JPH11338067A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JPH11338067A
JPH11338067A JP15013198A JP15013198A JPH11338067A JP H11338067 A JPH11338067 A JP H11338067A JP 15013198 A JP15013198 A JP 15013198A JP 15013198 A JP15013198 A JP 15013198A JP H11338067 A JPH11338067 A JP H11338067A
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JP
Japan
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film
photographic paper
photographic
printing
amount
Prior art date
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JP15013198A
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English (en)
Inventor
Akihiko Toki
明彦 土岐
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム画像の焼付処理中に印画紙不足が生
じないようにする。 【解決手段】 マガジンMGから印画紙Pを引き出し、
この引き出した印画紙Pに写真フィルムFの画像を焼付
処理する写真焼付装置において、印画紙Pの残量を算出
する残量算出手段、処理予定の写真フィルムFに対する
焼付処理に必要な印画紙Pの使用総量を予め算出する使
用総量算出手段、残量及び使用総量を比較する比較手
段、及び比較結果を報知する報知手段を備える。残量算
出手段は、マガジンMGからの印画紙Pの引き出し量を
計測すると共に、この計測手結果から印画紙Pの残量を
算出し、使用総量算出手段は、写真フィルムFの長さ、
各コマの焼付枚数、及び各コマの焼付サイズから印画紙
の使用総量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マガジンから引き
出した印画紙に写真フィルムの画像を焼付処理する写真
焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、写真フィルムの画像をマガジンか
ら引き出される印画紙に焼付処理する写真焼付装置が知
られている。かかる写真焼付装置において、フィルム画
像の焼付処理動作中にマガジン内の印画紙の残量を各コ
マの焼付処理毎に計算し、各コマ毎の焼付処理に対して
印画紙の残量が不足するとマガジンの交換を促す警報を
発するようにすることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印画紙の焼
付処理はできるだけ短時間で行うようにすることが要請
されているが、従来の写真焼付装置では、警報が発せら
れたときにオペレータが不在であるとマガジンの交換が
できないことから焼付処理動作が中断してしまうことに
なる。そのため、オペレータは、印画紙不足が生じたと
きのマガジンの交換作業に備えて焼付処理が終了するま
で写真焼付装置の側に待機している必要があり、その間
は他の作業等に専念し難いという問題があった。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、フィルム画像の焼付処理中に印画紙不足が生じな
いようにすることができる写真焼付装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、マガジンから印画紙を引き
出し、この引き出した印画紙に写真フィルムの画像を焼
付処理する写真焼付装置において、印画紙の残量を算出
する残量算出手段と、焼付処理に必要な印画紙の使用総
量を予め算出する使用総量算出手段と、前記残量及び前
記使用総量を比較する比較手段と、比較結果を報知する
報知手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】この構成によれば、印画紙の残量が焼付処
理毎に算出され、フィルム画像の焼付処理を行うに際し
て、その焼付処理に必要な印画紙の使用総量が予め算出
される。そして、印画紙の残量と使用総量とが比較さ
れ、その比較結果が報知される。このため、焼付処理を
