JPH11327531A - ビットマップデータの縮小方法、情報処理装置および情報記録媒体 - Google Patents

ビットマップデータの縮小方法、情報処理装置および情報記録媒体

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JPH11327531A
JPH11327531A JP10123772A JP12377298A JPH11327531A JP H11327531 A JPH11327531 A JP H11327531A JP 10123772 A JP10123772 A JP 10123772A JP 12377298 A JP12377298 A JP 12377298A JP H11327531 A JPH11327531 A JP H11327531A
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禄章 木下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潰れやドット抜けを極力抑えることができる
ビットマップデータの縮小方法、この縮小方法を備えた
情報処理装置および情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 ビットマップデータの一端から逐次、連
続した2ドットずつを1ドットに変換して縮小パターン
を作成してゆく縮小方法であって、その回に着目した連
続2ドットのパターンのみで縮小変換の結果を得ること
ができる場合は、その縮小変換の結果を着目した2ドッ
トに対する変換結果とし、着目した2ドットのパターン
のみで縮小変換の結果を得ることができない場合は、前
回処理した2ドットのパターン、および、前回処理した
2ドットの変換結果も勘案して、着目した2ドットの変
換結果を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォントデータや
イメージデータなどのビットマップデータの縮小方法、
この縮小方法を用いて処理を行う情報処理装置、および
これを実現するためのプログラムを記録した情報記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4を用いて説明する。図
4(a)は、印刷装置の持つ通常サイズのビットマップ
フォントデータの一例である。ビットマップデータの縮
小印刷を行うことができる従来の印刷装置においては、
縮小前の2n(以下、nは1以上の整数)または2n−
1ドット長のビットマップデータをnドット長に縮小し
て印刷装置内のメモリに展開する場合、ビットマップデ
ータの一端から順番に2ドットラインずつの論理和を演
算して1ドットラインに変換し、この論理和演算処理を
各列毎に行い縮小パターンを作成する方法がある。この
方法にて図4(a)に示したビットマップフォントデー
タを文字の高さ方向に縮小した結果が図4(b)であ
る。また、別の方法として、ビットマップデータを単純
に1ドットライン間隔で間引いてゆき縮小パターンを作
成する方法もある。この方法にて図4(a)を縮小した
結果が図4(c)である。また、縮小印刷する場合にお
ける別の方法として、通常サイズのフォントデータとは
別に、あらかじめ縮小印字用フォントデータを印刷装置
内のROMなどに格納しておき、その縮小印字用フォン
トデータを用いて印刷装置内のメモリに展開し印刷する
方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の技術のうち、1番目に記した2ドットラインずつの
論理和を演算して1ドットラインに変換し縮小パターン
を作成する方法においては、ビットマップデータの背景
部分が潰れてしまい、特にビットマップデータがフォン
トデータである場合には図4(b)のように文字の判読
が困難になるという問題がある。
【0004】また、2番目に記した単純に1ドットライ
ン間隔で間引いて縮小パターンを作成する方法において
は、間引くことによって、例えば1ドットラインの線な
どで消えてはならないドットまで消してしまうことがあ
り、この場合も図4(c)のように文字の判読が困難に
なるという問題がある。
【0005】また、3番目に記した縮小印字用フォント
データをあらかじめ用意しておくという方法は、メモリ
容量の増大につながり、製造コストが上がってしまうと
いう問題がある。
【0006】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたもので、フォントデータやイメージデータ
などのビットマップデータを縮小した場合に潰れやドッ
ト抜けを極力抑えることができる縮小方法、情報処理装
