JPH11334030A - スクリーン印刷機及び画像形成装置 - Google Patents

スクリーン印刷機及び画像形成装置

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JPH11334030A
JPH11334030A JP14577298A JP14577298A JPH11334030A JP H11334030 A JPH11334030 A JP H11334030A JP 14577298 A JP14577298 A JP 14577298A JP 14577298 A JP14577298 A JP 14577298A JP H11334030 A JPH11334030 A JP H11334030A
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JP
Japan
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screen
plate
printing
screen plate
printing machine
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JP14577298A
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Inventor
Yoshihiro Yanagisawa
芳浩 柳沢
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横振れのない、繰返し再現性に優れた高精度
な印刷が可能で、かつ版の耐久性も良好なスクリーン印
刷機、及びこれを用いて作製した画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 スクリーン版の対向する2辺をそれぞれ
固定し、スクリーン版に張力を加える手段と、スクリー
ン版のパターン部をワークに面接触させてスクリーン版
とワークとを互いにずれのないように固定する手段と、
ローラースキージによりスクリーン版の印刷パターンに
インクを展開する手段とを有するスクリーン印刷機、お
よびこの印刷機を用いて作製された画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷機お
よびこのスクリーン印刷機を用いて作製された画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、画像表示装置として、ブラウン管
(CRT)が広く一般に用いられている。最近では、表
示画面が30インチを超えるようなブラウン管も登場し
ている。しかしながら、ブラウン管ではその表示画面を
大きくするためには、画面に応じて奥行きをより大きく
とる必要があり、また重量も大きくなる。そのため、よ
り大きな画面で迫力ある画像を見たいという消費者の要
望に答えるには、ブラウン管では、より大きな設置スペ
ースが必要になるので適しているとは言い難い。そのた
め、大きく重いブラウン管(CRT)に代わって壁掛け
できるように、低消費電力で、薄く、軽く、大画面の平
板状画像表示装置の登場が期待されている。
【0003】平板状画像表示装置としては、液晶表示装
置(LCD)が盛んに研究開発されているが、LCD
は、自発光型でないため、バックライトと呼ばれる光源
が必要であり、このバックライトに消費電力のほとんど
が使われる。またLCDは光の利用効率が低いため画像
が暗く、視野角に制限があり、20インチを超えるよう
な大画面化が難しいといった課題が依然として残ってい
る。
【0004】上記の課題を持つLCDに代わって、薄型
の自発光型画像表示装置が注目を浴びている。このよう
な表示装置としては、例えば、紫外線を蛍光体に照射す
ることで蛍光体を励起し発光させるプラズマディスプレ
イパネル(PDP)、電界放出型電子放出素子(FE)
や表面伝導型電子放出素子を電子源として用い、上記電
子放出素子から放出された電子を蛍光体に照射すること
で蛍光体を励起し発光させる平板状画像表示装置などが
ある。PDPは40インチ程度の大画面のものが市販さ
れ始めている。
【0005】上記自発光型の画像表示装置は、LCDに
比べ明るい画像が得られるとともに視野角の問題もな
い。
【0006】しかしながら、上記PDPは、大画面化に
は適しているが、発光輝度やコントラストはブラウン管
に比べて劣る。
【0007】一方、FEや表面伝導型電子放出素子を用
いた表示装置では、その発光原理は、ブラウン管と基本
的に同一であるから、輝度やコントラスト自体ブラウン
管と同等のものが得られる可能性がある。
【0008】本出願人は自発光型の平板状画像表示装置
の中でも、表面伝導型電子放出素子を用いた画像表示装
置に着目している。これは、構造が比較的簡易なため、
大面積に形成することに適しているためである。
【0009】表面伝導型電子放出素子では、基板上に形
成された微粒子からなる導電性薄膜に、素子電極と呼ば
れる一対の電極から上記導電性薄膜に電圧を印加するこ
とにより、導電性薄膜の一部に形成された電子放出部か
ら電子が真空中に放出される。表面伝導型電子放出素子
を用いた画像表示装置の原理は、上記表面伝導型電子放
