JPH11212357A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11212357A
JPH11212357A JP1173098A JP1173098A JPH11212357A JP H11212357 A JPH11212357 A JP H11212357A JP 1173098 A JP1173098 A JP 1173098A JP 1173098 A JP1173098 A JP 1173098A JP H11212357 A JPH11212357 A JP H11212357A
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JP
Japan
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component developer
magnetic
toner
layer thickness
developing
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JP1173098A
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Shogo Sato
正吾 佐藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0602Developer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非磁性1成分現像剤(例えばトナー)を均一
に安定して帯電させることにより、良好な画像を安定し
て形成することのできる画像形成装置の提供。 【解決手段】 直流電源51は現像ローラ27に正の電
圧Vdを、直流電源53は層厚規制ブレード32に正の
電圧Vbを、それぞれ印加する。電圧Vb,Vdは、V
b>Vd+Vt(但し、Vtは現像ローラ27に付着し
たトナーTの層厚方向の電位差)を満たす。また、トナ
ーTは流動性に優れた懸濁重合トナーである。よって、
逆極性に帯電したトナーTを良好に除去することができ
る。更に、層厚規制ブレード32に電位Vbを印加した
ことによるトナーTへの電荷注入の作用は発生せず、こ
の作用がなくても、現像ローラ27と供給ローラ28と
の共働による摩擦帯電によってトナーTを充分に帯電可
能に構成されている。このため、トナーTを均一に安定
して帯電させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤を被記録媒
体に転写して画像を形成する画像形成装置に関し、詳し
くは、帯電した非磁性1成分現像剤によって画像を形成
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面に静電潜像が形成される
感光ドラム等の静電潜像坦持体と、該静電潜像坦持体の
表面にトナー等の現像剤を搬送して上記静電潜像を現像
する現像手段と、該現像手段に現像剤を供給する供給手
段と、上記現像手段の表面に付着した現像剤の層の厚さ
を、その現像剤が上記静電潜像坦持体に対向するに先立
って規制する層厚規制手段と、を備えた画像形成装置が
知られている。この種の画像形成装置では、供給手段及
び現像手段によって現像剤を静電潜像坦持体の表面に搬
送し、その現像剤によって上記静電潜像を現像し、続い
てその現像剤を被記録媒体に転写することによって画像
を形成している。現像剤の層の厚さは、静電潜像坦持体
に対向するに先立って層厚規制手段により規制されるの
で、均一な濃度の画像を形成することができる。
【0003】上記現像剤としては、トナーとキャリアと
を含む2成分系の現像剤と、キャリアを含まない1成分
系の現像剤とが知られている。近年は、画像形成装置の
維持管理や小型化が容易な点から、2成分系の現像剤に
替わって1成分系の現像剤が多用されるようになってき
ている。1成分系の現像剤では、トナーにキャリアに相
当する物質を含有させており、磁力を利用してトナーを
移動させる場合には、トナーに磁性体を含有させる。と
ころが、磁性体は不透明であるから、特にカラー現像で
は非磁性の現像剤を使用するのが適切である。従って、
近年では、トナー等の現像剤を被記録媒体に転写して画
像を形成するいわゆる電子写真方式の画像形成装置に
は、非磁性1成分現像剤を使用することが一般的となり
つつある。
【0004】非磁性1成分現像剤は、正または負に帯電
され、静電引力を利用して上記静電潜像を現像する。ト
ナー等の非磁性1成分現像剤を帯電させる方法として
