JPH11328095A - メモリ制御回路 - Google Patents

メモリ制御回路

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JPH11328095A
JPH11328095A JP10133155A JP13315598A JPH11328095A JP H11328095 A JPH11328095 A JP H11328095A JP 10133155 A JP10133155 A JP 10133155A JP 13315598 A JP13315598 A JP 13315598A JP H11328095 A JPH11328095 A JP H11328095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス情報のうちの少なくとも一部とデー
タとで時分割でバスを共用する場合に、複数のバンクの
同一バンク内アドレスへの連続した書き込みあるいは読
み出しを高速に行うことができるメモリ制御回路を提供
する。 【解決手段】 アドレス情報のうち、バンクB1〜B5
内のアドレスを指定するバンク内アドレス情報に基づい
て、複数のバンクB1〜B5に共通のアドレスを供給す
るラッチおよびマルチプレクサ5と、アドレス情報のう
ち、バンクB1〜B5を指定するバンク指定情報に基づ
いて、指定された任意数のバンクにバスクロックに同期
して書込許可信号および/または読出許可信号を順次供
給するメモリ制御部4とを備え、1つのアドレス情報が
供給されることにより、全てのバンクB1〜B5に順次
データの書き込みおよび/または読み出しを行える構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数のバンクに
分割されてそれらバンク内のアドレスが全てのバンクで
共通なメモリに対するデータの書き込みおよび/または
読み出しを制御し、かつ、アドレス情報のうちの少なく
とも一部とデータとで時分割で共用されるバスに接続さ
れたメモリ制御回路に関し、特に、カラープリンタなど
のように、同一画素のシアン、マゼンタ、イエロー、黒
などのデータを、メモリの各バンクの同一バンク内アド
レスに順次書き込み、また順次読み出すような用途に極
めて好都合なメモリ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの高速化を実現す
るための方法として、CPUの動作速度の高速化や、半
導体メモリのアクセスタイムの短縮化など、コンピュー
タシステムを構成するディバイス単体の高速化が多く試
みられているが、コンピュータシステム全体の高速化を
実現するためには、ディバイス単体だけではなく、それ
らを接続するバスの使用方法の最適化を図る必要があ
る。
【0003】ところが、アドレス情報とデータとで時分
割で共用されるバスに接続された従来のメモリ制御回路
では、1回のアドレス情報の入力毎に1回のデータの書
き込みあるいは読み出しを行う構成であった。
【0004】たとえば、5個のバンクに分割されたメモ
リの各バンクにデータを書き込む場合、図5に示すよう
に、バスクロックの5サイクル分を使用し、各サイクル
の前半でアドレスを指定して、後半でデータを書き込ん
でいた。
【0005】また、データの読み出しの場合も同様に、
図6に示すように、バスクロックの5サイクル分を使用
し、各サイクルの前半でアドレスを指定して、後半でデ
ータを読み出していた。
【0006】このような書き込みおよび読み出しの方法
は、メモリがバンク分けされているか否かに係わらず、
また、各バンクの同一バンク内アドレスへの連続した書
き込みあるいは読み出しであるか否かに係わらず、同様
に採用されていた。
【0007】しかし、上記従来のメモリ制御回路では、
1回のアドレス情報の入力毎に1回のデータの書き込み
あるいは読み出しを行うので、複数のバンクに分割され
たメモリにおける各バンクの同一バンク内アドレスへの
連続した書き込みあるいは読み出しであっても、1つの
バンクへの1つのデータの書き込みあるいは読み出し毎
にバスクロックの1サイクルの期間を要し、動作速度が
遅いという課題があった。
【0008】このため、たとえばバスに複数のバスマス
タが接続されたシステムにおいて、各バスマスタからの
メモリアクセスの頻度が高くなった場合、バスの使用頻
度が高くなり、優先順位の低いバスマスタはバスの使用
権を獲得することが困難になって、システムの性能を低
下させてしまう。
【0009】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、アドレス情報のうちの少なくと
も一部とデータとで時分割でバスを共用する場合に、複
数のバンクの同一バンク内アドレスへの連続した書き込
