JPH11326557A - タイマ装置 - Google Patents

タイマ装置

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JPH11326557A
JPH11326557A JP12860398A JP12860398A JPH11326557A JP H11326557 A JPH11326557 A JP H11326557A JP 12860398 A JP12860398 A JP 12860398A JP 12860398 A JP12860398 A JP 12860398A JP H11326557 A JPH11326557 A JP H11326557A
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JP
Japan
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timer
time
display
state
grill
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Application number
JP12860398A
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English (en)
Inventor
Hisato Takeuchi
久人 竹内
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】計時時間表示手段の設置スペースの確保を容易
とすると共に部品コストの増加を防止することができ、
しかも、時間表示の切り替わりを明確に確認することが
でき、使用者の使い勝手を向上させることができるタイ
マ装置を提供する。 【解決手段】互いに独立して計時する2つのタイマ2
8,29の計時時間のうち何れか一方を表示する計時時
間表示手段30を設ける。何れか一方のタイマを選択す
る選択手段16,35を設け、選択されたタイマの計時
時間を計時時間表示手段30により表示させる表示制御
手段31を設ける。表示制御手段31は、一方のタイマ
の計時時間を表示している間に、選択手段16,35に
より他方のタイマが選択されたとき、所定時間が経過す
るまで計時時間表示手段30の表示状態を点滅や消灯と
いった通常と異なる表示状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独立して計時可能
な2つのタイマを備えるタイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンロバーナとグリルバーナと
を備えるグリル付きガスコンロにおいて、グリルによる
タイマ調理を行うためにタイマ装置を備えるものが知ら
れている。この種のタイマ装置は、グリルにおいて魚等
の被調理物の加熱時間を設定できるようになっており、
設定した時間が経過したところで自動的にグリルの運転
を停止させるものである。
【0003】具体的には、使用者がコンロの前面に設け
られたグリル用のつまみを押圧すると、グリルバーナに
燃料ガスが供給されて点火される。また、点火操作時の
グリル用のつまみの押圧に応じて、前記タイマ装置に備
えられたグリル用タイマが計時(カウントダウン)を開
始する。このとき該グリル用タイマには所定の調理時間
(例えば、焼き魚調理にかかる平均的な時間として8
分)を初期設定しておくことにより、使用者による煩わ
しい調理時間の設定を排して使い勝手をよくすることが
できる。なお、初期設定された調理時間は、被調理物に
応じて使用者による延長又は短縮が可能とされている。
そして、該グリル用タイマの残時間が7セグメントLE
D等の表示手段に表示される。該表示手段は一般に使用
者が確認し易いコンロの前面に設けられる。
【0004】ところで、この種のグリル付きガスコンロ
においては、グリルのタイマ調理だけでなく、コンロバ
ーナによる調理を行う場合にもタイマ調理が行えること
が望まれている。この場合には、前記タイマ装置に、グ
リル用タイマと独立して計時するコンロ用タイマを設
け、該コンロ用タイマに所望の時間を設定して該設定時
間が経過したとき、コンロバーナの燃焼を停止させた
り、或いは、ブザー等により使用者に報知することが考
