JPH04277728A - カメラの防振装置 - Google Patents

カメラの防振装置

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JPH04277728A
JPH04277728A JP3039869A JP3986991A JPH04277728A JP H04277728 A JPH04277728 A JP H04277728A JP 3039869 A JP3039869 A JP 3039869A JP 3986991 A JP3986991 A JP 3986991A JP H04277728 A JPH04277728 A JP H04277728A
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blur
optical
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Nobuhiko Terui
照井 信彦
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    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの手ブレに対する
防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から手ブレを検出する方法として光
学式に検出する方法と力学式に検出する方法が知られて
いる。光学式に検出する方法のものは、2次元のイメー
ジセンサー、または1次元のイメージセンサーを複数個
使用して手ブレによる被写体像の位置変化量を検出する
【0003】また力学式に検出する方法のものには、手
ブレによりカメラボディがブレる時のブレの加速度を検
出しその加速度から被写体像の位置変化量を計算してブ
レを求める加速度検出方式のものと、手ブレによりカメ
ラボディがブレる時のブレの角速度を検出しその角速度
から被写体像の位置変化量を計算してブレを求める求め
る角速度検出方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】光学式にブレを検出
する方法をカメラに用いた場合について述べると、一眼
レフカメラにおいては撮影直前にミラーをアップさせて
、撮影時には対物レンズからの光は全てフィルムに向か
う必要がある。そのためブレを光学式に検出する方法で
は撮影前までは検出が可能であるが、撮影時には検出が
不可能となる問題点があった。
【0005】力学式にブレを検出する方法をカメラに用
いた場合、加速度検出方式においては、等速度運動時に
はブレ量が大きくても加速度検出であるためブレの検出
ができないという問題点と、ブレの周期が大きいと(ブ
レの周波数成分が低いと)ブレの量が大きくても加速度
は小さいため検出結果が小さくなり、そのため検出誤差
が大きくなるという問題点があった。
【0006】角速度検出方式においては、検出装置とし
て用いられるジャイロは精度の高いものは(例えばレー
ザージャイロ)は大きく高価であり、安価なものは精度
が悪いために速度が0であるか否かの判断が困難である
という問題点と、ブレの周期が大きいと(ブレの周波数
成分が低いと)ブレの量が大きくても角速度は小さいた
め検出結果が小さくなり、そのため検出誤差が大きくな
るという問題点があった。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ための第1の解決手段は、ブレの検出出力を撮影を行な
っていない時、あるいと光学式センサーからの出力レベ
ルが所定値以上の時には光学式ブレ算出手段から得られ
る出力に、撮影中あるいは光学式センサーからの出力レ
ベルが所定値以下の時には力学式ブレ算出手段から得ら
れる出力に切り換えるブレ算出出力切換手段を設けた。
【0008】第2の解決手段は、光学式ブレ算出手段か
ら得る出力を用いてブレ速度を算出し、該ブレ速度の算
出値が所定値以下となった時の力学式センサーからの検
出値を用いて、前記力学式ブレ算出手段からの出力を変