は、ローラ等(上記供給手段や上記現像手段を兼ねる場
合もある)によってトナーを擦り合わせ、トナーを摩擦
帯電させる方法、層厚規制手段を導電性を有する材質で
構成し、その層厚規制手段を介してトナーに電荷を注入
することによってトナーを帯電させる方法、等が知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のいず
れの方法によっても、次のようにトナーを均一に安定し
て帯電させることは困難であった。このため、従来の画
像形成装置では、良好な画像を安定して形成することが
できなかった。
【0006】すなわち、現像手段の表面に付着して層の
厚さを規制されたトナーは、その全てが現像に提供され
る訳ではなく、一部は現像手段の表面に付着したまま残
る。現像手段はローラ等によって構成されることが多
く、前者の摩擦帯電による方法では、現像手段に付着し
たまま残ったトナーには再び摩擦帯電が施される。この
場合、一部のトナーの摩擦帯電量が過大となり、現像手
段に強力に付着して他のトナーの帯電を阻害することが
ある。この結果、トナーに対して充分な摩擦帯電がなさ
れず、画像濃度が低下するばかりか、トナー同士の摺擦
が多く起こって所望する帯電極性とは逆極性に摩擦帯電
する場合がある。この場合、静電潜像坦持体上の静電潜
像の背景部にトナーが付着するいわゆる反転かぶりが発
生する。
【0007】特に、非磁性1成分現像剤では、2成分系
の現像剤に比べて帯電のスピードが遅く、低温低湿環境
下での画像形成時、トナーを新規に補充した直後、トナ
ーが劣化した後の画像形成時、等にかぶりが発生し易か
った。更に、トナーが多く消費される黒べたの印字領域
に続く領域には一層かぶりが発生し易かった。
【0008】この問題を解決するために、後者の電荷注
入による方法が考えられたのであるが、この方法では、
帯電効率がトナーの抵抗値等に大きく依存し、環境の影
響を受け易く、現像剤の帯電量を制御するのが困難であ
った。また、トナーの抵抗値を充分に小さくしたり外添
剤に工夫をすれば、かぶりの発生は低減できるかも知れ
ないが、環境によって、転写不良が発生したり細線再現
性が低下したりする可能性がある。
【0009】そこで、本発明は、非磁性1成分現像剤を
均一に安定して帯電させることにより、良好な画像を安
定して形成することのできる画像形成装置を提供するこ
とを目的としてなされた。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、表面に
静電潜像が形成される静電潜像坦持体と、該静電潜像坦
持体の表面に帯電した非磁性1成分現像剤を搬送し、上
記静電潜像を現像する現像手段と、該現像手段に上記非
磁性1成分現像剤を供給する供給手段と、上記現像手段
の表面に付着した上記非磁性1成分現像剤の層の厚さ
を、その非磁性1性分現像剤が上記静電潜像坦持体に対
向するに先立って規制し、少なくとも上記現像手段の表
面に付着した上記非磁性1成分現像剤と接する部分が導
電性を有する材料で構成されている層厚規制手段と、を
備え、上記静電潜像を現像した上記非磁性1成分現像剤
を、被記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置
において、上記非磁性1性分現像剤が略球状であり、上
記現像手段,上記供給手段,及び上記層厚規制手段が、
上記層厚規制手段を上記現像手段と同電位にしても、上
記非磁性1成分現像剤を上記静電潜像の現像に対して充
分に帯電可能に構成され、上記層厚規制手段の電位Vb
を、少なくとも画像形成時には、以下に記述する条件を
共に満たす電位に制御する電位制御手段を、更に備えた
ことを特徴としている。 条件1.電位Vbが次式を満たすこと。
【0011】Vb>Vd+Vt:正帯電性の非磁性1成
分現像剤を使用した場合 Vb<Vd+Vt:負帯電性の非磁性1成分現像剤を使
用した場合 但し、Vd:画像形成時の上記現像手段への印加電圧 Vt:上記現像手段に付着した非磁性1成分現像剤の層
厚方向の電位差 条件2.上記層厚規制手段に電位Vbを印加したとき
と、上記層厚規制手段を上記現像手段と同電位にしたと
きとで、上記現像手段に付着した非磁性1成分現像剤の
単位質量当たりの帯電量が略等しいこと。
【0012】本願出願人は、層厚規制手段の少なくとも
現像手段表面に付着した非磁性1成分現像剤と接する部
分を、導電性を有する材料で構成すると共に、その層厚
規制手段の電位Vbを上記条件1を満たす電位に制御す
れば、逆極性に帯電した非磁性1成分現像剤を層厚規制
手段によって良好に除去できることを発見した。本発明
では、上記電位Vbを電位制御手段により上記条件1を
