JP2001079143A - 遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機 - Google Patents
遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機Info
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Abstract
が揺動自在に支持されている場合であっても、そのノズ
ルシュートが遊技機の下皿以外に遊技媒体を払い出すの
を防止可能にする。 【解決手段】 遊技媒体貸出機から払い出される遊技媒
体をこれに隣接する遊技機の下皿へ案内すべく前記遊技
媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設されたノズル
シュート30に、前記遊技機側への突出部分32を揺動
自在に支持するノズル支持部31bに加えて、その突出
部分32の支持角度が所定角度であるか否かを検出する
位置検出手段33を設ける。
Description
チンコ玉といった遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸
出機に付設され、その遊技媒体を遊技媒体貸出機に隣接
するスロットマシンやパチンコ台等の遊技機に案内する
ノズルシュート、および、そのノズルシュートを具備し
てなる遊技媒体貸出機に関するものである。
ル貸出機の中には、遊技者に貸し出すメダルをそのメダ
ル貸出機に隣接するスロットマシンの下皿内へ払い出す
べく、メダル払出口にノズルシュートが付設されたもの
がある。このようなノズルシュートが付設されたメダル
貸出機では、遊技者がメダルの払い出しを受ける際にそ
のメダルを一旦手で受け取ってスロットマシンの下皿へ
移し換えるといった作業が不要となるので、遊技者に快
適な遊技環境を提供できるようになる。
機のメダル払出口から払い出されるメダルをスロットマ
シンの下皿へ案内するために、メダル貸出機の前面から
スロットマシン側に突出するように形成されているが、
その突出部分が略水平方向に揺動し得るように支持され
ているものが多い。これは、ノズルシュートの突出部分
が略水平方向に移動して、その先端がスロットマシンの
下皿から外れる位置に退避することによって、遊技者が
下皿内のメダルを取り出し易くしたり、メンテナンス等
のためスロットマシンの前面パネルを開けた際にその前
面パネルとの干渉を防ぐためである。
たように突出部分が揺動自在に支持されたノズルシュー
トでは、スロットマシンの下皿以外にもメダルを払い出
してしまうおそれがある。すなわち、従来のノズルシュ
ートでは、その先端位置がスロットマシンの下皿から外
れた状態にあっても、遊技者が先端位置を確認すること
なくメダル貸出機に貨幣を投入すると、そのメダル貸出
機のメダル払出口からは貨幣投入額に応じた枚数のメダ
ルが払い出されてくるので、そのメダルをスロットマシ
ンの下皿ではなく例えば遊技場のフロアに払い出してし
まう。したがって、この場合には、払い出されたメダル
を回収するために、遊技者または遊技場の店員等による
多大な労力を必要としてしまう。また、これに伴って、
スロットマシンの稼働率低下を招いてしまうことも考え
られる。
されたノズルシュートが揺動自在に支持されている場合
であっても、そのノズルシュートが遊技機の下皿以外に
遊技媒体を払い出すのを防止可能にする、遊技媒体貸出
機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機を提供するこ
とを目的とする。
成するために案出された遊技媒体貸出機のノズルシュー
トで、遊技機に隣接する遊技媒体貸出機から払い出され
る遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく前記遊技媒
体貸出機の前面から前記遊技機側に突設されたものであ
って、前記遊技機側への突出部分を揺動自在に支持する
ノズル支持部と、前記ノズル支持部による前記突出部分
の支持角度が所定角度であるか否かを検出する位置検出
手段とを有することを特徴とするものである。
に案出された遊技媒体貸出機で、遊技機に隣接して設置
されるものであって、前記遊技機での遊技に用いる遊技
媒体の払い出しを行う媒体払出手段と、前記媒体払出手
段が払い出す遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく
前記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設され
たノズルシュートと、前記ノズルシュートの突出部分を
揺動自在に支持するノズル支持部と、前記ノズル支持部
による前記突出部分の支持角度が所定角度であるか否か
を検出する位置検出手段とを備えることを特徴とするも
のである。
貸出機によれば、ノズルシュートの突出部分の支持角度
