JPH11341431A - 複数映像再生装置及び複数映像再生方法 - Google Patents

複数映像再生装置及び複数映像再生方法

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JPH11341431A
JPH11341431A JP10141588A JP14158898A JPH11341431A JP H11341431 A JPH11341431 A JP H11341431A JP 10141588 A JP10141588 A JP 10141588A JP 14158898 A JP14158898 A JP 14158898A JP H11341431 A JPH11341431 A JP H11341431A
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identification signal
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Kenji Nakajima
健治 中島
Akira Daimatsu
彰 大松
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ID信号のフォーマットが異なる記録テープ
を再生して必要な映像信号を取り出すことができる複数
映像再生装置を提供する。 【解決手段】 識別信号を登録する登録手段を設けてお
き、この登録手段に登録されている識別信号の中から、
ビデオテープに記録された識別信号に対応するモードを
選択し、選択されたモードに対応した周期のクロックを
生成し、前記ビデオテープにフレームまたはフィールド
単位で記録された識別信号を順次、前記クロックに従っ
て取り込み、取り込まれた過去の識別信号と最新の識別
信号との一致、不一致を比較し、その一致した過去の識
別信号と最新の識別信号との間の経過フレーム数または
フィールド数に基づいて、撮像装置の台数に相当する撮
像映像数を特定し、その撮像映像数を参照して、特定の
映像信号を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視カメラシステ
ムのフレームスイッチャ等で記録された複数映像を再生
する複数映像再生装置及び複数映像再生方法に関し、特
に複数映像に重畳された識別信号に対応した特定の映像
を再生する複数映像再生装置及び複数映像再生方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、金融機関や工場、店舗等の省人数
化、無人化が進むなか、これら施設に対するセキュリテ
ィの重要性が高まってきている。このような状況の下、
監視カメラシステムとして、複数のカメラ映像を、1台
のビデオテープレコーダ(以下VTR)に時分割で多重
記録するシステムが普及している。
【0003】図15は、従来の一般的な監視カメラシス
テムの構成を示す図である。
【0004】この監視カメラシステムは、マルチプレク
サから成るフレームスイッチャ201を備えている。こ
のフレームスイッチャ201には、テレビジョンのNT
SC(National Television System Commitee )方式に
則り撮像を映像信号に変換する複数台の監視用ビデオカ
メラ200のほか、1台のVTR202と、メインモニ
タ203及びスポットモニタ204とが接続されてい
る。
【0005】VTR202は、ビデオカメラ200の映
像を磁気テープに間欠記録または標準記録する機能を有
し、該VTR202に記録された映像は、メインモニタ
203及びスポットモニタ204によって画面表示され
る。
【0006】フレームスイッチャ201は、テレビジョ
ンのNTSC方式に則り、フレームまたはフィールド単
位で複数カメラ映像を切換え、VTR202へ映像信号
を出力する。VTR202へ送られる切換え複数カメラ
映像には、識別のためのID信号が重畳される。すなわ
ち、フレームスイッチャ201は、複数台のカメラ20
0から出力されたカメラ映像信号を1台のVTR202
に多重記録するための制御を行うもので、非同期(同
期)の複数のカメラ映像信号に対して、最小フィールド
である1/60秒毎に同期合わせを行い、さらに記録日
時やカメラの属性などを表すID信号を挿入して切り換
えることで、時分割多重映像信号を作り、VTR202
に録画を行う。
【0007】そして、再生時には、上記の記録されたI
D信号を基に、必要な映像信号を記録したフィールドだ
け映像メモリに取り込み、この映像メモリで映像を補間
しながらメインモニタ203またはスポットモニタ20
4を使用して特定カメラの映像を再生している。
【0008】このように、従来のフレームスイッチャ
は、複数のカメラの映像信号にID信号を重畳してVT
Rに記録し、再生時に前記ID信号を用いて特定カメラ
の映像のみを取り出すように動作するが、かかる技術
は、特開平9−154103号公報等で開示されている
ように既に一般的に知られている。
【0009】次に、上述したID信号を映像信号に重畳
する手法を、図16と図17(a),(b),(c)の
波形図を参照して説明する。
【0010】図16は、NTSC方式の映像信号とその
同期関係を示す波形図である。図17(a),(b),
(c)は、ID信号を重畳した従来例を示す波形図であ
る。
【0011】NTSC方式では、飛越走査(インターレ
ース)によって水平方向に525回走査して1枚の画面
を作成する。すなわち、まず262.5回(半分の走査
数)で粗く画面を作り(1フィールド目)、その後、残
りの262.5回の走査により、前回の走査線(ライ
ン)の間に挿入するように走査することで(2フィール
ド目)、1枚の画面を構成する(2フィールド=1フレ
ーム)。従って、走査線は1フィールド当たり262.
