JPH11327302A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11327302A
JPH11327302A JP13072398A JP13072398A JPH11327302A JP H11327302 A JPH11327302 A JP H11327302A JP 13072398 A JP13072398 A JP 13072398A JP 13072398 A JP13072398 A JP 13072398A JP H11327302 A JPH11327302 A JP H11327302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ型の帯電器を使用する場合でも、外添
剤のブラシ部への付着による帯電不良を確実に防止する
と共に、外添剤のトナー母粒子への埋まり込みによる印
字不良を確実に防止することのできる画像形成装置を提
供すること。 【解決手段】 帯電器としてブラシ型帯電器26を備
え、感光ドラム23と現像ローラ27を備えて本体に対
して着脱自在なプロセスカートリッジ3には、非磁性1
成分現像剤として、粉砕トナーTを収容する。そして、
トナーTの外添剤として、大粒径外添剤と小粒径外添剤
の双方を備え、大粒径外添剤には、導電性表面処理を施
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤を被記録媒
体に転写して画像を形成する画像形成装置、詳しくは、
ブラシ型の帯電器を使用する画像形成装置の技術分野に
属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面に静電潜像が形成される
感光ドラム等の静電潜像担持体と、該静電潜像担持体の
表面をコロナ放電によって一様に帯電させるスコロトロ
ン型の帯電器と、該帯電器による帯電後の前記静電潜像
担持体表面に前記静電潜像を形成する静電潜像形成手段
と、該静電潜像形成手段によって形成された前記静電潜
像にトナー等の現像剤を搬送して現像する現像手段と、
該現像手段に現像剤を供給する供給手段とを備えた画像
形成装置が知られている。
【0003】この種の画像形成装置では、帯電器によっ
て一様に帯電させた静電潜像担持体表面に、静電潜像形
成手段によって静電潜像を形成し、現像手段よって摩擦
帯電等により帯電させた現像剤で前記静電潜像を現像
し、続いて、その現像剤を被記録媒体に転写することに
よって画像を形成している。
【0004】この種の画像形成装置において良好な画像
形成を行うためには、まず帯電器による静電潜像担持体
の均一な帯電が不可欠である。スコロトロン型の帯電器
は、このような均一な帯電を行うには最適な帯電器であ
るが、帯電に際してオゾンが大量に発生するという問題
点があり、近年においては環境面を考慮してオゾンレス
帯電器が主流となりつつある。
【0005】オゾンレス帯電器には、回転体に導電性の
ブラシを設け、このブラシを静電潜像担持体に接触させ
て電圧の印加を行う、いわゆるブラシ型の帯電器と、ロ
ーラ型の導電性弾性体を静電潜像担持体に接触させて電
圧の印加を行う、いわゆるローラ型の帯電器とがある。
【0006】ブラシ型の帯電器は、ローラ型の帯電器に
比べ安価に構成することができ、また、静電潜像担持体
の表面、特に有機感光体の表面を汚染する現象が生じに
くいという利点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブラシ
型帯電器を用いた場合には、長期間の使用において、絶
縁体であるトナーの外添剤がトナー母粒子から剥離し、
ブラシ型帯電器のブラシ部に付着して、ブラシ部の導電
性を低下させ、帯電にむらを生じるという問題点があっ
た。
【0008】画像形成装置の維持管理や小型化が容易な
点から、トナーとキャリアとを含む2成分系の現像剤に
代わって、キャリアを含まない1成分系の現像剤が多用
されるようになってきており、その中でも、トナーに磁
性体を含まない非磁性の1成分現像剤が、カラー現像に
適しているという理由で一般的となりつつある。しか
し、前記帯電むらは、特に非磁性1成分現像剤を用いる
際に大きな問題となっていた。
【0009】非磁性1成分現像剤では、シリカ等の各種
外添剤がトナーに添加されており、一般的には2種類の
粒径の外添剤が用いられることが多い。1つは流動性の
確保を主な目的として添加される粒径が10nm程度の
小さ目の外添剤であり、もう1つは小さ目の外添剤のト
ナー母粒子への埋り込み防止を主な目的として添加され
