JPH11332929A - 座椅子式マッサージ機 - Google Patents
座椅子式マッサージ機Info
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- JPH11332929A JPH11332929A JP14125898A JP14125898A JPH11332929A JP H11332929 A JPH11332929 A JP H11332929A JP 14125898 A JP14125898 A JP 14125898A JP 14125898 A JP14125898 A JP 14125898A JP H11332929 A JPH11332929 A JP H11332929A
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Abstract
中部の所望の部位に位置決めできるようにした座椅子式
マッサージ機を提供することにある。 【解決手段】 座部3および背もたれ部4を有する座椅
子本体1の前記背もたれ部4に設けた移動機構40によ
って施療子30を上下方向に沿って移動させることによ
り、施療子30を背中部の所望の部位に位置決めできる
ようにしてマッサージ効果を向上させた座椅子式マッサ
ージ機。
Description
を備えた座椅子に関する。
た座椅子は、座椅子の背もたれ部に背中部および腰部
(以下背中部および腰部を総称して単に背中部という)
を押圧する施療子を設け、この施療子を動作させてマッ
サージをするように構成されているものである。
いては、前記施療子は固定されており背もたれ部の上下
方向に移動させるようにしたものはない。
れ部の厚みつまり前後方向の厚さは取り扱いの便をよく
する点からできるだけ薄くする必要があるり、一方、前
記施療子を移動させる移動機構は従来の椅子式マッサー
ジ機においては一般に採用されているものの、この従来
の移動機構は、電動機によって駆動される歯車とこの歯
車に架けられたチェーン等によって、あるいは電動機に
よって回転駆動するスクリュー軸とこのスクリュー軸と
噛合する歯車等によって構成されているものであり、機
構全体が大きいため大きな設置スペースを必要とすると
ともに重量が重いものである。
式マッサージ機に採用すると、その背もたれ部の厚み寸
法が大きくなるとともに座椅子の重量が重くなり取り扱
いが不便となることから施療子を移動させる構成が採用
されていない。
おいては、施療子を背もたれ部に移動させることなく、
背もたれ部の所定位置に固定して設けられていることか
ら、使用者は施療子に対応する背中部の所定部位以外は
マッサージができないため、つまり背中部の所望の部位
をマッサージすることができないことから十分なマッサ
ージ効果を得ることができないという問題がある。
ージするために、任意の部位に施療子を移動してマッサ
ージができるようにすることが要望されている。
椅子式マッサージ機は、背もたれ部に設けた施療子は背
もたれ部の所定の位置に固定的に設けられていることか
ら、使用者は施療子に対応した部位以外の部分、つまり
所望の部位のマッサージができないことから十分なマッ
サージ効果を得ることができないという問題がある。
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、座部およ
び背もたれ部を有する座椅子本体と、前記背もたれ部の
上下方向に沿って配設されたガイド部材、このガイド部
材に案内されて上下方向に移動するとともに支持部材を
有する移動部材、この移動部材を上下方向に移動させる
エアーバッグからなる移動機構と、前記支持部材に取り
付けられ前記背もたれ部の上下方向に沿って移動する押
圧部を有する施療子と、前記エアーバッグにエアーの給
排気をするエアー給排気装置とを備えた座椅子式マッサ
ージ機としたものである。
本体の背もたれ部に、この背もたれ部の上下方向に沿っ
て配設されたガイド部材、このガイド部材に案内されて
上下方向に移動するとともに支持部材を有する移動部
材、前記移動部材を上下方向に移動させるエアーバッグ
からなる移動機構を設け、前記エアーバッグにエアーを
給排気して上下方向に膨縮させて、施療子を上下方向に
移動させることができることから、使用者はマッサージ
をしたい所望の位置に施療子を移動させることができる
とともに、押圧部によって背中部を押圧しつつい移動さ
せることにより良好なマッサージ効果を得ることができ
るという作用を有するものであり、また、従来の移動機
構に比べ背もたれ部の前後方向の厚みを薄くできるとい
う作用を有するものである。
載の発明における施療子の押圧部を背もたれ部の前面よ
り出没可能とした座椅子式マッサージ機としたものであ
る。
1記載の発明における施療子の押圧部を背もたれ部の前
