JPH11326436A - 閉鎖母線の絶縁劣化診断装置 - Google Patents

閉鎖母線の絶縁劣化診断装置

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JPH11326436A
JPH11326436A JP10134738A JP13473898A JPH11326436A JP H11326436 A JPH11326436 A JP H11326436A JP 10134738 A JP10134738 A JP 10134738A JP 13473898 A JP13473898 A JP 13473898A JP H11326436 A JPH11326436 A JP H11326436A
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JP
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measuring
voltage
insulation
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closed bus
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JP10134738A
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Fumio Sato
文生 佐藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】閉鎖母線を特定の区間に分割切り離しや、全長
に渡っての点検を必要とすることなく、絶縁劣化を生じ
ている部位の特定を容易にする。 【解決手段】交流電圧発生器3の導体側測定線2fに電
圧計測手段4を接続し、外被側測定線2gに電流計測手
段5を接続する。電圧計測手段4と電流計測手段5の出
力側に記録出力手段9を接続する。記録出力手段9に位
相計測手段6,インピーダンス演算手段7および誘電正
接演算手段8を並列接続する。これにより、外被1aの
各接続点における電流,回路インピーダンス,印加電圧
に対する回路電流位相,誘電正接(tan δ)の電気諸量
を測定記録し、閉鎖母線1の長手方向の距離と各電気諸
量の傾向変化により、閉鎖母線1の絶縁劣化部位の特定
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】導体を金属製外被で取巻く構
造を持つ閉鎖母線の絶縁劣化診断装置に係り、特に配電
盤や電気機器間を結ぶ閉鎖母線において絶縁劣化を生じ
ている部位の特定を可能とする閉鎖母線の絶縁劣化診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】閉鎖母線は、電圧を問わず大きな電流や
電力を供給するのに広く用いられるもので、導体と金属
製外被間に絶縁のために碍子や絶縁支持材を介在して支
持するか、または導体自身を絶縁材により取巻き金属製
外被に収納固定した構造となっている。
【0003】これら閉鎖母線の絶縁劣化診断方法として
は、従来絶縁抵抗計により行われているのが一般であ
る。絶縁抵抗計は、測定対象物の閉鎖母線に直流電圧を
印加し導体と大地間の漏れ電流より絶縁抵抗値として測
定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁抵
抗計による診断の場合、一次診断としては有効な手段で
あるものの、万一絶縁劣化等により絶縁抵抗の低下が認
められた場合、劣化部位の特定には向かず、測定対象物
である閉鎖母線を特定の区間に分割(切り離し)した上
で再度絶縁抵抗計により測定し、順に絶縁劣化部位を絞
り込み、特定していく必要があり、この特定に手間を要
する課題がある。
【0005】また、絶縁抵抗の低下が認められた場合、
測定対象物である閉鎖母線全長に渡って金属製外被を開
放、または作業員が金属製外被内に入り、導体の絶縁支
持部を中心に点検する必要があり、何れも多くの労力を
必要とする課題がある。これらは、生産設備や発電プラ
ント等の定期点検等において、その対策期間の長期化を
