JPH11336408A - 引戸のストッパー装置 - Google Patents

引戸のストッパー装置

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JPH11336408A
JPH11336408A JP14729698A JP14729698A JPH11336408A JP H11336408 A JPH11336408 A JP H11336408A JP 14729698 A JP14729698 A JP 14729698A JP 14729698 A JP14729698 A JP 14729698A JP H11336408 A JPH11336408 A JP H11336408A
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JP
Japan
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sliding door
stopper
outer case
posture
rail
Prior art date
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Application number
JP14729698A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakamuta
昌彦 中牟田
Koichi Morigami
耕一 森上
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自閉式の引戸を、簡単な構造で開き状態に仮保
持する。 【手段】引戸の上部に設けたブラケット11に、ゴム製の
ストッパー12を、上下動自在で左右回動自在となるよう
にピン13で取付け、その下面を、サスペンションレール
3におけるアウターケース4の上面に当てる。更に、ブ
ラケット11に、ストッパー12を姿勢変更し難い方向に付
勢する板ばね29を取付ける。ある程度の力をかけて引戸
を間口方向に押し引きすると、ストッパー12の姿勢が変
更して、引戸7の開閉動が許容される。開いた状態で
は、ストッパー12がアウターケース4の上面に突っ張っ
て、開き状態が保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸を、その開き
移動又は閉じ移動に伴って任意の開き位置又は閉じ板に
自動的に仮保持するようにしたストッパー装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】特に自閉式の引戸において、その開閉動
に伴って開き状態または閉じ状態に自動的に仮保持する
ストッパー装置を設けることが行われている。その例と
して実公平6- 40835号公報には、ストッパーを、上下に
開口した外筒と、この外筒に摺動自在に嵌め入れた内筒
と、内筒の下端に取付けたゴムローラと、内筒を下向き
に付勢するばねとで構成し、外筒を、その上部を中心に
回動するように引戸の上端に取り付けたブラケットに取
付け、更に、ストッパーのゴムローラを、前記ブラケッ
トに取り付けた戸車が転動するレールの上面に当てるこ
とが記載されている。
【0003】この実公平6- 40835号公報の構成では、引
戸の移動方向の変更に伴ってストッパーの内筒がばねに
抗して上昇動することにより、ストッパーは、引戸の移
動方向に向かって前傾姿勢となるように姿勢が変化する
ため、引戸を間口方向に沿ってある程度の力で押し引き
すると、引戸を開閉動することができ、かつ、引戸を開
いた状態でストッパーがレールの上面に突っ張ることに
より、引戸は自然に閉じ移動しないように任意の開き位
置に仮保持される。
【0004】また、特許第 2683321号公報及び特開平9-
21262号公報には、ストッパーをゴム等の弾性体で製造
し、このストッパーを、レール又はレールと平行に延び
る補助レールに当てることが記載されている。これらの
例では、引戸を間口方向に沿ってある程度の力で押し引
きすると、ストッパーは自身が弾性変形することによっ
て姿勢が変化して、引戸を開閉動させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の各公知技術は一
々ストッパーを人が操作する必要がないため、作業者に
負担をかけない利点がある。しかし、実公平6- 40835号
公報の構成では、ストッパーは多数の部材から成ってい
るため、それだけ製造コストが嵩むばかりか、戸車が転
動するレールにストッパーを当てているため、レールの
磨耗によってストッパー機能が低下する虞があるという
問題がある。