る粒径が30nm以上の大き目の外添剤である。そし
て、この大き目の外添剤がトナー母粒子から離れ易いと
いう性質を有しており、また、この大き目の外添剤がブ
ラシ部に付着した場合には、帯電むらが大きいという問
題があった。
【0010】この問題を解決するためには、大き目の外
添剤を使用しないことも考えられるが、小さ目の外添剤
だけでは、長期間の使用において小さ目の外添剤がトナ
ー母粒子に埋まり込み、トナーの流動性の低下、あるい
は帯電不良を生じさせて、良好な現像を行うことができ
ないという問題が生じる。
【0011】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
であり、ブラシ型の帯電器を使用する場合でも、外添剤
のブラシ部への付着による帯電不良を確実に防止すると
共に、外添剤のトナー母粒子への埋まり込みによる印字
不良を確実に防止することのできる画像形成装置を提供
することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像形
成装置は、前記課題を解決するために、静電潜像を現像
した現像剤を、被記録媒体に転写して画像を形成する画
像形成装置であって、表面に静電潜像が形成される静電
潜像担持体と、該静電潜像担持体の表面に接触して該表
面を一様に帯電せしめるブラシ状帯電手段とを少なくと
も備え、前記現像剤は、体積抵抗値が前記ブラシ状帯電
手段の体積抵抗値以下である導電性の外添剤を含むこと
を特徴とする。
【0013】請求項1に記載の画像形成装置によれば、
現像剤としてのトナーに外添された外添剤がブラシ状帯
電手段のブラシ部に付着することがあっても、本発明の
外添剤は、体積抵抗値がブラシ状帯電手段の体積抵抗値
以下である導電性を有しているので、ブラシ部に付着し
たとしてもブラシ部に印加された電圧を良好に静電潜像
担持体に供給することができる。従って、帯電むらのな
い良好な画像形成を行うことができる。
【0014】請求項2に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、前記請求項1に記載の画像形成装
置において、前記現像剤は非磁性1成分現像剤であり、
前記外添剤は粒径の異なる2種類以上の外添剤を備え、
少なくとも最大粒径の外添剤が前記導電性の外添剤であ
ることを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
前記現像剤が非磁性1成分現像剤であるため、現像のた
めだけでなく、現像剤担持体による搬送のためにも、十
分に摩擦を行い、摩擦帯電電荷を付与する必要がある。
従って、外添剤のトナー母粒子からの剥離がより一層生
じ易くなりブラシ状帯電手段のブラシ部に付着し易い。
特に大粒径の外添剤にその傾向が強い。しかしながら、
少なくとも最大粒径の外添剤は、体積抵抗値がブラシ状
帯電手段の体積抵抗値以下である導電性を有しているの
で、ブラシ部に付着したとしてもブラシ部に印加された
電圧を良好に静電潜像担持体に供給することができる。
従って、帯電むらのない良好な画像形成を行うことがで
きる。また、現像剤は、粒径の異なる2種類以上の外添
剤に含まれる小さな粒径の外添剤によって流動性が向上
し、良好な摩擦帯電電荷が得られ、また、現像剤担持体
による搬送量が向上する。更に、前記現像剤は、粒径の
異なる2種類以上の外添剤に含まれる大きな粒径の外添
剤によって、前記小さな外添剤のトナー母粒子への埋ま
り込みを防止し、長期間に亘って前記小さな粒径の外添
剤による高流動性と高搬送性を維持する。従って、上述
のように良好な帯電により形成された良好な静電潜像を
長期間に亘って高流動性と高搬送性の現像剤により現像
することができ、長期間に亘って高品質の画像形成を行
うことができる。
【0016】請求項3に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、請求項1または請求項2に記載の
画像形成装置において、前記導電性の外添剤は、導電性
を有する表面層が形成された酸化チタン、シリカ、ある
いはアルミナであることを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
前記導電性の外添剤は、導電性を有する表面層が形成さ
れた酸化チタン、シリカ、あるいはアルミナなので、微
粉末化が容易であり、現像剤、特に非磁性1成分現像剤
の帯電性及び流動性を適切に調整して、良好な画像形成
を行うことができる。また、ブラシ状帯電手段のブラシ
部に付着したとしても導電性を有しているので帯電むら