えられる。
【0005】しかし、前記コンロ用タイマはグリル用タ
イマと独立して計時するために、グリル用タイマの残時
間を表示する前記表示手段の他に、コンロ用タイマの残
時間を表示する表示手段が必要となるが、コンロの前面
にこれらの表示手段の設置スペースを確保することが困
難となるだけでなく、部品コストが増加する不都合があ
る。
【0006】そこで、グリル用タイマの残時間を表示す
るために設けられている表示手段を、コンロ用タイマの
残時間を表示する際にも使用(兼用)することが考えら
れる。これにより、コンロの前面に複数の表示手段の設
置スペースを確保することなく、また、部品コストの増
加を防止することができる。
【0007】そして、この場合には、何れか一方のタイ
マのみが作動しているのであれば、該タイマの残時間を
表示すればよい。また、両タイマが同時に作動している
場合には、グリル用タイマの残時間とコンロ用タイマの
残時間とを同時に表示することができないので、何れか
一方のタイマの残時間を選択して表示できるようにすれ
ばよい。即ち、コンロ用タイマが作動中であるときに、
グリル用タイマの作動が開始されたときには、コンロ用
タイマの残時間を表示していた表示手段の表示をグリル
用タイマの残時間に切り替えるようにする。これによ
り、コンロ用タイマが作動中であっても、使用者は、表
示手段の表示を確認してグリル用タイマの計時時間を設
定することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
なグリル用タイマの初期設定された時間が8分である場
合を例にとって説明すれば、先にコンロを使用していて
コンロ用タイマの残時間(カウントダウン途中の時間)
が丁度8分のときにグリル用タイマの作動が開始される
と、前記表示手段の表示が切り替わった後にも、その表
示はグリル用タイマの初期設定時間である8分となる。
このように、グリル用タイマの作動に応じて表示手段の
表示が切り替わっても、表示手段の表示内容が同一であ
ると、コンロ用タイマの残時間からグリル用タイマの残
時間への表示の切り替わりが確認し難い不都合がある。
このため、使用者は、グリルによる調理時間(グリル用
タイマの設定時間)の延長又は短縮を行う場合に表示手
段の表示内容がグリル用タイマのものである確信が持て
ず、タイマの設定操作に不安が生じる不都合がある。
【0009】かかる不都合を解消して、本発明は、互い
に独立して計時する2つのタイマの設定時間を選択して
単一の計時時間表示手段によって表示することにより、
計時時間表示手段の設置スペースの確保を容易とすると
共に部品コストの増加を防止することができ、しかも、
計時時間表示手段における一方のタイマの計時時間から
他方のタイマの計時時間への表示の切り替わりを明確に
確認することができ、使用者の使い勝手を向上させるこ
とができるタイマ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、互いに独立して計時する2つのタイマ
と、両タイマの計時時間のうち何れか一方を表示する計
時時間表示手段と、両タイマの何れか一方を選択する選
択手段と、該選択手段によって選択されたタイマの計時
時間を前記計時時間表示手段により表示させる表示制御
手段とを備え、該表示制御手段は、前記計時時間表示手
段により一方のタイマの計時時間を表示している間に、
前記選択手段により他方のタイマが選択されたとき、所
定時間が経過するまで前記計時時間表示手段の表示状態
を通常と異なる表示状態とすることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、単一の計時時間表示手段
に、独立して計時する2つのタイマの設定時間を選択し
て表示させるようにしたので、計時時間表示手段の設置
スペースの確保を容易とすると共に部品コストの増加を
防止することができる。このとき、前記表示制御手段
は、一方のタイマのみが作動中であるときには、前記計
時時間表示手段により該作動中のタイマの計時時間を表
示する。そして、一方のタイマが作動しているときに、
前記選択手段により他方のタイマが選択されたときに
は、前記表示制御手段は、所定時間が経過するまで前記
計時時間表示手段の表示状態を通常と異なる表示状態と
し、その後、他方のタイマの計時時間を通常の表示状態
で表示する。
