JPH1132974A - 内視鏡の管路取付け構造 - Google Patents
内視鏡の管路取付け構造Info
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- JPH1132974A JPH1132974A JP9210062A JP21006297A JPH1132974A JP H1132974 A JPH1132974 A JP H1132974A JP 9210062 A JP9210062 A JP 9210062A JP 21006297 A JP21006297 A JP 21006297A JP H1132974 A JPH1132974 A JP H1132974A
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Abstract
や撓みを防止し、洗浄の良好な実施を図り、また軟性管
の離脱や破損等をなくす。 【解決手段】 操作部10、管路ユニット22を着脱自
在にする構成で、操作部10内に、硬質管からなる吸引
管17A、軟性管からなる送気管18A,18B、送水
管19A,19Bが配置される。これらの管18A,1
9Aの直線上の軟性管に、密着バネ32を被せると共
に、この管18A,19Aを吸引管17Aと共に、テー
プ33で巻いて束ねることにより、洗浄ブラシを挿入し
たときでも軟性管を直線上に維持することができる。ま
た、上記管18B,19Bの直線上の軟性管にも、密着
バネ36を配置する。
Description
構造、特に内視鏡に備えた送気/送水管、吸引管等の洗
浄の容易化等を図るための管路の構造に関する。
CCD(Charge Coupled Device)を有する先端部、挿
入部、操作部、ケーブルからなり、このケーブルによっ
て光源装置や画像処理のプロセッサ装置に接続されてお
り、この種の内視鏡では、ライトガイドを介して照射さ
れた被観察体内を撮像し観察することができる。また、
この内視鏡内には、送気管、送水管或いは吸引管等が設
けられており、これらの管路を介して先端部の観察窓等
に対して送気や送水を行い、また被観察体内の内容物を
吸引・排出することが可能となっている。
は、医療現場で用いられることから上記各管路の洗浄や
殺菌消毒等が必要であり、この洗浄、消毒を効率よく行
うために、例えば内部の管路を操作部で分離し、この分
離開口を露出させることが提案されている。
ており、図の操作部1では左側が内視鏡先端側となり、
下側にプロセッサ装置等に接続されるケーブル2が配置
される。この操作部1内には、例えば送水管3A,3B
が配設され、この送水管3A,3Bの開口3E,3F
は、コネクタの受け部4の中心部に露出して配置され
る。この受け部4には、例えば吸引管を有する管路ユニ
ットの支持部が折返し空間5を残して接続されることに
なり、供給水は送水管3Bから折返し空間5を介して送
水管3Aを通過して、先端部へ送られる。このような構
造によれば、図示されるように、受け部4の開口3E,
3Fから洗浄ブラシを挿入することができ、管路の良好
な洗浄が可能となる。
送水管或いは送気管が接続部等を除いて軟性管から構成
されており、洗浄ブラシで管内の洗浄を行うとき、管路
が曲ったり、撓んだり(座屈)して洗浄が行い難いとい
う問題がある。また、洗浄ブラシにより無理な力が加わ
ると、場合によっては軟性管の接続部からの離脱や破損
等の不都合が生じる。
であり、その目的は、洗浄ブラシを挿入することによる
管路の曲りや撓みを防止し、洗浄が良好に実施でき、ま
た軟性管の離脱や破損等が生じることのない内視鏡の管
路取付け構造を提供することにある。
に、請求項1に係る内視鏡の管路取付け構造は、内部に
軟性管を配置する内視鏡において、直線上に配置した上
記軟性管の外周に密着バネを被せたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、上記の軟性管の他に、硬性管を
内視鏡内に配置し、この硬性管に上記軟性管を沿わせた
状態で、これらの管を外装部材で束ねたことを特徴とす
る。請求項3に係る発明は、上記硬性管として吸引管を
設け、上記軟性管として送気管又は送水管を設けたこと
を特徴とする。
ことにより、洗浄ブラシを挿入した場合でも、軟性管が
直線上にしっかりと維持されるので、軟性管が座屈する
ことが防止される。また、この軟性管である送気管、送
水管等を硬性管である吸引管に沿わせた状態で、これら
を外装部材であるテープ等で巻いて束ねても、直線上の
軟性管の曲りや撓みを防止することができる。しかも、
この外装部材は軟性管の固定という役目をすることにな
る。
係る内視鏡の管路取付け構造が示されている。図1にお
いて、電子内視鏡の操作部10は、ケーブル11により
光源装置、プロセッサ装置及び電磁弁ユニットに接続さ
れ、この操作部10の先端側(図の左側)に、挿入部、
CCDを有する先端部が設けられる。図示していない
が、内視鏡内では、先端部から光源装置までライトガイ
ドが配設され、これにより先端部からの光照射が行わ
れ、また先端部のCCDからプロセッサ装置まで信号線
が配設され、これによりCCDの制御及び画像信号の読
出し等が可能となる。
チである送気/送水スイッチ部(二段スイッチ)13
と、吸引スイッチ部14、撮影釦15が設けられてお
り、このスイッチ部13,14により、上記の電磁弁ユ
ニット内のピンチバルブ等を開閉制御して管路内の流れ
が調整される。なお、この操作部10の裏側にアングル
ツマミ等が配置される。