更する算出出力変更手段を設けた。
【0009】
【作用】第1の解決手段によれば、撮影を行なっていな
い時あるいは光学式センサーからの出力レベルが所定値
以上の時は光学式ブレ算出手段から得られる出力に、撮
影中あるいは光学式センサーからの出力レベルが所定値
以下の時は、加速度あるいは角速度を検出してそれによ
りブレを算出する力学式ブレ算出手段から得られる出力
に、ブレの算出出力を切り換える算出出力切換手段を設
けることにより、いかなる場合にもブレ量を算出してブ
レの補正ができるようになる。
【0010】第2の解決手段によれば、、前記光学式ブ
レ算出手段で検出した結果、ブレの速度が所定値以下と
なった時の前記力学式ブレ算出手段からの出力を用いて
力学式ブレ算出手段からの出力を変更する算出出力変更
手段を設けることにより、光学式ブレ算出手段より低い
力学式ブレ算出手段の検出精度を補うことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明を用いたカメラの第1実施例の
構成図及びブロック図である。カメラボディ1内にはメ
インミラー2とサブミラー3が設置されている。メイン
ミラー2はハーフミラーとなっておりレンズ鏡筒6から
の光束はサブミラー3によってブレ検出を行なうイメー
ジセンサー4に到達する。イメージセンサー4はサブミ
ラー3からフィルム面までの距離と等価な位置におかれ
ており、これにより被写体像が検出される。イメージセ
ンサー4の出力はブレ検出装置5に送られ、ブレ検出装
置5は送られてきた出力より被写体像の位置変化量(ブ
レ量X)を計算し、その計算結果をレンズ鏡筒6に設置
されているブレ制御装置9に接点10を介して伝達する
。ブレ検出装置5は不図示のレリーズ制御回路からミラ
ーアップ信号を入力するか、あるいはイメージセンサー
4からの出力レベルが所定値以下になると、検出不能信
号をブレ制御装置9に伝達する。
【0012】レンズ鏡筒6内には、ブレ検出を行なう角
速度センサー7がレンズ鏡筒6の上下方向に一個、およ
び左右方向に一個設置されており、角速度センサー7の
出力はブレ制御装置9に伝達される。またレンズ鏡筒6
の上下および左右方向には一対ずつブレ補正駆動装置8
が設置されており、ブレ補正駆動装置8はブレ制御装置
9からの出力に応じてブレ補正用レンズ11、12を駆
動する。ブレ制御装置9は、ブレ検出装置5から検出不
能信号を受信していない時は、接点10を介してブレ検
出装置5から入力される被写体像の位置変化量(ブレ量
X)に応じてブレ補正駆動装置8に駆動信号を出力し、
ブレ検出装置5から検出不能信号を受信した時には、角
速度センサー7の出力よりブレ量Xを後述する数式3を
用いて算出し、その算出結果に応じてブレ補正駆動装置
8に駆動信号を出力する。
【0013】図2はカメラボディから求められる被写体
像の動きおよび角速度センサー7から求められるカメラ
ボディの動きの波形を示したものである。波形1はブレ
検出装置5からのブレ量Xの出力波形であり、波形2は
角速度センサー7の出力より算出されるブレ量Xの出力
波形である。ブレによる像の光軸に対する角度変化をθ
、レンズの焦点距離をfとすると、フィルム面上での像
のブレ量Xは一般的に X=f・θ で表される。従って角速度ωとブレ量Xの関係は
【00
14】
【数1】
【0015】となる。ここで角速度センサー7の出力に
後述するオフセットδがあるとブレ量Xは
【0016】
【数2】
【0017】となり、時間に比例して誤差が増大する事
となる。ここでオフセットとは、通常ブレの速度が0な
らば角速度センサー7の検出値は0であるはずだが、検
出値が0とならずにある数値が検出されることがある。 この時に検出された値を角速度センサー7のオフセット
と言う。角速度センサー7に正のオフセットがあるとブ
レ量Xを計算する際にはオフセットδ分まで積分される
ため、時間に比例したブレ量Xの誤差(f・δ・t)が
加わり、その結果図2に示すように波形2は右上がりと
なる(オフセットが負であればブレ量Xの誤差は−( 
f・δ・t) となり波形2は右下がりとなる)。