【0012】このように、前記計時時間表示手段が一方
のタイマの計時時間の表示から他方のタイマの計時時間
の表示に切り替わるときに、所定時間通常と異なる表示
状態を経るので、表示の切り替わりを明確に確認するこ
とができる。
【0013】また、本発明は、アクチュエータの運転時
間を制御する第1のタイマと、該第1のタイマと独立し
て計時する第2のタイマと、両タイマの計時時間のうち
何れか一方を表示する計時時間表示手段と、両タイマの
何れか一方を選択する選択手段と、該選択手段によって
選択されたタイマの計時時間を前記計時時間表示手段に
より表示させる表示制御手段と、前記アクチュエータの
作動状態を検出する作動状態検出手段とを備え、前記表
示制御手段は、前記計時時間表示手段により第2のタイ
マの計時時間を表示している間に、前記選択手段により
第1のタイマが選択されたとき、前記作動状態検出手段
によりアクチュエータの所定の作動状態が検出されるま
で前記計時時間表示手段の表示状態を通常と異なる表示
状態とすることを特徴とする。
【0014】前記第1のタイマは、アクチュエータの運
転時間を制御する。具体的には、例えば、前記第1のタ
イマは、前記選択手段によって選択さたときアクチュエ
ータの作動を開始し、第1のタイマに設定された時間が
経過したときアクチュエータの作動を停止させる。ま
た、前記第2のタイマは前記第1のタイマとは独立して
計時するものであり、具体的な一例を示せば、他のアク
チュエータの運転時間を制御するものである。
【0015】前記計時時間表示手段は両タイマの計時時
間のうち何れか一方を表示するものであり、このとき表
示される計時時間は前記選択手段により選択された何れ
か一方のタイマのものである。
【0016】そして、前記計時時間表示手段が第2のタ
イマの計時時間を表示しているときに、前記選択手段に
より第1のタイマが選択された場合には、前記計時時間
表示手段の表示状態を通常と異なる表示状態とする。こ
のとき、前記表示制御手段によって前記計時時間表示手
段の表示状態を通常と異なる表示状態とされるのは、前
記作動状態検出手段によりアクチュエータの所定の作動
状態が検出されるまでとされる。これにより、第1のタ
イマが選択されて該タイマの制御によって前記アクチュ
エータの作動が開始されたとき、計時時間表示手段の表
示が通常と異なる表示状態となってその表示の切り替わ
りを明確に確認することができると共に、その後、計時
時間表示手段の表示が通常の表示状態となれば、アクチ
ュエータが所定の作動状態になったことを明確に確認す
ることができる。
【0017】この場合に、本発明における一態様とし
て、前記アクチュエータが燃焼装置であって、前記作動
状態検出手段が該燃焼装置の燃焼状態を検出する燃焼状
態検出手段である場合に、前記所定の作動状態を着火状
態とすることが挙げられる。こうすることにより、第1
のタイマを選択した際の計時時間表示手段の表示の切り
替わりと、燃焼装置の着火状態とを容易に確認すること
ができる。即ち、更に具体的には、例えばグリル付きガ
スコンロのように本体内部に前記燃焼装置であるグリル
バーナが設けられており該グリルバーナへの着火が外部
から確認することが困難である場合にも、グリルバーナ
に着火するまでは計時時間表示手段の表示が通常と異な
る状態となるので、計時時間表示手段の表示が通常と異
なる表示状態から通常の表示状態となったときに、グリ
ルバーナに着火したことを容易に確認することができ
る。
【0018】なお、本発明を適用することができる前記
アクチュエータとしては前記燃焼装置以外にも各種のも
のが考えられる。具体的には調理機器や暖房機器の電気
ヒータ、換気装置や空気清浄機等のファンモータ等を前
記アクチュエータとして挙げることができる。そして、
前記作動状態検出手段が検出する所定の作動状態は、電
気ヒータの場合には所定温度とし、ファンモータの場合
には所定回転数とする。この場合にも、前述したよう
に、計時時間表示手段によるタイマの計時時間の表示状
態によって、これらのアクチュエータが所定の作動状態
になったことを容易に確認することができる。
【0019】また、本発明において、前記計時時間表示
手段による計時時間表示を点灯させた状態を通常の表示
状態とした場合に、その表示が切り替わったことを明確
に判断することが可能な通常と異なる表示状態として
は、計時時間表示を点滅させた状態、または、消灯させ
