JPH08207660A - 車載用警報ブザーの駆動回路 - Google Patents

車載用警報ブザーの駆動回路

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JPH08207660A
JPH08207660A JP4232295A JP4232295A JPH08207660A JP H08207660 A JPH08207660 A JP H08207660A JP 4232295 A JP4232295 A JP 4232295A JP 4232295 A JP4232295 A JP 4232295A JP H08207660 A JPH08207660 A JP H08207660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buzzer
sound
transistor
driving circuit
drive circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4232295A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Hiroyasu
良久 廣安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Y N S KK
Original Assignee
Y N S KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ドアの締め忘れやライトの消し忘
れ等がある現状を自動車に乗車している者に知らせる車
載用警報ブザーの駆動回路に関するものであり、他励式
ブザーを使用して高級感のある警告音を鳴らす駆動回路
の構成をシンプルかつ安価に改良することを目的とす
る。 【構成】 発振パルスの周波数と同発振パルスのデュー
ティー比並びにトリガパルスのパルス幅という三つのパ
ラメータの組み合わせでブザーを鳴らす車載用警報駆動
回路において、前記ブザーに流れる電圧の減衰を当該ブ
ザーとコンデンサの内部インピーダンスのみで達成すべ
く構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアの締め忘れやライ
トの消し忘れ等がある現状を自動車に乗車している者に
知らせる車載用警報ブザーの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアの締め忘れ、ライト消し忘れ
及びリバースモードオン等を知らせる警報は、「ピー」
と機械的に鳴るだけの自励式ブザーが知られる。又、他
励式ブザーを使用して高級感のある警告音を鳴らすこと
も知られている。本発明は後者の改良に関するものであ
って、後者に関する従来例を図1及び図2に示す。図3
はそれらの従来例に関する波形図である。いずれの方式
も、ブザーにかかる電圧(以下、VBzと称する)の減
衰に、トランジスタの能動領域を使用するため、電力損
失が大きくなり、許容損失(Pc)の大きいトランジス
タが必要である(コストアップ)。図1のTR1、図2
のTR1、TR2がそれである。又、これらのトランジ
スタを能動領域で使用する為の周辺回路も必要になって
いる(図2のTR3等)。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】「ピー」と鳴るだけのビープ音に比べて、
「ポーン」と鳴る警報は高級感がある。その「ポーン」
という音の発生の仕組みは、音の発生源である圧電ブザ
ー(マグネティックサウンダ、スピーカー等のように他
励発振で音を出せるものであれば良い。以下、単にブザ
ーと称する)が受ける電圧を駆動回路にて減衰させるこ
とによっている。減衰カーブ(図3参照)を作る駆動回
路には、許容損失の大きい部品が必要で、かつ、構成が
複雑となりコストアップをもたらしている。本発明は、
前記駆動回路の構成をシンプルかつ安価に改良すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】コンデンサ等電荷を蓄え
る素子に対して、ブザーON/OFF切換信号のON条
件で充電を行い、その充電された電荷をOFF条件で放
出する際に、前記素子の両端に接続されたブザーの内部
インピーダンスの作用を借りて若しくは組み合わせて減
衰カーブを作ることを案出し、これを改良技術として利
用する。つまり、本発明は、他励式ブザーに対する駆動
回路を、ブザー音発振源とブザーON/OFF切換及び
ブザー印加電圧の減衰カーブの3要素で構成する場合
に、当該ブザー印加電圧の減衰カーブを、電荷を蓄える
素子及び当該素子に接続するブザーの内部インピーダン
ス並びにこれら両者間に挿入するブザー音発振源の発振
パルスデューティー比でON/OFFする素子で実現す
る構成を特徴とする車載用警報ブザーの駆動回路を提供
しようとするものである。
【0005】
【実施例】図4乃至図5は本発明に関する回路図と波形
図である。当該回路図は、ブザーON/OFF切換やブ
ザー音発振源にマイコンを利用した例である。マイコン
はブザーON/OFF切換の信号としてトリガパルス
を、又、ブザー音発振源として発振パルスをそれぞれ駆