質管からなる吸引管17A、接続部を除いて軟性管で構
成される送気管18A,18B、送水管19A(図
4),19Bが設けられ、これらの管路17A〜19B
は、操作部10の後端部のコネクタの受け部21まで配
置される。ここで、前側(先端側)の吸引管17A、送
気管18A及び送水管19Aは、少なくとも操作部10
内では、直線上に配置される。そして、上記送気管18
A,18B、送水管19A,19Bの折返し部を形成す
るため、及び上記吸引管17Aに吸引管17Bを接続す
るために、この操作部10に管路ユニット22が設けら
れる。
形成されると共に、上記管路ユニット22の支持部22
A側に、雌ネジを内周に形成した操作リング23が設け
られ、この操作リング23が上記受け部21に螺合結合
することにより、管路ユニット22が操作部10に取り
付けられる。この管路ユニット22には、上記の吸引管
17Aに接続する吸引管17B及び可撓性吸引管17C
が設けられ、この可撓性吸引管17Cは支持部22Aに
着脱自在となっている。なお、この可撓性吸引管17C
は、上記電磁弁ユニットまで配設される。
7Bから分岐する分岐管24Bを介して鉗子口24Aが
配置されており、この鉗子口24Aには、不図示の栓用
キャップが取り付けられる。従って、吸引管17A,1
7Bは被観察体内の内容物等を吸引すると共に、鉗子等
の処置具を導入する処置具挿通チャンネルの役目もする
ことになる。
22の連結部分が示されており、上記の図1は、図2の
I−I線の断面図である。この図から分るように、上記
の吸引管17A,17Bは、受け部21或いは支持部2
2Aの嵌合部の中心位置に配置される。また、図3に
は、図2のII−II線の断面であって送気管に関する構
成、図4には、図2のIII−III線の断面であって送水管
に関する構成が示されている。
し空間を確保した折返し部25が形成され、この折返し
部25に、前側送気管18A、後側送気管18Bの開口
18E、18Fが配置される。一方、操作リング23を
保持する支持部22A側に、上記折返し部25の一部に
嵌合する凸形状の栓部材(パッキン等が配置される)2
6が設けられる。これによれば、管路ユニット22を取
り付けることにより、所定の流路空間の折返し部25が
形成され、これによって空気は後側送気管18Aから前
側送気管18Aへ供給される。
図示されるように、上記受け部21に、所定の流路空間
の折返し部28が形成され、この折返し部28に、前側
送水管19A、後側送水管19Bの分離開口19E,1
9Fが配置される。一方、上記支持部22A側には、凸
形状の栓部材29が設けられ、当該例では、この栓部材
29の先端から支持部22Aの後端部に向けて、レンズ
面フラッシュのための補助管30が配設される。この補
助管30には、不図示の注入口が接続される。この送水
管構造によれば、後側送水管19Bから折返し部28及
び前側送水管19Aを通って水が先端部へ供給されるこ
とになり、更に注射筒等を用いながら噴射水を上記注入
口、補助管30、前側送水管19Aを介して先端部へ供
給することができる。
18A及び前側送水管19Aにつき、各図に示されるよ
うに、直線上に配置された軟性管の部分に密着バネ32
を被せている。即ち、図3の送気管18で説明すると、
金属製の接続管18Gに軟性送気管18Aが接続されて
おり、この接続管18Gの一部にも被せる形で、送気管
18Aに密着バネ32を途中まで配置する。この密着バ
ネ32は、接続管18Gに締付け固定できる径(例えば
送気管18Aの外径よりもやや小さい内径)に設定され
ており、端部においてロー付け等で接着される。図4の
送水管19Aの場合も同様となる。
送気管18Aと送水管19Aは、硬質管である吸引管1
7Aに沿って配置され、上記密着バネ32が被せられな
い部分では、3本をまとめてテープ33で巻き、固定し
ている。なお、この場合の吸引管17Aは、固定金具3
4で支持板35に取付け、固定される。また、当該例で
は、図1に示されるように、ケーブル11の接続部分に
配置された後側送気管18Bと後側送水管19Bの直線
部にも密着バネ36を被せている。この密着バネ36
も、ケーブル11内で管上を動かないように固定され
る。
の使用が終了して管路の洗浄・殺菌を行う際には、操作
部10から管路ユニット22を取り外して図5に示され
る状態とする。そして、この操作部10の受け部21の
各開口17E,18E,18F,19E,19Fから内
部へ洗浄ブラシを挿入することができる。このとき、硬
性管である吸引管17Aは問題ないが、他の管18A〜
19Bの軟性部では挿入される洗浄ブラシにより曲った
り撓んだりする可能性がある。
ネ32を設けたことと、吸引管17Aに沿わせた形でテ
ープ33により束ねたことによって、上記の前側送気管
18A及び前側送水管19Aの軟性部が真っ直ぐに維持
されることになり、上記の曲りや撓みが生じることがな
い。また、後側送気管18B、後側送水管19Bにおい
ても、受け部21の接続管18H,19Hと直線部との
間に、一部曲った軟性部があるが、この部分は短く、ケ
ーブル11の部分の各管18B,18Bの直線部が密着
バネ36が真っ直ぐに維持されているため、曲りや撓み
を防止することができる。なお、この後側送気管18
B、後側送水管19Bでは、ケーブル11の部分(曲っ
た部分)まで接続管18H,19Hを延長させて硬質管
で構成してもよい。
いて密着バネ32を設けると共に、テープ33により束
ねたが、これはそれ以外の部分についても適宜適用する
ことが好ましい。しかし、内視鏡挿入部やケーブル11
