JPH11339419A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
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- JPH11339419A JPH11339419A JP14420898A JP14420898A JPH11339419A JP H11339419 A JPH11339419 A JP H11339419A JP 14420898 A JP14420898 A JP 14420898A JP 14420898 A JP14420898 A JP 14420898A JP H11339419 A JPH11339419 A JP H11339419A
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Abstract
装置では、スライダがディスク半径方向へ移動するとき
に浮上姿勢が変化し、その結果、ギャップ浮上量の変動
が大きかった。 【解決手段】 ABS面10は、外周側リーディングA
BS面11r、外周側トレーリングABS面11t、内
周側リーディングABS面12r、内周側トレーリング
ABS面12から成り、中間溝20は、縦方向の中腹部
で幅寸法が最大のB1となり、トレーリング側端部で狭
い幅のB2となる。このABS面10と中間溝20に空
気が流れることにより、スライダの位置が変化したとき
の浮上姿勢の変動を抑制できる。
Description
置などに搭載されてディスクの記録面をCSS(Contac
t Start Stop)方式などで走査するスライダを有する
磁気ヘッド装置に関する。
用いられる磁気ヘッド装置のスライダS1を、ディスク
との対向面を上向きにして示した斜視図である。スライ
ダS1のトレーリング側端部で且つディスクの外周側
に、磁気抵抗効果を利用した磁気再生素子およびインダ
クティブ型の薄膜記録素子を有するヘッド素子Hが設け
られ、ディスクとの対向面に、前記ヘッド素子Hのギャ
ップ部Gが現れている。
スクとスライダとの間の空気流により浮上力(正圧)を
受けるABS面31,32,33と、このABS面から
削り込まれた溝(エアーグルーブ)34とが形成されて
いる。図9に示すABS面は、リーディング側において
横方向のほぼ全長に延びる広幅部31と、この広幅部3
1の両側部に連続してトレーリング側端部に延びる外周
側レール32と内周側レール33とから構成されてい
る。外周側レール32と内周側レール33の幅寸法は、
互いに横方向に同じで縦方向に均一であり、また各レー
ルの両側縁は縦方向に平行に延びている。
空気流は、リーディング側から傾斜面31aを経てディ
スクとスライダS1との間に流入する。この空気流によ
り、ABS面に対してはスライダを浮上させる方向への
正圧が作用し、溝34にはスライダS1をディスクに吸
着しようとする負圧が作用する。前記ABS面と溝の面
積比や形状により、ディスク上でのスライダの浮上距離
および浮上姿勢が制御される。
の記録面に対して弱い弾性力で付勢されている。CSS
方式では、スタート時にスライダS1がディスクに接触
しており、ディスクの始動と同時にディスク表面の空気
流によりスライダに浮上力が作用し、スライダS1はリ
ーディング側がディスクから持ち上げられた傾斜姿勢で
浮上し、スライダS1のトレーリング側端部がディスク
からわずかに浮上しまたはディスクに接触した姿勢でデ
ィスク表面を走査する。
浮上姿勢となる磁気ヘッド装置では、スライダがディス
クの内周側に位置しているときと外周側に位置している
ときとで、ディスクの接線方向に対するスライダの傾斜
角(スキュー角)が変動し、またディスクが一定の回転
数で回転しているため、ディスクの内周側と外周側とで
ディスクの周速すなわち空気の流速が相違する。その結
果、スライダがディスクの内周側(ID)、半径方向の
中腹部(MD)、外周側(OD)に位置するときで(図
5参照)、ギャップ部Gとディスク表面との距離(ギャ
ップ浮上量)に変動が生じやすい。
ャップ浮上量(Fhg)を示している。この図において
2点鎖線で示す曲線L1は図9に示す従来の磁気ヘッド
装置でのギャップ浮上量(Fhg)の変動を示してい
る。図11では、ギャップ浮上量(Fhg)の最大値と