が所定角度であるか否かを、位置検出手段が検出するよ
うになっている。したがって、位置検出手段による検出
結果を基にすれば、例えばノズルシュートの突出部分の
先端が遊技機の下皿内に位置する場合など、その支持角
度が所定角度である場合にのみ遊技媒体の払い出しを行
い得るようにする、といったことが可能になる。
遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機
について説明する。ただし、ここでは、本発明を、スロ
ットマシンの下皿にメダルを案内するノズルシュートお
よびそのノズルシュートを具備してなるメダル貸出機に
適用した場合を例に挙げて説明する。図1は本発明に係
るノズルシュートの一例を示す平面図であり、図2は本
発明に係る遊技媒体貸出機およびこれに隣接する遊技機
の外観の一例を示す正面図である。
明に先立ち、そのノズルシュートを具備してなるメダル
貸出機およびそのメダル貸出機に隣接するスロットマシ
ンの概要について説明する。
出機10は、スロットマシン20の側部に付設された状
態で用いられるものである。スロットマシン20は、そ
の前面に、メダル投入口21、遊技操作部22および下
皿23を有しており、メダル投入口21へのメダルの投
入を条件に、遊技操作部22を操作する遊技者に遊技を
行わせ、その遊技の結果に応じて下皿23へのメダルの
払い戻しを行うように構成されたものである。
条件に、スロットマシン20のメダル投入口21へ投入
可能なメダルの貸し出しを行うものである。そのため
に、メダル貸出機10には、その前面側に、貨幣が投入
される貨幣投入口11と、メダルが払い出されるメダル
払出口12と、貨幣投入額やメダル払出枚数等の各種情
報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等の表
示パネル13と、が設けられている。つまり、このメダ
ル貸出機10では、貨幣投入口11への貨幣の投入があ
ると、その投入額に応じた枚数のメダルをメダル払出口
12から払い出すようになっている。
の払い出しを行うために、メダル貸出機10の内部に
は、図示しないメダル払出ホッパーおよびメダル払出機
構が設けられている。メダル払出ホッパーは、メダル払
出口12から払い出すためのメダルを所定枚数(例えば
200枚)貯留しておくものである。メダル払出機構
は、メダル払出ホッパー内に貯留されたメダルを受け取
って、これをメダル払出口12へ排出するものである。
なお、このメダル払出機構では、モータ等の駆動源を利
用してメダルの排出を行うようになっている。
ダル払出機構をはじめとしたメダル貸出機10全体の動
作制御を行うために、図示しない制御部が設けられてい
る。この制御部は、所定プログラムを実行するCPU
(Central Processing Unit)や、その所定プログラムを
格納したROM(Read Only Memory)や、CPUのワー
クメモリとして用いられるRAM(Random Access Memo
ry)等、によって構成されている。
口12には、払い出したメダルをスロットマシン20の
下皿23へ案内するためのノズルシュート30が付設さ
れている。
詳しく説明する。ノズルシュート30は、図1に示すよ
うに、メダル貸出機10の前面に突設されたものであ
る。詳しくは、メダル払出口12に取り付けられたノズ
ルベース31と、このノズルベース31からスロットマ
シン20側に突出するノズル32と、このノズル32に
対応してノズルベース31内に配設されたマイクロスイ
ッチ33と、を有してなるものである。
通過させるためのベース内通路31aを有しており、そ
のベース内通路31aがメダル払出口12と連通するよ
うにメダル払出口12に取り付けられている。ただし、
ノズルベース31は、メダル払出口12からのメダルを
受け取り得る範囲内で、そのメダル払出口12に対して
上下方向に位置調整可能に取り付けられたものであって
もよい。
口12側の反対側の端部近傍に、ノズル32を略水平方
向に揺動自在に支持するためのノズル支持部31bが設
けられている。このノズル支持部31bは、例えば、ノ
ズルベース31の上側部材と下側部材とによって、ノズ
ル32の基端部側を垂直軸周りに回転可能に挟持するよ
うに構成すればよい。
支持部31bに嵌合する円筒状のボス部32aと、この
ボス部32a内を貫通してノズルベース31のベース内
通路31aに連なるとともに、スロットマシン20の下
皿23側へ湾曲して延出するU溝状のノズル通路32b
と、このノズル通路32bの先端に設けられたノズルト
ップ32cと、からなるものである。
は、ノズル32が揺動しても常にノズルベース31のベ
ース内通路31aと連通し得るようにその形状が末広が
り状に形成されている。また、ノズル通路32bの上面
には、透明の上面カバー32dが装着されている。そし
て、ノズル通路32b自体は、メダルが立った状態では
通過できず、横に寝かされた状態でのみ滑り落ちること