を生じさせることがない。従って、ブラシ状帯電手段を
使用する場合でも、外添剤のブラシ部への付着による帯
電不良と、トナーの帯電不良とを確実に防止することが
できる。
【0018】請求項4に記載の画像形成装置は、前記課
題を解決するために、請求項3に記載の画像形成装置に
おいて、前記導電性を有する表面層は、アンチモン(S
b)をドープした酸化錫(SnO2)により形成されて
いることを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
酸化チタン、シリカ、あるいはアルミナを覆う前記導電
性を有する表面層は、アンチモン(Sb)をドープした
酸化錫(SnO2)により形成されているので、酸化チ
タン、シリカ、あるいはアルミナに対して適切な導電性
表面処理を行うことができ、ブラシ状帯電手段を使用す
る場合でも、外添剤のブラシ部への付着による帯電不良
と、トナーの帯電不良とを確実に防止することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された
画像形成装置としてのレーザプリンタの主要構成部品の
斜視図、図2はこのレーザプリンタの概略側断面図であ
る。
【0021】本実施形態におけるレーザプリンタの本体
ケース1は、合成樹脂で形成されており、図1に示すよ
うに、メインフレーム1aと、このメインフレーム1a
の四周(前後及び左右両側)外面を覆うメインカバー体
1bとからなり、メインフレーム1aとメインカバー体
1bとを一体的に射出成形等により形成したものであ
る。
【0022】また、メインフレーム1aには、上面から
露光ユニットとしてスキャナユニット2と、画像形成部
としてのプロセスカートリッジ3と、定着部としての定
着ユニット4と、給紙ユニット5とが装着される。
【0023】そして、駆動モータとギヤ列とを含む駆動
系ユニット6は、メインカバー体1bの図1の左側内面
とそれに近接するメインフレーム1aの左側の間との収
納凹所1d内に本体ケース1の下方から挿入して装着固
定される。更に、メインフレーム1a及びメインカバー
体1bの上面を覆うための合成樹脂製の本体カバーとし
てのトップカバー7には、メインフレーム1aの右側に
上向きに突出する操作パネル部1cを貫通させる孔7a
と、給紙ユニット5の基部を貫通させるための孔7bと
が穿設されている。排紙トレイ8の基部はトップカバー
7の前端の左右両側に突設したブラケット9(図1で一
方のみ示す)に上下揺動可能に装着されてやおり、不使
用の場合には、排紙トレイ8をトップカバー7の上面側
に折り畳んで覆うことができる。
【0024】給紙ユニット5におけるフィダー部ケース
5a内には、積層された状態で被記録媒体としての記録
紙Pがセットされる。図2に示すように、記録紙Pの先
端側は、フィダー部ケース5a内のばね10aで付勢さ
れた支持板10にて給紙ローラ11に向かって押圧され
ている。このため、駆動系ユニット6から動力伝達され
て回転する給紙ローラ11と分離パッド12とによっ
て、記録紙Pを1枚ずつ分離して上下一対のレジストロ
ーラ13,14に送ることが可能である。
【0025】プロセスカートリッジ3は、レジストロー
ラ13,14にて給送されてくる前記分離された記録紙
Pの表面にトナーT(図3)により画像を形成する。更
に、定着ユニット4は、トナーTの画像が形成された記
録紙Pを、加熱ローラ15と押圧ローラ16とにて挟持
するこで加熱して、記録紙P上のトナー画像を定着す
る。定着ユニット4のケース内における下流側に配置さ
れた排紙ローラ17とピンチローラ18とからなる排紙
部は、トナー画像が定着された記録紙Pを排紙トレイ8
に排出する。給紙ローラ11から排紙部までが、被記録
媒体搬送ルートである。なお、給紙ユニット5には斜め
上方向に開口する手挿口5bが設けられ、フィダー部ケ
ース5a内の記録紙Pとは別の記録紙を、前記記録媒体
搬送ルートへ挿入して印刷できるようにされている。
【0026】本体ケース1における上面開放箱体状のメ
インフレーム1aの平面視ほぼ中央部に配置するプロセ
スカートリッジ3の下方の部位には、スキャナユニット
2の上支持板2aが、メインフレーム1aの底板部の上
面側に一体的に形成したステー部にビス等にて固定され
る。そして、露光ユニットとしてのスキャナユニット2
には、合成樹脂等の上支持板2aの下面側に、レーザ発
光部(図示せず)、ポリゴンミラー20、レンズ21、
反射鏡22等が配置されている。前記上支持板2aに
は、静電潜像担持体としての感光ドラム23の軸線に沿
