JP3164258B2 - 映像信号切換装置 - Google Patents
映像信号切換装置Info
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- JP3164258B2 JP3164258B2 JP06352993A JP6352993A JP3164258B2 JP 3164258 B2 JP3164258 B2 JP 3164258B2 JP 06352993 A JP06352993 A JP 06352993A JP 6352993 A JP6352993 A JP 6352993A JP 3164258 B2 JP3164258 B2 JP 3164258B2
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- video signal
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- signal
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、相互に同期がとれてい
ない複数の映像信号を順次切換えても映像の乱れが生じ
ない一連の映像信号を得ることができる構成の映像信号
切換装置に関する。
ない複数の映像信号を順次切換えても映像の乱れが生じ
ない一連の映像信号を得ることができる構成の映像信号
切換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近の監視システムでは、部屋の要所に
夫々設置した監視用カメラから送られてくる複数の映像
信号を順次間欠的に切換え、この切換えで得た映像信号
を長時間記録可能ないわゆるタイムラプスＶＴＲを用い
て監視の省力化に役立てることがよく行われている。
夫々設置した監視用カメラから送られてくる複数の映像
信号を順次間欠的に切換え、この切換えで得た映像信号
を長時間記録可能ないわゆるタイムラプスＶＴＲを用い
て監視の省力化に役立てることがよく行われている。
【０００３】ところで、上記した監視用カメラから出力
する複数の映像信号が互いに同期関係にないとき、図示
せぬ映像信号切換装置を用いて監視用カメラから出力す
る複数の映像信号を順次切換える度に、この映像信号切
換装置の次段のタイムラプスＶＴＲはこの切換え時点で
一時乱れた映像を長時間連続して録画することになるた
め、これを再生しての監視場所の確認をする際、極めて
見にくい映像であった。
する複数の映像信号が互いに同期関係にないとき、図示
せぬ映像信号切換装置を用いて監視用カメラから出力す
る複数の映像信号を順次切換える度に、この映像信号切
換装置の次段のタイムラプスＶＴＲはこの切換え時点で
一時乱れた映像を長時間連続して録画することになるた
め、これを再生しての監視場所の確認をする際、極めて
見にくい映像であった。
【０００４】そこで、この不都合を改善するため、上記
した監視用カメラから出力する複数の映像信号の互いに
同期関係をとり、複数の映像信号が順次切換えられても
切り換え時点の乱れがない映像を得るように構成した、
図４に示す監視システムがある。
した監視用カメラから出力する複数の映像信号の互いに
同期関係をとり、複数の映像信号が順次切換えられても
切り換え時点の乱れがない映像を得るように構成した、
図４に示す監視システムがある。
【０００５】即ち、監視システムは、監視用カメラ８
１，８２，８３、分配器Ｂ、切換装置１１、タイムラプ
スＶＴＲ装置９０、モニタ１００とから構成される。上
記した分配器Ｂは監視用カメラ８１から出力される映像
信号８１ａが供給され、ここで映像信号８１ａから信号
分離して得た垂直同期信号を同期入力端子を備えた他の
監視用カメラ８２，８３に夫々出力すると共に、映像信
号８１ａを切換装置１１に出力する。
１，８２，８３、分配器Ｂ、切換装置１１、タイムラプ
スＶＴＲ装置９０、モニタ１００とから構成される。上
記した分配器Ｂは監視用カメラ８１から出力される映像
信号８１ａが供給され、ここで映像信号８１ａから信号
分離して得た垂直同期信号を同期入力端子を備えた他の
監視用カメラ８２，８３に夫々出力すると共に、映像信
号８１ａを切換装置１１に出力する。
【０００６】上記した監視用カメラ８２，８３は分配器
Ｂからの垂直同期信号が夫々供給されると、この垂直同