では、各管路やその他の部材が隙間なく配置されるの
で、その必要性はあまり高くないことになる。
33を組み合わせて用いたが、密着バネ32のみを操作
部10内の該当する軟性管に被せるようにしてもよい。
更に、この操作部10内の全ての管路を吸引管17Aと
同様に、硬質管とすることも可能である。
直線上に配置する軟性管の外周に密着バネを配置したの
で、洗浄ブラシを挿入することによる管路の曲りや撓み
を防止して、洗浄が良好に実施できると共に、軟性管の
離脱や破損等もなくすことが可能となる。また、この送
気/送水管等の軟性管を吸引管等の硬性管に沿わせて外
装部材で束ねることによっても、上記と同様の効果を得
ることができる。
構造を示し、図2のI−I線の断面図である。
たときの連結部を示し、図(A)は操作部側の構成図、
図(B)は管路ユニット側の構成図である。
II−II線の断面図である。
III−III線の断面図である。
して管路を洗浄する状態を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に軟性管を配置する内視鏡におい
て、 直線上に配置した上記軟性管の外周に密着バネを被せた
ことを特徴とする内視鏡の管路取付け構造。 - 【請求項2】 上記の軟性管の他に、硬性管を内視鏡内
に配置し、この硬性管に上記軟性管を沿わせた状態で、
これらの管を外装部材で束ねたことを特徴とする上記請
求項1記載の内視鏡の管路取付け構造。 - 【請求項3】 上記硬性管として吸引管を設け、上記軟
性管として送気管又は送水管を設けたことを特徴とする
上記請求項1又は2記載の内視鏡の管路取付け構造。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP21006297A JP3424896B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 内視鏡の管路取付け構造 |
US09/114,572 US5891014A (en) | 1997-07-18 | 1998-07-13 | Passage structure in endoscope and adapter used when washing passages in endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21006297A JP3424896B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 内視鏡の管路取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1132974A true JPH1132974A (ja) | 1999-02-09 |
JP3424896B2 JP3424896B2 (ja) | 2003-07-07 |
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Family Applications (1)
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JP21006297A Expired - Fee Related JP3424896B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 内視鏡の管路取付け構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6677243B2 (en) | 2000-06-02 | 2004-01-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing optical element |
WO2009147838A1 (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | パナソニック株式会社 | 有機elディスプレイパネルおよびその製造方法 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP21006297A patent/JP3424896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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US6677243B2 (en) | 2000-06-02 | 2004-01-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing optical element |
US7354520B2 (en) | 2000-06-02 | 2008-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing optical element |
WO2009147838A1 (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | パナソニック株式会社 | 有機elディスプレイパネルおよびその製造方法 |
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JP3424896B2 (ja) | 2003-07-07 |
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