JP4033578B2 - 発音体駆動回路および作動音発生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を発生させるための駆動信号を発音体へ出力する発音体駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両の方向指示装置は、方向指示灯を点滅作動させるための機械式リレーを備えており、方向指示レバーの操作に応じて機械式リレーにより方向指示灯を点滅作動させるようになっている。さらに、方向指示灯の点滅作動状態を車室内において運転者が確認できるようにするため、インジケータの点滅表示により視覚的報知を行うとともに機械式リレーの打撃音により聴覚的報知を行うようになっている。
【0003】
ところで、上記機械式リレーは、その打撃音が運転者に聞こえるよう運転席近傍に配置されるのが一般的であるが、機械式リレーが小型化されたり、あるいは回路構成上の都合から機械式リレーがエンジンルーム内に配置されたような場合には、機械式リレーの打撃音が運転者に聞こえにくくなってしまう。また、方向指示灯の点滅作動を半導体スイッチ等を用いて行うようにした場合には、機械式リレーそのものが不要となるため、その打撃音が得られなくなってしまう。
【0004】
これに対し、実開昭59−102448号公報あるいは実開平4−136948号公報に記載されているように、圧電ブザーやスピーカ等の発音体を用い、これらを方向指示灯の点滅作動に応じて駆動して発音させる構成を採用すれば、機械式リレーの打撃音に依存することなく方向指示灯の点滅作動状態を聴覚的に運転者に報知することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、方向指示灯の点滅作動音としては、機械式リレーの打撃音が古くから用いられており、その音質が運転者の耳に馴染んだものとなっている。したがって、上記各公報記載のように発音体から打撃以外の発音形態で点滅作動音を出力するだけでは、慣用音となっている機械式リレーの打撃音との音質の差が大きく、このため運転者に違和感を与えてしまう、という問題がある。
【0006】
一方、機械式リレーの打撃音を忠実に再現しようとすると、図9に示すように複雑なエンベロープ2を有する不規則な波形4からなる駆動信号を生成することが必要となるため、その駆動回路が複雑で高価なものとなってしまう、という問題がある。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡単かつ安価な構成で、運転者に違和感を与えることのない方向指示灯の点滅作動音を得ることができる発音体駆動回路および作動音発生装置を提供することを主たる目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、機械式リレーの打撃音が忠実に再現されなくても、これに類似した擬似打撃音が得られれば、方向指示灯の点滅作動音として運転者に違和感を与えてしまうことはないという点に着眼し、上記擬似打撃音を発生させるための駆動回路を採用するとともにその回路構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る発音体駆動回路は、
機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を発生させるための駆動信号を発音体へ出力する発音体駆動回路であって、
周波数の異なる複数の信号を生成するとともに、これら複数の信号を時系列で合成することにより、2種類の合成信号を生成し、これら2種類の合成信号を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力するように構成されてなる、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「複数の信号」は、周波数の異なるものであれば、各信号の周波数、波形、振幅等は特に限定されるものではない。例えば、各信号の波形として、矩形波、正弦波、三角波等が採用可能であり、また、各信号の振幅については、これを一定値に設定することも可能であり、周波数の相違に応じてあるいはランダムに振幅を異なった値に設定することも可能である。
【0011】
上記「複数の信号を時系列で合成」する際の具体的方法(例えば、各信号の合成順序、各信号の波数、各信号の組合せ方法等)は特に限定されるものではない。
