JP6887858B2 - 像ブレ補正装置、撮像装置および制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の像ブレ補正装置を備える撮像装置の構成例を示す図である。
本実施形態の像ブレ補正装置は、ビデオカメラ、デジタルカメラ及び銀塩スチルカメラ等の撮像装置や、デジタル一眼レフ用の交換レンズ等の光学機器にも搭載可能である。図1に示す撮像装置は、例えば、流し撮りモード機能を搭載したミラーレスカメラ(以下、単に「カメラ」と記述)である。
以下、図2を参照して、本発明の特徴である、被写体の反復運動の検出処理について詳細に説明する。S201において、カメラ制御部132が、フレーム間のジャイロデータを取得する。S202において、カメラ制御部132が、被写体判定部151によって選択された主被写体のベクトルデータを取得する。そして、S203において、主被写体角速度算出部152が、ジャイロデータと主被写体のベクトルデータとに基づいて、主被写体角速度を算出する。S204において、カメラ制御部132が、S204で算出された主被写体角速度を保存する。
図3において、横軸は時間を示す。縦軸は被写体角速度の大きさを示す。図3(A)は、撮影者がカメラを正位置で構えて、走っている人に合わせてカメラを動かしている場合の、縦方向の被写体角速度を示している。図3(A)に示すように、振幅は大きく、また、振幅の周波数もほぼ決まっており、2Hz以上である。つまり、振幅の最大値(PP値)が検出できるまでの時間は、0.4秒弱であり、短い時間で大きな振幅を検出することができる。
実施例2の撮像装置は、被写体の反復運動検出に際し、主被写体角速度の符号反転だけでなく、主被写体角速度の差分である角加速度の符号反転も確認する。これにより、ジャイロのオフセットが非常に大きい場合にも、精度良く被写体の反復運動の有無を検出することが可能となる。実施例2の撮像装置の構成は実施例1の撮像装置と同様である。
S501は、図2のS201乃至S204と同じ動作であり、説明を省略する。S502において、カメラ制御部132が、主被写体角速度のフレーム毎の差分をとることで、角加速度を算出し、保存する。続いて、S503において、カメラ制御部132が、図2のS205と同様に、主被写体角速度を参照して、主被写体角速度の0クロス、すなわち符号反転が検出されたかを判断する。符号反転が検出された場合は、処理がS505に進む。S505乃至S514は、図2のS206乃至215と同様である。符号反転が起こっていない場合は、処理がS504に進む。
図6(A)は、ジャイロデータにオフセットがない場合の主被写体角速度と角加速度を示す。図6(A)に示すように、主被写体角速度と角加速度とは、位相が90度ずれている。したがって、角速度と角加速度の両方のデータを確認することにより、被写体が反復運動を行っている可能性をより速く確認することが可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
132 カメラ制御部
Claims (10)
- 撮像光学系を通して撮像手段により撮像される被写体の画像のブレを、像ブレ補正手段により補正する像ブレ補正装置であって、
振れ検出手段により検出される振れの検出信号および撮像された画像から被写体の動き量を算出する算出手段と、
前記振れの検出信号または前記算出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記算出手段の出力の符号の反転が検出された場合に、所定期間における前記算出手段の出力の振幅に応じて、前記振れの検出信号に基づいて前記像ブレ補正手段を制御する第1の制御の実行と、前記算出手段の出力に基づいて前記像ブレ補正手段を制御する第2の制御の実行とを切り替える
ことを特徴とする像ブレ補正装置。 - 前記算出手段の出力の符号の反転を検出する反転検出手段と、
前記所定期間における前記算出手段の出力の振幅を検出する振幅検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記検出された振幅が閾値以上である場合に、前記第1の制御を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。 - 前記制御手段は、前記算出手段の出力の符号が反転した回数に応じて、前記閾値を変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の像ブレ補正装置。 - 前記制御手段は、前記算出手段の出力の符号の反転が複数回検出された場合に、前記閾値を小さくする
ことを特徴とする請求項3に記載の像ブレ補正装置。 - 前記制御手段は、前記撮像光学系の焦点距離に応じて、前記閾値を変更する
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。 - 前記制御手段は、前記撮像光学系の焦点距離が長いほど前記閾値を大きくする
ことを特徴とする請求項5に記載の像ブレ補正装置。 - 前記算出手段は、前記被写体の角速度を前記動き量として出力し、
前記制御手段は、前記被写体の角速度に基づいて検出される前記被写体の角加速度の符号の反転の検出の有無に応じて、前記第1の制御の実行と、前記第2の制御の実行とを切り替える
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。 - 前記像ブレ補正手段は、前記被写体からの光の結像位置を変更することにより像ブレを補正する補正レンズを有する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置と、
前記撮像手段とを備える
ことを特徴とする撮像装置。 - 撮像光学系を通して撮像手段により撮像される被写体の画像のブレを、像ブレ補正手段により補正する像ブレ補正装置にて実行される制御方法であって、
検出手段により検出される振れの検出信号および撮像された画像から被写体の動き量を算出する算出工程と、
前記振れの検出信号または前記算出工程での出力に基づいて、前記像ブレ補正手段を制御する制御工程とを備え、
前記制御工程では、前記算出工程での出力の符号の反転が検出された場合に、所定期間における前記算出工程での出力の振幅に応じて、前記振れの検出信号に基づいて前記像ブレ補正手段を制御する第1の制御の実行と、前記算出工程での出力に基づいて前記像ブレ補正手段を制御する第2の制御の実行とを切り替える
ことを特徴とする像ブレ補正装置の制御方法。
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JP2017080343A JP6887858B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 像ブレ補正装置、撮像装置および制御方法 |
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