満たす電位に制御しており、しかも、流動性に優れた略
球状の非磁性1成分現像剤を使用しているので、現像手
段表面に付着した逆極性に帯電した非磁性1成分現像剤
をきわめて良好に除去することができる。
【0013】また、上記電位Vbは、その電位Vbを層
厚規制手段に印加したときと、層厚規制手段を現像手段
と同電位にしたときとで、現像手段に付着した非磁性1
成分現像剤の単位質量当たりの帯電量が略等しくなるよ
うに設定され(条件2)、更に、現像手段,供給手段,
及び層厚規制手段は、層厚規制手段を現像手段と同電位
にしても、非磁性1成分現像剤を静電潜像の現像に対し
て充分に帯電可能に構成されている。すなわち、本発明
では、層厚規制手段に電位Vbを印加したことによる非
磁性1成分現像剤への電荷注入の作用を積極的に利用す
るものではなく、この作用がなくても、(例えば摩擦帯
電等によって)非磁性1成分現像剤を充分に帯電可能に
構成されている。このため、電荷注入によって非磁性1
成分現像剤を帯電させる場合に比べて環境の影響を受け
難い。また、層厚規制手段を通過するときに非磁性1成
分現像剤が電荷注入を受け、その非磁性1成分現像剤の
帯電量が過大となることもない。
【0014】従って、本発明では、非磁性1成分現像剤
を均一に安定して帯電させることができ、その結果、良
好な画像を安定して形成することができる。なお、本発
明では、電位Vbの印加時に逆極性に帯電した非磁性1
成分現像剤が除去されるが、このような非磁性1成分現
像剤は、現像手段によって搬送される非磁性1成分現像
剤の全体に比べればごく一部であり、通常は殆ど発生し
ない。このため、非磁性1成分現像剤の単位質量当たり
の帯電量は逆極性に帯電した非磁性1成分現像剤の除去
によっても殆ど変化せず、上記条件2の成立は維持され
る。また、条件2における上記各帯電量は必ずしも厳密
に一致する必要はなく、例えば、±5%以内の範囲で相
違しても同様の作用・効果が生じる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記非磁性1成分現像剤が重合によって得ら
れた重合トナーであることを特徴としている。重合によ
って得られた重合トナーは、非磁性1成分現像剤の内で
も一層球状に近く、きわめて良好な流動性を有すること
が知られている。本発明では、非磁性1成分現像剤をこ
のような重合トナーとしているので、逆極性に帯電した
非磁性1成分現像剤を層厚規制手段によって除去するこ
とが一層良好に行える。従って、本発明では、請求項1
記載の発明の効果に加えて、非磁性1成分現像剤を一層
均一に、かつ一層安定して帯電させることができ、その
結果、一層良好な画像を一層安定して形成することがで
きるといった効果が生じる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の構
成に加え、上記重合トナーが懸濁重合によって得られた
懸濁重合トナーであることを特徴としている。懸濁重合
によって得られた懸濁重合トナーは、重合トナーの内で
も一層球状に近く、一層良好な流動性を有することが知
られている。本発明では、非磁性1成分現像剤をこのよ
うな懸濁重合トナーとしているので、逆極性に帯電した
非磁性1成分現像剤を層厚規制手段によって除去するこ
とが、一層良好に行える。従って、本発明では、請求項
2記載の発明の効果に加えて、非磁性1成分現像剤を一
層均一に、かつ一層安定して帯電させることができ、そ
の結果、一層良好な画像を一層安定して形成することが
できるといった効果が生じる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の構成に加え、上記非磁性1成分現像剤
に、平均粒径が30nm以下の疎水化処理した外添剤が約
0.5重量%以上添加されたことを特徴としている。平
均粒径が30nm以下の外添剤は、非磁性1成分現像剤同
士が衝突したときにも引っかかり合わず、その添加によ
って非磁性1成分現像剤の流動性を良好に向上させるこ
とが知られている。また、その外添剤に疎水化処理を施
せば、外添剤が水分を吸収して他の物体に付着するのを
防止して、非磁性1成分現像剤の流動性を一層向上させ
ることができる。本発明では、このような外添剤を非磁
性1成分現像剤に約0.5重量%以上添加しているの
で、その非磁性1成分現像剤の流動性がきわめて向上す
る。このため、逆極性に帯電した非磁性1成分現像剤を
層厚規制手段によって除去することが、一層良好に行え
る。従って、本発明では、請求項1〜3のいずれかに記
載の発明の効果に加えて、非磁性1成分現像剤を一層均