置、および、これを実現する情報記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの発明は下記の発明である。
【0008】本発明は、ビットマップデータの一端から
逐次、連続した2ドットを1ドットに変換して縮小パタ
ーンを作成する縮小方法であって、ビットマップデータ
の各ビットの画像側を{1}、背景側を{0}で表現
し、縮小処理対象となる2ドットのデータを、縮小処理
を開始した側から順に{ab}の形式で表現した場合
に、今回の変換対象が{11}である場合は、{1}に
変換する第1の変換工程と、今回の変換対象が{00}
である場合は、今回の変換対象の変換結果を{0}に変
換する第2の変換工程と、今回の変換対象が{10}で
ある場合は、前回の変換対象の変換結果の論理否定に変
換する第3の変換工程と、今回の変換対象が{01}で
あって、かつ前回の変換対象が{01}である場合は、
前回の変換対象の変換結果の論理否定に変換する第4の
変換工程と、今回の変換対象が{01}であって、かつ
前回の変換対象が{01}でない場合は、{1}に変換
する第5の変換工程を備えることを特徴とする。
【0009】本発明により、2nドット長のビットマッ
プデータをnドット長に縮小する場合に、今回の変換対
象のみに着目して1ドットに変換する処理だけでなく、
更に前回の変換対象の組み合わせパターンおよびその変
換結果までを考慮に入れて、今回の変換結果を決定する
ことにより、ビットマップデータの背景部分の潰れや1
ドットラインの線などで消えてはならないドットまで消
してしまうことを極力回避し、データの潰れと抜けのバ
ランスのとれた、見易い縮小パターンを作成することが
できる。
【0010】また、この場合において、縮小前のデータ
の長さが奇数である場合に、ビットマップデータ列の先
頭に{0}があるものとみなす工程及び/又はビットマ
ップデータ列の最後尾に{0}があるものとみなす工程
を備えることにより、2n−1ドット長のビットマップ
データをnドット長に縮小することも可能となる。
【0011】また、上述した縮小方法を実現する情報処
理装置を用いて縮小結果を出力することができる。縮小
結果を出力することのできる情報処理装置として、印刷
装置あるいは表示装置が考えられる。
【0012】また、上述した縮小方法は、情報処理装置
で実行可能な制御プログラムとして供給することが可能
であり、その制御プログラムを記録した記録媒体を介し
て提供することができる。あるいは、インターネットな
どのコンピュータネットワークを介して制御プログラム
を提供し、ユーザ側の情報処理装置の記録媒体に記録し
て使用することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態の印刷装置の概
略構成を示す図である。図1に示すように、本例の印刷
装置1はホスト2と接続されており、ホスト2から転送
されたデータに基づいて動作する。印刷装置1は、ホス
ト2と接続されるインタフェース11を備えており、こ
のインタフェース11が受信したデータをCPU12が
制御ROM13に格納されている制御プログラムに従っ
て処理する。この制御ROM13には、制御プログラム
の一つとして文字パターンの縮小方法を記述したプログ
ラム13aが格納されている。ホスト2から受信したデ
ータが文字データである場合には、現在指定されている
文字サイズ、文字装飾等の文字を展開するために必要な
情報をRAM15から読み出し、これに応じてフォント
ROM14から読み出したデータを加工し、プリントバ
ッファ16へ展開する。フォントROM14に格納され
ている各フォントはビットマップパターンで形成されて
いる。プリントバッファ16に展開された印字データは
印刷機構17によって用紙上に印刷される。
【0015】CPU12は、制御ROM13に格納され
たプログラムに従って動作するが、制御ROM13を消
去書込み可能なROMによって実現すれば、このプログ
ラムの更新や修正が容易になる。印刷装置などの情報処
理装置に導入するプログラム自体は、フロッピーディス
クやハードディスクなどの情報記録媒体に記録すること
が可能である。
【0016】次に、ホスト2から文字の縮小印刷が指定
された場合に、印刷装置1がフォントROM14に内蔵
されているビットマップフォントデータを用いて縮小文
字をプリントバッファに作成する方法について説明す
る。ここで、縮小処理を行うビットマップデータのドッ
ト長が2n−1長である場合に、(1)そのビットマッ
プデータの最後尾に{0}があるものとみなし縮小処理
を行う方法と、(2)そのビットマップデータの先頭に
{0}があるものとみなし縮小処理を行う方法の2種類