出素子から放出された電子を蛍光体に照射することで発
光を得るものである。
【0010】また本出願人は先に特開平6−34263
6号公報に表面伝導型電子放出素子を電子源として用い
た画像表示装置の一例を開示している。図6に上記公報
で開示されている表面伝導型電子放出素子の概略構成を
示す。また、図7に上記公報で開示している表面伝導型
電子放出素子を用いた画像表示装置の概略構成図を示
す。
【0011】図6(a)は表面伝導型電子放出素子構成
の平面図、図6(b)は表面伝導型電子放出素子構成の
断面図である。図6(a)及び(b)において、601
は絶縁性基板、604は微粒子からなる導電性薄膜、6
02、603は導電性薄膜604と電気的接続を得るた
めの一対の素子電極、605は電子放出部である。
【0012】この表面伝導型電子放出素子において、前
記一対の素子電極602、603の間隔Lは数千Å〜数
百μmに設定され、また素子電極長さWは、素子電極の
抵抗値、電子放出特性を考慮して数μm〜数百μmに設
定される。また、素子電極の膜厚dは、微粒子からなる
導電性薄膜604と電気的な接続を保つために数百Å〜
数μmの範囲に設定される。素子電極602、603
は、例えば、フォトリソグラフィー技術により形成され
る。
【0013】微粒子からなる導電性薄膜604の膜厚
は、素子電極602、603へのステップカバレージ、
素子電極間の抵抗値及びフォーミング条件等を考慮して
適宜設定されるが、数Å〜数千Åの範囲に設定するのが
好ましく、更に、10Å〜500Åの範囲に設定するこ
とがより好ましい。また、導電性薄膜604の抵抗値
は、Rsが102〜107Ω/□に設定することが好まし
い。尚、Rsは、厚さがt、幅がw、長さがlの薄膜の
長さ方向に測定した抵抗をRとする時、R=Rs(l/
w)で表される。また、厚さtと抵抗率ρが一定である
場合、Rs=ρ/tで表される。
【0014】図7は、表面伝導型電子放出素子を用いた
画像表示装置の一例を示す概略構成図である。図中、7
05はリアプレート、706は外枠、707はフェース
プレートである。外枠、リアプレート、フェースプレー
トの各接続部を不図示の低融点ガラスフリット等の接着
剤により封着することにより、画像表示装置内部を真空
に維持するための外囲器(気密容器)が構成されてい
る。リアプレート705には、基板701が固定されて
いる。この基板701上には表面伝導型電子放出素子7
02がN×M個配列形成されている(N、Mは2以上の
正の整数であり、目的とする表示画素数に応じて適宜設
定される)。また、表面伝導型電子放出素子702は、
図7に示すとおり、M本の行方向配線703とN本の列
方向配線704とにより配線されている。行方向配線7
03、および列方向配線704は、例えば、フォトリソ
グラフィー技術により形成される。これら、基板70
1、表面伝導型電子放出素子702などの複数の電子放
出素子、行方向配線703、列方向配線704によって
構成される部分をマルチ電子ビーム源と呼ぶ。また、少
なくとも、行方向配線と列方向配線の交差する部分に
は、両配線間に不図示の層間絶縁層が形成されており、
行方向配線703と列方向配線704との電気的な絶縁
が保たれている。
【0015】フェースプレート707の下面には、蛍光
体からなる蛍光膜708が形成されており、赤(R)、
緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体(不図示)が塗り
分けられている。また、蛍光膜708をなす上記各色蛍
光体の間には黒色体(不図示)が配されている。更に、
蛍光膜708のリアプレート705側の面にはAl等か
らなるメタルバック709が形成されている。
【0016】Dx1〜Dxm、Dy1〜DynおよびH
vは、当該画像表示装置と不図示の電気回路とを電気的
に接続するために設けた気密構造の電気接続用端子であ
る。Dx1〜Dxmは、マルチ電子ビーム源の列方向配
線704と電気的に接続している。Dy1〜Dynも同
様にマルチ電子ビーム源の行方向配線703と電気的に
接続している。また、Hvはメタルバック709と電気
的に接続している。
【0017】上記外囲器(気密容器)の内部は10-6
orr以上の真空に維持されている。そのため、画像表
示装置の表示画面を大きくする程、外囲器(気密容器)
内部と外部との圧力差によるリアプレート705及びフ
ェースプレート707の変形或は破壊を防止する手段が
必要となる。そのため、フェースプレート707とリア
プレート705との間に大気圧に耐えるためのスペーサ
あるいはリブと呼ばれる支持部材(不図示)を配置する
場合がある。このようにして、電子放出素子が形成され
た基板701と蛍光膜が形成されたフェースプレート7
07間は一般に数百μm〜数mmに保たれ、外囲器(気
密容器)内部は高真空に維持されている。
【0018】以上説明した画像表示装置は、容器外端子
Dx1〜Dxm、Dy1〜Dyn、および行方向配線7
03、列方向配線704を通じて各表面伝導型電子放出
素子に電圧を印加することで、各表面伝導型電子放出素
子から電子が放出される。それと同時に、メタルバック
709に容器外端子Hvを通じて数百V〜数kVの高電
圧を印加することで、表面伝導型電子放出素子から放出
された電子を加速し、フェースプレート707の内面に
