JPH11328955A - 半導体回路装置 - Google Patents

半導体回路装置

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JPH11328955A
JPH11328955A JP10132227A JP13222798A JPH11328955A JP H11328955 A JPH11328955 A JP H11328955A JP 10132227 A JP10132227 A JP 10132227A JP 13222798 A JP13222798 A JP 13222798A JP H11328955 A JPH11328955 A JP H11328955A
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turned
transistor
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standby state
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JP10132227A
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Hideto Hidaka
秀人 日高
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブ状態でホットキャリアによる影響
を抑制し、スタンバイ状態でサブスレッショルド電流を
低減する半導体回路装置を提供する。 【解決手段】 アクティブ状態で入力信号INに応答し
てオン/オフするPMOSトランジスタ20およびNM
OSトランジスタ21と、出力ノードNMOSトランジ
スタ21との間に接続され、制御信号φに応答してオン
/オフするNMOSトランジスタ22とを設ける。入力
信号INはスタンバイ状態でLレベルである。制御信号
φは、スタンバイ状態のときLレベルとなり、かつアク
ティブ状態のときHレベルとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体回路装置に
関し、さらに詳しくは、アクティブ状態およびスタンバ
イ状態を有する半導体回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】[従来例1]トランジスタの微細化にお
いては、デバイスのスケーリングダウンに応じてそのま
ま電源電圧がスケーリングダウンされるとは限らず、電
源電圧は一定のままでデバイス寸法を縮小する場合があ
り、この場合にはドレイン近傍の電界強度が高くなる。
このため、チャネル内でホットキャリアが発生し、これ
がゲート酸化膜に飛び込みトランジスタの素子特性を劣
化させるという問題がある。この問題を解決する方法の
一つにNOEMI(Nomally−On Enhan
cement MOSFET Insertion)と
呼ばれる手法がある。図40は、NOEMIの一例を示
す図である。この例では、PチャネルMOSトランジス
タQp1およびNチャネルMOSトランジスタQn1と
で構成されるインバータの出力ノードとNチャネルMO
SトランジスタQn1のドレイン端子とのNチャネルM
OSトランジスタQn2が設けられている。Nチャネル
MOSトランジスタQn2のゲートには常にVccの電
圧が印加されるため、NチャネルMOSトランジスタQ
n2は常にオンになる。このNチャネルMOSトランジ
スタQn2を設けることによって、NチャネルMOSト
ランジスタQn1のドレイン電圧は、(NチャネルMO
SトランジスタQn2のゲート電圧)−(NチャネルM
OSトランジスタQn2のしきい値)に制限される。
【0003】また、CMOS型半導体装置では、デバイ
スの微細化に伴い、デバイスの信頼性を確保しかつ消費
電力を低減するために電源電圧を低下させている。これ
に対して高速動作を行なわせるためには、動作電源電圧
の低下に見合って各MOSトランジスタのしきい値を下
げる必要がある。この場合、トランジスタがオフのとき
にソース−ドレイン間を流れるサブスレッショルド電流
が増す。これにより、大規模集積回路の全体の直流電流
を増すことになり、特にダイナミック型半導体記憶装置
におけるスタンバイ電流を増大させるという問題があっ
た。この問題を解決する方法にMT−CMOS(Mul
ti−ThresholdCMOS)構成がある。MT
−CMOS構成の一例を図41を参照して説明する。低
しきい値で動作するCMOSインバータC1に直列にイ
ンバータC1中のトランジスタよりも高いしきい値(M
id−Vth)を有するNチャネルMOSトランジスタ
Qn11を挿入する。このNチャネルMOSトランジス
タQn11がアクティブ状態でオンになりかつスタンバ
イ状態でオフになるように、制御信号φを制御すること
により、アクティブ状態でインバータC1は高速に動作
し、スタンバイ状態ではサブスレッショルド電流が低減
される。
【0004】[従来例2]上記MT−CMOSと同様の
効果が得られるものとして、図41に示されるNチャネ
ルMOSトランジスタQn11のスタンバイ状態でのゲ
ート電位を負(マイナス)電位にしてサブスレッショル
ド電流を低減する方法がある。
【0005】[従来例3]通常のメモリLSIや論理L
SIでは、スタンバイ状態にはほとんどのノード電圧は
あらかじめ決まっている場合が多いので、「超LSIメ
モリ」,(1994年)培風館365頁において示され
るように階層電源構成の論理回路によってスタンバイ状
態でのサブスレッショルド電流を低減する方法がある。
図42はこの論理回路の構成の一例を示すブロック図
で、この論理回路は、メイン電源線MVccとサブ電源
線subVccとの間に接続され、スタンバイ状態でL
レベルの入力信号を受けるインバータIVLと、メイン
接地線MGNDとサブ接地線subGNDとの間に接続
され、スタンバイ状態でHレベルの入力信号を受けるイ
ンバータIVHと、メイン電源線MVccとサブ電源線
subVccとの間に接続され、制御信号/φに応答し
てオン/オフするPチャネルMOSトランジスタQp2
1と、メイン接地線MGNDとサブ接地線subGND
との間に接続され、制御信号φに応答してオン/オフす
るNチャネルMOSトランジスタQn21とで構成され
る。制御信号φはスタンバイ状態でLレベルとなり、か
つアクティブ状態でHレベルとなる。
【0006】このように構成された論理回路は、スタン
バイ状態では、PチャネルMOSトランジスタQp21
およびNチャネルMOSトランジスタQn21はオフに
なる。したがって、インバータIVLにおいて出力ノー
ドとサブ接地線subGNDとの間に流れるサブスレッ
ショルド電流およびインバータIVHにおいて出力ノー
ドとサブ電源線subVccとの間に流れるサブスレッ
ショルド電流が低減される。一方、アクティブ状態で
は、Qp21およびQn21はオンになり、この論理回
路は通常の動作を行う。
【0007】[従来例4]トランジスタの動作電圧、し
きい電圧が低くなってくると、アクティブ状態において
もサブスレッショルド電流が無視できなくなってくる。
とくにワードドライバ、デコーダ、センスアンプの駆動
回路などのように同じ回路が多数繰り返され、その中の
少数が選択され動作するような回路ブロックでは、大多
数の非選択回路にサブスレッショルド電流が流れ続け
る。この問題を解決するための方法が、「超LSIメモ
リ」,(1994年)培風館367頁において示されて
いる。図43は上記方法の一例を示すブロック図であ
り、この方法では、回路を複数のブロックBKi(i=
1−n)に分割し、各ブロックBkiのサブ電源線su
bVcciとメイン電源線MVccとの間にスイッチト
ランジスタPSWiを設けて、選択されるブロックBK
mに対応するスイッチトランジスタPSWmだけをオン
にしてその他のスイッチトランジスタPSWiはオフに
して、非選択ブロックに流れるサブスレッショルド電流
を低減する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】[従来例1に対する問
題点]上記NOEMI構成の回路においては、図40に
示されるように、NチャネルMOSトランジスタQn2
は常にオンとなるため、NチャネルMOSトランジスタ
Qn1のしきい値を低くした場合には、スタンバイ状態
で出力ノードOUTと接地ノードGNDとの間に流れる
サブスレッショルド電流が増すという問題がある。
【0009】[従来例2に対する問題点]実際には、ト
ランジスタのしきい値の製造時におけるばらつきによっ
て、サブスレッショルド電流に大きなばらつきを生じ
る。NチャネルMOSトランジスタQn11のゲートに
印加される負電圧のレベルは一定であるため、上記トラ
ンジスタのしきい値のばらつきによりサブスレッショル
ド電流を有効に低減できなかったり、サブスレッショル
ド電流は低減できるが回路の動作速度が遅くなったりす
るという問題がある。
【0010】[従来例3に対する問題点]電源線および
接地線が階層構造となっている回路においては、サブ電
源線およびサブ接地線の容量が大きくなる。この結果、
電源投入直後やスタンバイ状態からアクティブ状態に移
行直後にサブ電源線およびサブ接地線が必ずしも電源電
位または接地電位になっているとは限らず、タイミング
ミスマッチによる誤動作を起こしたり、ピーク電流の消
費があったりするという問題がある。
【0011】[従来例4に対する問題点]図43に示さ
れるような構成の回路では、ブロックが選択されてから
そのブロック内のサブ電源線を十分にプリチャージする
までに時間がかかるため、サブ電源線が十分にプリチャ
ージされていない状態で選択されたブロックの内部回路
が動作することがある。このため、アクセスタイム遅延
や誤動作を生じるなどの問題がある。
【0012】この発明は以上のような問題を解決するた
めになされたもので、その目的は、アクティブ状態でホ
ットキャリアによる影響を抑制し、スタンバイ状態でサ
ブスレッショルド電流を低減する半導体回路装置を提供
することである。
【0013】この発明のもう1つの目的は、トランジス
タのしきい値のばらつきに関係なくサブスレッショルド
電流を低減する半導体回路装置を提供することである。
【0014】この発明のさらにもう1つの目的は、電源
投入直後またはスタンバイ状態からアクティブ状態に移
行直後であっても正しく動作する半導体回路装置を提供
することである。
【0015】この発明のさらにもう1つの目的は、ブロ
ックが選択された直後にそのブロック内の内部回路が正
しく動作する半導体回路装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従った半導体回路装置は、アクティブ状態およびスタン
バイ状態を有し、論理回路を備える。論理回路は、出力
ノードと、第1のトランジスタと、第2のトランジスタ
と、第3のトランジスタとを含む。第1のトランジスタ
は、出力ノードと第1の電源ノードとの間に接続され、
アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフになり
かつスタンバイ状態でオフになる。第2のトランジスタ
は、出力ノードと第2の電源ノードとの間に接続され、
アクティブ状態で入力信号に応答して第1のトランジス
タと相補的にオン/オフになる。第3のトランジスタ
は、出力ノードと第1のトランジスタとの間に接続さ
れ、アクティブ状態で第1 のトランジスタがオンになる
とき少なくともオンになりかつスタンバイ状態でオフに
なる。
【0017】上記半導体回路装置においては、アクティ
ブ状態で第3のトランジスタは、第1のトランジスタが
オンになるとき少なくともオンになる。したがって、論
理回路は第3のトランジスタがないときと同様の動作を
する。また、第1のトランジスタのドレイン電圧は、
(第1のトランジスタのゲート電圧)−(第1のトラン
ジスタのしきい値)に緩和されるため、ホットキャリア
による影響が抑制される。一方、スタンバイ状態で第1
および第3のトランジスタはオフになる。したがって、
出力ノードと第1の電源ノードとの間に流れるサブスレ
ッショルド電流が低減される。
【0018】好ましくは、上記第1および第3のトラン
ジスタのうち少なくとも一方は、上記第2のトランジス
タのしきい値よりも大きいしきい値を有する。上記半導
体回路装置においては、第1および第3のトランジスタ
のうち少なくとも一方は、第2のトランジスタのしきい
値よりも大きいしきい値を有するため、出力ノードと第
1の電源ノードとの間に流れるサブスレッショルド電流
をさらに低減できる。
【0019】好ましくは、上記第1の電源ノードは接地
電圧を受け、上記第2の電源ノードは接地電圧よりも高
い電源電圧を受け、上記第1および第3のトランジスタ
はNチャネルMOSトランジスタであり、上記第2のト
ランジスタはPチャネルMOSトランジスタであり、上
記入力信号はスタンバイ状態で論理ローレベルである。
【0020】好ましくは、上記第2の電源ノードは接地
電圧を受け、上記第1の電源ノードは接地電圧よりも高
い電源電圧を受け、上記第1および第3のトランジスタ
はPチャネルMOSトランジスタであり、上記第2のト
ランジスタはNチャネルMOSトランジスタであり、上
記入力信号はスタンバイ状態で論理ハイレベルである。
【0021】好ましくは、上記入力信号は上記第3のト
ランジスタのゲートに与えられる。上記半導体回路装置
においては、第3のトランジスタは、アクティブ状態で
入力信号に応答して第1のトランジスタがオンになると
き少なくともオンになり、かつスタンバイ状態でオフに
なる。したがって、第3のトランジスタのオン/オフを
制御する手段を別個に設ける必要がない。
【0022】好ましくは、上記第2の電源ノードは接地
電圧を受け、上記第1の電源ノードは接地電圧よりも高
い電源電圧を受け、上記第1から第3のトランジスタは
NチャネルMOSトランジスタであり、上記入力信号は
スタンバイ状態で論理ローレベルである。
【0023】この発明のもう1つの局面に従った半導体
回路装置は、アクティブ状態およびスタンバイ状態を有
し、制御信号発生手段と、調整手段と、論理回路とを備
える。制御信号発生手段は、アクティブ状態で論理ハイ
レベルになりかつスタンバイ状態で論理ローレベルより
も低いレベルになる制御信号を発生する。調整手段は、
制御信号の低いレベルを所望のレベルに調整する。論理
回路は、出力ノードと、第1のNチャネルMOSトラン
ジスタと、PチャネルMOSトランジスタと、第2のN
チャネルMOSトランジスタとを含む。第1のNチャネ
ルMOSトランジスタは、出力ノードと接地ノードとの
間に接続され、アクティブ状態で入力信号に応答してオ
ン/オフになりかつスタンバイ状態でオフになる。Pチ
ャネルMOSトランジスタは、出力ノードと電源ノード
との間に接続され、アクティブ状態で入力信号に応答し
てオン/オフになりかつスタンバイ状態でオンになる。
第2のNチャネルMOSトランジスタは、出力ノードと
接地ノードとの間に第1のNチャネルMOSトランジス
タと直列に接続され、制御信号に応答してアクティブ状
態でオンになりかつスタンバイ状態でオフになる。
【0024】上記半導体回路装置においては、スタンバ
イ状態で第1および第2のNチャネルMOSトランジス
タはオフになる。このとき、第2のNチャネルMOSト
ランジスタは、論理ローレベルよりも低いレベルの制御
信号を受けて強くオフになるため、出力ノードと接地ノ
ードとの間に流れるサブスレッショルド電流が低減され
る。また、第2のNチャネルMOSトランジスタが受け
る制御信号の低いレベルは調整手段によって所望のレベ
ルに調整される。したがって、出力ノードと接地ノード
との間に流れるサブスレッショルド電流をより有効に低
減できる。
【0025】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、アクティブ状態およびスタンバイ状
態を有し、制御信号発生手段と、調整手段と、論理回路
とを備える。制御信号発生手段は、アクティブ状態で論
理ローレベルになりかつスタンバイ状態で論理ハイレベ
ルよりも高いレベルになる制御信号を発生する。調整手
段は、制御信号の高いレベルを所望のレベルに調整す
る。論理回路は、出力ノードと、第1のPチャネルMO
Sトランジスタと、NチャネルMOSトランジスタと、
第2のPチャネルMOSトランジスタとを含む。第1の
PチャネルMOSトランジスタは、出力ノードと電源ノ
ードとの間に接続され、アクティブ状態で入力信号に応
答してオン/オフになりかつスタンバイ状態でオフにな
る。NチャネルMOSトランジスタは、出力ノードと接
地ノードとの間に接続され、アクティブ状態で入力信号
に応答してオン/オフになりかつスタンバイ状態でオン