って延びるように穿設された横長スキャナ孔を覆う硝子
板24が設けられている。レーザ発光部から出射された
レーザビームLは、ポリゴンミラー20、反射鏡22、
レンズ21、硝子板24等を介してプロセスカートリッ
ジ3における感光ドラム23の外周面に照射される。
【0027】図2及び図3に示すように、プロセスカー
トリッジ3は、感光ドラム23とその上方に当接した転
写ローラ25、給紙方向において感光ドラム23よりも
上流側に配置された現像手段としての現像ローラ27、
及びその更に上流側に配置された供給ローラ28を有す
る現像器、更にその上流側に配置した現像剤収容部にに
着脱可能な設けられたトナーカートリッジ29、また感
光ドラム23よりも下流側に配置したクリーニング装置
30等からなっている。プロセスカートリッジ3は、こ
れらの構成要素が合成樹脂製のケース34に組み込まれ
ることによってカートリッジ化されており、このカート
リッジ化したプロセスカートリッジ3は、メインフレー
ム1aに着脱可能に装着されている。なお、感光ドラム
23、現像ローラ27、及び供給ローラ28は、何れも
図2における時計回りに回転する。
【0028】プロセスカートリッジ3と定着ユニット4
との間には、感光ドラム23を除電するための除電ラン
プ41が設けられている。また、感光ドラム23の下方
には帯電器26が設けられている。帯電器26は、導電
性の繊維から成るブラシを備えたブラシ型帯電器であ
り、スキャナユニット2の上支持板2a上面に一体に設
けられている。
【0029】感光ドラム23の外周面には、帯電器26
にて帯電された感光層に、スキャナユニット2により画
像情報に従って変調されたレーザビームLが走査される
ことによって静電潜像が形成される。すなわち、スキャ
ナユニット2は静電潜像形成手段に相当する。図3の拡
大図に示すように、トナーカートリッジ29内に収納さ
れた現像剤としてのトナーTは、攪拌体31にて攪拌さ
れて放出された後、供給ローラ28を介して現像ローラ
27の外周面に担持され、層厚規制ブレード32によっ
て現像ローラ27外周面の層の厚さが規制される。感光
ドラム23の静電潜像は、現像ローラ27からトナーT
が付着されることによって顕像化(現像)される。な
お、このトナーTの構成、前記現像の機構等について
は、後に詳述する。
【0030】トナーTによって感光ドラム23に形成さ
れた像(トナー画像)は、感光ドラム23の電位とは逆
電位の転写バイアスが印加された転写ローラ25と感光
ドラム23との間を通る記録紙Pに転写される。そし
て、感光ドラム23上に残ったトナーTはクリーニング
ローラ装置30に設けられたクリーニングブレード30
aによって掻き取られる。
【0031】なお、スキャナユニット2の上支持部2a
(図2)には、上向きに突出するトナーセンサ33を設
け、発光部と受光部との対からなるトナーセンサ33が
プロセスカートリッジ3におけるトナーカートリッジ2
9の下面凹所内に臨んで、トナーカートリッジ29内の
トナーTの有無を検出できるようになっている。
【0032】図2に戻って、メインフレーム1aの前部
位とメインカバー体1bの前部位との連設部下面側に
は、冷却ファン35を収納するための収納部36と、記
録紙Pの通過方向と直交する左右方向に延びる通風ダク
ト37とが連通して形成される。そして、通風ダクト3
7の上面板部37aを断面下向きV字状に形成し、この
上面板部37aをプロセスカートリッジ3と定着ユニッ
ト4との間に位置させて、定着ユニット4における加熱
ローラ15から発生する熱がプロセスカートリッジ3側
に直接伝達しないように遮断する。
【0033】また、冷却ファン35で発生した冷却風
は、通風ダクト37内を通ってメインフレーム1aの一
側下面を伝い、電源部39及び駆動系ユニット6の前記
駆動モータを冷却する一方、上面板部37aの内、プロ
セスカートリッジ3側に開口した複数箇所のスリット孔
から吹き出し、該冷却風は、プロセスカートリッジ3と
定着ユニット4の間を通過して上昇し、トップカバー7
に複数穿設した排気孔40(図1)から装置外に排出さ
れる。
【0034】(現像機構の構成)次に、前記トナー画像
の現像機構の構成について説明する。
【0035】本実施形態の静電潜像担持体としての感光
ドラム23は、ポリカーボネイト等から構成されてお
り、例えば、接地されたアルミニウム製の円筒スリーブ
外周部に、ポリカーボネイトに光導電性樹脂を分散させ
た光導電層を形成して構成される。
【0036】ブラシ型帯電器26の導電性ブラシには、
一例として、導電性カーボンを分散したビスコスレーヨ
