JPH11333017A - セルフ給油所用消火設備 - Google Patents
セルフ給油所用消火設備Info
- Publication number
- JPH11333017A JPH11333017A JP14067698A JP14067698A JPH11333017A JP H11333017 A JPH11333017 A JP H11333017A JP 14067698 A JP14067698 A JP 14067698A JP 14067698 A JP14067698 A JP 14067698A JP H11333017 A JPH11333017 A JP H11333017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire extinguishing
- extinguishing agent
- nitrogen gas
- valve
- vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安価で迅速に対応できるセルフ給油所の消火設
備を提供する。 【解決手段】消火薬剤容器（１）と、該容器内を加圧し
て消火薬剤を圧送する高圧窒素ガスを充填した窒素ガス
容器（２）を有する本体ユニット（３）を設け、該消火
薬剤容器の出口配管に定圧作動弁（５）を設け、該定圧
作動弁の下流配管を給油所の計量機（７）上方に設置さ
れた屋根構造物に導き該構造物内で複数に分岐し、それ
ぞれ選択弁（６）を介在させて各計量機のアイランド
（８）の両側面に設置した消火薬剤放出ノズル（９）に
それぞれ接続し、さらに窒素ガス開放装置（４）を起動
し、消火薬剤を放出すべき放出ノズルに繋がる選択弁を
開放する手動起動装置を設けたことを特徴とするセルフ
給油所用消火設備。
備を提供する。 【解決手段】消火薬剤容器（１）と、該容器内を加圧し
て消火薬剤を圧送する高圧窒素ガスを充填した窒素ガス
容器（２）を有する本体ユニット（３）を設け、該消火
薬剤容器の出口配管に定圧作動弁（５）を設け、該定圧
作動弁の下流配管を給油所の計量機（７）上方に設置さ
れた屋根構造物に導き該構造物内で複数に分岐し、それ
ぞれ選択弁（６）を介在させて各計量機のアイランド
（８）の両側面に設置した消火薬剤放出ノズル（９）に
それぞれ接続し、さらに窒素ガス開放装置（４）を起動
し、消火薬剤を放出すべき放出ノズルに繋がる選択弁を
開放する手動起動装置を設けたことを特徴とするセルフ
給油所用消火設備。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はセルフ給油所用の消
火設備に関し、特に既存の給油所施設に大きな変更なし
に設置でき、かつ少ない人数で給油所で発生した給油中
の車両火災の消火に対処できるものである。
火設備に関し、特に既存の給油所施設に大きな変更なし
に設置でき、かつ少ない人数で給油所で発生した給油中
の車両火災の消火に対処できるものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
の給油所としてセルフ給油所が解禁され、これに伴い最
小人数で不測の事態、特に給油中の車両火災に対処する
必要に迫られている。そこで自動消火装置などを設置す
ることが検討されているが、監視者により火災を確認し
てから消火装置を起動する方式が確実性が高いので一般
的に採用されている。しかしながら既存の給油所にこの
ような消火設備を新たに導入するには、通常大掛かりな
工事が必要である。
の給油所としてセルフ給油所が解禁され、これに伴い最
小人数で不測の事態、特に給油中の車両火災に対処する
必要に迫られている。そこで自動消火装置などを設置す
ることが検討されているが、監視者により火災を確認し
てから消火装置を起動する方式が確実性が高いので一般
的に採用されている。しかしながら既存の給油所にこの
ような消火設備を新たに導入するには、通常大掛かりな
工事が必要である。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑み検討の結果、既存の施設に大きな変更は加えず
に比較的容易に得ることのできる消火設備を開発したも
のである。
点に鑑み検討の結果、既存の施設に大きな変更は加えず
に比較的容易に得ることのできる消火設備を開発したも
のである。
【０００４】即ち本発明は、消火薬剤容器と、該容器内
を加圧して消火薬剤を圧送する高圧窒素ガスを充填した
窒素ガス容器を有する本体ユニットを設け、該消火薬剤
容器の出口配管に定圧作動弁を設け、該定圧作動弁の下
流配管を給油所の計量機上方に設置された屋根構造物に
導き該構造物内で複数に分岐し、それぞれ選択弁を介在
させて各計量機のアイランドの両側面に設置した消火薬
剤放出ノズルにそれぞれ接続し、さらに窒素ガス開放装
置を起動し、消火薬剤を放出すべき放出ノズルに繋がる
選択弁を開放する手動起動装置を設けたことを特徴とす
るセルフ給油所用消火設備である。
を加圧して消火薬剤を圧送する高圧窒素ガスを充填した
窒素ガス容器を有する本体ユニットを設け、該消火薬剤
容器の出口配管に定圧作動弁を設け、該定圧作動弁の下
流配管を給油所の計量機上方に設置された屋根構造物に
導き該構造物内で複数に分岐し、それぞれ選択弁を介在
させて各計量機のアイランドの両側面に設置した消火薬
剤放出ノズルにそれぞれ接続し、さらに窒素ガス開放装
置を起動し、消火薬剤を放出すべき放出ノズルに繋がる
選択弁を開放する手動起動装置を設けたことを特徴とす
るセルフ給油所用消火設備である。
【０００５】
【実施例】次に本発明を図面により説明する。本発明に
係る装置の構成は図１に示すように、消火薬剤容器