になる。第2のPチャネルMOSトランジスタは、出力
ノードと電源ノードとの間に第1のPチャネルMOSト
ランジスタと直列に接続され、制御信号に応答してアク
ティブ状態でオンになりかつスタンバイ状態でオフにな
る。
【0026】上記半導体回路装置においては、スタンバ
イ状態で第1および第2のPチャネルMOSトランジス
タはオフになる。このとき、第2のPチャネルMOSト
ランジスタは、論理ハイレベルよりも高いレベルの制御
信号を受けて強くオフになるため、出力ノードと電源ノ
ードとの間に流れるサブスレッショルド電流が低減され
る。また、第2のPチャネルMOSトランジスタが受け
る制御信号の高いレベルは調整手段によって所望のレベ
ルに調整される。したがって、出力ノードと電源ノード
との間に流れるサブスレッショルド電流をより有効に低
減できる。
【0027】好ましくは、上記調整手段は、チャージポ
ンプ回路と、検出回路とを含む。検出回路は、調整可能
な検出レベルを有し、チャージポンプ回路の出力電圧を
検出レベルと比較し、出力電圧が検出レベルに到達して
いないときチャージポンプ回路を活性化し、出力電圧が
検出レベルに到達しているときチャージポンプ回路を非
活性化する。
【0028】上記半導体回路装置においては、チャージ
ポンプ回路の出力電圧が、所望の値に設定された検出レ
ベルに等しくなる。したがって、スタンバイ状態での制
御信号のレベルを所望の値に調整できかつその値を一定
に維持することができる。
【0029】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、アクティブ状態およびスタンバイ状
態を有し、メイン電源線と、サブ電源線と、第1 の調整
手段と、メイン接地線と、サブ接地線と、第2 の調整手
段と、複数の第1の論理回路と、複数の第2の論理回路
とを備える。第1の調整手段は、メイン電源線からの電
源電圧を受け、アクティブ状態で電源電圧をサブ電源線
に供給しかつスタンバイ状態で電源電圧よりも低い調整
可能な電圧をサブ電源線に供給する。第2の調整手段
は、メイン接地線からの接地電圧を受け、アクティブ状
態で接地電圧をサブ電源線に供給しかつスタンバイ状態
で接地電圧よりも高い調整可能な電圧をサブ接地線に供
給する。複数の第1の論理回路は、各々が、メイン電源
線に接続された電源ノードと、サブ接地線に接続された
接地ノードとを有し、スタンバイ状態で論理ハイレベル
の信号を出力する。第2の論理回路は、各々が、サブ電
源線に接続された電源ノードと、メイン接地線に接続さ
れた接地ノードとを有し、スタンバイ状態で論理ローレ
ベルの信号を出力する。
【0030】上記半導体回路装置においては、スタンバ
イ状態でサブ電源線は電源電圧よりも低い電圧に、サブ
接地線は接地電圧よりも高い電圧になるため、複数の第
1の論理回路の出力ノードとサブ接地線との間、および
複数の第2の論理回路の出力ノードとサブ電源線との間
に流れるサブスレッショルド電流が低減される。このと
きのサブ電源線およびサブ接地線の電圧レベルは、それ
ぞれ第1の調整手段および第2の調整手段によって所望
の値に調整される。したがって、サブスレッショルド電
流をより有効に低減できる。
【0031】好ましくは、上記第1の論理回路の各々
は、出力ノードと、NチャネルMOSトランジスタと、
PチャネルMOSトランジスタとを含む。NチャネルM
OSトランジスタは、出力ノードとサブ接地線との間に
接続され、アクティブ状態で入力信号に応答してオン/
オフになりかつスタンバイ状態でオフになる。Pチャネ
ルMOSトランジスタは、出力ノードとメイン電源線と
の間に接続され、アクティブ状態で入力信号に応答して
オン/オフになりかつスタンバイ状態でオンになる。さ
らに上記第2の論理回路の各々は、出力ノードと、Nチ
ャネルMOSトランジスタと、PチャネルMOSトラン
ジスタとを含む。NチャネルMOSトランジスタは、出
力ノードとメイン接地線との間に接続され、アクティブ
状態で入力信号に応答してオン/オフになりかつスタン
バイ状態でオンになる。PチャネルMOSトランジスタ
は、出力ノードとサブ電源線との間に接続され、アクテ
ィブ状態で入力信号に応答してオン/オフになりかつス
タンバイ状態でオフになる。
【0032】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、アクティブ状態およびスタンバイ状
態を有し、メイン電源線と、サブ電源線と、第1のスイ
ッチング素子と、メイン接地線と、サブ接地線と、第2
のスイッチング素子と、複数の第1の論理回路と、複数
の第2の論理回路とを備える。第1のスイッチング素子
は、メイン電源線とサブ電源線との間に接続され、電源
投入時およびアクティブ状態でオンになりかつスタンバ
イ状態でオフになる。第2のスイッチング素子は、メイ
ン接地線とサブ接地線との間に接続され、電源投入時お
よびアクティブ状態でオンになりかつスタンバイ状態で
オフになる。複数の第1の論理回路は、各々が、メイン
電源線に接続された電源ノードと、サブ接地線に接続さ
れた接地ノードとを有し、スタンバイ状態で論理ハイレ
ベルの信号を出力する。複数の第2の論理回路は、各々
が、サブ電源線に接続された電源ノードと、メイン接地
線に接続された接地ノードとを有し、スタンバイ状態で
論理ローレベルの信号を出力する。
【0033】上記半導体回路装置においては、電源投入
時およびアクティブ状態で第1のスイッチング素子およ
び第2のスイッチング素子がオンになり、サブ電源線お
よびサブ接地線がそれぞれ電源電位および接地電位にプ
リチャージされる。
【0034】好ましくは、上記第1の論理回路の各々
は、出力ノードと、NチャネルMOSトランジスタと、
PチャネルMOSトランジスタとを含む。NチャネルM
OSトランジスタは、出力ノードとサブ接地線との間に
接続され、アクティブ状態で入力信号に応答してオン/
オフになりかつスタンバイ状態でオフになる。Pチャネ
ルMOSトランジスタは、出力ノードとメイン電源線と
の間に接続され、アクティブ状態で入力信号に応答して
オン/オフになりかつスタンバイ状態でオンになる。さ
らに上記第2の論理回路の各々は、出力ノードと、Nチ
ャネルMOSトランジスタと、PチャネルMOSトラン
ジスタとを含む。NチャネルMOSトランジスタは、出
力ノードとメイン接地線との間に接続され、アクティブ
状態で入力信号に応答してオン/オフになりかつスタン
バイ状態でオンになる。PチャネルMOSトランジスタ
は、出力ノードとサブ電源線との間に接続され、アクテ
ィブ状態で入力信号に応答してオン/オフになりかつス
タンバイ状態でオフになる。
【0035】好ましくは、上記第1のスイッチング素子
はPチャネルMOSトランジスタであり、上記第2のス
イッチング素子はNチャネルMOSトランジスタであ
る。
【0036】好ましくは、上記半導体回路装置はさら
に、ラッチ回路と、論理制御手段とを備える。論理制御
手段は、アクティブ状態でラッチ回路の出力信号を通過
させ、スタンバイ状態でラッチ回路の出力信号に関係な
く第1のトランジスタをオフにするための信号を入力信
号として論理回路に供給する。
【0037】上記半導体回路装置においては、論理回路
中に含まれる第1のトランジスタは、アクティブ状態で
ラッチ回路の出力信号に応答してオン/オフし、スタン
バイ状態でオフになる。したがって、スタンバイ状態で
の論理回路の入力信号のレベルを考慮する必要がない。
【0038】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、メイン電源線と、n個のブロック
と、ブロック選択手段と、n個のスイッチング素子と、
制御手段とを備える。n個のブロックは、各々が、サブ
電源線と、サブ電源線に接続された内部回路とを有す
る。ブロック選択手段は、n個のブロックを選択的に活
性化する。n個のスイッチング素子は、各々がメイン電
源線と対応するブロックのサブ電源線との間に接続され
る。制御手段は、n個のスイッチング素子のうち、ブロ
ック選択手段により活性化されるべきブロックに対応す
るスイッチング素子を含むm個のスイッチング素子の各
々をオンにした後、ブロック選択手段により活性化され
るべきブロック以外のブロックに対応するスイッチング
素子をオフにする。好ましくは、上記mは上記nに等し
いか、または上記mは上記nより小さい。
【0039】上記半導体回路装置においては、ブロック
選択手段により活性化されるべきブロックに対応するス
イッチング素子を含むm個のスイッチング素子の各々が
オンになり、このm個のスイッチング素子に対応するブ
ロック内に含まれるサブ電源線のすべてが電源電圧にプ
リチャージされる。その後ブロック選択手段により活性
化されるべきブロック以外のブロックに対応するスイッ
チング素子がオフになる。この結果、ブロック選択手段
により活性化されるべきブロックが活性化されるときに
は、そのブロックのサブ電源線は十分にプリチャージさ
れている。したがって、そのブロック内の内部回路が誤
動作を起こしたりすることがない。
【0040】この発明のさらにもう一つの局面に従った
半導体回路装置は、メイン電源線と、n個のブロック
と、ブロック選択手段と、n個の第1のスイッチング素
子と、第1の制御手段と、n個の第2のスイッチング素
子と、第2の制御手段とを備える。n個のブロックは、
各々が、サブ電源線と、サブ電源線に接続された内部回
路とを有する。ブロック選択手段は、n個のブロックを
選択的に活性化する。n個の第1のスイッチング素子
は、各々がメイン電源線と対応するブロックのサブ電源
線との間に接続される。第1の制御手段は、ブロック選
択手段により活性化されるべきブロックに対応する第1
のスイッチング素子をオンにする。n個の第2のスイッ
チング素子は、各々が対応する第1のスイッチング素子
と並列に接続される。第2の制御手段は、ブロック選択
手段によるブロックの活性化前に、n個の第2のスイッ
チング素子のうち、ブロック選択手段により活性化され
るべきブロックに対応する第2のスイッチング素子を含
むm個の第2のスイッチング素子の各々をオンにする。
好ましくは、上記mは上記nに等しいか、または上記m
は上記nより小さい。
【0041】上記半導体回路装置においては、ブロック
選択手段によるブロックの活性化前に、n個の第2のス
イッチング素子のうち、ブロック選択手段により活性化
されるべきブロックに対応する第2のスイッチング素子
を含むm個の第2のスイッチング素子の各々がオンにな
り、このm個の第2のスイッチング素子に対応するブロ
ックに含まれるサブ電源線のすべてが電源電圧にプリチ
ャージされる。その後、ブロック選択手段により活性化
されるべきブロックに対応する第1のスイッチング素子
がオンになる。この結果、ブロック選択手段により活性
化されるべきブロックが活性化されるときには、そのブ
ロックのサブ電源線は十分にプリチャージされている。
したがって、そのブロック内の内部回路が誤動作を起こ
したりすることがない。
【0042】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、メイン電源線と、複数のブロック
と、ブロック選択手段と、複数のスイッチング素子と、
制御手段とを備える。複数のブロックは、各々が、サブ
電源線と、サブ電源線に接続された内部回路とを有す
る。ブロック選択手段は、複数のブロックを選択的に活
性化する。複数のスイッチング素子は、複数のブロック
に対応して設けられ、各々がメイン電源線と対応するブ
ロックとの間に接続される。制御手段は、ブロック選択
手段によるブロックの活性化前に、複数のスイッチング
素子を順次オンにする。
【0043】上記半導体回路装置においては、ブロック
選択手段によるブロックの活性化前に、複数のスイッチ
ング素子が順次オンになり対応するブロックに含まれる
サブ電源線が電源電位にプリチャージされる。したがっ
て、一度に全ブロックのサブ電源線をプリチャージする
場合に生じるピーク電流を生じることなく、すべてのブ
ロックのサブ電源線をプリチャージできる。
【0044】好ましくは、上記制御手段は、電源投入時
後所定期間に複数のスイッチング素子を順次オンにす
る。
【0045】好ましくは、上記内部回路は、メモリセル
アレイと、行アドレス信号に応答してメモリセルアレイ
の行を選択する行アドレス系と、列アドレス信号に応答
してメモリセルアレイの列を選択する列アドレス系とを
含み、上記制御手段は、行アドレス系の動作後列アドレ
ス系の動作前に複数のスイッチング素子を順次オンにす
る。
【0046】好ましくは、上記内部回路は、リフレッシ
ュを必要とするメモリセルアレイを含み、上記制御手段
は、リフレッシュ前に複数のスイッチング素子を順次オ
ンにする。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明を繰返さない。
【0048】[実施の形態1]図1は、この発明の実施
の形態1によるDRAMの全体構成を示すブロック図で
ある。図1を参照して、このDRAMは、メモリセルア
レイ10と、アドレスバッファ11と、行デコーダ12
と、ワード線ドライバ13と、列デコーダ14と、入出
力回路15と、センスアンプ16と、制御信号発生回路
17とを備える。
【0049】メモリセルアレイ10は、行および列に配
置された複数のメモリセル(図示せず)と、行に配置さ
れた複数のワード線(図示せず)と、列に配置された複
数のビット線対(図示せず)とを含む。アドレスバッフ
ァ11は、行アドレスストローブ信号/RASに応答し
て外部アドレス信号EADを行アドレス信号RADとし
て行デコーダ12に供給するとともに、列アドレススト
ローブ信号に応答して外部アドレス信号EADを列アド
レス信号CADとして列デコーダ14に供給する。行デ
コーダ12は、アドレスバッファ11からの行アドレス
信号RADに応答してメモリセルアレイ10の行(ワー
ド線)を選択する。ワード線ドライバ13は、選択され
たワード線を電源電圧よりも高い電位まで昇圧する。列
デコーダ14は、アドレスバッファ11からの列アドレ
ス信号CADに応答してメモリセルアレイ10の列(ビ
ット線対)を選択する。入出力回路15は、メモリセル
アレイ10中のメモリセル(図示せず)からデータを読
み出し、これをデータ信号DQとして外部へ出力し、か
つ外部からのデータ信号DQをメモリセルアレイ10中
のメモリセル(図示せず)に書込む。センスアンプ16
は、メモリセルアレイ10中のメモリセル(図示せず)
から読出されたデータ信号を増幅する。制御信号発生回
路17は、行アドレスストローブ信号/RASに応答し
て、制御信号φを発生する。
【0050】図2は、図1に示されたDRAM中に含ま
れるスタンバイ状態でLレベルの入力信号を受けるイン
バータの構成を示す回路図である。図2を参照して、こ
のインバータは、PチャネルMOSトランジスタ20と
NチャネルMOSトランジスタ21とで構成される通常
のインバータにさらにNチャネルMOSトランジスタ2
2を設けたものである。PチャネルMOSトランジスタ
20は、低レベルのしきい値を有し、電源ノードVcc
と出力ノードOUTとの間に接続され、入力信号INに
応答してオン/オフする。NチャネルMOSトランジス
タ21は、低レベルのしきい値を有し、NチャネルMO
Sトランジスタ22と接地ノードGNDとの間に接続さ
れ、入力信号INに応答してオン/オフする。Nチャネ
ルMOSトランジスタ22は、中レベルのしきい値を有
し、出力ノードOUTとNチャネルMOSトランジスタ
21との間に接続され、制御信号φに応答してオン/オ
フする。制御信号φは、インバータがスタンバイ状態の
ときLレベルとなり、かつアクティブ状態のときHレベ
ルとなる。
【0051】次に、以上のように構成されたインバータ
の動作について、図3を参照しつつ説明する。
【0052】行アドレスストローブ信号/RASがHレ
ベルのとき、インバータはスタンバイ状態となる。この
時、PチャネルMOSトランジスタ20およびNチャネ
ルMOSトランジスタ21のゲートにはLレベルの入力
信号INが与えられ、PチャネルMOSトランジスタ2
0はオンになり、NチャネルMOSトランジスタ21は
オフになる。また、NチャネルMOSトランジスタ22
のゲートにはLレベルの制御信号φが与えられ、Nチャ
ネルMOSトランジスタ22はオフになる。したがっ
て、NチャネルMOSトランジスタ22がないときと比
べて、出力ノードOUTと接地ノードGNDとの間に流
れるサブスレッショルド電流は低減される。
【0053】行アドレスストローブ信号/RASがLレ
ベルのとき、インバータはアクティブ状態となる。この
時、NチャネルMOSトランジスタ22のゲートにはH
レベルの制御信号φが与えられ、NチャネルMOSトラ
ンジスタ22はオンになる。したがって、PチャネルM
OSトランジスタ20およびNチャネルMOSトランジ