の方法について説明する。また、以下の説明において、
印字するドットを{1}、印字しないドットを{0}と
表現する。また、ビットマップデータの一端から順に2
ドットライン毎に縮小処理を行うが、この縮小処理の変
換対象となる2ドットを{ab}のように表現する。 最
初に図6および図7、図8のフローチャートを参照し、
縮小前のビットマップデータが2n−1ドット長で構成
されている場合は、そのビットマップデータの最後尾に
{0}があるものとみなし縮小処理を行う方法について
説明する。
【0017】縮小処理を行う前処理として、前回の変換
対象を{00}とし、その変換結果を{0}としておく
(S601)。
【0018】次に、ビットマップデータの残り縮小対象
ドット長(以下、単に「残りドット長」と呼ぶ)が1ド
ットであるかを判定する(S602)。S602が真で
ある場合は、今回の変換対象の第1ドットをこの残り1
ドットのデータとし(S603)、今回の変換対象の第
2ドットを{0}とする(S604)。その後、S70
1へ進む。一方、S602が偽である場合にはそのまま
S701へ進む。
【0019】次に、今回の変換対象が{11}であるか
を判定する(S701)。S701が真である場合には
今回の変換対象の変換結果(以下、単に「今回の変換結
果」と呼ぶ)を{1}とし(S702)、S711へ進
む。一方、S701が偽である場合にはS703へ進
む。
【0020】次に、今回の変換対象が{00}であるか
を判定する(S703)。S703が真である場合には
今回の変換結果を{0}とし(S704)、S711へ
進む。一方、S703が偽である場合にはS705へ進
む。
【0021】次に、今回の変換対象が{10}であるか
を判定する(S705)。S705が偽ならば、前回の
変換対象が{01}であるかを判定する(S709)。
S709が偽ならば、今回の変換結果を{1}とし(S
710)、S711に進む。一方、S705が真または
S709が真ならば、前回の変換対象の変換結果(以
下、単に「前回の変換結果」と呼ぶ)を判定する(S7
06)。ここで、前回の変換結果が{1}ならば今回の
変換結果を{0}とし(S707)、前回の変換結果が
{0}ならば今回の変換結果を{1}とする(S70
8)。その後、S711に進む。
【0022】以上により、今回の変換結果が決定した
ら、この変換結果をプリントバッファ16に展開する
(S711)。
【0023】次に、残りドット長を判定し(S80
1)、残りドット長が3ドット以上ならば今回処理した
2ドットを差し引き(S802)、変換対象を2ドット
先に進めて(S803)、S602へ戻る。また、S8
02において残りドット長が2ドット以下ならば縮小処
理を終了する。
【0024】プリントバッファ16に展開された縮小イ
メージは、ホスト2から送信される印字改行コマンドな
どにより、CPU12が制御ROM13に従って印刷機
構17を制御し、印刷を行う。
【0025】上記縮小方法によって、図4(a)に示し
たデータを縮小すると図4(d)に示すように読み易い
縮小文字を得ることができる。
【0026】次に、縮小前のビットマップデータが2n
−1ドット長で構成されている場合に、そのビットマッ
プデータの先頭に{0}があるものとみなして縮小処理
を行う方法について、図9および図10、図7のフロー
チャートを参照して説明する。
【0027】まず、縮小処理を行う前処理として、前回
の変換対象を{00}とし、その変換結果を{0}とし
ておく(S901)。次に、残りドット長が奇数である
かを判定する(S902)。S902が真ならば、今回
の変換対象の第1ドットを{0}とし(S903)、今
回の変換対象の第2ドットを縮小前のビットマップデー
タの先頭のデータとする(S904)。その後、S70
1へ進む。一方、S902が偽である場合には、そのま
まS701へ進む。
【0028】次に続くS701からS711までの処理
は、前述の通りであり説明を省略する。
【0029】S711の次に、残りドット長が奇数であ
るか判定する(S1001)。S1001が真ならば、
残りドット長から1を差し引き(S1002)、残りド
ット長を判定する(S1003)。この判定の結果、残
りドット長が0ドットならば縮小処理を終了し、残りド
ット長が0ドットでなければ変換対象を1ドット先に進
めて(S1004)、S701へ戻る。一方、S100
1が偽である場合は、残りドット長から2を差し引き
(S1005)、残りドット長を判定する(S100
6)。この判定の結果、残りドット長が0ドットならば
縮小処理を終了し、残りドット長が0ドットでなければ
変換対象を2ドット先に進めて(S1007)、S70
1へ戻る。
【0030】このように、縮小前のビットマップデータ
