JPH0484580A - 固体撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉産業上の利用分野 本発明は、複数のテレビカメラを使用した監視システム
を構成するに好適な固体撮像装置に関する。

（ロ）従来の技術 第６図は、従来の固体撮像装置の構成を示す図である。

ＣＣＤ　（６）の駆動及びＣＣＤ　（６）から出力され
る信号処理に必要なタイミングパルスは、タイミング発
生器（７）より発生するもので、同期分離部（９）で入
力されるビデオ信号から分離された同期信号成分に基づ
いて作成される。ＣＣＤ　（６）は、構造が簡略化され
た低コストタイプのもので、一般のＣＣＤに比して垂直
方向の画素数が半分に省略されている。このため、ＣＯ
Ｄ　（６）から出力される信号は、２Ｈ期間中のＩＨ期
間のみに情報が存在することになる。従って、ＩＨ遅延
線（１５）、及びセレクター（１６）を使用して、欠落
しているＩＨ期間を、その前のＩＨ期間の信号により補
間する処理が必要となる。前段の信号処理（１４）に於
いては、サンプリング、ＡＧＣなどの処理が施され、後
段の信号処理（１７）に於いては、ブランキング、同期
付加、ペデスタル設定などの処理が施され、ビデオ信号
の出力を得るように構成される。

次に、このようなカメラを監視を目的として使用する場
合、通常複数のカメラを接続して監視システムが構成さ
れる。第７図は、上述のカメラを用いた監視システムの
構成を示す図である。

この図に於いては、２台のカメラ（１）　、　（２）、
ビデオ信号のスイッチャ−（１８）、カメラの映像をモ
ニタするためのモニタ（５）、その映像を録画するだめ
のＶＴＲ（３）により構成する場合を示す。

カメラ（２）は、ビデオスイッチャ−（１８）での合成
を可能にするため、ビデオ信号Ｙ１より分離する同期信
号によって、カメラ（１）に同期し、ビデオ信号Ｙ２を
出力する。ビデオスイッチへ！　−（１８）は、入力さ
れた２つのビデオ信号Ｙ、、Ｙ、を時分割的に選択し、
１つのビデオ信号Ｙ、に合成して出力する。以上の構成
により、２台のカメラによる、１台のモニタ及び１台の
ＶＴＲを用いた監視が可能となる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の構成によれば、時分割で２つのビ
デオ信号を選択的に出力させるため、特にＶＴＲの再生
画からは、連続した情報を得ることはできない。

きらに、各カメラからのビデオ信号をそれぞれスイッチ
へ・−まで配線する必要があり、設置する場合に配線関
係の自由度が少なくなり煩雑な作業が必要となる。

そこで本発明は、複数のテレビカメラが用いられる監視
システムを低コストで容易に構成できる固体撮像装置の
提供を目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので
、その特徴とするところは、所定の信号フォーマットに
従い適数の水平走査期間おきに１水平走査期間の映像情
報が重畳される第１の映像信号を供給する手段と、上記
第１の映像信号から同期信号成分を分離する手段と、適
数の水平走査期間毎に１水平走査期間の映像情報を有す
る第２の映像信号を得る手段と、上記同期信号成分に基
つき上記第１の映像信号の有効映像期間と上記第２の映
像信号の有効映像期間との位相が互いに異なるように上
記第２の映像信号の発生を制御する手段と、を備え、上
記第１の映像信号と上記第２の映像信号とを合成して第
３の映像信号を得ることにある。

（ホ）作用 本発明によれば、適当な間隔、例えば１水平走査期間毎
にブランクがある映像信号を有効映像期間の位相をずら
して重ね合わせることで、本来２つの映像信号であって
も１つの映像信号としてＶＴＲ等の記録媒体に記録する
ことができる。従って、複数の映像を時間的な欠落なし
に１つの記録装置を用いて記録することができる。そし
て、合成した映像信号から同期信号に基づいて所定の間
隔、例えば、１水平走査期間おきに取り出すことで映像
信号を分離すれば、本来の映像が再生される。

（へ）実施例 本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図は、本発明固体撮像装置の構成を示す図である。

この図に於いて、ＣＯＤ　（６）、駆動部（７）、タイ
ミング発生部（８）は、第６図の場合と同様である。

信号処理ブロック（１０）は、一般的なカメラとしての
信号処理を行なうもので、ＣＣＤ（６）からの信号に対
してサンプリング、ＡＧＣ等の処理が施され、ビデオ信
号Ｙ、を出力する。セレクタ〈１１）は、２つのビデオ
信号を選択し合成するためのもので、タイミング発生部
（８）からのタイミングパルスに従って動作する。