た状態を挙げることができる。
【0020】なお、通常と異なる表示状態として計時時
間表示を点滅させる場合には、その表示内容を、先に表
示されていた一方のタイマの計時時間としてもよく、ま
た、後に選択された他方のタイマの計時時間としてもよ
い。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施形態のタイマ装置を
採用するガスコンロの構成を模式的に示す構成図、図2
は本実施形態の制御ブロック図、図3及び図4は本実施
形態における処理フローチャート、図5は他の実施形態
における処理フローチャートである。
【0022】図1に示すように、本実施形態として挙げ
るガスコンロ1は、上部に鍋等の調理用容器2を載置し
てその内部の被調理物を加熱するアクチュエータとして
のコンロバーナ3と、ガスコンロ1の内部に生魚等の被
調理物4を収納してグリル調理を行うアクチュエータと
してのグリルバーナ5とを備えている。コンロバーナ3
には、コンロ電磁弁6を備えるガス供給管7及びバイパ
ス電磁弁8を備えるバイパス路9を介して燃料ガスが供
給され、グリルバーナ5にはグリル電磁弁10を備える
ガス供給管11を介して燃料ガスが供給される。コンロ
バーナ3及びグリルバーナ5の作動は、コントローラ1
2に備えられたコンロ制御手段13及びグリル制御手段
14により夫々制御される。
【0023】また、該ガスコンロ1には、使用者が操作
するためのコンロバーナ3の点火/消火ボタン15と図
示しない火力調節レバー、及び、グリルバーナ5の点火
/消火ボタン16と図示しない火力調節レバーが設けら
れている。
【0024】更に、該ガスコンロ1には、コンロバーナ
3及びグリルバーナ5に対する作動指示を行うための操
作パネル17が設けられている。また、コンロバーナ3
には、被調理物の温度を検出してコントローラ12に出
力する温度センサ18が設けられている。
【0025】前記コントローラ12は、CPU,RO
M,RAM等により構成される電子ユニットであり、前
記コンロ制御手段13、前記グリル制御手段14の他
に、本発明のタイマ装置の実施形態を構成するタイマ制
御手段19及び該タイマ制御手段19からの出力によっ
てブザー20を駆動する報知制御手段21を備えてい
る。
【0026】前記コンロ制御手段13は、使用者が点火
/消火ボタン15を点火操作すると、コンロ電磁弁6を
開弁してコンロバーナ3への燃料ガスの供給を開始し、
更にイグナイタ22を作動させ、コンロ点火電極23に
高電圧を印加して火花放電を生じさせることによりコン
ロバーナ3の点火処理を行う。
【0027】また、該コンロ制御手段13は、コンロ熱
電対24の出力からコンロバーナ3への着火が検出され
たときは、コンロ電磁弁6への通電を保持してコンロバ
ーナ3の燃焼を継続する。一方、コンロバーナ3への着
火が検出されなかったときには、該コンロ制御手段13
はコンロ電磁弁6への通電を停止して閉弁し、コンロバ
ーナ3への燃料ガスの供給を停止する。更に、該コンロ
制御手段13は、コンロバーナ3の燃焼中は常時コンロ
熱電対24の出力から、コンロバーナ3の失火の有無を
監視し、コンロバーナ3の失火が検出されたときには、
コンロ電磁弁6を閉弁してコンロバーナ3への燃料ガス
の供給を停止する。
【0028】前記グリル制御手段14は、グリルバーナ
5の燃焼制御を行うものであり、上述したコンロ制御手
段13と同様に、点火/消火ボタン16の点火操作に応
じてイグナイタ22を介してグリル点火電極25による
グリルバーナ5の点火処理を行い、グリル熱電対26の
出力により、グリルバーナ5の失火の有無を監視する。
更に、該グリル制御手段14は、グリル熱電対26を介
してグリルバーナ5の着火を検出して前記タイマ制御手
段19に出力する燃焼状態検出手段27(図2参照)を
備えている。
【0029】前記タイマ制御手段19は、図2に示すよ
うに、コンロバーナ3の燃焼時間を計時するコンロ用タ
イマ28と、グリルバーナ3の燃焼時間を計時するグリ
ル用タイマ29とを備えている。また、該タイマ制御手
段19は、コンロ用タイマ28の計時時間とグリル用タ
イマ29の計時時間との何れか一方を前記操作パネル1
7に備えられたタイマ残時間表示器30(計時時間表示
手段)によって数値で表示させる表示制御手段31を備
えている。更に、該タイマ制御手段19は、コンロ用タ