【0018】図3はブレ制御装置9に設けられているC
PUの動作を示すフローチャートである。本実施例では
、撮影中または周囲の輝度が低い時などの光学式ブレ検
出装置によるブレの検出が不可能な場合には、角速度を
検出することによりブレ量Xを調べる力学式ブレ検出装
置の出力を用いるように構成している。また本実施例で
は、光学式ブレ検出装置の出力を用いてブレを補正する
時にも、力学式ブレ検出装置の角速度センサーは角速度
を検出するように構成している。以下図3のフローチャ
ートを説明する。
【0019】不図示の電源スイッチがONされるとフロ
ーはスタートする。ステップ#1おいて、例えば周囲の
輝度が低いためにイメージセンサーからの出力レベルが
所定値以下になり、そのためブレ検出装置5からブレ量
Xの検出が不可能であることを示す検出不能信号が出力
され、ブレ制御装置9に入力されたか否かを判断する。 入力されていればステップ#7に進み、入力されていな
ければステップ#2に進む。なお検出不能信号は、前述
したように周囲の輝度が低い時だけに出力されるもので
はなく、不図示のレリーズ釦が全押しされて不図示のレ
リーズスイッチがONされた時にも出力される。
【0020】ステップ#2でブレ検出装置5で得られた
ブレ量Xの信号を接点10を介して入力する。ステップ
#3でステップ#2で入力されたブレ量Xを時間tで微
分してブレの速度を算出する。ステップ#4において、
ステップ#3で算出したブレの速度が0であるか否かを
判断する。ブレ量を入力した時のブレの速度が0(すな
わちブレ量が0)であれば、その時の角速度センサー7
のオフセットδを調べるためにステップ#5へ進み、ブ
レの速度が0でなければステップ#6に進む。
【0021】ステップ#5で角速度センサー7の出力を
モニターし、その出力をδとして記憶する。この記憶し
た値δが角速度センサー7のオフセットとなる。ステッ
プ#4で速度が0であると判断される度に、今まで記憶
していたオフセット値のデータを更新する。これにより
、いつも最新のオフセット値δで後述する数式3により
ブレ量Xを算出することが可能となる。
【0022】ステップ#7において、ステップ#5でオ
フセットδが求められ記憶されているか否かを判断する
。記憶されていればステップ#8に進み、記憶されてい
なければステップ#9に進む。ステップ#8で、角速度
センサー7の出力からステップ#5で記憶した値δを引
いた角速度を後述する数式3に示すように時間tで積分
することでブレ量Xを算出しステップ#6に進む。
【0023】ステップ#9で、角速度センサー7の出力
(角速度)をδ=0として後述する数式3に示すように
時間tで積分することでブレ量Xを算出しステップ#6
に進む。
【0024】
【数3】
【0025】ここでωS は角速度センサー7から検出
される角速度の検出値である。角速度センサー7より検
出される角速度ωS と実際の角速度ωとオフセット値
δの関係は、 ωS =ω+δ であるステップ#6では、ステップ#1で検出不能信号
が入力されていなければ、ステップ#2で入力されたブ
レ量Xに応じてブレ補正駆動装置8に駆動信号を出力し
てステップ#1に戻り、ステップ#1で検出不能信号が
入力されていれば、ステップ#8あるいはステップ#9
で求めたブレ量Xに応じてブレ補正駆動装置8に駆動信
号を出力してステップ#1に戻る。
【0026】以上のようにして、ブレ量Xを入力あるい
は算出し、そのブレ量Xに応じてブレ補正駆動装置8に
駆動信号を出力する動作を不図示の電源スイッチがOF
Fされるまで繰り返す。図4はブレ補正駆動装置8に設
けられているCPUの動作を表すフローチャートである
【0027】図3で示したブレ制御装置9のフローチャ
ート同様、不図示の電源スイッチがONされるとフロー
はスタートする。ステップ#10で、ブレ制御装置9か
ら出力された駆動信号が入力されたか否かをみる。入力
されていればステップ#11に進み、入力されていなけ
れば駆動信号が入力されるのを待つ。
【0028】ステップ#11で、入力された駆動信号に
応じてブレ補正用レンズ11、12を駆動する。ステッ
プ#12において、入力された値とステップ#11で実