面より出没可能としたことから、請求項1記載記載の発
明の作用に加えて、押圧部を出没させつつ施療子を移動
させることによりさらに良好なマッサージ効果を得るこ
とができるという作用を有するものである。
たは請求項2記載の発明におけるエアーバッグを、前記
移動部材を上方から下方に向けて移動させる第一のエア
ーバッグと、下方から上方に向けて移動させる第二のエ
アーバッグとにより構成した座椅子式マッサージ機とし
たものである。
1または請求項2記載の発明におけるエアーバッグを、
前記移動部材を上方から下方に向けて移動させる第一の
エアーバッグと、下方から上方に向けて移動させる第二
のエアーバッグとにより構成したことから、請求項1ま
たは請求項2記載の発明の作用に加えて、施療子の移動
を容易かつ確実にできるという作用を有するものであ
る。
いし請求項3載の発明におけるエアーバッグを背もたれ
部の前後方向を短径とし、幅方向を長径とした座椅子式
マッサージ機としたものである。
1ないし請求項3記載の発明におけるエアーバッグを背
もたれ部の前後方向を短径とし、幅方向を長径としたこ
とから、請求項1または請求項2記載の発明の作用に加
えて、背もたれ部の前後方向の厚みをさらに薄くできる
という作用を有するものである。
を、図1ないし図8に基づいて説明する。
あり、この座椅子式マッサージ機1は、座部3およびこ
の座部3の後部に設けられた背もたれ部4を有する座椅
子本体(以下単に本体という)2、この本体2に設けら
れた施療子30、この施療子30を移動させる移動機構
40、前記施療子30を移動させるエアーバッグ46、
このエアーバッグ46にエアーを給排気するエアー給排
気装置60等から構成されている。
座板10とこの座板10に軸18によって回動可能に軸
支された背枠20、前記座板10および背枠20を覆う
例えば発砲ウレタンフォーム等からなる肉圧の軟質部材
17とから構成されている。
すように上面板11とこの上面板11の両側から下方に
向けて折り曲げられて形成した側面板12からなる前方
からの投影がコ字状に形成されており、また、前記側面
板12の下端縁は支持脚13に、取り付けられている。
述する前記背もたれ部4よりも後方に所定長延出してお
り、このことによって本体2が後方に倒れることが防止
されるようになっている。
ように後述するホース70a、71aを通す2個の貫通
孔11aが形成されており、また、上面板11の後部両
側端部には軸孔を有する一対の軸受14が形成されてい
る。
2に示すように尻部をマッサージする尻用エアーバッグ
70および腿部をマッサージする腿用エアーバッグ71
が配設されており、これら尻用エアーバッグ70および
腿用エアーバッグ71には、前記貫通孔11aを貫通し
た前記ホース70a、71aの一端が接続されている。
また、ホース70a、71aの他端は後に詳述する前記
エアー給排気装置60に接続されるようになっている。
アーバッグ70および腿用エアーバッグ71を配設しこ
れら尻用エアーバッグ70および腿用エアーバッグ71
の上に前記軟質部材17を配設した後、布等からなるカ
バー15によってカバーされ、そして、前記上面板11
の上面部は座部3となるものである。
向に沿って後述する結合部材45の柱状突起45bを上
下方向に沿って通過させるスリット15aが形成されて
いる。
すように方形状に形成された背板21と、この背板21
の下端部両側には軸孔を有する一対の突起部22が一体
に形成されており、この突起部22に形成した前記軸孔
を前記座板10の上面板11に形成した軸受14に対応
させて前記軸18によって回動可能に結合することによ
り、背枠20は前記軸18を回動支点として座板10に
取付けられている。
る背枠20は図示しない回動角度調節機構によって任意
角度に位置決めできるようになっており、このことによ
って背もたれ部4は任位置に位置決めできるようになっ
ている。
方向中央部に上下方向に沿って形成され、後述する施療
子30が上下方向に移動する際に結合部材45(図3で
は不図示)を移動させるガイド溝22が形成されてい
る。
機構40について説明する。
5に示すようにガイド部材としての支柱枠41、この支
柱枠41の上端に溶接等により固着された上枠42、下
端に同様に溶接等により固着された下枠43、前記支柱
枠41に沿って上下方向に移動する移動部材としての移
動枠44、この移動枠44に一体に取り付けられた支持
部材としての結合部材45およびエアーバッグ46から
構成されている。
示すように金属板を略コ字状に折り曲げて形成され、上
下方向に沿って溝状の案内溝41aが形成されている。
また、前記上枠42および下枠43は同一形状に形成さ
れており、図2、図4および図5に示すように金属板を
コ字状に折り曲げて底壁42a、43aとこの底壁42
a、43aの両側に側壁42b、42cおよび43b、
