JPH11326978A - ブレ補正カメラ - Google Patents
ブレ補正カメラInfo
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- JPH11326978A JPH11326978A JP10125911A JP12591198A JPH11326978A JP H11326978 A JPH11326978 A JP H11326978A JP 10125911 A JP10125911 A JP 10125911A JP 12591198 A JP12591198 A JP 12591198A JP H11326978 A JPH11326978 A JP H11326978A
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- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/005—Blur detection
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
から、結像面上でのより正確な像移動(ブレ)量表示を
行うことにある。 【解決手段】本発明のブレ補正カメラは、手ブレを検出
する手ブレ検出部1と、上記手ブレによる像移動量を補
正するブレ補正部材5と、上記手ブレ検出部1の出力に
基づいて、フイルム面上の像移動量を演算する第1の像
移動量演算部2と、上記手ブレ検出部1の出力に基づい
て、上記ブレ補正部材5によってブレ補正がされる場合
のフイルム面上の像移動量を演算する第2の像移動量演
算部9と、上記第1の像移動量演算部2の演算結果と上
記第2の像移動量演算部9の演算結果との差分を演算す
る第3の像移動量演算部12とを有する。
Description
レ等を検出して、所定の手ブレ補正を行う機能を備えた
ブレ補正カメラに関するものである。
レ補正を行う機能を備えたブレ補正カメラについて種々
の技術が提案されている。例えば、特開平9−3048
03号公報では、手ブレを検出してブレ状態をリアルタ
イムで表示する場合、ブレ補正動作中はブレ補正動作を
行っていない場合に比べブレ表示量を例えば約1/3に
する技術が開示されている。即ち、この技術では、これ
により、基本的にファインダ光学系でブレ補正動作が実
感できないレンズシャッタカメラや、広角撮影時でもブ
レ補正動作を行っていることを感じられるようにするこ
とを特徴としている(以下、先行例1とする)。
影光学系の一部(レンズ)を偏心することで、結像面上
で発生する像移動発生を抑制する技術も開発されてい
る。即ち、この技術では、一眼レフカメラにおいて、フ
ァインダ像を通してブレ補正動作が行われていることを
実感可能とするものである(以下、先行例2とする)。
行例1では、ブレ補正動作時には、ブレ表示量を一律に
例えば約1/3としているが、実際の結像面上の像ブレ
量がこれに対応しているとは限らない。手ブレの状態
(周波数、振幅)、ブレ補正機構の状態によっては1/
3以上の時もあり、またその逆もあり、正確ではない。
なレンズを使用したとしても、完全に像ブレが無くなる
わけではなく像ブレは残っている。この残っている像ブ
レのレベルを撮影者は知ることが出来ない。
ものであり、その目的とするところは、ブレ補正動作が
可能なカメラにおいて、実際の手ブレ状態とブレ補正部
材の動作状態とから、結像面上でのより正確な像移動
(ブレ)量表示を行うことにある。
に、本発明の第1の態様では、手ブレを検出する検出手
段と、上記手ブレによる像移動量を補正するブレ補正手
段と、上記検出手段の出力に基づいて、フイルム面上の
像移動量を演算する第1の演算手段と、上記検出手段の
出力に基づいて、上記ブレ補正手段によってブレ補正が
される場合のフイルム面上の像移動量を演算する第2の
演算手段と、上記第1の演算手段の演算結果と上記第2
の演算手段の演算結果との差分を演算する第3の演算手
段とを具備することを特徴とするブレ補正カメラが提供
される。
上記第3の演算手段の演算結果を実際のブレ量として表
示する表示手段を更に具備する。第3の態様は、上記第
2の態様において、上記実際のブレ量は、露光終了後に
上記表示手段に表示されることを特徴とする。
以下の作用が奏される。即ち、本発明の第1の態様で
は、検出手段により手ブレが検出され、ブレ補正手段に
より上記手ブレによる像移動量が補正され、第1の演算
手段により上記検出手段の出力に基づいてイルム面上の
像移動量が演算され、第2の演算手段により上記検出手
