JPH01158369A - 電力ケーブルの直流成分測定方法 - Google Patents
電力ケーブルの直流成分測定方法Info
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- JPH01158369A JPH01158369A JP31630987A JP31630987A JPH01158369A JP H01158369 A JPH01158369 A JP H01158369A JP 31630987 A JP31630987 A JP 31630987A JP 31630987 A JP31630987 A JP 31630987A JP H01158369 A JPH01158369 A JP H01158369A
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- Japan
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- power cable
- measuring apparatus
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 13
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Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、電力ケーブルの絶縁性能の診断を活線下で行
うため、電力ケーブルの導体と遮蔽層間に流れる電流の
直流成分を測定する方法に関するものである。
うため、電力ケーブルの導体と遮蔽層間に流れる電流の
直流成分を測定する方法に関するものである。
活線下にある電力ケーブルの導体と遮蔽層間に流れる電
流つまり絶縁層を通って流れる電流の直流成分の大きさ
は、絶縁層の劣化と密接な関係があることが知られてい
る。従ってこの直流成分を測定すれば、CVケーブルの
絶縁層に発生ずる水トリーなどを検出することが可能で
ある。
流つまり絶縁層を通って流れる電流の直流成分の大きさ
は、絶縁層の劣化と密接な関係があることが知られてい
る。従ってこの直流成分を測定すれば、CVケーブルの
絶縁層に発生ずる水トリーなどを検出することが可能で
ある。
従来、この直流成分の測定は図−2のようにして行われ
ている。電力ケーブルlは導体2の外周に絶縁WJ(図
示せず)を介して遮蔽層3を設けた構造で、導体2は高
圧母線4に接続されて活線状態にある。また高圧母線4
にはGPT (接地型計器用変圧器)5が接続され、そ
の中性点が接地されている0通常の運転状態では遮蔽層
3の両端は接地されているが、直流成分を測定するとき
は、遮蔽層3の一端と大地の間に交流接地用コンデンサ
6と直流電流測定袋W7との並列回路を接続し、他端の
接地を開放する。これにより遮蔽層3は、直流的には大
地と絶縁され、交流的には低インピーダンス接地された
状態となる。
ている。電力ケーブルlは導体2の外周に絶縁WJ(図
示せず)を介して遮蔽層3を設けた構造で、導体2は高
圧母線4に接続されて活線状態にある。また高圧母線4
にはGPT (接地型計器用変圧器)5が接続され、そ
の中性点が接地されている0通常の運転状態では遮蔽層
3の両端は接地されているが、直流成分を測定するとき
は、遮蔽層3の一端と大地の間に交流接地用コンデンサ
6と直流電流測定袋W7との並列回路を接続し、他端の
接地を開放する。これにより遮蔽層3は、直流的には大
地と絶縁され、交流的には低インピーダンス接地された
状態となる。
このようにすると直流成分は、高圧充電部から電力ケー
ブルの導体2−同絶縁層一同遮蔽13−直流電流測定装
置7−大地−〇PT5−高圧充電部という経路で実線矢
印のように流れることになる。したがって直流電流測定
装置7の値を読めば、電力ケーブルの絶縁層に流れる電
流の直流成分が測定できるわけである。
ブルの導体2−同絶縁層一同遮蔽13−直流電流測定装
置7−大地−〇PT5−高圧充電部という経路で実線矢
印のように流れることになる。したがって直流電流測定
装置7の値を読めば、電力ケーブルの絶縁層に流れる電
流の直流成分が測定できるわけである。
なお高圧母線4が中性点接地型変圧器あるいは接地変圧
器に接続されている場合は、GPT5の代わりに、その
変圧器の中性点接地部を利用することもある。
器に接続されている場合は、GPT5の代わりに、その
変圧器の中性点接地部を利用することもある。
しかし遮蔽層3には、誘導等による対地電位や迷走電流
による電位8が発生することがあり、このような電位8
が発生すると、それによって点線矢印のような電流が流
れ、その直流成分が直流電流測定袋W7に入るため、測
定値に誤差が生じ、絶縁性能の診断を誤るおそれがある
。
による電位8が発生することがあり、このような電位8
が発生すると、それによって点線矢印のような電流が流
れ、その直流成分が直流電流測定袋W7に入るため、測
定値に誤差が生じ、絶縁性能の診断を誤るおそれがある
。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点に鑑み
、電力ケーブルの直流成分測定を精度よく行う方法を提
供することにある。
、電力ケーブルの直流成分測定を精度よく行う方法を提
供することにある。
この目的を達成するため本発明は、中性点が接地された
変圧器(GPT、接地変圧器、中性点接地型変圧器など
)と接続されている電力ケーブルの導体と遮蔽層間に流
れる電流の直流成分を測定する方法において、上記変圧
器の中性点と大地の間に、交流接地用コンデンサと直流
電流測定装置との並列回路を接続すると共に、その並列
回路の大地側と上記電力ケーブルの遮蔽層とを電気的に
接続し、その状態で上記直流電流測定装置に流れる直流
電流を測定することを特徴とするものである。
変圧器(GPT、接地変圧器、中性点接地型変圧器など
)と接続されている電力ケーブルの導体と遮蔽層間に流
れる電流の直流成分を測定する方法において、上記変圧
器の中性点と大地の間に、交流接地用コンデンサと直流
電流測定装置との並列回路を接続すると共に、その並列
回路の大地側と上記電力ケーブルの遮蔽層とを電気的に
接続し、その状態で上記直流電流測定装置に流れる直流
電流を測定することを特徴とするものである。
このようにすると遮蔽層に、誘導等による対地電位や迷
走電流による電位が発生しても、それによる電流が直流
電流測定装置に流れなくなり、正確な測定を行うことが
可能となる。
走電流による電位が発生しても、それによる電流が直流
電流測定装置に流れなくなり、正確な測定を行うことが
可能となる。
以下、本発明の一実施例を図−1を参照して詳細に説明
する。
する。
図−1において図−2と同一部分には同一符号を付しで