スタ21は通常のインバータと同様の動作をする。ま
た、NチャネルMOSトランジスタ21のドレイン電圧
は、(NチャネルMOSトランジスタ22のゲート電
圧)−(NチャネルMOSトランジスタのしきい値)に
制限される。したがって、NチャネルMOSトランジス
タ21のドレインに高電界がかかることにより発生する
ホットキャリアによる影響を抑制できる。
【0054】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、出力ノードOUTとNチャネルMOSトランジスタ
21との間にNチャネルMOSトランジスタ22を設
け、NチャネルMOSトランジスタ22は中レベルのし
きい値を有し、スタンバイ状態のときオフになりかつア
クティブ状態のときオンになるため、ホットキャリアに
よる影響が抑制され、かつスタンバイ状態で出力ノード
OUTと接地ノードGNDとの間に流れるサブスレッシ
ョルド電流が軽減される。
【0055】なお、ここではPチャネルMOSトランジ
スタ20およびNチャネルMOSトランジスタ21のし
きい値を低レベル、NチャネルMOSトランジスタ22
のしきい値を中レベルとしたが、これをPチャネルMO
Sトランジスタ20およびNチャネルMOSトランジス
タ22のしきい値を低レベル、NチャネルMOSトラン
ジスタ21のしきい値を中としても、また、すべてのト
ランジスタのしきい値を中レベルあるいは低レベルとし
てもよい。
【0056】また、電源電圧は外部電源電圧の他、電源
電圧よりも高い電圧や外部電源電圧よりも低い内部電源
電圧であってもよい。
【0057】また、ここでは本発明をPチャネルMOS
トランジスタ20およびNチャネルMOSトランジスタ
21て構成されるインバータに適用した例を説明した
が、スタンバイ状態でLレベルの入力信号を受ける論理
回路、たとえばNAND回路やNOR回路にも本発明を
適用できる。
【0058】[実施の形態2]図4は、図1に示された
DRAM中に含まれるスタンバイ状態でHレベルの入力
信号を受けるインバータの構成を示す回路図である。図
4を参照して、このインバータは、PチャネルMOSト
ランジスタ30とNチャネルMOSトランジスタ31と
で構成される通常のインバータにさらにPチャネルMO
Sトランジスタ32を設けたものである。PチャネルM
OSトランジスタ30は、低レベルのしきい値を有し、
電源ノードVccとPチャネルMOSトランジスタ32
との間に接続され、入力信号INに応答してオン/オフ
する。NチャネルMOSトランジスタ31は、低レベル
のしきい値を有し、出力ノードOUTと接地ノードGN
Dとの間に接続され、入力信号INに応答してオン/オ
フする。PチャネルMOSトランジスタ32は、中レベ
ルのしきい値を有し、PチャネルMOSトランジスタ3
0と出力ノードOUTとの間に接続され、制御信号/φ
に応答してオン/オフする。制御信号/φは、インバー
タがスタンバイ状態のときHレベルとなり、かつアクテ
ィブ状態のときLレベルとなる。
【0059】次に、以上のように構成されたインバータ
の動作について、図5を参照しつつ説明する。
【0060】行アドレスストローブ信号/RASがHレ
ベルのとき、インバータはスタンバイ状態となる。この
時、PチャネルMOSトランジスタ30およびNチャネ
ルMOSトランジスタ31のゲートにはHレベルの入力
信号INが与えられ、PチャネルMOSトランジスタ3
0はオフになり、NチャネルMOSトランジスタ31は
オンになる。また、PチャネルMOSトランジスタ32
のゲートにはHレベルの制御信号/φが与えられ、Pチ
ャネルMOSトランジスタ32はオフになる。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタ32がないときと比
べて、出力ノードOUTと電源ノードVccとの間に流
れるサブスレッショルド電流は軽減される。
【0061】行アドレスストローブ信号/RASがLレ
ベルのとき、インバータはアクティブ状態となる。この
時、PチャネルMOSトランジスタ32のゲートにはL
レベルの制御信号/φが与えられ、PチャネルMOSト
ランジスタ32はオンになる。したがって、Pチャネル
MOSトランジスタ30およびNチャネルMOSトラン
ジスタ31は通常のインバータと同様の動作をする。ま
た、PチャネルMOSトランジスタ30のドレイン電圧
は、(PチャネルMOSトランジスタ32のゲート電
圧)+(PチャネルMOSトランジスタのしきい値)に
低減される。したがって、PチャネルMOSトランジス
タ30のドレインに高電界がかかることにより発生する
ホットキャリアによる影響を抑制できる。
【0062】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、出力ノードOUTとPチャネルMOSトランジスタ
30との間にPチャネルMOSトランジスタ32を設
け、PチャネルMOSトランジスタ32は中レベルのし
きい値を有し、スタンバイ状態のときオフになりかつア
クティブ状態のときオンになるため、ホットキャリアに
よる影響が抑制され、かつスタンバイ状態で出力ノード
OUTと電源ノードVccとの間に流れるサブスレッシ
ョルド電流が軽減される。
【0063】なお、ここではPチャネルMOSトランジ
スタ30およびNチャネルMOSトランジスタ31のし
きい値を低レベル、PチャネルMOSトランジスタ32
のしきい値を中レベルとしたが、これをPチャネルMO
Sトランジスタ32およびNチャネルMOSトランジス
タ31のしきい値を低レベル、PチャネルMOSトラン
ジスタ30のしきい値を中レベルとしても、また、すべ
てのトランジスタのしきい値を中レベルあるいは低レベ
ルとしてもよい。
【0064】また、電源電圧は外部電源電圧の他、電源
電圧よりも高い電圧や外部電源電圧よりも低い内部電源
電圧であってもよい。
【0065】また、ここでは本発明をPチャネルMOS
トランジスタ30およびNチャネルMOSトランジスタ
31て構成されるインバータに適用した例を説明した
が、スタンバイ状態でHレベルの入力信号を受ける論理
回路、たとえばNAND回路やNOR回路にも本発明を
適用できる。
【0066】[実施の形態3]図6は、図2 に示される
制御信号φに代えて入力信号INをNチャネルMOSト
ランジスタ22のゲートに印加したインバータの構成を
示す回路図である。スタンバイ状態で入力信号INはL
レベルであるため、NチャネルMOSトランジスタ21
および22はオフになる。したがって、出力ノードOU
Tと接地ノードGNDとの間に流れるサブスレッショル
ド電流が軽減される。
【0067】一方、アクティブ状態でNチャネルMOS
トランジスタ22は、NチャネルMOSトランジスタ2
1と同様にオン/オフするため、この回路は通常のイン
バータとして動作する。さらに、NチャネルMOSトラ
ンジスタ21のドレインに高電界がかかることにより発
生するホットキャリアによる影響を抑制できる。
【0068】以上のようにこの実施の形態3において
は、入力信号INをNチャネルMOSトランジスタ22
のゲートに印加するため、制御信号φを生成するための
制御信号発生回路17を設けることなく、ホットキャリ
アによる影響が抑制され、かつスタンバイ状態で出力ノ
ードOUTと接地ノードGNDとの間に流れるサブスレ
ッショルド電流が軽減される。
【0069】なお、ここではPチャネルMOSトランジ
スタ20およびNチャネルMOSトランジスタ21のし
きい値を低レベル、NチャネルMOSトランジスタ22
のしきい値を中レベルとしたが、これをPチャネルMO
Sトランジスタ20およびNチャネルMOSトランジス
タ22のしきい値を低レベル、NチャネルMOSトラン
ジスタ21のしきい値を中としても、また、すべてのト
ランジスタのしきい値を中レベルあるいは低レベルとし
てもよい。
【0070】また、電源電圧は外部電源電圧の他、電源
電圧よりも高い電圧や外部電源電圧よりも低い内部電源
電圧であってもよい。
【0071】また、ここでは本発明をPチャネルMOS
トランジスタ20およびNチャネルMOSトランジスタ
21て構成されるインバータに適用した例を説明した
が、スタンバイ状態でLレベルの入力信号を受ける論理
回路、たとえばNAND回路やNOR回路にも本発明を
適用できる。
【0072】[実施の形態4]図7は、図2に示される
NチャネルMOSトランジスタ22を適用したN−N型
バッファの構成を示す回路図である。図7を参照して、
NチャネルMOSトランジスタ40は、低レベルのしき
い値を有し、電源ノードVccとNチャネルMOSトラ
ンジスタ22との間に接続され、入力信号INに応答し
てオン/オフする。NチャネルMOSトランジスタ41
は、低レベルのしきい値を有し、出力ノードOUTと接
地ノードGNDとの間に接続され、入力信号INの反転
信号/INに応答してオン/オフする。NチャネルMO
Sトランジスタ22は、中レベルのしきい値を有し、N
チャネルMOSトランジスタ40と出力ノードOUTと
の間に接続され、制御信号φに応答してオン/オフす
る。制御信号φは、N−N型バッファがスタンバイ状態
のときLレベルとなり、かつアクティブ状態のときHレ
ベルとなる。
【0073】スタンバイ状態で入力信号INはLレベル
であるため、NチャネルMOSトランジスタ40および
22はオフになる。したがって、電源ノードVccと出
力ノードOUTとの間に流れるサブスレッショルド電流
が軽減される。
【0074】一方、アクティブ状態でNチャネルMOS
トランジスタ22はオンになるため、この回路は通常の
N−N型バッファとして動作する。さらに、Nチャネル
MOSトランジスタ40のドレインに高電界がかかるこ
とにより発生するホットキャリアによる影響を抑制でき
る。
【0075】[実施の形態5]図8は、この発明の実施
の形態5による半導体回路装置の構成を示すブロック図
である。図8を参照して、この半導体回路装置は、Pチ
ャネルMOSトランジスタ20およびNチャネルMOS
トランジスタ21とで構成され、スタンバイ状態でLレ
ベルの入力信号を受けるインバータ50と、Nチャネル
MOSトランジスタ51と、制御信号発生回路60と、
VB調整回路70とを備える。NチャネルMOSトラン
ジスタ51は、NチャネルMOSトランジスタ21と接
地ノードGNDとの間に接続され、制御信号発生回路6
0からの制御信号φに応答してオン/オフする。VB調
整回路70は、制御信号φのLレベルの電位VBを調整
する。
【0076】図9は、図8に示される制御信号発生回路
60の構成を示す回路図である。図9を参照して、制御
信号発生回路60は、インバータ61と、PチャネルM
OSトランジスタ62および63と、NチャネルMOS
トランジスタ64および65とを備える。インバータ6
1は、活性化信号φactを受けてその反転信号/φa
ctを出力する。PチャネルMOSトランジスタ62
は、電源ノードVccとNチャネルMOSトランジスタ
64との間に接続され、活性化信号φactに応答して
オン/オフする。PチャネルMOSトランジスタ63
は、電源ノードVccとNチャネルMOSトランジスタ
65との間に接続され、活性化信号φactの反転信号
/φactに応答してオン/オフする。NチャネルMO
Sトランジスタ64は、PチャネルMOSトランジスタ
62とVB調整回路70からの出力ノードVBとの間に
接続され、PチャネルMOSトランジスタ63とNチャ
ネルMOSトランジスタ65との相互接続ノードの電位
をゲートに受ける。NチャネルMOSトランジスタ65
は、PチャネルMOSトランジスタ63とVB調整回路
70からの出力ノードVBとの間に接続され、Pチャネ
ルMOSトランジスタ62とNチャネルMOSトランジ
スタ64との相互接続ノードの電位をゲートに受ける。
【0077】次に、以上のように構成された制御信号発
生回路60の動作について説明する。
【0078】活性化信号φactがLレベルのとき、P
チャネルMOSトランジスタ62はオフになり、Pチャ
ネルMOSトランジスタ63はオンになる。Nチャネル
MOSトランジスタ64のゲートにVccレベルの電位
が与えられるため、NチャネルMOSトランジスタ64
はオンになる。NチャネルMOSトランジスタ65のゲ
ートにVBレベルの電位が与えられるため、Nチャネル
MOSトランジスタ65はオフになる。この結果、制御
信号φはPチャネルMOSトランジスタ63とNチャネ
ルMOSトランジスタ65との相互接続ノードの電位V
ccとなる。
【0079】活性化信号φactがHレベルのとき、P
チャネルMOSトランジスタ62はオンになり、Pチャ
ネルMOSトランジスタ63はオフになる。Nチャネル
MOSトランジスタ65のゲートにVccレベルの電位
が与えられるため、NチャネルMOSトランジスタ65
はオンになる。NチャネルMOSトランジスタ64のゲ
ートにVBレベルの電位が与えられるため、Nチャネル
MOSトランジスタ64はオフになる。この結果、制御
信号φはPチャネルMOSトランジスタ63とNチャネ
ルMOSトランジスタ65との相互接続ノードの電位V
Bとなる。
【0080】図10は、図8に示されるVB調整回路7
0の構成を示すブロック図である。図10を参照して、
VB調整回路70は、検出回路80と、チャージポンプ
回路150とを備える。検出回路80は、チャージポン
プ回路150の出力電圧VBを検出レベルVBrefと
比較し、出力電圧VBが検出レベルVBrefよりも高
いときHレベルのチャージポンプ活性化信号CPを出力
し、出力電圧VBが検出レベルVBref以下のときL
レベルのチャージポンプ活性化信号CPを出力する。
【0081】図11は、図10に示される検出回路80
の構成を示す回路図である。図11を参照して、この検
出回路80は、電源ノードVccとノードN1との間に
直列に接続され、ダイオード接続されたNチャネルMO
Sトランジスタ81および82と、ノードN1とチャー
ジポンプからの出力電圧VBを受けるノードN2との間
に並列に接続された抵抗回路90、100、110およ
び120と、電源ノードVccとノードN3との間に接
続され、ゲートに接地電圧を受けるPチャネルMOSト
ランジスタ130と、ノードN3と接地ノードGNDと
の間に接続され、ゲートにノードN1の電位を受けるN
チャネルMOSトランジスタ131と、電源ノードVc
cと接地ノードGNDとの間に直列に接続されたPチャ
ネルMOSトランジスタ132、133およびNチャネ
ルMOSトランジスタ134、135と、インバータ1
36、137とを備える。抵抗回路90は、ノードN1
とノードN2との間に並列に接続され、ダイオード接続
されたNチャネルMOSトランジスタ91−95を含
む。抵抗回路100は、NチャネルMOSトランジスタ
101−104を含む。NチャネルMOSトランジスタ
101は、ノードN1とNチャネルMOSトランジスタ
102との間に接続され、切換信号S1に応答してオン
/オフする。NチャネルMOSトランジスタ102−1
04は、NチャネルMOSトランジスタ101とノード
N2との間に直列に接続され、各々がダイオード接続さ
れる。抵抗回路110は、NチャネルMOSトランジス
タ111−113を含む。NチャネルMOSトランジス
タ111は、ノードN1とNチャネルMOSトランジス
タ112との間に接続され、切換信号S2に応答してオ
ン/オフする。NチャネルMOSトランジスタ112お
よび113は、NチャネルMOSトランジスタ111と
ノードN2との間に直列に接続され、各々がダイオード
接続される。抵抗回路120は、NチャネルMOSトラ
ンジスタ121および122を含む。NチャネルMOS
トランジスタ121は、ノードN1とNチャネルMOS
トランジスタ122との間に接続され、切換信号S3に
応答してオン/オフする。NチャネルMOSトランジス
タ122は、NチャネルMOSトランジスタ121とノ
ードN2との間に接続され、ダイオード接続される。P
チャネルMOSトランジスタ132は、電源ノードVc
cとPチャネルMOSトランジスタ133との間に接続
され、そのゲートは接地ノードに接続される。Pチャネ
ルMOSトランジスタ133およびNチャネルMOSト
ランジスタ134は、ゲートにノードN3の電位を受け
る。NチャネルMOSトランジスタ135は、Nチャネ
ルMOSトランジスタ134と接地ノードとの間に接続
され、ゲートに電源電圧Vccを受ける。
【0082】図12は、図11に示された切換信号Si
(i=1、2、3)を発生する切換信号発生回路の構成
を示す回路図である。図12を参照して、切換信号発生
回路は、抵抗140と、ヒューズ141と、インバータ
142とを備える。抵抗140は、電源ノードVccと
ヒューズ141との間に接続される。ヒューズ141
は、抵抗140と接地ノードGNDとの間に接続され
る。インバータ142は、抵抗140とヒューズ141
の相互接続ノードの電位を反転して切換信号Siとして