【0006】他方、特許第 2683321号公報及び特開平9-
21262号公報の場合には、ストッパーは単一の部材から
成っているため構造の複雑化は回避できるが、戸車が転
動するレールにストッパーを当てているため、レールの
磨耗によるストッパー機能の低下の虞は回避できないの
であった。なお、特許第 2683321号公報には、レールの
下面にストッパーを当てることが記載されているが、レ
ールが磨耗するとストッパーは引戸と共に下降動するた
め、やはり、ストッパー機能の低下の虞は残ることにな
る。また、特開平9- 21262号公報には、ストッパーを、
レールと平行に延びる補助レールの上面に当てることが
記載されているが、これでは、レールが磨耗に伴うスト
ッパー機能の低下の虞はないものの、別に補助レールを
必要とするためそれだけ構造が複雑化するという別の問
題が生じることになる。
【0007】本発明は、これらの実情を改善すべく成さ
れたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物の出入口
を塞ぐ引戸を、建物に固着したアウターケース内にスラ
イダーを移動自在に装着して成るサスペンションレール
の前記スライダーに取付け、この引戸に、前記サスペン
ションレールにおけるアウターケースの上面に弾性的に
当たることによって引戸を任意の開き状態又は任意の閉
じ状態に仮保持するストッパーを、引戸を仮保持する状
態と引戸の移動を許容する状態とに弾性に抗して切り替
わるように設けていることを特徴としている。
【0009】本発明は、サスペンションレールを水平面
に対してやや傾斜させることによって引戸が自動的に閉
じるようにした自閉式の引戸装置に好適であるが、非自
閉式の引戸装置にも適用できることは言うまでもない。
また、ストッパーは、請求項2の記載したように、ばね
で付勢することにより、引戸の移動方向の変更に伴って
姿勢が変わるように設定しても良いし、請求項3のよう
に、全体をゴム等の弾性体で製造して、自身が弾性変形
することにより、引戸の開閉動に伴って姿勢が変更する
ように設定しても良い。ストッパーは、可能なら引戸の
上部に直接に取り付けて良いし、引戸の上端がサスペン
ションレールよりも下方に位置している場合にはブラケ
ットを介して取付ければ良い。
【0010】
【発明の奏する効果】このように構成すると、引戸を開
閉するにおいて、任意の開き位置又は閉じ位置で引戸が
ストッパーで仮保持されるため、引戸が自然に閉じたり
開いたりすることはない。また、引戸に間口方向に沿っ
てある程度の力で押し引きすれば、ストッパーの仮保持
機能が解除されて引戸は自在に開閉できる。
【0011】そして、ストッパーをサスペンションレー
ルのアウターケースの上面に当てることによって引戸を
開き状態又は閉じ状態に仮保持するものであるため、た
とえサスペンションレールの部材の磨耗等の何らかの理
由で引戸が下向きずれ移動しても、ストッパーはサスペ
ンションレールのアウターケースに当たり勝手となるに
過ぎず、このため、サスペンションレールの磨耗等に伴
うストッパー機能の低下は生じない。また、サスペンシ
ョンレールのアウターケースを利用するものであるた
め、特別の部材を設ける必要はなく、それだけ構造を簡
単化できる。
【0012】従って本発明によると、構造の複雑化を招
来することなく、引戸の仮保持機能を保持し続けること
ができるのであり、しかも、サスペンションレールを使
用するものであるため引戸の開閉もスムースである。特
に、請求項2のように構成すると、ばねによってストッ
パーを付勢するものであるため、上記効果に加えて、引
戸の仮保持機能をより確実ならしめることができる。
【0013】更に請求項3のように構成すると、ばねが
不要になるため構造がより簡単となるが、この場合、ス
トッパーはサスペンションレールのアウターケースに対
して面接触するため、ストッパーをアウターケースに対
して強く突っ張らせることができ、その結果、簡単な構
造でありながら引戸の仮保持機能(移動停止機能)を向
上できる利点がある。
【0014】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。 (1).第1実施形態(図1〜図4) 図1〜図4では第1実施形態を示している。このうち図
1(A)は引戸装置の正面図、図1(B)は引戸装置を裏側から
見た部分斜視図、図2(A)は図1(A)の IIA-IIA視断面図、
図2(B)は要部裏側から見た状態での分離斜視図、図3及
び図4は動作を説明するための図である。
【0015】図1(A)から容易に把握できるように、建物
の壁のうち出入口1の上方に部位に支持フレーム2を固
着し、この支持フレーム2に、サスペンションレール3
