JPH11330876A - 電圧制御増幅回路 - Google Patents

電圧制御増幅回路

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JPH11330876A
JPH11330876A JP10133100A JP13310098A JPH11330876A JP H11330876 A JPH11330876 A JP H11330876A JP 10133100 A JP10133100 A JP 10133100A JP 13310098 A JP13310098 A JP 13310098A JP H11330876 A JPH11330876 A JP H11330876A
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JP
Japan
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gain
voltage
amplifier
vca
basic
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JP10133100A
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Inventor
Hiroyoshi Honda
博敬 本田
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
    • H03G1/0023Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開ループ構成の電圧制御増幅回路におけるリ
ニアリティ特性、温度特性を改善して、高精度のゲイン
制御を可能とする。 【解決手段】 制御電圧Vcによって入力信号のゲイン
が可変な電圧制御増幅(VCA)部2と、入力信号を少
なくとも1倍以上の固定されたゲインで増幅する基本ア
ンプ部1と、前記VCA部2と基本アンプ部1の各出力
信号を加算する加算部3とを備える。VCA部2はゲイ
ン0を中心にして+側及び−側に変化可能とされること
で、加算部3からの出力信号を、基本アンプ部1のゲイ
ンを中心にして、基本アンプ部1のゲイン以下の狭い幅
で+側及び−側に狭い範囲でゲインを変化させることが
可能となり、電圧制御増幅回路におけるリニアリティ特
性、温度特性を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧を制御して利得
(ゲイン)を調整する増幅器に関し、特にゲインの調整
精度を高めた電圧制御増幅器(以下、VCAと称する)
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVCAとして、図5に示す回路構
成のものが提案されている。このVCAは、制御電圧V
cを変化させることで、入力信号Vinのゲインを調整
して出力信号Voutを出力するものである。同図にお
いて、Q1とQ2、Q3とQ5、Q4とQ6、Q7とQ
8、Q9とQ10、Q11とQ12は同じ特性のトラン
ジスタ、R1とR2、R6とR7は同じ抵抗値の抵抗、
D1とD2は同じ特性のダイオードである。入力信号V
inと基準電圧Vrefの差電圧が、定電流源4,R
1,R2,Q1,Q2によって、差電流に変換され、Q
3〜Q6のカレントミラーによって折り返される。その
差電流がQ7〜Q10によって、分割および合成される
割合によりR3,R4に流れる差電流の大きさが変えら
れる。この変化はQ7〜Q10のベース電位差によっ
て、制御され、この電位差はQ11,Q12,D1,D
2,R5〜R7、定電流源6で構成される回路を通じ
て、Vcにより与えられる。なお、前記Q11,Q1
2,D1,D2,R5〜R7,定電流源6で構成される
回路は、Vcに比例して回路のゲインを変化させるた
め、およびVcの電圧変化幅を大きくとるための回路で
あり、そうする必要がなければ、Vcを直接Q7〜Q1
0のベースに印加してもよい。
【0003】このVCAにおけるVcとゲインの関係は
図6に示すように、Vcが0の時、ゲインは0となり、
Vcを大きくすると、ゲインも大きくなる。例えば、8