行う前に焼付処理中に印画紙不足が生じないかどうかが
判明するので、印画紙不足が生じるときには焼付処理開
始前に新しいマガジンと交換しておけばよく、従来のよ
うにオペレータが焼付処理中に待機している必要がなく
なる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係るも
のにおいて、前記残量算出手段が、印画紙の引き出し量
を計測し、この計測結果から印画紙の残量を算出するも
のであることを特徴としている。
【0008】この構成によれば、焼付処理毎に印画紙の
引き出し量が計測され、この計測結果から残量が算出さ
れる。このため、印画紙の残量が正確に算出される。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2に係るも
のにおいて、前記残量算出手段が、焼付処理毎に印画紙
の引き出し量を計測する引出量計測手段と、現残量から
計測結果を減算する減算手段と、減算結果である残量を
更新して記憶する記憶手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0010】この構成によれば、焼付処理毎に印画紙の
引き出し量が計測されると共に、現残量から計測結果が
減算され、記憶手段に記憶されている残量が更新され
る。このため、印画紙の残量が正確に算出されて更新さ
れる。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれかに係るものにおいて、前記使用総量算出手段
が、写真フィルム長さ、焼付枚数及び焼付サイズから印
画紙の使用総量を算出するものであることを特徴として
いる。
【0012】この構成によれば、印画紙の使用総量が、
写真フィルム長さ、焼付枚数及び焼付サイズから算出さ
れる。すなわち、写真フィルム長さが分かればコマ数が
予測できるので、使用総量が算出できる。なお、写真フ
ィルム長さをコマ数に換算して使用総量を算出してもよ
いし、写真フィルム長さに一定の係数を掛けることで使
用総量を算出してもよい。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の
いずれかに係るものにおいて、前記報知手段が、前記使
用総量が前記残量を超えることとなるときに印画紙不足
の警報を発するものであることを特徴としている。
【0014】この構成によれば、印画紙の使用総量が残
量を超えることとなるときに印画紙不足の警報が発せら
れる。このため、警報が発せられたときにマガジンを交
換すればよい。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項4に係るも
のにおいて、写真フィルムを現像処理する現像処理部
と、この現像処理部に送り込まれる写真フィルムの長さ
を計測するフィルム長計測手段とを備えたことを特徴と
している。
【0016】この構成によれば、焼付処理を行う前に写
真フィルムが現像処理部において現像処理される一方、
写真フィルムが現像処理部に送り込まれるときにその写
真フィルム長さが計測される。このため、正確な写真フ
ィルム長さが求められ、正確な使用総量が算出される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
写真焼付装置の概略構成を示す図である。この図に示す
写真焼付装置は、写真フィルムの現像処理と、現像処理
されたフィルム画像の印画紙への焼付処理と、焼付処理
された印画紙の現像処理とを連続して行うようにしたも
のであり、図1(a)はフィルム現像処理側ユニットの
構成を示し、図1(b)は印画紙焼付処理側ユニットの
構成を示す図である。なお、フィルム現像処理側ユニッ
トはオペレータから見て手前に位置しており、印画紙焼
付処理側ユニットはフィルム現像処理側ユニットの後方
に位置している。
【0018】図1(a)において、フィルム現像処理側
ユニット10は、ロール状の写真フィルムを装填するフ
ィルム装填部12と、フィルム装填部12から引き出さ
れる写真フィルムF(以下、フィルムFという。)を現
像処理するフィルム現像処理部14と、現像処理された
フィルムFを乾燥処理するフィルム乾燥処理部16と、
乾燥処理されたフィルムFの画像を各コマ毎に読み取る
画像読取部18とを備えている。なお、フィルム現像処
理側ユニット10の上方には、後述するマガジンチャン
ネルやプリントチャンネル等の画面を表示するCRT
(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Displ
ay)等の表示部20、マガジンチャンネルやプリントチ