ン(ユニチカ製)を用いた。また、比抵抗は1×106
〜10×106Ω・cmとした。
【0037】現像剤担持体としての現像ローラ27は、
シリコンゴムを基材として円柱状に構成され、更にカー
ボンの微粒子を含むと共に、表面にフッ素を含有した樹
脂またはゴム材のコート層が形成されている。なお、現
像ローラ27は、必ずしも基材をシリコンゴムで構成し
なくてもよく、ウレタンゴムで構成しても良い。
【0038】供給ローラ28は、連続気泡を有するウレ
タンフォームによって構成されたいわゆる発泡ローラで
あり、その気泡のセル数は1インチ(2.54cm)当
たり80個以上である。また、供給ローラ28は、現像
ローラ27に押圧接触するように配置されている。な
お、供給ローラ28としては、この他にも、スポンジ、
シリコンゴムあるいはウレタンゴム等の適宜の部材を使
用することができる。
【0039】層厚規制手段としての層厚規制ブレード3
2は、ステンレス鋼等の板バネ部材の先端部を曲げたも
のを用いている。但し、このようなブレードに限られる
ものではなく、板バネ部材の先端部にシリコン等のゴム
弾性を有する圧接部材を備えたもの等を用いることがで
きる。
【0040】以上のような構成により、現像ローラ27
と感光ドラム23との対向部において、感光ドラム23
上に形成されたマイナス極性(負帯電)の静電潜像に対
して、摩擦帯電により負に帯電したトナーTを反転現像
方式で良好に現像することができ、極めて高画質な画像
を形成できる。
【0041】特に、本実施形態においては、現像剤に含
まれる外添剤を以下のように構成したことにより、ブラ
シ型帯電器26による帯電むらを生じさせることがない
という、従来の装置に比べて極めて優れた効果を発揮す
ることができる。以下、本実施形態の画像形成装置にお
ける外添剤の構成について詳しく説明する。
【0042】まず、トナーカートリッジ29に収納され
たトナーTは、負帯電性の非磁性1成分現像剤であり、
機械的粉砕方式により生成された粉砕ポリエステルトナ
ーである。そして、このような粉砕ポリエステルトナー
に、ワックスと着色剤たるカーボン、及び負帯電用の荷
電制御剤としてクロム錯体を添加してなる平均粒径9μ
mのトナー母粒子を有している。
【0043】そして、前記トナーTは、そのトナー母粒
子の表面に小粒径外添剤としてのシリカ及び大粒径外添
剤としての酸化チタンを添加して構成している。そし
て、シリカには、シランカップリング剤、シリコーン等
による周知の疎水化処理を施し、酸化チタンには、アン
チモン(Sb)でドーピングした酸化錫(SnO2)等
による導電性表面処理を施して、その体積抵抗値を約5
0Ω・cmに設定した。但し、この体積抵抗値に限られ
るものではなく、ブラシ型帯電器26のブラシ部の体積
抵抗値と同等か、それ以下であれば良い。大粒径外添剤
としての酸化チタンは平均粒径が40nmで、その添加
量はトナー母粒子の1.0重量%であり、小粒径外添剤
としてのシリカは平均粒径が10nmで、その添加量は
トナー母粒子の0.6重量%である。
【0044】このように平均粒径の大きな外添剤と平均
粒径の小さな外添剤との粒径の異なる2種類の外添剤を
用いるのは、外添剤のトナー母粒子への埋まり込みの防
止とトナーの流動性の向上との両立を図るためである。
平均粒径が10nmの小粒径外添剤は、トナーの流動性
を良好に向上させることができるが、その反面、長期間
使用する間にトナー母粒子の中に埋まり込み易い。特
に、現像剤として、非磁性1成分現像剤を用いた場合に
は、摩擦帯電により電荷を付与する必要があるため、こ
のような埋まり込みが生じ易い。このため、この小粒径
外添剤が剥がれてブラシ型帯電器26のブラシ部に付着
することは殆どない。これに対し、平均粒径が40nm
の大粒径外添剤は、図4に例示する外添剤91のよう
に、小粒径外添剤93のトナー母粒子95への埋まり込
みを抑制することができる。
【0045】但し、大粒径外添剤は、トナー母粒子から
剥がれ易く、ブラシ型帯電器26のブラシ部に付着する
可能性も高い。特に、従来の画像形成装置のように大粒
径の外添剤として絶縁体であるシリカを用いていた場合
には、ブラシ部の導電性を低下させ、帯電むらを生じさ
せることがあった。
【0046】しかしながら、本実施形態においては、大
粒径外添剤としての酸化チタンには、アンチモン(S
b)でドーピングした酸化錫(SnO2)等による導電
性表面処理を施し、体積抵抗値を約50Ω・cmに設定
し、ブラシ型帯電器26のブラシ部の体積抵抗値と同等
か、それ以下としたので、たとえブラシ型帯電器26の