期信号に同期した映像信号８２ａ，８３ａを上記した切
換装置１１に夫々出力する。
Ｂからの垂直同期信号が夫々供給されると、この垂直同
期信号に同期した映像信号８２ａ，８３ａを上記した切
換装置１１に夫々出力する。
【０００７】このように、映像信号８１ａの垂直同期信
号を基準として映像信号８２ａ，８３ａの各垂直同期信
号の同期合わせを行うことにより、監視用カメラ８１〜
８３からは相互に同期がとれた複数の映像信号８１ａ〜
８３ａが切換装置１１に夫々供給することができる。
号を基準として映像信号８２ａ，８３ａの各垂直同期信
号の同期合わせを行うことにより、監視用カメラ８１〜
８３からは相互に同期がとれた複数の映像信号８１ａ〜
８３ａが切換装置１１に夫々供給することができる。
【０００８】この結果、切換装置１１において、前述し
たように、複数の映像信号８１ａ〜８３ａが順次間欠的
に切換えられても切り換え直前の映像との繋がりが良い
映像信号を次段のタイムラプスＶＴＲ装置９０に連続出
力できるので、ここで映像の繋がりの良い一連の映像を
長時間記録可能とし、また、モニタ１００でこれを再生
しての監視場所の確認をする際、極めて見やすい映像が
得られる。
たように、複数の映像信号８１ａ〜８３ａが順次間欠的
に切換えられても切り換え直前の映像との繋がりが良い
映像信号を次段のタイムラプスＶＴＲ装置９０に連続出
力できるので、ここで映像の繋がりの良い一連の映像を
長時間記録可能とし、また、モニタ１００でこれを再生
しての監視場所の確認をする際、極めて見やすい映像が
得られる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した図４に
示す監視システムにおいては、複数の映像信号８１ａ〜
８３ａの同期合わせを行うには、監視用カメラ８１から
出力する映像信号８１ａの垂直同期信号を分離出力する
分配器Ｂ、同期入力端子を備えた監視用カメラ８２，８
３が必須であった。
示す監視システムにおいては、複数の映像信号８１ａ〜
８３ａの同期合わせを行うには、監視用カメラ８１から
出力する映像信号８１ａの垂直同期信号を分離出力する
分配器Ｂ、同期入力端子を備えた監視用カメラ８２，８
３が必須であった。
【００１０】また、監視用カメラを設置するにあたり、
接続ケーブルの使用本数は少ないほうが望ましいが、上
記した監視システムにおいては、監視用カメラ８２，８
３は映像信号出力用の接続ケーブルを監視用カメラ８１
の映像信号出力用の接続ケーブルと共に切換装置１１に
接続するだけでなく、監視用カメラ８２，８３と分配器
Ｂ間で垂直同期信号入力用の２本の接続ケーブルを接続
する必要があって、どうしても接続ケーブルの使用本数
が多くなりがちであった。
接続ケーブルの使用本数は少ないほうが望ましいが、上
記した監視システムにおいては、監視用カメラ８２，８
３は映像信号出力用の接続ケーブルを監視用カメラ８１
の映像信号出力用の接続ケーブルと共に切換装置１１に
接続するだけでなく、監視用カメラ８２，８３と分配器
Ｂ間で垂直同期信号入力用の２本の接続ケーブルを接続
する必要があって、どうしても接続ケーブルの使用本数
が多くなりがちであった。
【００１１】こうして、複数の映像信号が互いに同期し
ていない場合であっても、これらの映像信号を順次切換
えて出力した際に、同期が乱れない一連の映像信号を出
力する映像信号切換装置の出現が望まれていた。
ていない場合であっても、これらの映像信号を順次切換
えて出力した際に、同期が乱れない一連の映像信号を出
力する映像信号切換装置の出現が望まれていた。
【００１２】本発明は上述した課題を解決するものであ
り、並列入力する複数の映像信号をｎフィールド（但し
ｎは２以上の自然数）期間毎に択一して出力する映像信
号切換手段と、前記映像信号切換手段から択一して出力
される映像信号のうち、前記ｎフィールド期間内にある
１フィールド期間分の映像信号を順次メモリするメモリ
手段と、前記映像信号切換手段の切換タイミングに同期
して、前記メモリ手段にメモリした前記１フィールド期
間分の映像信号をｎ回連続して読み出して出力する読出
し手段とを備えたことを特徴とする映像信号切換装置を
提供するものである。
り、並列入力する複数の映像信号をｎフィールド（但し
ｎは２以上の自然数）期間毎に択一して出力する映像信
号切換手段と、前記映像信号切換手段から択一して出力
される映像信号のうち、前記ｎフィールド期間内にある