倍±2倍のゲイン範囲で制御可能なVCAとして使いた
い場合は、最大ゲイン10倍とし、図6のbの領域のよ
うに、6倍から10倍の範囲内でVcを制御すればよ
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このVCA
は、開ループの増幅器であり、Q1とQ2、Q7〜Q1
0、Q11とQ12といった、差動ペアのトランジスタ
をアンバランスさせた状態で使用するためにトランジス
タのVBEの特性などによる影響、また、入力信号を差電
流に変換するため、カレントミラー回路を経由する場合
のトランジスタのアーリー電圧による影響などで差電流
に誤差が生じるため、リニアリティ特性や、温度特性が
悪いという問題がある。このため、図6に示した特性に
おいて、同図に鎖線で示すように、リニアリティや温度
特性が変化された場合には、特にゲインが最大値の側に
おいて顕著なゲイン変動ΔG2が生じ易く、VCA全体
のゲインのリニアリティや温度特性が変動されることに
なる。
【0005】なお、前記したVCAの他にも、例えば、
図7に示す特開昭58−202606号公報に記載のV
CAがある。同図において、Q7〜Q10,Q13〜Q
18はトランジスタ、R8〜R14は抵抗、10〜13
は定電流源、14はオペアンプである。この回路では、
その詳細な説明は省略するが、Vcの制御によって、V
outのゲインを可変させることができるのは同じであ
る。ただ、このVCAでは、VcをQ7〜Q10のベー
スへ直接印加しているため、図6のように、Vcとゲイ
ンが比例関係にはならないが、Vcを大きくすれば、ゲ
インは大きくなる。なお、このVCAの場合には、VC
が0の状態が中間ゲインとなる。このVCAにおいて
も、Q7〜Q10をアンバランスで使っており、また入
力信号を差電流とした上でゲイン制御を行っているた
め、図5のVCAの場合と同様に、リニアリティ特性、
温度特性が悪いという問題がある。特に前段および後段
のアンプのゲイン補正などでVCAを用いる場合は、精
度向上を目的としているため、高精度のリニアリティ特
性、温度特性が要求されるが、従来のVCAではこの要
求を満たすことは困難である。
【0006】本発明の目的は、リニアリティ特性、温度
特性を改善して、高精度の制御が可能なVCAを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号を増
幅する際のゲインを制御電圧により変化させることがで
きる電圧制御増幅部と、前記入力信号を少なくとも1倍
以上の固定されたゲインで増幅する基本アンプ部と、前
記電圧制御増幅部と基本アンプ部の各出力信号を加算す
る加算部とを備える。特に、本発明においては、前記電
圧制御増幅部はゲイン0を中心にして+側及びマイナス
側に変化可能とされ、かつ前記+側及び−側の各ゲイン
の変化幅は、前記基本アンプ部のゲイン以下に設定され
ていることを特徴とする。
【0008】すなわち、図1は本発明のVCAの基本構
成を示すブロック図である。本発明のVCAは、基本ア
ンプ部1と、Vcの値に応じてゲインが変化するVCA
部2と、前記基本アンプ部1の出力信号Vo1と、前記
VCA部2の出力信号Vo2を加算して、その加算信号
を本発明のVCAの出力信号とする加算部3とで構成さ
れる。入力信号Vinは基本アンプ部1で所定のゲイン
で増幅されて出力信号Vo1となり、またこれと同時に
入力信号VinはVCA部2で所定のゲインで増幅され
て出力信号Vo2となり、加算部3において各出力信号
Vo1,Vo2が加算され、出力信号Voutとして出
力される。
【0009】ここで、本発明のVCAにおいて、入力信
号Vinに対する出力信号VoutのゲインをG1から
G2の範囲で調整可能とする場合、前記基本アンプ部1
のゲインをG1とG2の中間のゲインG0に設定し、前
記VCA部2のゲインを前記基本アンプ部1のゲインG
0を中心としてゲインG1,G2の間で変化させる構成
とする。これにより、VCA部2におけるリニアリティ
特性および温度特性の影響は、出力信号の全体に影響す
るのではなく、ゲインの変動分、つまり、出力信号の一
部にしか影響しなくなり、出力信号のリニアリティ特性