5本必要となる。そして、垂直同期パルスと水平同期パ
ルスにより送像側と受像側とで走査タイミングを合わせ
るようにしている。
【0012】図16に示すように、垂直同期パルスVS
P間が1フィールドであり、その間は、水平同期パルス
HSPが1走査線に対応して63.5μs(1H)毎に
立ち下がる。つまり、水平同期パルスHSPが1フィー
ルド分262.5個続いた後、垂直同期パルスはVSP
が入り、再び次のフィールドが開始される。
【0013】前回フィールドの映像信号の終端から等化
パルス期間を経て垂直同期パルスが立ち下がり、次の垂
直同期パルスが立ち下がるまでの間に、映像信号VDが
送られる。そして、上述したID信号は、垂直同期パル
スと映像信号との間の垂直ブランキング期間に重畳され
ている。
【0014】具体的には、図17(a)の例では、前回
フィールドの映像信号終端部分に対応した走査線から1
6番目の走査線の1H期間に、前記ID信号として、ス
タートビット301に続いて偶数/奇数フィールド識別
用ビット302、5ビットのIDコード303、及びア
ラームオン/オフ識別用ビット304が、順次配置され
ている(1ビット=約4μs)。そして、これに続く、
17番目から24番目までの8本の走査線に対応した各
1H期間において、前記IDコードがそれぞれ送られ
る。本例では、5ビットのIDコードを設けているの
で、32台のカメラの中から特定カメラの映像信号を得
ることが可能である。
【0015】図17(b)の例では、前回フィールドの
映像信号終端部分に対応した走査線より13番目から2
5番目までの13本の走査線の各1H期間に、それぞれ
4ビットのIDコード401が配置されている(1ビッ
ト=約6μs)。本例では、4ビットのIDコードを配
置しているので、16台のカメラの中から特定カメラの
映像信号を得ることが可能である。なお、図中の402
はスタートビットである。
【0016】図17(c)の例では、前回フィールドの
映像信号終端部分に対応した走査線より17番目から2
4番目までの8本の走査線に対応した各1H期間に、3
ビットのIDコード501が配置されている(1ビット
=約4.8μs)。本例では、3ビットのIDコードを
配置しているので、8台のカメラの中から特定カメラの
映像信号を得ることが可能である。なお、図中の502
はスタートビット(2.2μs)である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフレームスイッチャでは、各社独自のID信号のフ
ォーマットを用いているため、記録に使用したフレーム
スィッチャで再生しないと必要な映像信号を再生するこ
とができない。そのため、例えば複数の店舗を経営して
いる場合において、各店舗の記録テープを統括本部で再
生する際に、各店舗の監視カメラシステムの機材が統一
されていないと、再生用フレームスイッチャの機種が記
録機と同等でないことがあり、その結果、再生できない
記録テープが出でくることがあった。
【0018】また、監視用カメラからの映像をVTRに
よって24時間常時記録し続けるのが通常の使用形態で
あるが、再生時には、一旦記録を中止するか、同一のフ
レームスイッチャを別に用意する等の不便な状況があっ
た。
【0019】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、ID信号のフ
ォーマットが異なる記録テープを再生して必要な映像信
号を取り出すことができる複数映像再生装置及び複数映
像再生方法を提供することにある。また、その他の目的
は、記録方式の特定が不可能なID信号が記憶されたビ
デオテープを再生して必要な映像信号を取り出すことが
できる複数映像再生装置及び複数映像再生方法を提供す
ることにある。さらにその他の目的は、ID信号が認識
できない、またはID信号が記録されていないビデオテ
ープを再生して必要な映像信号を取り出すことができる
複数映像再生装置及び複数映像再生方法を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の特徴は、複数の撮像装置から
の出力映像信号をフレームまたはフィールド単位で切り
換え、この切り換え複数映像にそれぞれ識別信号を重畳
して生成した多重映像信号が記録されたビデオテープか
ら前記多重映像信号を取り込み、この多重映像信号中か
ら前記識別信号に応じた特定の映像信号を再生する複数
映像再生装置において、識別信号を登録する識別信号登
録手段と、前記識別信号登録手段に登録されている識別
信号の中から、前記ビデオテープに記録された識別信号
に対応するモードを選択するモード選択手段と、前記モ
ード選択手段によって選択されたモードに対応した周期
のクロックを生成するクロック生成手段と、前記ビデオ
テープにフレームまたはフィールド単位で記録された識
別信号を順次、前記クロックに従って取り込む識別信号
取り込み手段と、前記識別信号取り込み手段によって取
り込まれた過去の識別信号と最新の識別信号との一致、
不一致を比較する比較手段と、前記比較手段で一致した
過去の識別信号と最新の識別信号との間の経過フレーム
数またはフィールド数に基づいて、前記撮像装置の台数
に相当する撮像映像数を特定する撮像映像数特定手段
と、前記撮像映像数を参照して、特定の映像信号を再生
する映像再生手段とを備えたことにある。
【0021】請求項2記載の特徴は、複数の撮像装置か
らの出力映像信号をフレームまたはフィールド単位で切
り換え、この切り換え複数映像にそれぞれ識別信号を重
畳して生成した多重映像信号が記録されたビデオテープ
から前記多重映像信号を取り込み、この多重映像信号中
から前記識別信号に応じた特定の映像信号を再生する複
数映像再生装置において、所定の周期に設定されたサン
プリング用の第1のクロックを生成する第1のクロック
生成手段と、前記ビデオテープにフレームまたはフィー
ルド単位で記録された識別信号を順次、前記第1のクロ
ックに従ってサンプリングして識別データとして出力す
るサンプリング手段と、前記識別データの最短ビット長
を検出する最短ビット長検出手段と、前記最短ビット長
に基づいて第2のクロックを生成する第2のクロック生
成手段と、前記ビデオテープにフレームまたはフィール
ド単位で記録された識別信号を順次、前記第2のクロッ
クに従って取り込む識別信号取り込み手段と、前記識別
信号取り込み手段によって取り込まれた過去の識別信号
と最新の識別信号との一致、不一致を比較する比較手段
と、前記比較手段で一致した過去の識別信号と最新の識
別信号との間の経過フレーム数またはフィールド数に基
づいて、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数を特
定する撮像映像数特定手段と、前記撮像映像数を参照し
て、特定の映像信号を再生する映像再生手段とを備えた
ことにある。
【0022】請求項3記載の発明の特徴は、複数の撮像
装置からの出力映像信号をフレームまたはフィールド単
位で切り換え、この切り換え複数映像にそれぞれ識別信
号を重畳して生成した多重映像信号が記録されたビデオ
テープから前記多重映像信号を取り込み、この多重映像
信号中の前記識別信号に応じた特定の映像信号を映像メ
モリに書き込んで再生する複数映像再生装置において、
前記切り換え複数映像の再生画面を参照して予測され
た、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数をセット
する撮像映像数セット手段と、前記撮像映像数分のフレ
ームまたはフィールド数毎に、所定フレーム分の画像を
前記映像メモリに書き込む画像書き込み手段と、前記映
