JPH1130818A - Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置 - Google Patents

Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置

Info

Publication number
JPH1130818A
JPH1130818A JP9186562A JP18656297A JPH1130818A JP H1130818 A JPH1130818 A JP H1130818A JP 9186562 A JP9186562 A JP 9186562A JP 18656297 A JP18656297 A JP 18656297A JP H1130818 A JPH1130818 A JP H1130818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative
film
negative film
printed
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9186562A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyawaki
浩 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP9186562A priority Critical patent/JPH1130818A/ja
Priority to US09/113,050 priority patent/US6229592B1/en
Priority to DE69818361T priority patent/DE69818361T2/de
Priority to EP98112808A priority patent/EP0890877B1/en
Publication of JPH1130818A publication Critical patent/JPH1130818A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C11/00Auxiliary processes in photography
    • G03C11/02Marking or applying text
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/521Arrangements for applying a supplementary information onto the sensitive material, e.g. coding
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/001Counting; Classifying; Marking
    • G03D15/003Marking, e.g. for re-printing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/001Counting; Classifying; Marking
    • G03D15/005Order systems, e.g. printsorter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手間のかかる貼り付け作業が不必要であるとと
もに現像所独自のID番号が付与できるID番号付きネ
ガフィルム及び、そのようなID番号付きネガフィルム
を用いる写真焼付装置の提供。 【解決手段】 コマ画像が形成されたネガフィルム(1)
のコマ画像の領域外にネガフィルム(1)のID番号が直
接フィルム面に印字されているID番号付きネガフィル
ム。このID番号付きネガフィルム(1)を用いる写真焼
付装置は、印字されたID番号をネガフィルムから読み
取るID番号読取装置(130,140)と、前記読み取られた
ID番号を印画紙の裏面に印字する別な印字装置(160)
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他のネガフィルム
と識別するためのID番号が付与されたネガフィルム及
びそのようなネガフィルムを焼付処理する写真焼付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラによって撮影が終了した
ネガフィルム(1本のネガフィルムを以後ストリップネ
ガとも呼ぶ)は、DPE店へ持ち込まれ、同時プリント
が依頼される。現像所(ラボ)では、通常複数のストリ
ップネガをスプライステープで接続して長尺ネガフィル
ムとした後現像処理を行う。その後、ネガフィルム上に
顕像化された画像コマを印画紙に焼き付ける。ネガフィ
ルムはピースネガとして4コマ画像又は6コマ画像単位
でカットされ、各ピースネガはネガシートに収納され、
現像された印画紙をコマ画像単位でカットして得られた
