JP2000325548A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000325548A
JP2000325548A JP11142608A JP14260899A JP2000325548A JP 2000325548 A JP2000325548 A JP 2000325548A JP 11142608 A JP11142608 A JP 11142608A JP 14260899 A JP14260899 A JP 14260899A JP 2000325548 A JP2000325548 A JP 2000325548A
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medal
medium
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medals
slot machine
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JP11142608A
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Koyu Kakizawa
孝勇 柿沢
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Oizumi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技媒体を投入して遊技する遊技機におい
て、遊技媒体の自動補給に対応する場合であっても、必
要以上に奥行スペースを確保することなく設置すること
ができ、しかも遊技媒体貸出機等の他装置が隣接して配
設された場合には遊技媒体の補給を受ける連通路等を従
来よりも簡素化することを可能にする。 【解決手段】 遊技の結果に応じて遊技媒体の払い戻し
を行う媒体払戻手段16bと、払い戻すための遊技媒体
を貯留しておく媒体貯留手段16aと、貯留する遊技媒
体の補給を受けるための媒体補給口19aとを備えると
ともに、その媒体補給口19aを遊技機10本体の側面
側に向けて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスロットマ
シンやパチンコ台といった遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スロットマシンやパチンコ台等
の遊技機は、その遊技機へのメダルやパチンコ玉等とい
った遊技媒体の投入を条件に遊技者に遊技を行わせ、そ
の遊技の結果に応じて遊技者に対し遊技媒体の払い戻し
を行うようになっている。そのため、遊技機において、
長時間に及ぶ連続稼働を実現するためには、遊技者に払
い戻すための遊技媒体の補給が不可欠となる。
【0003】従来、遊技機の一例であるスロットマシン
では、遊技媒体であるメダルの補給を、スロットマシン
の背面側に突設されたメダル補給筒を用いて行うように
なっている。詳しくは、スロットマシン背面側のメダル
補給筒を、メダルの自動補給のためにスロットマシンに
付設されるものとして広く知られたメダル循環補給装置
に連通させて、そのメダル循環補給装置からのメダル補
給を受け得るようにしている。これにより、スロットマ
シンでは、このスロットマシン内に常に一定枚数のメダ
ルを貯留しておくことが可能となり、円滑なメダル払い
戻し動作を安定して行い得るようにしつつ、長時間に及
ぶ連続稼働を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスロットマシンは、その背面側からメダルの自
動補給を受けているので、遊技場等への設置にあたって
これを考慮した奥行スペースを確保しなければならず、
多彩なレイアウトへの柔軟な対応が困難になってしまう
可能性がある。また、奥行スペースの確保によって、遊
技場等内の通路幅等に余裕がなくなるので、結果として
遊技者が遊技場等を狭く感じてしまったり、遊技場の店
員等の作業性が低下してしまうおそれがある。しかも、
スロットマシン等の遊技機は遊技者の好みや流行等の影
響を受けるため頻繁に機種交換(変更)される可能性が
高いが、かかる場合に、背面側からメダルの自動補給を
受けるスロットマシンでは、そのための作業、すなわち
メダル補給筒とメダル循環補給装置とを連通させる作業
を、容易かつ迅速に行うことができない。
【0005】また、スロットマシンは、通常、遊技場等
への設置にあたって、遊技者に対してメダルの貸し出し