形成された各色蛍光体に衝突させる。これにより、蛍光
体が励起されて発光し、画像が表示される。
【0019】上記画像表示装置を形成するには、上記電
子放出素子、行方向および列方向配線を多数配列形成す
る必要がある。
【0020】上記電子放出素子、行方向および列方向配
線を多数配列形成する方法として、フォトリソグラフィ
ー技術、エッチング技術などが挙げられる。
【0021】しかしながら、例えば表面伝導型電子放出
素子を用いた数十インチの大画面の画像表示装置を形成
する場合、フォトリソグラフィー技術、エッチング技術
を用いるとすると、対角数十インチの大型基板に対応す
る蒸着装置やスピンコーターを始め、露光装置、エッチ
ング装置などの大型製造設備が必要となり、製造工程上
の取り扱いの難しさや、高コスト化などの問題がある。
【0022】そこで、比較的安価で、真空装置など必要
なく、大面積に対応することができる印刷技術を用い
て、上記電子放出素子、行方向および列方向配線を多数
配列形成することが考えられる。
【0023】本出願人は、先に特開平8−34110号
公報にスクリーン印刷技術を用いて、上記行方向および
列方向配線を多数配列形成することを開示している。
【0024】スクリーン印刷は、例えば金属粒子を混ぜ
たインクを所望のパターンの開口を有する版をマスクと
して、上記開口部からインクを被印刷体である基板上に
印刷形成し、その後焼成を行うことで所望のパターンの
導体配線などを形成するものである。
【0025】スクリーン印刷機の一例を図8及び9を参
照して以下に述べる。
【0026】図8及び9に於いて802は版枠、803
はスクリーンメッシュ、807はスキージ、816はワ
ーク(被印刷体)、817は押圧部、818は版パター
ン、819はインクパターン、820はインク、824
は張力、823はギャップである。スクリーンメッシュ
803はステンレス等の材質のメッシュ上に形成した樹
脂フィルムにインク820を吐出するための版パターン
818が抜いて形成されており、適宜設定された張力で
版枠802に張られている。
【0027】次に、スクリーン印刷の手順を図8及び9
を参照して以下に述べる。
【0028】まず図9に示すように版枠802(即ちス
クリーンメッシュ803の面)とワーク(被印刷体)8
16を所定のギャップ823にセットする。次にスクリ
ーンメッシュ803が押圧部817においてワーク(被
印刷体)816に接するまでスキージ807を下げる。
次にスキージ807の手前にインク820を設置する。
次にスクリーンメッシュ803がワーク(被印刷体)8
16に常に接する様にスキージ807を下げたままスキ
ージ807を図の矢印方向に操引してインクを掻き取
る。その際図8の様にスキージからの圧力によって、イ
ンク820は版パターン818を通ってワーク(被印刷
体)816上に吐出される。このインクの吐出と同時に
図9に示すスクリーン押圧部817の張力824の垂直
成分に由来する復元力によりスクリーンメッシュ803
がワーク(被印刷体)816から離れることでインク8
20が分離されワーク(被印刷体)816上に図8に示
す所望のインクパターン819が形成される。
【0029】上記の従来のスクリーン印刷は以下の点に
特徴がある。 (1)4辺を枠固定したスクリーンメッシュを原版とし
て使用している。 (2)原版とワークの間をあるギャップに保った状態で
印刷を行う。
【0030】これらのことによりスクリーン印刷では予
め設定されたスクリーン版上の元パターンを伸長して印
刷することとなるため、元パターンの寸法に対して2次
元的に歪んだ誤差が加えられた寸法での印刷となる。以
上の位置精度悪化は大面積になるほど無視できない大き
さとなる(NHK技研R&D No.37 1995年
8月「ハイビジョン用プラズマディスプレイの研
究」)。
【0031】即ちこの印刷位置精度の悪化は大面積にな
るほど顕著になり、例えば、前述の平面型表示装置の行
方向及び列方向配線を作成する場合、前記電子放出素子
とのアライメントを悪くし、画素欠陥やクロストークの
一因となる場合があった。係るアライメントの問題は、
設計マージンを大きくすることによって逃れることがで
きないほど高密度に画素を形成する際、特に問題であっ
た。
【0032】以上のような印刷位置精度の悪化の問題に
対してフレクシャー印刷が提案されている(特開平1−
275139、特開平1−306244)。
【0033】フレクシャー印刷を図10を参照して説明
する。1001はワーク定盤、1002はワーク、10
03はスクリーンメッシュ、1004a及びbは固定部
材であり、1005はエアーシリンダー、1006はス
キージである。
【0034】フレクシャー印刷で使用されるスクリーン
メッシュは非弾性であって従来のスクリーン版に使用さ
れるスクリーンメッシュに比べて張力に対する伸びが極
めて少ない。長方形であるスクリーンメッシュの4辺の
内の対向する一組の辺には、それぞれ固定部材1004
a及びbが接着されている。固定部材1004aは不図
示の印刷機本体に固定されているが、固定部材1004
bは、移動可能である。ただしこの移動においてはスク
リーンメッシュに加わる張力の大きさはエアーシリンダ
ーによって一定に規定される。したがって印刷において
はスキージがどの位置にあってもスクリーンメッシュに