一に、かつ一層安定して帯電させることができ、その結
果、一層良好な画像を一層安定して形成することができ
るといった効果が生じる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の構成に加え、上記現像手段の表面粗さが
上記非磁性1成分現像剤の平均粒径よりも小さいことを
特徴としている。本発明では、現像手段の表面粗さが非
磁性1成分現像剤の平均粒径よりも小さいので、非磁性
1成分現像剤の現像手段表面への埋まり込み,引っかか
り等を良好に防止することができる。このため、逆極性
に帯電した非磁性1成分現像剤を層厚規制手段によって
除去することが、一層良好に行える。従って、本発明で
は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、非磁性1成分現像剤を一層均一に、かつ一層安定し
て帯電させることができ、その結果、一層良好な画像を
一層安定して形成することができるといった効果が生じ
る。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の構成に加え、上記現像手段の印加電圧V
dと上記層厚規制手段の電位Vbとの電位差が、パッシ
ェンの法則に基づく放電破壊電圧を超えないことを特徴
としている。上記現像手段の印加電圧Vdと上記層厚規
制手段の電位Vbとの電位差が、パッシェンの法則に基
づく放電破壊電圧を超えると、上記電位Vbを安定して
保持することが困難となるが、本発明では、上記電位差
が上記放電破壊電圧を超えないようにしている。このた
め、層厚規制手段の電位Vbを安定して保持することが
でき、逆極性に帯電した非磁性1成分現像剤を層厚規制
手段によって除去することが一層安定して行える。従っ
て、本発明では、請求項1〜5のいずれかに記載の発明
の効果に加えて、非磁性1成分現像剤を一層安定して帯
電させることができ、その結果、良好な画像を一層安定
して形成することができるといった効果が生じる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形
成装置としてのレーザプリンタの主要構成部品の斜視
図、図2は、そのレーザプリンタの概略側断面図であ
る。
【0021】本レーザプリンタにおける合成樹脂製の本
体ケース1は、図1に示すように、メインフレーム1a
と、このメインフレーム1aの四周(前後及び左右両
側)外面を覆うメインカバー体1bとからなり、メイン
フレーム1aとメインカバー体1bとを一体的に射出成
形等により形成したものである。
【0022】また、メインフレーム1aには、上面から
露光ユニットとしてのスキャナユニット2と画像形成部
としてのプロセスカートリッジ3と、定着部としての定
着ユニット4と、給紙ユニット5とが装着される。そし
て、駆動モータとギヤ列とを含む駆動系ユニット6は、
メインカバー体1bの図1の左側内面とそれに近接する
メインフレーム1aの左側との間の収納凹所1d内に本
体ケース1の下方から挿入して装着固定される。更に、
メインフレーム1a及びメインカバー体1bの上面を覆
うための合成樹脂製の本体カバーとしてのトップカバー
7には、メインフレーム1aの右側に上向きに突出する
操作パネル部1cを貫通させる孔7aと、給紙ユニット
5の基部を貫通させるための孔7bとが穿設されてい
る。排紙トレイ8の基部はトップカバー7の前端の左右
両側に突設したブラケット9(図1で一方のみ示す)に
上下揺動可能に装着されており、不使用の場合には、排
紙トレイ8をトップカバー7の上面側に折り畳んで覆う
ことができる。
【0023】給紙ユニット5におけるフィダー部ケース
5a内には、積層された状態で被記録媒体としての記録
紙Pがセットされる。図2に示すように、記録紙Pの先
端側は、フィダー部ケース5a内のばね10aで付勢さ
れた支持板10にて給紙ローラ11に向かって押圧され
ている。このため、駆動系ユニット6から動力伝達され
て回転する給紙ローラ11と分離パッド12とによっ
て、記録紙Pを1枚ずつ分離して上下一対のレジストロ
ーラ13,14に送ることが可能である。
【0024】プロセスカートリッジ3は、レジストロー
ラ13,14にて給送されてくる上記分離された記録紙
Pの表面にトナーT(図3)により画像を形成する。更
に、定着ユニット4は、トナーTの画像が形成された記
録紙Pを、加熱ローラ15と押圧ローラ16とにて挟持
することで加熱して、記録紙P上のトナー画像を定着す
る。定着ユニット4のケース内における下流側に配置さ
れた排紙ローラ17とピンチローラ18とからなる排紙
部は、トナー画像が定着された記録紙Pを排紙トレイ8
