JPH1134185A - 罫入れ装置 - Google Patents

罫入れ装置

Info

Publication number
JPH1134185A
JPH1134185A JP9198378A JP19837897A JPH1134185A JP H1134185 A JPH1134185 A JP H1134185A JP 9198378 A JP9198378 A JP 9198378A JP 19837897 A JP19837897 A JP 19837897A JP H1134185 A JPH1134185 A JP H1134185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anvil
crease
cardboard sheet
die board
rule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9198378A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takeuchi
孝之 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DAISUCHIILE KK
Nippon Die Steel Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DAISUCHIILE KK
Nippon Die Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DAISUCHIILE KK, Nippon Die Steel Co Ltd filed Critical NIPPON DAISUCHIILE KK
Priority to JP9198378A priority Critical patent/JPH1134185A/ja
Publication of JPH1134185A publication Critical patent/JPH1134185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏両方向に精度よく折曲げることができる
罫線を段ボールシートに割れを生じさせることなく形成
することができる罫入れ装置を提供する。 【解決手段】 平板状のアンビル1の上面に押罫2を取
付ける。ダイボード11の下面に、上記押罫2と同位置
に押罫12と、その両側に一対の補助押罫13を取付け
る。補助押罫13の高さを押罫12より低くし、アンビ
ル1とダイボード11の相対的な移動時に、両部材間に
供給される段ボールシートAを上下の押罫2、12によ
って押し潰し、ダイボード側押罫12による押し潰し時
に、その両側部を補助押罫13で押し潰して段ボールシ
ートAに割れが生じるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段ボールシート
に折曲げ用の罫線を形成する罫入れ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】角形胴体の開口を一対の内フラップおよ
び一対の外フラップによって閉じるようにした段ボール
シートから成る包装ケースに対して、缶ビール等の複数
の商品を自動的に詰め込む包装装置においては、上記外
フラップおよび内フラップのそれぞれを、角形胴体の外
周面から外方向に折曲がる位置まで外方向に折曲げたの
ち、胴体の開口から内部に商品を入れ、上記商品の詰め
込み後、内フラップおよび外フラップを内向きに折曲げ
て胴体の開口を閉じるようにしている。
【0003】上記包装ケースにおいては、内フラップお
よび外フラップのそれぞれを外方向および内方向の2方
向に折曲げる必要があるため、各フラップの折曲げ位置
には、内面および外面のそれぞれに、折れ筋となる罫線
を入れている。
【0004】上記罫線は、普通、段ボールシートから包
装ケースのブランクを打抜く段階で形成される。表裏両
面に罫線が入れられた段ボールシートとして、図8に示
したものが知られている。この段ボールシートA0 にお
いては、表面に1条の罫線B3 を入れ、その罫線B3
裏面に入れられた2条の罫線B4 間に配置している。い
ずれの罫線B3 、B4 も段ボールシートA0 を筋状に押
し潰すことにより形成されている。
【0005】上記段ボールシートA0 において、表面側
罫線B3 の右側部分を前記包装ケースのフラップとする
と、そのフラップは包装ケース内に商品を詰め込む前の
段階で段ボールシートA0 の裏面側に折曲げられ、商品
の詰め込み後、段ボールシートA0 の表面側に略90°
折曲げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記罫入り
段ボールシートにおいては、段ボールシートA0 を裏面
側に折曲げたとき、段ボールシートA0 は2条の罫線B
4 の一方を折れ筋として折れ曲がる。このとき、段ボー
ルシートA0 の折曲げ位置に折れ目が入るため、その部