１フィールド期間分の映像信号を順次メモリするメモリ
手段と、前記映像信号切換手段の切換タイミングに同期
して、前記メモリ手段にメモリした前記１フィールド期
間分の映像信号をｎ回連続して読み出して出力する読出
し手段とを備えたことを特徴とする映像信号切換装置を
提供するものである。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を図面に沿って説明する。
【００１４】図１は本発明の映像信号切換装置の一実施
例を示すブロック図、図２は図１に示す映像信号切換装
置の動作を説明するタイムチャート、図３は本発明の映
像信号切換装置を用いた監視システムの構成図である。
以下の説明の都合上、本発明の映像信号切換装置を３つ
の映像信号を択一出力する映像信号切換装置として説明
するが、ここでは説明はしないが、本発明の映像信号切
換装置はこれに限定されることはなく、少なくとも２つ
の映像信号を択一出力する映像信号切換装置であれば良
いことは勿論である。
例を示すブロック図、図２は図１に示す映像信号切換装
置の動作を説明するタイムチャート、図３は本発明の映
像信号切換装置を用いた監視システムの構成図である。
以下の説明の都合上、本発明の映像信号切換装置を３つ
の映像信号を択一出力する映像信号切換装置として説明
するが、ここでは説明はしないが、本発明の映像信号切
換装置はこれに限定されることはなく、少なくとも２つ
の映像信号を択一出力する映像信号切換装置であれば良
いことは勿論である。
【００１５】図１に示すように、本発明の映像信号切換
装置１は映像信号切換手段２、Ａ／Ｄ変換器３、メモリ
４、書込み手段５、読出し手段６、Ｄ／Ａ変換器７から
構成されており、大略、まず、複数の映像信号８ａ〜８
ｃ（図２（ａ）に夫々図示）を２フィールド期間で順次
切換え出力し、つぎに、こうした切換えで得た選択映像
信号２１ａ（図２（ｃ）に図示）のうち、映像が乱れて
いない無傷な１フィールド期間分の映像情報ａ１，ｂ
３，ｃ５，ａ７，…のみをメモリ４に順次記憶し、さら
に、このメモリ４に記憶された１フィールド期間分の映
像情報を２フィールド期間繰り返して読み出すことによ
って、同期が乱れない一連の映像信号（図２（ｆ）に図
示）を出力することが可能になっている。
装置１は映像信号切換手段２、Ａ／Ｄ変換器３、メモリ
４、書込み手段５、読出し手段６、Ｄ／Ａ変換器７から
構成されており、大略、まず、複数の映像信号８ａ〜８
ｃ（図２（ａ）に夫々図示）を２フィールド期間で順次
切換え出力し、つぎに、こうした切換えで得た選択映像
信号２１ａ（図２（ｃ）に図示）のうち、映像が乱れて
いない無傷な１フィールド期間分の映像情報ａ１，ｂ
３，ｃ５，ａ７，…のみをメモリ４に順次記憶し、さら
に、このメモリ４に記憶された１フィールド期間分の映
像情報を２フィールド期間繰り返して読み出すことによ
って、同期が乱れない一連の映像信号（図２（ｆ）に図
示）を出力することが可能になっている。
【００１６】上記した映像信号切換手段２は切換スイッ
チ２１と切換制御部２２とから構成されており、相互に
同期がとれていない３つの映像信号８ａ〜８ｃを２フィ
ールド期間間隔で順次切換え、切り換えられた１の映像
信号をＡ／Ｄ変換器３へ出力する。切換スイッチ２１に
は各映像信号８ａ〜８ｃがつないである。切換制御部２
２は切換スイッチ２１の切換動作を制御する切換制御信
号２２ａ，２２ｂ，２２ｃを発生し、これらを切換スイ
ッチ２１に供給している。切換制御信号２２ａ，２２
ｂ，２２ｃは、図２（ｂ）に示すように、２フィールド
の切換期間Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，…で順次ＯＮとなるリン
グ状パルスとされ、これらは１フィールド期間間隔でパ
ルスをもった基準信号６２ａ（図２（ｅ）図示）に同期
している。そして、切換スイッチ２１は切換制御信号２
２ａ，２２ｂ，２２ｃに従って各映像信号８ａ〜８ｃの
入力切換えを行っている。例えば、切換期間Ｐ１には映
像信号８ａ、切換期間Ｐ２には映像信号８ｂ、切換期間
Ｐ３には映像信号８ｃ，切換期間Ｐ４には映像信号８
ａ，…という具合である。こうして各映像信号８ａ〜８
ｃの入力切換えを６フィールド期間で一巡することで、
切換スイッチ２１の出力となる選択映像信号２１ａは、
図２（ｃ）に示すように、同期が乱れた状態となってい