の先頭に{0}があるものとみなすと、縮小前のビット
マップデータの先頭データと縮小後の先頭データとは同
一になる。したがって縮小前のビットマップデータの先
頭データが重要な意味を持っている場合、例えばこの先
頭のドットデータが縮小処理で印刷されないと文字の判
読が困難になるような場合においては、この方法を用い
ることによって、縮小後のデータの先頭に縮小前のデー
タの先頭ドットをそのまま残すことができる。
【0031】したがって、上述した二つの縮小処理、す
なわち、縮小前のビットマップデータの最後尾に{0}
があるものとみなす縮小処理と先頭に{0}があるもの
とみなす縮小処理とを併存させることが望ましく、文字
に応じて2つの方法を使い分けることにより、縮小後で
あっても読みやすい文字を得ることができる。 ここ
で、縮小パターンを上述した変換処理により作成する理
由を図2および図3を用いて説明する。
【0032】図2に今回の変換対象の組み合わせパター
ン(A〜D)およびその変換結果を示す。図中の●は
{1}を、○は{0}を表す。パターンA、Bの場合は
図示した通りそれぞれ{1}、{0}に変換する。ま
た、パターンC、Dについては、この2ドットの組み合
わせパターンからだけでは変換結果を判断しかねるの
で、前回対象となった2ドットの情報、すなわち前回の
変換対象を用いて決定するという意味で{?}とする。
【0033】次に、図2中のパターンC、Dの場合につ
いての決定方法を図3を用いて説明する。図3は図2中
のパターンCおよびパターンDについて、今回の変換対
象(図3中のcd行で示されるドット)に対して、前回
の変換対象(図3中のab行で示されるドット)がとり
得るすべての組み合わせを示し、これら4ドットの組み
合わせパターンを考慮した上で今回の変換対象(cd行
のデータ)の変換結果を示したものである。図3中の
{#}は、図3中の前回の変換対象の変換結果が{1}
となっていれば{0}に、{0}となっていれば{1}
に決定する。
【0034】以下、パターンCの決定理由について、個
々に説明する。
【0035】パターンC1の場合は、前回の変換結果は
必ず{1}であり、また、変換前の状態は{1}が3ド
ット連続しているので、cd行を間引いてしまっても大
きな情報の欠落はないと考えられる。したがって、今回
の変換結果は{0}とする。
【0036】パターンC2の場合は、込み入った線また
は点である可能性が高いが、すべての場合について印字
してしまうと背景が潰れてしまうし、単純に間引いてし
まえば連続してドットを欠落してしまう可能性がある。
このような場合は適度に間引くことが必要である。した
がって、今回の変換結果は、前回の変換結果が{1}と
なっていれば{0}、{0}となっていれば{1}と決
定する。
【0037】パターンC3の場合は、bc行において
{1}が2ドット連続しているので、図2におけるパタ
ーンAが中央で分割された状態であり、どちらか一方
(b行またはc行)を印字すべきである。したがって、
今回の変換結果は、前回の変換結果が{1}となって
いれば{0}、{0}となっていれば{1}と決定す
る。
【0038】パターンC4の場合は、前回の変換結果は
必ず{0}であり、かつc行の{1}の前後のドットが
{0}であるため、1ドットの線または点を消さないた
めにも印字すべきである。したがって、今回の変換結果
は{1}と決定する。
【0039】次に、パターンDの決定理由について説明
する。
【0040】パターンDのうち、パターンD3だけは今
回の変換結果を、前回の変換結果が{1}となっていれ
ば{0}、{0}となっていれば{1}と決定する。こ
れはパターンC2の場合の決定方法と同様の理由によ
る。
【0041】また、パターンDのうちの残りのパターン
D1、D2、D4については、今回の変換結果を{1}
とする。
【0042】パターンD1の場合の場合の決定理由を図
5を用いて説明する。図5(a)の文字を縮小する場
合、パターンD1を{0}とすると、図5(b)のよう
に著しく形が崩れて判読しにくくなる。これに対して、
パターンD1を{1}とすると、図5(c)のように形
が崩れず、判読しやすくなる。この例のように、文字の
構成が単純な場合でもパターンD1が現れる頻度は高
く、これを考慮してパターンD1を{1}とする。
【0043】パターンD2の場合は、bc行で{0}が
2ドット連続している。2ドット以上{0}が連続して
から{1}が現れたら、その{1}の情報は重要度が高
いと判断して消さずに残しておく。
【0044】パターンD4の場合は、パターンD2の場
合で述べたことと同等の理由により、{1}とする。
【0045】このように本発明では、今回の変換対象の
みならず、前回の変換対象や前回の変換結果を考慮し