みあるいは読み出しを高速に行うことができるメモリ制
御回路を提供することを、その課題とする。
【0010】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0011】本願発明の第1の側面によれば、複数のバ
ンクに分割されてそれらバンク内のアドレスが全てのバ
ンクで共通なメモリに対するデータの書き込みおよび/
または読み出しを制御し、かつ、アドレス情報のうちの
少なくとも一部とデータとで時分割で共用されるバスに
接続されたメモリ制御回路であって、アドレス情報のう
ち、バンク内のアドレスを指定するバンク内アドレス情
報に基づいて、複数のバンクに共通のアドレスを供給す
るアドレス供給回路と、アドレス情報のうち、バンクを
指定するバンク指定情報に基づいて、指定された任意数
のバンクにバスクロックに同期して書込許可信号および
/または読出許可信号を順次供給する許可信号供給回路
とを備え、1つのアドレス情報が供給されることによ
り、全てのバンクに順次データの書き込みおよび/また
は読み出しを行える構成としたことを特徴とする、メモ
リ制御回路が提供される。
【0012】このようにすれば、1回のアドレス指定に
より全てのバンクに対して連続的にデータの書き込みあ
るいは読み出しを行うことが可能になるので、アドレス
情報のうちの少なくとも一部とデータとで時分割でバス
を共用する場合に、複数のバンクの同一バンク内アドレ
スへの連続した書き込みあるいは読み出しを高速に行う
ことができる。したがって、バスに複数のバスマスタが
接続されたシステムにおいて、各バスマスタからのメモ
リアクセスの頻度が高くなった場合であっても、バスの
使用頻度を極力低減でき、優先順位の低いバスマスタも
バスの使用権を獲得することが容易になることから、シ
ステムの性能低下を極力防止できる。
【0013】メモリをいくつのバンクに分割するかは任
意であるが、分割数が少ないと連続書き込みあるいは連
続読み出しによる高速化の効果が小さくなり、逆に、分
割数が多いとバンク指定情報のビット数が大きくなるの
で、システムの設計条件に応じて適切に設定するのが好
ましい。
【0014】メモリとしては、DRAM(dynamic rand
om access memory)やSRAM(static random access
memory )を用いることができるが、これらに限るもの
ではない。
【0015】アドレス情報は、バンク指定情報とバンク
内アドレス情報との双方をデータと共通のバスにより伝
送してもよいし、バンク内アドレス情報のみをデータと
共通のバスにより伝送し、バンク指定情報を別の制御信
号線により伝送してもよい。
【0016】許可信号供給回路は、書き込み時には書込
許可信号を出力し、読み出し時には読出許可信号を出力
するように構成してもよいし、書込専用として書込許可
信号のみを出力するように構成してもよく、あるいは読
出専用として読出許可信号のみを出力するように構成し
てもよい。
【0017】好ましい実施の形態によれば、1つのアド
レス情報が供給されることにより、全てのバンクに1回
ずつデータの書き込みおよび/または読み出しの機会が
バスクロックの半周期毎に順次与えられ、許可信号供給
回路は、バンク指定情報によって指定されたバンクに対
応する半周期の期間には、書込許可信号および/または
読出許可信号を該当するバンクに出力し、バンク指定情
報によって指定されていないバンクに対応する半周期の
期間には、書込許可信号および/または読出許可信号を
出力しない。
【0018】このようにすれば、複数のバンクのうち実
際にデータの書き込みあるいは読み出しを行うバンク数
に係わらず、一連の書き込みあるいは読み出しのバスサ
イクル数を常に一定にできるので、制御を容易に行え
る。
【0019】他の好ましい実施の形態によれば、1つの
アドレス情報が供給されることにより、バンク指定情報
により指定されたバンクにのみ1回ずつデータの書き込
みおよび/または読み出しの機会がバスクロックの半周
期毎に順次与えられ、許可信号供給回路は、バンク指定
情報に基づいて、バスクロックの半周期毎に書込許可信
号および/または読出許可信号を該当するバンクに出力
する。
【0020】このようにすれば、実際にデータの書き込
みあるいは読み出しを行わないバスクロックの半周期を
なくすことができるので、処理速度を一層向上させるこ
とができる。
【0021】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0023】図1は、本願発明に係るメモリ制御回路を
備えたコンピュータシステムの要部の回路ブロック図で
あって、データとアドレスとで時分割で共用されるバス
1には、バスマスタ2,3、メモリ制御部4、ラッチお
よびマルチプレクサ5、ならびにレシーバおよびドライ