および温度特性が全体的、実質的に改善されることにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図2は本発明のVCAの実施形態の
回路図である。入力信号Vinは、基本アンプ部1と、
VCA部2へ入力されており、基本アンプ部1では、入
力信号Vinと基準電圧Vrefとの差電圧を入力電圧
とし、決められた標準のゲインに従って増幅し、加算部
3へ出力する。一方、VCA部2は、VinとVref
との差電圧を差電流に変換するための、定電流源4、及
び抵抗R1,R2、トランジスタQ1,Q2からなる差
動入力部31と、差電流を伝達させるための、トランジ
スタQ3,Q4,Q5,Q6により構成されるカレント
ミラー回路32と、ゲイン制御電圧Vcを差電流に変換
するための、定電流源6、及び抵抗R5,R6,R7、
トランジスタQ11,Q12、ダイオードD1,D2か
らなる差動部33と、この差動部33の出力でゲインを
変化させるためのトランジスタQ7,Q8,Q9,Q1
0、抵抗R3,R4から成るゲイン可変部34と、前記
加算部3へ出力するための差動アンプ5とから構成され
ており、前記VCA部2では、標準のゲインに対してゲ
インを変化させたときの変化分の信号を作り出して出力
する。なお、前記R1とR2、Q1とQ2、Q3とQ
5、Q4とQ6、Q7〜Q10、R3とR4、D1とD
2、Q11とQ12、R6とR7は、それぞれ同じ抵抗
値、同じトランジスタサイズの抵抗ペアもしくはトラン
ジスタペアである。また、加算部3は、前記基本アンプ
部1とVCA部2からの出力を加算し、出力信号として
いる。
【0011】次に、本実施形態の動作を説明する。ま
ず、入力信号Vinは基本アンプ部1によって、基準電
圧Vrefとの差電圧が標準ゲイン倍されて加算部3へ
と出力される。基本アンプ部1の標準ゲインをAとする
と、基本アンプ部1からの出力信号Vo1は、 Vo1=A×(Vin−Vref) となる。
【0012】一方、Vinは、VCA部2にも入力され
ており、Vcの大きさに応じたゲインによって増幅さ
れ、加算部3へ出力される。Vcが0のときにはゲイン
は0であり、Vcが大きくなると、ゲインも大きくな
る。Vcが0のときの動作を以下に説明すると、入力信
号Vinと基準電圧Vrefとの差電圧がQ1,Q2,
R1,R2により、I1とI2の差電流に変換される。
この差電流をdI1とすると、R1=R2なので、 dI1=(Vin−Vref)/(R1+R2) =(Vin−Vref)/2R1 となる。
【0013】I1,I2はカレントミラー回路Q3〜Q
6を経由しQ7〜Q10へと伝えられる。ここで、Vc
が0の場合、Q11,Q12のベース電位が等しいの
で、Q11,Q12に流れる電流は定電流源6の電流値
を2等分した電流値となり、D1,D2に流れる電流が
等しくなる。この場合、Q7〜Q10のベース電位がそ
れぞれ同じ電位となるので、Q7とQ8のコレクタ電流
I3,I4は、 I3=I4=I1/2 となり、Q9,Q10のコレクタ電流I5,I6は、 I5=I6=I2/2 となる。したがって、R3に流れる電流は、 I3+I5=(I1+I2)/2 となり、R4に流れる電流は、 I4+I6=(I1+I2)/2 となり、R3とR4に流れる電流は等しくなる。
【0014】したがって、VCA部2の出力をVo2と
すると、Vo2は差動アンプ5の出力であり、このとき
は0となる。これにより、加算部3にて加算された出力
Voutは、 Vout=Vo1+Vo2=Vo1=A×(Vin−V
ref) となり、基本アンプ部1の出力と等しくなる。
【0015】次に、Vcを十分に大きくした場合の動作
であるが、基本アンプ部1の出力Vo1は前記と同じで
あり、VCA部2の出力Vo2が以下の通りとなる。I
1,I2までの動作は前記と同じであるが、Vcが十分
に大きい場合は、例えば、Q11のベース側を+(正電
位)とすると、Q11がONし、Q12がOFFするの
で、定電流源の電流I7のほとんどがQ11に流れ、Q
12には流れない。つまり、D1にはI7が流れ、それ
に応じたVfが発生するが、D2にはほとんど電流が流
れずD2のVfは、D1に比べるとかなり小さな値とな
る。D1,D2のカソードの電位がQ7〜Q10のベー
ス電位となるため、 (Q7とQ10のベース電位)>>(Q8とQ9のベー