像メモリに書き込む画像の位置を進相または遅相させる
画像送り/戻し手段とを備えたことにある。
【0023】請求項4記載の発明の特徴は、上記請求項
1乃至請求項3記載の発明において、前記ビデオテープ
から取り込まれた多重映像信号を、そのまま外部のモニ
タへ出力する構成にしたことにある。
【0024】請求項5記載の発明の特徴は、上記請求項
1乃至請求項4記載の発明において、外部のモニタで単
一画面または多分割画面に表示するように前記特定の映
像信号を再生することにある。
【0025】請求項6記載の発明の特徴は、複数の撮像
装置からの出力映像信号をフレームまたはフィールド単
位で切り換え、この切り換え複数映像にそれぞれ識別信
号を重畳して生成した多重映像信号が記録されたビデオ
テープから前記多重映像信号を取り込み、この多重映像
信号中から前記識別信号に応じた特定の映像信号を再生
する複数映像再生方法において、識別信号を登録する識
別信号登録手段を設けておき、前記識別信号登録手段に
登録されている識別信号の中から、前記ビデオテープに
記録された識別信号に対応するモードを選択し、選択さ
れたモードに対応した周期のクロックを生成し、前記ビ
デオテープにフレームまたはフィールド単位で記録され
た識別信号を順次、前記クロックに従って取り込み、取
り込まれた過去の識別信号と最新の識別信号との一致、
不一致を比較し、その一致した過去の識別信号と最新の
識別信号との間の経過フレーム数またはフィールド数に
基づいて、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数を
特定し、その撮像映像数を参照して、特定の映像信号を
再生することにある。
【0026】請求項7記載の発明の特徴は、複数の撮像
装置からの出力映像信号をフレームまたはフィールド単
位で切り換え、この切り換え複数映像にそれぞれ識別信
号を重畳して生成した多重映像信号が記録されたビデオ
テープから前記多重映像信号を取り込み、この多重映像
信号中から前記識別信号に応じた特定の映像信号を再生
する複数映像再生方法において、所定の周期に設定され
たサンプリング用の第1のクロックを生成する第1のク
ロック生成手段を設けておき、前記ビデオテープにフレ
ームまたはフィールド単位で記録された識別信号を順
次、前記第1のクロックに従ってサンプリングして識別
データとして出力し、前記識別データの最短ビット長を
検出し、前記最短ビット長に基づいて第2のクロックを
生成し、前記ビデオテープにフレームまたはフィールド
単位で記録された識別信号を順次、前記第2のクロック
に従って取り込み、取り込まれた過去の識別信号と最新
の識別信号との一致、不一致を比較し、その一致した過
去の識別信号と最新の識別信号との間の経過フレーム数
またはフィールド数に基づいて、前記撮像装置の台数に
相当する撮像映像数を特定し、その撮像映像数を参照し
て、特定の映像信号を再生することにある。
【0027】請求項8記載の発明の特徴は、複数の撮像
装置からの出力映像信号をフレームまたはフィールド単
位で切り換え、この切り換え複数映像にそれぞれ識別信
号を重畳して生成した多重映像信号が記録されたビデオ
テープから前記多重映像信号を取り込み、この多重映像
信号中の前記識別信号に応じた特定の映像信号を映像メ
モリに書き込んで再生する複数映像再生方法において、
前記切り換え複数映像の再生画面を参照して予測され
た、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数をセット
し、前記撮像映像数分のフレームまたはフィールド数毎
に、所定フレーム分の画像を前記映像メモリに書き込む
ことにある。
【0028】請求項9記載の発明の特徴は、上記請求項
8記載の発明において、外部操作により、前記映像メモ
リに書き込む画像の位置を進相または遅相させることに
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる複数映像再
生装置及び複数映像再生方法装置の実施形態について説
明する。
【0030】図1は、本発明の実施形態に係る複数映像
再生装置であるフレームスイッチャ再生装置の全体構成
を示すブロック図である。
【0031】このフレームスイッチャ再生装置は、VT
Rの記録映像信号を再生するための再生専用スイッチャ
として機能するもので、装置全体の動作を制御するCP
U11と、制御プログラム等を格納するROM12と、
CPU11のワークエリアとして機能し、各種データを
記憶するRAM13とを備えている。これらは、データ
バスDATA及びアドレスバスADRSを介して相互に
接続されている。
【0032】ここで、ROM12に格納されるプログラ
ムには、後述する図7、図8、図10、図11、図12
及び図13のフローチャートに示す制御手順を実現する
ためのプログラムも含んでいる。また、RAM13に
は、各機種独自のID信号のフォーマット形態を多数記
憶するエリアのほか、後述する図8のフローチャートに
示す処理で使用する入力IDコード記憶用のエリアも設
けられている。さらに、CPU11には、図8のフロー
チャートの処理で使用するために、撮像カメラの台数に
関するデータを記憶するカメラ台数レジスタが設けられ
ている。
【0033】さらに、データバスDATA及びアドレス
バスADRSには、メモリ書き込みタイミング制御回路
14が接続されている。このメモリ書き込みタイミング
制御回路14によって、CPU11の指示に従って画像
データメモリ24(後述する)に対する書き込みタイミ
ング制御が行われる。
【0034】一方、VTRより出力された映像信号は、
映像入力端子20より入力され、アンプ21を介してデ
コーダ・A/D変換回路22で、デコード後にA/D変
換される。そして、回路22より出力された8ビットの
映像信号、クロックCLK(13.5MHz)、水平同
期パルスHSP及び垂直同期パルスVSPが信号処理回
路23へ供給される。
【0035】信号処理回路23では、クロックCLK、
水平同期パルスHSP及び垂直同期パルスVSPで同期
をとりながら、8ビット映像信号からID信号を抽出す
ると共に、8ビット映像信号に対して、画像データメモ
リ24を記憶するために所定の加工を施し、画像データ
として出力する。
【0036】この画像データは、前記メモリ書き込みタ
イミング制御回路14からの書き込み制御用の信号RC
K,RRS,CGR,に基づいて、画像データメモリ2
4に記憶される。信号RCKはリード用のクロックであ
り、信号RRSは読み出しのスタートポイントを設定す
るための信号であり、信号CGRは飛し読みを行うため
の信号である。
【0037】さらに、信号処理回路23からは、抽出さ
れたID信号がIDコントロール回路30及びシリアル
/パラレル変換回路15へ出力され、加えてRH信号、
RV信号及びCLK信号がIDコントロール回路30及
びメモリ書き込みタイミング制御回路14へ出力される
ようになっている。これによって、IDコントロール回
路30は、RH信号、RV信号及びCLK信号に同期し
て、CPU11の制御によってSPCLK信号とFIF
Ow信号を生成する(図2で詳細に説明する)。メモリ
書き込みタイミング制御回路14は、RH信号、RV信
号及びCLK信号に同期して、画像データメモリ24に
対する書き込みタイミング用の制御信号を生成する。
【0038】シリアル/パラレル変換回路15は、前記
信号処理回路23で抽出されたID信号を前記SPCL
K信号に従ってシリアル/パラレル変換し、FIFOメ
モリ16は、シリアル/パラレル変換回路15からの8
ビットパラレルデータ(IDデータ)を前記FIFOw
信号に同期して書き込む。なお、FIFOメモリ16