イマ28の計時時間或いはグリル用タイマ29の計時時
間を前記操作パネル17に備えられた+keyスイッチ
32及び−keyスイッチ33の操作に応じて変更可能
とするタイマ残時間変更手段34を備えている。
【0030】更に、前記操作パネル17は、図1及び図
2に示すように、コンロバーナ3によるタイマ調理モー
ドを選択指示するためのコンロタイマスイッチ35と、
取り消しスイッチ36とを備えている。コンロバーナ3
のタイマ調理モードは、コンロ用タイマ28がタイムア
ップしたときに、コンロバーナ3の燃焼を停止してブザ
ー20を鳴動させる消火モードと、コンロ用タイマ28
がタイムアップしたときに、コンロバーナ3の燃焼を継
続してブザー20の鳴動のみを行うお知らせモードの2
種類のモードからなる。タイマ調理モードにおける両モ
ードはコンロタイマスイッチ35の操作(押圧)毎に切
り替えられ、前述したコンロバーナ3の点火処理後に、
使用者がコンロタイマスイッチ35を操作することで、
コンロ制御手段13により前記各モードに応じたコンロ
バーナ3の燃焼制御が実行される。尚、何れのモードが
選択されているかが確認できるように、該操作パネル1
7には、お知らせLED37及び消火LED38が設け
られている。また、使用者が前記取り消しスイッチ36
を操作したときには、コンロ制御手段13は、コンロバ
ーナ3におけるタイマ調理モードの実行を中止する。こ
のような構成による本実施形態において、前記グリルバ
ーナ5の点火/消火ボタン16及び前記コンロタイマス
イッチ35は、本発明の選択手段を構成するものであ
る。
【0031】また、前記操作パネル17は、タイマ残時
間表示器30に表示する残時間がグリル用タイマ29の
ものであるか、コンロ用タイマ28のものであるかが確
認できるように、グリルLED39及びコンロLED4
0を備えている。なお本実施形態においてタイマ残時間
表示器30は、時間を数値により表示するために7セグ
メントLEDを採用した。
【0032】次に、前記タイマ制御手段19によるグリ
ルバーナ5におけるタイマ調理について説明する。該タ
イマ制御手段19は、使用者がグリルバーナ5の点火/
消火ボタン16(図1,図2参照)を点火操作してグリ
ルバーナ5に対する点火処理がなされたときに、図3及
び図4の処理フローを実行する。即ち、図3に示すよう
に、タイマ制御手段19は、グリル制御手段14からの
指示により、グリルバーナ5に点火がなされたことを認
識すると、STEP1からSTEP2に進んでグリル用
タイマ29(図中、GTMと表示)の残時間(タイマ調
理時間)として8分を初期設定する。この8分という残
時間は、グリルバーナ5による調理における標準的は調
理時間であり、このような標準的な調理時間を予めグリ
ル用タイマ29の初期残時間とすることで、使用者のタ
イマ調理時間設定の便宜を図っている。
【0033】続くSTEP3乃至STEP9は、表示制
御手段31による処理である。表示制御手段31は、S
TEP3でコンロ用タイマ28が作動中であるときに
は、STEP4及びSTEP5へと進んでタイマ残時間
表示器30にグリル用タイマ29の残時間を点滅表示さ
せ、それまで点灯されていたコンロLED40を消灯さ
せる。次いで、表示制御手段31はSTEP6におい
て、それまで消灯されていたグリルLED39を点灯さ
せ、STEP7へ進む。
【0034】STEP7では、STEP8において所定
時間(本実施形態では15秒)が経過するまでに、前記
グリル制御手段14に備える燃焼状態検出手段27によ
ってグリルバーナ5への着火が検出されたとき、即ち、
グリル熱電対26の出力が所定値を超えたとき、STE
P9に進んでタイマ残時間表示器30にグリル用タイマ
29の残時間を点灯表示させる。次いで、タイマ制御手
段19は、STEP10でグリル用タイマ29のカウン
トダウンを開始する。このように、コンロ用タイマ28
の作動中にグリル用タイマ29が作動を開始すると、グ
リルバーナ5への着火が完了するまでタイマ残時間表示
器30におけるグリル用タイマ29の残時間が点滅表示
されるので、使用者はタイマ残時間表示器30の表示が
グリル用タイマ29の残時間に切り替わったことを確実
に確認することができ、更に、タイマ残時間表示器30
の残時間表示が点滅から点灯に変わったときにグリルバ
ーナ5に着火したことを確認することができる。しか