ャンネル等の画面上で条件設定等を行うキーボード22
及び写真焼付装置の動作を制御する制御部24が配設さ
れている。
【0019】フィルム装填部12は、パトローネPAか
ら引き出したフィルムFを下流側に搬送する搬送ローラ
121,122と、パトローネPAから引き出し終えた
フィルムFの後端を切断するカッタ123とを備えてい
る。なお、搬送ローラ122は、パルスモータ等の駆動
モータ124により回転駆動され、フィルムFが一定の
送り速度で下流側に搬送されるようになっている。駆動
モータ124には、その回転量を検出するためのロータ
リーエンコーダ125が取り付けられている。
【0020】フィルム現像処理部14は、現像液、漂白
液、定着液及び安定液がそれぞれ個別に充填されるよう
に構成された処理槽141を備えており、フィルム装填
部12から引き出されたフィルムFが処理槽141の内
部等に配設された搬送手段により搬送されて現像液、漂
白液、定着液及び安定液中を順に通過することにより現
像処理されるようになっている。
【0021】また、処理槽141の上流側には、フィル
ム装填部12から送り込まれてきたフィルムFの長さを
計測するためのフォトインターラプタ等のフィルムセン
サS1が配設されている。このフィルムセンサS1は、フ
ィルムFの先端位置と後端位置とを検出するもので、フ
ィルムFの長さが、その先端位置の検出時点と後端位置
の検出時点との間における搬送ローラ122の駆動モー
タの回転量(回転パルス数)から求められるようになっ
ている。なお、フィルムセンサS1、ロータリーエンコ
ーダ125等からフィルム長計測手段が構成される。
【0022】フィルム乾燥処理部16は、乾燥室内に配
設されたヒータと、ヒータの熱を搬送中のフィルムF面
に吹き当てるためのファンとを備えており、処理槽14
1から排出されたフィルムFが乾燥室内を通過するとき
に乾燥処理されるようになっている。乾燥処理が終了す
ると、フィルムFはリール等の巻取部材に巻き取られ
る。
【0023】画像読取部18は、巻取部材に巻き取られ
たフィルムFを巻取部材から引き出して間欠的に搬送す
る搬送部181と、搬送部181の上方に配設されたC
CD(Charge Coupled Device)等の画像読取手段18
2とを備えており、フィルムFが搬送部181を通過す
るときに各コマの画像が画像読取手段182により順次
読み取られ、制御部24の後述するRAM243に記憶
されるようになっている。画像読み取りが終了したフィ
ルムFは、搬送部181を逆送されてリール等の巻取部
材に巻き取られる。
【0024】図1(b)において、印画紙焼付処理側ユ
ニット30は、所定長を有する印画紙がロール状に巻装
されたマガジンMGを搭載するマガジン載置部32と、
マガジンMGから印画紙Pを外部に引き出す搬送ローラ
34と、引き出した印画紙Pを下流側に搬送する搬送部
36と、搬送部36の下流側に配設され、印画紙Pを所
定長さにカットするカッタ38と、搬送部36の上方に
配設され、画像読取部18で読み取られたフィルム画像
を各コマ毎に印画紙P上に焼き付ける例えばFOCRT
(Fiber Optic Cathode-Ray-Tube)等からなる画像転写
部40と、画像の焼き付けられた印画紙Pを現像処理す
る印画紙現像処理部42と、現像処理された印画紙Pを
乾燥処理する印画紙乾燥処理部44とを備えている。
【0025】また、搬送ローラ34の下流側近傍には、
マガジンMGから引き出された印画紙の先端を検出する
フォトインタラプタ等の印画紙センサS2が配設されて
いる。この印画紙センサS2の位置が搬送ローラ34に
よる印画紙Pの送り出し位置の基準となり、印画紙Pは
この位置を基準にして送り量が管理される。
【0026】マガジン載置部32は、マガジンMGの底
面に配設されている突起PRにより押圧されるリミット
スイッチ等からなる複数の種別センサS3を備えてい
る。マガジンMGの突起PRは、その個数と平面方向に
おける位置との組み合わせによりマガジンMG内の印画
紙の幅及び面質(幅及び面質により印画紙種別が特定さ
れる。)を表示するもので、突起PRにより押圧される
種別センサS3により印画紙種別の読み取りが可能とな
っている。なお、この読み取られた印画紙種別は後述す
る記憶手段48に記憶される。
【0027】搬送ローラ34は、パルスモータ等の駆動
モータ341により正逆両方向に回転駆動され、駆動モ
ータ341の回転量に対応して印画紙Pの送り量を制御
するようになっている。この搬送ローラ34は、印画紙
Pへの画像の焼付処理時には後述するプリントチャンネ
ル画面で設定された各コマの焼付サイズに対応して印画