出力する。このように構成された切換信号発生回路は、
ヒューズ141が切断されていないときはHレベルの切
換信号Siを出力し、ヒューズ141が切断されたとき
はLレベルの切換信号Siを出力する。
【0083】図13は、図10に示されたチャージポン
プ回路150の構成を示す回路図である。図13を参照
して、チャージポンプ回路150は、リングオシレータ
151と、インバータ152−155と、PMOSキャ
パシタ156および157と、PチャネルMOSトラン
ジスタ158−160とを含む。リングオシレータ15
1は、NANDゲート161と、偶数個のインバータI
V1−IVnと、バッファ162とを含む。NANDゲ
ート161とインバータIV1−IVnはリング状に接
続され、NANDゲート161に入力されるチャージポ
ンプ活性化信号CPがHレベルのとき、周期的にパルス
を発生する。このパルスはバッファ162を通してパル
ス信号CPoscとして出力される。パルス信号CPo
scはインバータ153−155を介してPMOSキャ
パシタ156へ印加され、またインバータ152を介し
てPMOSキャパシタ157へ印加される。このパルス
信号CPoscの印加によりチャージポンプ動作が行な
われ、出力電圧VBは徐々に低下する。
【0084】次に、以上のように構成された検出回路8
0およびチャージポンプ回路150の動作について説明
する。
【0085】切換信号S1−S3はすべてHレベルであ
るとする。図11に示されるノードN1とノードN2と
の間の電位差をVBN1とすると、VBN1は、Nチャ
ネルMOSトランジスタ81および82の合成抵抗をR
1、ノードN1とノードN2との間の合成抵抗をR2と
したとき、近似的に、VBN1=(Vcc−VB)×R
2/(R1+R2)で表される。このとき、ノードN1
の電位VN1は、VN1=VB+VBN1となる。ま
た、PチャネルMOSトランジスタ130がノードN3
を電源電圧レベルVccに引き抜く力の方がNチャネル
MOSトランジスタ131がノードN3を接地レベルG
NDに引き抜く力よりも強くなるときのノードN1の電
位をVBN1ref、このときのノードN2の電位を検
出レベルVBrefとすると、VBN1ref=VBr
ef+VBN1となる。
【0086】(1)チャージポンプ回路150からの出
力電圧VBが検出レベルVBrefよりも高いとき、す
なわち、ノードN1の電位VN1がVN1refよりも
大きいときは、NチャネルMOSトランジスタ131が
ノードN3を接地レベルGNDに引き抜く力の方がPチ
ャネルMOSトランジスタ130がノードN3を電源電
圧レベルVccに引き抜く力よりも強いため、ノードN
3の電位は接地レベルGNDとなる。この結果、Pチャ
ネルMOSトランジスタ133はオン、NMOSトラン
ジスタ134はオフになり、Hレベルのチャージポンプ
活性化信号CPが検出回路80から出力される。このチ
ャージポンプ活性化信号CPを受けてチャージポンプ回
路150が活性化され、チャージポンプ回路150から
の出力電圧VBは徐々に低下する。これに伴って、ノー
ドN1の電位VN1も低下する。
【0087】(2)チャージポンプ回路150の動作に
よってチャージポンプ回路150からの出力電圧VBが
検出レベルVBref以下となったとき、すなわち、ノ
ードN1の電位VN1がVN1ref以下となったとき
は、PチャネルMOSトランジスタ130がノードN3
を電源電圧レベルVccに引き抜く力の方がNチャネル
MOSトランジスタ131がノードN3を接地レベルG
NDに引き抜く力よりも強いため、ノードN3の電位は
電源電圧レベルVccとなる。この結果、PチャネルM
OSトランジスタ133はオフ、NチャネルMOSトラ
ンジスタ134はオンになり、Lレベルのチャージポン
プ活性化信号CPが検出回路80から出力される。この
チャージポンプ活性化信号CPを受けるとチャージポン
プ回路150は動作を停止する。チャージポンプ回路1
50が動作を停止してからしばらくすると、チャージポ
ンプ回路150からの出力電圧VBは徐々に上昇する。
すると、再びチャージポンプ回路150が活性化され、
以下、上記(1)、(2)の動作が繰返され、チャージ
ポンプ回路150からの出力電圧VBはVBrefに保
持される。
【0088】ここで、切換信号S1を発生する切換信号
発生回路のヒューズ141を切断すると、切換信号S1
はHレベルからLレベルとなり、NチャネルMOSトラ
ンジスタ101はオフになる。この結果、ノードN1と
ノードN2との間の合成抵抗R2は抵抗回路100が寄
与する分がなくなるため増加し、この結果、ノードN1
とノードN2との間の電位差VBN1は上昇する。この
とき、VBN1refの値は一定であるから検出レベル
VBrefは低くなる。このように、選択的に切換信号
Siを発生する切換信号発生回路のヒューズ141を切
断することにより検出レベルVBrefを所望の値に調
整することができる。
【0089】次に、以上のように構成された半導体回路
装置の動作について、図14を参照しつつ説明する。
【0090】スタンバイ状態でL(GND)レベル、ア
クティブ状態でH(Vcc)レベルの信号φactに同
期してスタンバイ状態でL(VBレベル)、アクティブ
状態でH(Vcc)レベルの制御信号φが制御信号発生
回路70からNチャネルMOSトランジスタ51のゲー
トに印加される。この結果、スタンバイ状態では、Nチ
ャネルMOSトランジスタ51はゲートにGNDレベル
の電圧が印加されたときよりも強くオフになるため、よ
り有効に出力ノードopと接地ノードGNDとの間に流
れるサブスレッショルド電流を低減できる。一方、アク
ティブ状態では、NチャネルMOSトランジスタ51は
オンになるため、インバータ50は通常の動作をする。
【0091】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、VB調整回路を設けたため、制御信号φのLレベル
の電位VBを所望の値に調整することができ、また、そ
のVBの値を一定に保持することができる。したがっ
て、トランジスタのしきい値の製造時におけるばらつき
に応じてサブスレッショルド電流を低減するのに最適な
値に制御信号φのLレベルの電位VBを設定することが
できる。
【0092】なお、ここでは本発明をインバータ50に
適用した例を説明したが、スタンバイ状態でLレベルの
入力信号を受ける論理回路、たとえばNAND回路やN
OR回路にも本発明を適用できる。
【0093】[実施の形態6]図15は、この発明の実
施の形態6による半導体回路装置の構成を示すブロック
図である。図15を参照して、この半導体回路装置は、
PチャネルMOSトランジスタ171およびNチャネル
MOSトランジスタ172とで構成され、スタンバイ状
態でHレベルの入力信号を受けるインバータ170と、
PチャネルMOSトランジスタ173と、制御信号発生
回路180と、VP調整回路190とを備える。Pチャ
ネルMOSトランジスタ173は、PチャネルMOSト
ランジスタ171と電源ノードVccとの間に接続さ
れ、制御信号発生回路180からの制御信号/φに応答
してオン/オフする。VP調整回路190は、制御信号
/φのHレベルの電位VPを調整する。
【0094】図16は、図15に示される制御信号発生
回路180の構成を示す回路図である。図16を参照し
て、制御信号発生回路180は、インバータ181と、
PチャネルMOSトランジスタ182および183と、
NチャネルMOSトランジスタ184および185とを
備える。インバータ181は、活性化信号/φactを
受けてその反転信号φactを出力する。PチャネルM
OSトランジスタ182は、Vp調整回路190からの
出力ノードVpとNチャネルMOSトランジスタ184
との間に接続され、PチャネルMOSトランジスタ18
3とNチャネルMOSトランジスタ185との相互接続
ノードの電位をゲートに受ける。PチャネルMOSトラ
ンジスタ183は、Vp調整回路190からの出力ノー
ドVpとNチャネルMOSトランジスタ185との間に
接続され、PチャネルMOSトランジスタ182とNチ
ャネルMOSトランジスタ184との相互接続ノードの
電位をゲートに受ける。NチャネルMOSトランジスタ
184は、PチャネルMOSトランジスタ182と接地
ノードGNDとの間に接続され、活性化信号/φact
に応答してオン/オフする。NチャネルMOSトランジ
スタ185は、PチャネルMOSトランジスタ183と
接地ノードGNDとの間に接続され、活性化信号/φa
ctの反転信号φactに応答してオン/オフする。
【0095】次に、以上のように構成された制御信号発
生回路180の動作について説明する。
【0096】活性化信号/φactがLレベルのとき、
NチャネルMOSトランジスタ184はオフになり、N
チャネルMOSトランジスタ185はオンになる。Pチ
ャネルMOSトランジスタ182のゲートに接地レベル
の電位GNDが与えられるため、PチャネルMOSトラ
ンジスタ182はオンになる。PチャネルMOSトラン
ジスタ183のゲートにVpレベルの電位が与えられる
ため、PチャネルMOSトランジスタ183はオフにな
る。この結果、制御信号/φはPチャネルMOSトラン
ジスタ183とNチャネルMOSトランジスタ185と
の相互接続ノードの電位GNDとなる。
【0097】活性化信号/φactがHレベルのとき、
NチャネルMOSトランジスタ184はオンになり、N
チャネルMOSトランジスタ185はオフになる。Pチ
ャネルMOSトランジスタ183のゲートに接地レベル
の電位GNDが与えられるため、PチャネルMOSトラ
ンジスタ183はオンになる。PチャネルMOSトラン
ジスタ182のゲートにVpレベルの電位が与えられる
ため、PチャネルMOSトランジスタ182はオフにな
る。この結果、制御信号/φはPチャネルMOSトラン
ジスタ183とNチャネルMOSトランジスタ185と
の相互接続ノードの電位Vpとなる。
【0098】図17は、図15に示されるVp調整回路
190の構成を示すブロック図である。図17を参照し
て、Vp調整回路190は、検出回路200と、チャー
ジポンプ回路220とを備える。検出回路200は、チ
ャージポンプ回路270の出力電圧Vpを検出レベルV
prefと比較し、出力電圧Vpが検出レベルVpre
fよりも低いときHレベルのチャージポンプ活性化信号
CPを出力し、出力電圧Vpが検出レベルVpref以
上のときLレベルのチャージポンプ活性化信号CPを出
力する。
【0099】図18は、図17に示される検出回路20
0の構成を示す回路図である。図18を参照して、この
検出回路200は、図11に示されたNチャネルMOS
トランジスタ81が接続される電源ノードVccをチャ
ージポンプ回路270からの出力電圧Vpを受けるノー
ドN4に代え、ノードN2を接地ノードGNDに代え、
NチャネルMOSトランジスタ101、111、121
のゲートに入力される切換信号Si(i=1、2、3)
を切換信号Pi(i=1、2、3)に代え、さらにイン
バータ137の出力先にインバータ201を設けたもの
である。
【0100】図19は、図18に示された切換信号Pi
(i=1、2、3)を発生する切換信号発生回路を示す
回路図である。図19を参照して、切換信号発生回路
は、抵抗211と、ヒューズ212と、インバータ21
3とを備える。抵抗211は、ヒューズ212と接地ノ
ードGNDとの間に接続される。ヒューズ212は、電
源ノードVccと抵抗211との間に接続される。イン
バータ213は、抵抗211とヒューズ212の相互接
続ノードの電位を反転して切換信号Piとして出力す
る。このように構成された切換信号発生回路は、ヒュー
ズ212が切断されていないときはLレベルの切換信号
Piを出力し、ヒューズ212が切断されたときはHレ
ベルの切換信号Piを出力する。
【0101】図20は、図17に示されたチャージポン
プ回路220の構成を示す回路図である。図20を参照
して、チャージポンプ回路220は、図13に示された
リングオシレータ151およびインバータ152−15
5を備え、さらにNMOSキャパシタ221および22
2と、NチャネルMOSトランジスタ223−225と
を含む。リングオシレータ151より発生されるパルス
信号CPoscは、インバータ152を介してNMOS
キャパシタ221へ印加され、またインバータ153−
155を介してNMOSキャパシタ222へ印加され
る。このパルス信号CPoscの印加によりチャージポ
ンプ動作が行なわれ、出力電圧Vpは徐々に上昇する。
【0102】次に、以上のように構成された検出回路2
00およびチャージポンプ回路220の動作について説
明する。
【0103】切換信号P1−P3はすべてLレベルであ
るとする。図18に示されるノードN1と接地ノードG
NDとの間の電位差をVGN1とすると、VGN1は、
NチャネルMOSトランジスタ81および82の合成抵
抗をR1、ノードN1と接地ノードGNDとの間の合成
抵抗をR2としたとき、近似的に、VGN1=Vp×R
2/(R1+R2)で表される。このとき、ノードN1
の電位VN1は、VN1=VGN1となる。また、Nチ
ャネルMOSトランジスタ131がノードN3を接地レ
ベルGNDに引き抜く力の方がPチャネルMOSトラン
ジスタ130がノードN3を電源電圧レベルVccに引
き抜く力よりも強くなるときのノードN1の電位をVG
N1ref、このときのノードN4の電位を検出レベル
Vprefとすると、VGN1ref=Vpref×R
2/(R1+R2)となる。
【0104】(1)チャージポンプ回路220からの出
力電圧Vpが検出レベルVprefよりも低いとき、す
なわち、ノードN1の電位VN1がVN1refよりも
低いときは、PチャネルMOSトランジスタ130がノ
ードN3を電源電位Vccに引き抜く力の方がNチャネ
ルMOSトランジスタ131がノードN3を接地レベル
GNDに引き抜く力よりも強いため、ノードN3の電位
は電源電位Vccとなる。この結果、PチャネルMOS
トランジスタ133はオフ、NチャネルMOSトランジ
スタ134はオンになり、Hレベルのチャージポンプ活
性化信号CPが検出回路200から出力される。このチ
ャージポンプ活性化信号CPを受けてチャージポンプ回
路220が活性化され、チャージポンプ回路220から
の出力電圧Vpは徐々に上昇する。これに伴って、ノー
ドN1の電位VN1も上昇する。
【0105】(2)チャージポンプ回路220の動作に
よってチャージポンプ回路220からの出力電圧Vpが
検出レベルVpref以上となったとき、すなわち、ノ
ードN1の電位VN1がVGN1ref以上になったと
きは、NチャネルMOSトランジスタ131がノードN
3を接地電位レベルGNDに引き抜く力の方がPチャネ
ルMOSトランジスタ130がノードN3を電源電位レ
ベルVccに引き抜く力よりも強いため、ノードN3の
電位は接地電位レベルGNDとなる。この結果、Pチャ
ネルMOSトランジスタ133はオン、NチャネルMO
Sトランジスタ134はオフになり、Lレベルのチャー
ジポンプ活性化信号CPが検出回路200から出力され
る。このチャージポンプ活性化信号CPを受けるとチャ
ージポンプ回路220は動作を停止する。チャージポン
プ回路220が動作を停止してからしばらくすると、チ
ャージポンプ回路220からの出力電圧Vpは徐々に低
下する。すると、再びチャージポンプ回路220が活性
化され、以下、上記(1)、(2)の動作が繰返され、
チャージポンプ回路220からの出力電圧VpはVpr
efに保持される。
【0106】ここで、切換信号P1を発生する切換信号
発生回路のヒューズ141を切断すると、切換信号P1
はLレベルからHレベルとなり、NチャネルMOSトラ
ンジスタ101はオンになる。この結果、ノードN1と
接地ノードGNDとの間の合成抵抗R2は抵抗回路10
0が新たに寄与するため減少し、これに伴いR2/(R
1+R2)の値も減少する。このとき、VGN1ref
の値は一定であるから検出レベルVprefは高くな
る。このように、選択的に切換信号Piを発生する切換
信号発生回路のヒューズ212を切断することにより検
出レベルVprefを所望の値に調整することができ
る。
【0107】次に以上のように構成された半導体回路装
置の動作について、図21を参照しつつ説明する。
【0108】スタンバイ状態でH(Vcc)レベル、ア
クティブ状態でLレベルの信号/φactに同期してス
タンバイ状態でH(Vpレベル)、アクティブ状態でL
レベルの制御信号/φが制御信号発生回路180からP
チャネルMOSトランジスタ173のゲートに印加され
る。この結果、スタンバイ状態では、PチャネルMOS
トランジスタ173はゲートにVccレベルの電圧が印
加されたときよりも強くオフになるため、より有効に電
源ノードVccと出力ノードopとの間に流れるサブス
レッショルド電流を低減できる。一方、アクティブ状態