も、タイマ残時間表示器30にコンロ用タイマ28の残
時間が表示されていても、グリル用タイマ29の作動を
開始するとタイマ残時間表示器30にはグリル用タイマ
29の残時間が切り替わって表示されるので、タイマ残
時間表示器30は単一でよく、2個のタイマのそれぞれ
に専用のタイマ残時間表示器30を設けた場合に比べ
て、部品コストの増加を防止することができると共に操
作パネル17のサイズを比較的小型に形成することがで
きる。
【0035】一方、STEP3でコンロ用タイマ28が
作動中でなかった場合には、表示制御手段31はSTE
P4及びSTEP5の処理を行わず、STEP6へ進ん
でグリルLED39を点灯させる。
【0036】なお、STEP8において所定時間(本実
施形態では15秒)が経過しても、STEP7において
グリル熱電対26の出力が所定値を超えない場合には、
グリル制御手段14はグリルバーナ5への着火が失敗で
あったとしてSTEP11でグリルバーナ5の消火処理
としてグリル電磁弁10を閉弁し、グリルバーナ5の運
転を停止してブザー20により運転停止を報知する。
【0037】続くSTEP13乃至STEP18は、タ
イマ残時間変更手段34による処理である。タイマ残時
間変更手段34は、STEP13で、使用者により+k
eyスイッチ32(図1,図2参照)が操作されたこと
を検知すると、STEP14に進み、STEP14で1
5分を上限としてSTEP15でグリル用タイマ29の
残時間を1分単位で増加させる。また、タイマ残時間変
更手段34は、STEP13で+keyスイッチ32が
操作されたことを検知しなかったときには、STEP1
6に分岐し、STEP16で−keyスイッチ33が操
作されたことを検知したときは、STEP17で1分を
下限としてSTEP18でグリル用タイマ29の残時間
を1分単位で減少させる。
【0038】STEP19乃至STEP22は、表示制
御手段31による処理である。表示制御手段31は、S
TEP19で、コンロ用タイマ28の作動割込が行われ
たか否かを判断する。このときのコンロ用タイマ28の
作動割込に対しては、タイマ残時間表示器30において
グリル用タイマ29の残時間からコンロ用タイマ28の
残時間への表示が切り替える必要がある。そこで、表示
制御手段31は、STEP19でコンロ用タイマの作動
割込があったときは、STEP20に進んでグリルLE
D39を消灯させ、STEP21でグリル用タイマ29
の残時間表示を停止する。
【0039】ここで、前記タイマ制御手段19によるコ
ンロバーナ3におけるタイマ調理について簡単に説明す
れば、コンロ用タイマ28の作動割込が行われることに
より、タイマ残時間表示器30には、コンロ用タイマ2
8の残時間が表示されると共に、コンロLED40が点
灯した状態となる。この際、例えば、前記表示制御手段
31は、タイマ残時間表示器30におけるコンロ用タイ
マ28の残時間の表示を所定時間(例えば十数秒間)点
滅させることにより、使用者は、タイマ残時間表示器3
0の表示がコンロ用タイマ28の残時間に切り替わった
ことを認識することができ、且つ、グリル用タイマ29
も継続して作動中であることを認識することができる。
【0040】そして、タイマ制御手段19は、タイマ残
時間表示器30においてはコンロ用タイマ28の残時間
を表示させても、STEP22でグリル用タイマ29が
タイムアップ(GTM=0分)したときに、STEP2
5に進んでグリル制御手段14を介してグリル電磁弁1
0を閉弁してグリルバーナ5の燃焼を停止(消火)さ
せ、更に、STEP26でブザー20によりグリルバー
ナ5の燃焼停止を報知する。
【0041】また、表示制御手段31は、STEP19
でコンロ用タイマ28の作動割込がなかったときは、S
TEP23に分岐してグリル用タイマ29の残時間をタ
イマ残時間表示器30に継続して表示する。そして、S
TEP23でグリル用タイマ29がタイムアップ(GT
M=0分)したときに、STEP24でグリルLED3
9を消灯させ、STEP25及びSTEP26による消
火処理を行う。
【0042】なお、本実施形態においては、コンロ用タ
イマ28の作動中にグリルバーナ5の点火を行ってグリ
ル用タイマ29が選択されたとき、グリル熱電対26の
出力が所定値を超えて着火が検出されるまでの間(ST
EP7)、タイマ残時間表示器30の表示が点滅するも