最小値との差をギャップ浮上量の変動量(ΔFhg)、
スライダS1が内周側に位置しているときと外周側に位
置しているときでのギャップ浮上量(Fhg)の差をギ
ャップ浮上量の内外格差(Δf)としている。
す従来のスライダS1では、スライダが中腹部(MD)
に至ったときにギャップ浮上量が極端に大きくなり、内
周側と外周側では、ギャップ浮上量が低下し、前記変動
量(ΔFhg)が非常に大きくなっている。また、前記
内外格差(Δf)が比較的大きくなっている。図10は
スライダS1をディスクの対向面を手前に向けて示した
平面図であり、(A)(B)(C)は、それぞれスライ
ダS1が内周側(ID)、中腹部(MD)、外周側(O
D)に位置する状態を示し、このときにリーディング側
から流入する空気の流れ方向をそれぞれI、M、Oで示
している。
3が、ともに同じ幅寸法で、しかも縦方向に均一な幅を
有して、さらに両レール32と33が縦方向へ互いに平
行に延びている。したがって、スライダS1が中腹部
(MD)に位置しているときには、図10(B)に示す
ように、両レール32と33に対して縦方向に導かれる
空気の流量が多くなり、両レール32,33に作用する
浮上力(正圧)が大きくなる。逆に内周側(ID)と外
周側(OD)に位置しているときには、図10(A)お
よび(C)に示すように、レール32と33に対して斜
め方向から空気が流入することになるため、浮上力(正
圧)が小さくなる。その結果、図11に示すように、ス
ライダS1が中腹部(MD)に位置しているときには、
ギャップ浮上量(Fhg)が極端に大きくなり、内周側
(ID)と外周側(OD)に位置しているときのギャッ
プ浮上量(Fhg)が低下して、変動量(ΔFhg)が
大きくなる。
内周側(ID)に位置しているときのスキュー角θiよ
りも外周側(OD)に位置しているときのスキュー角θ
oの方が絶対値が大きく、内周側(ID)よりも外周側
(OD)の方が、スライダS1に対する空気の流入傾斜
角度が大きくなる。そのため、外周側(OD)でギャッ
プ浮上量(Fhg)が低下し、図11に示すような内外
格差(Δf)が生じる。
変動が生じると、安定した記録および/または再生動作
を継続させることが難しくなる。特に、30%スライダ
と称されるような小型のスライダを使用する高記録密度
用では、本来のギャップ浮上量(Fhg)の設定値がき
わめて小さいため、ギャップ浮上量に占める変動量(Δ
FhgおよびΔf)の割合が大きくなり、スライダが内
周側から外周側(または外周側から内周側)に移動する
際の再生時の出力の変動が大きくなる。
あり、スライダがディスクの半径方向へ移動するときの
スライダの浮上量の変動、特にギャップ浮上量の変動を
抑制できるようにして、常に安定した記録および/また
は再生機能を発揮できるようにした磁気ヘッド装置を提
供することを目的としている。
録面に対向するスライダと、前記スライダをディスクの
記録面方向へ付勢するとともに前記スライダをディスク
の内周側と外周側との間で移動させる支持部材とを有
し、前記スライダのリーディング側からトレーリング側
に向かう方向を縦方向、これと直交する方向を横方向、
ディスクの内周に向かう側を内周側、外周に向かう側を
外周側としたときに、前記スライダのトレーリング側端
部で且つ外周側に記録および/または再生部が設けられ
た磁気ヘッド装置において、前記スライダのディスク対
向面には、スライダとディスクとの間の空気流により浮
上力を受けるABS面と、スライダに対して負圧を与え
る溝とが形成されており、前記ABS面は、リーディン
グ側にて幅方向に延びる広幅ABS面と、前記リーデン
グ側ABS面と連続してトレーリング側へ2列に延びる
外周側レールおよび内周側レールとから成り、前記外周
側レールおよび内周側レールには、縦方向の中腹部に窪
み部が形成され、トレーリング側端部での各レールの横
方向の幅寸法W2、W4が、前記窪み部が形成されてい
る部分の各レールの横方向の幅寸法W1、W3よりも大
きいことを特徴とするものである。
ルとの間の前記溝の横方向の広がり寸法を縦方向の中腹
部の前記窪み部が形成された部分でB1、トレーリング
側端部でB2としたときに、B1>B2である。好まし
くは、溝の幅寸法がB1からB2へ徐々に変化するよう
に、各レールの対向側の縁部に傾斜部が形成されてい
る。