では、PチャネルMOSトランジスタ173はオンにな
るため、インバータ170は通常の動作をする。
【0109】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、Vp調整回路を設けたため、制御信号/φのHレベ
ルの電位Vpを所望の値に調整することができ、また、
そのVpの値を一定に保持することができる。したがっ
て、トランジスタのしきい値の製造時におけるばらつき
に応じてサブスレッショルド電流を低減するのに最適な
値に制御信号/φのHレベルの電位Vpを設定すること
ができる。
【0110】なお、ここでは本発明をインバータ170
に適用した例を説明したが、スタンバイ状態でHレベル
の入力信号を受ける論理回路、たとえばNAND回路や
NOR回路にも本発明を適用できる。
【0111】[実施の形態7]図22は、この発明の実
施の形態7による半導体回路装置の構成を示すブロック
図である。図22を参照して、この半導体回路装置は、
電源電圧Vcc1を受けるメイン電源線MVccと、サ
ブ電源線subVccと、Vcc2調整回路400と、
接地電圧GND1を受けるメイン接地線MGNDと、サ
ブ接地線subGNDと、GND2調整回路410と、
インバータ回路420−422とを備える。Vcc2調
整回路400は、メイン電源線MVccとサブ電源線s
ubVccとの間に接続され、アクティブ状態で電源電
圧Vcc1をサブ電源線subVccに供給し、スタン
バイ状態で電源電圧Vcc1よりも低い電圧Vcc2を
サブ電源線subVccに供給しかつ電圧Vcc2を所
望のレベルに調整する。GND2調整回路410は、メ
イン接地線MGNDとサブ接地線subGNDとの間に
接続され、アクティブ状態で接地電圧GND1をサブ電
源線subVccに供給し、スタンバイ状態で接地電圧
GND1よりも高い電圧GND2をサブ電源線subV
ccに供給しかつ電圧GND2を所望のレベルに調整す
る。インバータ回路420および422は、メイン電源
線MVccとサブ接地線subGNDとの間に接続さ
れ、スタンバイ状態でLレベルの入力信号を受ける。イ
ンバータ回路421は、サブ電源線subVccとメイ
ン接地線MGNDとの間に接続され、スタンバイ状態で
Hレベルの入力信号を受ける。なお、インバータ回路4
20−422は、図8に示されるインバータ50と同様
の構成である。
【0112】次に、以上のように構成された回路の動作
について説明する。アクティブ状態では、サブ電源線s
ubVccにはVcc2調整回路400により電源電圧
Vcc1が供給され、サブ接地線subGNDにはGN
D2調整回路410により接地電圧GND1が供給され
る。したがって、インバータ回路420−422は通常
通り動作する。
【0113】スタンバイ状態では、Vcc2調整回路4
00によってサブ電源線subVccの電圧は電源電圧
Vcc1よりも低い電圧Vcc2に、GND2調整回路
410によってサブ接地線subGNDの電圧は接地電
圧GND1よりも高い電圧GND2になる。これにより
インバータ回路420および422内のNチャネルMO
Sトランジスタのソース電圧はGND1からGND2に
上昇し、インバータ回路421内のPチャネルMOSト
ランジスタのソース電圧はVcc1からVcc2に下降
する。このときのサブ電源線subVccの電圧Vcc
2およびサブ接地線subGNDの電圧GND2のレベ
ルは、それぞれVcc2調整回路400およびGND2
調整回路410により所望の値に調整される。
【0114】この結果、インバータ421の出力ノード
とサブ電源線snbVccとの間、およびインバータ4
20、422の出力ノードとサブ接地線subGNDと
の間に流れるサブスレッショルド電流がより有効に低減
される。
【0115】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、Vcc2調整回路400と、GND2調整回路41
0とを設けたため、スタンバイ状態でのサブ電源線su
bVccおよびサブ接地線subGNDの電圧を所望の
レベルに調整できる。したがって、状況に応じてサブ電
源線subVccの電圧Vcc2およびサブ接地線su
bGNDの電圧GND2を最適なレベルに調整し、これ
によりサブスレッショルド電流をさらに有効に低減する
ことができる。
【0116】[実施の形態8]図23は、この発明の実
施の形態8による半導体回路装置の構成を示すブロック
図である。図23を参照して、この半導体回路装置は、
メイン電源線MVccと、サブ電源線subVccと、
PチャネルMOSトランジスタ230と、メイン接地線
MGNDと、サブ接地線subGNDと、NチャネルM
OSトランジスタ231と、インバータ回路232−2
35とを備える。PチャネルMOSトランジスタ230
は、メイン電源線MVccとサブ電源線subVccと
の間に接続され、制御信号φの反転信号/φに応答して
オン/オフする。NチャネルMOSトランジスタ231
は、メイン接地線MGNDとサブ接地線subGNDと
の間に接続され、制御信号φに応答してオン/オフす
る。インバータ回路232および234は、メイン電源
線MVccとサブ接地線subGNDとの間に接続さ
れ、スタンバイ状態でLレベルの入力信号を受ける。イ
ンバータ回路233および235は、サブ電源線sub
Vccとメイン接地線MGNDとの間に接続され、スタ
ンバイ状態でHレベルの入力信号を受ける。
【0117】図24は、図23に示された制御信号φお
よび/φを発生する制御信号発生回路の構成を示すブロ
ック図である。図24を参照して、この制御信号発生回
路は、パワーオンリセット回路240と、排他的NOR
回路260と、インバータ261および262とを備え
る。
【0118】パワーオンリセット回路240は、電源ノ
ードVccと接地ノードGNDとの間に直列に接続され
たPチャネルMOSトランジスタ241およびNMOS
キャパシタ242と、電源ノードVccとPチャネルM
OSトランジスタ241およびNMOSキャパシタ24
2の相互接続ノードとの間に直列に接続されたPチャネ
ルMOSトランジスタ243および244と、電源ノー
ドVccと接地ノードGNDとの間に直列に接続され、
PチャネルMOSトランジスタ241とNMOSキャパ
シタ242の相互接続ノードの電位をゲートに受けるP
チャネルMOSトランジスタ245および246ならび
にNチャネルMOSトランジスタ247および248
と、電源ノードVccとPチャネルMOSトランジスタ
246およびNチャネルMOSトランジスタ247の相
互接続ノードとの間に接続されたPMOSキャパシタ2
49と、PチャネルMOSトランジスタ246とNチャ
ネルMOSトランジスタ247の相互接続ノードの電位
を入力に受けるインバータ250と、インバータ250
の出力を反転しパワーオンリセット信号pupとして出
力するインバータ251とを含む。このパワーオンリセ
ット回路240は、電源電圧Vccが立ち上がったとき
にパワーオンリセット信号pupを所定時間Hレベルに
立ち上げる。
【0119】排他的NOR回路260は、パワーオンリ
セット信号pupとクロック信号CLKを入力に受け
る。インバータ261は、排他的NOR回路260から
の出力を反転して制御信号φとして出力する。インバー
タ262は、インバータ261からの出力(制御信号
φ)を反転して制御信号/φとして出力する。
【0120】次に、以上のように構成された回路の動作
について図25を参照しつつ説明する。
【0121】電源投入時、すなわち、電源電圧Vccが
徐々に立上がると、パワーオンリセット回路240によ
ってパワーオンリセット信号pupが一瞬Hレベルに立
上がる。これに応答して制御信号φは一瞬Hレベルに立
上がり、制御信号/φは一瞬立下がる。この制御信号φ
がHレベルになっている間、つまり制御信号/φがLレ
ベルになっている間、PチャネルMOSトランジスタ2
30およびNチャネルMOSトランジスタ231はオン
になり、サブ電源線subVccおよびサブ接地線su
bGNDはそれぞれ電源電位レベルVccおよび接地レ
ベルGNDに充電される。その後パワーオンリセット信
号pupがLレベルに立下がると、制御信号φはLレベ
ルに立下がり、制御信号/φはHレベルに立上がるた
め、PチャネルMOSトランジスタ230およびNチャ
ネルMOSトランジスタ231はオフになる。
【0122】次に、スタンバイ状態のときについて説明
する。このとき、制御信号φはLレベル、制御信号/φ
はHレベルであるため、PチャネルMOSトランジスタ
230およびNチャネルMOSトランジスタ231はオ
フになる。
【0123】インバータ232および234は、Lレベ
ルの入力信号を受けるため、各々の出力ノードとサブ接
地線との間に流れるサブスレッショルド電流はNチャネ
ルMOSトランジスタ231により低減される。また、
インバータ233および235は、Hレベルの入力信号
を受けるため、サブ電源線subVccと各々の出力ノ
ードとの間に流れるサブスレッショルド電流はPチャネ
ルMOSトランジスタ230により低減される。
【0124】次に、スタンバイ状態からアクティブ状態
になったときについて説明する。クロック信号CLKが
LレベルからHレベルに立上がると、インバータ232
−235はスタンバイ状態からアクティブ状態に移行す
る。このとき、制御信号φはLレベルからHレベルにな
り、制御信号/φはHレベルからLレベルになる。この
制御信号を受けてPチャネルMOSトランジスタ230
およびNチャネルMOSトランジスタ231はオフから
オンになる。サブ電源線subVccおよびサブ接地線
subGNDはそれぞれ電源電位レベルVccおよび接
地レベルGNDに既に十分充電されているので、インバ
ータ232−235は直ちに動作する。さらに、CLK
がHレベルからLレベルに立下がると、インバータ23
2−235はアクティブ状態からスタンバイ状態にな
る。
【0125】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、電源投入時にPチャネルMOSトランジスタ230
およびNチャネルMOSトランジスタ231はオンにな
り、サブ電源線subVccおよびサブ接地線subG
NDはそれぞれ電源電位レベルVccおよび接地レベル
GNDに充電されるため、電源投入直後であってもイン
バータ232−235は正常に動作する。さらに、スタ
ンバイ状態からアクティブ状態になるときにも同様にサ
ブ電源線subVccおよびサブ接地線subGNDは
それぞれ電源電位レベルVccおよび接地レベルGND
に充電されるため、インバータ232−235は正常に
動作する。
【0126】なお、ここでは本発明をインバータ232
−235に適用した例を説明したが、スタンバイ状態で
LまたはHレベルの入力信号を受ける論理回路、たとえ
ばNAND回路やNOR回路にも本発明を適用できる。
【0127】[実施の形態9]上記実施の形態1から8
は、スタンバイ状態で入力信号がLレベルまたはHレベ
ルのいずれにも定まらない論理回路には適用できない。
この実施の形態9は、この問題を解決することを目的と
する。
【0128】図26は、この発明の実施の形態9による
論理回路の構成を示すブロック図である。図26を参照
して、この論理回路は、インバータ271および272
を含むラッチ回路270と、論理制御回路280とを備
える。論理制御回路280は、NAND回路281と、
インバータ282とを含む。ラッチ回路270は、イン
バータ271および272を含み、入力信号INのレベ
ルを保持する。NAND回路281は、ラッチ回路27
0からの出力と、スタンバイ状態でLレベルになりアク
ティブ状態でHレベルになる制御信号φとを入力に受け
る。インバータ282は、ラッチ回路270からの出力
を反転する。
【0129】次に、以上のように構成された論理回路の
動作について説明する。スタンバイ状態のとき、NAN
D回路281は一方の入力端子にLレベルの制御信号φ
を受ける。したがって、NAND回路281は、もう一
方の入力端子に入力されるラッチ回路270からの出力
にかかわらず常にHレベルの信号を出力する。この結
果、論理制御回路280からはLレベルの信号が出力さ
れる。
【0130】一方、アクティブ状態のとき、NAND回
路281は一方の入力端子にHレベルの制御信号φを受
ける。したがって、NAND回路281は、もう一方の
入力端子に入力されるラッチ回路270からの出力を反
転して出力する。この結果、論理制御回路280からは
ラッチ回路270からの出力信号がそのまま出力され
る。
【0131】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、スタンバイ状態でラッチ回路270がラッチしてい
る信号のレベルにかかわらず常にLレベルの信号が出力
され、アクティブ状態ではラッチされた信号がそのまま
出力される。したがって、実施の形態1から8において
スタンバイ状態でLレベルの入力信号を受ける論理回路
と同様の効果を得ることができる。
【0132】また、NAND回路281、インバータ2
82に代えてOR回路を設けて、スタンバイ状態でHレ
ベルになりアクティブ状態でLレベルになる制御信号を
OR回路に入力すると、スタンバイ状態でラッチされた
信号のレベルにかかわらず常にHレベルの信号が出力さ
れ、アクティブ状態では入力信号INがそのまま出力さ
れる。これにより、実施の形態1から8においてスタン
バイ状態でHレベルの入力信号を受ける論理回路と同様
の効果を得ることができる。
【0133】[実施の形態10]図27は、この発明の
実施の形態10によるDRAMの全体構成を示すブロッ
ク図である。図27を参照して、このDRAMは、ブロ
ック選択回路290と、ブロックBK1−BKnとを備
える。ブロック選択回路290は、行アドレス信号RA
Dに応答してブロック選択信号BA1−BAnを出力す
る。ブロックBK1−BKnの各々は、メモリセルアレ
イ10と、行デコーダ12と、ワード線ドライバ13
と、列デコーダ14とを含み、対応するブロック選択信
号BA1−BAnに応答して活性化する。
【0134】図28は、図27に示されるブロック分割
されたDRAMの構成についてワード線ドライバ13を
一例として示すブロック図である。図28を参照して、
このDRAMは、メイン電源線MVccと、制御信号発
生回路17と、ブロック選択トランジスタPSW1−P
SWnと、ブロックBK1−BKnとを備える。各ブロ
ックBKj(j=1−n)は、サブ電源線subVcc
1−subVccnに接続されたk個のワードドライバ
WDj1−WDjk(j=1−n)と、k本のワード線
WLj1−WLjk(j=1−n)とを備える。制御信
号発生回路17は、ブロック選択回路290からのブロ
ック選択信号BAiに応答して制御信号φiを発生す
る。ブロック選択トランジスタPSW1−PSWnは、
サブ電源線subVcc1−subVccnに対応して
設けられ、各々が対応するサブ電源線subVcc1−
subVccnとメイン電源線MVccとの間に接続さ
れ、対応する制御信号φiに応答してオン/オフする。
ワード線ドライバWDj1−WDjkの各々は、Pチャ
ネルMOSトランジスタQ1およびNチャネルMOSト
ランジスタQ2を含むCMOSインバータから構成され
る。ワード線ドライバWDj1−WDjkは行デコーダ
により生成されるデコード信号Xj1−Xjkに応答し
て活性化され、ワード線WLj1−WLjkを駆動す
る。
【0135】図29は、図28に示される制御信号発生
回路17に含まれる制御信号φiを発生する回路の構成
を示す回路図である。図29を参照して、制御信号発生
回路17は、インバータ301−306、308、30
9と、NAND回路307、310、311とを備え
る。インバータ301−306は直列に接続され、イン
バータ301の入力にはクロック信号CLKが入力さ
れ、インバータ306の出力はNAND回路307の入
力の一方に接続される。NAND回路307は、インバ
ータ306からの出力とクロック信号CLKとを入力に
受ける。インバータ308は、NAND回路307から
の出力を反転する。インバータ309は、ブロック選択
信号BAiを入力に受け、その反転信号/BAiを出力
する。NAND回路310は、インバータ308からの
出力信号CLKdとインバータ309からの出力信号/
BAiとを入力に受ける。NAND回路311は、NA
ND回路310からの出力信号Sとクロック信号CLK
とを入力に受ける。インバータ311からの出力信号が
制御信号φiとなる。なお、以上のように構成されたφ
i発生回路と同様の回路が制御信号発生回路17内にn
個設けられる。
【0136】次に、以上のように構成されたφi発生回
路の動作について図30を参照しつつ説明する。
【0137】クロック信号CLKがLレベルのとき、ブ