ブラシ部に付着したとしても、ブラシ部に印加された電
圧を良好に感光ドラム23に供給することができる。
【0047】本実施形態のこのような効果は次のような
実験により確認することができた。この実験は、外添剤
を様々に組み合わせて行ったもので、温度23℃、湿度
60%の通常環境下にて、毎分10枚のプリンタ印字速
度、50mm/秒の感光ドラム23周速により、画像形
成を行った。また、印字条件は、毎分2枚の間欠印字と
し、印字パターンには、印字面積率4%の文字パターン
と、600dpiの解像度にて1ドット分の横線を2ド
ット分の間隔を開けて多数描いた、いわゆるジップパタ
ーンとを用いた。そして、上述したブラシ型帯電器26
は、感光ドラム23と同じ方向に、感光ドラム23の2
倍の周速で回転させた。また、ブラシ型帯電器26に
は、DCで−1400Vの電圧を印加し、感光ドラム2
3を約−800Vに帯電させるようにした。
【0048】以上のような条件において、小粒径外添剤
にシリカを用い、大粒径外添剤に導電性表面処理を施し
た酸化チタンを用いた場合、また、小粒径外添剤と大粒
径外添剤の双方に絶縁体のシリカを用いた場合、更に
は、小粒径外添剤のみに絶縁体のシリカを用い、大粒径
外添剤は用いない場合の3つの組合わせで、印字を行
い、印字画像の評価を行った。評価の結果を図5に示
す。
【0049】図5に示すように、大粒径外添剤に導電性
表面処理が施された酸化チタンを用いた場合には、20
00枚から10000枚に至るまで、ブラシ型帯電器2
6による帯電むらが原因と考えられる印字不良も、小粒
径外添剤のトナー母粒子への埋まり込みが原因と考えら
れる印字不良も発生せず、長期間に亘って良好な画像が
形成されることが確認された。
【0050】これに対し、小粒径外添剤と大粒径外添剤
の双方に絶縁体のシリカを用いた場合には、小粒径外添
剤のトナー母粒子への埋まり込みが原因と考えられる印
字不良は確認されないが、2000枚のレベルで既にブ
ラシ型帯電器26による帯電むらが原因と考えられる印
字不良、即ち刷毛目状の縦筋がジップパターン画像に発
生し、印字枚数が多くなると更に悪化することが確認さ
れた。
【0051】更に、小粒径外添剤のみに絶縁体のシリカ
を用い、大粒径外添剤は用いない場合には、2000枚
のレベルにおいては、印字不良は確認されないが、40
00枚のレベルから、ジップパターンのかすれが発生
し、更に、主に外添剤のトナー母粒子への埋まり込みに
よるトナーの流動性の低下及び摩擦帯電不足が原因であ
ると考えられる印字不良、即ち印字かぶりが発生し、1
0000枚のレベルではこれが更に悪化することが確認
された。
【0052】以上のように、少なくとも最大粒径の外添
剤に、体積抵抗値がブラシ型帯電器26のブラシ部の体
積抵抗値以下である導電性を持たせることにより、長期
間に亘って、感光ドラム23の帯電むら及びトナーTの
帯電不足が生じることがなく、良好な画像形成を行うこ
とができることが確認された。
【0053】なお、本実施形態においては、外添剤とし
てシリカ及び酸化チタンを用いたが、アルミナを用いる
こともできる。これらは何れも微粉末化が容易であり、
良好な流動性の外添剤を製造することができる。また、
これらの材質を用いることにより、十分な硬さの外添剤
を製造することができ、長期間の使用においても、外添
剤としての性能の低下を生じさせることがない。また、
前記導電性表面処理を行う外添剤は、酸化チタンに限ら
れるものではなく、シリカまたはアルミナに対して導電
性表面処理を行うようにしても良い。
【0054】また、本実施形態においては、大粒径の外
添剤のみについて導電性表面処理を施したが、小粒径の
外添剤にも同様の処理を施しても良い。
【0055】なお、上述した外添剤の平均粒径、トナー
母粒子の平均粒径は一例であり、適宜変更可能である。
例えば、トナー母粒子の平均粒径は、6μm〜10μm
の範囲で変更しても良い。
【0056】更に、本発明は、原稿に反射されたレーザ
ビームLによって静電潜像を形成するコピー機等の画像
形成装置にも、また、更に、本発明は、粉砕トナー以外
の非磁性1成分現像剤を用いた画像形成装置、例えば、
各種の重合法によって得られた重合トナーを用いた画像
形成装置にも、同様に適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
画像形成装置によれば、ブラシ状帯電手段により静電潜
像担持体を帯電させ、帯電させた静電潜像担持体に静電
潜像を形成すると共に、この静電潜像を現像した現像剤