バ6が接続されている。バスマスタ2,3は、メモリ制
御部4およびバスアービタ7に接続されており、ラッチ
およびマルチプレクサ5は、メモリ制御部4および半導
体メモリ部8に接続されている。レシーバおよびドライ
バ6は、半導体メモリ部8に接続されている。半導体メ
モリ部8は、5個のバンクB1〜B5に分割されてい
る。
【0024】バス1は、32ビット幅であり、データと
アドレスとで時分割で共用される。
【0025】バスマスタ2,3は、バスアービタ7にバ
スリクエストを出力し、バスアービタ7からのバスセレ
クトが入力されれば、書き込み時にはアドレスおよびデ
ータを時分割でバス1に出力し、読み出し時にはアドレ
スをバス1に出力する。
【0026】メモリ制御部4は、バス1を介して入力さ
れるアドレスに含まれるバンク指定情報に基づいて、ロ
ウアドレス・ストローブRAS、カラムアドレス・スト
ローブCAS、ライト・イネーブルWE、アウトプット
・イネーブルOEなどの制御信号を、半導体メモリ部8
の各バンクB1〜B5に出力する。
【0027】ラッチおよびマルチプレクサ5は、バス1
を介して入力されるアドレスに含まれるバンク内アドレ
スをラッチし、そのバンク内アドレスを、メモリ制御部
4から出力されるロウアドレス・ストローブRASおよ
びカラムアドレス・ストローブCASに同期して、ロウ
アドレス、カラムアドレスの順に各バンクB1〜B5に
出力する。
【0028】レシーバおよびドライバ6は、書き込み時
にはバス1を介して入力されるデータを増幅して半導体
メモリ部8の各バンクB1〜B5に出力し、読み出し時
には半導体メモリ部8の各バンクB1〜B5からのデー
タを増幅してバス1に出力する。
【0029】半導体メモリ部8は、DRAMにより構成
されており、各バンクB1〜B5の容量はそれぞれ16
Mバイトである。各バンクB1〜B5のバンク内アドレ
スは、全て共通である。
【0030】図2は、アドレスのビット割り付けの説明
図であって、アドレスは全体で32ビットである。この
32ビットのうち、最上位から5ビット分がバンク指定
情報であって、それ以外の27ビット分がバンク内アド
レス情報である。バンク指定情報は、最上位ビットから
順にバンクB1〜B5に対応しており、「1」はデータ
の書き込みあるいは読み出しを行うことを意味してお
り、「0」はデータの書き込みあるいは読み出しを行わ
ないことを意味している。図2の例では、バンクB1〜
B5の全てに対してデータの書き込みあるいは読み出し
を行うことになる。図2において「X」は内容が任意す
なわち「1」でも「0」でもよいことを意味しており、
実態はバンク内アドレスによって決定される。ただし、
各バンクB1〜B5の容量は16Mビットであるので、
バンク内アドレスとしてバイトアドレスを採用した場
合、24ビット分がバンク内アドレスとして必要になる
ことから、3ビット分は使用しないことになる。
【0031】次に動作を説明する。データの書き込み時
には、図3に示すように、バス1の使用権を獲得したバ
スマスタ2あるいはバスマスタ3が、バス1にアドレス
とデータD1〜D5とをバスサイクルBS1〜BS3の
半周期ずつ順次出力する。バス1上のアドレスは、メモ
リ制御部4ならびにラッチおよびマルチプレクサ5に入
力され、32ビットのアドレスのうちのバンク指定情報
である上位5ビットがメモリ制御部4の内部でラッチさ
れるとともに、アドレスのうちのバンク内アドレス情報
である下位24ビットがラッチおよびマルチプレクサ5
によってラッチされる。そして、メモリ制御部4からロ
ウアドレス・ストローブRASおよびカラムアドレス・
ストローブCASが所定のタイミングで半導体メモリ部
8の全てのバンクB1〜B5に出力され、これらに同期
して、ラッチおよびマルチプレクサ5からバンク内アド
レスのロウアドレスおよびカラムアドレスが各バンクB
1〜B5に出力される。これにより、全てのバンクB1
〜B5の内部でバンク内アドレスがラッチされる。この
バンク内アドレスは、当然に各バンクB1〜B5で相互
に同一である。そして、バスサイクルBS1の後半から
バスサイクルBS3の後半にわたって、各バスサイクル
BS1〜BS3の半周期毎に、メモリ制御部4から各バ
ンクB1〜B5にライト・イネーブルWE1〜WE5が
順次出力される。これにより、バス1上のデータD1〜
D5がレシーバおよびドライバ6を介して各バンクB1
〜B5の同一のバンク内アドレスに書き込まれる。すな
わち、データD1がバンクB1に、データD2がバンク
B2に、データD3がバンクB3に、データD4がバン
クB4に、データD5がバンクB5にそれぞれ書き込ま
れる。
【0032】かくして、バスクロックの3周期でバンク
B1〜B5にデータD1〜D5を書き込むことができ
る。
【0033】なお、一部のバンクにデータを書き込まな