際にブレ補正用レンズ11、12を駆動した駆動値とが
等しいか否かをみる。入力値と駆動値が等しくブレ補正
が完了していればステップ#10に戻り、入力値と駆動
値が一致せずブレ補正が未完了ならばステップ#11に
戻りブレ補正が完了するまでブレ補正用レンズ11、1
2を駆動する。
【0029】次に本発明の第2の実施例を説明する。第
2実施例と第1実施例の違いは角速度センサー7の代わ
りに不図示の角加速度センサーを用いることである。角
加速度センサーは角速度センサーより費用が安いために
、コスト面から実際に実施しやすいというメリットがあ
る。第2実施例の構成図とブロック図は、前述した角速
度センサー7と不図示の角加速度センサーとを置き換え
た以外、第1実施例と相違点はないため省略する。
【0030】図5は第2実施例における、ブレ制御装置
9に設けられているCPUの動作を示すフローチャート
である。以下図5のフローチャートの説明をする。スタ
ートからステップ#22までのフローは図3のスタート
からステップ#2までのフローと同様であるため説明は
省略する。ステップ#23で、ステップ#22で入力さ
れたブレ量Xを時間tで2回微分してブレの角加速度を
算出する。
【0031】ステップ#24において、ステップ#23
で算出したブレの角加速度の値が0であるか否かを判断
する。ブレ量Xを入力した時のブレの角加速度が0であ
れば、その時の角加速度センサーのオフセット値γを調
べるためにステップ#25へ進み、ブレの角加速度が0
でなければステップ#29に進む。ステップ#25で角
加速度センサーの出力をモニターし、その出力をγとし
てメモリーする。このメモリーした値γが角加速度セン
サーのオフセット値となる。ステップ#25でオフセッ
ト値γがモニターされる度にそのオフセット値を記憶し
、今まで記憶していたオフセット値を更新する。これに
より、撮影する毎に、その撮影状況に応じたオフセット
値γを用いて後述する数式5でブレ量Xを算出すること
となる。
【0032】ステップ#26でブレ検出装置5からブレ
量Xを入力して、そのブレ量Xを時間tで微分し、ブレ
検出装置5の検出値から求められるブレの速度vを算出
する。ステップ#27で不図示の角加速度センサーの出
力とステップ#25でメモリーした角加速度センサーの
オフセット値γを用いて、数式4に示すように、ブレの
角加速度を時間tで積分することにより、角加速度セン
サーによる検出値から求められるブレの速度Vを次式に
より算出する。
【0033】
【数4】
【0034】ここでaS は角加速度センサーから検出
される角加速度の検出値である。検出される角加速度a
S と実際の角加速度aとオフセット値γの関係は、a
S =a+γ であるステップ#28で、ステップ#26で算出した速
度vとステップ#27で算出した速度Vを用いて、v=
Vとすることにより、数式4の積分定数C1を算出する
【0035】ステップ#30で、ステップ#28で算出
した積分定数C1 と角加速度センサーからの出力とス
テップ#25でメモリーしたオフセット値γを用いて、
数式5に示すように、ブレの速度Vを時間tで積分する
ことでブレ量Xを算出して、ステップ#29に進む。
【0036】
【数5】
【0037】ステップ#29で、ステップ#22で入力
されたブレ量Xに応じてブレ補正駆動装置8に駆動信号
を出力してステップ#1に戻る。ステップ#30におい
て、オフセット値γがステップ#25でメモリーされた
か否かを判断する。メモリーされていればステップ#3
1に進み、メモリーされていなければステップ#32に
進む。
【0038】ステップ#31で、不図示の角加速度セン
サーの出力とステップ#25でメモリーした角加速度セ
ンサーのオフセット値γとステップ#28で算出した積
分定数C1 を用いて、数式4に示すように、ブレの速
度Vを時間tで積分することにより、ブレ量Xを数式5
により算出する。ステップ#32で、角加速度を時間で
積分して速度の式を求め、その速度の式を時間で再び積
分してブレ量を算出するために、速度の式の中の積分定
数C2 を算出する。以下積分定数C2 の算出方法を
説明する。