ィスク対向面の形状として、リーディング側に幅広AB
S面が形成され、この幅広ABS面からトレーリング方
向へ向けて2列のレールによるABS面が形成されてい
る。したがって、ディスクが回転し、スライダとディス
クとの間に空気流が生じると、主に両側のレール表面に
浮上のための正圧が作用し、レール間の溝に負圧が作用
する。
において、縦方向の中腹部に窪み部が形成され、その結
果、両レールの幅寸法が縦方向の中間部で細くなってい
る。よって、スライダがディスクの半径方向の中腹部
(MD)に位置するときに、両レール表面に与えられる
空気流が前記窪みの部分で絞られ、その結果、レール表
面においてトレーリング側へ流れていく空気流を減少さ
せることができる。よって、スライダが中腹部(MD)
に位置しているときの、ギャップ浮上量(Fhg)の極
端な増大を抑制することができる。前記のようにスライ
ダが中腹部(MD)に位置しているときのギャップ浮上
量の極端な増大を効果的に抑制できるようにするために
は、B2/B1を0.4以上で0.7以下とすることが
好ましい。
部での、内周側レールと外周側レールとの間の溝の横方
向の広がり寸法をB0としたときに、B0<B2<B1
となり、さらには、外周側レールと内周側レールとの間
の溝の横方向の広がり寸法がB1となる部分で、外周側
レールと内周側レールの横方向の幅寸法が各レールの他
の部分よりも小さくなる。
例は、外周側レールと内周側レールとの間の溝の横方向
の広がり寸法がB1である部分を境として、外周側レー
ルは、外周側リーディングABS面と外周側トレーリン
グABS面に区分され、内周側レールは、内周側リーデ
ィングABS面と内周側トレーリングABS面に区分さ
れ、外周側トレーリングABS面と内周側トレーリング
ABS面は、縦方向に互いに平行に延びる両側縁を有
し、外周側リーディングABS面と内周側リーディング
ABS面は、両リーディングABS面が対向する側の縁
部がリーディング側からトレーリング側に向けてそれぞ
れその間隔が広がる方向へ傾斜しているものとなる。
との間の溝の広がり寸法が、リーディング側から中間の
窪み部に向けて徐々に広くなる形状であると、スライダ
が内周側(ID)に位置しているときと外周側(OD)
に位置しているときに、各レールに対して斜めに流入す
る空気流を外周側トレーリングABS面と、内周側トレ
ーリングABS面に導きやすくなる。また前記窪み部よ
りも後方に位置する外周側トレーリングABS面と内周
側トレーリングABS面の幅寸法を大きくでき、これら
トレーリングABS面に与えられる浮上力(正圧)を、
内周側(ID)に位置するときと外周側(OD)に位置
するときとで、従来よりも大きくすることができる。そ
の結果、スライダが内周側(ID)と外周側(OD)に
位置するときのギャップ浮上量の極端な低下を防止でき
る。したがって、図11において破線L2で示すよう
に、スライダの位置の変化によるギャップ浮上量(Fh
g)の変動量(ΔFhg)を減少させることができる。
法をW2、内周側トレーリングABS面の幅寸法をW4
としたときに、W2<W4であることが好ましい。この
ように構成すると、スライダの外周側の浮上力を内周側
よりも抑制でき、スライダのロール方向の傾斜姿勢を安
定できる。
るときと、外周側(OD)に位置するときでの、スキュ
ー角の影響を低減し、前記ギャップ浮上量(Fhg)の
内外格差(Δf)を低減させるためには、外周側リーデ
ィングABS面は、両縁部が、リーディング側からトレ
ーリング側に向けて外周方向へ傾斜して形成されている
ことが好ましい。
向の中心線と縦方向との成す傾斜角度をαとし、スライ
ダの縦方向とディスクの接線方向とのなすスキュー角θ
をディスクの外周側でプラス、内周側でマイナスとした
ときに、前記αは、10〜30度から内周側のスキュー
角θiを引いた値であることが好ましい。さらに、内周
側リーディングABS面では、外側の縁部が縦方向と平
行に形成されていることが好ましい。
向の寸法をd1、内周側トレーリングABS面の縦方向
の寸法をd4としたときに、d1/d4が0.12以上
で0.9以下であることが好ましい。このように、角度
α、寸法比d1/d4を設定すると、図11において実
線L3で示すように、内外格差(Δf)を低下させるこ
とができる。
側レールに窪み部を設け、レール間の溝の幅寸法をB1