紙Pを画像転写部40の下流側に所定長さだけ一旦搬送
した後、逆転させて画像転写部40の下流側に搬送した
長さ分だけ上流側に引き戻すようになっている。駆動モ
ータ341には、回転量を検出するためのロータリーエ
ンコーダ342が取り付けられており、検出された回転
量(回転パルス数)は後述する記憶手段48に記憶され
る。なお、印画紙センサS2、ロータリーエンコーダ3
42等から引出量計測手段が構成される。
【0028】画像転写部40は、搬送ローラ34により
一旦下流側に搬送された印画紙Pが上流側に引き戻され
るときに印画紙P上に画像を焼き付ける。画像が焼付処
理された印画紙Pは搬送ローラ34により下流側に搬送
されてカッタ38により切断され、印画紙現像処理部4
2に搬送される。
【0029】印画紙現像処理部42は、現像液、漂白定
着液及び安定液がそれぞれ個別に充填されるように構成
された処理槽421を備えており、焼付処理された印画
紙Pが現像液、漂白定着液及び安定液中を順に通過する
ことにより現像処理されるようになっている。
【0030】印画紙乾燥処理部44は、フィルム乾燥処
理部16と同様に、乾燥室内に配設されたヒータと、ヒ
ータの熱を搬送中の印画紙面に吹き当てるためのファン
とを備えており、処理槽421から排出された印画紙P
が乾燥室を通過するときに乾燥処理され、外部に排出さ
れるようになっている。
【0031】図2は、制御部24による印画紙不足を報
知する報知動作を中心とした制御構成を示す図である。
この図において、制御部24は、所定の演算乃至制御処
理を行うCPU241、所定の処理プログラム等が記憶
されたROM242及びデータを一時的に記憶させるR
AM243を備えている。また、CPU241は、フィ
ルム長算出部241a、印画紙残量算出部241b、印
画紙使用総量算出部241c及び比較部241dとして
の各機能実現手段を備えている。
【0032】フィルム長算出部241aは、フィルム現
像処理部14で現像処理されるフィルムFの全長寸法を
算出するものであり、RAM243等からデータを読み
出す読出手段、複数のデータを乗算する乗算手段等の機
能実現手段を備えている。印画紙残量算出部241b
は、焼付処理毎に減少するマガジンMG内の印画紙Pの
残量を算出するもので、記憶手段48等からデータを読
み出す読出手段、この読み出したデータから所定のデー
タを減算する減算手段等の機能実現手段を備えている。
【0033】印画紙使用総量算出部241cは、フィル
ムFの各コマの画像を焼付処理するのに必要な印画紙P
の使用総量を焼付処理を開始する前に予め算出するもの
で、RAM243等からデータを読み出す読出手段、複
数のデータを乗算する乗算手段等の機能実現手段を備え
ている。比較部241dは、印画紙残量算出部241b
で算出された印画紙Pの残量と、印画紙使用総量算出部
241cで算出された印画紙Pの使用総量とを比較し、
焼付処理中に印画紙不足が生じないかどうかを焼付処理
前に判定するするもので、RAM243や記憶手段48
等からデータを読み出す読出手段、データの大小を判定
する判定手段等の機能実現手段を備えている。
【0034】また、CPU241には、フィルムセンサ
1、印画紙センサS2、種別センサS3、エンコーダ1
25,342及びキーボード22が接続されると共に、
表示部20、警報器46及びEEPROM等の書き換え
可能な記憶手段48が接続されている。警報器46は、
ランプやLED(Light Emitting Diode)等の光源、ブ
ザーやスピーカ等の音響機器等で構成されると共に、表
示部20の近傍等に配設され、焼付処理中に印画紙不足
が生じると判断されたときにその旨をオペレータに報知
するものである。また、記憶手段48は、後述するよう
に種々のデータを記憶するものである。
【0035】上記のように構成された写真焼付装置で
は、写真焼付装置を駆動するにあたってマガジン載置部
32にマガジンMGが搭載されると、搭載されたマガジ
ンMGの種別(印画紙の幅及び面質)に対応した信号が
種別センサS3から出力され、印画紙種別が記憶手段4
8に記憶される。
【0036】そして、キーボード22の所定のキーが操
作されて表示部20にマガジンチャンネル画面が表示さ
れる。このマガジンチャンネル画面には、記憶手段48
に記憶されている(すなわち、マガジン載置部32に搭
載されている)マガジンMGの印画紙種別が表示される
ようになっており、キーボード22の所定のキーが操作
されて画面上の印画紙長さの項目に現在搭載されている
マガジンMG内の印画紙Pの初期長さ(未使用時の全長
寸法)が入力される。この入力された初期長さは、記憶