プリントと照合された後、DP袋に入れられて、出荷さ
れる。戻されてきたピースネガに形成されているコマ画
像を焼き増しする場合、顧客は、DPE店において、焼
き増し対象となる画像コマと焼き増し枚数を注文伝票に
記入するとともにピースネガを収納したネガシートを手
渡す。各DPE店からこのような注文つまりリオーダー
を受け取った現像所では、ピースネガを用いて印画紙に
コマ画像を焼き付けなければならない。現像所では、扱
うネガフィルムがストリップネガであっても、ピースネ
ガであっても、焼付処理後に行われるプリントとの照合
等のために、焼付注文されたネガフィルムには、他のネ
ガフィルムと識別するためのID番号を付与する必要が
ある。
【0003】従来、文字や数字あるいは記号で表現され
たID番号を印字したチェックテープをネガフィルムの
先端部に貼り付け、照合作業において、作業者がこのI
D番号を参照することによるネガフィルムと印画紙つま
りプリントが対応しているかどうかを判断していた。ま
た、特開平4−123056号公報には、チェックテー
プにID番号を印字する代わりに、チェックフィルムに
磁気記憶部を設け、このチェックフィルムをネガフィル
ムの先端部に貼り付け、対象ネガフィルムの情報をチェ
ックフィルムの磁気記憶部に書き込む技術が開示されて
いる。さらに、特開平9−22073号公報には、バー
コード表記されたID番号がネガフィルムのパーフォレ
ーション間にフィルム工場で潜像として記録され、現像
することで読取可能となる技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】何らかの形でID番号
を記録したチェックシートをネガフィルムに貼り付ける
ケースでは、チェックシートの貼り付け作業に結構手間
がかかるだけでなく、ID番号が占有する領域よりチェ
ックシートの面積の方が大きくなるので、特にピースネ
ガの場合貼り付けられる場所が限定されるという問題点
がある。また、ネガフィルムに予めフィルム工場で潜像
として記録されたID番号を採用する場合、現像所で独
自のID番号を付与できないという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、手間のかかる貼り付け作
業が不必要であるとともに現像所独自のID番号が付与
できるID番号付きネガフィルム及び、そのようなID
番号付きネガフィルムを用いる写真焼付装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるID番号付きネガフィルムは、コマ画
像が形成されたネガフィルムの前記コマ画像の領域外に
ネガフィルムのID番号が直接フィルム面に印字されて
いることを特徴としている。これにより、ID番号を記
録したシートをネガフィルムに貼り付けるとういう作業
が省かれるし、ID番号が占有する領域も最小限に抑え
ることができ。また、印字装置に印字データを送りさえ
すれば、現像所側で任意に選択された文字や数字あるい
は記号で表記されるID番号を印字することができる。
【0007】特に好ましい印字装置としてはサーマルプ
リンターが挙げられ、その際白色インクを用いること
で、印字対象となるネガフィルムが未現像であっても現
像済みであっても、またフィルム面のどの領域であって
も、印字部分とその他の部分の濃度差が十分に確保され
るので、視覚的にも光学的にも良好に認識可能となる。
【0008】ID番号の印字対象となるネガフィルムが
1本分のフィルム長さをもったストリップネガである場
合、本発明の好適な実施形態では、ID番号がストリッ
プネガの先端領域に形成されるカブリ部に印字される。
ストリップネガでは、その先端領域はカメラのスプール
軸への巻き込みに利用されるため、ある程度の長さにわ
たってカブリ部が形成され、このカブリ部を、焼付作業
に支障となることなしに、バーコードや数字の印字のた
めに使うことができる。
【0009】ID番号の印字対象となるネガフィルムが
1本分のフィルムから数コマ単位でカットされたピース
ネガである場合、本発明の好適な実施形態では、ID番
号が前記ピースネガのパーフォレーションの間に印字さ
れる。一般にピースネガではストリップネガのようにそ
の先端領域にカブリ部がないので、ID番号を印字する
場所が限定される。ここでは、自由にID番号を印字す
ることができる場所として、パーフォレーションの間の
領域が採用されている。さらに、この狭い領域にも係わ
らず、印字装置がID番号を高い信頼性をもって印字し
たり、読取装置が印字されたID番号を高い信頼性をも
って読み取ることを容易にするため、本発明の好適な実
施形態では、各パーフォレーション間の領域をID番号
をビット表記する際の1ビットのために利用している。
つまり、パーフォレーション間の領域に印字があれば”
1”、なければ”0”とみなすことにより、例えば6個
のパーフォレーション間の領域をビット表記のために用
意するならば、6ビットのID番号を提供することがで
きる。単なるべた塗りの印字にとってはパーフォレーシ