>B2とすることにより、図11に示す従来の変動曲線
L1を曲線L2に近づけることができ、さらに、角度
α、寸法比d1/d4の設定により、曲線L3に近づけ
ることができる。さらに、前記のそれぞれの条件設定に
より、スライダの浮上姿勢を安定させるためには、溝の
深さが2μm以上で4μm以下であることが好ましい。
スライダをディスク対向面側から示した平面図、図2
は、前記スライダをディスク対向面を上向きにして示し
た斜視図、図3(A)(B)(C)および図4(A)
(B)(C)は、図1に示すディスク対向面での空気の
流れを説明する説明図、図5は、スライダがディスクの
内周側(ID)、半径方向の中腹部(MD)、外周側
(OD)に位置している状態をそれぞれ示す平面図、図
6(A)はスライダがディスク上で浮上姿勢となった状
態を示す側面図、図6(B)は浮上姿勢でのスライダを
トレーリング側端面から示す端面図である。
面に対面するスライダSを有している。スライダSは平
面が長方形で且つ所定の厚みを有している。スライダS
のディスクの接線(X0)に向く方向を縦方向(X方
向)、ディスクの半径に向く方向を横方向(Y方向)と
したときに、スライダSの寸法は、縦方向が約1.2m
m、横方向が約1.0mm、厚みが約0.3mmであ
り、いわゆる30%スライダである。
ング側Stの端面で且つディスクの外周側には、磁気ヘ
ッド素子Hが取り付けられている。この磁気ヘッド素子
Hは、磁気抵抗効果素子を用いた再生部と、インダクテ
ィブ型の薄膜磁気ヘッドにより構成された記録部とが重
ねられたものであり、スライダSのディスク対向面にギ
ャップ部(記録および/または再生部)Gが現れてい
る。
を支持する支持部材は、剛性を有し且つ基端部で所定の
ばね圧を発揮するロードビーム1と、その先部に設けら
れた薄い板ばねのフレキシャ2とを有し、このフレキシ
ャ2に、スライダSの上面が接着され、ロードビーム1
の先部でスライダSが自由に傾斜できるように支持され
ている。符号3はリード線であり、このリード線3は、
ロードビーム1上からスライダSのトレーリング側St
の端面に延び、この端面に設けられたパッド部Pに接続
され、このパッド部Pから磁気抵抗効果素子や薄膜磁気
ヘッドに電気的に接続されている。ロードビーム1の基
端部は、ディスクDの外側に設けられた軸を中心として
回動動作するものであり、この回動動作により、スライ
ダSは、ディスクDの内周側(ID)、半径方向の中腹
部(MD)、外周側(OD)の間で移動する。
クDの接線方向(X0方向)との成す角度(スキュー
角)θを示しているが、スライダSが内周側(ID)に
至ったときのスキュー角θiを(負)とし、外周側(O
D)に至ったときのスキュー角θoを(正)とする。ま
た、内周側のスキュー角θiの絶対値よりも外周側のス
キュー角θoの絶対値の方が大きい。
対向面の形状を示している。このディスク対向面では、
スライダSとディスクDとの間に流れる空気流により正
圧を受けるABS面10が形成され、ABS面10以外
の領域は、ABS面10よりもわずかに削り取られた溝
となっている。溝は、中間溝20と、両側方の側溝2
1,21とから成る。30%スライダの場合、ABS面
10と、各溝20,21との段差(ステップデプス;S
D)は2〜4μmの範囲が好ましい。
で横方向に幅広の広幅ABS面13と、この広幅ABS
面13と連続し、且つトレーリング側方向に2列に延び
る外周側レール11と、内周側レール12とから構成さ
れている。
11aが、内周側レール12の内側の縁部には窪み部1
2bが形成され、この窪み部11aと窪み部12bの部
分で、両レール11と12の間に位置する中間溝20の
広がり幅寸法が最大のB1となっている。また内周側レ
ール12の外側の縁部にも窪み部12cが形成されてい
る。外周側レール11では、窪み部11aが形成されて
いる部分で幅寸法が最も小さいW1である。内周側レー
ル12では、窪み部12bと窪み部12cが形成されて
いる部分で幅寸法が小さくなり、窪み間の幅寸法はW3
である。
がり幅寸法がB1となっている部分を境として、外周側
リーディングABS面11rと、外周側トレーリングA
BS面11tに区分されている。同様に、内周側レール
12は、前記広がり幅寸法がB1となっている部分を境
として内周側リーディングABS面12rと内周側トレ