加わる張力を一定に保つことができると推定される。
【0035】以上述べたように、フレクシャー印刷では
高精度な印刷が期待される。
【0036】また、上記フレクシャー印刷機では版離れ
の改善のためスクリーン版のパターン部に撥水性を有す
るスクリーン版を使用する場合があった。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術には以下の問題点がある。 (1)上記フレクシャー印刷ではスクリーンメッシュへ
加わる張力は印刷方向のみである。このためスキージの
直進性の振れに由来する、印刷方向に直行する方向への
力がスクリーンメッシュへ加わった場合、この力に抗し
きれずに印刷方向横向きにスクリーンメッシュがずれ、
その結果印刷パターンに係るずれの影響が発生する場合
があった。また、図10に示される様に、印刷時点で
は、従来のスクリーン印刷同様に、版とワーク間に間隔
があり、印刷時の版の変位量は、印刷版の位置によっ
て、異なり、繰り返し印刷の際、非弾性版といっても、
版の変形が、印刷位置によって異なる問題が発生した。
【0038】(2)上記フレクシャー印刷で使用される
撥水性を有するスクリーン版を使用する際、スクリーン
版にはじかれる性質のインキを使用する場合、スキージ
によるインキの展開ではスクリーン版のパターンにイン
キが十分に入り込まないためインキの吐出が少なくな
り、例えばラインパターンの断線が発生する場合があっ
た。
【0039】本発明の目的は、横振れのない繰返し再現
性に優れた高精度な印刷が可能なスクリーン印刷機を提
供することにある。
【0040】本発明の別の目的は、印刷物の品質の向上
につながる、必要なインク吐出量を得ることが可能なス
クリーン印刷機を提供することにある。
【0041】さらに本発明の目的は、良好な特性を有す
る画像形成装置を提供することにある。
【0042】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、次
のスクリーン印刷機およびこれを用いて作製された画像
形成装置により達成される。
【0043】本発明のスクリーン印刷機は、スクリーン
版の対向する2辺をそれぞれ固定し、スクリーン版に張
力を加える手段と、スクリーン版のパターン部をワーク
に面接触させてスクリーン版とワークとを互いにずれの
ないように固定する手段と、ローラースキージによりス
クリーン版の印刷パターンにインクを展開する手段とを
有することを特徴とするものである。
【0044】また、本発明の画像形成装置は、上記のス
クリーン印刷機を用いて作製されたことを特徴とするも
のである。
【0045】本発明によれば、スクリーン印刷機に於い
てスクリーン版のパターン部をワークに面接触させ、ス
クリーン版とワークを互いにずれの無いように固定させ
ることにより、印刷方向へのずれを引き起こす力を押さ
える作用を得て印刷ずれを無くし、同時に、版、ワーク
間距離を実質的に0になるように、スクリーン版のパタ
ーン部をワークに面接触させているので、版の変位量は
一定であり、繰り返し印刷時の版の変形のばらつきは発
生しにくく、繰り返し印刷を高精度で行うことができ
る。
【0046】また、スクリーン版のパターンへのインキ
の展開にスキージローラーを使用するので、ローラーの
回転に伴う垂直の圧力をインキに与え、スクリーン版の
パターン部に入り込むインキ量を増やす作用を生じせし
め、スキージローラーで複数回の往復運動を行うことに
よって垂直方向の圧力をインキに対して繰り返し与えス
クリーン版のパターン部に入り込むインキを重積させる
ことができる。
【0047】さらに、上記スクリーン印刷機を画像形成
装置の作製に用いることにより良好な特性を有する画像
形成装置が提供される。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明におけるスクリーン版とし
ては、好ましくは、非弾性スクリーン版、例えば、ポリ
エステルスクリーン、ステンレススクリーンをニッケル
メッキ処理して作成されたリジタイズドスクリーン版、
エレクトロフォーミング法で作成されたスクリーン版、
金属板をエッチングして作成されたスクリーン版等を用
いることができる。しかし、本発明に用いることの出来
るスクリーン版は、これに限るものではない。上記リジ
タイズドスクリーン版のメッキの厚さは一般的には3μ
m前後であるがインキ吐出量に応じて適正値を選択すれ
ばよい。
【0049】またスクリーン版は撥水性であるのが好ま
しく、撥水処理する方法としてはフッ素系樹脂あるいは
シリコン系樹脂をスクリーン版に塗布して積層させた
り、フッ素系あるいはシリコン系化合物をスクリーン版
の乳剤に化学結合させる方法がある。
【0050】本発明においてスクリーン版の対向する2
辺をそれぞれ固定し、スクリーン版に張力を加える手段
としては、対向する2辺をそれぞれロールに巻き付ける
ロール・ツー・ロール構成のものが、好ましくは用いら
れる。この手段を図2を参照して説明する。
【0051】図2において5a、bは張力ローラー、1
2はチャックである。本発明で使用されるスクリーン版
は長方形の形状を有していてスクリーン版3の一辺とこ
れに対向する一辺が張力ローラー5a、bによって固定
される。固定される辺は印刷方向(スキージが動く方