段の出力に基づいて上記ブレ補正手段によってブレ補正
がされる場合のフイルム面上の像移動量が演算され、第
3の演算手段により上記第1の演算手段の演算結果と上
記第2の演算手段の演算結果との差分が演算される。
て、上記第3の演算手段の演算結果が実際のブレ量とし
て表示手段に表示される。第3の態様では、上記第2の
態様において、上記実際のブレ量は、露光終了後に上記
表示手段に表示される。
実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の
形態に係るブレ補正カメラの概念図である。同図におい
て、この実施の形態に係るブレ補正カメラでは、第1の
演算手段に相当する第1の像移動量演算部2と、第2の
演算手段に相当する第2の像移動量演算部9の出力は、
第3の演算手段に相当する第3の像移動量演算部12の
入力に接続されている。そして、この第3の像移動量演
算部12の出力は表示手段に相当する像ブレ表示部13
の入力に接続されている。
動量演算部2は、現在の手ブレ状態、撮影焦点距離、露
光時間情報に基づいて、通常発生しうる像移動量を算出
する。これに対して、第2の像移動量演算部9は、ブレ
補正を行う為に駆動される部材、例えばレンズやフィル
ム等の動作状態(位置)情報から、この駆動動作により
どの程度の像移動発生があるかを算出する。
像移動量演算部9での演算結果は、第3の像移動量演算
部12に送られる。そして、第3の像移動量演算部12
では、前述した2つの像移動量演算部2,9の演算結果
の「差」を算出する。ここで、上記第3の像移動量演算
部12にて、差分を算出する理由は、第1の像移動量演
算部2で算出された結果と、第2の像移動量演算部9で
算出された結果の「差」が、結像面上で残存している実
際の像移動量に相当するからである。
果は、像ブレ表示部13に送信される。そして、像ブレ
表示部13は、この演算結果に係る情報を基にして、実
際に結像面上で残っている像移動量に関しての所定の情
報表示を行う。
上で残存している実際の像移動量を表示することが可能
となり、従って、撮影者はこの表示を見ることにより実
際の状態を知ることができることとなる。
ブレ表示部13によるファインダ表示例を示す図であ
る。図2(a),(b)に示される表示例において、符
号21はファインダ枠、符号22は撮影情報を表示する
ための撮影情報表示部、符号23は露光時間及び絞り値
を表示するための露光時間・絞り値表示部、符号24は
ストロボの充電状態を表示するためのストロボ充電表示
部、符号25はオートフォーカスによる合焦状態を表示
するためのAF合焦表示部、そして符号26はブレ補正
機構の動作を表示するためのブレ補正機構動作表示部で
ある。
27は上記像ブレ表示部13に相当する第1の像ブレ表
示部であり、公知のLED,LCD等で構成されてい
る。これは、実際の像ブレ状態を3段階のレベルで表示
するものであり、例えば像ブレが非常に大きい場合は3
つのLED等が全てが点灯し、非常に小さい場合は左側
の1個のみが点灯するものである。
記像ブレ表示部13に相当する第2の像ブレ表示部であ
り、結像面上に残っている実際の像移動量の絶対値(単
位[μm])を表示するものである。この数値が大きい
程、実際の像移動量が大きいことになることは勿論であ
る。
した構成を示す図である。尚、図3において、図1と同
一符号を付したものは、同一構成要素である。同図に示
されるように、検出手段に相当する手ブレ検出部1の出
力は第1の演算手段に相当する第1の像移動量演算部2
の入力に接続されている。この第1の像移動量演算部2
の入力には、焦点距離検出部7、露光時間設定部8の出
力もそれぞれ接続されている。
1の像移動量記憶部10、及び補正駆動信号決定部3を
介して補正部材駆動部4の入力に接続されている。そし
て、この補正部材駆動部4はブレ補正部材5に接続され
ている。このブレ補正部材5の補正位置を検出すべく、
その近傍には補正位置検出部6も配置されている。そし
て、この補正位置検出部6の出力は上記補正駆動信号決
定部3の入力にフィードバックされると共に、第2の演
算手段に相当する第2の像移動量演算部9の入力にも接
続されている。
光時間設定部8の出力も接続されており、第2の像移動
量演算部9の出力は第2の像移動量記憶部11の入力に
接続されている。上記第1の像移動量記憶部10及び第
2の像移動量記憶部11の出力は、第3の演算手段に相
当する第3の像移動量演算部12の入力に接続されてお
り、該第3の像移動量演算部12の出力は表示手段に相