は、CPU11のデータバスDATAに接続され、CP
U11とのデータのやり取りが可能になっている。
【0039】そして、画像データメモリ24に記憶され
た画像データは、メモリ読み出しコントロール回路41
から出力される各制御信号CGR,RRS,RCKによ
って読み出され、エンコーダ・D/A変換回路42でD
/A変換後にエンコードされれて、アンプ43を介して
映像出力端子50よりモニタへ出力される。
【0040】図2は、図1に示したIDコントロール回
路30の要部構成を示すブロック図であり、図3は、そ
の主要部の信号の波形図である。
【0041】このIDコントロール回路30は、プログ
ラマブルカウンタ31、1/13カウンタ32、及び1
/135カウンタ33を有し、これらの入力データとし
て13.5MHzのクロックCLKが入力される。プロ
グラマブルカウンタ31は、CPU11の制御によって
回路構成を変更することが可能なカウンタであり、1/
13カウンタ32は、クロックCLKに対して1/13
カウントを行い、1/135カウンタ33は、クロック
CLKに対して1/135カウントを行う。そして、こ
れらは、各カウンタ31,32,33は、前記RH信号
に従ってカウント結果をクリアする。ここで、RH信号
は、水平同期パルスHSP等の生成基準となる信号であ
る。
【0042】プログラマブルカウンタ31からは、CP
U11の制御により、各ID信号に対応して最適化され
た周期の最適化SPCLKが出力され、1/13カウン
タ32からは、パルス幅が約1μsec(963nse
c)である1μsCLKが出力される。そして、その各
出力はCPU11によって制御される切り換えスイッチ
34によって切り換えられ、最適化SPCLKまたは1
μsCLKが、SPCLK信号としてシリアル/パラレ
ル変換回路15のクロックとなる。ここで、1μsCL
KのSPCLK信号は、後述のモード15の処理で必要
となるID信号サンプリング用クロックとして使用され
るものである(図3参照)。
【0043】一方、1/135カウンタ33の出力は、
フリップフロップ37に一旦保持され、RH信号に同期
して出力される。その結果、フリップフロップ37の出
力は、水平同期パルスHSPの立ち下がりに同期する1
0μs幅のGATE信号となり(図3参照)、1/13
カウンタ32に出力側に接続された1/8カウンタ35
をクリアする。1/8カウンタ35の入力と出力はAN
Dゲート36の入力データとされ、そのANDゲート3
6の出力が、約8μs間隔で1μs幅の前記FIFOw
信号(図3参照)となる。
【0044】なお、前述したようにID信号は、垂直同
期パルスと映像信号との間の垂直ブランキング期間に複
数ライン分に亘って重畳され、図3では、1ライン(1
H)分のIDデータが示されている。また、図3中のB
Tはバースト信号であり、水平同期パルスHSPの直後
に出現し、カラー信号用の同期に使用される。また、本
IDコントロール回路30は、CPU11の制御を受け
ることから、アドレスバスADRSを通してCPU11
から送られてくるアドレス信号を解読するデコーダ(図
示省略)も内蔵されている。
【0045】図4(a),(b)は、本実施形態のフレ
ームスイッチャ再生装置の表面及び裏面のパネルの外観
を示す図であり、同図(a)は表面パネルを示し、同図
(b)は裏面パネルを示している。
【0046】まず、表面パネルには、図4(a)に示す
ように、電源スイッチ60の他に、カメラ番号スイッチ
61、フリーズスイッチ62、1画面スイッチ63、分
割画面スイッチ64、バイパス・オペレートスイッチ
(BY‐PASS/0PERATE)65、及び設定スイッチ66が配
置されている。
【0047】カメラ番号スイッチ61は、1〜16のカ
メラ番号として再生映像を切替えるために使用し、設定
スイッチ66によるモード設定時には各種記録方式を選
択するためのスイッチとしても利用される。フリーズ・
スイッチ62は、映像を静止させるためのスイッチであ
り、映像静止中(LEDが点灯中)に押すと解除され
る。
【0048】1画面スイッチ63は、4分割画面を通常
の1映像、1画面出力に切替えるためのスイッチであ
り、再生時にはこのスイッチ63を3秒間押し続ける
と、入力映像を3秒間毎に切替えて出力するシーケンシ
ャル再生モードとなる。4分割画面スイッチ64は、画
面を4分割にして4つの映像を同時に出力するためのス
イッチである。
【0049】バイパス/オペレートスイッチ65は、入
力映像を本再生装置に通さず、直接モニタに出力させる
ためのスイッチであり、バイパス中はLEDが消灯す
る。バイパス状態で押すとオペレート状態に戻りLED
は点灯する。
【0050】設定スイッチ66は、本機の動作モードを
切替えるためのスイッチであり、動作モードとしては、
ビデオテープを再生するための通常モードと、4分割画
面を設定するための4分割モードと、各種記録方式を選
択するための選択モードとがある。
【0051】本再生装置において4分割画面再生を行う
には、4分割画面スイッチ64を押す。これによって同
時に4台のカメラ映像を見ることができる。4画面構成
の変更する場合は、まず、設定スイッチ66を4分割に
セットする。すると、カメラ番号スイッチ61のカメラ
番号1〜16のうち、4つのLEDが点灯する。続い
て、設定したいカメラ番号を改めて4つ押すことによ
り、4分割画面構成を設定し直すことができる。
【0052】この時、図5(a),(b)に示すように
画面は、カメラ番号の小さい順に並ぶ。図5(a)は、
カメラ番号4,7,11,13を選択したときの画面構
成を示し、図5(b)は、カメラ番号2,4,7,8を
選択したときの画面構成を示す。
【0053】また、表面パネルには、特殊モード(モー
ド16)用に、カメラ数スイッチ71、フィールド/フ
レーム(FIELD /FRAHE )切り換えスイッチ72、送り
スイッチ73、及び戻しスイッチ74が配置されてい
る。
【0054】カメラ数スイッチ71は、特殊モード時に
入力カメラ映像数を設定するためのロータリースイッチ
である。切り換えスイッチ72は、記録方式が不明なビ
デオテープの場合に再生方式を切り換えるためのスイッ
チであり、各社の記録方式に対応した3タイプ(FIELD
、FRAHE1、FRAHE2)から選択するようになっている。
【0055】送りスイッチ73は、特殊モード時に入力
映像を送り切り換えるためのスイッチであり、戻しスイ
ッチ74は、特殊モード時に入力映像を戻し切替えるた
めのスイッチである。
【0056】一方、図4(b)に示すように、裏面パネ
ルには、電源ソケット81と、映像入力端子(VIDEO I
N)20と、映像出力端子(VIDEO OUT)50,51とが
配置されている。電源ソケット81は、電源AC100
Vの供給用のソケットであり、映像入力端子20は、V
TRの出力端子に接続する端子であり、映像出力端子5
0,51は、モニタの入力端子に接続する映像出力端子
であり、映像出力端子51の方はバイパス/オペレート
スイッチ65に対応していない。
【0057】図6は、本実施形態のフレームスイッチャ
再生装置を用いたVTR再生システムの構成を示す図で
ある。
【0058】図中の100は、上述した本実施形態のフ
レームスイッチャ再生装置である。このフレームスイッ
チャ再生装置100の映像入力端子20には、VTR9
0から出力された映像信号が入力され、映像出力端子5
0には、モニタ110の入力端子が接続されている。
【0059】かかるVTR再生システムは、例えば複数
の店舗を経営している場合においては各店舗を統括する
統括本部に設置される。各店舗の監視カメラシステム