【0012】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る発音体駆動回路は、擬似打撃音を発生させるための駆動信号を発音体へ出力するようになっているが、その際、周波数の異なる複数の信号を生成するとともに、これら複数の信号を時系列で合成することにより、2種類の合成信号を生成し、これら2種類の合成信号を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力するように構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0013】
すなわち、周波数の異なる複数の信号を合成することにより、単一周波数信号では得られない多様な音質を得ることが可能となるが、この合成は時系列で行われるため、上記複数の信号を適宜配列して合成信号を生成し、これを発音体へ出力することにより、機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を得ることが可能となる。その際、一般に、機械式リレーの打撃音は、その可動片が鉄心に当たるときの打撃音と接点に当たるときの打撃音との2種類があり、車両の方向指示灯の点滅作動音ではこれらが交互に発生するようになっている。したがって、擬似打撃音に関してもこれら2種類の打撃音の各々に類似した音とすることが好ましい。そこで、2種類の合成信号を生成してこれらを交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力することにより、実際の機械式リレーの打撃音による点滅作動音により近い音質で擬似打撃音を発生させることができる。
【0014】
このように本願発明によれば、周波数の異なる複数の信号を生成し、これら信号を時系列で合成(すなわち時間軸上において単純結合)することにより、簡単かつ安価な構成で機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を得ることができ、そして、2種類の擬似打撃音を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力することにより、運転者に違和感を与えることのない方向指示灯の点滅作動音を得ることができる。
【0015】
本願発明において、上記「合成信号」の時間的長さは、特に限定されるものではないが、機械式リレーの打撃音の時間的長さが12ms程度であることから、12ms以下に設定することが好ましく、6ms以下に設定することがより好ましい。
【0016】
上記「発音体駆動回路」は、周波数の異なる複数の信号を生成するとともに、これら複数の信号を時系列で合成することにより、2種類の合成信号を生成し、これら2種類の合成信号を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力するように構成されたものであれば、ソフト的な制御により上記信号処理を行うものであってもよいし、ハード的な構成により上記信号処理を行うものであってもよい。
【0017】
後者の具体的構成例としては、周波数の異なる複数の信号を生成するとともに、これら複数の信号を時系列で合成することにより、互いに異なる合成信号を生成する1対の発音体駆動信号生成回路と、これら1対の発音体駆動信号生成回路において生成された2種類の合成信号を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力する合成信号出力回路と、を備えてなる構成等が採用可能である。
【0018】
その際、上記各「発音体駆動信号生成回路」としては、周波数の異なる複数の信号を生成する信号生成回路と、この信号生成回路で生成された複数の信号を時系列で合成する信号合成回路と、を備えてなる構成等が採用可能である。
【0020】
ところで、本願発明に係る発音体駆動回路は、上述したように車両の方向指示灯の点滅作動音を得るのに適した構成となっているが、必ずしもこのような用途に限定されるものではなく、機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を発生させることが必要あるいは好適な場合一般に用いることが可能である。
【0022】