のを挙げたが、着火の検出に替えて、所定時間(例えば
十数秒間)タイマ残時間表示器30の表示を点滅させる
ようにしてもよい。具体的には、図5に示すように、S
TEP27からSTEP28に進んでグリル用タイマ2
9の残時間として8分を初期設定する。次いで、表示制
御手段31は、STEP29でコンロ用タイマ28が作
動中であるときには、STEP30へと進んでタイマ残
時間表示器30にグリル用タイマ29の残時間を点滅表
示させる。続いて、STEP31へと進んでコンロLE
D40を消灯させる。そして、STEP32においてフ
ラグFをセット(=1)し、STEP33へと進む。S
TEP33においては表示制御手段31がグリルLED
39を点灯させ、STEP34へ進んでグリル用タイマ
29のカウントダウンを開始しSTEP35へと進む。
【0043】コンロ用タイマ28が作動中であればフラ
グFがセット(=1)されているので、STEP35か
らSTEP36に分岐する。STEP36で所定時間が
経過したときSTEP37へ進んでグリル用タイマ29
の残時間を点灯表示させ、前述した図4示のSTEP1
3へ進む。
【0044】このように、コンロ用タイマ28の作動中
にグリル用タイマ29が作動を開始すると、所定時間グ
リル用タイマ29の残時間が点滅表示されるので、使用
者はタイマ残時間表示器30の表示がグリル用タイマ2
9の残時間に切り替わったことを確実に確認することが
できる。
【0045】一方、STEP29でコンロ用タイマ28
が作動中でなかった場合には、表示制御手段31はST
EP30乃至STEP32の処理を行わず、STEP3
8においてフラグFをリセット(=0)すると共に、S
TEP33へ進んでグリルLED39を点灯させる。そ
してSTEP34及びSTEP35を経て図4示のST
EP13へ進む。
【0046】また、本実施形態においては、コンロ用タ
イマ28の作動中にグリル用タイマ29の作動が開始さ
れた場合に、タイマ残時間表示器30の表示を点滅させ
るものを示したが、その点滅に替えてタイマ残時間表示
器30の表示を停止(消灯)させてもよい。この場合に
は、図示しないが、前記STEP4(又はSTEP3
0)においてタイマ残時間表示器30の表示を停止させ
る処理を行うようにすればよい。
【0047】また、本実施形態では、アクチュエータと
してのグリルバーナ5を備えるガスコンロ1を示した
が、それ以外に、例えばアクチュエータとしての電気ヒ
ータを備える加熱機器や、アクチュエータとしてのファ
ンモータを備える空気清浄機に対しても本発明の適用が
可能である。そして更に、本実施形態においては、燃焼
状態検出手段27を設けることによってグリルバーナ5
への着火を検出したが、例えば、図示しないが、アクチ
ュエータが前記電気ヒータである場合には該電気ヒータ
が所定温度となったことを検出する作動状態検出手段を
設け、また、アクチュエータが前記ファンモータである
場合には該ファンモータが所定回転数となったことを検
出する作動状態検出手段を設けることにより、前記ST
EP7と同様の処理を行うことができる。
【0048】また、本実施形態においては、一方のタイ
マ(グリル用タイマ29)によりグリルバーナ5の運転
が制御され、他方のタイマ(コンロ用タイマ28)によ
りコンロバーナ3の運転が制御されるもの、即ち、2つ
のアクチュエータが2つのタイマによって別々に制御さ
れるものを示したが、それ以外に、例えば、一方のタイ
マにより単一のアクチュエータを制御し、他方のタイマ
は、現在時間を計時する時計手段として使用する場合に
も本発明を適用することができる。この場合にも、本発
明によれば、単一の計時時間表示手段に現在時間を表示
しているときにアクチュエータの作動が開始されたとき
に、計時時間表示手段の表示の切り替わりを明確に確認
することができる。
【0049】また、前記実施形態においては、タイマ残
時間表示器30による各タイマ28,29の表示切り替
えの際に通常と異なる表示を行う例として、時間表示を
点滅或いは消灯させるようにした例を挙げたが、それ以
外に、タイマ残時間表示器30として表示色を切り替え
可能なもの(例えば、赤と緑等の2色切り替え表示可能
な7セグメントLED)を採用し、各タイマ28,29
の表示切り替えの際に通常と異なる表示色に変化させて
もよい。これによって、使用者は時間表示の切り替わり