ーリングABS面12tとに区分されている。前記ギャ
ップ部(記録および/または再生部)Gは、外周側トレ
ーリングABS面11tのトレーリング側端部に現れて
いる。
の縁部11r1、および外側の縁部11r2は、ともに
リーディング側から縦方向の中腹部にかけてディスクの
外周側に向けて傾斜している。外周側トレーリングAB
S面11tの内側の縁部11t1と外側の縁部11t2
は、互いに平行であり、ともに縦方向(X方向)と平行
に向けられている。
の縁部12r1は、リーディング側から縦方向の中腹部
にかけて内周側に向けて傾斜している。また内周側リー
ディングABS面12rの外側の縁部12r2は、縦方
向(X方向)と平行である。また、内周側トレーリング
ABS面12tの内側の縁部12t1と外側の縁部12
t2は、互いに平行であり、ともに縦方向(X方向)に
平行に延びている。
3との境界部で横方向への広がり寸法が最も狭いB0、
そこから縦方向の中腹部にかけて徐々に広くなり、窪み
部11a,12aの部分で広がり幅寸法が最も広いB1
となる。さらにトレーリング側に向けて広がり幅寸法が
徐々に狭まる。この部分での外周側トレーリングABS
面11tの内側の傾斜した縁部を11t3、内周側トレ
ーリングABS面12tの内側の傾斜した縁部を12t
3で示している。さらに外周側トレーリングABS面1
1tの縁部11t1と、内周側トレーリングABS面1
2tの縁部12t1との間では、中間溝20が一定の広
がり幅寸法B2となっている。各広がり幅寸法の関係
は、B0<B2<B1である。
る広幅ABS面13のリーディング側端部は空気導入傾
斜面13aとなっている。また、図1の平面図で示すよ
うに、各ABS面の角部(特にトレーリング側端部での
角部)は平面的に円弧形状となっており、それぞれの円
弧形状の半径rは0.05mm以上であることが好まし
い。このように円弧形状の半径rを0.05mm以上に
設定することにより、スライダSの対向面がディスクに
接触したときにABS面の角部によりディスク表面に傷
を与えることを防止できる。
用され、停止中はスライダSの対向面がディスクDの表
面に密着し、ディスクDが回転すると、ディスクD表面
の空気流が、ディスクDとスライダSとの間に流れ込
み、スライダSは、図6(A)に示すように、リーディ
ング側Srが上向き傾斜の浮上姿勢となる。このときト
レーリング側Stの端部は、ディスクD上に浮上し、ま
たは軽く接触する状態となる。この姿勢で、ギャップ部
Gの部分でディスクDの記録面に磁気信号が記録され、
またディスクDに記録された磁気信号が再生される。
などは、ABS面10の形状および中間溝20の形状、
さらにABS面10と中間溝20との段差寸法(ステッ
プデプスSD)などに応じて調整される。ABS面10
では、空気流の正圧によりスライダSが持ち上げられる
ように作用し、溝の部分では、空気流の負圧によりスラ
イダSがディスク方向へ吸引される。
20の形状を図1のようにすることにより、図11に示
したギャップ浮上量(Fhg)の変動量(ΔFhg)
と、内外格差(Δf)を低減できるようにしている。以
下、その理由を説明する。 (ΔFhgの低減について)図3(A)(B)(C)
は、スライダSが内周側(ID)、中腹部(MD)、外
周側(OD)に位置するときに、ディスク対向面に流れ
込む空気流を示しており、リーディング側から流れ込む
空気流の方向をそれぞれI、M、Oで示している。以下
では、図3を図10と対比して説明する。図10(B)
に示すように、従来例では、スライダSが中腹部(M
D)に位置しているときに、レール32と33に沿って
トレーリング側に流れる空気流が多く、図10(A)
(C)に示すように、内周側(ID)と外周側(OD)
に位置するときには、レール32,33のトレーリング
側端部に流れる空気流が少なくなっている。一方、本発
明では、外周側レール11に窪み部11aが、内周側レ
ール12に窪み部12b、12cが形成され、縦方向の
中間部でレール11と12の幅寸法が絞られている。よ
って、図3(B)に示すように、スライダSが中腹部
(MD)に位置し、空気が縦方向と平行なM方向から流
れ込んだときに、レール11と12の表面に流れる空気
流が窪み部11a,12b,12cで絞られ、外周側ト
レーリングABS面11tと内周側トレーリングABS