一方、本願発明に係る発音体駆動回路が方向指示灯の作動音発生装置の一部として構成されている場合には、方向指示灯の点灯および消灯の各タイミングと同期して合成信号を出力する構成とすれば、機械式リレーの打撃音による点滅作動音の発生タイミングと同一タイミングで擬似打撃音を発生させることが可能となるので、運転者に違和感を与えてしまうのをより効果的に防止することができる。
【0025】
上記発音体駆動回路および発音体を備えてなる方向指示灯の作動音発生装置においては、上述したように運転者に違和感を与えることのない方向指示灯の点滅作動音を得ることができるが、この作動音発生装置の発音体を利用して上記点滅作動音以外の音を発生させることも可能である。すなわち、適当な駆動手段を付加することにより、方向指示装置の異常(例えば、方向指示灯の電球切れ等)や、車両に搭載された他の装置の異常などを報知する機能等を持たせることも可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0027】
図1は、本願発明の一実施形態に係る作動音発生装置10を示すブロック図である。
【0028】
この作動音発生装置10は、車両の方向指示装置の一部を構成するものであって、発音体駆動回路12と、増幅器14と、スピーカ16(発音体)とを備えてなり、方向指示灯の点滅作動音として機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を所定時間間隔をおいて繰り返し発生させるように構成されている。
【0029】
すなわち、この作動音発生装置10においては、図示しない方向指示灯を点滅作動させるための方向指示制御信号S11が発音体駆動回路12に入力され、この発音体駆動回路12において上記点滅作動音を発生させるための駆動信号S16が生成されて増幅器14へ出力され、この増幅器14により上記駆動信号S16が電力増幅されてスピーカ16へ出力され、そして、このスピーカ16から上記点滅作動音が出力されるようになっている。
【0030】
発音体駆動回路12は、並列に配置された立上り検出回路18Aおよび立下り検出回路18Bと、これら各検出回路18A、18Bに接続された第1合成信号発生回路20Aおよび第2合成信号発生回路20Bと、これら第1および第2合成信号発生回路20A、20Bに接続された合成信号出力回路22とからなっている。
【0031】
次に、この発音体駆動回路12の具体的構成を、図2に示すタイムチャートに従って説明する。
【0032】
立上り検出回路18Aおよび立下り検出回路18Bには、上述した方向指示制御信号s11が入力されるようになっている。この方向指示制御信号s11は、オン時間360msオフ時間360msの繰り返し2値信号であって、そのオン時間に方向指示灯を点灯作動させるようになっている。立上り検出回路18Aは、方向指示制御信号s11の立上りタイミングを検出して該立上りタイミングでパルス幅の短い矩形パルス信号s12を生成し、これを第1合成信号発生回路20Aへ出力するようになっている。一方、立下り検出回路18Bは、方向指示制御信号s11の立下りタイミングを検出して該立下りタイミングでパルス幅の短い矩形パルス信号s13を生成し、これを第2合成信号発生回路20Bへ出力するようになっている。
【0033】
第1合成信号発生回路20Aは、矩形パルス信号s12の立下りタイミングで第1合成信号s14(これについては後述する)を生成し、これを合成信号出力回路22へ出力するようになっている。一方、第2合成信号発生回路20Bは、矩形パルス信号s13の立下りタイミングで第2合成信号s15(これについても後述する)を生成し、これを合成信号出力回路22へ出力するようになっている。
【0034】
合成信号出力回路22は、第1および第2合成信号発生回路20A、20Bから入力された第1および第2合成信号s14、s15を加算し、その演算結果を駆動信号s16として増幅器14へ出力するようになっている。この駆動信号s16は、第1合成信号s14と第2合成信号s15とが方向指示灯の点灯および消灯の各タイミングと同期して交互に繰り返し出力される断続的な信号であって、第1合成信号s14〜第2合成信号s15の間および第2合成信号s14〜第1合成信号s15の間は無信号となっている。このように駆動信号s16として第1および第2合成信号s14、s15を交互に出力させるようにしたのは、機械式リレーで発生する2種類の打撃音(すなわち可動片が鉄心に当たるときの打撃音と接点に当たるときの打撃音)の各々に類似した擬似打撃音を備えた点滅作動音を得るためである。
【0035】