を構成するアウターケース4を固着し、このアウターケ
ース4に左右長手のスライダー5を左右動自在に装着
し、スライダー5に、ハンガー板6を介して引戸7を取
付けている。前記サスペンションレール3のアウターケ
ース4を、引戸7の閉じ方向(図1の黒塗り矢印方向)
に向けて僅かの角度だけ前傾させてることにより、引戸
7が自重で閉じ勝手となるようにしている。
【0016】また、例えば図2(A)に示すように、アウタ
ーケース4は断面略コ字状に形成されている一方、スラ
イダー5もアウターケース4の内部に向けて開口した断
面略コ字状に形成されており、アウターケース4の内部
に、スライダー5を囲うような形状のインナーケース8
を固着し、インナーケース8の上下内面とスライダー5
の上下外面との間に形成したボール保持溝に多数のボー
ル(鋼球)9を列状に嵌め入れている。図示していない
が、各ボール9はリテーナーで離脱不能に保持されてお
り、スライダー5は、ボール9を介して、アウターケー
ス4に沿って左右スライドする。
【0017】なお、サスペンションレール3は、ボール
9や、コロ、或いはローラ等の転動体若しくは合成樹脂
製滑動子を介してスライダー5を左右動自在に装着した
もの一般を意味しており、図示とは別の構造でも良い。
例えばインナーケース8をなくして、ボール9をアウタ
ーケース4の内面に直接に当てても良い。図2(A)に示す
ように、ハンガー板6における下端部の左右両側には上
向き鉤部6aが形成されており、この鉤部6aに中間部材6b
を引っ掛けている。また、中間部材6bは引戸7の上面に
第1ブラケット10を介して固着されている。なお、引戸
7をスライダー5やハンガー板6に直接に取り付けてて
も良い。
【0018】スライダー5には、アウターケース4の上
方に突出する第2ブラケット11をねじ止め等の適当な手
段で固着している。第2ブラケット11の上部は断面下向
き開口コ字状に形成されており、この第2ブラケット11
の上部に、ゴム等の摩擦係数の大きい素材(弾性体が好
ましい)からなる上下長手のストッパー12を、前後方向
に延びるピン13で左右回動自在に取付けている。例えば
図2に示すように、ストッパー12のピン穴14は上下長手
の長穴になっており、このため、ストッパー12は、上下
動しつつ左右回動し得る。
【0019】ピン13はストッパー12の上端寄りに位置し
ているが、これは、ストッパー12が常にアウターケース
4に接触し勝手となるように保持するためである。ピン
13にはカラー15を嵌め入れている。第2ブラケット11の
上面には、ストッパー12が上昇動し得るように左右長手
の貫通穴16を開口すると共に、この貫通穴16を塞ぐ板ば
ね17を取付けており、板ばね17をストッパー12の上面に
当てている。板ばね17は、その左右両端に形成した鉤状
係止部17aを貫通穴16の縁に嵌め込むことによって第2
ブラケット11に取り付けており、このように構成する
と、板ばね17の取付けをワンタッチ的に簡単に行える利
点がある。なお、板ばね17は、貫通穴16とは別に設けた
取付け穴に取付けても良い。また、板ばね17に代えて、
硬質合成樹脂板やゴム板のような弾性板、或いは弾性線
材を使用しても良い。
【0020】なお、図示していないが、サスペンション
レール3はカバー板で覆われる。また、引戸7の前面板
をサスペンションレール3の上方まで延出し、引戸7の
上向き延出部にストッパー12を取付けても良く、必ずし
も第2ブラケット11を設ける必要はない。次に、ストッ
パー装置の作動を主として図3及び図4に基づいて説明
する。引戸7を開く状態では、図3に示すように、開き
方向に向けて前傾した姿勢になっており、このため、引
戸7は支障なく開くことができる。そして、任意の開き
位置で引戸7を停止させると、引戸7には、自重によ
り、点線矢印で示すように閉じ方向の外力が作用する
が、ストッパー12が板ばね17を介してサスペンションレ
ール3のアウターケース4に突っ張っているため、引戸
7は自重で閉じ移動することはない。このため、引戸7
を任意の開き位置に保持できる。
【0021】この場合、図3に一点鎖線で示すように、
ストッパー12が逃げ回動するのを阻止するピン等の回動
阻止手段を設けると、引戸7の停止保持機能をより向上
できる。図4に黒塗り矢印で示すように、開いた状態の
引戸7に対して閉じ方向の外力を掛けると、ストッパー
12は、その下端をアウターケース4に突っ張らせた状態
で板ばね17を弾性変形させながら、一点鎖線で示す姿勢
を経て実線で示す姿勢に姿勢変換し、すなわち、閉じ方
向に向けて前傾した姿勢に変換し、これにより引戸7を
閉じることができる。閉じた状態から開く場合は、これ
と逆の動作で図3の状態になる。
【0022】(2).第2実施形態及び第3実施形態(図
