JP2007022486A - 車両用ホーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一つのホーンで、保安基準に適合した警報音と、直ぐ近くにいる歩行者に警告を発したり或いは車両同士の挨拶を行うような場合の合図音とを吹鳴できるようにする。
【解決手段】 運転ハンドルに装備される第一ホーンスイッチ10の操作に基づいてホーンリレーRを閉成することで、保安基準に適合した警報音を吹鳴する一方、前記第一ホーンスイッチ10とは別に設けた第二ホーンスイッチ12の操作に基づいてホーンリレーRを開閉制御することで、前記警報音とは異なる合図音を吹鳴するように構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に装備される車両用ホーン装置の技術分野に属するものである。
一般に、自動車等の車両には、歩行者や自転車、あるいは他の車両等に対して警告を発するためのホーン(警音器)が装備されているが、該ホーンの音は、道路運送車両の保安基準において、「連続するものであり、かつ、音の大きさ及び音色が一定なもの」と定められていると共に、音の大きさについても所定範囲内となるように規定されている。
ところで、前記保安基準に規定されるホーンの音の大きさは、ある程度離れている車両に対しても警告効果があるように設定されているから、すぐ近くにいる歩行者や自転車に対する警告音としては大きすぎる場合がある。また、ホーンを、警音器としてではなく、例えば、走行順位の譲り合いや発進の促し等、車両同士の挨拶の代わりの合図音として用いることがよくあるが、この様な合図音としては大きすぎて騒音となる場合がある。このような場合、運転者は、ホーンスイッチを短く押して軽い音にしようとするが、押し時間が短すぎると不吹鳴になることもあり、ホーンスイッチの押し方でホーンの音を調節することは難しい。
そこで、従来、音圧レベルが保安基準の範囲内に設定された主警音器と、該主警音器よりも音圧レベルの小さい歩行者用警音器と静穏用警音器との三つの警音器を車両に搭載し、運転者が場所と時に応じてこれら警音器のうちの何れを選択して鳴らすようにした技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第3094635号公報
しかるに、前記特許文献1のものは、前述したように、主警音器、歩行者用警音器、静穏用警音器の三つの警音器が必要であって、コストが高くつく許りか、これら警音器の設置スペースを確保しなければならないず、さらに各々の警音器に対する電気配線も行わなければならないという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、ホーンと、該ホーンの吹鳴を制御するホーン制御装置とを備えてなる車両用ホーン装置において、前記ホーン制御装置は、運転ハンドルに装備される第一ホーンスイッチの操作に基づいて保安基準に適合した警報音を発するべくホーンの吹鳴制御を行う一方、前記第一ホーンスイッチとは別に設けた第二ホーンスイッチの操作に基づいて、前記警報音とは異なる合図音を発するべくホーンの吹鳴制御を行うことを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項2の発明は、請求項1において、ホーン制御装置は、合図音の音圧が予め設定された設定音圧となるように制御することを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項3の発明は、請求項2において、合図音の設定音圧は、第一ホーンスイッチの操作で発する警報音の音圧よりも小さくなるように設定されることを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項4の発明は、請求項2または3において、合図音の設定音圧を可変せしめる音圧可変手段を備えることを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか一項において、ホーン制御装置は、合図音の発音時間が予め設定された設定発音時間となるように制御することを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項6の発明は、請求項5において、合図音の設定発音時間は、ホーンの発音開始から最大音圧レベルに達するまでの立上り時間よりも短く設定されることを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項7の発明は、請求項5または6において、合図音の設定発音時間を可変せしめるための発音時間可変手段を備えることを