て、今回の変換対象を変換処理することにより、データ
の潰れや抜けのバランスがよく見やすい縮小パターンを
作成することができる。
【0046】本発明の縮小方法は、特別な回路等を使用
しなくても、通常サイズのビットマップデータの印字が
可能な印刷装置であれば、実現可能である。実現するた
めには、図6〜図10のフローチャートの処理に従って
も良いし、公知の技術を使ってこれと同等の変換結果を
得られるような論理演算を用いても良い。論理演算で実
現する場合は何種類かの演算方法が考えられるが、演算
回数が少ない方法を採用すれば縮小処理を高速にするこ
とができる。
【0047】上記実施の形態では文字の高さ方向に縮小
する例を説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、文字の幅方向に縮小する場合においても適用す
ることができる。
【0048】また、縮小処理の対象は文字のみではなく
ビットマップデータで構成されるグラフィックデータ等
にも適用することができる。
【0049】また、上記実施の形態では印刷装置を例に
説明したが、まったく同様な縮小方法を表示装置にも応
用できる。すなわち図1において、プリントバッファ1
6を表示バッファに、印刷機構17を表示機構に置き換
えることにより、本発明を適用した表示装置を実現でき
る。
【0050】また、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形可
能であることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の手法を用
いれば、フォントデータやイメージデータなどのビット
マップデータを縮小した場合に潰れやドット抜けを極力
抑えることができる。また、情報処理装置内のROMな
どの記憶装置の中にビットマップデータを保持している
場合には、文字を縮小して印字または表示するために縮
小された大きさの専用のフォントデータを別に保持する
必要がないため、縮小機能を追加したためにメモリ容量
が増大して製造コストが上がってしまうという問題は発
生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である印刷装置の概略構成を
示す説明図である。
【図2】本発明の縮小変換を行うときに、今回の変換対
象のパターンおよびその変換結果を示す図である。
【図3】図2におけるパターンC、Dについて、前回の
変換対象の考えられ得るすべてのパターンを対応させた
図である。
【図4】通常サイズのビットマップデータ(文字
「重」)および従来の縮小方法による縮小結果および本
発明による縮小結果を示した図である。
【図5】通常サイズのビットマップデータ(文字
「≦」)およびその縮小結果を示す図である。
【図6】本発明の縮小方法を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の縮小方法を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の縮小方法を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の縮小方法を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の縮小方法を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 ホスト 11 インタフェース 12 CPU 13 制御ROM 13a 制御ROM内の文字パターン縮小方法が記述さ
れたプログラム 14 フォントROM 15 RAM 16 プリントバッファ 17 印刷機構
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/393 G06F 15/66 355B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットマップデータの一端から逐次、連
    続した2ドットを1ドットに変換して縮小パターンを作
    成する縮小方法であって、 前記ビットマップデータの各ビットの画像側を{1}、
    背景側を{0}で表現し、前記縮小処理対象となる2ド
    ットのデータを、縮小処理を開始した側から順に{a
    b}の形式で表現した場合に、 今回の変換対象が{11}である場合は、{1}に変換
    する第1の変換工程と、 前記今回の変換対象が{00}である場合は、{0}に
    変換する第2の変換工程と、 前記今回の変換対象が{10}である場合は、前回の変
    換対象の変換結果の論理否定に変換する第3の変換工程