動回路に入力する。図4において、前記トリガパルスは
図4に図示のAから、又、発振パルスは図4に図示のB
から駆動回路に向けて入力される。本発明の駆動回路
は、図4に図示しているように、電源から整流器
(2)、トランジスタ(イ)、ブザー(1)、トランジ
スタ(ロ)を通って外箱接続(3)に至る接続の流れの
中に、コンデンサ(C)を跨げるように接続する。トラ
ンジスタ(イ)とブザー(1)を跨げる格好となってい
る。マイコン等からのトリガパルスは、図4に図示のA
からトランジスタ(ロ)に入力できる配線とする。又、
マイコン等からの発振パルスは、図4に図示のBからト
ランジスタ(イ)に入力できる配線とする。発振パルス
がONする周期を、ブザー(1)の音圧と減衰周期との
兼ね合いで決定する。ONする周期が長ければ音圧は上
がり減衰周期は短くなる。逆に周期が短ければ音圧は下
がり減衰周期は長くなる。
【0006】コンデンサ(C)をE(V)で充電後、図
7(イ)の回路に接続すれば、ブザーの内部インピーダ
ンスRで決まる減衰カーブが得られる。
【数1】 この式をtについて変形すると、
【数2】 となり、Rの値が小さければ、減衰時間tは短くなる。
例えば、図7(ロ)にスイッチ素子を挿入する。スイッ
チのONデューティー比に関しては、図7(ハ)より次
の式になる。
【数3】 減衰時間tは、スイッチのONしている間だけしかコン
デンサが放電しないため、上記二つの式より、次の式が
導かれる。
【数4】 この式により、Donのデューティー比が小さい程、t
の時間は長くなる。
【0006】図4の駆動回路によれば、ブザー(1)の
減衰がコンデンサ(C)とブザー(1)の内部インピー
ダンスのみで対応できる。ブザー(1)にかかる電圧V
Bzは、図5に図示のAに入力されるトリガパルスの波
形及び図5に図示のBに入力される発振パルスの波形の
合成並びに上記内部インピーダンスの作用にて、図5に
図示するような減衰カーブを作り出す。当該減衰カーブ
がこれらの構成で生まれることになり、ブザー(1)は
「ポーン」という高級感ある音を従来必要だった許容損
失の大きいトランジスタを使用することなく鳴らすこと
ができる。図6は図4の回路に対して、使用するトラン
ジスタの種類を変更した実施例である。本回路も図4と
同様の効果が得られる。
【0007】コンデンサ(C)の容量とVBzの減衰カ
ーブを、ブザー音発振源の発振パルスのONする周期で
任意に変更できる。特に、発振パルスのONする周期を
短くすれば、音圧も下がるため、従来、音圧調整用に必
要だった遮音カバーが不要になる。
【0008】
【発明の効果】遮音カバーや電子部品の部品点数を削減
でき、かつ、従来必要だった許容損失の大きいトランジ
スタが不要になり部品単価が安くなる。部品が不要にな
る分だけ製造効率が上がる。他励式ブザーを利用した駆
動回路の使用の裾野が広まるし、安価に製造できる分だ
け、競争力が有利になってより良い製品の開発に貢献で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例の他の実施例を示す回路図である。
【図3】従来例に関する波形図である。
【図4】本発明の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明に関する波形図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図7】(イ)図は本発明を完成に導いた着目点を示す
回路図である。(ロ)図は(イ)図にスイッチ素子を加
えた回路図である。(ハ)図は波形図である。
【符号の説明】
1 ブザー 2 整流器 3 外箱接続 イ トランジスタ ロ トランジスタ C コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他励式ブザーに対する駆動回路を、ブザ
    ー音発振源とブザーON/OFF切換及びブザー印加電
    圧の減衰カーブの3要素で構成する場合に、当該ブザー
    印加電圧の減衰カーブを、電荷を蓄える素子及び当該素
    子に接続するブザーの内部インピーダンス並びにこれら
    両者間に挿入するブザー音発振源の発振パルスデューテ
    ィー比でON/OFFする素子で実現する構成を特徴と
    する車載用警報ブザーの駆動回路。
JP4232295A 1995-02-06 1995-02-06 車載用警報ブザーの駆動回路 Pending JPH08207660A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529764A (ja) * 2004-03-09 2007-10-25 エレクトロラックス ホーム プロダクツ,インク. 機器のオーディオ通知装置
JP2009260544A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Nippon Seiki Co Ltd 車両用警報駆動装置
JP2012001114A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Denso Corp 車両存在報知装置

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