図3は、第1および第2合成信号s14、s15の波形を示す図である。
【0036】
図示のように、これら第1および第2合成信号s14、s15は、振幅同一で周波数の異なる複数の矩形波信号が時系列で合成されてなる信号であって、その時間的長さは極短い値に設定されている。すなわち、第1合成信号s14は、周波数16kHzの矩形波信号と、周波数8kHzの矩形波信号と、周波数16kHzの矩形波信号とが、時間軸上に各々1msの長さで連続的に単純結合されてなる時間的長さ3msの信号であり、一方、第2合成信号s15は、周波数14kHzの矩形波信号と、周波数4kHzの矩形波信号と、周波数14kHzの矩形波信号とが、時間軸上に各々0.78ms、0.75ms、0.78msの長さで連続的に単純結合されてなる時間的長さ2.31msの信号である。
【0037】
これら第1および第2合成信号s14、s15を生成する第1および第2合成信号発生回路20A、20Bの構成は略同様であるので、第1合成信号発生回路20Aの構成について詳細に説明する。
【0038】
図4は、第1合成信号発生回路20Aの構成を示すブロック図であり、図5は、その作用を示すタイムチャートである。
【0039】
図4に示すように、この第1合成信号発生回路20Aは、タイミング制御回路24と、3つの発振回路26、28、30(信号生成回路)と、信号合成回路32とからなっている。
【0040】
タイミング制御回路24は、入力される矩形パルス信号s1(すなわち立上り検出回路18Aから入力される矩形パルス信号s12)を基にして発振回路26、28、30を動作させるためのトリガー信号s2、s3、s4を生成し、これらを各発振回路26、28、30へ出力するようになっている。トリガー信号s2は、矩形パルス信号s1の立下りタイミングで生成されるパルス幅1msの矩形パルス信号であり、トリガー信号s3は、矩形パルス信号s2の立下りタイミングで生成されるパルス幅1msの矩形パルス信号であり、トリガー信号s4は、矩形パルス信号s3の立下りタイミングで生成されるパルス幅1msの矩形パルス信号である。
【0041】
発振回路26は、トリガー信号s2の入力により周波数16kHzの矩形波信号s5をトリガー信号s2のパルス幅1msの間だけ発振させるようになっており、発振回路28は、トリガー信号s3の入力により周波数8kHzの矩形波信号s6をトリガー信号s3のパルス幅1msの間だけ発振させるようになっており、発振回路30は、トリガー信号s4の入力により周波数16kHzの矩形波信号s6をトリガー信号s4のパルス幅1msの間だけ発振させるようになっている。
【0042】
信号合成回路32は、3つの発振回路26、28、30から入力された矩形波信号s5、s6、s7を加算し、その演算結果として合成信号s8(すなわち第1合成信号s14)を生成し、これを合成信号出力回路22へ出力するようになっている。
【0043】
一方、第2合成信号発生回路20Bは、第1合成信号発生回路20Aに対して、タイミング制御回路24により生成されるトリガー信号s2、s3、s4のパルス幅および各発振回路26、28、30の発振周波数が異なっているが、それ以外の構成は第1合成信号発生回路20Aと全く同様である。
【0044】
図6は、実際に測定された機械式リレーの打撃音および擬似打撃音の波形データを、擬似打撃音を発生させるための駆動信号(擬似打撃音駆動信号)の波形と共に時間軸を合わせて示す波形図である。
【0045】
同図(a)に示す波形データは、実際に車両の方向指示装置を作動させて方向指示灯の点滅作動音を発生させ、このとき機械式リレーで発生する2種類の打撃音のうちの一方の打撃音をマイクで得た波形データである。同図(b)に示す波形は、この打撃音に類似した擬似打撃音を発生させるために生成された擬似打撃音駆動信号(ここでは合成信号s8を用いている)の波形である。同図(c)に示す波形データは、この擬似打撃音駆動信号によりスピーカ16から発生する擬似打撃音をマイクで得た波形データである。
【0046】
図示のように、合成信号s8を擬似打撃音駆動信号として用いることにより、擬似打撃音の波形を機械式リレーの打撃音の波形に極めて類似したものとすることができる。その際、スピーカ16自体が有する固有の周波数特性や機械的減衰特性を勘案して擬似打撃音駆動信号の構成を設定することにより、擬似打撃音の波形を機械式リレーの打撃音の波形により類似したものとすることができる。なお、特性の異なるスピーカを用いる場合には、その特性に合わせて擬似打撃音駆動信号の構成を適宜変更するようにすればよい。