招くことにもなり経済的損失をも生むことにもなる。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、絶縁抵抗計による一次診断により絶縁抵抗
の低下が認められた場合、閉鎖母線を特定の区間に分割
切り離しや、全長に渡っての点検を必要とすることな
く、絶縁劣化を生じている部位の特定を容易に行うこと
ができる閉鎖母線の絶縁劣化診断装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、金属
製外被で絶縁性支持材を介して導体を被覆してなる閉鎖
母線と、前記導体と前記外被に測定線を介して接続する
交流電圧発生器と、この交流電圧発生器の前記導体側測
定線に接続し前記閉鎖母線に印加されている交流電圧を
計測する電圧計測手段と、前記交流電圧発生器の前記外
被側測定線を流れる交流電流の計測を行う交流計測手段
と、前記交流電圧発生器により発生し前記閉鎖母線に印
加されている交流電圧と前記外被側測定線を流れる交流
電流から相互の位相の計測を行う位相計測手段と、前記
電圧計測手段と前記電流計測手段の計測値からインピー
ダンスを演算するインピーダンス演算手段と、前記位相
計測手段の計測値から誘電正接(tan δ)を演算する誘
電正接演算手段と、前記各々の計測手段および前記各々
の演算手段のデータを纏め記録および出力する記録出力
手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、導体を金属製外
被で取巻く構造を持つ閉鎖母線の導体と、金属製外被の
間に商用周波数から数百Hz程度の高周波数まで可変、
またはある一定の周波数を発生し得る交流電圧発生器に
より交流電圧を印加し、外被側接続点を母線の距離毎に
変えていったときの各部測定点の電流,回路インピーダ
ンス,印加電圧に対する回路電流位相、または各部測定
点での相対電流位相,誘電正接(tan δ)の電気諸量の
一部、または複数電気諸量を測定記録することにより距
離と各電気諸量の傾向変化により、閉鎖母線の絶縁劣化
部位の特定を容易にすることができる。
【0009】また、絶縁が健全であれば距離に応じて測
定電流,回路インピーダンス,回路電流位相,誘電正接
の各電気諸量が比例的に変化するのに対し、絶縁劣化が
生じている場合は、劣化部位の測定点近傍において測定
電気諸量が比例変化に対し急変する形で捉えることがで
き、劣化部位を容易に特定することができる。
【0010】さらに、高周波数の可変、またはある一定
の高周波数を発生し得る交流電圧発生器を用いることに
より被測定対象である閉鎖母線の構造や長さにあわせ
て、最適な測定電気諸量が得られるようになり、より高
い精度で絶縁劣化部位の特定をすることができる。
【0011】請求項2の発明は、前記閉鎖母線と前記電
圧計測手段および電流計測手段を接続する測定線におい
てブリッジ回路を構成したことを特徴とする。請求項2
の発明によれば、被測定対象である閉鎖母線と絶縁劣化
診断装置および測定線においてブリッジ回路を構成し、
高周波数の取扱いにおける測定線での測定値の減衰を低
減することができる。また、高周波数の電気諸量を取り
扱う上で測定線での電気諸量の減衰を解消でき、より高
い精度で計測が可能となり、絶縁劣化部位の特定判断に
おける信頼性の向上を図ることができる。
【0012】請求項3の発明は、前記記録出力手段の出
力側に測定記録したデータを入力する絶縁劣化部位を自
動的に特定判別する特異点判別手段を設けてなることを
特徴とする。請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明において、得られたデータにより速やかに絶縁
劣化部位を自動的に特定判別することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1から図7により本発明に係る
閉鎖母線の絶縁劣化診断装置の第1の実施の形態を説明
する。図1は、本発明に係る第1の実施例の形態を説明
するためのもので、閉鎖母線として低圧回路で用いられ
るバスダクトまたは高圧回路で用いられる相非分割母線
を例にして絶縁劣化診断装置により測定する状態の概要
を示している。