分での強度は弱くなり、上記フラップを段ボールシート
0 の表面側に折曲げるとき、上記折れ目の位置で段ボ
ールシートA0 が折れ曲がるおそれがある。このため、
罫線B3 に沿っての折れ曲げの信頼性が低く、寸法精度
の高い良好な包装ケースを得ることができない。
【0007】この発明の課題は、段ボールシートを表裏
両方向に精度よく折曲げることができる罫線を段ボール
シートに割れを生じさせることなく確実に形成すること
ができる罫入れ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、平板状のアンビルと、その
アンビルに対向配置されたダイボードとを互に接近方向
に相対的に移動させ、その両部材の対向面それぞれに取
付けられた押罫によってアンビルとダイボード間に供給
される段ボールシートの表裏両面に罫入れを施す罫入れ
装置において、前記アンビル側の押罫とダイボード側の
押罫を同一平面上に配置し、ダイボード側の押罫の両側
に、その押罫より高さの低い一対の補助押罫を所要の間
隔をおいて取付けた構成を採用している。
【0009】また、アンビルシリンダと、外周に円弧状
のダイボードが取付けられたダイシリンダとを相反する
方向に回転し、上記アンビルシリンダの外周に取付けら
れた押罫とダイボードに取付けられた押罫によって両シ
リンダ間に供給される段ボールシートの表裏両面に罫入
れを施すロータリー式の罫入れ装置において、前記アン
ビルシリンダ側の押罫とダイボード側の押罫を同一面上
に配置し、ダイボード側の押罫の両側に、その押罫より
高さの低い一対の補助押罫を所要の間隔をおいて取付け
た構成を採用している。
【0010】ここで、補助押罫の押し込み時に段ボール
シートに割れが生じるのを防止するため、上記補助押罫
の先端に丸みをつけておくようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図7に基づいて説明する。
【0012】図1および図2に示すように、平板状のア
ンビル1の上方にはダイプレート10が対向配置されて
おり、アンビル1とダイプレート10は相対的に移動さ
れるようになっている。
【0013】アンビル1の上面には押罫2の一側に設け
た帯状のベース板3が接着による手段を介して取付けら
れている。
【0014】一方、ダイプレート10にはダイボード1
1が取付けられ、そのダイボード11に帯状の押罫12
と、その両側に帯状の一対の補助押罫13とが取付けら
れている。
【0015】押罫12と補助押罫13との間には、間隔
調整板14の組込みによって一定の間隔があけられてい
る。押罫12はアンビル側押罫2より高く、両押罫1
2、2は、同一垂直面上に配置されている。
【0016】一対の補助押罫13は押罫12を対称線と
して左右対称位置に設けられている。この補助押罫13
は押罫12より低く、その先端面と外側面の交差部に丸
み15がつけられている。
【0017】図5(I)、(II)は、アンビル側押罫2
の取付けの一例を示す。ここで、アンビル側押罫2のベ
ース板3の背面には粘着剤層4が設けられ、その表面に
離型紙5が接着されている。
【0018】上記押罫2には位置決め用定規20が粘着
テープ21を介して接着されている。位置決め用定規2
0は、上記押罫2が挿入される溝22を片面に有し、そ
の背面にはダイドボード側押罫12と補助押罫13間に
挿入される一対の突条23が設けられている。この一対
の突条23は押罫12を弾力的に挾持し得るようになっ
ている。
【0019】位置決め用定規20と押罫2の結合品は、
定規20に設けられた一対の突条23をダイボード側押
罫12と補助押罫13間に挿入することによってダイボ
ード11側に取付けられる。その取付け前または取付け
後に、離型紙5を剥離し、アンビル1とダイプレート1
0を相対的に近接する方向に移動させることにより、図
5(II)に示すように、アンビル1にベース板3が接着
される。
【0020】ベース板3の接着後、アンビル1とダイプ
レート10とを離反する方向に移動させることにより、
アンビル1側に押罫2および位置決め定規20が残る。
上記位置決め定規20を取り除くことによって、アンビ
ル1上面に対する押罫2の取付けが完了し、ダイボード
側の押罫12とアンビル側の押罫2とを同一垂直面上に
配置することができる。
【0021】段ボールシートAに対する罫入れに際して
は、アンビル1とダイボード11との間に段ボールシー
トAを供給した状態において、アンビル1とダイプレー
ト10とを接近する方向に相対的に移動させる。
【0022】図3は、アンビル1とダイプレート10と
を相対的に移動させた状態を示し、アンビル側の押罫2
は段ボールシートAを下面から筋状に押し潰し、その押
し潰し位置の両側部が補助押罫13によって押し潰され
る。
【0023】ここで、ダイボード11の補助押罫13を
省略し、押罫12のみによって段ボールシートAを押し
潰すと、段ボールシートAは押罫12によって局部的に
押し潰されるため、段ボールシートAに割れを生じるお
それがある。