ロック選択信号BAi(i=1−n)およびインバータ
308からの出力信号CLKdはLレベルであるため、
制御信号φi(i=1−n)はHレベルとなる。このと
き、DRAMはスタンバイ状態となる。
【0138】クロック信号CLKがLレベルからHレベ
ルに立上がると、制御信号φi(i=1−n)はLレベ
ルとなり、DRAMはスタンバイ状態となる。
【0139】その後、インバータ308からの出力信号
CLKdがLレベルからHレベルに立上がると同時に、
ブロック選択回路290によって選択されて活性化され
るべきブロックBKjに対応するブロック選択信号BA
jがHレベルに立上がる。この結果、制御信号φjはL
レベルのままとなる。
【0140】一方、ブロックBKj以外のブロックBK
iに対応するブロック選択信号BAiはLレベルのまま
であるため、制御信号φjを除く制御信号φiはLレベ
ルからHレベルとなる。
【0141】クロック信号CLKがHレベルからLレベ
ルに立ち下がるとすべてのブロック選択信号BAiおよ
びインバータ308からの出力信号CLKdはLレベル
となるため、すべての制御信号φiはHレベルとなる。
【0142】次に、以上のように構成されたDRAMの
動作について、ブロックBKjを活性化する場合を例に
説明する。
【0143】スタンバイ状態では、制御信号発生回路1
7から発生される制御信号φi(i=1−n)はすべて
Hレベルであるため、ブロック選択トランジスタPSW
1−PSWnはすべてオフになる。この結果、各ブロッ
クBk1−BKnに含まれるライトドライバWDi1−
WDik(i=1−n)を通じて流れるサブスレッショ
ルド電流が低減される。
【0144】スタンバイ状態からアクティブ状態に移行
するとき、制御信号φi(i=1−n)はすべてHレベ
ルからLレベルになるため、すべてのブロック選択トラ
ンジスタPSW1−PSWnはオンになる。この結果、
全てのサブ電源線subVccはメイン電源線と接続さ
れ、電源電位Vccに充電される。
【0145】次に、ブロック選択回路290によって活
性化されるべきブロックBKjに対応するブロックアド
レス信号BAjがHレベルに立上がり、制御信号φj以
外の制御信号φiがLレベルからHレベルになる。この
とき、制御信号φjはLレベルのままであるため、ブロ
ック選択トランジスタPSWjはオン状態を保ってい
る。このスタンバイ状態からアクティブ状態に移行した
ときからブロックアドレス信号BAjがHレベルに立上
がるまでの間に、サブ電源線subVccjは電源電位
Vccに十分充電されているため、ブロックBKjが選
択されてからワード線ドライバが動作するまでのアクセ
スタイムのロスが少なくなる。一方、制御信号φjを受
けるブロック選択トランジスタPSWj以外のブロック
選択トランジスタPSW1−PSWnはオフになる。し
たがって、ブロック選択回路290によって選択されて
いないブロックBKiに含まれるワードドライバWDi
1−WDikを通じて流れるサブスレッショルド電流が
低減される。
【0146】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、ブロック選択トランジスタPSW1−PSWnを各
ブロックBK1−BKnに対応して設け、DRAMがス
タンバイ状態からアクティブ状態に移行したときすべて
のブロック選択トランジスタPSW1−PSWnをオン
にし、その後あるブロックBkjが選択されると、その
選択されたブロックBKj以外のすべてのブロックBK
iに対応するブロック選択トランジスタPSWiをオフ
にするため、サブ電源線subVccjが電源電位Vc
cに十分充電された状態で、ブロックBKjが活性化さ
れる。したがって、ブロックBKjが選択されてからワ
ード線ドライバが動作するまでのアクセスタイムのロス
が少なくなる。
【0147】なお、ここでは、クロック信号CLKがL
レベルからHレベルに立上がるときにすべての制御信号
φi(i=1−n)がHレベルからLレベルに立ち下が
るようにしたが、これに代えて、クロック信号CLKが
LレベルからHレベルに立上がるときに、選択されたブ
ロックBKjに対応する制御信号φjを含んだm個(m
<n)の制御信号φiだけがHレベルからLレベルに立
ち下がるようにし、その後、制御信号φj以外の(m−
1)個の制御信号φiだけがLレベルからHレベルに立
上がるようにすることもできる。この場合にも上記と同
様の効果が得られる。
【0148】また、ここでは、各ブロックBKiに含ま
れる論理回路の例としてワードドライバ13について説
明したが、これに代えて列デコーダ内の論理回路を用い
ることもできる。
【0149】[実施の形態11]この実施の形態11
は、実施の形態10における概念を2次元的にブロック
分割されたDRAMに適用したものである。
【0150】図31は、2次元的にブロック分割された
DRAMの構成について示すブロック図である。図31
を参照して、このDRAMは、メイン電源線MVcc
と、制御信号発生回路17と、ブロック選択トランジス
タPSWix(i=1−n)、PSWij(i=1−
n、j=1−k)と、ブロックBKij(i=1−n、
j=1−k)とを備える。ブロック選択トランジスタP
SWix(i=1−n)の各々は、メイン電源線MVc
cと対応するサブ電源線subVcci(i=1−n)
との間に接続され、対応する制御信号φix(i=1−
n)に応答してオン/オフする。ブロックBKij(i
=1−n、j=1−k)の各々は、図28に示されるの
と同様のワード線ドライバWDij(i=1−n、j=
1−k)を含む。ブロック選択トランジスタPSWij
(i=1−n、j=1−k)は、対応するサブ電源線s
ubVccix(i=1−n)と対応するブロックBK
ij(i=1−n、j=1−k)に含まれるワード線ド
ライバWDij(i=1−n、j=1−k)との間に接
続され、対応する制御信号φjy(j=1−k)に応答
してオン/オフする。制御信号発生回路17は、ブロッ
ク選択回路290からのブロック選択信号BAix(i
=1−n)に応答して制御信号φix(i=1−n)
を、ブロック選択信号BAjy(j=1−k)に応答し
て制御信号φjy(j=1−k)を発生する。
【0151】図32は、図31に示される制御信号発生
回路17に含まれるφix(i=1−n)およびφjy
(j=1−k)を発生する回路の構成を示す回路図であ
る。この回路は、図29に示されるインバータ309に
入力されるブロック選択信号BAi(i=1−n)をB
Aix(i=1−n)またはBAjy(j=1−k)に
代えたものであり、インバータ309にブロック選択信
号BAix(i=1−n)が入力されたときは制御信号
φix(i=1−n)を出力し、インバータ309にブ
ロック選択信号BAjy(j=1−k)が入力されたと
きは制御信号φiy(j=1−k)を出力する。
【0152】次に、このφix(i=1−n)およびφ
jy(j=1−k)を発生する回路の動作について図3
3を参照しつつ説明する。
【0153】クロック信号CLKがLレベルのとき、制
御信号φix(i=1−n)およびφjy(j=1−
k)はすべてHレベルとなり、またこのときDRAMは
スタンバイ状態となる。
【0154】クロック信号CLKがLレベルからHレベ
ルに立上がると、制御信号φix(i=1−n)および
φjy(j=1−k)はすべてLレベルとなり、またこ
のときDRAMはスタンバイ状態となる。
【0155】その後、インバータ308からの出力信号
CLKdがLレベルからHレベルに立上がるのと同時
に、ブロック選択回路290によって選択されて活性化
されるべきブロックBKpqに対応するブロック選択ア
ドレス信号BApxおよびBAqyがHレベルに立上が
る。この結果、制御信号φpxおよびφqyはLレベル
のままとなる。
【0156】一方、ブロックBKpq以外のブロックB
Kijに対応するブロック選択アドレス信号BAijは
Lレベルのままであるため、φpxおよびφqyを除く
制御信号φixおよびφjyはLレベルからHレベルと
なる。
【0157】クロック信号CLKがHレベルからLレベ
ルに立ち下がるとすべてのブロック選択アドレス信号B
Aijおよびインバータ308からの出力信号CLKd
はLレベルとなるため、すべての制御信号φixおよび
φjyはHレベルとなる。
【0158】次に、以上のように構成されたDRAMの
動作について、ブロックBKpqを活性化する場合を例
に説明する。
【0159】スタンバイ状態では、制御信号発生回路1
7から発生される制御信号φix(i=1−n)および
φjy(j=1−k)はすべてHレベルであるため、ブ
ロック選択トランジスタPSWix(i=1−n)、P
SWij(i=1−n、j=1−k)はオフになる。
【0160】スタンバイ状態からアクティブ状態に移行
するとき、すべてのブロック選択トランジスタPSWi
x(i=1−n)、PSWij(i=1−n、j=1−
k)はオンになる。この結果、全てのサブ電源線sub
Vcci(i=1−n)はメイン電源線と接続され、電
源電位Vccに充電される。
【0161】次に、ブロック選択回路290によって活
性化されるべきブロックBKpqに対応するブロックア
ドレス信号BApxおよびBAqyがHレベルに立上が
り、制御信号φpxおよびφqy以外の制御信号φix
およびφjyがLレベルからHレベルになる。このと
き、ブロック選択トランジスタPSWpxおよびPSW
pqはオン状態を保っている。このスタンバイ状態から
アクティブ状態に移行したときからブロックアドレス信
号BApxおよびBAqyがHレベルに立上がるまでの
間に、サブ電源線subVccpは電源電位Vccに十
分充電されているため、ブロックBKpqが選択されて
からワード線ドライバが動作するまでのアクセスタイム
のロスが少なくなる。さらに、ブロック選択回路290
によって選択されていないブロックBKijに含まれる
ワードドライバWDijを通じて流れるサブスレッショ
ルド電流が低減される。
【0162】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、2次元的にブロック分割されたDRAMにおいても
実施の形態10と同様の効果を得ることができる。
【0163】[実施の形態12]実施の形態10および
11に示された回路構成においては、スタンバイ状態か
らアクティブ状態に移行したときに、活性化されるブロ
ックに対応するブロック選択トランジスタを含んだ複数
のブロック選択トランジスタの各々を一旦オンにするた
め、ブロック選択トランジスタを駆動する制御信号の負
荷が重くなり、駆動速度が減少したり、この時に大きな
ピーク電流を生じたり、ワンショット信号の発生が困難
などの問題がある。この実施の形態12は、以上のよう
な問題を解決することを目的とする。
【0164】図34は、この発明の実施の形態12によ
るブロック分割DRAMの構成を示すブロック図であ
る。このブロック分割DRAMは、メイン電源線MVc
cと、ブロックBKi(i=1−n)と、制御信号発生
回路17と、ブロック選択トランジスタLSWi、SS
Wi(i=1−n)とを備える。各ブロックBKi(i
=1−n)は、サブ電源線subVcciと、サブ電源
線subVcciに接続されたワードドライバWDi1
−WDikとを含む。制御信号発生回路17は、クロッ
ク信号CLKの反転信号を制御信号φactとして発生
するとともにブロック選択アドレス信号BAi(i=1
−n)の反転信号を制御信号φi(i=1−n)として
発生する。ブロック選択トランジスタLSWi(i=1
−n)は、ブロック選択トランジスタSSWi(i=1
−n)よりも大きい駆動能力を有し、メイン電源線MV
ccとサブ電源線subVcciとの間に接続され、制
御信号φiに応答してオン/オフする。ブロック選択ト
ランジスタSSWi(i=1−n)は、メイン電源線M
Vccとサブ電源線subVcciとの間にブロック選
択トランジスタLSWiと並列に接続され、制御信号φ
actに応答してオン/オフする。
【0165】次に、以上のように構成されたブロック分
割DRAMの動作について図35を参照しつつ説明す
る。
【0166】クロック信号CLKがLレベルのとき、ブ
ロック分割DRAMはスタンバイ状態となり、ブロック
選択アドレス信号BAi(i=1−n)はLレベル、制
御信号φactおよびφi(i=1−n)はHレベルと
なる。したがって、ブロック選択トランジスタLSW
i、SSWi(i=1−n)はオフになる。この結果、
各ブロックBki(i=1−n)に含まれるライトドラ
イバWDi1−WDik(i=1−n)を通じて流れる
サブスレッショルド電流が低減される。
【0167】クロック信号CLKがLレベルからHレベ
ルに立上がると、ブロック分割DRAMはスタンバイ状
態からアクティブ状態となり、制御信号φactはLレ
ベルとなる。この結果、ブロック選択トランジスタSS
Wi(i=1−n)はオンになり、サブ電源線subV
cci(i=1−n)はプリチャージされる。
【0168】その後、ブロック選択回路290によって
選択されて活性化されるべきブロックBKjに対応する
ブロック選択アドレス信号BAjがHレベルに立上が
り、これに応じて制御信号φjはLレベルに立ち下が
る。この結果、ブロック選択トランジスタLSWjがオ
ンになる。
【0169】クロック信号CLKがHレベルからLレベ
ルに立ち下がると制御信号φactおよびφjはLレベ
ルからHレベルとなりブロック選択トランジスタLSW
i、SSWi(i=1−n)はオフになる。
【0170】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、駆動能力の異なるブロック選択トランジスタLSW
i、SSWiを設け、アクティブ状態になったときに駆
動能力の小さいブロック選択トランジスタSSWi(i
=1−n)の各々をオンにしてサブ電源線subVcc
i(i=1−n)をプリチャージするため、制御信号φ
actの負荷が軽く、駆動速度が遅くなることはない。
また、このときに大きなピーク消費電流を生じることも
ない。また、制御信号φactはあまりパルス幅の狭い
必要がないため、簡単に発生させることができる。
【0171】なお、ここでは、クロック信号CLKがL
レベルからHレベルに立上がるときにすべてのブロック
選択トランジスタSSWi(i=1−n)をオンにした
が、これに代えて、クロック信号CLKがLレベルから
Hレベルに立上がるときに、選択されるべきブロックB
kjに対応するブロック選択トランジスタSSWjを含
んだm個(m<n)のブロック選択トランジスタSSW
iだけをオンにすることもできる。この場合にも上記と
同様の効果が得られる。
【0172】なお、ここでは、駆動能力の異なるブロッ
ク選択トランジスタLSWi、SSWiを用いたが、こ
れに代えてしきい値の異なるブロック選択トランジスタ
を用いてもよい。
【0173】[実施の形態13]上記実施の形態10に
示されたようにブロック分割されたDRAMでは、電源
投入時に一旦、全ブロックのサブ電源線をプリチャージ
する必要がある。なぜならば、アクセス開始時に十分に
プリチャージされていないサブ電源線に接続されたブロ
ックをアクセスする場合にタイムロスや、甚だしい場合
にはクロックのミスマッチなどによる誤動作が生じるか
らである。このような問題に対する対策として実施の形
態7に示されるように全ブロックに対応するブロック選
択スイッチをパワーオンパルスでオンにしてサブ電源線
をプリチャージする方法が考えられるが、これには大き
なピーク電流を生じるという問題がある。この実施の形
態13はこのような問題を解決することを目的とする。
【0174】この発明の実施の形態13におけるブロッ
ク分割DRAMは、図27と同様の全体構成を有し、か
つ図28に示される制御信号発生回路17に代えて図3
6に示される制御信号発生回路を備えたものである。
【0175】図36は、この発明の実施の形態13にお
ける制御信号発生回路の構成を示すブロック図である。
図36を参照して、この制御信号発生回路は、Sdum
my発生回路320と、NAND回路321と、φiカ
ウンタ322と、デコーダ323と、NAND回路ND
i(i=1−n)とを備える。Sdummy発生回路3
20は、電源投入後所定のダミーサイクルの間、Hレベ
ルの信号Sdummyを出力する。NAND回路321
は、クロック信号CLKとSdummy発生回路320
からの出力信号Sdummyとを入力に受ける。φiカ
ウンタ322は、ダミーサイクル中のクロック信号CL
Kのパルス数をカウントする。デコーダ323は、φi
カウンタ322のカウントに応じて信号di(i=1−
n)を出力する。NAND回路NDiは、対応するデコ
ーダ323からの信号diとクロック信号CLKを入力
に受けて制御信号φiを出力する。
【0176】次に、以上のように構成された制御信号発