    と、 前記今回の変換対象が{01}であって、かつ前記前回
    の変換対象が{01}である場合は、前記今回の変換対
    象の変換結果の論理否定に変換する第4の変換工程と、 前記今回の変換対象が{01}であって、かつ前記前回
    の変換対象が{01}でない場合は、{1}に変換する
    第5の変換工程とを備えたことを特徴とするビットマッ
    プデータの縮小方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビットマップデータの縮
    小方法において、縮小前の前記ビットマップデータの長
    さが奇数である場合に、 前記ビットマップデータ列の先頭に{0}があるものと
    みなす工程及び/又は前記ビットマップデータ列の最後
    尾に{0}があるものとみなす工程を備えたことを特徴
    とするビットマップデータの縮小方法。
  3. 【請求項3】 ビットマップデータの一端から逐次、連
    続した2ドットを1ドットに変換して縮小パターンを作
    成する情報処理装置であって、 前記ビットマップデータの各ビットの画像側を{1}、
    背景側を{0}で表現し、縮小処理対象となる前記2ド
    ットのデータを、縮小処理を開始した側から順に{a
    b}の形式で表現した場合に、 今回の変換対象が{11}である場合は、{1}に変換
    する第1の変換手段と、 前記今回の変換対象が{00}である場合は、{0}に
    変換する第2の変換手段と、 前記今回の変換対象が{10}である場合は、前回の変
    換対象の変換結果の論理否定に変換する第3の変換手段
    と、 前記今回の変換対象が{01}であって、かつ前記前回
    の変換対象が{01}である場合は、前記前回の変換対
    象の変換結果の論理否定に変換する第4の変換手段と、 前記今回の変換対象が{01}であって、かつ前記前回
    の変換対象が{01}でない場合は、{1}に変換する
    第5の変換手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報処理装置において、
    縮小前のデータの長さが奇数である場合に、 前記ビットマップデータ列の先頭に{0}があるものと
    みなす手段及び/又は前記ビットマップデータ列の最後
    尾に{0}があるものとみなす手段を備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載の情報処理
    装置において、前記縮小パターンを印刷する印刷手段を
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4記載の情報処理
    装置において、前記縮小パターンを表示する表示手段を
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ビットマップデータの一端から逐次、連
    続した2ドットずつを1ドットに変換して縮小パターン
    を作成する情報処理装置の制御プログラムであって、 前記ビットマップデータの各ビットの画像側を{1}、
    背景側を{0}で表現し、前記縮小処理対象となる2ド
    ットのデータを、縮小処理を開始した側から順に{a
    b}の形式で表現した場合に、 今回の変換対象が{11}である場合は、{1}に変換
    する第1の変換工程と、 前記今回の変換対象が{00}である場合は、{0}に
    変換する第2の変換工程と、 前記今回の変換対象が{10}である場合は、前回の変
    換対象の変換結果の論理否定に変換する第3の変換工程
    と、 前記今回の変換対象が{01}であって、かつ前記前回
    の変換対象が{01}である場合は、前記前回の変換対
    象の変換結果の論理否定に変換する第4の変換工程と、 前記今回の変換対象が{01}であって、かつ前記前回
    の変換対象が{01}でない場合は、{1}に変換する
    第5の変換工程とを備えたことを特徴とする制御プログ
    ラムを記録した情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の制御プログラムにおい
    て、縮小前のデータの長さが奇数である場合に、 前記ビットマップデータ列の先頭に{0}があるものと
    みなす工程及び/又は前記ビットマップデータ列の最後
    尾に{0}があるものとみなす工程を備えたことを特徴
    とする制御プログラムを記録した情報記録媒体。
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