を行うメダル貸出機が隣接して配設されている。ところ
が、背面側からメダルの自動補給を受けるスロットマシ
ンでは、その背面側のメダル補給筒を直接メダル循環補
給装置に連通させているため、メダル貸出機等の他装置
が隣接して配設された場合であっても、他装置とは別に
独自にメダル循環補給装置からメダルの自動補給を受け
ることになる。したがって、特に多台数が並設された場
合には、メダル循環補給装置との間の連通路が複雑化し
ていまい、結果としてコスト等に難点が生じてしまう可
能性がある。
【0006】そこで、本発明は、遊技媒体の自動補給に
対応する場合であっても、必要以上に奥行スペースを確
保することなく設置することができ、遊技媒体貸出機等
の他装置が隣接して配設された場合には遊技媒体の補給
を受ける連通路等を従来よりも簡素化することが可能と
なる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された遊技機で、遊技媒体を投入して
遊技するものであって、前記遊技の結果に応じて遊技媒
体の払い戻しを行う媒体払戻手段と、前記媒体払戻手段
が払い戻すための遊技媒体を貯留しておく媒体貯留手段
と、前記媒体貯留手段への遊技媒体の補給を受けるため
の媒体補給口とを備えるとともに、前記媒体補給口は、
遊技機本体の側面に向けて設けられていることを特徴と
するものである。
【0008】上記構成の遊技機によれば、媒体補給口が
遊技機本体の側面に向けて設けられているため、外部か
ら媒体貯留手段に貯留すべき遊技媒体の補給を受ける場
合であっても、遊技機を設置するのにあたって、その遊
技機の奥行方向の大きさ以上のスペースを確保する必要
がない。また、例えば遊技機本体の側面に遊技媒体貸出
機等の他装置が隣接して配設された場合には、その他装
置から媒体補給口を介して媒体貯留手段に貯留すべき遊
技媒体を受け取る、といったことを行い得るようにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
遊技機について説明する。
【0010】〔第1の実施の形態〕ここでは、請求項1
および2に記載の発明を、スロットマシンに適用した場
合を例に挙げて、図1乃至図3を参照しながら説明す
る。図1は本発明に係るスロットマシンの一例の概略構
成を示す説明図であり、図2(a)および(b)はその
スロットマシンの外観を示す説明図であり、図3(a)
および(b)はそのスロットマシンに隣接するメダル貸
出機の一例の概略構成を示す説明図である。
【0011】本実施の形態におけるスロットマシン10
は、図2(a)に示すように、その前面に遊技操作部1
1を有している。遊技操作部11には、回転自在なリー
ルに付された絵柄を表示する表示窓11aと、リールの
回転を開始するためのレバー11bと、回転したリール
を停止するためのストップボタン11cと、が設けられ
ている。また、遊技操作部11の他に、スロットマシン
10の前面には、メダル投入口12およびメダル受け皿
13が設けられており、メダル投入口12へのメダルの
投入を条件に、遊技操作部11を操作する遊技者に遊技
(リール11aの回転/停止)を行わせ、その遊技の結
果に応じてメダル受け皿13へのメダルの払い戻しを行
うようになっている。
【0012】このような遊技およびその結果に応じたメ
ダル払い戻しを行うために、スロットマシン10は、図
1に示すように、その筐体14内に、リール機構部15
と、メダル払出部16と、メインコントロール部17
と、電源供給部18と、を備えている。
【0013】リール機構部15は、複数のリール15a
を回転自在に支持するとともに、これを回転させる駆動
源(ただし不図示)を有するもので、メインコントロー
ル部17による制御に従って、遊技者によるレバー11
bの操作があると各リール15aの回転を開始し、遊技
者によるストップボタン11cの押下があると対応する
リール15aの回転を停止するように構成されたもので
ある。
【0014】メダル払出部16は、例えば各リール15
aをストップボタン11cで停止させた際にそれぞれの
絵柄が当たりパターンに該当すれば、メダル受け皿13
へのメダル払い戻しを行うものである。そのために、メ
ダル払出部16は、払い戻しのためのメダルを貯留して
おくメダル払出ホッパー16aと、メインコントロール
部17から支持された枚数のメダルをメダル払出ホッパ
ー16aから受け取ってメダル受け皿13へ排出するメ
ダル払出機構16bと、を備えている。
【0015】このうち、メダル払出ホッパー16aに
は、このメダル払出ホッパー16a内に所定量のメダル