ができるように、その幅と高さが設定されている。ただ
し、上面カバー32dには、ノズル通路32b内でのメ
ダル詰まりの解消を可能にするために、長穴等を多数穿
設することが望ましい。また、ノズルトップ32cは、
ノズル通路32bに対して上下方向に所定範囲(例えば
40度)だけ揺動できるように支持されている。これ
は、ノズルシュート30とスロットマシン20の下皿2
3との間の高さ方向位置の差に対応し得るようにするた
めのものである。
間には、ノズル32の水平方向への揺動を所定位置で固
定するためのラッチ機構(ただし不図示)が設けられて
いてもよい。このラッチ機構は、例えば、ノズル32の
ボス部32aに規則的に設けられた凹部と、ノズルベー
ス31側からその凹部に向けて付勢されるストッパピン
と、によって構成することが考えられる。
開閉状態に応じて作動するスイッチであり、ノズル支持
部31bによるノズル32の支持角度が所定角度である
か否かを検出するためのものである。ここでいう所定角
度とは、ノズルトップ32c、すなわちノズル32の先
端がスロットマシン20の下皿23内に位置するような
角度のことである。
のボス部32aには、マイクロスイッチ33が有する接
触子レバーに対応する高さ位置に、その円筒外周の一部
を切り欠いた形状の凹部32eが設けられている。すな
わち、マイクロスイッチ33は、その接触子レバーの先
端が凹部32eに嵌合するか否かに応じてオン/オフが
切り換えられるようになっている。したがって、マイク
ロスイッチ33と凹部32eとの位置関係も、詳細を後
述するように、ノズル32先端が下皿23内に位置する
状態でマイクロスイッチ33がオン(またはオフ)する
ようそれぞれが配置されている。
ート30を介して、メダル貸出機10のメダル払出口1
2からスロットマシン20の下皿23へメダルの払い出
しを行う場合の処理動作例について説明する。図3は本
実施形態におけるノズル支持角度の検出状態の概要を示
す平面解説図である。
貸出機10が貨幣投入口11への貨幣の投入に応じて行
う。ただし、メダル貸出機10では、メダルの払い出し
を行うのにあたって、先ずはじめに、制御部がノズルシ
ュート30のマイクロスイッチ33における検出状態を
確認する。
32先端が下皿23内に位置していると、マイクロスイ
ッチ33は、その接触子レバーが凹部32eに嵌合する
ので、オン(またはオフ)した状態となる。したがっ
て、制御部は、そのマイクロスイッチ33での検出結果
から、ノズル32先端が下皿23内に位置していると判
断し、メダル払出機構に対して貨幣投入額に応じた枚数
のメダルを払い出すように動作指示を与える。これによ
り、メダル払出機構からはメダルが払い出され、そのメ
ダルはノズルシュート30を介してスロットマシン20
の下皿23まで案内される。
通路32bは、メダルを横に寝かせた状態で下皿23に
向けて滑り落とすようになっている。そのため、下皿2
3内へメダルを払い出しても、メダルを立たせた状態で
払い出した場合のようにそのメダルが転がり勢いによっ
て下皿23から飛び出してしまうおそれがない。しか
も、例えば下皿23の上部に飾り用の突起部等が形成さ
れていても、その突起部等による制約を受け難くなる。
すなわち、メダルを立たせた状態で払い出す場合のよう
に、その突起部等による寸法的な制約によってノズル先
端を下皿23内へ位置させることができない、といった
ことがなくなる。
2先端が下皿23内に位置していないと、マイクロスイ
ッチ33は、その接触子レバーが凹部32eに嵌合しな
いので、オフ(またはオン)した状態となる。したがっ
て、制御部は、そのマイクロスイッチ33での検出結果
から、ノズル32先端が下皿23内に位置していないと
判断し、貨幣投入口11への貨幣投入があっても、メダ
ル払出機構に対してメダルの払い出しを行わないように
指示を与える。さらに、制御部は、その旨を表示パネル
13に表示させ、その旨を貨幣の投入者に通知する。
が払い出されることがない。つまり、ノズル32先端が
下皿23内に位置していないことを確認せずに、遊技者
が貨幣投入口11への貨幣投入を行っても、メダル払出
機構からはメダルが払い出されることがない。したがっ
て、遊技者がノズル32先端の位置を確認することなく
貨幣投入口11への貨幣投入を行っても、例えば誤って
遊技場のフロアにメダルを払い出してしまうといったこ
とを未然に防止できるので、従来のようにメダル回収に
多大な労力を必要としたり、スロットマシン20の稼働
率低下を招いてしまうことがなくなる。
者によって、ノズル32先端が下皿23内に移動される
と、その移動に応じてマイクロスイッチ33がオン(ま
たはオフ)した状態となるので、制御部は、既に説明し
た場合と同様にメダル払出機構に動作指示を与えて下皿
23へのメダルの払い出しを行わせる。
バーが凹部32eに嵌合した状態でオン/オフのどちら
になる設定であってもよいが、接触子レバーが凹部32