ョン間の領域は十分な広さを持っているので、高い信頼
性をもってID番号の印字と読取が可能となる。
【0010】上述したようなID番号付きネガフィルム
を利用する写真焼付装置の1つの実施形態として、印字
されたID番号をネガフィルムから読み取るID番号読
取装置と、このID番号読取装置で読み取られたID番
号を、前記ID番号をもつネガフィルムのコマ画像を焼
き付けた印画紙の裏面に印字する別な印字装置とを備え
ている。この構成では、ID番号は、焼付枚数や焼付サ
イズなどのオーダ情報と対象ネガフィルムとのリンクの
ために焼付処理時に写真焼付装置内部で用いられるだけ
ではなく、写真プリントとして仕上げられた印画紙とネ
ガフィルムの照合のためにも用いられる。
【0011】さらに、ストリップネガとピースネガの両
方を自動的に処理する写真焼付装置では、ストリップネ
ガに印字されたID番号を読み取る第1ID番号読取装
置と、ピースネガに印字されたID番号を読み取る第2
ID番号読取装置とを備えるとよい。これにより、同時
プリントだけではなく、ピースネガによる焼き増し注文
に対しても、フィルムやプリントの確実な照合が可能と
なる。本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面
を用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、写真現像所における、
本発明によるID番号付きフィルムを採用した写真フィ
ルム処理システムが概略的に示されている。現像所に
は、未現像のネガフィルム1、つまり1本分の長さをも
ったストリップネガ1Aが同時プリントのために持ち込
まれたり、現像済みのネガフィルム1、つまりストリッ
プネガ1Aから数コマ単位でカットされたピースネガ1
Bが焼き増しプリントのために持ち込まれる。
【0013】DP袋2に入れられたストリップネガ1A
が受付機110に持ち込まれると、DP袋2からストリ
ップネガ1Aが取り出されるとともにDP袋2に貼り付
けられていたID番号と焼付枚数や焼付サイズなどの注
文情報がリンクされた状態で受付機110に入力され
る。取り出されたストリップネガ1Aはフィルム用ID
番号印字装置120に送られ、後で詳しく説明する方法
でDP袋に貼り付けられたID番号と同一または、関連
づけられる新たなフィルム用のID番号が所定箇所に印
字される。その後、フィルムスプライサー130に送ら
れ、スプライステープによって次々連結され、約100
本程度のストリップネガ1Aがつながれた長尺ロール状
のネガフィルム1が形成される。この長尺ロール状のネ
ガフィルム1をフィルム現像機140に装填すると、自
動的にネガフィルム1が現像、定着、水洗等の処理槽内
を搬送され、かつ乾燥処理されて、撮影画像が顕像化さ
れる。この顕像化されたネガフィルム1はロール状に巻
取られ、写真焼付装置150に送られる。写真焼付装置
150では、ネガフィルム1のコマが順次露光位置に位
置決めされ、所定の露光量で所定枚数分を印画紙3に露
光焼き付けされる。順次コマ画像を焼き付けられた印画
紙3は、印画紙用印字装置160によって、対応するス
トリップネガ1Aに印字されているID番号と同じID
番号をその裏面に印字される。その後、印画紙現像機1
70によって現像された印画紙3は、ペーパーカッター
180によって焼き付けコマ毎にカットされ、仕上がり
写真プリントとして照合ステーション200に送られ
る。
【0014】焼付処理が終了したストリップネガ1A
は、ネガカットインサータ190へ送られ、所定のコマ
数毎(例えば、4コマ又は6コマ毎)にカットされ、ピ
ースネガ1Bとしてネガシートに順次収容され、写真プ
リントと照合するため、照合ステーション200に送ら
れる。
【0015】照合ステーション200では、ピースネガ
1Bのコマ画像と写真プリントの対応関係と仕上がり状
態をチェックし、合格の場合はネガシートと写真プリン
トを受付時に受け取ったDP袋2に収納する。焼付不良
等が生じた場合、再度焼き直しし、再び照合ステーショ
ン200で照合した後、DP袋2に収納される。
【0016】焼き増し注文として、現像済みのピースネ
ガ1Bが入れられたDP袋2が受付機110に持ち込ま
れると、DP袋2からピースネガ1Bが取り出されると
ともにDP袋2に貼り付けられていたID番号と焼付枚
数や焼付サイズなどの注文情報がリンクされた状態で受
付機110に入力される。取り出されたピースネガ1B
はフィルム用ID番号印字装置120に送られ、後で詳
しく説明するように、ID番号が所定箇所に印字され
る。ID番号を印字されたピースネガ1Bは、一枚づつ
写真焼付装置150に送られ、焼付対象コマが露光位置
に位置決めされ、所定の露光量で所定枚数分を印画紙3
に露光焼き付けされる。コマ画像を焼き付けられた印画
紙3は、印画紙用印字装置160によって、対応するピ
ースネガ1Bに印字されているID番号と同じID番号
をその裏面に印字される。その後、印画紙現像機170
によって現像された印画紙3は、ペーパーカッター18
0によって焼き付けコマ毎にカットされ、仕上がり写真