43cが形成されている。
後に詳述する前記エアーバッグ46の一端面を受ける受
け面となっており、また、この底壁42aおよび43a
のそれぞれには、2個の貫通孔42d(底壁43aの貫
通孔は不図示)が形成されている。
れぞれ4個の取付孔42e、43eが形成されている。
記底壁42a、43aの長手方向(図4、図5における
左右方向)中間部に前記支柱枠41の端部が前述したよ
うに溶接によって固着されているものである。
らなり、中央部に前記支柱枠41を挿通させる貫通孔4
4aが形成され、この貫通孔44aに支柱枠41を挿通
された状態では、支柱枠41に沿って上下方向に移動で
きるようになっている。
図示しないねじによって一体に取り付けられている。こ
の結合部材45の両側には図7に示すように、前記支柱
枠41に形成された案内溝41aの両側縁部41bにス
ライド自在に嵌合する嵌合溝45aが形成されており、
また、背もたれ部4側(以下前側という)には、後に詳
述する施療子30を取り付けるための2個の柱状突起4
5bが上下方向に沿って形成されている。
割面(図7の一点鎖線45fで示す位置)として前後方
向に分割されており、両者を支柱枠41の前後方向から
合わせてねじ45cによって結合することにより前記嵌
合溝45aが形成され、この嵌合溝45aを案内溝41
aの両側縁部41bに嵌合させて支柱枠41に取り付け
られるものである。
一体になって支柱枠41に沿って上下方向に移動するも
のである。
明する。
に、蛇腹状に形成させるとともに、図6の上方つまり軸
方向からの投影が短径と長径を有する略楕円形状に形成
されている。また、エアーバッグ46の一端面(図6に
おいては上側の面)の中央部には突起状に形成されホー
スを接続する接続口46aが形成されている。また、エ
アーバッグ46の両端面は平坦面に形成されている。
柱枠41の両端に前記長径方向を背もたれ部4の左右方
向に一致させて上枠42と下枠43とを固着するととも
に、結合部材45とともに支柱枠41に移動枠44を取
り付けた状態において、前記エアーバッグ46は、一端
面つまり前記接続口46aが設けられている端面を前記
上枠41の底壁42aに当接させ、また、他端面を前記
移動枠44の上側面に当接させて上枠42と移動枠44
とに挟持させて配置する。なお、前記一端面を上枠42
の底壁42aに当接させる際に前記接続口46aを底壁
42aに設けた貫通孔42dを貫通させる。
せて配置するエアーバッグ46は、前記支柱枠41を間
にして左右に一対配置されるものである。
たれ部4の左右方向に一致させて配置されるものであ
り、このことによって背もたれ部4の厚みを薄くできる
ものである。
移動枠44の下側の面とに挟持させてエアーバッグ46
が配置される。この際エアーバッグ46の一端面に設け
た接続口46aは下枠43の底壁43aに設けた貫通孔
(不図示)を貫通させる。また、下枠43の底壁43a
と前記移動枠44の下側の面との間に配置されるエアー
バッグ46は、同様に支柱枠41を間にして左右に一対
配置される。
せて配置するエアーバッグ46は、結合部材45ととも
に移動枠44を下方に押し下げるように機能するもので
あり、また、下枠43と移動枠44との間に配置される
エアーバッグ46は結合部材45とともに移動枠44を
上方に押し上げるように機能するものである。
置されるエアーバッグ46に、後述するエアー給排気装
置60からエアーが供給されると、エアーバッグ46は
軸方向に膨張つまり伸長し、移動枠44を結合部材45
とともに下方に向けて押し下げる。この際、下枠43と
移動枠44との間に配置されるエアーバッグ46は、上
枠42と移動枠44との間に配置されるエアーバッグ4
6の膨張につまり伸長に同期して排気されて軸方向に収
縮するように制御されるものである。
に配置されるエアーバッグ46に、エアー給排気装置6
0からエアーが供給されると、エアーバッグ46は軸方
向に膨張つまり伸長し、移動枠44を結合部材45とと
もに上方に向けて押し上げる。この際同様に上枠42と
移動枠44との間に配置されるエアーバッグ46は、下
枠43と移動枠44との間に配置されるエアーバッグ4
6の膨張につまり伸長に同期して排気されて軸方向に収
縮するように制御される。
に配置されたエアーバッグ46は、結合部材45ととも
に移動枠44を下方に押し下げるように機能するもので
あり、また、下枠43と移動枠44との間に配置される
エアーバッグ46は結合部材とともに移動枠44を上方
に押し上げるように機能するものであることから、以降
の説明においては、上枠42と移動枠44とに挟持させ
て配置するエアーバッグ46を押し下げ用エアーバッグ
46と言い、また、下枠43と移動枠44との間に配置
されるエアーバッグ46を押上げ用エアーバッグ46と
言う。
第一のエアーバッグを、また、押上げ用エアーバッグ4