向)に直交する2辺である。固定は、例えば、図2に示
すチャック12にくわえ込ませることで容易に達成でき
る。本発明における固定方法は、これに限らず、スクリ
ーン版の印刷方向に直交する2辺を固定できれば何れの
方法を用いてもよい。また、張力ローラーの形状も図2
の形状に限るものではない。
【0052】図1及び2に示す張力ローラー5a、bは
不図示の回転機構によって中心軸を中心に回転させるこ
とが可能であり、この回転によりスクリーン版を巻き込
んでいくことができる。
【0053】本発明におけるスクリーン印刷機に具備さ
れたローラースキージは直接インキに接触するローラー
部が回転軸を有する芯の回りに巻かれている。ローラー
部の材質としては各種ゴムが好適に使用可能であり、ゴ
ム種として例えば天然ゴム(NR)、スチレンブタジエ
ンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、クロロプ
レンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、エチレンプ
ロピレンゴム(EPDM)、クロロスルホン化ポリエチ
レン(CSM)、シリコーンゴム(Si)、フッ素ゴム
(FPM)、ウレタンゴム(U)等が挙げられる。
【0054】印刷時におけるインクの展開は、ローラー
スキージを動かすことにより、あるいはスクリーン版を
ロール・ツー・ロール構成のロールの回転により移動さ
せることにより行うことができる。この際、ローラース
キージの動き、またはスクリーン版の移動が複数回の往
復運動であることが好ましい。また、スクリーン版を移
動させる際、スクリーン版とワークとに実質的な面接触
ずれがないようにスクリーン版を移動させることは云う
までもないことである。
【0055】また本発明における版離れ時に用いる振動
印加機構は、例えば振動子をワークに当てる構成やワー
クを置く定盤内部に振動子を設定する構成が挙げられ
る。
【0056】後記する実施例に記載されているように、
本発明のスクリーン印刷機を用いて配線等を形成した画
像形成装置を得ることができる。
【0057】
【実施例】以下に実施例を示して本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定され
るものではない。
【0058】[実施例1]図1及び2を用いて本発明の
スクリーン印刷機を説明する。
【0059】図1は本発明スクリーン印刷機の一例を示
す斜視図である。図1において、1はワーク2を載置す
るワーク定盤である。3はパターン部4を有するスクリ
ーン版である。5a、bはスクリーン版の一辺を固定し
かつスクリーン版に張力を加える一対の張力ローラーで
ある。6a、bは張力ローラー5a、bを回転させる一
対の回転機構である。7a、bはスクリーン版3をワー
ク2に接触させるための一対の接触ローラーである。8
a、b、c、dは接触ローラー7a、bを上下させる上
下機構であり、8a、bは7aに対応し8c、dは7b
に対応する。9a、bはスクリーン版3を支持するため
の一対の支持ローラーである。10はスクリーン印刷で
使用するローラースキージである。11は振動印加機構
である。なお本発明におけるローラースキージのゴム種
はエチレンプロピレンゴムを使用した。
【0060】図2は本発明のスクリーン印刷機の張力ロ
ーラーを示す断面図である。図2で12はスクリーンメ
ッシュ固定用のチャックである。
【0061】次に本発明のスクリーン印刷機を用いて行
った印刷の手順について述べる。
【0062】最初に印刷機へのスクリーン版のセッティ
ングについて述べる。本実施例ではスクリーン版として
リジタイズドスクリーン版を用いた。スクリーン版は図
1に示したように中心部に印刷パターンが形成された長
方形の形状を有している。まずスクリーン版の一端を、
図2に示すように張力ローラー5aで固定する。この固
定は図2に示すチャックで挟むことで行うが、この際ロ
ーラーの切り欠けを図2に示すように印刷機本体側に向
くようにする。次にスクリーン版3を接触ローラー7
a、b及び支持ローラー9a、bとの上下関係を図1に
示すようにして通した後、張力ローラー5aで固定した
スクリーン版3の対向する一辺を張力ローラー5bに固
定する。この際切り欠けは張力ローラー5aのセッティ
ングと同様に印刷機本体側に向けてセットする。このま
だスクリーン版が弛んでいる状態においてワーク2をワ
ーク定盤1にセットする。その後接触ローラー7a、b
を上下機構8a、b、c、dにより下げてパターン部4
とワーク2が面接触するようにする。最後に張力ローラ
ー5a、bに対して5aには図1及び2において時計回
り・5bには反時計回りの回転を回転機構6a、bによ
って与えることで、スクリーン版を巻き込み、スクリー
ン版3に張力を与え、スクリーン版3を弛みの無い状態
にセットした。本実施例においては、スクリーン版の張
力は2kg/cmとした。尚、当然のことながら、印刷
版に与える張力は、印刷版の性状(材料,構成等)によ
って適宜設定される。
【0063】以上のようにスクリーン版3をセッティン
グした後印刷を行った。ローラースキージ10は不図示
の機構により印圧の印加と印刷速度の設定が可能であ
る。この際ローラースキージに加える印圧はスキージの
長さあたりで0.1kg/cm、印刷速度は3cm/s