る。例えば、切換期間Ｐ１には映像信号８ａの映像情報
ａ１＋映像情報ａ２の一部があり、以下同様に、切換期
間Ｐ２に映像信号８ｂの映像情報ｂ２の一部＋映像情報
ｂ３＋映像情報ｂ４の一部、切換期間Ｐ３に映像信号８
ｃの映像情報ｃ４の一部＋映像情報ｃ５＋映像情報ｃ６
の一部、切換期間Ｐ４に映像信号８ａの映像情報ａ６の
一部＋映像情報ａ７＋映像情報ａ８の一部がある。
チ２１と切換制御部２２とから構成されており、相互に
同期がとれていない３つの映像信号８ａ〜８ｃを２フィ
ールド期間間隔で順次切換え、切り換えられた１の映像
信号をＡ／Ｄ変換器３へ出力する。切換スイッチ２１に
は各映像信号８ａ〜８ｃがつないである。切換制御部２
２は切換スイッチ２１の切換動作を制御する切換制御信
号２２ａ，２２ｂ，２２ｃを発生し、これらを切換スイ
ッチ２１に供給している。切換制御信号２２ａ，２２
ｂ，２２ｃは、図２（ｂ）に示すように、２フィールド
の切換期間Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，…で順次ＯＮとなるリン
グ状パルスとされ、これらは１フィールド期間間隔でパ
ルスをもった基準信号６２ａ（図２（ｅ）図示）に同期
している。そして、切換スイッチ２１は切換制御信号２
２ａ，２２ｂ，２２ｃに従って各映像信号８ａ〜８ｃの
入力切換えを行っている。例えば、切換期間Ｐ１には映
像信号８ａ、切換期間Ｐ２には映像信号８ｂ、切換期間
Ｐ３には映像信号８ｃ，切換期間Ｐ４には映像信号８
ａ，…という具合である。こうして各映像信号８ａ〜８
ｃの入力切換えを６フィールド期間で一巡することで、
切換スイッチ２１の出力となる選択映像信号２１ａは、
図２（ｃ）に示すように、同期が乱れた状態となってい
る。例えば、切換期間Ｐ１には映像信号８ａの映像情報
ａ１＋映像情報ａ２の一部があり、以下同様に、切換期
間Ｐ２に映像信号８ｂの映像情報ｂ２の一部＋映像情報
ｂ３＋映像情報ｂ４の一部、切換期間Ｐ３に映像信号８
ｃの映像情報ｃ４の一部＋映像情報ｃ５＋映像情報ｃ６
の一部、切換期間Ｐ４に映像信号８ａの映像情報ａ６の
一部＋映像情報ａ７＋映像情報ａ８の一部がある。
【００１７】上記したＡ／Ｄ変換器３は、選択映像信号
２１ａをＡ／Ｄ変換してメモリ４に出力している。メモ
リ４は１フィールド期間分だけの映像情報を先頭アドレ
スから記憶でき、これには書込み手段５による書込み動
作と読出し手段６による読出し動作とが同時に行なえる
ものを使っている。
２１ａをＡ／Ｄ変換してメモリ４に出力している。メモ
リ４は１フィールド期間分だけの映像情報を先頭アドレ
スから記憶でき、これには書込み手段５による書込み動
作と読出し手段６による読出し動作とが同時に行なえる
ものを使っている。
【００１８】上記した書込み手段５は、選択映像信号２
１ａのうち、１フィールド期間分の映像情報をメモリ４
に順次書き込むもので、クロック発生部５１と書込み制
御部５２とから構成されている。クロック発生部５１は
選択映像信号２１ａからＡ／Ｄ変換器３とメモリ４とを
動作させるクロックを発生する。書込制御部５２は各切
換期間毎に垂直同期信号が最初に立ち下がる時刻と次に
立ち下がる時刻とを検出し、この間を書込み期間とする
書込み制御信号５２ａをメモリ４に出力している。例え
ば、図２（ｃ）に示すように、切換期間Ｐ１においては
時刻Ｔａ１，Ｔａ２、切換期間Ｐ２においては時刻Ｔｂ
１，Ｔｂ２、切換期間Ｐ３においては時刻Ｔｃ１，Ｔｃ
２という具合である。書込み制御信号５２ａは、図２
（ｄ）に示すように、検出した上記時刻間で書込みを許
容するＬレベルとなり、これ以外では書込みを禁止する
Ｈレベルとなっている。
１ａのうち、１フィールド期間分の映像情報をメモリ４
に順次書き込むもので、クロック発生部５１と書込み制
御部５２とから構成されている。クロック発生部５１は
選択映像信号２１ａからＡ／Ｄ変換器３とメモリ４とを
動作させるクロックを発生する。書込制御部５２は各切
換期間毎に垂直同期信号が最初に立ち下がる時刻と次に
立ち下がる時刻とを検出し、この間を書込み期間とする
書込み制御信号５２ａをメモリ４に出力している。例え
ば、図２（ｃ）に示すように、切換期間Ｐ１においては
時刻Ｔａ１，Ｔａ２、切換期間Ｐ２においては時刻Ｔｂ
１，Ｔｂ２、切換期間Ｐ３においては時刻Ｔｃ１，Ｔｃ
２という具合である。書込み制御信号５２ａは、図２