【0039】加速度aは時間tの関数でありaS −γ
=α(t)で表される。速度Vを算出するには、α(t
)を時間tで積分すれば良いから
【0040】
【数6】
【0041】となる。ここでA(t)はα(t)を時間
tで積分した式である。いま時間t1 からt2 まで
の速度Vを算出するため、加速度aS を時間t1 か
らt2 で積分すると速度Vは V=Α(t2 )−A(t1 ) となる。時間t1 における加速度α(t1 )が、正
の加速度から負の加速度へ変化する境目の加速度である
とすると、その時の時間t1 を始点として(時間t1
 を0として)手ブレの位置xと速度Vと加速度aの関
係を表すと図6の様になる。その時の速度Vは図6に示
されるように0であるから V=A(t1 )=A(0)=0 となる。これより、数式6に示したV=A(t)の式中
の積分定数C2 が算出される。
【0042】以上のようにして積分定数C2 が算出さ
れると、t=0以降の速度Vは任意の時間tを数式6に
代入すれば算出される。ステップ#33で、不図示の角
加速度センサーの出力とステップ#32で算出した積分
定数C2 を用い、γ=0として数式7に示すように、
速度Vを時間tで積分してブレ量Xを算出する。
【0043】
【数7】
【0044】ステップ#29で、ステップ#31あるい
はステップ#33で求めたブレ量Xに応じてブレ補正駆
動装置8に駆動信号を出力してステップ#1に戻る。以
上のようにして、ブレ量Xを入力あるいは算出し、その
ブレ量Xに応じてブレ補正駆動装置8に駆動信号を出力
する動作を、ブレ制御装置9に設けられているCPUは
不図示の電源スイッチがOFFされるまで繰り返す。
【0045】第2実施例におけるブレ補正駆動装置8に
設けられたCPUの動作は、第1実施例の図4で示した
CPUの動作と同様であるため説明は省略する。第1、
第2実施例ともに、ブレ検出装置5が出力する検出不能
信号は周囲の輝度が低い時だけに出力されるものではな
く、不図示のレリーズ釦が全押しされて不図示のレリー
ズスイッチがONされ、それによりブレ検出装置5が不
図示のレリーズ制御回路からミラーアップ信号を入力し
た時にも出力される。
【0046】また第1、第2実施例ではブレ制御装置9
が、ブレ検出装置5が出力する検出不能信号を入力する
と、光学式ブレ検出装置の検出出力から力学式ブレ検出
装置の検出出力へブレ検出出力を切り換えているが、不
図示のレリーズ釦が押されたことを表す不図示のレリー
ズ制御回路が出力するミラーアップ信号を、ブレ検出装
置5を通さずに直接ブレ制御装置9に入力させ、このミ
ラーアップ信号によりブレの検出出力の切り換えを行っ
ても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、力学式ブレ検出装置と
力学式ブレ検出装置よりも性能の良い光学式ブレ検出装
置とを併用することにより、光学式ブレ検出装置が被写
体像の相対位置変化量を検出可能な時には光学式ブレ検
出装置の検出出力を用い、光学式ブレ検出装置が被写体
像の相対位置変化量を検出不可能な時には、力学式セン
サー固有の誤差を考慮に入れてブレ量を算出する力学式
ブレ検出装置の算出出力を用いてブレの補正を行なうの
で、撮影前、撮影時を問わず常に最良なブレ補正が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例における、構成図及
びブロック図である。
【図2】図2は第1実施例における、ボディから求めら
れる被写体像の動きおよび角速度センサー7から求めら
れるカメラボディの動きの波形を示したものである。波
形1はブレ検出装置5からのブレ量Xの出力波形であり
、波形2は角速度センサー7からのブレ量Xの出力波形
である。
【図3】図3は第1実施例における、ブレ制御装置9に
設けられたCPUの動作を示すフローチャートである。
【図4】図4は第1、第2実施例における、ブレ補正駆
動装置8に設けられたCPUの動作を示すフローチャー
トである。
【図5】図5は第2実施例における、ブレ制御装置9に