面12tに導かれる空気流が少なくなる。よって、中腹
部(MD)に位置しているときの、スライダSの浮上量
を抑制でき、中腹部(MD)においてギャップ浮上量
(Fhg)が極端に増大することがなくなる。
スライダSが内周側(ID)と外周側(OD)に位置
し、空気流がスライダSに対して斜めのI方向またはO
方向から流入する際に、外周側トレーリングABS面1
1tと内周側トレーリングABS面12tに流れる空気
が極端に低下しない。これは、図10(A)(C)の従
来例と大きく相違している。
ライダSが内周側(ID)に位置しているときには、I
方向から流れ込む空気流が、ABS面の傾斜している縁
部11r2および12t3に沿って外周側トレーリング
ABS面11tと内周側トレーリングABS面12tに
それぞれ導かれやすくなっている。また図3(C)に示
すようにスライダSが外周側(OD)に位置していると
きには、ABS面の傾斜している縁部11t3および1
2r1に沿って、空気が外周側トレーリングABS面1
1tと内周側トレーリングABS面12tに導かれやす
い。しかも、外周側トレーリングABS面11tと内周
側トレーリングABS面12tは、図9と図10に示す
従来のレール32,33のトレーリング側の幅寸法より
も大きくなっている。よって、スライダSが内周側(I
D)と外周側(OD)に位置しているときとで、スライ
ダSのトレーリング側に作用する浮上力が極端に低下し
ない。
グABS面11tと内周側トレーリングABS面12t
の幅寸法W2とW4を従来のレールのトレーリング側端
部の幅寸法よりも広くしているが、窪み部11a,12
b,12cを設けることにより、中腹部(MD)に位置
しているときに幅寸法の広い外周側トレーリングABS
面11tと内周側トレーリングABS面12tに多くの
空気流が流れ込むのを防止し、内周側(ID)と外周側
(OD)に位置しているときには、幅寸法の広い外周側
トレーリングABS面11tと内周側トレーリングAB
S面12tに空気流を導けるようにしている。さらに、
外周側トレーリングABS面11tの幅寸法W2よりも
内周側トレーリングABS面12tの幅寸法W4を大き
くして、スライダSの内周側と外周側とでの空気の流速
に対応し、スライダSのロール姿勢を安定できるように
している。
破線L2で示すように、ギャップ浮上量(Fhg)の変
動量(ΔFhg)を小さくしている。 (Δfの低減について)図1では、外周側リーディング
ABS面11r、外周側トレーリングABS面11t、
内周側リーディングABS面12r、内周側トレーリン
グABS面12tのそれぞれの縦方向の長さ寸法を、d
1、d2、d3、d4で示している。
うに、スライダが内周側(ID)に位置しているときの
ギャップ浮上量(ΔFhg)が大きく、外周側(OD)
に位置しているときのギャップ浮上量(ΔFhg)が小
さくなっており、その結果、内外格差(Δf)が比較的
大きくなっている。これは内周側(ID)と外周側(O
D)での、スキュー角θiとθoの絶対値の違いに起因
している。
11rの両縁部11r1と11r2を互いに同じ向きに
傾斜させ、図3(A)に示すように、スライダSが内周
側(ID)に位置しているときに、比較的浅いスキュー
角度θiで流れ込む空気流を外周側リーディングABS
面11rから外周側トレーリングABS面11tへ導
き、図3(C)に示すように、スライダSが外周側(O
D)に位置しているときには、比較的大きいスキュー角
θoで流れ込む空気流を、外周側トレーリングABS面
11tの表面に直接に導くようにして、内周側(ID)
と外周側(OD)において、外周側トレーリングABS
面11tとディスクDとの間に流れ込む空気流を調整し
ている。
2tの縦方向の長さd4に対する、外周側トレーリング
ABS面11tおよび外周側リーディングABS面11
rの縦方向の長さd1、d2を最適に設定することによ
り、前記内外格差(Δf)を低減できるようにしてい
る。
ライダSが内周側(ID)に位置している状態を示し、
内周側トレーリングABS面12tの長さd4を固定
し、d1/d4の比を図4(A)(B)(C)の順に、
徐々に増大させていったときの、空気流の変化を示して
いる。
すなわち外周側リーディングABS面11rの長さd1
を短くし外周側トレーリングABS面11tの長さd2
を長くした場合を示している。この寸法関係でスライダ