【0024】しかし、実施の形態では、押罫12の両側
部に補助押罫13が設けられているため、押罫12が段
ボールシートAを押し潰すとき、その両側部が補助押罫
13によって押し潰されるので、段ボールシートAは局
部的に押し潰されず、割れを生じさせることなく罫入れ
を施すことができる。
【0025】図4は、罫入れ後の段ボールシートAを示
し、その段ボールシートAの上面には前記補助押罫13
による押し潰しによって所要幅寸法の押し潰し部aが形
成され、その押し潰し部aの中央に罫線B1 が設けられ
ている。一方、段ボールシートAの下面には上記罫線B
1 と対向する位置に、その罫線B1 より浅い罫線B2
形成されている。
【0026】上記のように、段ボールシートAの表裏両
面の同一位置に一対の罫線B1 、B2 を形成することに
より、その罫線B1 、B2 位置での強度は弱く、段ボー
ルシートAを裏面側又は表面側に折曲げることによって
段ボールシートAは、罫線B1 、B2 を折れ筋として折
れ曲がり、段ボールシートAをきわめて高精度に折曲げ
ることができる。
【0027】図6および図7は、この発明の他の実施の
形態を示し、アンビルシリンダ30上にはダイシリンダ
31が設けられ、両シリンダ30、31は矢印で示す方
向に回転される。
【0028】アンビルシリンダ30の外周には押罫32
の一側に設けられた帯状のベース板33が接着による手
段を介して取付けられている。
【0029】一方、ダイシリンダ31の外周には弧状の
ダイボード34が取付けられ、そのダイボード34には
上記押罫32に対向して押罫35が取付けられている。
また、ダイボード34には押罫35の両側に、その押罫
35より高さの低い一対の補助押罫36が所要の間隔を
おいて設けられ、各補助押罫36の先端面と外側面の交
差部に丸み37がつけられている。
【0030】上記の構成から成る罫入れ装置において
は、アンビルシリンダ30とダイシリンダ31とを矢印
で示す方向に回転させた状態において、その両シリンダ
30、31間に段ボールシートAを供給し、アンビルシ
リンダ30の外周に取付けた押罫32によって段ボール
シートAの下面に罫入れを施し、ダイボード34に取付
けた押罫35によって段ボールシートAの上面に罫入れ
を施すと共に、一対の補助押罫36によって罫入れ部の
両側部を押し潰す。
【0031】上記実施の形態においても、段ボールシー
トAの表裏両面の同一位置に一対の罫線B1 、B2 が形
成され、その罫線B1 、B2 の位置での強度は弱く、段
ボールシートAを裏面側又は表面側に折曲げることによ
って段ボールシートAは罫線B1 、B2 を折れ筋として
折れ曲がり、段ボールシートAをきわめて精度よく折曲
げることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、段
ボールシートの表裏同位置に罫線を入れることができる
ため、段ボールシートを表裏いずれの方向にもきわめて
精度よく折曲げることができ、折れ精度の優れた罫入り
段ボールシートを得ることができる。
【0033】また、一方の罫線の罫入れ時、その押罫の
両側に設けた一対の補助押罫によって段ボールシートを
押し潰すようにしたので、罫入れ時に、段ボールシート
に割れが生じるのを防止することができる。
【0034】さらに、補助押罫の先端に丸みをつけたこ
とにより、補助押罫の押し潰し位置において割れが生じ
るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る罫入れ装置の実施の形態を示す
斜視図
【図2】同上の分解斜視図
【図3】罫入れ状態を示す断面図
【図4】罫入れ後の段ボールシートを示す断面図
【図5】(I)、(II)はアンビル側押罫の取付けの状
態を段階的に示す断面図
【図6】この発明に係る罫入れ装置の他の実施の形態を
示す正面図
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図
【図8】従来の罫入り段ボールシートを示す断面図
【符号の説明】
1 アンビル 2 押罫 11 ダイボード 12 押罫 13 補助押罫 15 丸み 30 アンビルシリンダ 31 ダイシリンダ 32 押罫 34 ダイボード 35 押罫 36 補助押罫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のアンビルと、そのアンビルに対
    向配置されたダイボードとを互に接近方向に相対的に移
    動させ、その両部材の対向面それぞれに取付けられた押
    罫によってアンビルとダイボード間に供給される段ボー
    ルシートの表裏両面に罫入れを施す罫入れ装置におい
    て、前記アンビル側の押罫とダイボード側の押罫を同一
    平面上に配置し、ダイボード側の押罫の両側に、その押
    罫より高さの低い一対の補助押罫を所要の間隔をおいて
    取付けたことを特徴とする罫入れ装置。
  2. 【請求項2】 アンビルシリンダと、外周に円弧状のダ
    イボードが取付けられたダイシリンダとを相反する方向