ス電位) となり、 I3=I1、I4=0 I5=0、I6=I2 となる。よってR3に流れる電流は、 I3+I5=I1 となり、R4に流れる電流は、 I4+I6=I2 となる。
【0016】これから、差動アンプ5の入力は、R3=
R4なので、 R3×I1−R4×I2=dI1×R3 となり、差動アンプ5のゲインをBとすると、差動アン
プ5の出力Vo2は、 Vo2=B×dI1×R3=B×(Vin−Vref)
×R3/2R1 となる。これが、VCA部2の最大ゲインとなり、Bと
R3とR1の値を決めることで、最大ゲインが決まる。
【0017】したがって、加算部3にて加算された出力
Voutは、 Vout=Vo1+Vo2=A×(Vin−Vref)
+B×(Vin−Vref)×R3/2R1 となる。
【0018】以上のことから、VCA部2のゲインとV
cの関係は図3(a)に示すとおりとなる。Vcが0で
あれば、ゲインは0となり、Vo2も0となる。また、
Vcを大きくすればゲインも大きくなり、Vo2も+側
に大きくなる。Vcを0よりも小さくすれば、ゲインは
逆相で大きくなり、Vo2は−側に大きくなる。つま
り、Voutが取り得る範囲は、Vcを変化させること
で、 Vout=Vo1+Vo2=A×(Vin−Vref)
±B×(Vin−Vref)×R3/2R1 となる。VCA部2の最大ゲインB×R3/2R1をC
とすることで、 Vout=A×(Vin−Vref)±C×(Vin−
Vref)=(A±C)×(Vin−Vref) となる。Cは、Vcの電圧に応じて変化するので、Vc
を変化させることで、Voutのゲインが変化すること
となる。なお、このVCA部2の構成では、Q11とQ
12が、バランスした状態つまりVcが0に近いほど、
リニアリティ特性や、温度特性が良く、Vcの絶対値を
大きくするほど、悪くなるので、実動作では、図3
(a)に示すaの領域のように、Vcの変化範囲を0を
中心に最大使用範囲の1/2以下の領域で使うように設
計するのが望ましい。
【0019】このように、基本アンプ部1の出力Vo1
に対してVCA部2の出力Vo2を加算部3において加
算して最終的にVCAの出力を得ているため、例えば、
8±2倍のVCAを得る場合には、基本アンプ部1のゲ
インを8倍とし、VCA部のゲインを±2倍とすること
で、全体としては、8±2倍のVCAとなる。このた
め、図3(b)に示すように、VCA全体のゲイン可変
幅が6〜10倍に対するVCA部のゲインは±2倍とな
るため、仮にVCA部でのリニアリティ特性や温度特性
が同図の鎖線のように変動された場合でも、Vcに対す
るVCA全体のゲインの変動ΔG1は、図5及び図6に
示した従来のVCAにおけるゲインの変動ΔG2よりも
抑制できる。因みに、従来のVCAにおけるリニアリテ
ィ特性、温度特性の悪化の影響は、ゲイン倍率にかかわ
らず100%であるが、本発明のVCAでは最小、最大
ゲイン設定の時でも、特性悪化の影響は出力信号全体の
25%であり、標準ゲインである8倍の設定の時は、特
性悪化の影響は0%である。したがって、製造ばらつき
などによる、標準のゲインのばらつきや、前段や、後段
の回路を含めたシステムとしてのゲインのばらつきを補
正したい場合などに本発明のVCAはより効果的なもの
となる。
【0020】なお、前記基本アンプ部1のVrefは必
ずしもVCA部2のVrefと共用する必要はなく、独
立したVrefとしてもよく、あるいは自己バイアス構
成としてもよい。ただし、基本アンプ部1のVrefと
VCA部2のVrefとを共用すれば、回路構成を簡略
化する上で有利である。
【0021】本発明の他の実施形態を図4に示す。基本
的構成は前記第1の実施形態と同じであり、対応する部
分には同一符号を付してある。この実施形態ではより高
精度な回路とするために、各部を構成する差動ペアのト
ランジスタをダーリントン構成に、カレントミラー回路
をベース電流およびトランジスタのアーリ電圧の影響に
よる誤差をキャンセルする構成としている。また、VC
A部2の出力信号を電圧出力ではなく電流出力とし、R
27によって基準アンプ部1とVCA部2の信号を加算
している。こうすることで、加算部の回路を簡単な回路
とすることができる。また、加算部は減算器で構成され
てもよいことは言うまでもない。さらに、Vinに接続
