JPH11334469A - 方向指示表示音発生装置 - Google Patents

方向指示表示音発生装置

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JPH11334469A
JPH11334469A JP10149788A JP14978898A JPH11334469A JP H11334469 A JPH11334469 A JP H11334469A JP 10149788 A JP10149788 A JP 10149788A JP 14978898 A JP14978898 A JP 14978898A JP H11334469 A JPH11334469 A JP H11334469A
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JP
Japan
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sounding body
signal
sound
tone
indicator
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Pending
Application number
JP10149788A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yanaida
陽一 谷内田
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の方向指示表示音発音体を用意すること
なく、車両に標準的に搭載されている報知用発音体を用
いて方向指示表示音として違和感のない音色にて発音す
ることのできる方向指示表示音発生装置の提供を目的と
する。 【構成】 自動車や自動二輪車のように、方向指示器1
を備えた車両に予め備わる報知用の発音体であるホーン
用発音体(圧電振動素子)2に、前記方向指示器1を作
動させるウインカ点滅回路3における点滅信号に同期し
て前記発音体2の定常作動音に至らない作動信号を発音
体2に出力する表示音発生回路4を有し、前記発音体2
が定常作動音にて鳴動するに必要な通電時間もしくは通
電量に至らない作動信号を前記ウインカ点滅信号に同期
して間欠的に出力することにより、ホーンとしての発音
の音色とは明らかに異なる慣れ親しんだリレー打音に近
い音声にて方向指示表示音を発生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や自動二輪
車のように、方向指示器を備えた車両における方向指示
作動を運転者に知らせるための方向指示表示音発生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に方向指示器を備える車両にあって
は、運転者が方向指示操作および方向指示作動状態を把
握できるよう運転席全面の表示パネルに点滅表示部を設
けたりあるいはウインカ音を発生して知らせるようにな
っている。
【0003】通常は、たとえば実開昭62−20442
号にて開示されるように、いわゆるフラッシャーリレー
といったリレー本体に発音体を設け、これを可動部で叩
打することにより音声を発するようにしている。
【0004】あるいは、こうした専用の発音体を設ける
ことなく、車両に標準的に装備されているホーン用発音
体を利用して方向指示表示音を発生させるようにしたも
のが
【0005】提案されている。
【発明が解決しようとする課題】しかるに、リレー本体
に専用の発音体を設けることは、部品の増加によるコス
トアップに繋がるだけでなく、専用発音体を備えるスペ
ース確保が必要となり、より安価な装置が要求される。
【0006】また、ホーン用発音体を利用して方向指示
表示音を発生するようにしたものにあっても、方向指示
専用の発音体を用意する必要はなくなるが、従来は単純
にホーン用コイルをフラッシャランプに対して並列に接
続し、方向指示点滅信号をそのままホーン鳴動に使用す
るため、車両における本来のホーン音と方向指示表示音
との音色が同じとなり運転者にとっては識別がつきにく
くあわてることにもなる。
【0007】さらに本来のホーン音は外部に知らせるた
めの大きな音を発生する音色であり、「カチッ、カチ
ッ」というような通常のリレー打音になれた運転者にと
っては違和感を感じるものであり普及にはいたっていな
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における方向指示
表示音発生装置は、車両に予め備わる報知用の発音体を
鳴動する報知用信号とは別に、前記方向指示器を作動さ
せるウインカ点滅回路における点滅信号もしくはこれと
同期した信号を入力して、前記発音体の定常作動音に至
らない作動信号を発音体に出力する表示音発生回路を有
することを特徴とする。
【0009】また本発明は、車両に予め備わる報知用の
発音体と、前記方向指示器を作動させるウインカ点滅回
路と、このウインカ点滅回路における点滅信号もしくは
これと同期した信号を入力して前記発音体の定常報知作
動音に至らない作動信号を発音体に出力する表示音発生
回路を有することを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記表示音発生回路が、前
記報知用発音体が定常作動音にて鳴動するに必要な通電
時間未満の通電時間もしくは必要な通電量に至らない通
電量にて作動信号を出力し、かつ前記ウインカ点滅信号
に同期して間欠的に出力することを特徴とする。
【0011】また本発明は、前記報知用発音体が、車両
に搭載されるホーン用発音体であることを特徴とする。
【0012】また本発明は、前記報知用発音体が、車両
に搭載される計器装置における警報用発音体であること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】自動車や自動二輪車のように、方
向指示器1を備えた車両に予め備わる報知用の発音体で
あるホーン用発音体(圧電振動素子)2を鳴動する報知
用信号とは別に、前記方向指示器1を作動させるウイン
カ点滅回路3における点滅信号もしくはこれと同期した
信号を入力して、前記発音体2の定常作動音に至らない
作動信号を発音体に出力する表示音発生回路4を有して
おり、前記表示音発生回路4は、前記発音体2が定常作
動音にて鳴動するに必要な通電時間T未満の通電時間
(通電量)にて作動信号Sを出力し、かつ前記ウインカ
点滅信号に同期して間欠的に出力するものであり、これ
によってホーンとしての発音の音色とは明らかに異なる