【0014】すなわち、図1中符号1は閉鎖母線で、金
属製外被(以下、外被と記す)1aの一部を切欠してい
る。閉鎖母線1は、その本体である外被1aに絶縁支持
材1bまたは絶縁材(図示せず)を介して設けた導体1
c等からなり、通常配電盤や電気機器間に接続され電力
の受給に用いられるが、図中は簡単のため省略してい
る。閉鎖母線は、配電盤や電気機器との接続部において
必ず片側の1点において外被1aを接地している。
【0015】閉鎖母線1の導体1cの一端は図2に示す
ように絶縁診断装置2の交流電圧発生器3の一端に端子
2aを介して接続し、交流電圧発生器3の他端を端子2
bを介して閉鎖母線1の外被1aに接続している。外被
1aの接続点は、閉鎖母線1の長手方向に随時接続点を
移動させるものとする。
【0016】絶縁診断装置2は、図2に示したように閉
鎖母線1の外被1aの各接続点における電流,回路イン
ピーダンス,印加電圧に対する回路電流位相,誘電正接
(tan δ)の電気諸量の一部もしくは複数電気諸量を測
定記録し、閉鎖母線1の長手方向の距離と各電気諸量の
傾向変化により、閉鎖母線1の絶縁劣化部位の特定を行
うものである。
【0017】すなわち、交流電圧発生器3の導体側計測
線2fに電圧計測手段4が分岐接続し、外被側測定線2
gに電流計測手段5が接続しており、電圧計測手段4と
電流計測手段5の出力側に記録出力手段9が接続してい
る。記録出力手段9には位相計測手段6,インピーダン
ス演算手段7および誘電正接演算手段8が並列接続され
ている。
【0018】図2は、絶縁劣化診断装置2の内容の一例
を示すものである。交流電圧発生器3は、商用周波数か
ら数百Hzの高周波数まで可変またはある一定の周波数
の電圧を発生し得るもので、端子2aを閉鎖母線1の導
体1cに接続し、端子2bを閉鎖母線1の外被1aの測
定部位に、端子2cを大地に接続する。
【0019】電圧計測手段4は、交流電圧発生器3によ
り発生し、閉鎖母線1に印加されている交流電圧の計測
を行うものである。電流計測手段5は、閉鎖母線1の外
被1aの各測定部位における測定線を流れる交流電流の
計測を行うものである。
【0020】位相計測手段6は、交流電圧発生器3によ
り発生し、閉鎖母線1に印加されている交流電圧と閉鎖
母線1の外被1aの各測定部位における測定線2gを流
れる交流電流から相互の位相の計測を行うものである。
インピーダンス演算手段7は、電圧計測手段4と電流計
測手段5の計測値からインピーダンスを演算するもので
ある。
【0021】誘電正接演算手段8は、位相計測手段8の
計測値から誘電正接(tan δ)を演算するものである。
記録出力手段9は、各計測手段,演算手段4,5,6,
7,8のデータを纏め記録および出力するものである。
【0022】図3は、閉鎖母線1の一般的な等価回路を
示すもので、閉鎖母線1の導体1cは、単位長さ当たり
固有の直流抵抗RbとインダクタンスLbを持ち、外被
1aについても同様に直流抵抗Rc,インダクタンスL
cを持っている。また、閉鎖母線1の導体1cと外被1
aの間には、単位長さ当たり固有の静電容量Cを持って
いる。
【0023】図3中の測定位置5における静電容量Cと
並列に接続された直流抵抗Rgは、絶縁劣化部位におけ
る絶縁抵抗を示すもので測定位置において絶縁劣化し
ている例である。絶縁診断装置2は、図2の2a,2b
部と測定位置,,,,…間に各々接続し測定
記録していることになる。
【0024】図4は、図3の各測定位置において測定記
録したのに等価で、閉鎖母線1の長手方向の距離である
測定位置と電流値の関係をグラフに示した例である。絶
縁劣化部位である測定位置を超えると測定電流がか
らまでの変化に対し急激に低下する傾向変化を示した
ものである。
【0025】図5は、図3の各測定位置において測定記
録したのに等価で、閉鎖母線1の長手方向の距離である
測定位置と印加した交流電圧と測定電流値より回路イン
ピーダンスを演算しグラフに示した例である。絶縁劣化
部位である測定位置を超えると回路インピーダンスが
からまでの変化に対し急激に上昇する傾向変化を示
したものである。
【0026】図4と図5は、先の図3の等価回路からも
明らかな通り測定位置が遠くなるに従い閉鎖母線1の導
体1cにおける直流抵抗RbとインダクタンスLbが距