    に回転し、上記アンビルシリンダの外周に取付けられた
    押罫とダイボードに取付けられた押罫によって両シリン
    ダ間に供給される段ボールシートの表裏両面に罫入れを
    施すロータリー式の罫入れ装置において、前記アンビル
    シリンダ側の押罫とダイボード側の押罫を同一面上に配
    置し、ダイボード側の押罫の両側に、その押罫より高さ
    の低い一対の補助押罫を所要の間隔をおいて取付けたこ
    とを特徴とする罫入れ装置。
  3. 【請求項3】 前記補助押罫の先端面に丸みをつけたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の罫入れ装置。
JP9198378A 1997-07-24 1997-07-24 罫入れ装置 Pending JPH1134185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198378A JPH1134185A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 罫入れ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198378A JPH1134185A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 罫入れ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1134185A true JPH1134185A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16390131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9198378A Pending JPH1134185A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 罫入れ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1134185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6109996B1 (ja) * 2016-05-31 2017-04-05 和久 二家 伸び代部を設け、2本のクリーズ罫線の間隔の幅を両面段ボールシートの段山ピッチの間隔と等しい間隔とする打ち抜き方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6109996B1 (ja) * 2016-05-31 2017-04-05 和久 二家 伸び代部を設け、2本のクリーズ罫線の間隔の幅を両面段ボールシートの段山ピッチの間隔と等しい間隔とする打ち抜き方法
JP2017213753A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 和久 二家 伸び代部を設け、2本のクリーズ罫線の間隔の幅を両面段ボールシートの段山ピッチの間隔と等しい間隔とする打ち抜き方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3486262B2 (ja) 罫押用溝形成体および罫押し罫線
CN112123863A (zh) 卡纸来料的预折方法、卡盒的预折工艺和卡盒的预折装置
JPH1134185A (ja) 罫入れ装置
JPH1110753A (ja) 段ボール紙の折曲げ用罫線および罫入れ装置
JP2004188751A (ja) 罫線入れ装置
JP3696756B2 (ja) 罫線形成体
JPH0970905A (ja) 段ボール紙の折り曲げ罫線及びその形成装置
JP3041886U (ja) 打抜型
JP3132946U (ja) 折り罫成型シート
JP4190793B2 (ja) 段ボールを折曲げる際の折曲用罫線補強部材
JP2005263228A (ja) 蓋付き容器用紙製カバー
CN212268085U (zh) 一种无粘胶折压成型包装件
JPH10249958A (ja) 罫線形成体および罫線形成方法
JPH03281236A (ja) 罫押し用溝形成材
JP2002248695A (ja) 液体用紙容器の製造方法およびその液体用紙容器
JPS6027657Y2 (ja) 段ボ−ル紙
JPH10286892A (ja) 罫線形成体
JP2000085032A (ja) 製函時におけるシートの逆折り曲げ方法
JP3042309U (ja) 打抜型および罫線形成体
JP4311229B2 (ja) 折り畳み可能な蓋付き容器用紙製カバー
JP3065211U (ja) 段ボ―ルを折曲げる際の折曲用罫線補強部材
JP2504620B2 (ja) 罫押し用溝形成材
JPS582740Y2 (ja) カ−トン用ブランク板
JP2552342Y2 (ja) 胴部接続用フラップを改良したダンボ−ル容器
JPS6317035A (ja) 段ボ−ル紙の折り目形成装置