（ｄ）に示すように、検出した上記時刻間で書込みを許
容するＬレベルとなり、これ以外では書込みを禁止する
Ｈレベルとなっている。
【００１９】上記した読出し手段６は、既にメモリ４に
書き込んだ映像情報を２フィールド期間繰り返して読み
出すもので、読出しクロック発生部６１と読出し制御部
６２とから構成されている。読出しクロック発生部６１
はメモリ４とＤ／Ａ変換器７とを動作させるクロックを
発生する。読出し制御部６２は、上記クロックから基準
信号（読出し制御信号）６２ａを発生してメモリ４に出
力している。この基準信号６２ａは前述した映像信号切
換手段２の切換制御部２２にも出力されている。基準信
号は図２（ｅ）に示すように１フィールド期間間隔のパ
ルスをもつもので、ここではパルスが立ち下がる時刻に
Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３，…と符号を付してある。そして、時
刻Ｔ１〜Ｔ３が切換期間Ｐ１、時刻Ｔ３〜Ｔ５が切換期
間Ｐ２、時刻Ｔ５〜Ｔ７が切換期間Ｐ３、時刻Ｔ７〜Ｔ
９が切換期間Ｐ４に対応している。メモリ４は基準信号
６２ａの読出しパルスに従って先頭アドレスから既に書
き込んである映像情報を読み出す。
書き込んだ映像情報を２フィールド期間繰り返して読み
出すもので、読出しクロック発生部６１と読出し制御部
６２とから構成されている。読出しクロック発生部６１
はメモリ４とＤ／Ａ変換器７とを動作させるクロックを
発生する。読出し制御部６２は、上記クロックから基準
信号（読出し制御信号）６２ａを発生してメモリ４に出
力している。この基準信号６２ａは前述した映像信号切
換手段２の切換制御部２２にも出力されている。基準信
号は図２（ｅ）に示すように１フィールド期間間隔のパ
ルスをもつもので、ここではパルスが立ち下がる時刻に
Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３，…と符号を付してある。そして、時
刻Ｔ１〜Ｔ３が切換期間Ｐ１、時刻Ｔ３〜Ｔ５が切換期
間Ｐ２、時刻Ｔ５〜Ｔ７が切換期間Ｐ３、時刻Ｔ７〜Ｔ
９が切換期間Ｐ４に対応している。メモリ４は基準信号
６２ａの読出しパルスに従って先頭アドレスから既に書
き込んである映像情報を読み出す。
【００２０】Ｄ／Ａ変換器７は、読出し手段６の読出動
作によりメモリ４から出力された映像情報をＤ／Ａ変換
して出力する。
作によりメモリ４から出力された映像情報をＤ／Ａ変換
して出力する。
【００２１】次に、メモリ４で行われる書込み動作と読
出し動作とを図２（ｃ），（ｄ），（ｅ）に沿って説明
していく。
出し動作とを図２（ｃ），（ｄ），（ｅ）に沿って説明
していく。
【００２２】まず、時刻Ｔ１では書込み制御信号５２ａ
がＨレベルとなって映像情報が書き込まれておらず、基
準信号６２ａのパルスが入力されても映像情報は出力さ
れない。時刻Ｔａ１になると書込み制御信号５２ａがＬ
レベルとなって選択映像信号２１ａから映像情報ａ１が
先頭アドレスから順番に書き込まれていく。時刻Ｔ２に
なると基準信号６２ａのパルスにより書込み最中の映像
情報ａ１が先頭アドレスから順番に読み出されていく。
時刻Ｔａ２になると書込み制御信号がＨレベルとなって
映像情報ａ１の書込みが終わる。時刻Ｔ３になると基準
信号６２ａのパルスにより再び映像情報ａ１が先頭アド
レスから読み出されていく。
がＨレベルとなって映像情報が書き込まれておらず、基
準信号６２ａのパルスが入力されても映像情報は出力さ
れない。時刻Ｔａ１になると書込み制御信号５２ａがＬ
レベルとなって選択映像信号２１ａから映像情報ａ１が
先頭アドレスから順番に書き込まれていく。時刻Ｔ２に
なると基準信号６２ａのパルスにより書込み最中の映像
情報ａ１が先頭アドレスから順番に読み出されていく。
時刻Ｔａ２になると書込み制御信号がＨレベルとなって
映像情報ａ１の書込みが終わる。時刻Ｔ３になると基準
信号６２ａのパルスにより再び映像情報ａ１が先頭アド
レスから読み出されていく。
【００２３】時刻Ｔｂ１になると書込み制御信号５２ａ
がＬレベルとなって選択映像信号２１ａから映像情報ｂ
３が先頭アドレスから書き込まれていく。なお、このと
き先の映像情報ａ１は先頭アドレスから順次消去されて
いく。時刻Ｔ４になると基準信号６２ａのパルスにより
書き込み最中の映像情報ｂ３が先頭アドレスから読み出
されていく。時刻Ｔｂ２になると書込み制御信号５２ａ