ecで5往復した。ペーストは銀ペーストを使用した。
【0064】ローラースキージ10によってスクリーン
版のパターン部4を5往復してからローラースキージを
スクリーン版より離した後、版離れを行った。まず振動
発生機構11より10kHz、振幅10μmの振動を1
分間与えた。その後、係る振動を加えたまま接触ローラ
ー7a、bをそれぞれ同じ高さに保ちながら上下機構8
a、b、c、dにより徐々に上昇させた。この際張力ロ
ーラー5a、bに回転を加えることで、スクリーン版3
の張力を一定に保った。
【0065】以上の方法により良好な版離れが実現さ
れ、刷り上がりパターンも横振れの無い良好な位置精度
であった。また、インキの吐出量が十分得られてライン
パターンの断線も発生しなかった。
【0066】[実施例2]実施例1に対してインキを展
開する手段が印刷時にスクリーン版をロール・ツー・ロ
ール構成のロールの回転により移動させることである以
外は同様の印刷を行った例を図3において示す。図3は
本実施例のスクリーン印刷機の縦断面図である。図3に
おいて13は印刷機の架台である。他に示した部材は実
施例1におけると同様である。図3においてワーク定盤
1はワーク2を固定したまま架台13の上を水平方向に
移動することが可能である。またスクリーン版のセッテ
ィングは実施例1と同様に行った。
【0067】以上のような印刷機において印刷を行っ
た。本実施例の印刷ではローラースキージの長さあたり
0.1kg/cmの印圧をローラースキージからスクリ
ーン版3に加えたが、ローラースキージ10の回転軸は
架台13に対しては固定して動かさなかった。本実施例
におけるインキの展開はローラースキージからの印圧を
加えたまま、スクリーン版をロール・ツー・ロール構成
のロールの回転により移動させ、スキージローラーを回
転させることで行った。この際スクリーン版の移動にお
いてスクリーン版とワーク面接触にずれが無くかつスク
リーン版の張力が一定となるように調整した。この調整
はワーク定盤の水平方向の移動と張力ロール5a、bの
回転を適正に同期させることで達成可能である。この際
の印刷速度は3cm/secで5往復した。ペーストは
銀ペーストを使用した。版離れは実施例1と同様に行っ
た。
【0068】以上の方法により実施例1と同様に良好な
版離れが実現され、刷り上がりパターンも横振れの無い
良好な位置精度であった。さらに、同様の方法で繰り返
し印刷による位置精度の再現性を数千回に渡る印刷で確
認したところ、印刷精度の繰り返し再現性も良好であっ
た。また、インキの吐出量が十分得られてラインパター
ンの断線も発生しなかった。
【0069】[実施例3]実施例1で述べたスクリーン
印刷により配線等を形成し、表面伝導型電子放出素子を
複数配置した電子源を用いた画像形成装置について本発
明の画像形成装置の縦断面図である図4を参照して以下
に述べる。
【0070】図4において、401は青板ガラスから成
る電子源基板、402、403、404はオフセット印
刷で形成された素子電極である。407、408、40
9は本発明のスクリーン印刷でAgペーストインキを印
刷した後焼成して得られた厚み約7ミクロンの印刷配線
である。素子電極402、403、404は印刷配線4
07、408、409と各々接続している。405、4
06は有機金属溶液の塗布焼成で得られた厚み約200
オングストロームのPd微粒子から成る導電薄膜であ
り、素子電極402、403、404及びその電極間隔
部に配置するようにCrマスクを用い、リフトオフ法に
よって導電性膜を所望の形状にパターニングした。
【0071】また415は青板ガラスから成るガラス基
板で、電子源基板401と5ミリメートル隔たれて対向
している。416、417は蛍光体で、基板415上に
配置されており、対向した電子源基板401上に配置さ
れた素子電極402、403、404から成る電極間隔
部に対応した位置に形成されている。蛍光体416、4
17は感光性樹脂を蛍光体を混ぜてスラリー状とし、塗
布乾燥した後ホトリソグラフィ法によってパターニング
形成したものである。418は蛍光体416、417上
にフィルミング行程を施した後、真空蒸着によって厚み
約300オングストロームのAl薄膜を成膜し、これを
焼成してフィルム層を焼失させることによって得られた
メタルバックである。以上の、蛍光体416、417及
びメタルバック418をガラス基板415上に形成した
ものをフェースプレートと呼ぶ。
【0072】419は素子基板とフェースプレート間に
配置されたグリッド電極である。以上を真空外囲器の中
に配置した後、配線407、408、409間に電圧を
印加して薄膜405、406の通電処理を行い電子放出
部413、414を得た。この後メタルバック418を
アノード電極として電子の引き出し電圧5kVを印加
し、配線407、408、409間を通して素子電極4
02、403から電子放出部413へ14Vの電圧を印
加したところ、電子が放出された。この放出電子をグリ
ッド419の電圧を変化させることによって変調し、蛍
光体416へ照射される放出電子量を調整することがで
きた。これにより蛍光体416を任意に発光させること
ができた。同様に素子電極403、404から電子放出
部414へ14Vの電圧を印加したところ、電子が放出
された。この放出電子をグリッド419の電圧を変化さ