（１）と、窒素ガス容器（２）を収納した本体ユニット
（３）を設置し、さらに窒素ガス容器（２）からは窒素
ガス開放装置（４）を介して消火薬剤容器（１）に接続
する。そして消火薬剤容器（１）の出口配管には定圧作
動弁（５）を設置する。また該定圧作動弁（５）の下流
側配管は複数本に分岐してそれぞれの配管に選択弁
（６）を設ける。そして各選択弁（６）を通した後の配
管の先端は、計量機（７）の基礎部分であるコンクリー
ト製アイランド（８）の側面部に埋め込み設置した薬剤
放出ノズル（９）に接続した。つまり一のアイランド
（８）の車両が停車する側に面した側面部の１個もしく
は複数個の放出ノズル（９）に対して選択弁（６）の一
つが対応する。また窒素ガス開放装置（４）及び各選択
弁（６）と電気的に接続してこれらを開閉駆動する手動
起動装置（１０）を設ける。なお図中（１１）は制御盤
である。
係る装置の構成は図１に示すように、消火薬剤容器
（１）と、窒素ガス容器（２）を収納した本体ユニット
（３）を設置し、さらに窒素ガス容器（２）からは窒素
ガス開放装置（４）を介して消火薬剤容器（１）に接続
する。そして消火薬剤容器（１）の出口配管には定圧作
動弁（５）を設置する。また該定圧作動弁（５）の下流
側配管は複数本に分岐してそれぞれの配管に選択弁
（６）を設ける。そして各選択弁（６）を通した後の配
管の先端は、計量機（７）の基礎部分であるコンクリー
ト製アイランド（８）の側面部に埋め込み設置した薬剤
放出ノズル（９）に接続した。つまり一のアイランド
（８）の車両が停車する側に面した側面部の１個もしく
は複数個の放出ノズル（９）に対して選択弁（６）の一
つが対応する。また窒素ガス開放装置（４）及び各選択
弁（６）と電気的に接続してこれらを開閉駆動する手動
起動装置（１０）を設ける。なお図中（１１）は制御盤
である。
【０００６】次にこのような構成の装置を実際の給油所
に設置した例を説明する。図２に示すように監視者が常
駐する事務所（１５）内に手動起動装置（１０）と制御
盤（１１）を設置し、該事務所の近傍に本体ユニット
（３）を設置する。該本体ユニット（３）は定圧作動弁
を内蔵させ、該定圧作動弁以降の１次配管（１６）は図
３に示すように本体ユニット（３）から立ち上げて、計
量機（７）の設置位置、即ち給油するために停車する車
両が停車する位置の上方に設置されている屋根構造物
（１７）内に導入する。また該屋根構造物（１７）内に
選択弁箱（１８）を設けて分岐する２次配管数と同数の
選択弁（６）を内蔵させる。そして選択弁（６）以降の
２次配管（１９）は一つのアイランド（８）に対して２
本とし、それぞれの２次配管（１９）は対応するアイラ
ンド（８）の上方の屋根位置から下げて、該アイランド
（８）の側面に２個ずつ埋設した放出ノズル（９）
（９）に分岐して接続する。
に設置した例を説明する。図２に示すように監視者が常
駐する事務所（１５）内に手動起動装置（１０）と制御
盤（１１）を設置し、該事務所の近傍に本体ユニット
（３）を設置する。該本体ユニット（３）は定圧作動弁
を内蔵させ、該定圧作動弁以降の１次配管（１６）は図
３に示すように本体ユニット（３）から立ち上げて、計
量機（７）の設置位置、即ち給油するために停車する車
両が停車する位置の上方に設置されている屋根構造物
（１７）内に導入する。また該屋根構造物（１７）内に
選択弁箱（１８）を設けて分岐する２次配管数と同数の
選択弁（６）を内蔵させる。そして選択弁（６）以降の
２次配管（１９）は一つのアイランド（８）に対して２
本とし、それぞれの２次配管（１９）は対応するアイラ
ンド（８）の上方の屋根位置から下げて、該アイランド
（８）の側面に２個ずつ埋設した放出ノズル（９）
（９）に分岐して接続する。
【０００７】このような消火設備の操作方法について図
４により説明する。先ずいずれかのアイランド（８）の
一方の側面側に停車して給油中の車両から火災が発生し
た場合、当該火災区域に対応する手動起動装置（１０）
内の起動スイッチをＯＮにする。この信号により窒素ガ
ス開放装置（４）が起動して高圧の窒素ガスが薬剤容器
（１）内に送り込まれる。そして該容器（１）内が一定
の圧力以上になると定圧作動弁の圧力スイッチが作動し
て該定圧作動弁内の元弁が開放され、かつ同時に当該火
災区域に通ずる２次配管に繋がる選択弁（６）が開放さ
れるので加圧された消火薬剤は当該火災区域の放出ノズ
ル（９）から放出される。
４により説明する。先ずいずれかのアイランド（８）の
一方の側面側に停車して給油中の車両から火災が発生し
た場合、当該火災区域に対応する手動起動装置（１０）
内の起動スイッチをＯＮにする。この信号により窒素ガ
ス開放装置（４）が起動して高圧の窒素ガスが薬剤容器
（１）内に送り込まれる。そして該容器（１）内が一定
の圧力以上になると定圧作動弁の圧力スイッチが作動し
て該定圧作動弁内の元弁が開放され、かつ同時に当該火
災区域に通ずる２次配管に繋がる選択弁（６）が開放さ
れるので加圧された消火薬剤は当該火災区域の放出ノズ
ル（９）から放出される。
【０００８】
【発明の効果】このように本発明によれば、既存の給油
所に消火設備を新設する場合でも極めて堅牢に造られて
いるコンクリート床に対して掘り起こすなどの大掛かり
な工事は不要となり、安価に消火設備が得られ、セルフ
給油所の消火設備として最適である。
所に消火設備を新設する場合でも極めて堅牢に造られて
いるコンクリート床に対して掘り起こすなどの大掛かり
な工事は不要となり、安価に消火設備が得られ、セルフ
給油所の消火設備として最適である。
【図１】本発明の一実施例に係る装置構成を示す説明図
である。
である。
【図２】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図３】同じく側面図である。