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れか一項において、ホーン制御装置は、合図音の発音回数が予め設定された設定発音回数となるように制御することを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項9の発明は、請求項8において、合図音の設定発音回数を可変せしめるための発音回数可変手段を備えることを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れか一項において、ホーン制御装置は、ホーンへの通電を断絶するホーンリレーを備えると共に、該ホーンリレーを第二ホーンスイッチの操作に基づいて開閉制御するリレー制御回路を備えることを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項11の発明は、請求項10において、リレー制御回路は、第二ホーンスイッチの操作に基づき、ホーンリレーを開閉する方形波を出力することを特徴とする車両用ホーン装置である。
請求項1の発明とすることにより、複数のホーンを設けなくても、保安基準に適合した警報音と、該警報音とは異なる合図音とを、一つのホーンで吹鳴できることになって、コストアップを抑制できるうえ、省スペース化に寄与できる。
請求項2の発明とすることにより、第二ホーンスイッチを操作すると、ホーンは、予め設定された音圧の合図音を吹鳴することになる。
請求項3の発明とすることにより、直ぐ近くにいる歩行者に警告を発したり或いは車両同士の挨拶を行うような場合に適した合図音とすることができる。
請求項4の発明とすることにより、合図音の音圧を、場所や時、あるいは運転者の好みに応じて変化させることができる。
請求項5の発明とすることにより、第二ホーンスイッチを操作すると、ホーンは、予め設定された発音時間の合図音を吹鳴することになる。
請求項6の発明とすることにより、合図音の音圧を、ホーンの最大音圧レベルよりも低い音圧にすることができる。
請求項7の発明とすることにより、合図音の発音時間を、場所や時、あるいは運転者の好みに応じて変化させることができる。
請求項8の発明とすることにより、第二ホーンスイッチを操作すると、ホーンは、予め設定された発音回数の合図音を吹鳴することになる。
請求項9の発明とすることにより、合図音の発音回数を、場所や時、あるいは運転者の好みに応じて変化させることができる。
請求項10の発明とすることにより、第二ホーンスイッチを操作すると、リレー制御回路によってホーンリレーが開閉制御されてホーンへの通電を断絶せしめることになり、而して、保安基準に適合した警報音とは異なる合図音を吹鳴させることができる。
請求項11の発明とすることにより、リレー制御回路から出力される方形波によって、ホーンリレーの開閉制御を行うことができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はホーンであって、該ホーン1は、本実施の形態では汎用の渦巻ホーンが用いられており、その詳細な説明は省略するが、振動体としてのダイヤフラム2、該ダイヤフラム2に一体的に固定される可動鉄心3、コイル4への通電で励磁して可動鉄心3を吸引する固定鉄心5、コイル4への通電を断続する固定接点6および可動接点7等を備えて構成されている。そして、バッテリ8から後述するホーンリレーRを介してホーン1に電圧が印加されると、前記固定接点6と可動接点7の断続切換えと、これに伴う固定鉄心5の非励磁−励磁とが繰り返し行われ、これにより可動鉄心3が固定鉄心5に繰り返し吸引されることでダイヤフラム2が振動してホーン1が吹鳴する構成となっている。
ここで、一般的な渦巻ホーンの音の立上り特性を図2に示すが、該図2に示す如く、発音開始から最大音圧レベルに達するまでに所定の立上り時間TUを要する。該立上り時間TUは、個々のホーンの性能等により異なるが、例えば、45ms(ミリセカンド)程度である。
一方、前記ホーンリレーRは、リレーコイル9aの非励磁−励磁に伴いリレー接点9bが開閉することで、バッテリ8からホーン1への電源供給を続断するものであるが、上記リレーコイル9aに電流を流すコイル通電ラインAには、後述する第一ホーンスイッチ10が接続されると共に、リレー制御回路11が接続されている。