が貯留されているか否かを検出するためのセンサ(ただ
し不図示)が設けられているものとする。このセンサ
は、例えばメダルが接触すると導通する接触型のスイッ
チ、磁気等を利用した非接触型の近接スイッチ、あるい
は光電式のフォトセンサ等によって構成すればよい。
【0016】また、メダル払出ホッパー16aの上方側
端は、例えば漏斗状に広く開放されており、さらに上方
から落下してくるメダルを確実に受け取って貯留し得る
ようになっている。この上方からのメダルには、メダル
投入口12へ投入されたメダルも含まれる。なお、メダ
ル払出ホッパー16aの上方端近傍には、排出シュート
16cが設けられており、メダル払出ホッパー16a内
に所定量を超えるメダル(以下「余剰メダル」と称す)
が存在すると、排出シュート16cがその余剰メダルを
回収器具16dに投入するようになっている。このよう
にして回収器具16dに投入された余剰メダルは、その
回収器具16dによって図示しないメダル循環補給装置
まで案内され、そのメダル循環補給装置にて再びスロッ
トマシン等へ補給するためのメダルとして用いられる。
【0017】さらに、メダル払出ホッパー16aの上方
には、メダル投入シュート19が配設されている。メダ
ル投入シュート19は、スロットマシン10外からメダ
ル払出ホッパー16aへのメダル補給を受けるためのも
のである。詳しくは、スロットマシン10外から補給さ
れるメダルを受け取るともに、その受け取ったメダルを
そのメダルの自然落下を利用しつつメダル払出ホッパー
16aの上方まで案内し、これをメダル払出ホッパー1
6aの上方側端から投入することによって、そのメダル
をメダル払出ホッパー16a内に貯留させるものであ
る。ただし、このメダル投入シュート19は、メダルを
受け取る側の端が、スロットマシン10の側面側に向い
て設けられている。
【0018】このことから、スロットマシン10の側面
には、図2(b)に示すように、メダル投入シュート1
9のメダル受け取り側端に対応して、そのメダル投入シ
ュート19に連通する開口であるメダル補給口19aが
設けられている。
【0019】なお、メダル投入シュート19は、スロッ
トマシン10のいずれか一方の側面に対応して、メダル
払出ホッパー16aの上方に一つのみ設けられていて
も、あるいは図1に示すように、スロットマシン10の
両側面のそれぞれに対応して、二つのものが設けられて
いてもよい。メダル払出ホッパー16aの上方に二つの
メダル投入シュート19を設けた場合には、両側面のい
ずれからもメダルの補給を受け得るようになるので、ス
ロットマシン10を設置する際の汎用性を十分に担保す
ることができる。
【0020】メインコントロール部17は、リール機構
部15およびメダル払出部16をはじめとしたスロット
マシン10各部の動作制御を行うもので、所定プログラ
ムを実行するCPU(Central Processing Unit)やその
所定プログラムを格納しているROM(Read Only Memo
ry)等を有したものである。また、電源供給部18は、
リール機構部15およびメダル払出部16をはじめとし
たスロットマシン10各部に対して、これらの動作に必
要となる電源を供給するものである。
【0021】ところで、このように構成されたスロット
マシン10の一側面側には、図3(a)に示すように、
メダル貸出機20が付設される。ここで、このメダル貸
出機20について説明する。メダル貸出機20は、その
メダル貸出機20への貨幣の投入を条件に、その投入
者、すなわちスロットマシン10の遊技者に対し、その
スロットマシン10のメダル投入口12へ投入可能なメ
ダルの貸出しを行うものである。
【0022】そのために、メダル貸出機20は、その前
面側に、遊技者による貨幣の投入があると、その投入額
に対応する枚数のメダルを払い出すメダル貸出口21を
有している。なお、メダル貸出口21は、払い出すメダ
ルを遊技者が手で一旦受け取るように構成された、いわ
ゆるヘルメット式のものであっても、あるいは払い出す
メダルをスロットマシン10のメダル受け皿13へ案内
する、いわゆるノズルシュート式のものであってもよ
い。
【0023】このようなメダル貸出口21からのメダル
の払い出しを行うために、メダル貸出機20の内部に
は、図3(b)に示すように、メダル貸出口21の背面
側に、メダル払出部22が設けられている。メダル払出
部22は、メダル貸出口21から払い出すためのメダル
を貯留しておくメダル払出ホッパー22aと、メダル払
出ホッパー22aが貯留しているメダルをそのメダル払
出ホッパー22aから受け取ってメダル貸出口21へ払