がＨレベルとなって映像情報ｂ３の書込みが終わる。時
刻Ｔ５になると基準信号６２ａのパルスにより再び映像
情報ｂ３が先頭アドレスから読み出されていく。
がＬレベルとなって選択映像信号２１ａから映像情報ｂ
３が先頭アドレスから書き込まれていく。なお、このと
き先の映像情報ａ１は先頭アドレスから順次消去されて
いく。時刻Ｔ４になると基準信号６２ａのパルスにより
書き込み最中の映像情報ｂ３が先頭アドレスから読み出
されていく。時刻Ｔｂ２になると書込み制御信号５２ａ
がＨレベルとなって映像情報ｂ３の書込みが終わる。時
刻Ｔ５になると基準信号６２ａのパルスにより再び映像
情報ｂ３が先頭アドレスから読み出されていく。
【００２４】以上のことから一度書き込んだ映像情報は
夫々２度（２フィールド期間）繰り返して読み出されて
いるのがわかる。
夫々２度（２フィールド期間）繰り返して読み出されて
いるのがわかる。
【００２５】このような書込み動作と読出し動作とを行
うことで、Ｄ／Ａ変換器７から出力される映像信号７ａ
は、図２（ｆ）に示すように、ａ１，ａ１，ｂ３，ｂ
３，ｃ５，ｃ５，…と同一映像情報を２つずつ備えたも
ので、映像の乱れが生じない一連の映像信号となる。
うことで、Ｄ／Ａ変換器７から出力される映像信号７ａ
は、図２（ｆ）に示すように、ａ１，ａ１，ｂ３，ｂ
３，ｃ５，ｃ５，…と同一映像情報を２つずつ備えたも
ので、映像の乱れが生じない一連の映像信号となる。
【００２６】このような映像信号切換装置１を使うと、
互いに同期関係にない複数の映像信号８ａ〜８ｃを切換
え出力するときでも、切換え時に生じる映像の乱れを排
除した一連の映像信号７ａを継続して得ることができ、
この映像信号切換装置１を例えば周知の監視システムの
一部として用いた場合、この映像信号切換装置１で複数
の監視用カメラから送られる各映像信号を順次切換えて
得た一連の映像信号をいわゆるタイムラプスＶＴＲに供
給することによって、映像信号の切換え時に生じる映像
の乱れを排除した一連の映像を長時間記録可能とし、こ
れを再生して監視場所の確認をする際極めて見やすい映
像が得られる。
互いに同期関係にない複数の映像信号８ａ〜８ｃを切換
え出力するときでも、切換え時に生じる映像の乱れを排
除した一連の映像信号７ａを継続して得ることができ、
この映像信号切換装置１を例えば周知の監視システムの
一部として用いた場合、この映像信号切換装置１で複数
の監視用カメラから送られる各映像信号を順次切換えて
得た一連の映像信号をいわゆるタイムラプスＶＴＲに供
給することによって、映像信号の切換え時に生じる映像
の乱れを排除した一連の映像を長時間記録可能とし、こ
れを再生して監視場所の確認をする際極めて見やすい映
像が得られる。
【００２７】また、各映像信号８ａ〜８ｃは互いに同期
関係になくても良いので、これらを出力する監視用カメ
ラには映像信号出力用の接続ケーブルだけをつなげばよ
く、従来例よりも接続ケーブルの使用本数は少なくなっ
て監視用カメラの設置上好ましくなる。
関係になくても良いので、これらを出力する監視用カメ
ラには映像信号出力用の接続ケーブルだけをつなげばよ
く、従来例よりも接続ケーブルの使用本数は少なくなっ
て監視用カメラの設置上好ましくなる。
【００２８】ここで、図３を参照して本実施例の映像信
号切換装置１を用いた監視システムの一例を説明してお
く。同図に示す監視システムは、３台の監視用カメラ
８，８，８、映像信号切換装置１、タイムラプスＶＴＲ
装置９、モニタ１０とから構成してある。このような監
視システムでは接続ケーブルの使用本数は少なく、ま
た、監視用カメラは同期入力端子をもたないものでよ
い。
号切換装置１を用いた監視システムの一例を説明してお
く。同図に示す監視システムは、３台の監視用カメラ
８，８，８、映像信号切換装置１、タイムラプスＶＴＲ
装置９、モニタ１０とから構成してある。このような監
視システムでは接続ケーブルの使用本数は少なく、ま
た、監視用カメラは同期入力端子をもたないものでよ
い。
【００２９】なお、本実施例の映像信号切換装置１で
は、映像信号切換手段２により複数の映像信号８ａ〜８
ｃを２フィールドの切換期間で順次切換えるものであっ
たが、この切換期間はこれに限らずｎフィールド（ｎ＝
２以上の整数）であれば、映像選択映像信号の中に完全
な映像情報が含まれるので、このような場合の応用も簡