前記第一ホーンスイッチ10は、運転ハンドル(図示せず)の中央部に配設される一般的なホーンスイッチであって、歩行者や他の車両等に対して警告を発するときに押し操作されるものであるが、該第一ホーンスイッチ10は、前記コイル通電ラインAを開閉するべくコイル通電ラインAに接続されている。そして、該第一ホーンスイッチ10を押し操作すると、コイル通電ラインAが閉成してリレーコイル9aに通電され、これによりリレー接点9bが閉成することでバッテリ8からホーン1に電源供給されてホーン1が吹鳴するが、前記第一ホーンスイッチ10の接点は押し操作のあいだだけ閉成しており、而して、第一ホーンスイッチ10が押し操作されているあいだだけホーン1が吹鳴する構成となっている。この場合、ホーン1の音の立上り時間TUよりも長く第一ホーンスイッチ10を押し操作することにより、ホーン1は最大音圧レベルに達して、道路運送車両の保安基準に適合した警報音を発するようになっている。
一方、前記リレー制御回路11は、例えばデジタルICを用いて構成されるものであって、後述する第二ホーンスイッチ12の押し操作および合図音切換えスイッチ13の切換え操作に基づいて、前記コイル通電ラインAを断続的に通電せしめる方形波を出力する。
前記第二ホーンスイッチ12は、直ぐ近くにいる歩行者に警告を発したり或いは車両同士の挨拶を行うような場合等、前述した道路運送車両の保安基準に適合した警報音とは異なる合図音を発したいときに押し操作されるものであって、該第二ホーンスイッチ12は、前記第一ホーンスイッチ10とは別の箇所、例えば運転席前方の計器パネルや運転席側方の操作パネル等、運転者が操作しやすく、且つ前記第一ホーンスイッチ10とは明確に識別できる箇所に配されている。
また、合図音切換えスイッチ13は、前記第二ホーンスイッチ12が押し操作されたときに発せられる合図音を、場所や時、あるいは運転者の好みに応じて切換えるための操作スイッチであって、本実施の形態では、「第一合図音」と「第二合図音」の二種類の合図音のうちの何れかに切換えることができるようになっている。
次いで、前記リレー制御回路11について図3に基づいて説明する。該図3において、14はスイッチON時間微分回路であって、該スイッチON時間微分回路14は、第二ホーンスイッチ12が押し操作されて閉成すると、後述するデジタルIC15のON時間を予め設定される所定時間TSにするための信号を、IC ON時間保持部16に出力する。該IC ON時間保持部16は、デジタルIC15を前記所定時間TSのあいだON状態に保持するための信号を、デジタルIC15に出力する。また、17は基本周波数発振部であって、該基本周波数発振部17は、後述する方形波の基本となる周波数を発振して、デジタルIC15に出力する。
前記デジタルIC15は、基本周波数発振部17から入力される信号に基づいて方形波を形成し、該方形波を前記所定時間TSのあいだ出力ピンから出力するが、本実施の形態では、周波数の高い第一方形波と、該第一方形波の半分の周波数の第二方形波との二種類の方形波(図4参照)を形成し、これら第一、第二方形波を、第一、第二出力ピンQ0、Q1からそれぞれ出力するように設定されている。そして、第一出力ピンQ0から出力された第一方形波はトランジスタTr1を経てトランジスタTr3に入力され、また第二出力ピンQ1から出力された第二方形波はトランジスタTr2を経てトランジスタTr3に入力されるが、第一出力ピンQ0からトランジスタTr1に至る第一方形波出力ラインBには、前記合図音切換えスイッチ13が接続されている。該合図音切換えスイッチ13は、「第一合図音」側に切り換えられている状態では前記第一方形波出力ラインBを閉成し、また「第二合図音」側に切り換えられている状態では第一方形波出力ラインBを開成するように設定されている。而して、合図音切換えスイッチ13が「第一合図音」側に切り換えられている状態では、第一方形波および第二方形波の両方がトランジスタTr3に入力される一方、「第二合図音」側に切り換えられている状態では、第二方形波のみがトランジスタTr3に入力されるようになっている。
前記トランジスタTr3は、入力された方形波を和したものを合図音用方形波として前述のコイル通電ラインAに出力する。つまり、合図音切換えスイッチ13が「第一合図音」側に切り換えられている状態では、第一方形波と第二方形波とを和した方形波が第一合図音用方形波(図4参照)としてコイル通電ラインAに出力され、また、「第二合図音」側に切り換えられている状態では、第二方形波が第二合図音用方形波(図4参照)としてコイル通電ラインAに出力される。
前記第一合図音用方形波は、前述した所定時間TS(デジタルIC15のON時間)のあいだに、図4に示すごとく、ON時間がT1の方形波を2回出力するが、該第一合図音用方形波のON時間T1は、前述したホーン1の音の立上がり時間TUと略等しくなるように(T1≒TU)設定されている。また、第二合図音用方形波は、所定時間TSのあいだにON時間がT2の方形波を2回出力するが、該第二合図音用方形波のON時間T2は、ホーン1の音の立上がり時間TUよりも短くなるように(T2<TU)設定されている。