い出すメダル払出機構22bと、を備えている。なお、
メダル払出ホッパー22aには、このメダル払出ホッパ
ー22a内に所定枚数のメダルが貯留されているか否か
を検出するためのセンサ(ただし不図示)が設けられて
いる。このセンサは、スロットマシン10のメダル払出
ホッパー16aの場合と同様に、例えば接触型のスイッ
チ、非接触型の近接スイッチ、あるいは光電式のフォト
センサ等によって構成すればよい。
【0024】メダル払出ホッパー22aの上方には、メ
ダル補給口23aおよびメダル補給路23bが設けられ
ており、さらにメダル補給口23aにはメダル循環補給
装置との連通路23cが接続している。これにより、メ
ダル補給口23aおよびメダル補給路23bは、メダル
循環補給装置からのメダル補給を受け得るようになって
いる。
【0025】ただし、メダル補給路23bとメダル払出
ホッパー22aとの間には、メダル振り分け部24が配
設されている。メダル振り分け部24は、一方のメダル
送出口がメダル払出ホッパー22aに連通し、他方のメ
ダル送出口がスロットマシン10のメダル補給口19a
に連通している。すなわち、メダル振り分け部24で
は、詳細を後述するように、メダル補給口23aおよび
メダル補給路23bを介して補給されたメダルを、メダ
ル払出ホッパー22aに貯留させるか、あるいはスロッ
トマシン10のメダル払出ホッパー16aに貯留させる
かを切り替えるものである。なお、メダル振り分け部2
4は、メダル貸出機20に隣接するスロットマシン10
が複数ある場合に、各スロットマシン10のメダル払出
ホッパー16aに対してメダルを補給するものであって
もよい。
【0026】また、メダル貸出機20の内部には、貨幣
投入口の背面側にビルバリスタッカ25が、このビルバ
リスタッカ25とメダル払出ホッパー22aとの間に制
御部26が、それぞれ設けられている。ビルバリスタッ
カ25は、貨幣投入口に投入された貨幣の額を認識して
制御部26に通知するとともに、その投入された貨幣を
収納するためのものであり、制御部26は、メダル貸出
機20全体の動作制御を行うものである。
【0027】次に、本実施の形態のスロットマシン10
による処理動作、特にメダルの補給動作について説明す
る。スロットマシン10では、リール機構部15の各リ
ール15aをストップボタン11cで停止させた際にそ
れぞれの絵柄が当たりパターンに該当すれば、メダル払
出部16がその当たりパターンに応じた枚数のメダルを
メダル受け皿13へ払い戻す。ただし、メダル受け皿1
3へ払い戻しを重ねて行うと、メダル払出部16では、
メダル払出ホッパー16a内に貯留しているメダル枚数
が減少していく。そのために、スロットマシン10で
は、必要に応じてメダル払出ホッパー16aへのメダル
の補給を行わなければならない。
【0028】これは、スロットマシン10に隣接するメ
ダル貸出機20においても同様である。そこで、先ず、
スロットマシン10におけるメダルの補給動作の説明に
先立ち、メダル貸出機20におけるメダルの補給動作に
ついて説明する。メダル貸出機20では、貨幣投入口へ
の貨幣の投入があると、その旨の通知を受けた制御部2
6からの指示に従いつつ、メダル払出部22が貨幣投入
額に応じた枚数のメダルをメダル貸出口21から払い出
す。ただし、メダル貸出口21からの払い出しを重ねて
行うと、メダル払出ホッパー22a内に貯留しているメ
ダル枚数が減少していくために、メダル貸出機20で
は、必要に応じてメダル払出ホッパー22aへのメダル
の補給を行わなければならない。
【0029】このようなメダルの補給を、メダル貸出機
20では次のようにして行っている。メダル払出ホッパ
ー22aにはメダル貯留量を検出するためのセンサが設
けられているので、そのセンサによりメダル貯留量が所
定量よりも少なくなったことが検出されると、メダル払
出部22からその旨が通知された制御部26は、メダル
循環補給装置に対してメダルの補給を依頼する。この依
頼に応じてメダル循環補給装置からメダルが送られてく
ると、メダル貸出機20では、そのメダルをメダル補給
口23a、メダル補給路23bおよびメダル振り分け部
24を介して受け取り、そのメダルをメダル払出ホッパ
ー22a内に貯留する。そして、貯留量が所定量よりも
多くなると、制御部26は、メダルの補給停止を依頼す
る。このようにしてメダルの補給を行うことで、メダル
払出ホッパー22a内には、常に略一定量のメダルが貯
留されることになる。
【0030】これに対し、スロットマシン10では、メ
ダル払出ホッパー16aへのメダルの補給を、次のよう
にして行っている。メダル払出ホッパー16a内のメダ