【図４】本発明消火設備による操作手順を示す説明図で
ある。
ある。
１ 消火薬剤容器 ２ 窒素ガス容器 ３ 本体ユニット ４ 窒素ガス開放装置 ５ 定圧作動弁 ６ 選択弁 ７ 計量機 ８ アイランド ９ 放出ノズル １０ 手動起動装置 １１ 制御盤 １５ 事務所 １６ １次配管 １７ 屋根構造物 １８ 選択弁箱 １９ ２次配管
Claims (1)
- 【請求項１】消火薬剤容器と、該容器内を加圧して消火
薬剤を圧送する高圧窒素ガスを充填した窒素ガス容器を
有する本体ユニットを設け、該消火薬剤容器の出口配管
に定圧作動弁を設け、該定圧作動弁の下流配管を給油所
の計量機上方に設置された屋根構造物に導き該構造物内
で複数に分岐し、それぞれ選択弁を介在させて各計量機
のアイランドの両側面に設置した消火薬剤放出ノズルに
それぞれ接続し、さらに窒素ガス開放装置を起動し、消
火薬剤を放出すべき放出ノズルに繋がる選択弁を開放す
る手動起動装置を設けたことを特徴とするセルフ給油所
用消火設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14067698A JPH11333017A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | セルフ給油所用消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14067698A JPH11333017A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | セルフ給油所用消火設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11333017A true JPH11333017A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15274173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14067698A Pending JPH11333017A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | セルフ給油所用消火設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11333017A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105126274A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-12-09 | 四川天微电子有限责任公司 | 加油站移动式智能灭火抑爆系统 |
| EP3059128A1 (en) | 2015-02-19 | 2016-08-24 | Scheidt & Bachmann GmbH | Emergency solution for unmanned patrol stations |
| CN109578802A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-04-05 | 天津航空机电有限公司 | 一种用于小容腔的工作介质充注装置和方法 |
| CN110433436A (zh) * | 2019-09-06 | 2019-11-12 | 明光浩淼安防科技股份公司 | 一种氮气灭火装置 |
| WO2020184546A1 (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 日本ドライケミカル株式会社 | 消火装置及びこれが搭載された車両 |
| CN113557062A (zh) * | 2019-03-11 | 2021-10-26 | 日本徳赖化学股份有限公司 | 灭火装置以及搭载有该灭火装置的车辆 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14067698A patent/JPH11333017A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3059128A1 (en) | 2015-02-19 | 2016-08-24 | Scheidt & Bachmann GmbH | Emergency solution for unmanned patrol stations |
| CN105126274A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-12-09 | 四川天微电子有限责任公司 | 加油站移动式智能灭火抑爆系统 |
| CN109578802A (zh) * | 2018-11-09 | 2019-04-05 | 天津航空机电有限公司 | 一种用于小容腔的工作介质充注装置和方法 |
| WO2020184546A1 (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 日本ドライケミカル株式会社 | 消火装置及びこれが搭載された車両 |
| CN113557062A (zh) * | 2019-03-11 | 2021-10-26 | 日本徳赖化学股份有限公司 | 灭火装置以及搭载有该灭火装置的车辆 |
| CN110433436A (zh) * | 2019-09-06 | 2019-11-12 | 明光浩淼安防科技股份公司 | 一种氮气灭火装置 |
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