離に比例し加算されることにより回路インピーダンスが
比例的に増加していくため、電流がそれに反比例し減少
することとなる。
【0027】しかし、絶縁劣化を生じていると、絶縁劣
化部位での絶縁抵抗Rgに電流が集中する形となり、絶
縁劣化部位以降の測定位置では電流が外被1aを介し外
被1aの接地点を経由し流れる電流と測定線を経由して
流れる電流の間の分流比が変わるために現れるものであ
る。
【0028】なお、これまでの説明は、閉鎖母線1の外
被1aの接地点を絶縁劣化診断装置2の電圧印加側に施
してあった場合の例であり、閉鎖母線1の外被1aの接
地点が電圧印加側と反対側に施してあった場合は、変化
の傾向は、逆の傾向を示すこととなる。
【0029】図6は、図3の各測定位置において測定記
録したのに等価で、閉鎖母線の長手方向の距離である測
定位置と印加した交流電圧と測定電流値の位相関係もし
くは測定電流の相互位相関係をグラフに示した例であ
る。絶縁劣化部位である測定位置において位相が最も
遅れる傾向変化を示したものである。
【0030】図7は、図3の各測定位置にて測定記録し
たのに等価で、閉鎖母線の長手方向の距離である測定位
置と印加した交流電圧と測定電流値の位相差から誘電損
失角δを求め誘電正接tan δをグラフに示した例であ
る。絶縁劣化部位である測定位置にて誘電正接tan δ
が最も大きい値となる傾向変化を示したものである。
【0031】図6と図7は、図3の等価回路からも明ら
かな通り絶縁劣化部位における絶縁抵抗Rgと静電容量
C間の電流の分流により電流が静電容量Cのみを介した
健全な測定部位での電流に比べ位相は遅れる方向となる
ために現れるものである。
【0032】なお図6,図7の測定記録では、図4,図
5の場合のように閉鎖母線1の外被1aの接地点の位置
による傾向変化の影響がないことが分かる。また、図
4,図5の電流およびインピーダンスによる場合で閉鎖
母線1の端部付近で絶縁劣化していた場合、劣化部位の
特定判断が難しいのに比べ、図6,図7の位相または誘
電正接による場合は問題なく劣化部位の特定判断ができ
る点で有効といえる。
【0033】つぎに図8により本発明に係る閉鎖母線の
絶縁劣化診断装置の第2の実施の形態を説明する。図8
中、図1から図3と同一部分には同一符号を付して重複
する部分の説明は省略する。本実施の形態が第1の実施
の形態と異なる点は被測定対象である閉鎖母線1と絶縁
劣化診断装置2の測定線補償用可変インピーダンスZVL
と計測用可変インピーダンスZV および測定線10により
ブリッジ回路を構成したことにある。
【0034】測定線補償用可変インピーダンスZVLは、
あらかじめ測定線10のインピーダンスに設定しておき、
計測用可変インピーダンスZV をバランス検出手段11が
振れない値に調整することにより、計測用可変インピー
ダンスZV が閉鎖母線の測定点における回路インピーダ
ンス値として得られる。
【0035】その他の電気諸量は、計測用可変インピー
ダンスZV を適当な値に固定した上で絶縁劣化診断装置
2内の2a,2b,2c,2d,2eの各部位の電流お
よび位相を、交流電圧発生器3の電圧を計測記録するこ
とにより得られる。
【0036】つぎに図9により本発明に係る閉鎖母線の
絶縁劣化診断装置の第3の実施の形態を説明する。本実
施の形態は図2で説明した記録出力手段9に電気諸量急
変点および特異点判別手段12を接続したことにある。
【0037】本実施の形態によれば、第1または第2の
実施の形態において計測および演算され記録出力手段9
により得られたデータより各電気諸量の急変点および特
異点判別手段12により自動的に絶縁劣化部位を特定し出
力させることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、閉鎖母線の測
定点各部での計測および演算された電気諸量の変化傾向
を見ることにより容易に閉鎖母線の絶縁劣化部位の特定
ができ劣化部位調査の労力を必要とせず正常な状態への
復旧修理の早期化が可能となる。また、請求項2の発明
によれば、測定線での電気諸量の減衰を無視することが
できることにより高精度の計測が可能となり信頼性の高
い絶縁劣化部位の特定が可能となる。さらに、請求項3