生回路の動作について図37を参照しつつ説明する。
【0177】電源電圧Vccが立ち上がった後、数サイ
クルのクロック信号CLKが印加される間DRAMの内
部回路は動作しないようになっている。この期間をここ
ではダミーサイクルといい、そのサイクル数をnサイク
ルとする。
【0178】電源投入後、最初にクロック信号が立ち上
がると(1サイクル目)、Sdummy発生回路320
からの出力信号SdummyがLレベルからHレベルに
立ち上がる。以後nサイクル目のクロック信号CLKが
立ち下がるまでこの出力信号SdummyはHレベルの
ままである。この結果、NAND回路321からはHレ
ベルの信号が出力される。これを受けたφiカウンタ3
22は、カウンタの値cをインクリメントして(c=
1)、この値をデコーダ323へ出力する。デコーダ3
23は、カウンタの値cを受けて、信号dc(ここでは
d1)のみをHレベルとして出力する。この結果、NA
ND回路ND1からはLレベルの制御信号φ1が、NA
ND回路ND2−NDnからはHレベルの制御信号φ2
−φnが出力される。
【0179】以下同様に、kサイクル目のクロック信号
CLKのパルスに同期してφkのみがLレベルである制
御信号φi(i=1−n)が出力される。
【0180】次に、以上のように構成されたブロック分
割DRAMの動作について図28を参照して説明する。
電源投入後、1サイクル目のクロック信号CLKが立ち
上がるとLレベルの制御信号φ1がブロック選択トラン
ジスタPSW1に印加され、ブロック選択トランジスタ
PSW1はオンになる。ブロック選択トランジスタPS
W2―PSWnにはHレベルの制御信号φ2−φnが印
加されるためオフしたままである。この結果、サブ電源
線subVcc1がプリチャージされる。同様に、kサ
イクル目のクロック信号が立ち上がるとサブ電源線su
bVcckがプリチャージされる。このようにして、ダ
ミーサイクルの各サイクルごとにブロックBKi内のサ
ブ電源線subVcciを順次プリチャージする。
【0181】以上のように、この実施の形態13によれ
ば、電源投入直後のダミーサイクル期間の1サイクルご
とに、対応するブロック内のサブ電源線をプリチャージ
するため、制御信号φiの負荷は軽くなる。したがっ
て、大きなピーク消費電流を生じることなく、ダミーサ
イクル終了時までに全ブロックのサブ電源線がプリチャ
ージされる。
【0182】なお、ここではブロックBkの数とダミー
サイクルのサイクル数が同じ場合について説明したが、
サイクル数がブロックの数よりも少ないときは、1サイ
クルで選択されるブロックを複数にし、またサイクル数
がブロックの数よりも多いときは、ダミーサイクル期間
で複数回選択されるブロックがあるようにすることがで
きる。
【0183】[実施の形態14]この実施の形態14に
おけるブロック分割DRAMは、図36に示されるSd
ummy発生回路320に代えてSrow発生回路(図
示せず)を設けたものである。Srow発生回路は、図
38に示されるように、DRAMの行アドレス系回路の
動作が終了した後列アドレス系回路が動作するまでのロ
ーサイクル中Hレベルとなる出力信号Srowを発生す
る。
【0184】以上のように構成されたブロック分割DR
AMは、実施の形態13と同様に、ローサイクル中kサ
イクル目のクロック信号CLKのパルスに同期してφk
のみがLレベルである制御信号φi(i=1−n)が出
力され、サブ電源線subVcckがプリチャージされ
る。このようにして、ローサイクルの各サイクルごとに
ブロックBKi内のサブ電源線subVcciが順次プ
リチャージされ、ローサイクル終了時までに全ブロック
のサブ電源線がプリチャージされる。
【0185】[実施の形態15]この実施の形態15に
おけるブロック分割DRAMは、図36に示されるSd
ummy発生回路320に代えてSref発生回路(図
示せず)を設けたものである。Sref発生回路は、図
39に示されるように、DRAMのリフレッシュサイク
ル中Hレベルとなる出力信号Srefを発生する。
【0186】以上のように構成されたブロック分割DR
AMは、実施の形態13と同様に、リフレッシュサイク
ル中kサイクル目のクロック信号CLKのパルスに同期
してφkのみがLレベルである制御信号φi(i=1−
n)が出力され、サブ電源線subVcckがプリチャ
ージされる。このようにして、リフレッシュサイクルの
各サイクルごとにブロックBKi内のサブ電源線sub
Vcciが順次プリチャージされ、リフレッシュサイク
ル終了時までに全ブロックのサブ電源線がプリチャージ
される。
【0187】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0188】
【発明の効果】この発明の1つの局面に従った半導体回
路装置は、出力ノードと第1のトランジスタとの間に接
続され、アクティブ状態で第1 のトランジスタがオンに
なるとき少なくともオンになりかつスタンバイ状態でオ
フになる第3のトランジスタを設けたため、アクティブ
状態で第1のトランジスタにかかるドレイン電圧が緩和
され、ホットキャリアによる影響が抑制される。さら
に、スタンバイ状態で出力ノードと第1の電源ノードと
の間に流れるサブスレッショルド電流を低減できる。
【0189】また、第1および第3のトランジスタのう
ち少なくとも一方は、第2のトランジスタのしきい値よ
りも大きいしきい値を有するため、出力ノードと第1の
電源ノードとの間に流れるサブスレッショルド電流をさ
らに低減できる。
【0190】また、入力信号は第3のトランジスタのゲ
ートに与えられるため、第3のトランジスタのオン/オ
フを制御する手段を別個に設ける必要がない。
【0191】この発明のもう1つの局面に従った半導体
回路装置は、アクティブ状態で論理ハイレベルになりか
つスタンバイ状態で論理ローレベルよりも低いレベルの
制御信号を発生する制御信号発生手段と、制御信号の低
いレベルを所望のレベルに調整する調整手段と、出力ノ
ードと接地ノードとの間に第1のNチャネルMOSトラ
ンジスタと直列に接続され、制御信号に応答してアクテ
ィブ状態でオンになりかつスタンバイ状態でオフになる
第2のNチャネルMOSトランジスタとを設けたため、
出力ノードと接地ノードとの間に流れるサブスレッショ
ルド電流をより有効に低減できる。
【0192】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、アクティブ状態で論理ローレベルに
なりかつスタンバイ状態で論理ハイレベルよりも高いレ
ベルの制御信号を発生する制御信号発生手段と、制御信
号の高いレベルを所望のレベルに調整する調整手段と、
出力ノードと電源ノードとの間に第1のPチャネルMO
Sトランジスタと直列に接続され、制御信号に応答して
アクティブ状態でオンになりかつスタンバイ状態でオフ
になる第2のPチャネルMOSトランジスタとを設けた
ため、出力ノードと電源ノードとの間に流れるサブスレ
ッショルド電流をより有効に低減できる。
【0193】また、調整手段は、チャージポンプ回路
と、調整可能な検出レベルを有し、チャージポンプ回路
の出力電圧を検出レベルと比較し、出力電圧が検出レベ
ルに到達していないときチャージポンプ回路を活性化
し、出力電圧が検出レベルに到達しているときチャージ
ポンプ回路を非活性化する検出回路とを含むため、スタ
ンバイ状態での制御信号のレベルを所望の値に調整でき
かつその値を一定に維持することができる。
【0194】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、アクティブ状態で電源電圧をサブ電
源線に供給しかつスタンバイ状態で電源電圧よりも低い
調整可能な電圧をサブ電源線に供給する第1 の調整手段
と、アクティブ状態で接地電圧をサブ電源線に供給しか
つスタンバイ状態で接地電圧よりも高い調整可能な電圧
をサブ接地線に供給する第2 の調整手段とを設けたた
め、スタンバイ状態でのサブ電源線の電圧およびサブ接
地線の電圧が所望のレベルに調整される。この結果、サ
ブスレッショルド電流を状況に応じて有効に低減でき
る。
【0195】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、メイン電源線とサブ電源線との間に
接続され、電源投入時およびアクティブ状態でオンにな
りかつスタンバイ状態でオフになる第1のスイッチング
素子と、メイン接地線とサブ接地線との間に接続され、
電源投入時およびアクティブ状態でオンになりかつスタ
ンバイ状態でオフになる第2のスイッチング素子とを設
けたため、電源投入時、およびスタンバイ状態からアク
ティブ状態に移行直後にサブ電源線およびサブ接地線が
それぞれ電源電位および接地電位にプリチャージされ
る。
【0196】また、ラッチ回路と、アクティブ状態でラ
ッチ回路の出力信号を通過させ、スタンバイ状態でラッ
チ回路の出力信号に関係なく第1のトランジスタをオフ
にするための信号を入力信号として論理回路に供給する
論理制御手段とをさらに設けたため、スタンバイ状態で
の論理回路の入力信号のレベルを考慮する必要がない。
【0197】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、n個のブロックを選択的に活性化す
るブロック選択手段と、各々がメイン電源線と対応する
ブロックとの間に接続されたn個のスイッチング素子
と、n個のスイッチング素子のうち、ブロック選択手段
により活性化されるべきブロックに対応するスイッチン
グ素子を含むm個のスイッチング素子の各々をオンにし
た後、ブロック選択手段により活性化されるべきブロッ
ク以外のブロックに対応するスイッチング素子をオフに
する制御手段とを設けたため、ブロック選択手段により
活性化されるべきブロックが活性化されるときには、そ
のブロックのサブ電源線は十分にプリチャージされてい
る。したがって、そのブロック内の内部回路が誤動作を
起こしたりすることがない。
【0198】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、各々がメイン電源線と対応するブロ
ックとの間に接続されたn個の第1のスイッチング素子
と、ブロック選択手段により活性化されるべきブロック
に対応する第1のスイッチング素子をオンにする第1の
制御手段と、n個の第1のスイッチング素子に対応して
設けられ、各々が対応する第1のスイッチング素子と並
列に接続されたn個の第2のスイッチング素子と、ブロ
ック選択手段によるブロックの活性化前に、n個の第2
のスイッチング素子のうち、ブロック選択手段により活
性化されるべきブロックに対応する第2のスイッチング
素子を含むm個の第2のスイッチング素子の各々をオン
にする第2の制御手段とを設けたため、ブロック選択手
段により活性化されるべきブロックが活性化されるとき
には、そのブロックのサブ電源線は十分にプリチャージ
されている。したがって、そのブロック内の内部回路が
誤動作を起こしたりすることがない。
【0199】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体回路装置は、ブロック選択手段によるブロックの
活性化前に、複数のスイッチング素子を順次オンにする
制御手段を設けたため、一度に全ブロックのサブ電源線
をプリチャージする場合に生じるピーク電流を生じるこ
となく、すべてのブロックのサブ電源線をプリチャージ
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるDRAMの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示されるDRAM中スタンバイ状態で
Lレベルの入力信号を受けるインバータの構成を示す回
路図である。
【図3】 図2に示されるインバータの動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】 図1に示されるDRAM中に含まれるスタン
バイ状態でHレベルの入力信号を受けるインバータの構
成を示す回路図である。
【図5】 図4に示されるインバータの動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2によるインバータの
構成を示す回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるN−Nバッフ
ァの構成を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による半導体回路装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】 図8に示される制御信号発生回路の構成を示
す回路図である。
【図10】 図8に示されるVB調整回路の構成を示す
ブロック図である。
【図11】 図10に示される検出回路の構成を示す回
路図である。
【図12】 図11に示される切換信号Siを発生する
切換信号発生回路の構成を示す回路図である。
【図13】 図10に示されるチャージポンプ回路の構
成を示す回路図である。
【図14】 この発明の実施の形態5による半導体回路
装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図15】 この発明の実施の形態6による半導体回路
装置の構成を示すブロック図である。
【図16】 図15に示される制御信号発生回路の構成
を示す回路図である。
【図17】 図15に示されるVp調整回路の構成を示
すブロック図である。
【図18】 図17に示される検出回路の構成を示す回
路図である。
【図19】 図18に示される切換信号Piを発生する
切換信号発生回路を示す回路図である。
【図20】 図17に示されるチャージポンプ回路の構
成を示す回路図である。
【図21】 この発明の実施の形態6による半導体回路
装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図22】 この発明の実施の形態7による半導体回路
装置の構成を示すブロック図である。
【図23】 この発明の実施の形態8による半導体回路
装置の構成を示すブロック図である。
【図24】 図23に示される制御信号を発生する制御
信号発生回路の構成を示すブロック図である。
【図25】 この発明の実施の形態8による論理回路の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図26】 この発明の実施の形態9による論理回路の
構成を示すブロック図である。
【図27】 この発明の実施の形態10によるDRAM
の全体構成を示すブロック図である。
【図28】 図27に示されるブロック分割されたDR
AMの構成についてワードドライバを一例として示すブ
ロック図である。
【図29】 図28に示される制御信号発生回路に含ま
れるφi発生回路の構成を示す回路図である。
【図30】 図29に示されるφi発生回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図31】 2次元的にブロック分割されたDRAMの
構成について示すブロック図である。
【図32】 図31に示される制御信号発生回路に含ま
れるφix(i=1−n)およびφjy(j=1−k)
を発生する回路の構成を示す回路図である。
【図33】 図31に示されるφix(i=1−n)お
よびφjy(j=1−k)を発生する回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図34】 この発明の実施の形態12によるブロック
分割DRAMの構成を示すブロック図である。
【図35】 図34に示されるブロック分割DRAMの
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図36】 この発明の実施の形態13における制御信
号発生回路の構成を示すブロック図である。
【図37】 この発明の実施の形態13におけるブロッ
ク分割DRAMの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図38】 この発明の実施の形態14におけるブロッ
ク分割DRAMの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図39】 この発明の実施の形態15におけるブロッ
ク分割DRAMの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図40】 NOEMIの一例を示す回路図である。
【図41】 従来のサブスレッショルド電流低減回路の
構成の一例を示す回路図である。
【図42】 従来の階層電源構成の論理回路の構成を示
すブロック図である。