プリントとして照合ステーション200に送られる。焼
付処理が終了したピースネガ1Bもネガカットインサー
タ190によって再びネガシートの挿入され、仕上がり
写真プリントとの照合のために照合ステーション200
に送られる。
【0017】次に、フィルム用ID番号印字装置120
の構成を図2を用いて説明する。この印字装置120は
白色のインクリボン121を用いたサーマルプリンター
として構成されており、サーマルヘッド122と、この
サーマルヘッド122をドライバー123を介して駆動
制御する制御部124とを備えている。この制御部12
4には、受付機110に配置されているキーボード11
1とバーコードリーダ112が接続されている。バーコ
ードリーダ112は、DP袋2に貼り付けられているI
DコードシールからID番号を表しているバーコードを
読み取るものであり、読み取られたID番号は制御部1
24のメモリーに格納される。DP袋2にバーコードが
貼り付けられておらず、数字などで記録されている場
合、オペレータによってキーボード111からID番号
を直接入力し、制御部124のメモリーに格納すること
も可能である。
【0018】さらに、制御部124には、ストリップネ
ガ1Aやピースネガ1Bのパーフォレーション1aを検
出する光センサー125や、ネガ搬送のための搬送ロー
ラ126を駆動するモータ127もここでは図示されて
いないドライバーを介して接続されている。モータ12
7にはモータ127の回転を検出できるようにエンコー
ダがその回転軸に設けられており、エンコーダの出力信
号は制御部124に送られる。これにより、モータ12
7が一定の速度で回転するように制御部124によって
制御され、ネガフィルム1は一定速度で搬送される。
【0019】この印字装置120では、ストリップネガ
1Aやピースネガ1BによってID番号が印字される場
所が異なる。ストリップネガ1Aの場合、図3に示すよ
うに、ストリップネガ1Aの先端領域に形成されるカブ
リ部1bにバーコードで6桁〜10桁の数字で表される
ID番号と、オペレータの確認用としてバーコードの下
側に数字とが印字される。ピースネガ1Bの場合、図4
に示すように、パーフォレーション1aの間の各領域を
1ディジットとして、6ディジットで表されるビットコ
ードとしての白べた塗りの四角マークが印字される。つ
まり、6ビットの情報であるので、2の6乗で64通り
のID番号を付与することができる。もちろん、必要に
応じて利用するディジットを増やして、例えば8ディジ
ットで256通りのID番号を付与できるようにするこ
ともできる。また、上端と下端の両方のパーフォレーシ
ョン1aの間の領域を利用してもよい。このピースネガ
1Bにも、オペレータの確認用としての数字が先端のパ
ーフォレーション1aの近くに印字されている。
【0020】次に、図5〜図7を用いて本発明によるI
D番号付きネガフィルム1を処理する写真焼付装置を説
明する。図5は、写真焼付装置の全体を示し、後述する
画像情報読取り装置20や焼付け露光装置30などが内
装され、リール4に巻かれた現像済みネガフイルム1の
画像情報を画像情報読取り装置20が読取ってディスプ
レイ9に表示し、その表示内容に基づいてオペレータが
操作卓10を操作することにより、焼付け露光装置30
が適正な露光量で印画紙に露光し、その後、現像などの
処理を経て、最終的に仕上げられたプリントが、プリン
ト収納部11に排出されるように構成されている。
【0021】前記リール4には、図6や図7に示すよう
に、現像済みの長尺ネガフィルム1が巻かれている。こ
の長尺ネガフイルム1は、必要に応じて露光焼付処理の
前に再び1オーダ単位で切断され、再びストリップネガ
1Aとなる。このリール4の取り付け軸近くには、ネガ
フイルム1の弛みを取るダンサー5が配設され、かつ、
このリール4から露光用処理装置の一例である画像情報
読取り装置20や焼付け露光装置30に向かっては、リ
ール4に巻かれたネガフイルム1を搬送するフィルム搬
送手段40が配設されている。
【0022】このフィルム搬送手段40は、第1搬送部
と第2搬送部とから構成されており、第1搬送部は、パ
ルスモータ41によって回転駆動される第1駆動ローラ
42とこの第1駆動ローラ42に当接する2個の駆動用
遊転ローラ43、DCモータ44によって回転駆動され
る第2駆動ローラ45とこの第2駆動ローラ45に当接
する駆動用遊転ローラ46、方向変換用の遊転ローラ4
7、ならびに、互いに当接する一対の遊転ローラ48な
どからなり、ネガフイルム1を画像情報読取り装置20
の方へ搬送する。この第1搬送部の搬送経路中には、フ
ィルム切断手段6が備えられており、ここで、長尺フイ
ルム1は1オーダ単位に相当するストリップネガ1Aに
切断分割される。搬送手段40の第2搬送部は、ストリ
ップネガ1Aや途中挿入されるピースネガ1Bを画像情
報読取り装置20にまで搬送するものであり、第3駆動
ローラ49と駆動用遊転ローラ50や一対の遊転ローラ
51などから構成されている。
【0023】搬送手段40の搬送経路中にはセンサー群