(図15参照)で記録されたビデオテープ90−1,9
0−2,…,90−nは、VTR90にセットされ、本
VTR再生システムで再生される。ここで、各店舗にお
ける監視カメラシステムのフレームスイッチャは機種が
統一されていないものとし、これら不統一のフレームス
イッチャを使用して映像が記録されたビデオテープの再
生動作について、以下、具体的に説明する。
【0060】ここで、本実施形態の再生モードとして
は、モード1からモード14までは、機種の明確な記録
機(フレームスイッシャ)で記録したビデオテープを再
生する場合の手動モードであり、RAM13には、モー
ド1からモード14まで各モードに対応した各機種独自
のID信号のフォーマット形態が予め登録されている。
モード15は、IDフォーマットがRAM13に登録さ
れているか否かに関係なく、ビデオテープを再生する自
動モードである。モード16は、ID信号が認識できな
いビデオテープを再生可能にする特殊モードとなってい
る。設定スイッチ66をモードに設定した後、CPU1
1は、図7のフローチャートに示すように、選択された
モードを検出するルーチンをスタートさせる。このルー
チンでは、モード設定がモード1〜16のいずれである
かの判定を行う判定処理がステップS1,S2,S3,
…,S16とあり、それが肯定(YES)となったとき
に、ステップS21,S22,S23,…,S26で、
それぞれ対応したモード1〜16の処理を行う。
【0061】[A]手動モードの再生動作(モード1〜
モード14) この手動モードは、ID信号のフォーマットが違うもの
の、機種が明確なフレームスイッシャで記録したビデオ
テープを再生する場合に用いる。
【0062】まず、ビデオテープをVTR90にセット
し、再生装置100の設定スイッチ66をモードに設定
する。すると、カメラ番号スイッチ1〜16までのLE
Dの内1個が点滅点灯するので、このとき、ビデオテー
プの記録に使用したフレームスイッチャの機種に合わせ
てモードをカメラ番号スイッチ1〜14の中から選択し
て押下する。その結果、その選択されたモード番号のL
EDが点滅し、モード設定が完了となる。
【0063】例えば、この手動方法でモード1が設定さ
れた場合には、ステップS1でモード1であるか否かの
判定が肯定(YES)となり、ステップS21でモード
1の処理(図8)が開始される。
【0064】図8は、CPU11で実行されるモード1
の処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0065】まず、ステップS31において、CPU1
1は、予めRAM13に記憶されているモード1用ID
信号のフォーマット形態を参照し、プログラマブルカウ
ンタ31を制御してモード1用ID信号に対応した周期
のSPCLK信号を生成する。モード1においては、切
り換えスイッチ34がプログラマブルカウンタ31側に
切り換えられているので、当該SPCLK信号はシリア
ル/パラレル変換回路15のクロックとして出力され
る。その結果、FIFOメモリ16にはモード1に対応
した機種の8ビットのIDデータ(パラレルデータ)が
記憶される。
【0066】次のステップS32では、撮像カメラの台
数に関するデータを記憶するカメラ台数レジスタと、入
力IDコードを記憶するRAMエリアとをクリアしてお
く。そして、ステップS33において、CPU11はF
IFOメモリ16中のIDデータを取り込み、さらにス
テップS34で、そのIDデータ中における“0”,
“1”のパターン(スタートビットを含む)をIDコー
ドとして前記RAMエリアに記憶する。
【0067】続くステップS35では、前記RAMエリ
アに今まで記憶されたIDコードと、今回記憶されたI
Dコードとを比較し、ステップS36で、その一致、不
一致を判定する。初回は、前記RAMエリアには過去の
IDコードが記憶されていないので、ステップS36の
判定処理結果は不一致となり、ステップS37で前記カ
メラ台数レジスタをインクリメントし、再びステップS
33からの処理を繰り返す。
【0068】そして、今まで記憶されたIDコードと今
回記憶されたIDコードとが一致したとき、その時のカ
メラ台数レジスタに記憶されている数値が撮像カメラ台
数と等しいことになる(ステップS38)。すなわち、
フレームスイッチャで複数のカメラ映像を記録したビデ
オテープは、1フレーム毎に切り替え記録されているの
で、図9に示すように例えば撮像カメラが4台の場合で
は4フレーム毎に同一カメラの映像が記憶されている。
同様に撮像カメラが5台の場合は、5フレーム毎に同一
カメラの映像が記録されている。
【0069】こうして、撮像カメラ台数を特定すること
ができれば、VTR再生画像のうち、カメラ台数フレー
ム毎に画像データメモリ24を書き換え、画像データメ
モリ24を読むことで、同一カメラの映像をモニタ11
0に映し出すことができる。このように同一カメラ映像
を取り出せる状態にしておき、通常のID処理により、
所望のカメラ映像を特定し表示する(ステップS3
9)。
【0070】ビデオテープの再生は、モードスイッチ6
6を「モード」から「通常」に戻すことによって開始さ
れ、特定のカメラ映像のみがモニタ110に表示され
る。そして、スイッチ1〜16の内1つを選択すると、
そのスイッチのLEDが点灯し、記録カメラの映像が切
り換えられる。
【0071】なお、モード2からモード14までの再生
動作は、各モードにそれぞれ対応したIDコードのSP
CLK信号周期を決定するほかは、モード1と同様とな
る。
【0072】このように本実施形態では、各社独自のI
Dフォーマットを本再生装置のRAM13に記憶してお
き、記録テープの作成機種が例えばA社製と判っていれ
ば、それに対応した選択ボタン(カメラ番号スイッチ)
を押下することにより、A社用のIDフォーマットと照
合して、特定カメラの映像を再生することができる。
【0073】[B]自動モードの再生動作(モード1
5) この自動モードでは、IDフォーマットがRAM13に
登録されておらず記録方式の特定が不可能なID信号が
記憶されたビデオテープも再生可能である。ビデオテー
プをVTR90にセットしたら、再生装置100の設定
スイッチ66をモードに設定する。すると、カメラ番号
スイッチ1〜16までのLEDの内1個が点滅点灯する
ので、このとき、カメラ番号スイッチ15を押下してモ
ード15を選択する。
【0074】図10、図11及び図12は、CPU11
で実行されるモード15の処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0075】まず、図10のステップS41において、
CPU11は、IDコントロール回路30の切り換えス
イッチ34を1/13カウンタ側に切り換えると共に、
クロックCLK(13.5MHz)を発生させて、ID
コントロール回路30より1μsCLKをSPCLK信
号としてシリアル/パラレル変換回路15へ出力させ
る。
【0076】次のステップS42では、前記1μsCL
KのSPCLK信号でシリアル/パラレル変換を行い、
垂直ブランキングの10H期間に亘って、1H期間毎に
6バイト(48ビット)のIDデータをFIFOメモリ
16に取り込む。このとき、図3に示すように、FIF
Ow信号の1周期T(約8μs)毎に1バイトデータを
単位として、6バイトのIDデータが取り込まれる。
【0077】続くステップS43では、FIFOメモリ
16に取り込まれた1H分のデータ(48ビット)に
“1”,“0”の変化があるかを検出して、ID信号の
有無を判定する。“1”,“0”の変化が無い場合は、
当該ビデオテープにはID信号が記録されていないと判