を、被記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置
において、前記現像剤を、体積抵抗値が前記ブラシ状帯
電手段の体積抵抗値以下である導電性の外添剤を含むよ
うに構成したので、外添剤がブラシ部に付着したとして
もブラシ部に印加された電圧を良好に静電潜像担持体に
供給することができる。従って、帯電むらのない良好な
画像形成を行うことができる。
【0058】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
前記現像剤を非磁性1成分現像剤とし、前記外添剤とし
て粒径の異なる2種類以上の外添剤を備え、少なくとも
最大粒径の外添剤を前記導電性の外添剤としたことによ
り、長期間に亘って帯電むらの発生を防止することがで
き、良好な帯電により形成された良好な静電潜像を長期
間に亘って高流動性と高搬送性の現像剤により現像する
ことができるので、長期間に亘って高品質の画像形成を
行うことができる。
【0059】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
前記導電性の外添剤を、表面層が導電性である酸化チタ
ン、シリカ、あるいはアルミナとしたので、微粉末が容
易であり、現像剤、特に非磁性1成分現像剤の帯電性及
び流動性を適切に調整して、良好な画像形成を行うこと
ができる。また、ブラシ状帯電手段のブラシ部に付着し
たとしても導電性を有しているので帯電むらを生じさせ
ることがない。従って、ブラシ状帯電手段を使用する場
合でも、外添剤のブラシ部への付着による帯電不良と、
トナーの帯電不良とを確実に防止することができる。
【0060】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
酸化チタン、シリカ、あるいはアルミナを覆う前記導電
性を有する表面層を、アンチモン(Sb)をドープした
酸化錫(SnO2)により形成したので、酸化チタン、
シリカ、あるいはアルミナに対して適切な導電性表面処
理を行うことができ、ブラシ状帯電手段を使用する場合
でも、外添剤のブラシ部への付着による帯電不良と、ト
ナーの帯電不良とを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるレーザビームプ
リンタの主要構成要素の斜視図である。
【図2】図1のレーザビームプリンタの概略側断面図で
ある。
【図3】図1のレーザビームプリンタにおける現像機構
の構成を示す側断面図である。
【図4】大小の外添剤を混合して添加する効果を説明す
るための模式図である。
【図5】本実施形態において導電性外添剤と絶縁体の外
添剤を種々組み合わて行った画像評価実験の結果を示す
表である。
【符号の説明】
1…レーザビームプリンタ 3…プロセスカートリッジ 23…感光ドラム 27…現像ローラ 28…供給ローラ 29…トナーカートリッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を現像した現像剤を、被記録媒
    体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、 表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体と、 該静電潜像担持体の表面に接触して該表面を一様に帯電
    せしめるブラシ状帯電手段とを少なくとも備え、 前記現像剤は、体積抵抗値が前記ブラシ状帯電手段の体
    積抵抗値以下である導電性の外添剤を含む、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤は非磁性1成分現像剤であ
    り、前記外添剤は粒径の異なる2種類以上の外添剤を備
    え、少なくとも最大粒径の外添剤が前記導電性の外添剤
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記導電性の外添剤は、導電性を有する
    表面層が形成された酸化チタン、シリカ、あるいはアル
    ミナであることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記導電性を有する表面層は、アンチモ
    ン(Sb)をドープした酸化錫(SnO2)により形成
    されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    装置。
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