に排出する。給紙ローラ11から排紙部までが、被記録
媒体搬送ルートである。なお、給紙ユニット5には斜め
上方向に開口する手挿口5bが設けられ、フィダー部ケ
ース5a内の記録紙Pとは別の記録紙を、上記被記録媒
体搬送ルートへ挿入して印刷できるようにされている。
【0025】本体ケース1における上面開放箱体状のメ
インフレーム1aの平面視ほぼ中央部に配置するプロセ
スカートリッジ3の下方の部位には、スキャナユニット
2の上支持板2aが、メインフレーム1aの底板部の上
面側に一体的に形成したステー部にビス等にて固定され
る。そして、露光ユニットとしてのスキャナユニット2
には、合成樹脂製の上支持板2aの下面側に、レーザ発
光部(図示せず)、ポリゴンミラー20、レンズ21、
反射鏡22等が配置されている。上記上支持板2aに
は、静電潜像坦持体としての感光ドラム23の軸線に沿
って延びるように穿設された横長スキャナ孔を覆う硝子
板24が設けられている。レーザ発光部から出射された
レーザビームLは、ポリゴンミラー20、反射鏡22、
レンズ21、硝子板24等を介してプロセスカートリッ
ジ3における感光ドラム23の外周面に照射される。
【0026】図2及び図3に示すように、プロセスカー
トリッジ3は、感光ドラム23とその上面に当接した転
写ローラ25、給紙方向において感光ドラム23よりも
上流側に配置された現像手段としての現像ローラ27、
及び、その更に上流側に配置された供給手段としての供
給ローラ28を有する現像装置、更にその上流側に配置
した現像剤供給部すなわちプロセスカートリッジ3に対
して着脱可能なトナーカートリッジ29、また感光ドラ
ム23よりも下流側に配置したクリーニングローラ30
等からなっている。プロセスカートリッジ3は、これら
の構成要素が合成樹脂製のケース34に組み込まれるこ
とよってカートリッジ化されており、このカートリッジ
化したプロセスカートリッジ3は、メインフレーム1a
に着脱可能に装着される。なお、感光ドラム23,現像
ローラ27,及び供給ローラ28は、いずれも図2にお
ける時計回りに回転する。
【0027】プロセスカートリッジ3と定着ユニット4
との間には、感光体ドラム23を除電するための除電ラ
ンプ30aが設けられている。また、感光ドラム23の
下方には帯電器26が設けられている。帯電器26は、
タングステン等からなる放電用ワイヤ26aとグリッド
電極26bとを備える周知の正帯電用のスコロトロン型
帯電器であり、スキャナユニット2の上支持板2a上面
に一体に設けられている。
【0028】感光ドラム23の外周面には、帯電器26
にて帯電された感光層に、スキャナユニット2により画
像情報に従って変調されたレーザービームLが走査され
ることによって静電潜像が形成される。すなわち、スキ
ャナユニット2は静電潜像形成手段に相当する。図3の
拡大図に示すように、トナーカートリッジ29内に収納
された現像剤としてのトナーTは、攪拌体31にて攪拌
されて放出された後、供給ローラ28を介して現像ロー
ラ27の外周面に担持され、層厚規制ブレード32によ
って現像ローラ27外周面の層の厚さが規制される。感
光ドラム23の静電潜像は、現像ローラ27からトナー
Tが付着することによって顕像化(現像)される。な
お、このトナーTの構成、上記現像の機構等について
は、後に詳述する。
【0029】トナーTによって感光ドラム23に形成さ
れた像(トナー画像)は、感光ドラム23の電位とは逆
電位の転写バイアスが印加された転写ローラ25と感光
ドラム23との間を通る記録紙Pに転写され、トナー画
像を形成する。そして、感光ドラム23上に残ったトナ
ーTはクリーニングローラ30で一時的に回収された
後、所定のタイミングで感光ドラム23に戻され、現像
ローラ27によりプロセスカートリッジ3内に回収され
る。
【0030】なお、スキャナユニット2の上支持板2a
(図2)には、上向きに突出するトナーセンサ33を設
け、発光部と受光部との対からなるトナーセンサ33が
プロセスカートリッジ3におけるトナーカートリッジ2
9の下面凹所内に臨んで、トナーカートリッジ29内の
トナーTの有無を検出できるようになっている。
【0031】図2に戻って、メインフレーム1aの前部
位とメインカバー体1bの前部位との連設部下面側に
は、冷却ファン35を収納するための収納部36と、記
録紙Pの通過方向と直交する左右方向に延びる通風ダク
ト37とが連通して形成される。そして、通風ダクト3
7の上面板部37aを断面下向きV字状に形成し、この
上面板部37aをプロセスカートリッジ3と定着ユニッ
ト4との間に位置させて、定着ユニット4における加熱