い場合は、それに応じてバス1上にダミーデータを生成
し、ライト・イネーブルWEを出力させないようにす
る。たとえば、バンクB3にデータを書き込まない場合
には、データD3をダミーデータとし、メモリ制御部4
は、バスサイクルBS2の後半においてライト・イネー
ブルWE3をアサートしない。これにより、ダミーデー
タがバンクB3に書き込まれることはない。
【0034】データの読み出し時には、図4に示すよう
に、バス1の使用権を獲得したバスマスタ2あるいはバ
スマスタ3が、バス1にアドレスをバスサイクルBS1
の前半に出力する。バス1上のアドレスは、メモリ制御
部4ならびにラッチおよびマルチプレクサ5に入力さ
れ、32ビットのアドレスのうちのバンク指定情報であ
る上位5ビットがメモリ制御部4の内部でラッチされる
とともに、アドレスのうちのバンク内アドレス情報であ
る下位24ビットがラッチおよびマルチプレクサ5によ
ってラッチされる。そして、メモリ制御部4からロウア
ドレス・ストローブRASおよびカラムアドレス・スト
ローブCASが所定のタイミングで半導体メモリ部8の
全てのバンクB1〜B5に出力され、これらに同期し
て、ラッチおよびマルチプレクサ5からバンク内アドレ
スのロウアドレスおよびカラムアドレスが全てのバンク
B1〜B5に出力される。これにより、全てのバンクB
1〜B5の内部でバンク内アドレスがラッチされる。こ
のバンク内アドレスは、当然に各バンクB1〜B5で相
互に同一である。そして、バスサイクルBS1の後半か
らバスサイクルBS3の後半にわたって、各バスサイク
ルBS1〜BS3の半周期毎に、メモリ制御部4から各
バンクB1〜B5にアウトプット・イネーブルOE1〜
OE5が順次出力される。これにより、各バンクB1〜
B5の指定されたバンク内アドレスのデータD1〜D5
がレシーバおよびドライバ6を介してバス1上に順次出
力される。すなわち、バンクB1からデータD1が、バ
ンクB2からデータD2が、バンクB3からデータD3
が、バンクB4からデータD4が、バンクB5からデー
タD5がそれぞれ読み出される。
【0035】かくして、バスクロックの3周期でバンク
B1〜B5からデータD1〜D5を読み出すことができ
る。
【0036】なお、一部のバンクからデータを読み出さ
ない場合は、アウトプット・イネーブルOEを出力させ
ないようにする。たとえば、バンクB3からデータを読
み出さない場合には、メモリ制御部4は、バスサイクル
BS2の後半においてアウトプット・イネーブルOE3
をアサートしない。これにより、バンクB3からデータ
が読み出されることはない。
【0037】すなわち、ラッチおよびマルチプレクサ5
は、アドレス情報のうち、バンク内のアドレスを指定す
るバンク内アドレス情報に基づいて、複数のバンクに共
通のアドレスを供給するアドレス供給回路を構成してい
る。メモリ制御部4は、アドレス情報のうち、バンクを
指定するバンク指定情報に基づいて、指定された任意数
のバンクにバスクロックに同期して書込許可信号および
/または読出許可信号を順次供給する許可信号供給回路
を構成している。
【0038】なお上記実施形態においては、データの書
き込みあるいは読み出しを行わないバンクが存在する場
合、それら各バンクに対してもバスクロックの半周期の
期間を費やしたが、それら各バンクに対してバスクロッ
クの半周期の期間を費やさないように構成してもよい。
たとえば、バンクB3からデータを読み出さない場合、
単にバスサイクルBS2の後半においてアウトプット・
イネーブルOE3をアサートしないのではなく、バスサ
イクルBS2の後半においてアウトプット・イネーブル
OE4をアサートし、バスサイクルBS3の前半におい
てアウトプット・イネーブルOE5をアサートするよう
に構成してもよい。
【0039】また上記実施形態においては、全てのバス
マスタ2,3が同一周期のバスクロックを使用したが、
バスマスタ2,3が互いに異なる周期のバススクロック
を使用するように構成してもよい。この場合、最も周期
の長いバススクロックを基準に考えれば、1回のバスサ
イクルで3つ以上のバンクに対してデータの書き込みあ
るいは読み出しを行うことが可能になる。
【0040】また上記実施形態においては、半導体メモ
リ部8を5個のバンクに分割したが、バンクの分割数は
任意である。さらに、バス1のビット幅、1つのアドレ
スに対応するデータのビット数、あるいはバスマスタ
2,3の設置数なども、当然に任意である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によれば、
1回のアドレス指定により全てのバンクに対して連続的
にデータの書き込みあるいは読み出しを行うことが可能
になるので、アドレス情報のうちの少なくとも一部とデ
ータとで時分割でバスを共用する場合に、複数のバンク