断して、ステップS44へ進んで無信号処理を行い、前
記ステップS42に戻る。
【0078】“1”,“0”の変化が検出されたときに
は、当該ビデオテープにはID信号が記録されていると
判断して、ステップS45へ進む。ステップS45で
は、FIFOメモリ16に取り込んだ48ビットのデー
タをソフト的にシリアルに変換し、さらに次のステップ
S46において、“1”が連続する“1”側のビット
長、及び“0”が連続する“0”側のビット長を検出
し、記憶する。
【0079】そして、図11のステップS47に進み、
前記ステップS42と同様の手法で次のフィールドのI
DデータをFIFOメモリ16に取り込む。さらに、ス
テップS48へ進み、その48ビットデータに対して、
前記ステップS45及びステップS46と同様の手法
で、シリアル化と、“1”側及び“0”側のビット長の
検出・記憶を行う。
【0080】その後のステップS49では、記憶した今
迄の“1”側ビット長(前回分)と今回分の“1”側ビ
ット長との比較を行う。その結果、今回分が前回分より
も小さい場合は(ステップS50)、ステップS51へ
進んで、“1”側ビット長の記憶の書き換えを行う。ま
た、今回分が前回分よりも等しいまたは大きい場合は
(ステップS50)、前記ステップS51をスキップし
てステップS52へ進む。
【0081】ステップS52では、同様にして、記憶し
た今迄の“0”側ビット長(前回分)と今回分の“0”
側ビット長との比較を行い、その結果、今回分が前回分
よりも小さいときは(ステップS53)、ステップS5
4へ進んで、“0”側ビット長の記憶の書き換えを行
う。また、今回分が前回分よりも等しいまたは大きい場
合は(ステップS53)、前記ステップS54をスキッ
プしてステップS55へ進む。
【0082】このようにして、各フィールド毎の48ビ
ットデータから、“1”側及び“0”側の最短ビット
長、つまり“1”の連続した最小データ幅と“0”の連
続した最小データ幅を検索する。
【0083】そして、ステップS55では、上記ステッ
プS47からの最短ビット長検索処理の回数を記憶し、
それが3回未満である場合は(ステップS56)、ステ
ップS47へ戻って上記最短ビット長検索処理を繰り返
す。
【0084】ステップS56の判定処理で前記検索処理
の回数が3回以上であると判定されたときには、図12
のステップS57へ進み、記憶された“1”側と“0”
側のビット長を比較する。そして、記憶された“1”側
と“0”側のビット長が一致するとき(ステップS5
8)、それを最短ビット長と決定する(ステップS5
9)。
【0085】一方、ステップS58の判定処理で、記憶
された“1”側と“0”側のビット長が一致しないと判
定されたときは、ステップS60へ進み、上記最短ビッ
ト長検索処理の回数を記憶し、それが33回に達するま
で(ステップS61)、上記ステップS47からの最短
ビット長検索処理を繰り返す。33回に達したときは、
ステップS59へ進み、記憶された“1”側及び“0”
側のビット長から最短ビット長を決定する。
【0086】ステップS59で最短ビット長を決定した
後は、この最短ビット長を基に、前記SPCLK信号の
周期を設定し(ステップS62)、切り換えスイッチ3
4をプログラマブルカウンタ31側に切り換えて前述し
た図8のステップS32からステップS39までの処理
を実行する(ステップS63)。
【0087】このように、本自動モードでは、1側ビッ
ト長と“0”側ビット長の両方の最短ビットを検出して
最短のビット長を判断し、最適なSPCLK信号を得る
ようにしている。そして、このSPCLK信号を使用し
て、図8のルーチンで撮像カメラ台数を特定することに
より、同一カメラの映像を連続してモニタ110に映し
出すことができる。
【0088】なお、本ルーチンにおいて、最短ビット長
は、検索初期の段階で検出される場合もあるため、記憶
された“1”側と“0”側のビット長が一致したときは
(ステップS58)、それを最短ビット長としている。
また、ステップS56において、検索処理の回数を3回
以上に設定しているのは、“1”側と“0”側のビット
長が最短ではないのに偶然一致することを回避するため
である。つまり、検索処理の回数が3回以上であれば、
次のフレームではIDコードが変化しているため、偶然
の一致はない。
【0089】[C]特殊モードの再生動作 この特殊モードでは、ID信号が認識できない、または
ID信号が記録されていないビデオテープを再生するこ
とができる。
【0090】まず、ビデオテープをVTR90にセット
したら、再生装置100の設定スイッチ66をモードに
設定する。すると、カメラ番号スイッチ1〜16までの
LEDの内1個が点滅点灯するので、このとき、カメラ
番号スイッチ16を押下してモード16を選択する。
【0091】図13は、CPU11で実行されるモード
16の処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0092】CPU11では、モード16が選択された
か否かを監視しており(ステップS61)、カメラ番号
スイッチ16によりモード16が選択されると、図7の
ステップS16の判定処理が肯定(YES)となり、ス
テップS63へ進む。なお、モード16が選択されない
ときは、モード16以外の処理を行う(ステップS6
2)。
【0093】ステップS63では、設置されているカメ
ラ台数の予測設定を行う。そのために、まずフィールド
/フレームスイッチ72をFRAME1に設定した後
に、テープを再生する。続いて、カメラ数スイッチ71
を回転して16から1に向かって徐々に数を減らしなが
ら、同一の画面が出るようにカメラ数スイッチ71を設
定する。例えば、カメラ数10で同一画面が再生される
時は、当該テープには10台のカメラ映像が記録されて
いることになる。
【0094】同一画面が再生できない時は、フィールド
/フレームスイッチ72の切り替えをFIELDに設定
し、再度、カメラ数スイッチ71を設定し直すことにな
る。それでも、同−画面が再生出来ない場合は、記録テ
ープが、VTR側からの切換トリガー信号等によりフレ
ームまたはフィールド単位で切換えられるシーケンシャ
ルスイッチャを用いて記録された可能性があるため、バ
イパス/オペレートスイッチ65を押し、バイパスモー
ドにしてLEDを消灯の状態にして、VTR90からの
入力映像を本再生装置100に通さず、直接モニタ11
0へ出力させて再生する。
【0095】CPU11は、前記ステップS63でカメ
ラ数スイッチ71の設定値を当該記録テープでのカメラ
台数としてセットし、ステップS64へ進む。ステップ
S64では、現在、フィールド処理(フィールド単位で
複数のカメラ映像を切り換える)にあるか、あるいはフ
レーム処理(フレーム単位で複数のカメラ映像を切り換
える)にあるかを判定する。フィールド/フレームスイ
ッチ72でFRAME1に設定されている場合は、今回
はフレーム処理であるとしてステップS65へ進む。
【0096】ステップS65では、前記ステップS63
で設定したカメラ台数分のフレーム数毎に、1フレーム
のみ(単一画面設定時)画像データメモリ24に書き込
む。例えば、記録テープに10台のカメラ映像が記録さ
れている場合は、10フレーム毎に1フレーム分の画像
データを書き込む。
【0097】モード16では、カメラ番号は特定できな
いので、VTR操作(巻き戻し、一時停止等)の都度、
送りスイッチ73または戻りスイッチ74を設定して見
たいカメラ映像を選択することになる。
【0098】ステップS65に続くステップS66で
は、別のカメラ映像を見るために、送りスイッチ73
(または戻りスイッチ74)が押されたか否かを判定す