される、前段回路の出力インピーダンスが十分に低く、
かつ標準のゲインが1倍である場合は、R25,R26
及びオペアンプ7で構成される基準アンプ部を取り除
き、Vinを直接R27の一端に入力してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、制御電圧
によって入力信号のゲインが可変なVCA部と、入力信
号を少なくとも1倍以上の固定されたゲインで増幅する
基本アンプ部と、前記VCA部と基本アンプ部の各出力
信号を加算する加算部とを備えることにより、所要のゲ
イン範囲を得る場合においてもVCA部のゲインの可変
範囲を狭めることができ、VCAにおけるリニアリティ
特性、温度特性を改善することができ、高精度のゲイン
制御が可能となる。特に、VCA部はゲイン0を中心に
して+側及び−側に変化可能とされることで、基本アン
プ部のゲインを中心にして、基本アンプ部のゲイン以下
の狭い幅で+側及び−側に狭い範囲でゲインを変化させ
ることが可能となり、前記したVCAにおけるリニアリ
ティ特性、温度特性を一層改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧制御増幅回路の基本構成を示すブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の電圧制御増幅回路の実施形態の回路図
である。
【図3】本発明における増幅動作を説明するためのVc
−ゲイン特性図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の回路図である。
【図5】従来の電圧制御増幅回路の一例の回路図であ
る。
【図6】従来の電圧制御増幅回路における増幅動作を説
明するためのVc−ゲイン特性図である。
【図7】従来の他の電圧制御増幅回路の回路図である。
【符号の説明】
1 基本アンプ部 2 電圧制御増幅部 3 加算部 4 定電流源 5 差動アンプ 6 定電流源 7 オペアンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を増幅する際のゲインを制御電
    圧により変化させることができる電圧制御増幅部と、前
    記入力信号を少なくとも1倍以上の固定されたゲインで
    増幅する基本アンプ部と、前記電圧制御増幅部と基本ア
    ンプ部の各出力信号を加算する加算部とを備えることを
    特徴とする電圧制御増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧制御増幅部はゲイン0を中心に
    して+側及び−側にゲインが変化可能とされ、かつ前記
    +側及び−側の各ゲインの変化幅は、前記基本アンプ部
    の前記固定されたゲイン以下に設定されている請求項1
    に記載の電圧制御増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御増幅部は、入力信号と基準
    信号との差電圧を差電流に変換するための差動入力部
    と、前記差電流を伝達させるためのカレントミラー回路
    と、前記カレントミラー回路から伝達される差電流を増
    幅するための差動アンプと、ゲインを制御するための電
    圧を差電流に変換して前記差動アンプにおけるゲインを
    可変とするゲイン可変部とを備える請求項1又は2に記
    載の電圧制御増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記基本アンプは入力信号と基準信号と
    の差電圧を固定のゲインで増幅するオペアンプで構成さ
    れ、前記基準信号は前記電圧制御増幅部の基準信号と共
    用されている請求項3に記載の電圧制御増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記電圧制御増幅部の出力は電流出力と
    されて前記基本アンプ部の出力に接続された抵抗に接続
    され、前記抵抗が前記加算部として構成される請求項1
    ないし4のいずれかに記載の電圧制御増幅回路。
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