の同一バンク内アドレスへの連続した書き込みあるいは
読み出しを高速に行うことができる。したがって、バス
に複数のバスマスタが接続されたシステムにおいて、各
バスマスタからのメモリアクセスの頻度が高くなった場
合であっても、バスの使用頻度を極力低減でき、優先順
位の低いバスマスタもバスの使用権を獲得することが容
易になることから、システムの性能低下を極力防止でき
る。特に、カラープリンタなどのように、同一画素のシ
アン、マゼンタ、イエロー、黒などのデータを、メモリ
の各バンクの同一バンク内アドレスに順次書き込み、ま
た順次読み出すような用途には、本願発明は極めて効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るメモリ制御回路を備えたコンピ
ュータシステムの要部の回路ブロック図である。
【図2】本願発明に係るメモリ制御回路で使用されるア
ドレスのビット割り付けの説明図である。
【図3】本願発明に係るメモリ制御回路による書き込み
動作のタイミングチャートである。
【図4】本願発明に係るメモリ制御回路による読み出し
動作のタイミングチャートである。
【図5】従来のメモリ制御回路による書き込み動作のタ
イミングチャートである。
【図6】従来のメモリ制御回路による読み出し動作のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 バス 2 バスマスタ 3 バスマスタ 4 メモリ制御部 5 ラッチおよびマルチプレクサ 6 レシーバおよびドライバ 7 バスアービタ 8 半導体メモリ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバンクに分割されてそれらバンク
    内のアドレスが全てのバンクで共通なメモリに対するデ
    ータの書き込みおよび/または読み出しを制御し、か
    つ、アドレス情報のうちの少なくとも一部とデータとで
    時分割で共用されるバスに接続されたメモリ制御回路で
    あって、 前記アドレス情報のうち、バンク内のアドレスを指定す
    るバンク内アドレス情報に基づいて、前記複数のバンク
    に共通のアドレスを供給するアドレス供給回路と、 前記アドレス情報のうち、バンクを指定するバンク指定
    情報に基づいて、指定された任意数のバンクにバスクロ
    ックに同期して書込許可信号および/または読出許可信
    号を順次供給する許可信号供給回路とを備え、 1つの前記アドレス情報が供給されることにより、全て
    の前記バンクに順次データの書き込みおよび/または読
    み出しを行える構成としたことを特徴とする、メモリ制
    御回路。
  2. 【請求項2】 1つの前記アドレス情報が供給されるこ
    とにより、全ての前記バンクに1回ずつデータの書き込
    みおよび/または読み出しの機会が前記バスクロックの
    半周期毎に順次与えられ、 前記許可信号供給回路は、前記バンク指定情報によって
    指定されたバンクに対応する前記半周期の期間には、前
    記書込許可信号および/または読出許可信号を該当する
    バンクに出力し、前記バンク指定情報によって指定され
    ていないバンクに対応する前記半周期の期間には、前記
    書込許可信号および/または読出許可信号を出力しな
    い、請求項1に記載のメモリ制御回路。
  3. 【請求項3】 1つの前記アドレス情報が供給されるこ
    とにより、前記バンク指定情報により指定されたバンク
    にのみ1回ずつデータの書き込みおよび/または読み出
    しの機会が前記バスクロックの半周期毎に順次与えら
    れ、 前記許可信号供給回路は、前記バンク指定情報に基づい
    て、前記バスクロックの半周期毎に前記書込許可信号お
    よび/または読出許可信号を該当するバンクに出力す
    る、請求項1に記載のメモリ制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023529653A (ja) * 2020-06-12 2023-07-11 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド マルチバンクメモリコマンドの動的統合

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JP2023529653A (ja) * 2020-06-12 2023-07-11 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド マルチバンクメモリコマンドの動的統合

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