ル貯留量が所定量よりも少なくなったことが、そのメダ
ル払出ホッパー16aに設けられたセンサにより検出さ
れると、メダル払出部16からその旨が通知されたメイ
ンコントロール部17は、メダル循環補給装置に対して
メダルの補給を依頼する。ただし、スロットマシン10
は、従来のものと異なり、メダル循環補給装置と直接連
通していない。そのため、メインコントロール部17
は、メダル循環補給装置に対して、隣接するメダル貸出
機20へのメダル補給を依頼するとともに、そのメダル
貸出機20に対してもメダルの補給を依頼する旨を通知
する。
【0031】メインコントロール部17からの通知を受
けたメダル貸出機20では、その通知に応じて、メダル
振り分け部24がメダル通過ルートの切り替えを行う。
例えば、メダル振り分け部24は、メダル補給路23b
に連なる案内路(ただし不図示)の位置を、電磁ソレノ
イド等の駆動手段を用いて移動させることによって、メ
ダル補給路23bからのメダルをメダル払出ホッパー2
2a側からスロットマシン10のメダル補給口19a側
に送出するように切り替える。
【0032】これにより、メインコントロール部17に
よるメダル補給依頼に応じてメダル循環補給装置から送
られてきたメダルは、連通路23cを介して隣接するメ
ダル貸出機20のメダル補給口23aにて受け取られた
後、メダル補給路23bおよびメダル振り分け部24を
介してスロットマシン10のメダル補給口19aへ送出
され、そのメダル補給口19aからメダル投入シュート
19によってメダル払出ホッパー16aまで案内され、
そのメダル払出ホッパー16a内に貯留される。そし
て、メダル払出ホッパー16a内のメダル貯留量が所定
量よりも多くなると、メインコントロール部17は、メ
ダルの補給停止を依頼する。このようにしてメダルの補
給を行うことで、メダル払出ホッパー16a内にも、常
に略一定量のメダルが貯留されることになる。
【0033】なお、メダル補給口19aへのメダル送出
のための切り替えを行うメダル振り分け部24には、メ
ダル補給口19a側へ送出したメダル枚数を計数する計
数器を設けてもよい。このような計数器を設ければ、メ
ダル振り分け部24からメダル補給口へ送出されたメダ
ル枚数、すなわちスロットマシン10のメダル払出ホッ
パー16aに補給されるメダル枚数が分かるようにな
る。この場合、スロットマシン10のメインコントロー
ル部17、メダル貸出機20の制御部26またはこれら
の上位装置であるホストコンピュータにおいては、スロ
ットマシン10のメダル払出ホッパー16aへのメダル
補給枚数を把握することにより、そのメダル払出ホッパ
ー16aに貯留されているメダル枚数を正確に管理でき
るようになるので、例えば不正行為によるメダルの抜き
取り等が発生しても、これを迅速に検出することができ
る。
【0034】以上のように、本実施の形態におけるスロ
ットマシン10は、請求項1に記載の発明の如く、メダ
ル補給口19aがスロットマシン10の側面側に向いて
設けられている。したがって、このスロットマシン10
では、メダル循環補給装置からのメダル補給に対応する
場合であっても、設置にあたってスロットマシン10自
身の奥行方向の大きさ以上のスペースを確保する必要が
なく、従来の背面側からメダル補給を行うものに比べ
て、多彩なレイアウトへの柔軟な対応が可能となる。ま
た、遊技場等内の通路幅等にも余裕を持たせることがで
きるので、遊技者が狭さを感じてしまうことなく遊技に
集中できるようになる。加えて、遊技場の店員等の作業
性低下も防止できるので、不正行為の発見等への迅速な
対応も可能になる。
【0035】さらに、このスロットマシン10は、メダ
ル補給口19aが側面側に向いていることから、機種交
換(変更)にあたって背面側における作業を従来よりも
削減することができ、結果としてその作業の容易化およ
び迅速化を実現することができる。しかも、交換する機
種同士の形状等が異なっていても、メダル補給口19a
の位置さえ略同一であれば、メダル補給を受けるための
インターフェース(例えばメダル貸出機20とのメダル
の受渡し)に変更を加える必要がないので、機種交換の
作業負荷が多大となってしまうのを抑制できる。
【0036】また、本実施の形態のスロットマシン10
は、メダル補給口19aが側面側に向いていることか
ら、隣接するメダル貸出機20からメダル補給を受け
る、といったことを行い得るようになる。すなわち、請
求項2に記載の発明の如く、メダル貸出機20が隣接し
て付設されるとともに、そのメダル貸出機20からメダ
ル補給を受けるようになっているので、メダル循環補給