が設けられているが、例えば前記第1駆動ローラ42よ
りも搬送方向上手側には、ネガフイルム1の存在を検出
するフイルム検出センサ81が、搬送方向下手側には、
スプライステープによってつながれたストリップネガ1
Aのつなぎ部領域を検出する端部検出センサ82が、そ
れぞれ配設され、これら両検出センサ81,82は発光
器と受光器とから構成されている。
【0024】この端部検出センサ82よりも搬送方向下
手側で、かつ、フイルム切断手段6よりも搬送方向上手
側には、各ストリップネガ1Aが焼付け露光装置30に
よる処理に適しているか否かを判別する画像コマ判別手
段83が配設されている。この画像コマ判別手段83
は、発光器と受光器とからなる2個の画像コマ検出セン
サ83a,83bからなり、ストリップネガ1Aを透過
した光の受光量に基づいて撮影画像が形成されているコ
マを検出して、各画像のコマの長さを判別するように構
成されている。具体的には、コマエッジの検出信号に基
づいて、各オーダーの画像コマピッチを測定するととも
に、画像コマの幅方向の長さを測定して、各画像コマが
フルサイズであるか、パノラマサイズであるか、あるい
は、ハーフサイズであるかを判別するように構成されて
いる。
【0025】前記フイルム切断手段6の搬送方向直前に
は、各ストリップネガ1Aの先端部に印字されたバーコ
ードとしてのID番号を読み取る第1ID番号読取装置
300が設けられている。読み取られたID番号は、図
示されていないコントローラに送られ、以後の各写真処
理における対象ストリップネガ1Aの特定に用いられ
る。前記フイルム切断手段6よりも搬送方向下手側に
は、フイルムの不要部分などを搬送経路から離脱させる
ための排出機構7が配設されている。
【0026】この排出機構7は、搬送径路の下方に配設
された屑箱7aと、この屑箱7aの開口部に位置され、
かつ、フイルムが通過するスリットを有する揺動自在な
ガイド部材7b、ならびに、このガイド部材7bを揺動
駆動する図外のソレノイドとからなり、図6の実線で示
す状態においては、フイルムがスリット内を通過し、仮
想線で示す状態においては、フイルムの不要部分などが
案内されて屑箱7a内へ落下するように構成されてい
る。
【0027】この排出機構7よりも搬送方向下手側に
は、ループタンク8が配設され、このループタンク8の
内部が、ストリップネガ1Aをループ状に収納保持する
ループ保持空間8aに構成されるとともに、ループタン
ク8の開口部には開閉自在なループガイド8bが設けら
れ、図外のDCモータにより開閉駆動されるように構成
されている。図6ではストリップネガ1Aがループ収納
されていない状態が示されており、図7ではトリップネ
ガ1Aがループ収納されている状態が示されている。
【0028】前記ループタンク8よりも搬送方向下手側
で、かつ、前記第2駆動ローラ45よりも搬送方向下手
側には、ストリップネガ1Aの先端部を検出するための
発光器と受光器とからなる先端検出センサ84が配設さ
れ、この先端検出センサ84よりもさらに搬送方向下手
側には、前記画像コマ判別手段83によって不適と判別
されたストリップネガ1Aを画像情報読取り装置20や
焼付け露光装置30による処理から回避する処理回避手
段としての搬送径路分岐手段90が配設されている。
【0029】前記搬送径路分岐手段90の搬送方向上流
側には、ここでは図示されていないカバーが設けられて
おり、このカバーを外すことにより、ピースネガ1Bを
搬送経路に挿入することが可能となっている。このた
め、前記搬送径路分岐手段90の搬送方向下流側には、
ピースネガ1Bのパーフォレーション1aの間に印字さ
れたID番号のための四角形のディジットマークを検出
するための第2ID番号読取装置400が設けられてい
る。読み取られたID番号は、図示されていないコント
ローラに送られ、以後の各写真処理における対象ピース
ネガ1Bの特定に用いられる。
【0030】前記搬送径路分岐手段90からさらに搬送
方向下流側に離れたところには、上述の画像情報読取り
装置20と焼付け露光装置30とが、この順に配設され
ている。この画像情報読み取り装置20と焼付け露光装
置30とは、共に従来より知られている構造で、画像情
報読取り装置20の方は、ランプ21、ミラートンネル
22、撮像装置23などから構成され、焼付け露光装置
30の方は、露光ランプ31、調光フイルタ32、ミラ
ートンネル33、光学系34、シャッタ35などからな
り、ネガフィルム1の画像を引き伸ばして印画紙3上に
焼き付けるように構成されている。第2搬送部の終端領
域にはストリップネガ1Aをカットして作成されたピー
スネガ1Bをネガシートに挿入したり、途中挿入された
ピースネガ1Bを再びネガシートに挿入するネガカット
インサータ190が設けられている。
【0031】焼付処理が終えた印画紙3の裏面に焼付画
像に対応する撮影画像を有するネガフィルム1に与えら
れたID番号を印字する印画紙用印字装置160が印画
紙搬送ラインに設けられている。この印画紙用印字装置
160は前述したコントローラと接続されており、第1