る。押されない場合は、前記ステップS61へ戻り、押
された場合にはステップS67へ進んで、画像データメ
モリ24における書き込み許可の1フレームの位置を、
1フレーム分進相(送りスイッチ73が押下の場合)ま
たは遅相(戻りスイッチ74が押下の場合)させ、ステ
ップS61へ戻る。
【0099】一方、フィールド/フレームスイッチ72
でFIELDに設定されている場合は、今はフィールド
処理であるとしてステップS68へ進む。
【0100】ステップS68では、前記ステップS63
で設定したカメラ台数分のフィールド数毎に、1フィー
ルド分の画像を画像データメモリ24に書き込む。例え
ば、記録テープに10台のカメラ映像が記録されている
場合は、10フィールド毎に1フィールド分の画像デー
タを書き込む。
【0101】ステップS68に続くステップS69で
は、別のカメラ映像を見るために、送りスイッチ73
(または戻りスイッチ74)が押されたか否かを判定す
る。押されない場合は、前記ステップS61へ戻り、押
された場合にはステップS70へ進んで、画像データメ
モリ24における書き込み許可の1フィールドの位置
を、1フィールド分進相(送りスイッチ73が押下の場
合)または遅相(戻りスイッチ74が押下の場合)さ
せ、ステップS61へ戻る。
【0102】このように、ID信号の記録がないビデオ
テープを再生する場合でも、操作者がカメラ台数を予測
セットして、同一カメラ映像が取り出せる状態にしてお
き、その後に、例えば現在の再生画像より1フレーム後
の画像あるいは1フレーム前の画像というように、送り
スイッチ73/戻りスイッチ74で画像を選択すること
により、所望のカメラ映像をID信号に関係なく選択す
ることができる。
【0103】なお、4分割画面設定時には、本ルーチン
のステップS65において、4フレームを画像データメ
モリ24に書き込むことになる。
【0104】ここで、モード16での4分割画面再生に
ついて説明する。モード16での4分割の設定は、カメ
ラ番号では行わず、送りまたは戻りスイッチ73,74
によって行う。図14(a),(b),(c),(d)
は、テープ記録上に9台のカメラ映像が記録されていた
場合のモード16での4分割画面を示す図であり、同図
(a)は、4分割再生した時の画面を示し、同図(b)
は、4分割再生した時から送りスイッチ73を1回押下
した時を示し、同図(c)は4分割再生した時から送り
スイッチ73を2回押下した時を示し、同図(d)は4
分割再生した時から送りスイッチ73を3回押下した時
を示している。同図で明らかなように、モード16での
4分割画面再生は、連続した画面同士の4分割画面とな
る。
【0105】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明によれば、識別信号のフォーマットが異なるビ
デオテープを再生して必要な映像信号を取り出すことが
可能になる。
【0106】請求項2記載の発明によれば、記録方式の
特定が不可能なID信号が記憶されたビデオテープを再
生して、必要な映像信号を取り出すことが可能になる。
【0107】請求項3記載の発明によれば、ID信号が
認識できない、またはID信号が記録されていないビデ
オテープを再生して必要な映像信号を取り出すことが可
能になる。
【0108】請求項4記載の発明によれば、フレームス
イッチャ以外の例えばシーケンシャルスイッチャ等の切
り換え機で記録されたビデオテープであっても特定の映
像を再生することが可能になる。
【0109】請求項5記載の発明によれば、複数の撮像
映像を1台のモニタで単一画面または多分割画面に表示
することが可能になる。
【0110】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明と同等の効果を奏する。
【0111】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明と同等の効果を奏する。
【0112】請求項8及び請求項9記載の記載の発明に
よれば、上記請求項3記載の発明と同等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複数映像再生装置であ
るフレームスイッチャ再生装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示したIDコントロール回路30の要部
構成を示すブロック図である。
【図3】IDコントロール回路30の主要部の信号波形
図である。
【図4】実施形態のフレームスイッチャ再生装置の表面
及び裏面のパネルの外観を示す図である。
【図5】4分割画面再生を示す図である。
【図6】実施形態のフレームスイッチャ再生装置を用い
たVTR再生システムの構成を示す図である。
【図7】選択されたモードを検出するルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】モード1の処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図9】フレームスイッチャで記録されたビデオテープ
の映像記録状態を示す図である。
【図10】モード15の処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図11】図10の続きのフローチャートである。
【図12】図11の続きのフローチャートである。
【図13】モード16の処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図14】モード16での4分割画面を示す図である。
【図15】従来の一般的な監視カメラシステムの構成を
示す図である。
【図16】NTSC方式の映像信号とその同期関係を示
す波形図である。
【図17】ID信号を重畳した従来例を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 メモリ書き込みタイミング制御回路 15 パラレル/シリアル変換回路 16 FIFOメモリ 22 デコーダ・A/D変換回路 23 信号処理回路 24 画像データメモリ 41 メモリ読み出しコントロール回路 42 エンコーダ・D/A変換回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮像装置からの出力映像信号をフ
    レームまたはフィールド単位で切り換え、この切り換え
    複数映像にそれぞれ識別信号を重畳して生成した多重映
    像信号が記録されたビデオテープから前記多重映像信号
    を取り込み、この多重映像信号中から前記識別信号に応
    じた特定の映像信号を再生する複数映像再生装置におい
    て、 識別信号を登録する識別信号登録手段と、 前記識別信号登録手段に登録されている識別信号の中か
    ら、前記ビデオテープに記録された識別信号に対応する
    モードを選択するモード選択手段と、 前記モード選択手段によって選択されたモードに対応し
    た周期のクロックを生成するクロック生成手段と、 前記ビデオテープにフレームまたはフィールド単位で記
    録された識別信号を順次、前記クロックに従って取り込
    む識別信号取り込み手段と、 前記識別信号取り込み手段によって取り込まれた過去の
    識別信号と最新の識別信号との一致、不一致を比較する
    比較手段と、 前記比較手段で一致した過去の識別信号と最新の識別信
    号との間の経過フレーム数またはフィールド数に基づい
    て、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数を特定す
