノズルシュート |
| JP2003033472A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-04 | Oizumi Corp | 遊技装置 |
| JP2007167128A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Aruze Corp | 遊技媒体貸出装置、及びノズルシュート |
| JP2007252819A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Sayama Precision Ind Co | パチンコ玉移送樋 |
| JP2007313094A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
| JP2008099997A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Samii Kk | スロットマシン |
| JP2013056220A (ja) * | 2012-12-25 | 2013-03-28 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機 |
| JP2013094617A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Sophia Co Ltd | メダル貸出装置 |
| JP2018089052A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 株式会社オーイズミ | 回収受皿及び遊技媒体循環システム |
| JP2020058619A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | 株式会社ジェッター | ノズルシュート |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP15240598A patent/JP3847455B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
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| JP2007313094A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
| JP2008099997A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Samii Kk | スロットマシン |
| JP2013094617A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Sophia Co Ltd | メダル貸出装置 |
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| JP2020058619A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | 株式会社ジェッター | ノズルシュート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3847455B2 (ja) | 2006-11-22 |
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