JPH11328841A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH11328841A
JPH11328841A JP3623699A JP3623699A JPH11328841A JP H11328841 A JPH11328841 A JP H11328841A JP 3623699 A JP3623699 A JP 3623699A JP 3623699 A JP3623699 A JP 3623699A JP H11328841 A JPH11328841 A JP H11328841A
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JP
Japan
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oscillator
circuit
signal
variable frequency
frequency
Prior art date
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JP3623699A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Shimizume
和年 清水目
Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 再生データレート変更時にもデータを良好に
再生可能にする。 【解決手段】 ディスク2を回転させるスピンドルモー
タ6の回転速度制御装置で、所定の周波数の信号の基準
発振器1aと、ここからの発振信号が一方の入力端子に
入力される位相比較回路1cと、回路1cの出力が低域
通過フィルタ1dを介して供給され、出力発振信号をこ
の位相比較回路1cの他方の入力端子に供給する可変周
波数発振器1eと、発振器1aと位相比較回路1cの一
方の入力端子との間若しくは、発振器1eとこの位相比
較回路1cの他方の入力端子の間に設けられ、マイクロ
コンピュータ8によるこのディスク2の線速度に対応し
た制御によってその分周比が変化する可変分周器1bと
を備え、このディスク2の線速度を変化させる際に、分
周器1bの分周比を所定のステップで変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばCD−ROM
のプレーヤ等のディスク再生装置に使用して好適な制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のCD−ROMは線速度が1.2〜
1.4m/sの一定線速でチャンネルビットレートが
4.3218Mb/sである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このチャンネルビット
レートが4.3218Mb/sのCD−ROMでは動画
等を記録する場合、ビットレートが不足である。このC
D−ROMにおけるコンパクトディスク上のピット長を
変えることなく再生データレートを上げるにはこのCD
−ROMのコンパクトディスクの線速度を上げ例えば2
倍の2.4〜2.8m/sとすれば2倍のデータレート
となる。
【0004】そこで1枚のコンパクトディスク中に再生
データレートを高く例えば通常の2倍の8.6436M
b/sとしたい領域例えば動画の領域と通常のデータレ
ートで良い領域とを設けこのコンパクトディスクを回転
するスピンドルの回転数を、この領域に応じて制御し、
線速度を変えることが考えられる。斯くすることにより
動画等高いビットレートを必要とする情報(データ)を
も得ることができる。
【0005】しかしながらこの場合線速度を変化し再生
データレートを変えたときにはこの変化点に於いてサー
ボが安定するまでデータが再生できない不都合があっ
た。
【0006】本発明は斯る点に鑑み再生データレートを
変えたときにもデータを良好に再生することができるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明制御装置は、例え
ば図1に示す如くディスク2を回転させるスピンドルモ
ータ6の回転速度を制御するための制御装置であって、
所定の周波数を有する信号を発振する基準発振器1a
と、この基準発振器1aからの発振信号が一方の入力端
子に入力される位相比較回路1cと、この位相比較回路
1cの出力が低域通過フィルタ1dを介して供給される
とともに、出力される発振信号をこの位相比較回路1c
の他方の入力端子に供給する可変周波数発振器1eと、
この基準発振器1aと位相比較回路1cの一方の入力端
子の間若しくは、この可変周波数発振器1eとこの位相
比較回路1cの他方の入力端子との間に設けられ、マイ
クロコンピュータ8によるこのディスク2の線速度に対
応した制御によってその分周比が変化する可変分周器1
bとを備え、このディスク2の線速度を変化させる際
に、この可変分周器1bの分周比が所定のステップで変
化するようになすとともに、この可変周波数発振器1e
からの発振信号をこのスピンドルモータ6のサーボ基準
信号として出力するようにしたものである。
【0008】斯る本発明に依れば定線速を変化させる際