6は第二のエアーバッグを構成しているものである。
移動機構40は、前記上枠42および下枠43のそれぞ
れの側壁42b、43bを前記背枠20の背板21にね
じ47によって取り付けることにより、図2に示すよう
に本体2に取り付けられるものである。
けた後、前記両押し下げ用エアーバッグ46のそれぞれ
の接続口46aにはホース48aの一端が接続され、ま
た、両押上げ用エアーバッグ46のそれぞれの接続口4
6aにはホース49aの一端が接続されており、そし
て、前記両ホース48a、48aは一本のホース48に
纏められて後述するエアー給排気装置60の第二の給排
気手段63に接続されており、また、前記両ホース49
a、49aは同様に一本のホース49に纏められて第三
の給排気手段64に接続されている。
るつまり結合される施療子30につて説明する。
ように、基板31、この基板31に取り付けられた蛇腹
状の施療子用エアーバッグ32、この施療子用エアーバ
ッグ32に取り付けられた押圧部としての押圧子33と
から構成されている。
に設けられた柱状突起45bに図示しないねじによって
一体的に取り付けられており、また、この基板31には
図示しない貫通孔が設けられており、この貫通孔を貫通
したホース32aの一端が前記施療子用エアーバッグ3
2に接続され、このホース32aの他端は前記エアー給
排気装置60の第一の給排気手段62に接続されてい
る。
ーの給排気により、前記施療子用エアーバッグ32は膨
縮し、この膨縮に伴って前記押圧子33は背もたれ部4
からの突出量が変化するようになっており、このことに
よって押圧子33は背もたれ部4の面から背中部方向に
向かって移動つまり前後方向に移動して、背中部を押圧
するようになっている。
から背中部方向に向かって移動つまり前後方向に移動す
ることを押圧子33が背もたれ部4から出没すると表現
することとする。
て説明する。
ようにエアーポンプ等からなるエアー生成手段61、こ
のエアー生成手段61にホース62aないし65aによ
ってそれぞれ接続された電磁弁等からなる第一の給排気
手段62ないし第四の給排気手段65、エアー給排気装
置60および第一の給排気手段62ないし第四の給排気
手段65を制御するマイクロコンピュータからなる制御
手段66から構成されているものである。
に示すように、前記背板21にねじ23によって取り付
けられているものである。
は、断面コ字状の保護板25が図示しないねじによって
取り付けられており、この保護板25によって前記移動
機構40、エアー給排気装置60等を保護されているも
のである。
御構成を、図8の制御ブロック図に基いて説明する。
は、前述したようにホース62aないし65aを介して
第一の給排気手段62ないし第四の給排気手段65が接
続されている。また、前記第一の給排気手段62はホー
ス62aを介して施療子用エアーバッグ32が接続さ
れ、また、第二の給排気手段63にはホース48、48
aを介して押し下げ用エアーバッグ46、46が接続さ
れ、また、第三の給排気手段64にはホース49、49
aを介して押し上げ用エアーバッグ46、46が接続さ
れ、また、第四の給排気手段65にはホース72、この
ホース72から分岐したホース70a、71aを介して
尻用エアーバッグ70および腿用エアーバッグ71がそ
れぞれ接続されている。
の給排気手段62ないし第四の給排気手段65はそれぞ
れマッサージモードに応じて前記制御手段66によって
制御されるようになっている。また、制御手段66はリ
モートコントロール装置等からなる入力手段67が接続
されており、この入力手段67の操作により後述する各
種マッサージモードの設定と前記移動機構40の移動動
作をさせることができるようになっている。
押圧子33によって被施療部である背中部を押圧する指
圧モード、押圧子33を背中部に押圧させた状態で施療
子30を上下方向に移動させるサスリモード、前記指圧
モードとサスリモードを組み合わせた複合モード、尻・
腿押圧モードである。
明する。
指圧モードの場合は、まず、入力手段67を操作して前
記移動機構40を上下方向に移動させて押圧子33を背
中部の所望の部位に位置決めする。この位置決めは、入
力手段67に設けられている図示しない上下方向移動操
作釦を操作することにより、第二の給排気手段63と第
三の給排気手段64を動作させて、押し上げ用エアーバ
ッグ46および押し下げ用エアーバッグ46にエアーの
供給または排気をして、これら押し上げ用エアーバッグ
46および押し下げ用エアーバッグ46の膨縮に伴なっ
て上下方向に移動する移動枠44、結合部材45を介し
て前記施療子30を上下方向に移動させて所望の部位に
位置決めするものである。
バッグ46または押し上げ用エアーバッグ46のいずれ
か一方にエアーが供給されて膨張する過程においては、
この膨張に応じて他方のエアーバッグ46は収縮するよ