eに嵌合した状態でオンとなり、マイクロスイッチ33
がオンのときに制御部がメダルの払い出しを指示するよ
うな設定であれば、マイクロスイッチ33の故障(接触
子レバーが凹部32eに嵌合してもオンにならない等)
が発生しても、これによる誤動作を未然に防ぐことがで
きる。
機種により下皿23の位置や大きさ等が異なるものが存
在している。この場合にも下皿23へのメダル払い出し
を確実に行い得るようにするためには、ノズル32の水
平方向への揺動を利用して、ノズル32先端の位置を下
皿23の位置に対応させることが考えられる。すなわ
ち、例えば図4に示すように、下皿23の位置や大きさ
等が異なっても、ノズル32先端を水平方向に移動させ
てその下皿23内に位置させれば、その下皿23へのメ
ダル払い出しを確実に行い得るようになる。
との間に設けられたラッチ機構が所定ピッチ(例えば1
5°ピッチ)で作用するように構成されていれば、ノズ
ル32先端を下皿23内に位置させるべく移動させて
も、ノズル32をそれぞれの位置で固定してふらつかな
いようにすることができる。
により下皿23の位置や大きさ等の相違に対応する場合
には、それぞれの位置でメダルの払い出しを行い得るよ
うにしなければならない。つまり、それぞれの位置でマ
イクロスイッチ33がオン(またはオフ)した状態にな
る必要がある。
設位置を調整可能にすることも考えられる。ところが、
かかる場合には、下皿23の位置や大きさ等の相違に対
応する度に、すなわちスロットマシン20の新設または
機種変更の都度、マイクロスイッチ33の配設位置を調
整しなければならないため、その作業労力が多大なもの
となってしまい、下皿23の位置や大きさ等の相違に容
易に対応することができなくなってしまう。
では、マイクロスイッチ33の配設位置を調整しなくて
も、それぞれの位置でマイクロスイッチ33がオン(ま
たはオフ)した状態になるように、マイクロスイッチ3
3の接触子レバーに対応する凹部32eの形状を、ボス
部32aの外周をある一定角度に渡って切り欠いた弧状
または弦状としている。
マイクロスイッチ33は、図5(a)に示すように、ノ
ズル32の基端部側がメダル貸出機10の前面から略垂
直方向に突出した状態でオン(またはオフ)するのに加
えて、図5(b)に示すように、ノズル32の基端部側
が略垂直方向からスロットマシン20に近づく側(以
下、単に「スロットマシン側」という)に移動された場
合にもオン(またはオフ)した状態のままとなる。した
がって、このノズルシュート30では、ノズル32先端
が下皿23内に位置させるべく移動させても、それぞれ
の位置で下皿23内へのメダルの払い出しを確実に行い
得るようになる。
場合であっても、ノズル32の基端部側がスロットマシ
ン20から遠ざかる側(以下、単に「反スロットマシン
側」という)に移動されると、図3(b)に示すよう
に、マイクロスイッチ33は、オフ(またはオン)した
状態となる。したがって、かかる場合には、既に説明し
たようにメダルの払い出しは行われない。
の前面から略垂直方向に突出している場合を境にしてマ
イクロスイッチ33のオン/オフが切り換わるようにし
たのは以下に述べる理由による。
置に移動したまま、そのノズル32の戻し忘れが発生す
るのは、主に、遊技者が下皿23内のメダルを取り出し
易くすべくノズル32を退避させた場合である。したが
って、この場合、通常、ノズル32は、反スロットマシ
ン側の揺動限界まで移動されている。これに対して、下
皿23の位置や大きさ等の相違に対応する場合であって
も、ノズル32は、その基端部側がメダル貸出機10の
前面から略垂直方向に突出している状態からスロットマ
シン側に移動すれば足りることが殆どである。
ズルシュート30では、ノズル32の基端部側がメダル
貸出機10の前面から略垂直方向に突出している場合を
境にしてマイクロスイッチ33のオン/オフが切り換わ
るように、マイクロスイッチ33と凹部32eとの位置
関係を設定している。
との位置関係はこれに限定されるものではなく、ノズル
32先端が下皿23内に位置する状態でマイクロスイッ
チ33がオン(またはオフ)するようそれぞれが配置さ
れていれば、他の位置関係であってもよい。
部32aの外周をある一定角度に渡って切り欠いた弧状
または弦状に形成された場合を例に挙げて説明したが、
これは加工の容易さ等を考慮したものであって、他の形
状でも同様にノズル32の支持角度を検出し得ることは
勿論である。
チ33と凹部32eとによってノズル32の支持角度を
検出する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、他の手段を用いて検出するよ
うにしてもよい。他の手段としては、例えばノズル32
のボス部32aと共に回転する円盤状のスリットに切り
欠きを設け、その切り欠きを光電センサ等により検出す
ることが考えられる。
0の下皿23にメダルを案内するノズルシュート30、
および、そのノズルシュート30を具備してなるメダル