せることによって変調し、蛍光体417へ照射される放
出電子量を調整することができた。これにより蛍光体4
17を任意に発光させることができた。
【0073】なお図4では2個の表示画素に対する構成
で説明したが、表示画素数はこれに限るものではない。
従って、配線とグリッドをマトリックス状に形成し、多
数個の電子放出素子を配置、駆動することによって多数
個の表示画素によって任意の画像表示を可能とすること
ができる。
【0074】[実施例4]以下、本発明の印刷装置及び
印刷方法、これを用いた画像形成装置について別の実施
例を用いて説明する。
【0075】実施例1のようにして配線を形成すること
によって電子源基板を作成することができる。更に蛍光
体を配したフェースプレートを電子源基板に対向配置さ
せた後、真空容器を形成させることによって画像形成装
置を形成することができる。以下順に図5を用いて説明
する。
【0076】図5は本発明のスクリーン印刷機を用いて
形成した画像形成装置の表面伝導型電子放出素子基板の
製造行程を示した上面図である。図5(a)、(c)、
(e)において不図示の青板ガラス基板上に対して、電
子放出素子を2個×2個、計4個のマトリックス状に配
線と共に形成した例で示す。本図において501はオフ
セット印刷によって形成された素子電極である。この素
子電極パターンは本実施例においては20μmのギャッ
プを隔てた長方形状の一対の電極がマトリクス状に配置
されている。502は印刷Agペーストの焼成によって
形成された下層印刷配線、503は印刷ガラスペースト
の焼成によって形成された下層印刷配線に対して直交し
た短冊状の絶縁層である。絶縁層503は一対の素子電
極501の片側の電極位置に切りかき状の開口504を
有している。505は印刷Agペーストの焼成によって
形成された上層印刷配線であり、絶縁層503上で短冊
状に配置形成されており、絶縁層503の開口504部
分で素子電極501の片側の電極と電気的に接続してい
る。下層配線502、絶縁層503、上層配線505は
ともに本発明のスクリーン印刷法で形成されている。
【0077】506は電子放出材であるPd微粒子から
成る薄膜であり素子電極501及び、電極間隔部に形成
される。
【0078】以下本図(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)を用いて本素子基板の製造方法を順に説
明する。
【0079】上記実施例で作成した一対の素子電極が多
数配置された40cm角の電子源基板を準備する
(a)。その基板上にまず第一の配線(下層配線50
2)を形成する。導電性ペーストに銀ペーストを用い、
スクリーン印刷法により印刷、焼成を行い、幅100μ
m、厚み12μmの下層配線を形成した(b)。
【0080】次に下層配線と直交する方向に層間絶縁膜
をスクリーン印刷法により形成する。ペースト材料は酸
化鉛を主成分としてガラスバインダー及び樹脂を混合し
たガラスペーストである。このガラスペーストをスクリ
ーン印刷法により印刷、焼成を2回繰り返し行いストラ
イプ状に層間絶縁を形成した(c)。
【0081】次に層間絶縁上に第二の配線(上層配線5
05)を形成した。下層配線と同様な方法により幅10
0μm、厚さ12μmの上層配線をスクリーン印刷法に
より形成し、層間絶縁膜を介しストライプ状の下層配線
502とストライプ状の上層配線505が直交したマト
リクス配線が形成される(d)。
【0082】次に電子放出部を形成する。まず素子電極
501、配線が形成された基板上に有機パラジウム水溶
液の液滴をインクジェット法により附与した後、300
℃、10分間の加熱処理を行い、Pdからなる所望の形
状の導電薄膜506を形成した。導電薄膜はPdを主元
素とする微粒子から構成され、その膜厚は10nmであ
った。ここでの微粒子膜は複数の微粒子が集合した膜で
あり、微粒子が個々に分散配置された状態のものばかり
でなく、微粒子が互いに隣接、あるいは重なりあった状
態(島状も含む)の膜を指し、その粒径は前記状態で認
識可能な微粒子についての径をいう。こうして、フォー
ミング前までの電子源基板が完成する(e)。
【0083】電子源基板を40センチメートル角基板上
に、480個×480個の電子放出素子をマトリックス
状に配置してR、G、Bに対応する各蛍光体を有するフ
ェースプレートと共に真空外囲器内に配置した。この
後、電子放出素子のフォーミング、活性工程等の通電処
理を行った後、本素子基板の上層印刷配線には14Vの
任意の電圧信号を、下層印刷配線には0Vの電位を順次
印加走査し、それ以外の下層印刷配線は7Vの電位とし
た。フェースプレートのメタルバックに5kVのアノー
ド電圧を印加したところ、任意の画像を表示することが
できた。
【0084】
【発明の効果】本発明のスクリーン印刷機によれば、ス
クリーン版にロール・ツー・ロールの構成で張力を加
え、かつスクリーン版のパターン部をワークに面接触さ
せてスクリーン版とワークを互いにずれの無い様に固定
する手段を構成する簡易な方法を用いたことにより横振
れの無い繰り返し再現性に優れた高精度な印刷を行うこ
とができた。版の変形量も版の位置によらず一定、ある
いは、実質的に少ないため、版の耐久性も確保される。
【0085】また、スクリーン版のパターン部に入り込