を時間表示の色により確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のタイマ装置を採用するガ
スコンロの構成を模式的に示す構成図。
【図2】本実施形態の制御ブロック図。
【図3】本実施形態における処理フローチャート。
【図4】本実施形態における処理フローチャート。
【図5】他の実施形態における処理フローチャート。
【符号の説明】
29…グリル用タイマ(タイマ、第1のタイマ)、28
…コンロ用タイマ(タイマ、第2のタイマ)、30…タ
イマ残時間表示器(計時時間表示手段)、16…点火/
消火ボタン(選択手段)、35…コンロタイマスイッチ
(選択手段)、31…表示制御手段、5…グリルバーナ
(アクチュエータ、燃焼装置)、27…燃焼状態検出手
段(作動状態検出手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに独立して計時する2つのタイマと、 両タイマの計時時間のうち何れか一方を表示する計時時
    間表示手段と、 両タイマの何れか一方を選択する選択手段と、 該選択手段によって選択されたタイマの計時時間を前記
    計時時間表示手段により表示させる表示制御手段とを備
    え、 該表示制御手段は、前記計時時間表示手段により一方の
    タイマの計時時間を表示している間に、前記選択手段に
    より他方のタイマが選択されたとき、所定時間が経過す
    るまで前記計時時間表示手段の表示状態を通常と異なる
    表示状態とすることを特徴とするタイマ装置。
  2. 【請求項2】アクチュエータの運転時間を制御する第1
    のタイマと、 該第1のタイマと独立して計時する第2のタイマと、 両タイマの計時時間のうち何れか一方を表示する計時時
    間表示手段と、 両タイマの何れか一方を選択する選択手段と、 該選択手段によって選択されたタイマの計時時間を前記
    計時時間表示手段により表示させる表示制御手段と、 前記アクチュエータの作動状態を検出する作動状態検出
    手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記計時時間表示手段により第2
    のタイマの計時時間を表示している間に、前記選択手段
    により第1のタイマが選択されたとき、前記作動状態検
    出手段によりアクチュエータの所定の作動状態が検出さ
    れるまで前記計時時間表示手段の表示状態を通常と異な
    る表示状態とすることを特徴とするタイマ装置。
  3. 【請求項3】前記アクチュエータが燃焼装置であって、
    前記作動状態検出手段が該燃焼装置の燃焼状態を検出す
    る燃焼状態検出手段である場合に、前記所定の作動状態
    を着火状態とすることを特徴とする請求項2記載のタイ
    マ装置。
  4. 【請求項4】前記計時時間表示手段における通常の表示
    状態は、計時時間表示を点灯させた状態であり、通常と
    異なる表示状態は、計時時間表示を点滅させた状態であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載
    のタイマ装置。
  5. 【請求項5】前記計時時間表示手段における通常の表示
    状態は、計時時間表示を点灯させた状態であり、通常と
    異なる表示状態は、計時時間表示を消灯させた状態であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載
    のタイマ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228159A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2020186861A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 リンナイ株式会社 加熱調理器

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JP4599722B2 (ja) * 2001-02-05 2010-12-15 パナソニック株式会社 加熱調理器
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