手段48に記憶されると共に、マガジンチャンネル画面
に表示されるようになっている。このマガジンチャンネ
ル画面には、複数のマガジンMGに対応して各初期長さ
が入力できるようになっている。
【0037】また、キーボード22の所定のキーが操作
されて表示部20にプリントチャンネル画面が表示され
る。このプリントチャンネル画面では、キーボード22
の所定のキーが操作されて画面上の印画紙種別の項目に
現在搭載されているマガジンMGの印画紙種別が入力さ
れる。また、印画紙送り量の項目に送り量(すなわち、
焼付サイズ)が入力されると共に、焼付枚数の項目に各
コマの焼付枚数が入力される他、他の種々の焼付条件等
が入力される。これらの入力された焼付条件等は、記憶
手段48に記憶される。
【0038】なお、マガジンMG内の印画紙Pの長さは
焼付処理が行われる度に減少するので、現残量(但し、
最初の焼付処理時は初期長さ)から使用総量を差し引い
た残量が記憶手段48に記憶されるようになっている。
この残量は、フィルムFの全コマの焼付処理毎に算出さ
れて順次書き換えられ、マガジンチャンネル画面に初期
長さと併せて表示されるようになっている。また、搭載
されているマガジンMGを別のものに取り替えた後に先
に搭載されていたものを再搭載したとき、種別センサS
3により検出されたマガジンMGの印画紙種別とプリン
トチャンネル画面に入力されている印画紙種別とが一致
したときには再搭載したマガジンMG内の印画紙が継続
して使用可能となるが、一致しなかったときにはマガジ
ン搭載間違いと判断されて表示部20に警告表示が行わ
れる。
【0039】次に、上記のように構成された写真焼付装
置における、焼付処理中に印画紙不足が生じると予想さ
れる場合の報知動作について、図3に示すフローチャー
トを参照して説明する。すなわち、マガジンチャンネル
やプリントチャンネルで所定の焼付条件等が設定される
と共に、必要に応じて写真フィルム及び印画紙の現像条
件等が設定されて写真焼付装置が駆動されると、フィル
ム装填部12に装填されたパトローネPAからフィルム
Fが引き出されて処理槽141側に送り込まれる。
【0040】このとき、フィルムセンサS1によりフィ
ルムFの先端位置と後端位置とが検出され、フィルム長
算出部241aによりそれらの検出時点間の駆動モータ
124の回転量からフィルムFの長さが算出される(ス
テップS1)。この算出はフィルムFの現像処理が終了
するまでに行われ、算出結果が記憶手段48に記憶され
る。
【0041】次いで、フィルムFの各コマの画像を焼付
処理するのに必要な印画紙の使用総量が、印画紙使用総
量算出部241cにより、記憶手段48から読み出され
たフィルムFの長さ、各コマの焼付枚数及び各コマの焼
付サイズから焼付処理前に予め算出される(ステップS
3)。
【0042】すなわち、フィルムFの全コマが撮影され
ている場合はフィルムFの長さはコマ数と対応するの
で、全コマが撮影されていると見做してフィルムFの長
さがコマ数に換算される。この換算は、フィルムFの長
さをコマ寸法で除算することにより行ってもよいし、R
OM242に記憶されているテーブルからフィルム長さ
に対応するコマ数を読み出すことにより行ってもよい。
この結果、換算されたコマ数、各コマの焼付枚数及び各
コマの焼付サイズを乗算することにより印画紙の使用総
量が算出されることになる。なお、フィルムFの長さを
コマ数に換算せずに、そのフィルム長さに一定の係数を
掛けることにより使用総量を算出するようにしてもよ
い。
【0043】次いで、比較部241dにより、ステップ
S3で算出された印画紙の使用総量がマガジンMG内の
印画紙の残量よりも多いか否かが判定される(ステップ
S5)。なお、印画紙の残量は、上述のようにフィルム
Fの全コマの焼付処理毎に算出され、その算出結果によ
り記憶手段48の内容が更新されて記憶される。この残
量は、搬送ローラ34を回転駆動する駆動モータ341
の回転数から算出される印画紙の送り量を各コマ毎にR
AM243に累積して記憶させる一方、記憶手段48に
記憶されている現残量からその累積値を差し引くことに
より算出される。勿論、フィルムFの全コマの送り量を
累積して記憶させ、初期長さからその累積値を差し引く
ことにより算出するようにしてもよい。また、印画紙の
残量は、印画紙の実際の送り量から算出せずに、印画紙
使用総量算出部241cで求めた使用総量を用いて近似
的に算出することも可能である。
【0044】次いで、ステップS5で判定が肯定される
と警報器46が駆動され(ステップS7)、現像処理中
のフィルムFの各コマの画像を焼付処理するとマガジン