に可変分周器1bの分周比が所定のステップで変化する
ので、この際に可変周波数発振器1e等が構成するフェ
ーズロックループ回路のロック状態がはずれることがな
く、良好に再生することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明制
御装置の実施の形態の例につき説明しよう。
【0010】図1において、2はCD−ROMを構成す
るコンパクトディスクを示し、このコンパクトディスク
2には所定のデータが記録されており、このデータの記
録は周知のオーディオコンパクトディスクと同様のピッ
ト長で行なわれており、更に夫々のデータの初めの部分
に線速指定信号を記録する。
【0011】例えば動画等を記録したデータの初めの部
分に線速を通常の例えば2倍の2.4m/s〜2.8m
/sとする、線速指定信号S2 を記録し、再生データレ
ートが通常の2倍の8.6436Mb/sとする如く
し、また再生データレートが通常の4.3218Mb/
sで良いデータの初めの部分には線速を通常の1.2m
/s〜1.4m/sとする線速指定信号S1 を記録する
如くする。
【0012】本例に於いては、このコンパクトディスク
2に記録されたデータを光学ヘッド3により再生し、こ
の光学ヘッド3により再生した再生信号を高周波増幅回
路4を介してコンパクトディスク信号処理回路5に供給
する。このコンパクトディスク信号処理回路5には基準
周波数発生回路1を構成するアナログPLL回路より基
準クロック信号が供給され、この再生信号のEFM信号
(8−14被変調信号)に同期したクロック信号を得る
デジタルPLL回路が設けられ、このデジタルPLL回
路よりのクロック信号により同期検出デジタル信号処理
等を行ないデータを再生するとともにコンパクトディス
ク2の回転を制御し一定線速とするサーボ信号を得、こ
のサーボ信号をこのコンパクトディスク2を回転するス
ピンドルモータ6に供給する如くしている。7は再生デ
ータの得られる出力端子である。
【0013】本例に於いては基準クロック信号を得る基
準周波数発生回路1を構成するアナログPLL回路を以
下の様に構成する。1aは水晶発振器より成る基準発振
器を示し、この基準発振器1aの発振周波数は例えば1
6.9344MHzである。この基準発振器1aからの
発振信号を可変分周器1bを介して位相比較回路1cの
一方の入力端子に供給する。
【0014】この可変分周器1bの分周比1/Nはマイ
クロコンピュータ8よりの制御信号により決定される如
くなされている。この場合マイクロコンピュータ8はコ
ンパクトディスク信号処理回路5の出力側に得られる再
生データより、線速指令信号S1 ,S2 を判断して、通
常の再生モードの線速指令信号S1 のときはこの分周比
1/Nを例えば1/24とし、線速が2倍の再生モード
の線速指令信号S2 のときにはこの分周比1/Nを例え
ば1/12とする如くする。
【0015】本例に於いてはこの線速が通常モード1.
2〜1.4m/sより2倍速モード2.4〜2.8m/
sに変わったとき、又は2倍速モード2.4〜2.8m
/sより通常モード1.2〜1.4m/sに変わったと
きは、この線速を0.1%ステップで変化する如く、こ
のマイクロコンピュータ8で再生データよりコンパクト
ディスク2の線速の変化を検出し、このマイクロコンピ
ュータ8より可変分周器1bの分周比1/Nを制御する
如くする。
【0016】この場合0.1%ステップとしたのは基準
周波数発生回路1を構成するアナログPLL回路のロッ
クがはずれないためであり、このステップはこのアナロ
グPLL回路のロックがはずれない範囲であれば良い。
【0017】この位相比較回路1cの出力側を低域通過
フィルタ1dを介して電圧制御可変周波数発振器1eに
供給する。
【0018】この場合この電圧制御可変周波数発振器1
eの発振周波数は通常再生モードでは34.5744M
Hzとなり、2倍線速モードでは69.1488MHz
となる如くする。この可変周波数発振器1eからの発振
信号を分周比1/M例えば1/49の分周器1fを介し
て位相比較回路1cの他方の入力端子に供給する。この
可変周波数発振器1eの出力信号を基準クロック信号と
してコンパクトディスク信号処理回路5のデジタルPL
L回路に供給する如くする。
【0019】また本例に於いてはコンパクトディスク2
の線速を一定とするスピンドルモータ6のサーボ信号の
基準信号として、この基準周波数発生回路1の可変周波
数発振器1eよりの基準クロック信号を使用する。従っ
てこの場合この基準クロック信号の周波数によりコンパ
クトディスク2の線速が決定される。その他は周知のC
D−ROM再生装置と同様に構成する。
【0020】本例は上述の如くコンパクトディスク2に
記録されたデータが再生データレートが通常の例えば
4.3218Mb/sで良いときには再生データよりマ
イクロコンピュータ8が線速指定信号S1 を判断し、可
変分周器1bの分周比1/Nを1/24とし、基準周波
数発生回路1よりの基準クロック信号の周波数を例えば
34.5744MHzとして、これによりコンパクトデ
ィスク2の線速を1.2m/s〜1.4m/sの一定線
速となる如くスピンドルモータ6を制御する。