そして、コイル通電ラインAは、前記第一、第二合図音用方形波が入力されることにより、リレーコイル9aを断続的に励磁せしめる。これにより、リレー接点9bが断続的に閉成してホーン1が吹鳴することになるが、この場合に、前述したように、第一合図音用方形波は、ON時間がT1の方形波を二回出力し、且つ該ON時間T1はホーン1の音の立上がり時間TUと略等しく設定されているため、「第一合図音」が選択されている場合には、ホーン1の最大音圧レベル程度の音が短い間隔で二回吹鳴される。また、第二合図音用方形波は、ON時間がT2の方形波を二回出力し、且つ該ON時間T2はホーン1の音の立上がり時間TUよりも短く設定されているため、「第二合図音」が選択されている場合には、ホーン1の最大音圧レベルよりも低い音圧の柔らかい音が二回吹鳴することになる。
ところで、前述したリレー制御回路11は、ホーンリレーRを開閉する方形波を形成するための回路の一例であって、これに限定されるものでないことは勿論であり、また、リレー制御回路11によって形成される方形波も、前記第一、第二合図音用方形波に限定されることなく、様々な方形波を形成することができる。そして、該リレー制御回路11から出力される方形波を変化せしめることで、第二ホーンスイッチ12が押し操作された場合にホーン1が発する合図音の音圧、発音時間、発音回数を変化せしめることができる。この場合、合図音の音圧は、方形波のON時間をホーン1の音の立上り時間TUよりも短くするほど、ホーン1の最大音圧レベルよりも低い音圧にすることができる。また、合図音の発音時間は、方形波のON時間を長短せしめることで変化させることができ、さらに合図音の発音回数は、方形波のON回数を増減することで変化させることができる。
また、本実施の形態では、前記リレー制御回路11から出力される方形波を変化させる手段の一例として合図音切換えスイッチ13を設け、そして該合図音切換えスイッチ13の切換え操作に基づいて、「第一合図音」、「第二合図音」の二種類の合図音のうちの何れかを選択できる構成となっているが、第二ホーンスイッチ12が押し操作された場合にホーン1が発する合図音としては、一種類あるいは三種類以上であっても良い。さらに、例えばデジタルIC15のON時間を可変せしめる操作手段や、方形波のON時間を可変せしめる操作手段を設けることにより、合図音の音圧、発音時間、発音回数を、運転者が任意に可変せしめることができる構成にすることもできる。
叙述の如く構成された本形態において、ホーン1は、運転ハンドルに装備された第一ホーンスイッチ10、あるいは該第一ホーンスイッチ10とは別に設けられた第二ホーンスイッチ12の押し操作に基づいて吹鳴することになるが、歩行者や他の車両等に対して警告を発したい場合には、上記第一ホーンスイッチ10を押し操作するとホーンリレーRが閉成し、而して、ホーン1は、第一ホーンスイッチ10が押し操作されているあいだ通電状態となって道路運送車両の保安基準に適合した警報音を発することになる。一方、直ぐ近くにいる歩行者に警告を発したり或いは車両同士の挨拶を行うような場合には、第二ホーンスイッチ12を押し操作すると、リレー制御回路11からホーンリレーRを断続的に開成する方形波(第一合図音用方形波あるいは第二合図音用方形波)が出力され、これによりホーン1は、前記保安基準に適合した警報音とは異なる合図音を発することになる。
この結果、複数のホーンを設けなくても、保安基準に適合した警報音と、直ぐ近くにいる歩行者に警告を発したり或いは車両同士の挨拶を行うような場合の合図音とを、一つのホーン1で吹鳴できることになって、コストアップを抑制できるうえ、省スペース化に寄与できる。
しかもこのものにおいて、前記合図音の音圧、発音時間、発音回数は、リレー制御回路11から出力される方形波によって制御されることになるから、第二ホーンスイッチ12を押し操作すれば、該押し時間の長短や押し具合に関係なく、予め設定された合図音(本実施の形態においては、「第一合図音」あるいは「第二合図音」)が発せられることになる。さらに、前記リレー制御回路11から出力される方形波を異ならしめることで、合図音の音圧、発音時間、発音回数を様々に変化させることができるから、運転者の好みに応じた合図音とすることができる。