ローラ15から発生する熱がプロセスカートリッジ3側
に直接伝達しないように遮断する。
【0032】また、冷却ファン35で発生した冷却風
は、通風ダクト37内を通ってメインフレーム1aの一
側下面を伝い、電源部39及び駆動系ユニット6の上記
駆動モータを冷却する一方、上面板部37aの内、プロ
セスカートリッジ3側に開口した複数箇所のスリット孔
から吹き出し、該冷却風は、プロセスカートリッジ3と
定着ユニット4の間を通過して上昇し、トップカバー7
に複数穿設した排気孔40(図1)から装置外に排出さ
れる。
【0033】次に、上記トナー画像の現像機構について
説明する。先ず、トナーカートリッジ29に収納された
トナーTは、懸濁重合によって球状に形成したスチレン
−アクリル系樹脂に、カーボンブラック等の周知の着色
剤、及びニグロシン,トリフェニルメタン,4級アンモ
ニウム塩等の荷電制御剤を添加してなる平均粒径が9μ
mのトナー母粒子を有している。このようなトナーT
は、正帯電性の非磁性1成分現像剤として知られてい
る。そして、上記トナーTは、そのトナー母粒子の表面
に、シリカを外添剤として添加して構成されている。ま
た、上記外添剤としてのシリカには、それぞれシランカ
ップリング剤等による周知の疎水化処理が施され、平均
粒径が10nmで、その添加量はトナー母粒子の0.6重
量%である。
【0034】供給ローラ28は、導電性を有するウレタ
ンフォームによって構成されたいわゆる発泡ローラであ
る。また、現像ローラ27は、カーボン等の導電性粒
子、またはフィラーを分散させることによって、導電性
を有したシリコンゴムまたはウレタンゴムによって円柱
状に構成され、その表面に、フッ素を含むコート層が形
成されている。そして、現像ローラ27の表面粗さRz
はトナー母粒子の平均粒径より小さい3μmである。こ
のため、供給ローラ28及び現像ローラ27が互いに接
触しながら上記方向に回転し、両者の間でトナーTが擦
れると、トナーTは容易に正に摩擦帯電する。また、層
厚規制ブレード32もSUS等の導電性の金属で構成さ
れており、現像ローラ27及び層厚規制ブレード32に
は、図4に示すように直流電源51及び53がそれぞれ
接続されている。直流電源51,53は共に−極が接地
され、直流電源51は現像ローラ27に正の電圧Vd
を、直流電源53は層厚規制ブレード32に正の電圧V
bを、それぞれ印加する。
【0035】感光ドラム23は、例えば、接地されたア
ルミニウム製の円筒スリーブ外周部に、ポリカーボネイ
トに光導電性樹脂を分散させた光導電層を形成して構成
される。このため、現像ローラ27と感光ドラム23と
の対向部では、感光ドラム23上に形成されたプラス極
性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯電したトナー
Tを反転現像方式で現像することができる。そして、こ
のように現像されたトナー画像を、前述のように転写ロ
ーラ25との対向位置で記録紙Pに転写することによ
り、記録紙Pに所望の画像を形成することができる。
【0036】本レーザプリンタでは、上記電圧Vb,V
dを次のように設定している。すなわち、Vb>Vd+
Vt(但し、Vtは現像ローラ27に付着したトナーT
の層厚方向の電位差)を満たし、かつ、層厚規制ブレー
ド32に電圧Vbを印加したときと、層厚規制ブレード
32を現像ローラ27と同電位にしたときとで、層厚規
制ブレード32通過後の現像ローラ27に付着したトナ
ーTの単位質量当たりの帯電量が等しくなる(±5%以
内の範囲で相違してもよい)ようにしている。また、電
圧Vb,Vdの電位差は、パッシェンの法則に基づく放
電破壊電圧を超えないように設定されている。すなわ
ち、Vb,Vd(単位V)が、 Vb−Vd<312+6.2×現像ローラ27上のトナ
ーTの層厚(μm) を満たすように設定されている。更に、本レーザプリン
タでは、層厚規制ブレード32を現像ローラ27と同電
位にしても、トナーTには感光ドラム23に形成された
静電潜像の現像に対して充分な摩擦帯電が施せるよう
に、現像ローラ27及び供給ローラ28の材質,位置関
係,圧接力等が規定されている。すなわち、層厚規制ブ
レード32は層厚規制手段に、直流電源51,53は電
位制御手段に、それぞれ相当する。なお、トナーTの層
厚方向の電位差Vtは、現像ローラ27をアースに接地
した状態でその現像ローラ27の表面に付着したトナー
Tの表面電位を測定することによって、実験的に求め
た。
【0037】このため、本レーザプリンタでは、次のよ
うな作用・効果が生じる。本願出願人は、層厚規制ブレ
ード32の少なくとも現像ローラ27表面に付着したト