5) 図5のうち (A)は前記第1実施形態の変形例であり、ス
トッパー12の本体を鋼や硬質合成樹脂等の弾性変形しな
い部材で製造し、この本体の上下両面に軟質ゴム等の摩
擦係数の大きい摩擦材12aを、接着やインサート成形等
の適当な手段で取り付けたものである。
【0023】図5のうち(B)(C)は請求項2に対応した実
施形態であり、ストッパー12をゴム等の軟質材で製造
し、これをピン19で第2ブラケット11等の適当な部材に
回動自在に取り付け、更に、ストッパー12のうちサスペ
ンションレール3におけるアウターケース4との接触面
12bを平坦面としたものである。これら(B)(C)では、引
戸7の移動方向の変換に伴って、ストッパー12自身が弾
性変形することによって傾斜姿勢が変わる。
【0024】この場合、 (B)では二つの接触面12bをV
字状に連続させている一方、 (C)では、ストッパー12が
直立した状態でアウターケース4に当たる接触面12cも
平坦面にしている。これら(B)(C)は、いわばストッパー
12の下端部を正面視で多角形(或いは非曲面)に形成し
たと表現することもできる。また、 (B)では、ストッパ
ー12の下端部12dを軟質ゴム等のより摩擦係数の大きい
素材製としており、このように構成すると、引戸7のス
トッパー機能をより向上できる。
【0025】(3).第4実施形態(図6〜図8) 図6〜図8では第4実施形態を示している。このうち図
6はストッパー装置を裏側から見た斜視図、図7は動作
の説明図、図8は図7(B)のVIII-VIII 視断面図である。
この実施形態では、第2ブラケット11における上水平片
の下面に取付け用ブロック20を固着し、このブロック20
に、線ばね(弾性変形し得る線材)21を介してゴム製等
のストッパー12を取付けている。この場合、線ばね21
は、ストッパー12の引戸7の移動方向を横切るようにし
てストッパー12に貫通しており、また、線ばね21の一端
21aと他端21bとを水平状に折り曲げて、これらを、ブ
ロック20に形成した上下長手の長穴22に表裏両側から別
々に嵌め入れている。
【0026】従って、図7に示すように、スライダー5
は、線ばね21を図8のように撓み変形変形させることに
より、ブロック20の中心線を挟んだ左右両側に偏位移動
させることができるが、この場合、スライダー5をブロ
ック20の中心線から偏位させた状態で、線ばね21の一端
21aと他端21bとを長穴22の内面に下方から交互に突っ
張らせることにより、ストッパー12の移動位置を保持し
て、引戸7を任意の開き位置に仮保持できるようにして
いる。
【0027】この構成では、ストッパー12はアウターケ
ース4に面接触しているため、小さいストッパー12であ
りながら引戸7を的確に開き状態に仮保持することがで
きる利点がある。 (4).第5実施形態(図9〜図10) 図9及び図10では第4実施形態を示している。このうち
図9(A)は正面図、 (B)は (A)の左側面図、図10は動作を
説明するための図である。
【0028】この実施形態では、第2ブラケット11の上
部を断面した向きコ字状に形成し、この第2ブラケット
11の上部内に、リンク23とゴム製等のストッパローラ24
とを、リンク23がその下端を中心にして左右回動しスト
ッパローラ24が自在に回転するように1本の枢軸25で取
付け、更に、リンク23の上端に、ストッパローラ24に接
触するガイドローラ(自由輪)26をピン27で回転自在に
取付けている。ガイドローラ26は硬質合成樹脂のような
非弾性材で製造されている。
【0029】前記ピン27は、第2ブラケット11の裏面板
に形成した円弧状ガイド溝穴28に嵌まっている。ガイド
溝穴28は、枢軸25を中心として延びるように形成されて
おり、従って、リンク23の回動により、ガイドローラ26
の位置が左右移動する。第2ブラケット11の上面には貫
通穴16が空いており、貫通穴16には、ガイドローラ26に
上方から当たる板ばね(線ばねでも良い)29を装着して
いる。板ばね29には、ガイドローラ26が左側に移動した
状態と右側に移動した状態とを選択的に保持するたその
二つの凹所29aが、中立位置を挟んで振り分けた状態に
形成されている。
【0030】この実施形態では、引戸7を閉じる状態で
はリンク23は引戸7の閉じ方向に向けて前傾しており、
引戸7の移動に伴ってストッパローラ24は回転し、これ
に連れてガイドローラ26も、板ばね29との摩擦に抗して
回転する(ガイドローラ26の摩擦係数は小さいため、板
ばね29との間に大きな摩擦は生じない)。閉じた引戸7
を開き方向に移動させると、ストッパローラ24とアウタ
ーケース4との間の摩擦が大きいため、図10に実線で示