むインク量を増やす作用と該スクリーン版のパターン部
に入り込むインクを重積させる作用を得た結果、必要な
吐出量を得ることが可能となり印刷物の品質が向上し
た。
【0086】更に、本発明のスクリーン印刷機を画像形
成装置の製造に用いることで良好な特性を有する画像形
成装置を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリーン印刷機の一例を示す斜視図
である。
【図2】本発明のスクリーン印刷機の張力ローラーを示
す概略構成図である。
【図3】本発明のスクリーン印刷機の縦断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置の縦断面図である。
【図5】本発明の画像形成装置の表面伝導型電子放出素
子基板の製造工程を示す上面図である。
【図6】従来例の表面伝導型電子放出素子の概略構成図
である。
【図7】従来例の表面伝導型電子放出素子を用いた画像
表示装置の構成の概略を示す斜視図である。
【図8】従来例のスクリーン印刷機の概略構成図であ
る。
【図9】従来例のスクリーン印刷機の構成の概略を示す
断面図である。
【図10】従来例のフレクシャー印刷機の構成の概略を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク定盤 2 ワーク 3 スクリーン版 4 パターン部 5a、b 張力ローラー 6a、b 回転機構 7a、b 接触ローラー 8a、b、c、d 上下機構 9a、b 支持ローラー 10 ローラースキージ 11 振動印加機構 12 チャック 13 架台 401 電子源基板 402、403、404 素子電極 405、406 導電薄膜 407、408、409 配線 413、414 電子放出部 415 ガラス基板 416、417 蛍光体 418 メタルバック 419 グリッド 501 素子電極 502 下層配線 503 絶縁層 504 開口 505 上層配線 506 導電薄膜 601 基板 602、603 素子電極 604 導電性薄膜 605 電子放出部 701 基板 702 表面伝導型電子放出素子 703 行方向配線 704 列方向配線 705 リアプレート 706 外枠 707 フェースプレート 708 蛍光膜 709 メタルバック 802 版枠 803 スクリーンメッシュ 807 スキージ 816 ワーク 817 押圧部 818 版パターン 819 インクパターン 820 インク 823 ギャップ 824 張力 1001 ワーク定盤 1002 ワーク 1003 スクリーンメッシュ 1004a、b 固定部材 1005 エアシリンダー 1006 スキージ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷機であって、スクリーン
    版の対向する2辺をそれぞれ固定し、スクリーン版に張
    力を加える手段と、スクリーン版のパターン部をワーク
    に面接触させてスクリーン版とワークとを互いにずれの
    ないように固定する手段と、ローラースキージによりス
    クリーン版の印刷パターンにインクを展開する手段とを
    有することを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 【請求項2】 スクリーン版の対向する2辺をそれぞれ
    ロールに巻き付けるロール・ツー・ロール構成によりス
    クリーン版を固定し、スクリーン版に張力を加える請求
    項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. 【請求項3】 スクリーン版が非弾性である請求項1又
    は2に記載のスクリーン印刷機。
  4. 【請求項4】 スクリーン版のパターン部が撥水性であ
    る請求項1〜3のいずれかに記載のスクリーン印刷機。
  5. 【請求項5】 印刷時にローラースキージを動かしてイ
    ンクを展開する請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  6. 【請求項6】 印刷時にスクリーン版をロール・ツー・
    ロール構成のロールの回転により移動させてインクを展
    開する請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  7. 【請求項7】 インクを展開する際のローラースキージ
    の動き、又はスクリーン版の移動が複数回の往復運動で
    ある請求項5又は6記載のスクリーン印刷機。
  8. 【請求項8】 スクリーン版とワークとに面接触ずれが
    ないようにスクリーン版を移動させる請求項6に記載の
    スクリーン印刷機。
  9. 【請求項9】 更に版離れ機構を有する請求項1に記載
    のスクリーン印刷機。
  10. 【請求項10】 前記版離れ機構が振動印加機である請
    求項9に記載のスクリーン印刷機。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載のス
    クリーン印刷機を用いて作製されたことを特徴とする画
    像形成装置。
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