ID番号読取装置300又は第2ID番号読取装置40
0によって読み取られたID番号を印字すべくコントロ
ーラによって制御される。この印画紙用印字装置160
としては、一般にはドットプリンターが用いらるが、満
足すべき耐現像処理液性が得られる場合サーマルプリン
ターなどの他の形式のプリンターを用いることも可能で
ある。
【0032】以上の実施の形態の説明では、フィルム用
ID番号印字装置120として白色インクリボンを用い
たサーマルプリンターが提案されていたが、もちろん、
第1・第2ID番号読取装置300、400によって読
取可能であれば、他の色のインクリボンを用いることが
可能である。さらに、サーマルプリンター以外の印字装
置を適用することも可能である。本発明の重要な点は、
ネガフィルム1に直接ID番号を印字することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるID番号付きフィルムを採用した
写真処理システムの説明図
【図2】ID番号印字装置の1つの実施形態を示す模式
【図3】ストリップネガに印字されたID番号を示す説
明図
【図4】ピースネガに印字されたID番号を示す説明図
【図5】本発明によるID番号付きフィルムを処理する
写真焼付装置の外観図
【図6】図5による写真焼付装置の構成を示す概略図
【図7】図6とは異なる稼働形態における概略図
【符号の説明】
1 ネガフィルム 1A ストリップネガ 1B ピースネガ 2 DP袋 110 受付機 120 フィルム用ID番号印字装置 130 フィルムスプライサー 140 フィルム現像機 150 写真焼付装置 160 印画紙用印字装置 170 印画紙現像機 180 ペーパーカッター 190 ネガカットインサータ 200 照合ステーション

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマ画像が形成されたネガフィルムの前記
    コマ画像の領域外にネガフィルムのID番号が直接フィ
    ルム面に印字されていることを特徴とするID番号付き
    ネガフィルム。
  2. 【請求項2】前記ID番号がサーマルプリンターを用い
    て白色インクで印字されていることを特徴とする請求項
    1に記載のID番号付きネガフィルム。
  3. 【請求項3】前記ネガフィルムが1本分のフィルム長さ
    をもったストリップネガであり、前記ID番号が前記ス
    トリップネガの先端領域に形成されるカブリ部に印字さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のID
    番号付きネガフィルム。
  4. 【請求項4】前記ネガフィルムが1本分のフィルムから
    数コマ単位でカットされたピースネガであり、前記ID
    番号が前記ピースネガのパーフォレーションの間に印字
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のI
    D番号付きネガフィルム。
  5. 【請求項5】前記ID番号は各パーフォレーション間の
    領域が1ビットのために用意されたビット表記であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のID番号付きネガフィ
    ルム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のID番号
    付きネガフィルムのID番号を読み取るID番号読取装
    置と、前記ID番号読取装置で読み取られたID番号
    を、前記ID番号をもつネガフィルムのコマ画像を焼き
    付けた印画紙の裏面に印字する印字装置とを備えた写真
    焼付装置。
  7. 【請求項7】請求項3によるストリップネガに印字され
    たID番号を読み取る第1ID番号読取装置と、請求項
    4によるピースネガに印字されたID番号を読み取る第
    2ID番号読取装置と、前記読み取られたID番号を、
    前記ID番号をもつネガフィルムのコマ画像を焼き付け
    た印画紙の裏面に印字する印字装置とを備えた写真焼付
    装置。
JP9186562A 1997-07-11 1997-07-11 Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置 Withdrawn JPH1130818A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9186562A JPH1130818A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置
US09/113,050 US6229592B1 (en) 1997-07-11 1998-07-09 Negative film with identification number, and photographic printing apparatus