設けられたCPUの動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は第2実施例における、ブレの位置、速度
、加速度の関係を示した図である。
【主要部分の符号の説明】
4  イメージセンサー 5  ブレ検出装置 7  角速度センサー 8  ブレ補正駆動装置 9  ブレ制御装置 11  ブレ補正用レンズ 12  ブレ補正用レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    手振れによりカメラボディがブレ
    る時のブレの速度を検出する力学式センサーと、前記力
    学式センサーの検出値よりブレ量を算出する力学式ブレ
    算出手段と、手振れによる被写体の相対的位置変化量を
    検出する光学式センサーと、前記光学式センサーの検出
    値よりブレ量を算出する光学式ブレ算出手段と、前記力
    学式ブレ算出手段または前記光学式ブレ算出手段からの
    算出出力に応じてブレによる撮影画面への影響を軽減す
    るブレ軽減補正手段と、前記光学式センサーでは検出が
    不可能な時には、ブレの算出出力を前記光学式ブレ算出
    手段による出力から前記力学式ブレ算出手段による出力
    に切り換えるブレ算出出力切換手段とを有することを特
    徴とするカメラの防振装置。
  2. 【請求項2】    手振れによりカメラボディがブレ
    る時のブレの加速度を検出する力学式センサーと、前記
    力学式センサーの検出値よりブレ量を算出する力学式ブ
    レ算出手段と、手振れによる被写体の相対的位置変化量
    を検出する光学式センサーと、前記光学式センサーの検
    出値よりブレ量を算出する光学式ブレ算出手段と、前記
    力学式ブレ算出手段または前記光学式ブレ算出手段から
    の算出出力に応じてブレによる撮影画面への影響を軽減
    するブレ軽減補正手段と、前記光学式センサーでは検出
    が不可能な時には、ブレの算出出力を前記光学式ブレ算
    出手段による出力から前記力学式ブレ算出手段による出
    力に切り換えるブレ算出出力切換手段とを有することを
    特徴とするカメラの防振装置。
  3. 【請求項3】    手振れによりカメラボディがブレ
    る時のブレの速度を検出する力学式センサーと、前記力
    学式センサーの検出値よりブレ量を算出する力学式ブレ
    算出手段と、手振れによる被写体の位置変化量を検出す
    る光学式センサーと、前記光学式センサーの検出値より
    ブレ量を算出する光学式ブレ算出手段と、前記力学式ブ
    レ算出手段または前記光学式ブレ算出手段からの算出出
    力に応じてブレによる撮影画面への影響を軽減するブレ
    軽減補正手段と、前記光学式ブレ算出手段による出力を
    用いてブレ速度を算出し、該ブレ速度の算出値が所定値
    以下の時の前記力学式センサーからの検出値を用いて、
    前記力学式ブレ算出手段から得る算出出力を変更する算
    出出力変更手段を有することを特徴とするカメラの防振
    装置。
  4. 【請求項4】    手振れによりカメラボディがブレ
    る時のブレの加速度を検出する力学式センサーと、前記
    力学式センサーの検出値よりブレ量を算出する力学式ブ
    レ算出手段と、手振れによる被写体の位置変化量を検出
    する光学式センサーと、前記光学式センサーの検出値よ
    りブレ量を算出する光学式ブレ算出手段と、前記力学式
    ブレ算出手段または前記光学式ブレ算出手段からの算出
    出力に応じてブレによる撮影画面への影響を軽減するブ
    レ軽減補正手段と、前記光学式ブレ算出手段による出力
    を用いてブレ速度を算出し、該ブレ速度の算出値が所定
    値以下の時の前記力学式センサーからの検出値を用いて
    、前記力学式ブレ算出手段から得る算出出力を変更する
    算出出力変更手段を有することを特徴とするカメラの防
    振装置。
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