第２図は、２台のカメラを接続する場合の撮像システム
の構成を示す図である。

ビデオ信号Ｙ、は、カメラ（２）自身のビデオ信号であ
り、垂直の画素数が半分のＣＣＤを使用しているため、
２Ｈ期間中にＩＨのみの信号が存在している。また、ビ
デオイ言号Ｙ２は、カメラ（１）のビデオ信号であり、
ビデオ信号Ｙ１と同様に、ＩＨ刑期間きに信号が存在し
ているが、ビデオ信号Ｙ。

に対しては位相が１８０°ずれている。ビデオ信号Ｙ、
、Ｙ、の位相制御は、カメラ（１）からのビデオ信号Ｙ
、が与えられる同期分離部り９）からの信号によりタイ
ミング発生部（８）の動作をコントロールすることで実
行される。従って、第３図に示すようにビデオ信号Ｙ、
、Ｙ２がセレクタ（１１）に入力され、ビデオ信号Ｙ、
の無信号期間にビデオ信号Ｙ２を挿入したビデオ信号Ｙ
、が出力される。このビデオ信号Ｙ８は、通常のビデオ
信号のフォーマットであり、カメラ（１＞、（２）の情
報が含まれている。よってビデオ信号Ｙ８は、そのまま
、通常のＶＴＲによって録画、再生が可能になる。

次に、ビデオ信号Ｙ８あるいはそれに相当する信号（例
えばＶ　Ｔ　Ｒ（３）からの再生信号）から、カメラ（
１）及びカメラ（２）に対応する信号を分離する場合を
説明する。第４図は、スイッチャ−（４〉の構成を示す
図で、第５図はその信号波形図である。

入力信号（ａ）は、ビデオ信号Ｙ８に相当する信号であ
り、第５図において、■、■、■は、カメラ（１）の信
号で■、■、■は、カメラ（２）の信号である。この信
号と、ＩＨ遅延線け２）を通して得られた信号を、セレ
クトパルス（ｄ）に従って選択することにより、不足す
る信号の補間をしながら、カメラ（１）の信号（ｂ）、
カメラ（２）の信号（Ｃ）に分離することができる。以
上の考えに基き、垂直画素数が正規であるＣＣＤを用い
る場合においても、ＩＨおきに信号を間引くことによっ
て第１図、第２図と同様な構成が可能である。また、Ｉ
Ｈ以上間引くことによって２台以上のカメラでの構成も
可能となる。

（ト〉発明の効果 本発明によれば、複数のテレビカメラからの信号を１台
のＶＴＲで連続して録画、再生できるため、従来の時分
割で録画、再生していた場合にくらべ、情報の欠落が防
げる。さらには、ビデオ信号の配線を１木にすることが
できると共に、各カメラでそれぞれライン補間をする必
要がなくなるため低コスト化も実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の固体撮像装置の構成図、第２図は、
第１図の固体撮像装置を用いて構成した撮像システムの
構成図、第３図は、第１図のビデオ信号のタイミング図
、第４図は、第２図のビデオスイッチ〜−の構成図、第
５図は、第４図のビデオ信号のタイミング図、第６図は
、従来の固体撮像装置の構成図、第７図は、従来の撮像
システムの構成図である。 （１）　、　（２）・・・テレビカメラ、　＜３）・・
・ＶＴＲ２（４）・・・ビデオスイッチャ−（５）・・
・モニタ、（６）・・・ＣＣＤ固体撮像素子、　（７）
・・・ＣＣＤ駆動部、　（８）・・・タイミング発生部
、　（９）・・・同期分離部、　（１０）　、　（１４
）　、　（１７）・・・信号処理部、　（１２）　。 （１５）・・・ＩＨ遅延線。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の信号フォーマットに従い適数の水平走査期
   間おきに１水平走査期間の映像情報が重畳される第１の
   映像信号を供給する手段と、 上記第１の映像信号から同期信号成分を分離する手段と
   、 適数の水平走査期間毎に１水平走査期間の映像情報を有
   する第２の映像信号を得る手段と、 上記同期信号成分に基づき上記第１の映像信号の有効映
   像期間と上記第２の映像信号の有効映像期間との位相が
   互いに異なるように上記第２の映像信号の発生を制御す
   る手段と、を備え、上記第１の映像信号と上記第２の映
   像信号とを合成して第３の映像信号を得ることを特徴と
   する固体撮像装置。
2. （２）上記第３の撮像信号を記録する手段を備えたこと
   を特徴とする請求項第１項記載の固体撮像装置。
3. （３）上記第３の映像信号から上記同期信号に基づいて
   上記第１或いは第２の映像信号を分離してテレビモニタ
   に表示する手段を備えたことを特徴とする請求項第１項
   記載の固体撮像装置。