単に考えつくことができる。
は、映像信号切換手段２により複数の映像信号８ａ〜８
ｃを２フィールドの切換期間で順次切換えるものであっ
たが、この切換期間はこれに限らずｎフィールド（ｎ＝
２以上の整数）であれば、映像選択映像信号の中に完全
な映像情報が含まれるので、このような場合の応用も簡
単に考えつくことができる。
【００３０】また、本実施例の映像信号切換装置１はタ
イムラプスＶＴＲ装置９外にあったが、例えば、映像信
号切換手段２だけをタイムラプスＶＴＲ装置９外に位置
させ、その他の構成部分（Ａ／Ｄ変換器３、メモリ４、
書込み手段５、読出し手段６）をタイムラプスＶＴＲ装
置９内に位置させるようなことをしてもよい。また、タ
イムラプスＶＴＲ装置９から基準信号６２ａをもらう工
夫も考えてもいい。
イムラプスＶＴＲ装置９外にあったが、例えば、映像信
号切換手段２だけをタイムラプスＶＴＲ装置９外に位置
させ、その他の構成部分（Ａ／Ｄ変換器３、メモリ４、
書込み手段５、読出し手段６）をタイムラプスＶＴＲ装
置９内に位置させるようなことをしてもよい。また、タ
イムラプスＶＴＲ装置９から基準信号６２ａをもらう工
夫も考えてもいい。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明の
映像信号切換装置は、複数の映像信号をｎフィールド
（但しｎは２以上の自然数）期間毎に順次切換え出力す
る映像信号切換手段と、この映像信号切換手段から出力
される選択映像信号のうち、１フィールド期間分の映像
情報をメモリに順次書き込むための書込み制御信号を出
力する書込み手段と、前記メモリに書き込んだ映像情報
をｎフィールド期間繰り返し読出すための読出し制御信
号を出力する読出し手段とを備えたから、互いに同期関
係にない複数の映像信号を切換え出力するときでも、１
フィールド期間分の映像情報を繰り返し出力して２フィ
ールド期間分の映像情報として出力できるので、映像信
号の切換え時に生じる映像の乱れを排除した一連の映像
信号を継続して得ることができ、また、こうした効果を
有する映像信号切換装置を例えば周知の監視システムの
一部として用いた場合、この映像信号切換装置で複数の
監視用カメラから送られる各映像信号を順次切換えて得
た一連の映像信号をいわゆるタイムラプスＶＴＲに供給
することによって、映像信号の切換え時に生じる映像の
乱れを排除した一連の映像を長時間記録可能とし、これ
を再生しての監視場所の確認をする際極めて見やすい映
像が得られ、さらに、同期入力端子を備えた監視用カメ
ラを用いなくとも良いので同期入力端子をもたないテレ
ビカメラを監視用のカメラとして用いることができ、さ
らにまた、従来のものに比較して、監視用カメラを設置
する際に、同期信号供給用の接続ケーブルを省くことが
できるので、接続ケーブルの使用本数の低減化これによ
る施工費用の低減化が可能となる効果がある。
映像信号切換装置は、複数の映像信号をｎフィールド
（但しｎは２以上の自然数）期間毎に順次切換え出力す
る映像信号切換手段と、この映像信号切換手段から出力
される選択映像信号のうち、１フィールド期間分の映像
情報をメモリに順次書き込むための書込み制御信号を出
力する書込み手段と、前記メモリに書き込んだ映像情報
をｎフィールド期間繰り返し読出すための読出し制御信
号を出力する読出し手段とを備えたから、互いに同期関
係にない複数の映像信号を切換え出力するときでも、１
フィールド期間分の映像情報を繰り返し出力して２フィ
ールド期間分の映像情報として出力できるので、映像信
号の切換え時に生じる映像の乱れを排除した一連の映像
信号を継続して得ることができ、また、こうした効果を
有する映像信号切換装置を例えば周知の監視システムの
一部として用いた場合、この映像信号切換装置で複数の
監視用カメラから送られる各映像信号を順次切換えて得
た一連の映像信号をいわゆるタイムラプスＶＴＲに供給
することによって、映像信号の切換え時に生じる映像の
乱れを排除した一連の映像を長時間記録可能とし、これ
を再生しての監視場所の確認をする際極めて見やすい映
像が得られ、さらに、同期入力端子を備えた監視用カメ
ラを用いなくとも良いので同期入力端子をもたないテレ
ビカメラを監視用のカメラとして用いることができ、さ
らにまた、従来のものに比較して、監視用カメラを設置
する際に、同期信号供給用の接続ケーブルを省くことが