MG内の印画紙Pが不足することが報知される。なお、
警報器46に代え、表示部20に文字や記号等で印画紙
Pが不足する旨を報知するようにしてもよい。また、ス
テップS5で判定が肯定されたときは、フィルムFの現
像処理と全コマの画像読み取りが終了しても制御部24
からは焼付処理動作開始の指令が出ないようになってい
る。また、警報器46が駆動されたとき、新しいマガジ
ンMGと交換した後にマガジンチャンネル画面に印画紙
の初期長さを入力すると、画像読取部18で読み取られ
たフィルム画像の焼付処理が可能な状態になる。
【0045】また、ステップS5で判定が否定されたと
きは、フィルムFの焼付処理を行っても印画紙Pの残量
が不足しない状態にあるので警報器46が駆動されるこ
とはない。なお、ステップS5で判定が否定されたとき
に、警報器46とは異なる別のランプやLED等の光源
を点灯させる等して印画紙不足が生じないことを報知す
るようにしてもよい。この報知は、表示部20に文字や
記号等を表示させて行うようにすることも可能である。
【0046】このようにステップS5で判定が否定され
たときは、現像処理の終了したフィルムFの各コマの画
像が画像読取部18で順次読み取られた後に駆動モータ
341が駆動されてマガジンMG内の印画紙Pが引き出
され、搬送部36に送り込まれて画像転写部40でフィ
ルム画像の焼付処理が行われる。焼付処理された印画紙
Pは、カッタ38で切断されて印画紙現像処理部42に
送り込まれ、現像処理された後に印画紙乾燥処理部44
で乾燥処理されて外部に排出される。
【0047】本発明に係る写真焼付装置は上記のように
構成されており、フィルムFがフィルム装填部12から
フィルム現像処理部14側に送り込まれた段階で、各コ
マの画像を焼付処理しても印画紙不足が生じないかどう
かが判別されるので、印画紙不足が生じると判別された
ときには予めマガジンを交換しておくことによって焼付
処理中に印画紙不足が生じないようにすることができ
る。このため、オペレータは印画紙不足が生じたときの
マガジンの交換作業に備えて焼付処理が終了するまで写
真処理装置の側に待機している必要がなくなる結果、写
真焼付装置が作動中でも他の作業等に専念できることに
なる。
【0048】なお、本発明に係る写真焼付装置は、上記
実施形態のものに限定されるものではなく、次のような
種々の変形態様を採用することができる。
【0049】(1)上記実施形態では、現像処理の終了
したフィルム画像を画像読取手段182で読み取り、そ
の読み取ったフィルム画像を画像転写部40で印画紙P
上に焼付処理するようにしているが、現像処理の終了し
たフィルムFに光を照射して画像を直接印画紙P上に投
影させることにより焼付を行うようにすることも可能で
ある。写真焼付装置をそのように構成した場合でも、上
記実施形態の場合と同様に焼付処理中に印画紙不足が生
じないかどうかを焼付処理を行う前に判別することがで
きる。
【0050】(2)上記実施形態では、フィルム長さを
フィルム現像処理部14の上流側で検出するようにして
いるが、フィルム現像処理部14の下流側で検出するよ
うにすることも可能である。この場合でも、焼付処理を
行う前に印画紙不足が生じるかどうかが判別できるの
で、オペレータは焼付処理が終了するまで待機している
必要がなくなる。
【0051】(3)フィルム長さをフィルム現像処理部
14の下流側で検出する場合には、フィルム長さに代え
てコマ数を検出するようにしてもよい。このコマ数は画
像読取手段182でフィルム画像を読み取るときにカウ
ントすることができる。勿論、フィルム乾燥処理部16
から排出された段階で、その位置に設けたセンサにより
カウントすることも可能である。このように、フィルム
長さに代えてコマ数を検出する場合には撮影ミス等で画
像が露光されていない箇所についてはコマ数をカウント
しないので、印画紙の正確な使用量を算出することが可
能になり、印画紙不足が生じないかどうかをより正確に
判別することができるようになる。
【0052】(4)上記実施形態では、フィルム長さを
実測するようにしているが、写真フィルムが規格品の場
合には予め長さが分かっているので、規格表等に記載さ
れているフィルム長さをプリンチャンネル画面等で入力
するようにしてもよい。また、フィルム長さが分かって
いるときはコマ数も分かることになるので、コマ数をプ
リンチャンネル画面等で入力するようにしてもよい。こ
のようにした場合は、フィルム長計測手段が不要となる
ので、写真焼付装置の構成を簡素化することができる。
【0053】(5)上記実施形態では、フイルム装填部
12の駆動モータ124の回転量からフィルム長さを算