【0021】また、コンパクトディスク2に記録された
データが動画等で再生データレートが通常の2倍の例え
ば8.6436Mb/s必要なときには再生データより
マイクロコンピュータ8が線速指定信号S2 を判断し、
可変分周器1bの分周比1/Nを1/12とし基準周波
数発生回路1よたの基準クロック信号の周波数を通常の
2倍の例えば69.1488MHzとして、これにより
コンパクトディスク2の線速を通常の2倍の2.4m/
s〜2.8m/sの一定線速となる如くスピンドルモー
タ6を制御する。
【0022】従って本例によれば再生データレートを上
げることができCD−ROMで動画等のデータを得るこ
とができる。
【0023】また本例に依れば再生データレートが変化
し例えば通常の一定の線速度1.2m/s〜1.4m/
sよりこの通常の2倍の一定の線速度2.4m/s〜
2.8m/sに変化したときにはその線速が図2に示す
如く0.1%ステップ変化(バリピッチ)する如く可変
分周器1bの分周比1/Nを0.1%ステップで可変す
るので、この基準周波数発生回路1を構成するアナログ
PLL回路のクロック状態がはずれることがなく再生デ
ータレートが変化したときにも安定して再生することが
出来る利益がある。
【0024】また通常の2倍の線速度より通常の線速度
に変化したときも同様である。
【0025】尚、上述実施例に於いてはコンパクトディ
スク2を再生するのに本発明を適用した例につき述べた
が、その他のディスクを再生する場合にも本発明を適用
できることは勿論である。また上述実施例では分周器1
bを可変として分周比1/Nをマイクロコンピュータ8
により変化する如くしたが、この代わりに分周器1fを
可変とし、マイクロコンピュータ8によりこの分周比1
/Mを可変しても良いことは勿論である。
【0026】更にまた本発明は上述例に限ることなく本
発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取
り得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明に依ればディスクの定線速を変化
し、再生データレートを変化したときに、その線速が徐
々にステップ的に変化する如く可変分周器の分周比が所
定ステップで可変するので、可変周波数発生器等が構成
するPLL回路のロック状態がはずれることがなく、こ
の再生データレートが変化したときにも安定に再生でき
る利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制御装置の実施の形態の例を示す構成図
である。
【図2】本発明の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1‥‥基準周波数発生回路、1a‥‥基準発振器、1b
‥‥可変分周器、1c‥‥位相比較回路、1d‥‥低域
通過フィルタ、1e‥‥可変周波数発振器、1f‥‥分
周器、2‥‥コンパクトディスク、3‥‥光学ヘッド、
5‥‥コンパクトディスク信号処理回路、6‥‥スピン
ドルモータ、7‥‥出力端子、8‥‥コンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させるスピンドルモータ
    の回転速度を制御するための制御装置であって、 所定の周波数を有する信号を発振する基準発振器と、こ
    の基準発振器からの発振信号が一方の入力端子に入力さ
    れる位相比較回路と、 この位相比較回路の出力が低域通過フィルタを介して供
    給されるとともに、出力される発振信号を上記位相比較
    回路の他方の入力端子に供給する可変周波数発振器と、 上記基準発振器と上記位相比較回路の一方の入力端子と
    の間若しくは、上記可変周波数発振器と上記位相比較回
    路の他方の入力端子との間に設けられ、マイクロコンピ
    ュータによる上記ディスクの線速度に対応した制御によ
    ってその分周比が変化する可変分周器とを備え、 上記ディスクの線速度を変化させる際に、上記可変分周
    器の分周比が所定のステップで変化するようになすとと
    もに、上記可変周波数発振器からの発振信号を上記スピ
    ンドルモータのサーボ基準信号として出力するようにし
    たことを特徴とする制御装置。
JP3623699A 1999-02-15 1999-02-15 制御装置 Pending JPH11328841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210444A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Kenwood Corp 光ディスク装置及び光ディスク装置のスピンドル回転速度制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210444A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Kenwood Corp 光ディスク装置及び光ディスク装置のスピンドル回転速度制御方法

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