できるので、接続ケーブルの使用本数の低減化これによ
る施工費用の低減化が可能となる効果がある。
【図１】本発明の映像信号切換装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】図１に示す映像信号切換装置の動作を説明する
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図３】本発明の映像信号切換装置を用いた監視システ
ムの構成図である。
ムの構成図である。
【図４】従来の監視システムの構成図である。
１ 映像信号切換装置 ２ 映像信号切換手段 ４ メモリ ５ 書込み手段 ６ 読出し手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 5/268 H04N 7/18
Claims (1)
- 【請求項１】並列入力する複数の映像信号をｎフィール
ド（但しｎは２以上の自然数）期間毎に択一して出力す
る映像信号切換手段と、前記 映像信号切換手段から択一して出力される映像信号
のうち、前記ｎフィールド期間内にある１フィールド期
間分の映像信号を順次メモリするメモリ手段と、前記映像信号切換手段の切換タイミングに同期して、前
記メモリ手段にメモリした前記１フィールド期間分の映
像信号をｎ回連続して読み出して 出力する読出し手段と
を備えたことを特徴とする映像信号切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06352993A JP3164258B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 映像信号切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06352993A JP3164258B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 映像信号切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253213A JPH06253213A (ja) | 1994-09-09 |
| JP3164258B2 true JP3164258B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=13231841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06352993A Expired - Lifetime JP3164258B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 映像信号切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3164258B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6488354B2 (en) | 1999-12-07 | 2002-12-03 | Seiko Epson Corporation | Liquid jetting apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4630357B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2011-02-09 | 日本電信電話株式会社 | 映像送受信システム及びその制御方法 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP06352993A patent/JP3164258B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6488354B2 (en) | 1999-12-07 | 2002-12-03 | Seiko Epson Corporation | Liquid jetting apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06253213A (ja) | 1994-09-09 |
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