DE69818361T DE69818361T2 (de) 1997-07-11 1998-07-10 Negativfilm mit Identifikationsnummer und photographischer Printer
EP98112808A EP0890877B1 (en) 1997-07-11 1998-07-10 Negative film with identification number, and photographic printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9186562A JPH1130818A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1130818A true JPH1130818A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16190708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9186562A Withdrawn JPH1130818A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6229592B1 (ja)
EP (1) EP0890877B1 (ja)
JP (1) JPH1130818A (ja)
DE (1) DE69818361T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657702B1 (en) * 1999-08-31 2003-12-02 Shutterfly, Inc. Facilitating photographic print re-ordering
WO2001016693A2 (en) * 1999-08-31 2001-03-08 Shutterfly, Inc. Multi-tier data storage and archiving system
US6646754B1 (en) * 1999-08-31 2003-11-11 Shutterfly, Inc. Backprinting image prints
DE19942528B4 (de) * 1999-09-07 2005-08-18 Agfaphoto Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Erzeugen von Bildern sowie System zum Herstellen von Bildern
US6515732B1 (en) * 2000-06-26 2003-02-04 Eastman Kodak Company Photofinishing method and system
JP2005051444A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fuji Photo Film Co Ltd コマ画像データ記録方法及び装置並びにコマ画像表示方法及び装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4132846B4 (de) 1990-10-04 2006-06-14 Fuji Photo Film Co., Ltd., Minami-Ashigara Verfahren zur Zusammenstellung eines entwickelten Photofilms mit einem Satz von Photoabzügen
EP0554639A1 (de) * 1992-02-06 1993-08-11 Gretag Imaging Ag Verfahren zur Erstellung fotografischer Kopien von fotografischen Kopiervorlagen in einem fotografischen Kopiergerät
JPH0682902A (ja) * 1992-09-02 1994-03-25 Konica Corp 情報記録装置及び情報読取装置
JPH06282045A (ja) 1993-03-25 1994-10-07 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理方法
JPH07159904A (ja) * 1993-12-09 1995-06-23 Minolta Co Ltd 写真画像プリント装置
JP3524949B2 (ja) * 1993-12-21 2004-05-10 富士写真フイルム株式会社 写真フイルム用磁気記録方式
US5831714A (en) * 1994-01-31 1998-11-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic processing system and collating system