【図43】 従来のブロック分割論理回路の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
17,60,180 制御信号発生回路、20,30,
32,171,173,230 PチャネルMOSトラ
ンジスタ、21,22,31,40,41,51,17
2,231 NチャネルMOSトランジスタ、50,1
70,232−235,420−422 インバータ、
70 VB調整回路、80,200 検出回路、15
0,220 チャージポンプ回路、190 Vp調整回
路、270ラッチ回路、280 論理制御回路、290
ブロック選択回路、400 Vcc2調整回路、41
0 GND2調整回路、BK1−BKn ブロック、P
SW1−PSWn,LSW1−LSWn,SSW1−S
SWn ブロック選択トランジスタ、Vcc,Vcc1
電源ノード、GND,GND1 接地ノード、OUT
出力ノード、MVcc メイン電源線、subVc
c,subVcc1−subVccn サブ電源線、M
GND メイン電源線、subGND サブ接地線、
φ,/φ,φ1−φn 制御信号。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクティブ状態およびスタンバイ状態を
    有する半導体回路装置であって、 出力ノードと、 前記出力ノードと第1の電源ノードとの間に接続され、
    前記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフに
    なりかつ前記スタンバイ状態でオフになる第1のトラン
    ジスタと、 前記出力ノードと第2の電源ノードとの間に接続され、
    前記アクティブ状態で前記入力信号に応答して前記第1
    のトランジスタと相補的にオン/オフになる第2のトラ
    ンジスタと、 前記出力ノードと前記第1のトランジスタとの間に接続
    され、前記アクティブ状態で前記第1 のトランジスタが
    オンになるとき少なくともオンになりかつ前記スタンバ
    イ状態でオフになる第3のトランジスタとを含む論理回
    路を備える、半導体回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第3のトランジスタのう
    ち少なくとも一方は、前記第2のトランジスタのしきい
    値よりも大きいしきい値を有する、請求項1に記載の半
    導体回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電源ノードは接地電圧を受
    け、前記第2の電源ノードは前記接地電圧よりも高い電
    源電圧を受け、 前記第1および第3のトランジスタはNチャネルMOS
    トランジスタであり、前記第2のトランジスタはPチャ
    ネルMOSトランジスタであり、 前記入力信号は前記スタンバイ状態で論理ローレベルで
    ある、請求項1に記載の半導体回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の電源ノードは接地電圧を受
    け、前記第1の電源ノードは前記接地電圧よりも高い電
    源電圧を受け、 前記第1および第3のトランジスタはPチャネルMOS
    トランジスタであり、前記第2のトランジスタはNチャ
    ネルMOSトランジスタであり、 前記入力信号は前記スタンバイ状態で論理ハイレベルで
    ある、請求項1に記載の半導体回路装置。
  5. 【請求項5】 前記入力信号は前記第3のトランジスタ
    のゲートに与えられる、請求項1に記載の半導体回路装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の電源ノードは接地電圧を受
    け、前記第1の電源ノードは前記接地電圧よりも高い電
    源電圧を受け、前記第1から第3のトランジスタはNチ
    ャネルMOSトランジスタであり、 前記入力信号は前記スタンバイ状態で論理ローレベルで
    ある、請求項1に記載の半導体回路装置。
  7. 【請求項7】 アクティブ状態およびスタンバイ状態を
    有する半導体回路装置であって、 前記アクティブ状態で論理ハイレベルになりかつ前記ス
    タンバイ状態で論理ローレベルよりも低いレベルになる
    制御信号を発生する制御信号発生手段と、 前記制御信号の低いレベルを所望のレベルに調整する調
    整手段と、 論理回路とを備え、前記論理回路は、 出力ノードと、 前記出力ノードと接地ノードとの間に接続され、前記ア
    クティブ状態で入力信号に応答してオン/オフになりか
    つ前記スタンバイ状態でオフになる第1のNチャネルM
    OSトランジスタと、 前記出力ノードと電源ノードとの間に接続され、前記ア
    クティブ状態で前記入力信号に応答してオン/オフにな
    りかつ前記スタンバイ状態でオンになるPチャネルMO
    Sトランジスタと、 前記出力ノードと前記接地ノードとの間に前記第1のN
    チャネルMOSトランジスタと直列に接続され、前記制
    御信号に応答して前記アクティブ状態でオンになりかつ
    前記スタンバイ状態でオフになる第2のNチャネルMO
    Sトランジスタとを含む、半導体回路装置。
  8. 【請求項8】 アクティブ状態およびスタンバイ状態を
    有する半導体回路装置であって、 前記アクティブ状態で論理ローレベルになりかつ前記ス
    タンバイ状態で論理ハイレベルよりも高いレベルになる
    制御信号を発生する制御信号発生手段と、 前記制御信号の高いレベルを所望のレベルに調整する調
    整手段と、 論理回路とを備え、前記論理回路は、 出力ノードと、 前記出力ノードと電源ノードとの間に接続され、前記ア
    クティブ状態で入力信号に応答してオン/オフになりか
    つ前記スタンバイ状態でオフになる第1のPチャネルM
    OSトランジスタと、 前記出力ノードと接地ノードとの間に接続され、前記ア
    クティブ状態で前記入力信号に応答してオン/オフにな
    りかつ前記スタンバイ状態でオンになるNチャネルMO
    Sトランジスタと、 前記出力ノードと前記電源ノードとの間に前記第1のP
    チャネルMOSトランジスタと直列に接続され、前記制
    御信号に応答して前記アクティブ状態でオンになりかつ
    前記スタンバイ状態でオフになる第2のPチャネルMO
    Sトランジスタとを含む、半導体回路装置。
  9. 【請求項9】 前記調整手段は、 チャージポンプ回路と、 調整可能な検出レベルを有し、前記チャージポンプ回路
    の出力電圧を前記検出レベルと比較し、前記出力電圧が
    前記検出レベルに到達していないとき前記チャージポン
    プ回路を活性化し、前記出力電圧が前記検出レベルに到
    達しているとき前記チャージポンプ回路を非活性化する
    検出回路とを含む、請求項7または請求項8に記載の半
    導体回路装置。
  10. 【請求項10】 アクティブ状態およびスタンバイ状態
    を有する半導体回路装置であって、 メイン電源線と、 サブ電源線と、 前記メイン電源線からの電源電圧を受け、前記アクティ
    ブ状態で前記電源電圧を前記サブ電源線に供給しかつ前
    記スタンバイ状態で前記電源電圧よりも低い調整可能な
    電圧を前記サブ電源線に供給する第1 の調整手段と、 メイン接地線と、 サブ接地線と、 前記メイン接地線からの接地電圧を受け、前記アクティ
    ブ状態で接地電圧を前記サブ電源線に供給しかつ前記ス
    タンバイ状態で前記接地電圧よりも高い調整可能な電圧
    を前記サブ接地線に供給する第2 の調整手段と、 各々が、前記メイン電源線に接続された電源ノードと、
    前記サブ接地線に接続された接地ノードとを有し、前記
    スタンバイ状態で論理ハイレベルの信号を出力する複数
    の第1の論理回路と、 各々が、前記サブ電源線に接続された電源ノードと、前
    記メイン接地線に接続された接地ノードとを有し、前記
    スタンバイ状態で論理ローレベルの信号を出力する複数
    の第2の論理回路とを備える、半導体回路装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の論理回路の各々は、 出力ノードと、 前記出力ノードと前記サブ接地線との間に接続され、前
    記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフにな
    りかつ前記スタンバイ状態でオフになるNチャネルMO
    Sトランジスタと、 前記出力ノードと前記メイン電源線との間に接続され、
    前記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフに
    なりかつ前記スタンバイ状態でオンになるPチャネルM
    OSトランジスタとを含み、 前記第2の論理回路の各々は、 出力ノードと、 前記出力ノードと前記メイン接地線との間に接続され、
    前記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフに
    なりかつ前記スタンバイ状態でオンになるNチャネルM
    OSトランジスタと、 前記出力ノードと前記サブ電源線との間に接続され、前
    記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフにな
    りかつ前記スタンバイ状態でオフになるPチャネルMO
    Sトランジスタとを含む、請求項10に記載の半導体回
    路装置。
  12. 【請求項12】 アクティブ状態およびスタンバイ状態
    を有する半導体回路装置であって、 メイン電源線と、 サブ電源線と、 前記メイン電源線と前記サブ電源線との間に接続され、
    電源投入時および前記アクティブ状態でオンになりかつ
    前記スタンバイ状態でオフになる第1のスイッチング素
    子と、 メイン接地線と、 サブ接地線と、 前記メイン接地線と前記サブ接地線との間に接続され、
    電源投入時および前記アクティブ状態でオンになりかつ
    前記スタンバイ状態でオフになる第2のスイッチング素
    子と、 各々が、前記メイン電源線に接続された電源ノードと、
    前記サブ接地線に接続された接地ノードとを有し、前記
    スタンバイ状態で論理ハイレベルの信号を出力する複数
    の第1の論理回路と、 各々が、前記サブ電源線に接続された電源ノードと、前
    記メイン接地線に接続された接地ノードとを有し、前記
    スタンバイ状態で論理ローレベルの信号を出力する複数
    の第2の論理回路とを備える、半導体回路装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の論理回路の各々は、 出力ノードと、 前記出力ノードと前記サブ接地線との間に接続され、前
    記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフにな
    りかつ前記スタンバイ状態でオフになるNチャネルMO
    Sトランジスタと、 前記出力ノードと前記メイン電源線との間に接続され、
    前記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフに
    なりかつ前記スタンバイ状態でオンになるPチャネルM
    OSトランジスタとを含み、 前記第2の論理回路の各々は、 出力ノードと、 前記出力ノードと前記メイン接地線との間に接続され、
    前記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフに
    なりかつ前記スタンバイ状態でオンになるNチャネルM
    OSトランジスタと、 前記出力ノードと前記サブ電源線との間に接続され、前
    記アクティブ状態で入力信号に応答してオン/オフにな
    りかつ前記スタンバイ状態でオフになるPチャネルMO
    Sトランジスタとを含む、請求項12に記載の半導体回
    路装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のスイッチング素子はPチャ
    ネルMOSトランジスタであり、前記第2のスイッチン
    グ素子はNチャネルMOSトランジスタである、請求項
    12または請求項13に記載の半導体回路装置。
  15. 【請求項15】 ラッチ回路と、 前記アクティブ状態で前記ラッチ回路の出力信号を通過
    させ、前記スタンバイ状態で前記ラッチ回路の出力信号
    に関係なく前記第1のトランジスタをオフにするための
    信号を前記入力信号として前記論理回路に供給する論理
    制御手段とをさらに備える、請求項1に記載の半導体回
    路装置。
  16. 【請求項16】 メイン電源線と、 各々が、サブ電源線と、前記サブ電源線に接続された内
    部回路とを有するn個のブロックと、 前記n個のブロックを選択的に活性化するブロック選択
    手段と、 各々が前記メイン電源線と対応するブロックのサブ電源
    線との間に接続されたn個のスイッチング素子と、 前記n個のスイッチング素子のうち、前記ブロック選択
    手段により活性化されるべきブロックに対応するスイッ
    チング素子を含むm個のスイッチング素子の各々をオン
    にした後、前記ブロック選択手段により活性化されるべ
    きブロック以外のブロックに対応するスイッチング素子
    をオフにする制御手段とを備える、半導体回路装置。
  17. 【請求項17】 前記mは前記nに等しい、請求項16
    に記載の半導体回路装置。
  18. 【請求項18】 前記mは前記nより小さい、請求項1
    6に記載の半導体回路装置。
  19. 【請求項19】 メイン電源線と、 各々が、サブ電源線と、前記サブ電源線に接続された内
    部回路とを有するn個のブロックと、 前記n個のブロックを選択的に活性化するブロック選択
    手段と、 各々が前記メイン電源線と対応するブロックのサブ電源
    線との間に接続されたn個の第1のスイッチング素子
    と、 前記ブロック選択手段により活性化されるべきブロック
    に対応する第1のスイッチング素子をオンにする第1の
    制御手段と、 各々が対応する第1のスイッチング素子と並列に接続さ
    れたn個の第2のスイッチング素子と、 前記ブロック選択手段によるブロックの活性化前に、前
    記n個の第2のスイッチング素子のうち、前記ブロック
    選択手段により活性化されるべきブロックに対応する第
    2のスイッチング素子を含むm個の第2のスイッチング
    素子の各々をオンにする第2の制御手段とを備える、半
    導体回路装置。
  20. 【請求項20】 前記mは前記nに等しい、請求項19
    に記載の半導体回路装置。
  21. 【請求項21】 前記mは前記nより小さい、請求項1
    9に記載の半導体回路装置。
  22. 【請求項22】 メイン電源線と、 各々が、サブ電源線と、前記サブ電源線に接続された内
    部回路とを有する複数のブロックと、 前記複数のブロックを選択的に活性化するブロック選択
    手段と、 前記複数のブロックに対応して設けられ、各々が前記メ
    イン電源線と対応するブロックとの間に接続された複数
    のスイッチング素子と、 前記ブロック選択手段によるブロックの活性化前に、前
    記複数のスイッチング素子を順次オンにする制御手段と
    を備える、半導体回路装置。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、電源投入時後所定期
    間に前記複数のスイッチング素子を順次オンにする、請
    求項22に記載の半導体回路装置。
  24. 【請求項24】 前記内部回路は、 メモリセルアレイと、 行アドレス信号に応答して前記メモリセルアレイの行を
    選択する行アドレス系と、 列アドレス信号に応答して前記メモリセルアレイの列を
    選択する列アドレス系とを含み、 前記制御手段は、前記行アドレス系の動作後前記列アド
    レス系の動作前に前記複数のスイッチング素子を順次オ
    ンにする、請求項22に記載の半導体回路装置。
  25. 【請求項25】 前記内部回路は、 リフレッシュを必要とするメモリセルアレイを含み、 前記制御手段は、前記リフレッシュ前に前記複数のスイ
    ッチング素子を順次オンにする、請求項22に記載の半
    導体回路装置。
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