【0047】
以上詳述したように、本実施形態に係る作動音発生装置10は、方向指示制御信号の入力により、発音体駆動回路12において、機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音による点滅作動音を発生させるための駆動信号s16を生成するとともに、該駆動信号s16を増幅器14を介してスピーカ16へ所定時間間隔をおいて繰り返し出力するように構成されているので、運転者に違和感を与えることのない方向指示灯の点滅作動音を得ることができる。
【0048】
しかも、発音体駆動回路12からの駆動信号s16の出力は、第1および第2合成信号発生回路20A、20Bで生成された周波数成分の異なる第1および第2合成信号s14、s15を交互に出力することにより行われるようになっているので、機械式リレーで発生する2種類の打撃音の各々に類似した擬似打撃音を発生させることができ、これにより機械式リレーの打撃音により近い音質の擬似打撃音を備えた点滅作動音を得ることができる。
【0049】
さらに、第1および第2合成信号s14、s15は、立上り検出回路18Aおよび立下り検出回路18Bからの方向指示制御信号s11と同期して生成されるようになっているので、擬似打撃音の発生間隔を、機械式リレーの打撃音による方向指示灯の点滅作動音と同一とすることができ、これにより運転者に違和感を与えてしまうのをより効果的に防止することができる。
【0050】
また、第1および第2合成信号発生回路20A、20Bは、振幅同一で周波数の異なる複数の矩形波信号を時系列で合成して第1および第2合成信号s14、s15を生成するようになっているので、簡単かつ安価な構成で上記擬似打撃音を得ることができる。しかも、上記複数の矩形波信号に含まれる高調波成分により、上記擬似打撃音を、広範囲な周波数成分を有する機械式リレーの打撃音に一層近づけることができる。
【0051】
本実施形態においては、発音体駆動回路12がハード的な構成により駆動信号s16を生成出力するように構成されているが、マイコン等を用いてソフト的な制御により駆動信号s16を生成出力するように構成してもよい。
【0052】
また、本実施形態においては、第1および第2合成信号s14、s15を構成する3つの矩形波信号s5、s6、s7が、振幅同一でかつその周波数が高−低−高で配列されているものとして説明したが、図7(a)、(b)に示すように、スピーカ16の周波数特性等に応じて各矩形波信号の周波数成分を適宜変更したり、図7(c)に示すように、各矩形波信号の振幅を異なった値に設定するようにしてもよい。このようにすることにより機械式リレーの打撃音に一層近い擬似打撃音を得ることが可能となる。
【0053】
さらに、本実施形態においては、第1および第2合成信号発生回路20A、20Bが、周波数の異なる複数の矩形波信号を合成して第1および第2合成信号s14、s15を生成するように構成されているが、これら第1および第2合成信号発生回路20A、20Bに代えて、例えば図8に示すような周波数および時間的長さが互いに異なる第1および第2矩形波信号s21、s22を生成する第1および第2信号発生回路を用いることも可能である。
【0054】
このような構成を採用した場合には、第1および第2信号発生回路で生成された2種類の矩形波信号s21、s22が、上記合成信号出力回路22に代わる信号出力回路から方向指示灯の点灯および消灯の各タイミングと同期して交互に出力され、スピーカ16からは2種類の擬似打撃音が交互に発生することとなる。したがって、たとえ各擬似打撃音自体は機械式リレーの打撃音と類似していなくても、擬似打撃音の発生パターンが機械式リレーの打撃音による方向指示灯点滅作動音の発生パターンと同一であるために、方向指示灯の点滅作動音として運転者に違和感を与えてしまうのを防止することが可能となる。そして、このような構成を採用することにより、発音体駆動回路を一層簡単かつ安価な構成とすることができる。
【0055】
一方、これとは逆に、発音体駆動回路から出力される信号自体は、周波数の異なる複数の矩形波信号を合成してなる合成信号を用い、この1種類の合成信号を方向指示灯の点灯および消灯の各タイミングと同期して繰り返し出力する構成とすることも可能である。
【0056】