CA2144358C (en) * 1994-03-15 2000-05-23 Yuji Yamamoto Film information communication apparatus, film information printing apparatus, information processing apparatus and index printer
US5715034A (en) * 1995-01-11 1998-02-03 Noritsu Koki Co., Ltd. Index print preparation and feeding apparatus and photo-printing and developing apparatus
US5767945A (en) * 1996-02-28 1998-06-16 Eastman Kodak Company Methods of changing the visibility of some characteristic or information to be included in a hard copy of a recorded image
US5966505A (en) * 1996-06-17 1999-10-12 Konica Corporation Image outputting method and converting information producing method
FR2754073B1 (fr) 1996-09-27 1998-12-11 Legargeant Bernard Procede de synchronisation lors de la projection d'une premiere sequence d'images principales et d'une seconde sequence d'images accessoires telles que des sous-titres et systeme pour la mise en oeuvre de ce procede

Also Published As

Publication number Publication date
EP0890877A2 (en) 1999-01-13
US6229592B1 (en) 2001-05-08
EP0890877A3 (en) 2000-01-05
EP0890877B1 (en) 2003-09-24
DE69818361T2 (de) 2004-06-24
DE69818361D1 (de) 2003-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5264683A (en) Method of collating photographic prints with photographic film
US5420699A (en) Processing apparatus for processing information on photographic film
US5447827A (en) Photographic processing method
US6196098B1 (en) Paper cutter for photographic processing system
JPH1130818A (ja) Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置
JPH0934034A (ja) 写真フィルム検定装置
JPH07281316A (ja) カートリッジ入り磁気記録部付きフィルムのモニタリング装置
JPH06258719A (ja) 写真フィルム帯に記録された像の再焼付け装置
JPH02214840A (ja) 駒番号照合印字装置
JP3590921B2 (ja) 写真焼付処理システム
JP2736712B2 (ja) フィルムキャリヤおよび感光材料処理装置
JPH1138590A (ja) 写真処理装置
JP2842872B2 (ja) コマ情報記憶方法
JP3570532B2 (ja) 写真処理システム
JPH10301211A (ja) 写真焼付装置
JP2724254B2 (ja) 写真処理システム用価格印字装置
EP0622679A1 (en) Photographic processing method
JPH10171030A (ja) ピースネガ供給装置
JPH04213447A (ja) オートプリンタのコマ番号印字方法
JPH0950083A (ja) 写真処理システム
JPH02106732A (ja) 写真処理システム
JPH0229730A (ja) コマ情報記憶方法
JPH1144940A (ja) フィルムマガジン
JP2000137295A (ja) ピースネガのためのリプリントシステム
JP2006065075A (ja) 画像形成システムおよびその画像形成システムを用いた引き渡しシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005