従来のリレー打音「カチッ、カチッ」に近い音声にて方
向指示表示音を発生することができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の基本的構成を示すもので、
本発明になる方向指示表示音発生装置はその主要部とな
る表示音発生回路を別に装備される走行速度計やエンジ
ン回転計などを有する計器装置の駆動回路として用意さ
れるマイクロコンピュータにて構成している。
【0015】図において自動車や自動二輪車には方向指
示器が装備されて運転者が方向転換する際にスイッチ操
作することでいわゆるウインカリレーが作動し、指示す
る側の方向指示器であるランプに通電するようになって
おり、このような方向指示器1を備えた車両にはまた標
準的に外部や周りへの報知用の発音体であるホーン用発
音体(圧電振動素子)2が備わっている。
【0016】こうしたホーン用発音体2には圧電振動素
子のような通電によって鳴動するものが使われ、この発
音体2への通電そのものは単純にバッテリからの電源を
開閉接続するホーンスイッチ2Aを通じて行われるが、
本発明の場合、このような本来の鳴動のための報知用信
号とは別に、この発音体2にて方向指示表示音を発生さ
せるような作動信号を出力する表示音発生回路4を有し
ている。
【0017】前記表示音発生回路4は、車両に搭載され
て方向指示器1を作動させるためのウインカ点滅回路3
における点滅信号もしくはこれと同期した信号を入力し
て、前記発音体2の定常作動音に至らない作動信号を発
音体2に出力する。
【0018】また前記表示音発生回路4は、前記発音体
2が定常作動音にて鳴動するに必要な通電時間T未満の
通電時間にて作動信号Sを出力し、かつ前記ウインカ点
滅信号に同期したタイミングで間欠的に出力するもので
あり、これによってホーンとしての発音の音色とは明ら
かに異なる従来のリレー打音「カチッ、カチッ」に近い
音声にて方向指示表示音を発生することができる。
【0019】すなわち、図2にて示したように、ウイン
カ点滅回路3からの点滅信号に同期した信号を受けた表
示音発生回路4は、方向指示器1のランプへの通電波形
Aに対して同様の周期で、通電幅の狭い作動信号Bをホ
ーン用発音体2に通電する。
【0020】この通電幅の狭い作動信号Bは、ホーン用
発音体2が定常音にて発音するに必要な時間幅あるいは
通電量に至らない程度に設定されるものであって、通電
開始から定常的な鳴動に必要なエネルギーに至った時点
でホーンとしての音色にて発音するような、発音体2の
有する固有の一定振動動作に至る直前の不安定振動状態
にて通電を停止するものであり、これにより、発音体2
は不安定振動での音色での発音にて短時間発音すること
になり、こうした作動信号Bの間欠的通電によって、ウ
インカ点滅と同期したタイミングにてホーンの音色とは
異なる「カチッ、カチッ」といった従来のリレー打音に
近い音色での方向指示表示音を発生できるものである。
【0021】このように、ホーン用発音体2を使って方
向指示表示音の音色を発生するとき、その音色はホーン
用発音体2の電気特性に対応した通電量や通電時間の調
整によって自由に設定できるものであり、ホーン用発音
体2における本来のホーンの音色とは明らかに異なる音
色にて発音するように設定すればよい。
【0022】また、実施例ではホーン用発音体を方向指
示表示音発生のための報知用発音体として採用したが、
兼用する報知用発音体としてはたとえば走行速度計やエ
ンジン回転計などを有する計器装置に別途備わる警報用
の発音体を用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明になる方向指示表
示音発生装置によれば、方向指示器を作動させるウイン
カ点滅回路における点滅信号もしくはこれと同期した信
号を入力し、これに同期して報知用発音体の定常作動音
に至らない作動信号を発音体に出力する表示音発生回路
を有することで、たとえば発音体であるたとえばホーン
としての発音の音色とは明らかに異なる慣れ親しんだリ
レー打音「カチッ、カチッ」に近い音声にて方向指示表
示音を発生することができ、
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の表示音発生作動信号を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 方向指示器 2 報知用発音体 2A ホーンスイッチ 3 ウインカ点滅回路 4 表示音発生回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向指示器を備えた車両に搭載され、車
    両に予め備わる報知用の発音体を鳴動する報知用信号と
    は別に、前記方向指示器を作動させるウインカ点滅回路
    における点滅信号もしくはこれと同期した信号を入力し
    て、前記発音体の定常作動音に至らない作動信号を発音
    体に出力する表示音発生回路を有する方向指示表示音発
    生装置。
  2. 【請求項2】 方向指示器を備えた車両に搭載され、車
    両に予め備わる報知用の発音体と、前記方向指示器を作
    動させるウインカ点滅回路と、このウインカ点滅回路に
    おける点滅信号もしくはこれと同期した信号を入力して
    前記発音体の定常報知作動音に至らない作動信号を発音
    体に出力する表示音発生回路を有する方向指示表示音発
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記表示音発生回路は、前記報知用発音
    体が定常作動音にて鳴動するに必要な通電時間未満の通
    電時間もしくは必要な通電量に至らない通電量にて作動
    信号を出力し、かつ前記ウインカ点滅信号に同期して間
    欠的に出力することを特徴とする請求項1もしくは請求
    項2に記載の方向指示表示音発生装置。
  4. 【請求項4】 前記報知用発音体が、車両に搭載される
    ホーン用発音体であることを特徴とする請求項1及至3
    に記載の方向指示表示音発生装置。
  5. 【請求項5】 前記報知用発音体が、車両に搭載される
    計器装置における警報用発音体であることを特徴とする
    請求項1及至3に記載の方向指示表示音発生装置。
JP10149788A 1998-05-29 1998-05-29 方向指示表示音発生装置 Pending JPH11334469A (ja)

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