当する像ブレ表示部13の入力に接続されている。
は、カメラに発生している手ブレ状態を検出するもので
あり、例えば公知の角速度センサ(振動ジャイロ)を採
用することができる。この手ブレ検出部1で検出された
手ブレ情報は、後段の第1の像移動量演算部2に送られ
る。
離検出部7からの撮影焦点距離情報、及び露光時間設定
部8からの露光時間情報が送られ、これらと前述の手ブ
レ情報を基にして、通常発生しうる像移動量の算出が行
われる。
1の像移動量演算部2で算出された像移動量情報は後段
の補正駆動信号決定部3に送られる。この補正駆動信号
決定部3では、実際にブレ補正動作を行うためにブレ補
正部材5を駆動するための駆動信号が決定される。尚、
この補正駆動信号決定部3での信号決定は、前述した第
1の像移動量演算部2で算出された像移動量情報の他、
後述するブレ補正装置の補正位置情報も加味して行われ
る。
た駆動信号は補正部材駆動部4に送られる。この補正部
材駆動部4は、実際にブレ補正部材5を駆動するために
用いられるものであり、公知のアクチュエータ、例えば
DCモーターやボイスコイル等を採用することができ
る。
ブレ補正部材5は、実際に像ブレを補正するために駆動
される。このブレ補正部材5としては、具体的には撮影
光学系の一部のレンズ、結像面であるフィルム自体等が
考えられる。
正位置検出部6により検出される。この補正位置検出部
6は、具体的には公知のPI(フォトインタラプタ)、
PR(フォトリフレクタ)等で構成される。実際に、こ
れら部材は補正部材駆動部4とブレ補正部材5との間に
介在する不図示のギヤ列や減速機構の動作状態を検出し
ている。ここで検出された情報は、前述の補正駆動信号
決定部3に送られて、ブレ補正制御のフィードバック信
号と使用される。
像移動量演算部9にも送られる。そして、この第2の像
移動量演算部9では、前述した補正位置検出部6からの
ブレ補正部材5の動作位置情報、及び露光時間設定部8
からの露光時間情報を基にして、上記ブレ補正部材5の
駆動動作のみにより、どの程度の像移動量が発生してい
るかを算出する。
像移動量演算部9で算出された各像移動量は、第1の像
移動量記憶部10、及び第2の像移動量記憶部11にて
一時的に記憶され、第3の像移動量演算部12により読
み出される。この第3の像移動量演算部12では、前述
した2つの像移動量演算部2,9の演算結果の「差」を
算出する。ここで、「差」を算出する理由は前述した通
りである。
された結果と、第2の像移動量演算部9で算出された結
果の「差」から、結像面上で残っている実際の像移動量
が算出できる。この第3の像移動量演算部12での演算
結果は、像ブレ表示部13に送られる。そして、像ブレ
表示部13は送られてきた情報を基にして、先に図2
(a),(b)に示したような態様で、実際に結像面上
で残っている像移動量に関しての情報表示を行う。
構成を説明したが、手ブレ検出部1、補正部材駆動部
4、補正位置検出部6は、カメラボディのヨー方向(撮
影画面横軸方向)、ピッチ方向(撮影画面縦軸方向)の
2方向に対応して通常2個使用されるが、図3では図示
を省略してある。
移動量演算部9、第3の像移動量演算部12では、実際
にはヨー、ピッチ方向のそれぞれについて像移動量を算
出しており、最終的に像ブレ表示部13では、ヨー、ピ
ッチの像移動量分をべクトル合成して像ブレ表示を行っ
ている。
照して、上述した構成の実施の形態に係るブレ補正カメ
ラの動作を詳細に説明する。図4のフローチャートは、
ブレ補正動作制御、及び本発明の特徴である像移動量の
演算と像ブレ表示に係る一連のシーケンスを示したもの
であり、ブレ補正動作がカメラで行われている際に繰り
返し行われるものである。
作制御を一定周期で実行するための制御周期タイマをス
タートする(ステップS1)。これは、安定してブレ補
正動作制御を行うためのものであり、タイマに設定する
時間としては、例えば1mS程度が考えられるが、これ
に限定されないことは勿論である。
レ情報のサンプリングを行う(ステップS2)。具体的
には、手ブレ検出部1の出力をA/D変換して不図示の
ブレ補正制御部(マイクロコンピュータ)内に取り込
む。
焦点距離情報、設定露光時間情報から、手ブレにより発
生する像移動量の算出を行う。これは、第1の像移動量
演算部2で行われる。また、ここでは像移動量算出に先
立ち、不要信号成分除去の為のフィルタ演算、検出され
た手ブレ速度情報を変位情報に変換するための積分演算
等が行われる(ステップS3)。そして、このステップ
S3で算出された手ブレにより本来発生する像移動量値