うに排気がされるものである。つまり、エアーが供給さ
れるエアーバッグ46の単位当たりの供給量と、排気さ
れるエアーバッグ46の単位当たりの排気量とが等しく
なるように前記第二の給排気手段63と第三の給排気手
段64とが制御されるようになっているものである。
45は安定した状態で上下方向に移動するとともに所望
の部位に位置決めされたときは、確実にその部位に位置
決めされるものである。
力手段67を操作して前記指圧モードを設定する。この
指圧モードが設定されると制御手段66は、エアー生成
手段61と第一の給排気手段62を制御して、施療子用
エアーバッグ32にエアーの給排気をして膨縮させ、こ
の膨縮によって押圧子33は前後方向に移動し、背中部
の前記所望の部位を押圧しマッサージがなされるもので
ある。
する。このサスリモードの場合は、初めに入力手段67
を操作し、押圧子33の突出量つまり背もたれ部4から
の前方への突出量を前記施療子用エアーバッグ32への
エアーの供給量を調節して設定する。ついで、入力手段
67を操作して前記サスリモードを設定する。このサス
リモードが設定されると制御手段67は、施療子30の
位置を確認する。なお、この施療子30の位置の確認は
例えば背枠21に縦方向に沿って位置を検出するセンサ
ーを設け、このセンサーの出力を制御手段67に送るよ
うにすることによってなされる。
ンサーの出力によって施療子30が上方に停止した状態
であることを確認したとすると、制御手段66は、前記
押し下げ用エアーバッグ46にエアーを供給するように
前記エアー生成手段61と第二の給排気手段63とを制
御し、前記押し下げ用エアーバッグ46にエアーを供給
する。また、制御手段66は、同時に前記押し上げ用エ
アーバッグ46のエアーを排気させるように前記第三の
給排気手段64を制御する。この結果、移動枠44は膨
張により伸長する押し下げ用エアーバッグに46によっ
て結合部材45とともに下方に向けて押し下げられ、し
たがって、施療子30も下方に押し下げられる。
46に供給される単位時間当たりのエアーの供給量と、
押し上げ用エアーバッグ46に供給される単位時間当た
りのエアーの排気量は同じであることから、前記押し下
げ用エアーバッグ46の膨張による伸長速度と前記押し
上げ用エアーバッグ46の収縮による縮み速度は同じと
なり、したがって、施療子30は確実かつ安定した状態
を維持しつつ前記伸長速度で徐々に下方に移動する。
らかじめ定められた所定下方位置に達すると制御手段6
6は、上記と逆に、前記押し上げ用エアーバッグ46に
エアーを供給するように前記エアー生成手段61と第三
の給排気手段64とを制御し、前記押し上げ用エアーバ
ッグ46にエアーを供給する。また、制御手段66は、
同時に前記押し下げ用エアーバッグ46のエアーを排気
させるように前記第二の給排気手段63を制御して、押
し下げ用エアーバッグ46のエアーを排気する。
る。そして、施療子30が上方に移動しあらかじめ定め
られた所定上方位置に達すると制御手段66は、再び前
記押し下げ用エアーバッグ46にエアーを供給するよう
に前記エアー生成手段61と第二の給排気手段63とを
制御し、前記押し下げ用エアーバッグ46にエアーを供
給し、また、制御手段66は、同時に前記押し上げ用エ
アーバッグ46のエアーを排気させるように前記第三の
給排気手段64を制御し、押し上げ用エアーバッグ46
のエアーを排気する。この結果施療子30は再び下方に
移動する。そして、この動作が繰り返される。
際に、押圧子33は被施療部である背中部を押圧子つつ
移動つまりサスルことになる。
の操作により複合モードが設定されると、制御手段66
は、指圧モードをなすようにつまり押圧子33を前後方
向に移動させるようにエアー生成手段61、第一の給排
気手段62を制御して施療子用エアーバッグ32にエア
ーの給排気を継続する。また、同時に制御手段66は、
押し下げ用エアーバッグ46と押し上げ用エアーバッグ
46へのエアーの給排気をして施療子30の上下方向へ
の移動を継続する。このことによって、押圧子33が前
後方向に移動しつつ施療子30は上下方向に移動するこ
とになり、背中部は押圧されるとともにサスリがなされ
るものである。したがって、サスリ効果と指圧効果とが
同時に得られるものである。
圧モードが入力手段67の操作によって設定されると、
制御手段66は、尻用エアーバッグ70および腿用エア
ーバッグ71を膨縮させるように、エアー生成手段61
と第四の給排気手段65を制御し、尻用エアーバッグ7
0および腿用エアーバッグ71を膨縮させ、尻部および
腿部を押圧してマッサージがなされるものである。
もたれ部4に上下方向に沿って施療子30を移動させる
ようにしたことから、施療子30を背中部の所望の部位
に位置決めできるため、良好なマッサージ効果が得られ