出するようにしているが、フィルムセンサS1でフィル
ムFの側端縁に等ピッチで形成されているパーフォレー
ションの個数をカウントし、その個数とピッチ寸法とか
らフィルム長さを算出することもできる。また、フィル
ムセンサS1で検出したフィルムFの先端位置の検出時
点と後端位置の検出時点とから送り時間を算出し、この
送り時間と送り速度とからフィルム長さを算出すること
も可能である。さらに、フィルムFが各コマの撮影領域
に対応して磁気記録部が設けられたものであり、その磁
気記録部にデータが書き込まれている場合は、そのデー
タを読み取ることによりフィルム長さを計測したり、直
接コマ数を計測したりすることができる。
【0054】(6)上記実施形態では、フィルム現像処
理部を備えているが、本発明に係る写真焼付装置は現像
処理されたフィルム画像の焼付処理及び現像処理だけを
行う装置として構成することも可能である。この場合、
フィルム画像の焼付処理は、フィルム画像を上記実施形
態のように画像読取手段で読み取った上で行うようにし
てもよいし、光源から光を照射してフィルム画像を印画
紙上に直接投影することにより行うようにしてもよい。
【0055】画像読取手段で読み取った上で焼付処理を
行う場合は、フィルム画像を画像読取手段で読み取ると
きにフィルム長さを計測してもよいし、そのときに直接
コマ数をカウントするようにしてもよい。直接投影する
ことにより焼付処理を行う場合には、焼付処理部の上流
側にフィルム長さを計測したり、コマ数をカウントした
りする計測手段を設けておくようにすればよい。また、
直接投影することにより焼付処理を行う場合でも、スキ
ャナ等で一旦画像を読み取って焼付条件を設定するよう
にしたものでは、その画像の読み取り時にカウントすれ
ばよい。このようにフィルム現像処理部を備えていない
場合でも、各コマの画像を焼付処理したときに印画紙不
足が生じないかどうかを焼付処理前に判別することがで
きる。
【0056】このようにフィルム現像処理部を備えてい
ない場合、別の装置で現像処理した複数本のフィルムを
先のフィルムの終端と後のフィルムの始端とを接続して
連続したフィルムとした上で焼付処理を行うようにして
もよい。このようにした場合は1本のフィルムと同様に
扱えばよい。
【0057】(7)上記実施形態の写真焼付装置では、
フィルム装填部12に装填したパトレーネPAのフィル
ムFがすべて引き出されたとき、次のパトレーネPAと
交換することにより複数本のフィルムFを連続して現像
処理することが可能である。この場合、複数本のフィル
ムFについての印画紙Pの使用総量を算出し、その複数
本のフィルムFの各コマの画像を焼付処理するときに印
画紙不足が生じないかどうかを焼付処理前に判別するよ
うにすればよい。この場合のフィルム長さは、各フィル
ム長さの合計値となる。また、フィルム1本毎や、複数
本のうちの一定本数毎に印画紙不足が生じないかどうか
を判別することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至4の
発明は、印画紙の残量を算出する残量算出手段と、焼付
処理に必要な印画紙の使用総量を予め算出する使用総量
算出手段と、残量及び使用総量を比較する比較部と、比
較結果を報知する報知手段とを備えているので、焼付処
理中に印画紙不足が生じないようにすることができる。
【0059】また、請求項5の発明は、報知手段が、使
用総量が残量を超えることとなるときに印画紙不足の警
報を発するようにされているので、警報が発せられたと
きに新しいマガジンと交換すれば、その後は焼付処理が
終了するまで写真焼付装置の側に待機している必要がな
くなる。
【0060】また、請求項6の発明は、写真フィルムを
現像処理する現像処理部と、この現像処理部に送り込ま
れる写真フィルム長さを計測するフィルム長計測手段と
を備えているので、写真フィルムの現像処理が終了する
までの間に、焼付処理中に印画紙不足が生じないかどう
かを判別することができ、この結果、印画紙不足が生じ
るときでも現像処理中等の焼付処理動作が開始されるま
での間にマガジンを交換することができ、写真焼付装置
の動作が一時的に停止されて作業が遅延するのを阻止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る写真焼付装置の概略構
成を示す図で、(a)はオペレータの手前に位置するフ
ィルム現像処理側ユニットを示し、(b)はフィルム現
像処理側ユニットの後方に位置する印画紙焼付処理側ユ
ニットを示す図である。
【図2】図1に示す写真焼付装置の印画紙不足を報知す