の記憶を行う。この情報は、第1の像移動量記憶部10
に記憶される(ステップS4)。
の確認が行われる。これは、補正位置検出部6から出力
される情報を基に行われるが、この位置検出動作自体
は、後述するステップS8で行われる(ステップS
5)。
在の手ブレによる像移動量状態値、及び上記ステップS
5で確認されたブレ補正部材5の位置状態から、ブレ補
正部材を駆動するためのデータを生成(決定)する。こ
れは、補正駆動信号決定部3にて行われる(ステップS
6)。続いて、上記ステップS6で決定されたブレ補正
部材駆動データに基づきブレ補正部材5の駆動を行わせ
る。これは、補正部材駆動部4により行われる(ステッ
プS7)。
部材5の動作位置状態の検出を行う。ここで検出された
情報は、ステップS9での像移動量算出に使用される
他、前述したステップS5に於けるブレ補正動作制御上
の位置情報として使用される(次回、このループを通る
際に使用される)(ステップS8)。
レ補正部材5の動作位置情報から、設定露光時間相当の
ブレ補正部材駆動による分のみの像移動量の算出を行
う。これは、第2の像移動量演算部9で行われる(ステ
ップS9)。このステップS9で算出されたブレ補正部
材の動作のみより発生する像移動量値の記憶を行う。こ
の情報は、第2の像移動量記憶部11に記憶される(ス
テップS10)。
記憶してある第1の像移動量値と第2の像移動量値との
差分を算出する。ここで算出される値が、ブレ補正動作
を行っていながらも現在結像面上で残っている像移動量
値となる。この算出は第3の像移動量演算部12で行わ
れる(ステップS11)。
を受けて像移動量(像ブレ量)の表示を行う。これは、
像ブレ表示部13にて行われ、その形態は前述した図2
の説明のところで述べた態様となる(ステップS1
2)。
た制御周期タイマがオーバーフローしたか、即ち所定時
間を経過したか否かの判断を行い、制御周期タイマがオ
ーバーフローしていない場合は、オーバーフローするま
で本ステップS13を繰り返し、オーバーフローした場
合はリターンする。
ブレ補正動作中は上記した流れを繰り返し行うことにな
る。即ち、ステップS13の終了後は上記ステップS1
以降の処理を繰り返すことになる。尚、上記したループ
は短時間(例えば1mSとした)であり、上記ステップ
S12での像ブレ表示を常に変更する事は可能である
が、表示が頻繁に変更されると煩わしいため、像ブレ表
示の変更は数十〜数百mSに一回程度とすることも可能
である。
実施の形態によるブレ補正カメラによる実際の露光動作
時に於けるシーケンスを詳細に説明する。先ず、カメラ
の露光開始指示があるか否かを判断する(ステップS2
1)。ここで、指示がない場合はステップS21を繰り
返し、指示ある場合は次のステップに以降し、ブレ補正
動作を開始する(ステップS22)。
3)、ブレ補正動作を継続して実行する(ステップS2
4)。このステップS24では、基本的には先に図4で
説明した動作が行われることになるが、先に図4のステ
ップS12として説明したような像ブレ表示部13によ
る像移動量の表示は行わない。
の判断を行う(ステップS25)。ここで、所定の露光
時間が経過しない場合は上記ステップS24に戻り、上
記したブレ補正動作を継続して行い、所定の露光時間が
経過すると、露光動作を終了する(ステップS26)。
S27)、露光時間中の手ブレによりのみ発生する像移
動量分から、露光時間中のブレ補正部材が動作すること
により発生する像移動量分を差し引いたもの、即ち露光
時間内に結像面上に残っている実際の像移動量の表示を
行う(ステップS28)。これは、先に説明した図4の
ステップS12に相当するものである。この表示を像ブ
レ表示部13に所定時間だけ行った後に全ての動作を終
了する。
メラは、手ブレそのものにより発生する像移動量分か
ら、ブレ補正動作そのものにより発生する像移動量分を
差し引いた値を発生像移動量(残り)とし、この情報を
ブレ表示に用いるものである。これにより、撮影者はブ
レ補正可能なシステムであっても結像面上に於ける実際
の像移動量(像ブレ量)を知ることが可能となる。この
ことを基に現在の撮影が成功か否か、再撮影すべきか等
を容易に判断出来ることになる。
時間内に於ける実際の像移動量の表示が行われるため、
撮影者はこの表示を見ることで今撮影した写真のブレの
程度を知ることができることになる。
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・
変更が可能であることは勿論である。例えば、本発明は