装置からのメダルの自動補給に対応する場合であって
も、スロットマシン10自身がメダル循環補給装置に直
接連通する必要がない。したがって、メダル貸出機20
のみがメダル循環補給装置に連通していれば、これに隣
接するスロットマシン10側においてメダル循環補給装
置に連通することなくメダルの自動補給に対応し得るの
で、メダル循環補給装置との間の連通路を従来よりも簡
略化してそのコスト等を抑えることができる。これは、
特に多台数が並設された場合に、その効果が大きくな
る。
【0037】さらに、このスロットマシン10では、メ
ダル貸出機20からのメダル補給をメダル補給口19a
にて受けているので、そのメダル補給のために、従来の
ようなメダル補給筒やこれに連なる連通路等といった構
成を必要とすることがない。すなわち、メダル補給口1
9aとして側面側に開口を設けるだけでよいので、メダ
ル貸出機20との間のインターフェースの簡素化および
これに伴う低コスト化が期待できる。
【0038】なお、本実施の形態では、スロットマシン
10が隣接するメダル貸出機20からメダル補給を受け
る場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。すなわち、スロットマシン10は、
その側面側に向いているメダル補給口19aからメダル
補給を受けるものであれば、例えばメダル循環補給装置
から直接メダル補給を受けたり、あるいは他の装置(他
のスロットマシン等)からメダル補給を受けるものであ
ってもよく、これらの場合でも必要以上に奥行スペース
を確保することなく設置することができるようになる。
【0039】〔第2の実施の形態〕次に、請求項3に記
載の発明に係るスロットマシンについて説明する。ただ
し、ここでは、上述した第1の実施の形態の場合との相
違点についてのみ説明し、第1の実施の形態と同一の構
成要素については、同一の符号を与えてその説明を省略
するものとする。
【0040】図4(a)および(b)は、本発明に係る
スロットマシンの他の例の概略構成を示す説明図であ
る。図例の如く、本実施の形態におけるスロットマシン
10′は、その筐体14′内に、メダル貸出機20を備
えている。すなわち、スロットマシン10′の筐体1
4′内には、リール機構部15およびメダル払出部16
に加えて、メダル払出部22、メダル補給口23a、メ
ダル補給路23bおよびメダル振り分け部24が設けら
れており、さらにはそのメダル振り分け部24にメダル
受け取り側端(メダル補給口19a)が面するようにメ
ダル投入シュート19が設けられている。
【0041】したがって、このスロットマシン10′で
は、筐体14′の上面側に位置するメダル補給口23a
をメダル循環補給装置に連通させれば、メダル受け皿1
3へ払い戻すためのメダルと、メダル貸出口21から貸
し出すためのメダルとの双方について、選択的な補給を
行うことが可能となるので、第1の実施の形態で説明し
たように、必要以上に奥行スペースを確保することなく
設置することができる。しかも、メダル補給口23aの
みをメダル循環補給装置に連通させれば、メダルの払い
戻しと貸し出しとの双方に対応し得るので、メダル循環
補給装置との間の連通路を従来よりも簡略化してそのコ
スト等を抑えることができる。
【0042】さらに、このスロットマシン10′は、請
求項3に記載の発明の如く、同一の筐体14′内に、ス
ロットマシンとしての機能とメダル貸出機としての機能
を兼ね備えている。したがって、このスロットマシン1
0′では、例えばメインコントロール部17や電源供給
部18といったモジュールを、スロットマシン側とメダ
ル貸出機側とで共用することも可能になる。また、これ
と同様に、メダル払出部16のメダル払出ホッパー16
aとメダル払出部22のメダル払出ホッパー22aとを
一つにする、といったことも考えられる。このように、
モジュールを共用化した場合には、構成の簡素化に伴っ
て装置の小型化が実現でき、結果としてより一層の設置
スペースの有効活用を図れるようになる。しかも、構成
の簡素化に伴って、装置の低コスト化も実現できる。
【0043】また、このスロットマシン10′は、スロ
ットマシンとしての機能とメダル貸出機としての機能と
が同一の筐体14′内に設けられていることから、不正
行為の抑制にも好適なものとなる。すなわち、スロット
マシンとしての機能とメダル貸出機としての機能とを一
体化することで、スロットマシンに対する不正行為が行
い難くなることが期待できる。これは、それぞれの機能
が一体化されていれば、スロットマシンとしての機能に