Sが内周側(ID)に位置すると、外周側リーディング
ABS面11rから外周側トレーリングABS面11t
の表面に導かれる空気流が少なくなる。またスライダS
が外周側(OD)に移動すると、外周側トレーリングA
BS面11tの表面に直接に流れ込む空気が多くなる。
その結果、スライダSが内周側(ID)に位置するとき
はギャップ浮上量(Fhg)が低下し、外周側(OD)
に位置するとギャップ浮上量(Fhg)が増大する傾向
を示す。
4が大きい場合、すなわち外周側リーディングABS面
11rの長さd1を長くし、外周側トレーリングABS
面11tの長さ寸法d2を長くすると、内周側(ID)
では、外周側リーディングABS面11rから外周側ト
レーリングABS面11tの表面に導かれる空気流が多
くなる。またスライダSが外周側(OD)に移動する
と、外周側トレーリングABS面11tの表面に直接に
流れ込む空気が少なくなる。その結果、スライダSが内
周側(ID)に位置するときはギャップ浮上量(Fh
g)が増大し、外周側(OD)に位置するとギャップ浮
上量(Fhg)が低下する傾向を示す。
定することにより、図11において実線L3で示すよう
に、内外格差(Δf)を低減できるようになる。d1/
d4は1未満の所定の範囲内(0.12以上で0.9以
下)であることが好ましい。
11rの長さd1の調整により、内周側(ID)と外周
側(OD)でのギャップ浮上量(ΔFhg)の格差(Δ
f)を調整できるようにするためには、外周側リーディ
ングABS面11rの幅方向の中心線とスライダSの縦
方向(X方向)との成す角度αを、スキュー角θとの関
係で所定の範囲に設定しておくことが必要である。
るときのスキュー角をθiとしたときに、αを(10〜
30度)−θiの範囲に設定することが好ましい。例え
ばθiが−7.1度のとき、αは17.1度以上で3
7.1度以下であることが好ましい。
スク対向面の形状を図1に示すように加工した。実施例
1では、ABS面10と、溝20,21との段差(ステ
ップデプス;SD)を3.3μmとし、外周側リーディ
ングABS面11rの縦方向の長さ寸法d1を0.31
mmとした。実施例2は、SDを4μm、d1を0.2
mmとした。実施例3は、SDを2μm、d1を0.4
08mmとした。実施例1,2,3のそれぞれにおい
て、中間溝20の広がり幅寸法B1およびB2を変化さ
せ、その比B2/B1を異ならせたサンプルを製造し
た。各実施例の磁気ヘッドをハードディスク装置に搭載
し、ディスクを回転させ、スライダを内周側から外周側
へ移動させたときのギャップ浮上量(Fhg)の変動量
(ΔFhg)を測定した。その結果を表1に示し、図7
では線図にプロットした。
に、ギャップ浮上量(Fhg)の変動量(ΔFhg)と
内外格差(Δf)の双方が低減されることが好ましい
が、実線L3のように調整された結果での変動量(ΔF
hg)は5nm以下であることが好ましく、さらに3n
m以下が好ましい。よって図7から、B2/B1の好ま
しい範囲は、0.4以上で0.7以下であり、さらに好
ましくは0.42以上で0.64以下である。
ィスク対向面の形状を図1に示すように加工した。実施
例4では、ABS面10と、溝20,21との段差(ス
テップデプス;SD)を3.3μmとし、外周側レール
11の幅が最も小さい部分の幅寸法W1を0.16mm
とした。実施例5は、SDを4μm、W1を0.155
mmとした。実施例6は、SDを2μm、W1を0.1
8mmとした。実施例4,5,6のそれぞれにおいて、
外周側リーディングABS面11rと内周側リーディン
グABS面12tの縦方向の寸法d1とd4を変化さ
せ、その比d1/d4を異ならせたサンプルを製造し
た。各実施例の磁気ヘッドをハードディスク装置に搭載
し、ディスクを回転させ、スライダを内周側から外周側
へ移動させたときのギャップ浮上量(Fhg)の変動量
(ΔFhg)を測定した。その結果を表2に示し、図8
では線図にプロットした。
て実線L3で示すように内外格差(Δf)を低減できる
が、実線L3のような傾向を示すに至ったときに、ギャ
ップ浮上量の変動量(ΔFhg)は5nm以下であるこ
とが好ましく、さらに3nm以下が好ましい。よって図
8から、d1/d2の好ましい範囲は、0.12以上で
0.9以下であり、さらに好ましくは0.2以上で0.