貸出機10に、本発明を適用した場合を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、遊技媒体の一例であるパチンコ玉をパチンコ台の下
皿に案内するノズルシュート、および、そのノズルシュ
ートを具備してなる玉貸出機等であっても、全く同様に
適用可能であることはいうまでもない。
ートの突出部分が略水平方向に揺動する場合について説
明したが、例えば略垂直方向の揺動する場合であっても
同様に、その支持角度に応じて遊技媒体の払い出しを制
御することは可能である。
体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機では、
ノズルシュートの突出部分の支持角度が所定角度である
か否かを、位置検出手段が検出するようになっているの
で、位置検出手段による検出結果を基にすれば、例えば
ノズルシュートの突出部分の先端が遊技機の下皿内に位
置する場合など、その支持角度が所定角度である場合に
のみ遊技媒体の払い出しを行い得るようにする、といっ
たことが可能になる。つまり、ノズルシュートが揺動自
在に支持されている場合であっても、そのノズルシュー
トが遊技機の下皿以外に遊技媒体を払い出してしまうの
を防止できるようになる。したがって、例えば遊技者が
ノズルシュートの突出部分の先端位置を確認することな
く貨幣投入等を行っても、例えば誤って遊技場のフロア
にメダルを払い出してしまうといったことを未然に防止
できるので、従来のようにメダル回収に多大な労力を必
要としたり、スロットマシンの稼働率低下を招いてしま
うことがなくなる。
を示す平面図である。
する遊技機の外観の一例を示す正面図である。
ズル支持角度の検出状態の概要を示す平面解説図であ
り、(a)はノズル突出部分が所定角度にある状態を示
す図、(b)はノズル突出部分が所定角度にない状態を
示す図である。
位置相違に対応する場合の態様の一例を示す平面図であ
る。
位置相違に対応する場合におけるノズル支持角度の検出
状態の概要を示す平面解説図であり、(a)はノズル突
出部分が所定角度にある状態を示す第一の図、(b)は
ノズル突出部分が所定角度にない状態を示す第二の図で
ある。
ダル排出用下皿、30…ノズルシュート、31b…ノズ
ル支持部、32…ノズル、32e…凹部、33…マイク
ロスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技機に隣接する遊技媒体貸出機から払
い出される遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく前
記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設された
遊技媒体貸出機のノズルシュートであって、 前記遊技機側への突出部分を揺動自在に支持するノズル
支持部と、 前記ノズル支持部による前記突出部分の支持角度が所定
角度であるか否かを検出する位置検出手段とを有するこ
とを特徴とする遊技媒体貸出機のノズルシュート。 - 【請求項2】 遊技機に隣接して設置される遊技媒体貸
出機であって、 前記遊技機での遊技に用いる遊技媒体の払い出しを行う
媒体払出手段と、 前記媒体払出手段が払い出す遊技媒体を前記遊技機の下
皿へ案内すべく前記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技
機側に突設されたノズルシュートと、 前記ノズルシュートの突出部分を揺動自在に支持するノ
ズル支持部と、 前記ノズル支持部による前記突出部分の支持角度が所定
角度であるか否かを検出する位置検出手段とを備えるこ
とを特徴とする遊技媒体貸出機。 - 【請求項3】 前記位置検出手段によって前記突出部分
の支持角度が所定角度であることが検出された場合にの
み、前記媒体払出手段に遊技媒体の払い出しを行わせる
払出制御手段を備えることを特徴とする請求項2記載の
遊技媒体貸出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26289699A JP2001079143A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP26289699A JP2001079143A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP26289699A Pending JP2001079143A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機 |
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JP (1) | JP2001079143A (ja) |
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