ある。この測定方法が従来と異なる点は、交流接地用コ
ンデンサ6と直流電流測定装置7との並列回路を、GP
T5の中性点と大地の間に接続すると共に、その並列回
路の大地側と電力ケーブルの遮蔽層3とを電線9により
電気的に接続した状態で、測定を行うことである。
ある。この測定方法が従来と異なる点は、交流接地用コ
ンデンサ6と直流電流測定装置7との並列回路を、GP
T5の中性点と大地の間に接続すると共に、その並列回
路の大地側と電力ケーブルの遮蔽層3とを電線9により
電気的に接続した状態で、測定を行うことである。
このようにすると電力ケーブルlの導体2と遮蔽層3間
に流れる電流の直流成分は実線矢印のように流れ、直流
電流測定装置7を通るが、遮蔽層3に誘導や迷走電流等
により発生する電位8による電流は点線矢印のように流
れ、直流電流測定装置7には流れなくなる。したがって
直流電流測定装置7では、電力ケーブルlの導体2と遮
蔽層3間に流れる電流の直流成分だけを正確に測定でき
ることになる。
に流れる電流の直流成分は実線矢印のように流れ、直流
電流測定装置7を通るが、遮蔽層3に誘導や迷走電流等
により発生する電位8による電流は点線矢印のように流
れ、直流電流測定装置7には流れなくなる。したがって
直流電流測定装置7では、電力ケーブルlの導体2と遮
蔽層3間に流れる電流の直流成分だけを正確に測定でき
ることになる。
以上説明したように本発明によれば、遮蔽層に誘導や迷
走電流等により電位が発生しても、それによる電流は直
流電流測定装置に流れなくなり、直流電流測定装置では
、電力ケーブルの導体と遮蔽眉間に流れる電流の直流成
分だけを測定することになるから、測定精度が向上し、
絶縁性能診断の信頼性を高めることができる。
走電流等により電位が発生しても、それによる電流は直
流電流測定装置に流れなくなり、直流電流測定装置では
、電力ケーブルの導体と遮蔽眉間に流れる電流の直流成
分だけを測定することになるから、測定精度が向上し、
絶縁性能診断の信頼性を高めることができる。
図−1は本発明の一実施例に係る電力ケーブルの直流成
分測定方法を示す回路図、図−2は従来の測定方法を示
す回路図である。 1:電力ケーブル、2:導体、3:遮蔽層、4:高圧母
線、5:GPT、6:交流接地用コンデンサ、7:直流
電流測定装置、8:遮蔽層の対地電位。
分測定方法を示す回路図、図−2は従来の測定方法を示
す回路図である。 1:電力ケーブル、2:導体、3:遮蔽層、4:高圧母
線、5:GPT、6:交流接地用コンデンサ、7:直流
電流測定装置、8:遮蔽層の対地電位。
Claims (1)
- 中性点が接地された変圧器と接続されている電力ケーブ
ルの導体と遮蔽層間に流れる電流の直流成分を測定する
方法において、上記変圧器の中性点と大地の間に、交流
接地用コンデンサと直流電流測定装置との並列回路を接
続すると共に、その並列回路の大地側と上記電力ケーブ
ルの遮蔽層とを電気的に接続し、その状態で上記直流電
流測定装置に流れる直流電流を測定することを特徴とす
る電力ケーブルの直流成分測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31630987A JPH01158369A (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 電力ケーブルの直流成分測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31630987A JPH01158369A (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 電力ケーブルの直流成分測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158369A true JPH01158369A (ja) | 1989-06-21 |
Family
ID=18075695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31630987A Pending JPH01158369A (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 電力ケーブルの直流成分測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01158369A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02162266A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-21 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | Cvケーブルの水トリー電流検出方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262069A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケ−ブルの絶縁劣化監視方法 |
JPS63281073A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Shikoku Electric Power Co Inc | Cvケ−ブルの水トリ−電流検出方法 |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP31630987A patent/JPH01158369A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262069A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電力ケ−ブルの絶縁劣化監視方法 |
JPS63281073A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Shikoku Electric Power Co Inc | Cvケ−ブルの水トリ−電流検出方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02162266A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-21 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | Cvケーブルの水トリー電流検出方法 |
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