このような構成を採用した場合には、上記合成信号によりスピーカ16から発生する擬似打撃音を、機械式リレーで発生する2種類の打撃音の少なくとも一方に類似した音質とすることができるので、該擬似打撃音を機械式リレーの打撃音による方向指示灯点滅作動音の発生パターンと同一パターンで発生させることにより、方向指示灯の点滅作動音として運転者に違和感を与えてしまうのを防止することが可能となる。そして、このような構成を採用することにより、合成信号発生回路を単一化することができるので、発音体駆動回路を一層簡単かつ安価な構成とすることができる。
【0057】
また、本実施形態の発音体駆動回路12の一部を構成する第1合成信号発生回路20A(あるいは第2合成信号発生回路20B)は、擬似打撃音駆動信号として用いられる合成信号S14(あるいはs15)を生成するように構成されているので、方向指示灯の作動音発生装置のように擬似打撃音を所定時間間隔をおいて繰り返し発生させて方向指示灯の点滅作動音を得る用途以外にも擬似打撃音が必要とされる各種分野でこれを活用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る作動音発生装置を示すブロック図
【図2】上記作動音発生装置の発音体駆動回路の作用を示すタイムチャート
【図3】上記発音体駆動回路の第1および第2合成信号発生回路で生成される第1および第2合成信号の波形を示す図
【図4】上記第1合成信号発生回路の構成を示すブロック図
【図5】上記第1合成信号発生回路の作用を示すタイムチャート
【図6】実際に測定された機械式リレーの打撃音および擬似打撃音の波形データを、擬似打撃音駆動信号の波形と共に時間軸を合わせて示す波形図
【図7】上記第1および第2合成信号の変形例を示す、図3と同様の図
【図8】上記実施形態の変形例を示す、図3と同様の図
【図9】機械式リレーの打撃音を忠実に再現するための駆動信号の一例を示す波形図
【符号の説明】
10 作動音発生装置
12 発音体駆動回路
14 増幅器
16 スピーカ(発音体)
18A 立上り検出回路
18B 立下り検出回路
20A 第1合成信号発生回路(発音体駆動信号生成回路)
20B 第2合成信号発生回路(発音体駆動信号生成回路)
22 合成信号出力回路
24 タイミング制御回路
26、28、30 発振回路(信号生成回路)
32 信号合成回路
s5、s6、s7 矩形波信号
s8、s14 第1合成信号(発音体駆動信号)
s15 第2合成信号(発音体駆動信号)
s16 駆動信号
s21、s22 矩形波信号
Claims (5)
- 機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を発生させるための駆動信号を発音体へ出力する発音体駆動回路であって、
周波数の異なる複数の信号を生成するとともに、これら複数の信号を時系列で合成することにより、2種類の合成信号を生成し、これら2種類の合成信号を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力するように構成されてなる、ことを特徴とする発音体駆動回路。 - 機械式リレーの打撃音に類似した擬似打撃音を発生させるための駆動信号を発音体へ出力する発音体駆動回路であって、
周波数の異なる複数の信号を生成するとともに、これら複数の信号を時系列で合成することにより、互いに異なる種類の合成信号を生成する1対の発音体駆動信号生成回路と、
これら1対の発音体駆動信号生成回路において生成された2種類の合成信号を交互に所定時間間隔をおいて繰り返し出力する合成信号出力回路と、を備えてなることを特徴とする発音体駆動回路。 - 上記各発音体駆動信号生成回路が、周波数の異なる複数の信号を生成する信号生成回路と、この信号生成回路で生成された複数の信号を時系列で合成する信号合成回路とを備えてなる、ことを特徴とする請求項2記載の発音体駆動回路。
- 上記発音体駆動回路が、方向指示灯の作動音発生装置の一部として構成されるとともに、方向指示灯の点灯および消灯の各タイミングと同期して上記合成信号を出力するように構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の発音体駆動回路。
- 方向指示灯の作動音発生装置であって、
請求項1〜4いずれか記載の発音体駆動回路と、この発音体駆動回路からの上記駆動信号の入力により上記擬似打撃音を発生させる発音体と、を備えてなることを特徴とする作動音発生装置。
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