の発明によれば、統計処理等の分析を自動で行うことに
より、速やかに絶縁劣化部位の特定判断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る閉鎖母線の絶縁劣化診断装置の第
1の実施の形態を説明するための概略系統図。
【図2】図1における閉鎖母線の絶縁劣化診断装置を示
すブロック結線図。
【図3】図1の閉鎖母線における一般的な等価回路の一
例を示す回路図。
【図4】図2の記録出力手段により得られる測定点にお
ける電流変化の一例を示す特性図。
【図5】図2の記録出力手段により得られる測定点にお
けるインピーダンス変化の一例を示す特性図。
【図6】図2の記録出力手段により得られる測定点にお
ける電流位相変化の一例を示す特性図。
【図7】図2の記録出力手段により得られる測定点にお
ける誘電正接変化の一例を示す特性図。
【図8】本発明に係る閉鎖母線の絶縁劣化診断装置の第
2の実施の形態を示すブロック結線図。
【図9】本発明に係る閉鎖母線の絶縁劣化診断装置の第
3の実施の形態の要部を示すブロック図。
【符号の説明】
1…閉鎖母線、1a…外被、1b…絶縁支持材、1c…
導体、2…絶縁劣化診断装置、2a〜2e…端子、2f
…導体側測定線、2g…外被側測定線、3…交流電圧発
生器、4…電圧計測手段、5…電流計測手段、6…位相
計測手段、7…インピーダンス演算手段、8…誘電正接
演算手段、9…記録出力手段、10…測定線、11…バラン
ス検出手段、12…電気諸量急変点および特異点判別手
段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製外被で絶縁性支持材を介して導体
    を被覆してなる閉鎖母線と、前記導体と前記外被に測定
    線を介して接続する交流電圧発生器と、この交流電圧発
    生器の前記導体側測定線に接続し前記閉鎖母線に印加さ
    れている交流電圧を計測する電圧計測手段と、前記交流
    電圧発生器の前記外被側測定線を流れる交流電流の計測
    を行う交流計測手段と、前記交流電圧発生器により発生
    し前記閉鎖母線に印加されている交流電圧と前記外被側
    測定線を流れる交流電流から相互の位相の計測を行う位
    相計測手段と、前記電圧計測手段と前記電流計測手段の
    計測値からインピーダンスを演算するインピーダンス演
    算手段と、前記位相計測手段の計測値から誘電正接(ta
    n δ)を演算する誘電正接演算手段と、前記各々の計測
    手段および前記各々の演算手段のデータを纏め記録およ
    び出力する記録出力手段とを具備したことを特徴とする
    閉鎖母線の絶縁劣化診断装置。
  2. 【請求項2】 前記閉鎖母線と前記電圧計測手段および
    電流計測手段を接続する測定線においてブリッジ回路を
    構成したことを特徴とする請求項1記載の閉鎖母線の絶
    縁劣化診断装置。
  3. 【請求項3】 前記記録出力手段の出力側に測定記録し
    たデータを入力する絶縁劣化部位を自動的に特定判別す
    る特異点判別手段を設けてなることを特徴とする請求項
    1ないし2記載の閉鎖母線の絶縁劣化診断装置。
JP10134738A 1998-05-18 1998-05-18 閉鎖母線の絶縁劣化診断装置 Pending JPH11326436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093487A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気機器の絶縁劣化診断装置
CN102495272A (zh) * 2011-12-11 2012-06-13 河南省电力公司平顶山供电公司 一种雷电计数器试验方法

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JP2007093487A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気機器の絶縁劣化診断装置
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