ナーTと接する部分を、導電性を有する材料で構成する
と共に、その層厚規制ブレード32に印加した電圧Vb
を上記式Vb>Vd+Vtを満たすようにすれば、逆極
性(−)に帯電したトナーTを層厚規制ブレード32に
よって良好に除去できることを発見した。本レーザプリ
ンタでは、層厚規制ブレード32及び現像ローラ27
に、直流電源51,53によって上記式を満たす正の電
圧Vb,Vdを印加している。このため、本レーザプリ
ンタでは、現像ローラ27の表面に付着して逆極性に帯
電したトナーTを良好に除去することができる。従っ
て、かぶりのない良好な画像が形成できる。
【0038】しかも、トナーTはきわめて球状に近く、
かつ、流動性に優れた懸濁重合トナーであり、また、平
均粒径が30nm以下の疎水化処理したシリカを0.5重
量%以上、外添剤として添加しているためきわめて流動
性に優れている。更に、現像ローラ27の表面にはフッ
素を含むコート層が形成されているため、その表面粗さ
がトナーTの平均粒径よりも小さくなっており、トナー
Tの現像ローラ27表面への埋まり込み,引っかかり等
も良好に防止することができる。このため、本レーザプ
リンタでは、現像ローラ27表面に付着して逆極性に帯
電したトナーTをきわめて良好に除去することができ
る。なお、トナーTを乳化重合等によって得られた他の
重合トナーで構成した場合にも、比較的良好な流動性が
得られ、上記トナーTにやや劣るものの同様の効果が得
られる。
【0039】また、電圧Vbは、層厚規制ブレード32
にその電圧Vbを印加したときと、層厚規制ブレード3
2を現像ローラ27と同電位にしたときとで、層厚規制
ブレード32通過後の現像ローラ27に付着したトナー
Tの単位質量当たりの帯電量が等しくなるように設定さ
れ、更に、現像ローラ27及び供給ローラ28は、層厚
規制ブレード32を現像ローラ27と同電位にしても、
トナーTを静電潜像の現像に対して充分に帯電可能に構
成されている。すなわち、本レーザプリンタでは、層厚
規制ブレード32に電位Vbを印加したことによるトナ
ーTへの電荷注入の作用は発生せず、この作用がなくて
も、現像ローラ27と供給ローラ28との共働による摩
擦帯電によってトナーTを充分に帯電可能に構成されて
いる。
【0040】このため、電荷注入によってトナーTを帯
電させる場合のように環境の影響を受けることもない。
また、層厚規制ブレード32を通過するときにトナーT
が電荷注入を受け、そのトナーTの帯電量が過大となる
こともない。従って、本レーザプリンタでは、トナーT
をきわめて均一に、かつきわめて安定して帯電させるこ
とができ、その結果、きわめて良好な画像をきわめて安
定して形成することができる。更に、本レーザプリンタ
では、上記電圧Vb,Vdの電位差がパッシェンの法則
に基づく放電破壊電圧を超えないようにしているので、
層厚規制ブレード32の電位Vbを安定して保持するこ
とができる。従って、本レーザプリンタでは、トナーT
を一層安定して帯電させることができ、その結果、前述
のような良好な画像を一層安定して形成することができ
るといった効果が生じる。
【0041】なお、本発明は上記実施の形態になんら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の形態で実施することができる。例えば、外添剤
としては上記シリカの他、アルミナ、酸化チタン等、種
々の外添剤を使用することができ、外添剤の平均粒径を
30nm以下としてトナー母粒子の0.5重量%以上添加
してもよい。また、平均粒径が30nm以上(望ましくは
40nm以上)の外添剤をトナー母粒子の0.8重量%以
下、上記外添剤と混合してトナーTに添加してもよい。
この種の外添剤は、添加し過ぎるとかえってトナーTの
流動性を阻害してしまうが、小さい外添剤(例えば平均
粒径が30nm以下の外添剤)のトナー母粒子への埋まり
込みを抑制することができる。この大小の外添剤を混合
して添加することによってトナーTの流動性が一層良好
に確保され、一層良好な画像を一層安定して形成するこ
とができる。また、トナー母粒子の平均粒径は6μm〜
10μmでもよく、現像ローラの表面粗さRzは3μm
〜4μmとしてもよい。
【0042】更に、本発明は、原稿に反射されたレーザ
ービームLによって静電潜像を形成するコピー機等の画
像形成装置にも、層厚規制ブレード32によってトナー
Tを摩擦帯電させる画像形成装置にも、同様に適用する
ことができる。また更に、本発明は、負帯電性の非磁性
1成分現像剤を用いた画像形成装置にも適用することが
できる。但し、この場合、上記Vb,Vdはいずれも負