る報知動作を中心とした制御構成を示す図である。
【図3】図1に示す写真焼付装置の印画紙不足を報知す
る報知動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 フィルム現像処理側ユニット 12 フィルム装填部 14 フィルム現像処理部 16 フィルム乾燥処理部 18 画像読取部 20 表示部 22 キーボード 24 制御部 30 フィルム現像処理側ユニット 32 マガジン載置部 40 画像転写部 42 印画紙現像処理部 44 印画紙乾燥処理部 46 警報器(報知手段) 48 記憶手段 241 CPU 241a フィルム長さ算出手段 241b 印画紙残量算出部 241c 印画紙使用量算出手段 241d 比較部 F 写真フィルム P 印画紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マガジンから印画紙を引き出し、この引
    き出した印画紙に写真フィルムの画像を焼付処理する写
    真焼付装置において、印画紙の残量を算出する残量算出
    手段と、処理予定の写真フィルムに対する焼付処理に必
    要な印画紙の使用総量を予め算出する使用総量算出手段
    と、前記残量及び前記使用総量を比較する比較手段と、
    比較結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とす
    る写真焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記残量算出手段は、印画紙の引き出し
    量を計測し、この計測結果から印画紙の残量を算出する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の写真焼付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記残量算出手段は、焼付処理毎に印画
    紙の引き出し量を計測する引出量計測手段と、現残量か
    ら計測結果を減算する減算手段と、減算結果である残量
    を更新して記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の写真焼付装置。
  4. 【請求項4】 前記使用総量算出手段は、写真フィルム
    長さ、焼付枚数及び焼付サイズから印画紙の使用総量を
    算出するものであることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の写真焼付装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は、前記使用総量が前記残
    量を超えることとなるときに印画紙不足の警報を発する
    ものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の写真焼付装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の写真焼付装置において、
    写真フィルムを現像処理する現像処理部と、この現像処
    理部に送り込まれる写真フィルム長さを計測するフィル
    ム長計測手段とを備えたことを特徴とする写真焼付装
    置。
JP15013198A 1998-05-29 1998-05-29 写真焼付装置 Withdrawn JPH11338067A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164054A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリント装置
JP2007171263A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリント装置
CN117289882A (zh) * 2023-11-20 2023-12-26 浙江口碑网络技术有限公司 信息处理、播放方法、装置、电子设备及计算机存储介质

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JP2007164054A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリント装置
JP2007171263A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリント装置
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