すように、リンク23は引戸7の開き方向に向かって前傾
するように板ばね29に抗して姿勢が変わり、ストッパロ
ーラ24及びガイドローラ26を回転させながら、引戸7は
開き移動する(従って、板ばね29のばね力はたいして強
くない)。
【0031】引戸7を任意の開き位置で停止させると、
ストッパローラ24はガイドローラ26を介して板ばね29で
押された状態になっており、且つ、ストッパローラ24と
ガイドローラ26との間には大きな摩擦が生じているた
め、両ローラ24,26 が回転することはなく、これによ
り、引戸7は自重に閉じ移動しない状態に仮保持され
る。開いた引戸7にある程度の外力をかけて閉じ移動さ
せると、リンク23及びガイドローラ26は図9の状態にな
る。
【0032】この実施形態では、両ローラ24,26 が回転
しながら引戸7が移動するため、引戸7の移動時の抵抗
が小さい利点がある。 (5).その他 本発明の具体例は上記の実施形態には限定されず、他の
種々の形態に具体化できる。また、請求項からは外れる
が、上記の各実施形態のストッパーは、サスペンション
レールのアウターケースに当てることには限らず、支持
フレームに別途設けた長尺の部材や、戸車が転動するレ
ールに当てることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は第1実施形態の正面図、 (B)は要部斜視
図である。
【図2】 (A)は図1(A)の IIA-IIA視断面図、 (B)は分離
斜視図である。
【図3】動作を説明するための図である。
【図4】動作を説明するための図である。
【図5】第2実施形態及び第3実施形態を示す図であ
る。
【図6】第4実施形態の斜視図である。
【図7】第4実施形態の動作状態を示す図である。
【図8】図7(B)のVIII-VIII 視断面図である。
【図9】 (A)は第5実施形態の正面図、 (B)は (A)の左
側面図である。
【図10】第5実施形態の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
3 サスペンションレール 4 アウターケース 5 スライダー 7 引戸 11 第2ブラケット 12 ストッパー 17 板ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の出入口を塞ぐ引戸を、建物に固着し
    たアウターケース内にスライダーを移動自在に装着して
    成るサスペンションレールの前記スライダーに取付け、
    この引戸に、前記サスペンションレールにおけるアウタ
    ーケースの上面に弾性的に当たることによって引戸を任
    意の開き状態又は任意の閉じ状態に仮保持するストッパ
    ーを、引戸を仮保持する状態と引戸の移動を許容する状
    態とに弾性に抗して切り替わるように設けたことを特徴
    とする引戸のストッパー装置。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記引戸に、下端
    が前記サスペンションレールのアウターケースに当たる
    ストッパーを、引戸の開き方向に向けて前傾した姿勢と
    閉じ方向に向けて前傾した姿勢とに姿勢変更自在に取付
    けると共に、引戸に、前記ストッパーを姿勢変更し難い
    状態に付勢するばねを設けていることを特徴とする引戸
    のストッパー装置。
  3. 【請求項3】「請求項1」において、前記引戸に、下端
    がサスペンションレールのアウターケースに当たる弾性
    体製のストッパーを、当該ストッパーの弾性変形によっ
    て引戸の開き方向に向けて前傾した姿勢と閉じ方向に向
    けて前傾した姿勢とに切り替わるように取付け、このス
    トッパーの下端を、前記前傾した姿勢でスペンションレ
    ールのアウターケースに面接触する形状に形成している
    ことを特徴とする引戸のストッパー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001323711A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Bunka Shutter Co Ltd 引戸用フリーストップ装置及び引戸装置
CN108005504A (zh) * 2016-11-01 2018-05-08 日东工器株式会社 推拉门停止装置
JP2018193720A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 立川ブラインド工業株式会社 間仕切り

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