84以下である。さらに、前記条件を満たすときのステ
ップデプスSDの好ましい範囲は2μm以上で4μm以
下である。
では、スライダがディスクの半径方向へ移動する際の、
浮上量やロール姿勢を安定させることができ、ギャップ
浮上量の変動を抑制できる。
対向面を手前側に向けた平面図、
対向面を上に向けた斜視図、
置のスライダがディスクの内周側、中腹部、外周側に移
動したときのABS面の空気の流れを示す平面図、
1を変化させたときにスライダのABS面に流れる空気
流を説明する平面図、
のスキュー角の変化を示す説明図、
ダの側面図、(B)は浮上姿勢のスライダをトレーリン
グ側から示した端面図、
を示す線図、
を示す線図、
上向きで示した斜視図、
置のスライダのABS面に流れる空気流を説明する平面
図、
す線図
Claims (11)
- 【請求項1】 ディスクの記録面に対向するスライダ
と、前記スライダをディスクの記録面方向へ付勢すると
ともに前記スライダをディスクの内周側と外周側との間
で移動させる支持部材とを有し、前記スライダのリーデ
ィング側からトレーリング側に向かう方向を縦方向、こ
れと直交する方向を横方向、ディスクの内周に向かう側
を内周側、外周に向かう側を外周側としたときに、前記
スライダのトレーリング側端部で且つ外周側に記録およ
び/または再生部が設けられた磁気ヘッド装置におい
て、 前記スライダのディスク対向面には、スライダとディス
クとの間の空気流により浮上力を受けるABS面と、ス
ライダに対して負圧を与える溝とが形成されており、前
記ABS面は、リーディング側にて幅方向に延びる広幅
ABS面と、前記リーデング側ABS面と連続してトレ
ーリング側へ2列に延びる外周側レールおよび内周側レ
ールとから成り、 前記外周側レールおよび内周側レールには、縦方向の中
腹部に窪み部が形成され、トレーリング側端部での各レ
ールの横方向の幅寸法W2、W4が、前記窪み部が形成
されている部分の各レールの横方向の幅寸法W1、W3
よりも大きいことを特徴とする磁気ヘッド装置。 - 【請求項2】 前記内周側レールと外周側レールとの間
の前記溝の横方向の広がり寸法を、縦方向の中腹部の前
記窪み部が形成された部分でB1、トレーリング側端部
でB2としたときに、B1>B2であり、且つ溝の幅寸
法がB1からB2へ徐々に変化するように、各レールの
対向側の縁部に傾斜部が形成されている請求項1記載の
磁気ヘッド装置。 - 【請求項3】 B2/B1が0.4以上で0.7以下で
ある請求項2記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項4】 広幅ABS面との境界部での、内周側レ
ールと外周側レールとの間の溝の横方向の広がり寸法を
B0としたときに、B0<B2<B1である請求項2ま
たは3記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項5】 外周側レールと内周側レールとの間の溝
の横方向の広がり寸法がB1である部分を境として、外
周側レールは、外周側リーディングABS面と外周側ト
レーリングABS面に区分され、内周側レールは、内周
側リーディングABS面と内周側トレーリングABS面
に区分され、外周側トレーリングABS面と内周側トレ
ーリングABS面は、縦方向に互いに平行に延びる両側
縁を有し、外周側リーディングABS面と内周側リーデ
ィングABS面は、両リーディングABS面が対向する
側の縁部がリーディング側からトレーリング側に向けて
それぞれその間隔が広がる方向へ傾斜している請求項2
ないし4のいずれかに記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項6】 外周側トレーリングABS面の幅寸法を
W2、内周側トレーリングABS面の幅寸法をW4とし
たときに、W2<W4である請求項5記載の磁気ヘッド
装置。 - 【請求項7】 外周側リーディングABS面は、両縁部
が、リーディング側からトレーリング側に向けて外周方
向へ傾斜して形成されている請求項5または6記載の磁
気ヘッド装置。 - 【請求項8】 外周側リーディングABS面の幅方向の
中心線と縦方向との成す傾斜角度をαとし、スライダの
縦方向とディスクの接線方向との成すスキュー角θをデ
ィスクの外周側でプラス、内周側でマイナスとしたとき
に、前記αは、10〜30度から内周側のスキュー角θ
iを引いた値である請求項7記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項9】 内周側リーディングABS面では、外側
の縁部が縦方向と平行に形成されている請求項5ないし
8のいずれかに記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項10】 外周側リーディングABS面の縦方向
の寸法をd1、内周側トレーリングABS面の縦方向の
寸法をd4としたときに、d1/d4が0.12以上で
0.9以下である請求項5ないし9のいずれかに記載の
磁気ヘッド装置。 - 【請求項11】 溝の深さが2μm以上で4μm以下で
ある請求項1ないし10のいずれかに記載の磁気ヘッド
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14420898A JP3633785B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14420898A JP3633785B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11339419A true JPH11339419A (ja) | 1999-12-10 |
JP3633785B2 JP3633785B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=15356751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14420898A Expired - Fee Related JP3633785B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3633785B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6999280B2 (en) | 2001-02-14 | 2006-02-14 | Alps Electric Co., Ltd. | Magnetic head capable of being increased in shape freedom of support and magnetic head device using the magnetic head |
CN1296933C (zh) * | 2000-09-07 | 2007-01-24 | 希捷科技有限公司 | 具有特型收敛槽结构的磁头滑动件 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14420898A patent/JP3633785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN1296933C (zh) * | 2000-09-07 | 2007-01-24 | 希捷科技有限公司 | 具有特型收敛槽结构的磁头滑动件 |
US6999280B2 (en) | 2001-02-14 | 2006-02-14 | Alps Electric Co., Ltd. | Magnetic head capable of being increased in shape freedom of support and magnetic head device using the magnetic head |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3633785B2 (ja) | 2005-03-30 |
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