対する不正行為であっても、その影響が双方の機能に及
ぶため、それぞれが別体に設けられている場合に比べ
て、異常な状態をより迅速に発見できる等の理由による
ものである。
【0044】なお、上述した第1および第2の実施の形
態においては、本発明をスロットマシン10,10′に
適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えばパチンコ玉の使用して
遊技を行うパチンコ機等であっても適用することが可能
である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の遊技機
は、遊技媒体の補給を受けるための媒体補給口が遊技機
本体の側面側に向いて設けられているので、設置にあた
ってその遊技機の奥行方向の大きさ以上のスペースを確
保する必要がなく、従来の自動補給対応のものに比べ
て、多彩なレイアウトへの柔軟な対応が可能となる。ま
た、遊技場等内の通路幅等にも余裕を持たせることがで
きるので、遊技者が狭さを感じたり、遊技場の店員等の
作業性が低下してしまうのを防止できる。さらには、例
えば遊技機の機種交換(変更)にあたって、背面側にお
ける作業を従来よりも削減できるので、その作業の容易
化および迅速化を実現できる。
【0046】また、本発明の遊技機は、媒体補給口が側
面側に向いていることから、例えば遊技機本体の側面に
遊技媒体貸出機等の他装置が隣接して配設された場合に
は、その他装置から媒体補給口を介して媒体貯留手段に
貯留すべき遊技媒体を受け取る、といったことを行い得
る。したがって、他装置が遊技媒体の自動補給に対応し
ていれば、これに隣接する遊技機側においてもその他装
置から遊技媒体を受け取って自動補給に対応することが
可能となるので、自動補給に対応するための遊技媒体の
連通路等を従来よりも簡略化してそのコスト等を抑える
ことができる。これは、特に多台数が並設された場合
に、その効果が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の実施の形態の一例の概略
構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す遊技機の外観の一例を示す説明図で
あり、(a)はその正面図、(b)はその側面図であ
る。
【図3】図1に示す遊技機に隣接される遊技媒体貸出機
の一例を示す説明図であり、(a)はその正面図、
(b)はその側断面図である。
【図4】本発明に係る遊技機の実施の形態の他の例の概
略構成を示す説明図であり、(a)はその正面図、
(b)はその側断面図である。
【符号の説明】
10,10′…スロットマシン(遊技機)、12…メダ
ル投入口、13…メダル受け皿、14,14′…筐体、
16…メダル払出部、16a…メダル払出ホッパー、1
6b…メダル払出機構、19…メダル投入シュート、1
9a…メダル補給口、20…メダル貸出機(遊技媒体貸
出機)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を投入して遊技する遊技機であ
    って、 前記遊技の結果に応じて遊技媒体の払い戻しを行う媒体
    払戻手段と、 前記媒体払戻手段が払い戻すための遊技媒体を貯留して
    おく媒体貯留手段と、 前記媒体貯留手段への遊技媒体の補給を受けるための媒
    体補給口とを備えるとともに、 前記媒体補給口は、遊技機本体の側面側に向いて設けら
    れていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記媒体補給口に隣接して前記遊技に必
    要となる遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出機が付
    設されるとともに、該遊技媒体貸出機から前記媒体補給
    口を介して前記媒体貯留手段に貯留する遊技媒体の補給
    を受けるように構成されたことを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体貸出機を遊技機本体の筐体
    内に備えることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082933A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Glory Ltd メダル貸し機、メダル貸し方法およびメダル貸しプログラム

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