の電圧となり、以下の及びの条件、望ましくは〜
の条件を満たすことが要求される。 .Vb<Vd+Vt .層厚規制ブレード32に電圧Vbを印加したとき
と、層厚規制ブレード32を現像ローラ27と同電位に
したときとで、現像ローラ27に付着したトナーTの単
位質量当たりの帯電量が略等しくなる。 .Vd−Vb<312+6.2×現像ローラ27上の
トナーTの層厚(μm)なお、条件における上記各帯
電量は必ずしも厳密に一致する必要はなく、例えば、±
5%以内の範囲で相違してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態のレーザプリンタの主要構成部
品の斜視図である。
【図2】 上記レーザプリンタの概略側断面図である。
【図3】 そのプロセスユニットの構成を表す拡大図で
ある。
【図4】 そのプロセスユニットの電位制御系の構成を
表す説明図である。
【符号の説明】
2…スキャナユニット 3…プロセスユニット
4…定着ユニット 5…給紙ユニット 6…駆動系ユニット 23
…感光ドラム 26…帯電器 26a…放電用ワイヤ 27…
現像ローラ 28…供給ローラ 29…トナーカートリッジ 3
2…層厚規制ブレード 51,53…直流電源 P…記録紙 T…トナ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に静電潜像が形成される静電潜像坦
    持体と、該静電潜像坦持体の表面に帯電した非磁性1成
    分現像剤を搬送し、上記静電潜像を現像する現像手段
    と、 該現像手段に上記非磁性1成分現像剤を供給する供給手
    段と、 上記現像手段の表面に付着した上記非磁性1成分現像剤
    の層の厚さを、その非磁性1性分現像剤が上記静電潜像
    坦持体に対向するに先立って規制し、少なくとも上記現
    像手段の表面に付着した上記非磁性1成分現像剤と接す
    る部分が導電性を有する材料で構成されている層厚規制
    手段と、 を備え、上記静電潜像を現像した上記非磁性1成分現像
    剤を、被記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装
    置において、 上記非磁性1性分現像剤が略球状であり、 上記現像手段,上記供給手段,及び上記層厚規制手段
    が、上記層厚規制手段を上記現像手段と同電位にして
    も、上記非磁性1成分現像剤を上記静電潜像の現像に対
    して充分に帯電可能に構成され、 上記層厚規制手段の電位Vbを、少なくとも画像形成時
    には、以下に記述する条件を共に満たす電位に制御する
    電位制御手段を、更に備えたことを特徴とする画像形成
    装置。 条件1.電位Vbが次式を満たすこと。 Vb>Vd+Vt:正帯電性の非磁性1成分現像剤を使
    用した場合 Vb<Vd+Vt:負帯電性の非磁性1成分現像剤を使
    用した場合 但し、Vd:画像形成時の上記現像手段への印加電圧 Vt:上記現像手段に付着した非磁性1成分現像剤の層
    厚方向の電位差 条件2.上記層厚規制手段に電位Vbを印加したとき
    と、上記層厚規制手段を上記現像手段と同電位にしたと
    きとで、上記現像手段に付着した非磁性1成分現像剤の
    単位質量当たりの帯電量が略等しいこと。
  2. 【請求項2】 上記非磁性1成分現像剤が重合によって
    得られた重合トナーであることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記重合トナーが懸濁重合によって得ら
    れた懸濁重合トナーであることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記非磁性1成分現像剤に、平均粒径が
    30nm以下の疎水化処理した外添剤が約0.5重量%以
    上添加されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記現像手段の表面粗さが上記非磁性1
    成分現像剤の平均粒径よりも小さいことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記現像手段の印加電圧Vdと上記層厚
    規制手段の電位Vbとの電位差が、パッシェンの法則に
    基づく放電破壊電圧を超えないことを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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