    る撮像映像数特定手段と、 前記撮像映像数を参照して、特定の映像信号を再生する
    映像再生手段とを備えたことを特徴とする複数映像再生
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の撮像装置からの出力映像信号をフ
    レームまたはフィールド単位で切り換え、この切り換え
    複数映像にそれぞれ識別信号を重畳して生成した多重映
    像信号が記録されたビデオテープから前記多重映像信号
    を取り込み、この多重映像信号中から前記識別信号に応
    じた特定の映像信号を再生する複数映像再生装置におい
    て、 所定の周期に設定されたサンプリング用の第1のクロッ
    クを生成する第1のクロック生成手段と、 前記ビデオテープにフレームまたはフィールド単位で記
    録された識別信号を順次、前記第1のクロックに従って
    サンプリングして識別データとして出力するサンプリン
    グ手段と、 前記識別データの最短ビット長を検出する最短ビット長
    検出手段と、 前記最短ビット長に基づいて第2のクロックを生成する
    第2のクロック生成手段と、 前記ビデオテープにフレームまたはフィールド単位で記
    録された識別信号を順次、前記第2のクロックに従って
    取り込む識別信号取り込み手段と、 前記識別信号取り込み手段によって取り込まれた過去の
    識別信号と最新の識別信号との一致、不一致を比較する
    比較手段と、 前記比較手段で一致した過去の識別信号と最新の識別信
    号との間の経過フレーム数またはフィールド数に基づい
    て、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数を特定す
    る撮像映像数特定手段と、 前記撮像映像数を参照して、特定の映像信号を再生する
    映像再生手段とを備えたことを特徴とする複数映像再生
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の撮像装置からの出力映像信号をフ
    レームまたはフィールド単位で切り換え、この切り換え
    複数映像にそれぞれ識別信号を重畳して生成した多重映
    像信号が記録されたビデオテープから前記多重映像信号
    を取り込み、この多重映像信号中の前記識別信号に応じ
    た特定の映像信号を映像メモリに書き込んで再生する複
    数映像再生装置において、 前記切り換え複数映像の再生画面を参照して予測され
    た、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数をセット
    する撮像映像数セット手段と、 前記撮像映像数分のフレームまたはフィールド数毎に、
    所定フレーム分の画像を前記映像メモリに書き込む画像
    書き込み手段と、 前記映像メモリに書き込む画像の位置を進相または遅相
    させる画像送り/戻し手段とを備えたことを特徴とする
    複数映像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記ビデオテープから取り込まれた多重
    映像信号を、そのまま外部のモニタへ出力する構成にし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の複数映
    像再生装置。
  5. 【請求項5】 外部のモニタで単一画面または多分割画
    面に表示するように前記特定の映像信号を再生すること
    を特徴とする請求項1記載乃至請求項4記載の複数映像
    再生装置。
  6. 【請求項6】 複数の撮像装置からの出力映像信号をフ
    レームまたはフィールド単位で切り換え、この切り換え
    複数映像にそれぞれ識別信号を重畳して生成した多重映
    像信号が記録されたビデオテープから前記多重映像信号
    を取り込み、この多重映像信号中から前記識別信号に応
    じた特定の映像信号を再生する複数映像再生方法におい
    て、 識別信号を登録する識別信号登録手段を設けておき、 前記識別信号登録手段に登録されている識別信号の中か
    ら、前記ビデオテープに記録された識別信号に対応する
    モードを選択し、 選択されたモードに対応した周期のクロックを生成し、 前記ビデオテープにフレームまたはフィールド単位で記
    録された識別信号を順次、前記クロックに従って取り込
    み、 取り込まれた過去の識別信号と最新の識別信号との一
    致、不一致を比較し、その一致した過去の識別信号と最
    新の識別信号との間の経過フレーム数またはフィールド
    数に基づいて、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像
    数を特定し、 その撮像映像数を参照して、特定の映像信号を再生する
    ことを特徴とする複数映像再生方法。
  7. 【請求項7】 複数の撮像装置からの出力映像信号をフ
    レームまたはフィールド単位で切り換え、この切り換え
    複数映像にそれぞれ識別信号を重畳して生成した多重映
    像信号が記録されたビデオテープから前記多重映像信号
    を取り込み、この多重映像信号中から前記識別信号に応
    じた特定の映像信号を再生する複数映像再生方法におい
    て、 所定の周期に設定されたサンプリング用の第1のクロッ
    クを生成する第1のクロック生成手段を設けておき、 前記ビデオテープにフレームまたはフィールド単位で記
    録された識別信号を順次、前記第1のクロックに従って
    サンプリングして識別データとして出力し、 前記識別データの最短ビット長を検出し、 前記最短ビット長に基づいて第2のクロックを生成し、 前記ビデオテープにフレームまたはフィールド単位で記
    録された識別信号を順次、前記第2のクロックに従って
    取り込み、 取り込まれた過去の識別信号と最新の識別信号との一
    致、不一致を比較し、その一致した過去の識別信号と最
    新の識別信号との間の経過フレーム数またはフィールド
    数に基づいて、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像
    数を特定し、 その撮像映像数を参照して、特定の映像信号を再生する
    ことを特徴とする複数映像再生方法。
  8. 【請求項8】 複数の撮像装置からの出力映像信号をフ
    レームまたはフィールド単位で切り換え、この切り換え
    複数映像にそれぞれ識別信号を重畳して生成した多重映
    像信号が記録されたビデオテープから前記多重映像信号
    を取り込み、この多重映像信号中の前記識別信号に応じ
    た特定の映像信号を映像メモリに書き込んで再生する複
    数映像再生方法において、 前記切り換え複数映像の再生画面を参照して予測され
    た、前記撮像装置の台数に相当する撮像映像数をセット
    し、 前記撮像映像数分のフレームまたはフィールド数毎に、
    所定フレーム分の画像を前記映像メモリに書き込むこと
    を特徴とする複数映像再生方法。
  9. 【請求項9】 外部操作により、前記映像メモリに書き
    込む画像の位置を進相または遅相させることを特徴とす
    る請求項8記載の複数映像再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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