ブレ補正のためにレンズの一部を駆動するタイプのみな
らず、例えばフィルムを駆動することで手ブレによる像
移動発生を防止するタイプのブレ補正装置にも適用する
ことが可能である。フィルム駆動によるブレ補正方式の
場合、基本的にファインダー像を通してブレ補正の程度
を確認することができない為、本発明のような像ブレ状
態の表示は特に有用と考えられる。
の発明も含まれる。 (1)手ブレを検出する検出手段と、撮影光学系の一部
を駆動することにより手ブレにより発生する像ブレを補
正するブレ補正手段と、上記検出手段の出力に基づい
て、ブレ補正がされない場合のフイルム面上の像移動量
を演算して第1の演算結果として出力する第1の演算手
段と、上記第1の演算結果に基づいて、上記ブレ補正手
段によってブレ補正がされる場合のフイルム面上の像移
動量を演算して第2の演算結果として出力する第2の演
算手段と、上記第1の演算結果と上記第2の演算結果の
差分を演算して第3の演算結果として出力する第3の演
算手段と、上記第3の演算結果を実際のブレ量として表
示する表示手段と、を具備したことを特徴とするブレ補
正カメラ (2)上記表示手段はファインダ内に設けられている複
数のLEDであって、実際のブレ量が大きい程、多くの
LEDが点灯されることを特徴とする上記(1)に記載
のブレ補正カメラ (3)カメラの手ブレ振動により発生する結像面上での
像移動発生を相殺するために、撮影光学系の一部を駆動
することで像移動が発生できるブレ補正可能なカメラに
於いて、上記手ブレ振動に基づく像移動量を算出する第
1の像移動量演算手段と、上記撮影光学系の一部が駆動
されることで発生する像移動量を算出する第2の像移動
量演算手段と、上記第1の像移動量演算手段、及び上記
第2の像移動量演算手段の演算結果の差を演算する第3
の像移動量演算手段と、上記第3の像移動量演算手段の
演算結果に基づき像ブレ表示を行う像ブレ表示手段と、
を具備することを特徴とするブレ補正可能なカメラのブ
レ表示装置。 (4)上記像ブレ表示手段の表示動作は、露光終了後の
所定時間行うことを特徴とする上記(3)に記載のブレ
補正可能なカメラのブレ表示装置。
能なカメラにおいて、実際の手ブレ状態とブレ補正部材
の動作状態とから、結像面上でのより正確な像移動(ブ
レ)量表示を行うブレ補正カメラを提供することができ
る。
概念図である。
インダ表示例を示す図である。
図である。
移動量の演算と像ブレ表示に係る一連のシーケンスを示
すフローチャートである。
の露光動作時に於けるシーケンスを示すフローチャート
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 手ブレを検出する検出手段と、 上記手ブレによる像移動量を補正するブレ補正手段と、 上記検出手段の出力に基づいて、フイルム面上の像移動
量を演算する第1の演算手段と、 上記検出手段の出力に基づいて、上記ブレ補正手段によ
ってブレ補正がされる場合のフイルム面上の像移動量を
演算する第2の演算手段と、 上記第1の演算手段の演算結果と上記第2の演算手段の
演算結果との差分を演算する第3の演算手段と、を具備
することを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項2】 上記第3の演算手段の演算結果を実際の
ブレ量として表示する表示手段を更に具備することを特
徴とする上記請求項1に記載のブレ補正カメラ。 - 【請求項3】 上記実際のブレ量は、露光終了後に上記
表示手段に表示されるとを特徴とする上記請求項2に記
載のブレ補正カメラ。
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JP10125911A JPH11326978A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | ブレ補正カメラ |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11326978A true JPH11326978A (ja) | 1999-11-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10125911A Pending JPH11326978A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | ブレ補正カメラ |
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