そのうえ、前記方形波を出力するリレー制御回路11は、ホーンリレーRのコイル通電ラインAに接続されるものであるから、既存のホーン回路に簡単に後付け的に付加することができ、而して、既存のホーンおよびホーン回路をそのまま利用して本発明を実施できるという利点がある。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば、図5のブロック図に示す第二の実施の形態では、印加された電圧値に応じて音圧レベルが変化する構造のホーン18が用いられていると共に、該ホーン18には、第一ホーンスイッチ19(前記実施の形態の第一ホーンスイッチ10と同様に、運転ハンドルに装備されるホーンスイッチ)、第二ホーンスイッチ20(前記実施の形態の第二ホーンスイッチ12と同様に、運転席前方の計器パネルや運転席側方の操作パネル等、第一ホーンスイッチ19とは別の箇所に設けられるホーンスイッチ)、および合図音設定手段21からの入力信号に基づいてホーン1に印加する電圧を制御するコントローラ22が接続されている。ここで、合図音設定手段21は、合図音の音圧や発音時間、発音回数を、運転者が任意に設定するための操作手段である。
そして、前記コントローラ22は、第一ホーンスイッチ19からの操作信号が入力されると、該第一ホーンスイッチ19が操作されているあいだ道路運送車両の保安基準に適合した警報音を吹鳴するよう、ホーン18に印加する電圧を制御する。一方、第二ホーンスイッチ20からの操作信号が入力されると、コントローラ22は、合図音設定手段21によって設定された合図音を吹鳴するよう、ホーン18に印加する電圧を制御する。
而して、この第二の実施の形態のものにおいても、保安基準に適合した警報音と、直ぐ近くにいる歩行者に警告を発したり或いは車両同士の挨拶を行うような場合の合図音とを、一つのホーン18で吹鳴できることになって、コストアップを抑制できるうえ、省スペース化に寄与できる。
ホーン制御装置の回路図である。 ホーンの音の立上り特性を示す図である。 リレー制御回路の回路図である。 方形波の出力を示すチャート図である。 第二の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
1 ホーン
10 第一ホーンスイッチ
11 リレー制御回路
12 第二ホーンスイッチ
13 合図音切換えスイッチ
R ホーンリレー
18 ホーン
19 第一ホーンスイッチ
20 第二ホーンスイッチ
21 合図音設定手段
22 コントローラ

Claims (11)

  1. ホーンと、該ホーンの吹鳴を制御するホーン制御装置とを備えてなる車両用ホーン装置において、前記ホーン制御装置は、運転ハンドルに装備される第一ホーンスイッチの操作に基づいて保安基準に適合した警報音を発するべくホーンの吹鳴制御を行う一方、前記第一ホーンスイッチとは別に設けた第二ホーンスイッチの操作に基づいて、前記警報音とは異なる合図音を発するべくホーンの吹鳴制御を行うことを特徴とする車両用ホーン装置。
  2. 請求項1において、ホーン制御装置は、合図音の音圧が予め設定された設定音圧となるように制御することを特徴とする車両用ホーン装置。
  3. 請求項2において、合図音の設定音圧は、第一ホーンスイッチの操作で発する警報音の音圧よりも小さくなるように設定されることを特徴とする車両用ホーン装置。
  4. 請求項2または3において、合図音の設定音圧を可変せしめる音圧可変手段を備えることを特徴とする車両用ホーン装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項において、ホーン制御装置は、合図音の発音時間が予め設定された設定発音時間となるように制御することを特徴とする車両用ホーン装置。
  6. 請求項5において、合図音の設定発音時間は、ホーンの発音開始から最大音圧レベルに達するまでの立上り時間よりも短く設定されることを特徴とする車両用ホーン装置。
  7. 請求項5または6において、合図音の設定発音時間を可変せしめるための発音時間可変手段を備えることを特徴とする車両用ホーン装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項において、ホーン制御装置は、合図音の発音回数が予め設定された設定発音回数となるように制御することを特徴とする車両用ホーン装置。
  9. 請求項8において、合図音の設定発音回数を可変せしめるための発音回数可変手段を備えることを特徴とする車両用ホーン装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項において、ホーン制御装置は、ホーンへの通電を断絶するホーンリレーを備えると共に、該ホーンリレーを第二ホーンスイッチの操作に基づいて開閉制御するリレー制御回路を備えることを特徴とする車両用ホーン装置。
  11. 請求項10において、リレー制御回路は、第二ホーンスイッチの操作に基づき、ホーンリレーを開閉する方形波を出力することを特徴とする車両用ホーン装置。
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