るものである。
下げ用エアーバッグ46および押し上げ用エアーバッグ
46によって移動させる構成としたことから、従来の歯
車とこの歯車に架けられるチェーン等によって構成する
ものに比べ、背もたれ部4の厚みを小さく軽量とするこ
とができるものである。
よび押し上げ用エアーバッグ46を、軸方向の投影を略
楕円状に形成するとともに、その長径を背もたれ部4の
幅方向にして配置したことから、さらに背もたれ部4の
厚みを薄くできるものである。
30を基板31、この基板31に取り付けられた蛇腹状
の施療子用エアーバッグ32、この施療子用エアーバッ
グ32に取り付けられた押圧部としての押圧子33によ
って構成し、押圧子33を出没させる構成としたが、こ
れは、押圧子33を出没させることなく固定状態として
もよいものである。このように構成した場合もにおいて
もサスリモードはできるものである。
した場合は前記施療子用エアーバッグ32は不要用であ
り、この場合は押圧子33を直接柱状突起45bに取り
付けるようにすればよい。
30をカバー15で覆わない構成としたがこれは覆うよ
うにしてもといものである。
44を移動させるエアーバッグ46、押し上げ用エアー
バッグと押し下げ用エアーバッグとで構成したが、これ
は押し上げ用エアーバッグと押し下げ用エアーバッグと
一個のエアーバッグとし、このエアーバッグに上下方向
中間部に直接結合部材45を取り付ける構成としてもよ
いものである。しかし、上記実施の形態のように押し上
げ用エアーバッグと押し下げ用エアーバッグにより移動
枠44を介して施療子30を移動させる構成した場合
は、上述したように施療子30を確実かつ安定した状態
で移動させることができるものである。このことは、押
し上げ用エアーバッグと押し下げ用エアーバッグとのエ
アーの給排気を同期させてなすことによりさらに確実に
なされるものである。
椅子本体の背もたれ部に、この背もたれ部の上下方向に
沿って配設されたガイド部材、このガイド部材に案内さ
れて上下方向に移動するとともに支持部材を有する移動
部材、前記移動部材を上下方向に移動させるエアーバッ
グからなる移動機構を設け、前記エアーバッグにエアー
を給排気して上下方向に膨縮させて、施療子を上下方向
に移動させることができることから、使用者はマッサー
ジをしたい所望の位置に施療子を移動させることができ
るとともに、押圧部によって背中部を押圧しつつい移動
させることにより良好なマッサージ効果を得ることがで
きるという効果を有するものであり、また、従来の移動
機構に比べ背もたれ部の前後方向の厚みを薄くできると
いう効果を有するものである。
載の発明における施療子の押圧部を背もたれ部の前面よ
り出没可能としたことから、請求項1記載記載の発明の
効果に加えて、押圧部を出没させつつ施療子を移動させ
ることによりさらに良好なマッサージ効果を得ることが
できるという効果を有するものである。
たは請求項2記載の発明におけるエアーバッグを、前記
作用部材を上方から下方に向けて移動させる第一のエア
ーバッグと、下方から上方に向けて移動させる第二のエ
アーバッグとにより構成したことから、請求項1または
請求項2記載の発明の効果に加えて、施療子の移動を容
易かつ確実にできるという効果を有するものである。
いし請求項3記載の発明におけるエアーバッグを背もた
れ部の前後方向を短径とし、幅方向を長径としたことか
ら、請求項1ないし請求項3記載の発明の効果に加え
て、背もたれ部の前後方向の厚みをさらに薄くできると
いう効果を有するものである。
斜視図。
の一部を示した断面図。
(背もたれ部側から見た斜視図)。
(背もたれ部と反対側から見た斜視図)。
バッグの斜視図。
材の斜視図。
バッグ) 46 押し上げ用エアーバッグ(第二のエアー
バッグ) 60 エアー給排気装置
Claims (4)
- 【請求項1】 座部および背もたれ部を有する座椅子本
体と、前記背もたれ部の上下方向に沿って配設されたガ
イド部材、このガイド部材に案内されて上下方向に移動
するとともに支持部材を有する移動部材、この移動部材
を上下方向に移動させるエアーバッグからなる移動機構
と、前記支持部材に取り付けられ前記背もたれ部の上下
方向に沿って移動する押圧部を有する施療子と、前記エ
アーバッグにエアーの給排気をするエアー給排気装置と
を備えたことを特徴とする座椅子式マッサージ機。 - 【請求項2】 請求項1 記載の発明における施療子の押
圧部を背もたれ部の前面より出没可能としたことを特徴
とする座椅子式マッサージ機。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の発明にお
けるエアーバッグを、前記移動部材を上方から下方に向
けて移動させる第一のエアーバッグと、下方から上方に
向けて移動させる第二のエアーバッグとにより構成した
ことを特徴とする座椅子式マッサージ機。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の発明にお
けるエアーバッグを背もたれ部の前後方向を短径とし、
幅方向を長径としたことを特徴とする座椅子式マッサー
ジ機。
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---|---|---|---|
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CA002295009A CA2295009C (en) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | Positioning device and a massager provided with the positioning device |
TW088106783A TW402499B (en) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | Positioning device and massage machine |
DE69922756T DE69922756T2 (de) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | Positioniervorrichtung und damit versehenes massagegerät |
AU35380/99A AU719129B2 (en) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | Positioning device and a massager provided with the positioning device |
KR1019997012351A KR100324160B1 (ko) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | 위치 결정 장치 및 이것을 구비하고 있는 마사지기 |
PCT/JP1999/002253 WO1999055282A1 (fr) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | Dispositif de positionnement et machine de massage comportant ce dispositif |
EP99917194A EP0990435B1 (en) | 1998-04-27 | 1999-04-27 | Positioning device and massaging machine having the device |
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Family
ID=15287735
Family Applications (1)
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JP14125898A Expired - Fee Related JP3657775B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-05-22 | 座椅子式マッサージ機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3657775B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020141979A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 大東電機工業株式会社 | 座椅子型マッサージ機 |
JP2022007630A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | マクセル株式会社 | マッサージ装置 |
CN114829191A (zh) * | 2019-12-20 | 2022-07-29 | 提爱思科技股份有限公司 | 车辆座椅 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14125898A patent/JP3657775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114829191A (zh) * | 2019-12-20 | 2022-07-29 | 提爱思科技股份有限公司 | 车辆座椅 |
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