JPS629277A - 活線下ケ−ブル絶縁診断法 - Google Patents

活線下ケ−ブル絶縁診断法

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JPS629277A
JPS629277A JP14788985A JP14788985A JPS629277A JP S629277 A JPS629277 A JP S629277A JP 14788985 A JP14788985 A JP 14788985A JP 14788985 A JP14788985 A JP 14788985A JP S629277 A JPS629277 A JP S629277A
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JP
Japan
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cable
layer
ground
water tree
current
Prior art date
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Application number
JP14788985A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Shirahama
白浜 治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka
Original Assignee
Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS629277A publication Critical patent/JPS629277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は交流電圧が印加されている活線下の電カケー
プルの絶縁劣化を診断する活線下ケーブル絶縁診断法に
間する。
「従来の技喬」 従来のこの種の診断法としては、例えば特公昭59−2
02075号「電カケープルの絶縁劣化診断法」が知ら
れている。この従来の電カケープルの活線下での絶縁劣
化診断法を第4図、第5図を参照して述べる。三相電源
変圧器11に三相母線12が接続され、母線12には接
地用変圧器13が接続され、接地用変圧器13の一次側
中性点は中性線14を通じて接地されている。母線12
に三相電力線15が接続・されている、三相電力線15
は防食層16内に3本の電カケープル17が束ねられて
いる。各電カケープルは第4図に示すようにケーブル導
体18の外周に絶縁体層19が形成され、絶縁体層19
の外周に金属シールド層21が被われている。
従来においては金属シールド層21に引出線22を通じ
て直流電流測定器23の一端が接続され、直流電流測定
器23の他端は接地される。母線12は接地用変圧器1
3を通じ、更に中性線14を通じて接地されているから
、第5図に示すように直流電流測定器23はケーブル導
体1日と金属シールド層21との間に接続されたことに
なる。
活線下で電カケープルの絶縁体層19に水トリーが発生
すると、その水トリーの程度により導体18と金属シー
ルド層21との間に数nAから数10μAの直流分が直
流電源24として示すように発生し、これにより直流電
流測定器23に直流電流が流れ、その電流の大きさによ
り、水トリー劣化の程度を診断する。
「発明が解決しようとする問題点」 この従来の診断法では防食層16の絶縁が下がると大地
からの迷走電流や、第5図中に防食層局部電池25とし
て示すような局部電池作用の影響を受け、絶縁体層19
の水トリーによる直流電流に、迷走電流や局部電池作用
による直流電流が相乗されて直流電流測定器23に流れ
、水トリーによる直流電流を正確に測定する事ができず
、正確な診断ができなかった。活線下で絶縁体層19に
水トリーが発生して金属シールド層21に直流電流が流
れるが、その極性は絶縁体層19のケーブル導体18側
から水トリーが発生した場合と、金属シールド層21側
から水トリーが発生した場合とでは逆になる。また防食
層16の絶縁が下がると局部電池作用と考えられる電池
25はOから0.5V程度の直流電圧を発生する。
防食層16からの水侵入が水トリーの原因の一つである
事から、従来法の欠点である防食層16の絶縁劣化時の
大地からの迷走電流や局部電池による影響を無くする事
は重要である。この発明は防食層16の絶縁低下時の大
地からの迷走電流や局部電池作用による影響をなくして
絶縁体層中の水トリー、すなわちケーブル絶縁劣化を正
しく検−知することを可能とする活線下ケーブル絶縁診
断法を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明では活線下ケーブルの金属シールド層と接地用
変圧器の中性線とに直流電流測定器を直接接続し、水ト
リーにより絶縁体層に発生した直流分回路を大地から切
離して水トリーによる直、流分を測定し、ケーブルの劣
化状態を判定する。このようにすると前記大地から離さ
れた直流分回路には、防食層に生じた局部電池による電
流は流れず、水トリーによる直流分を正確に測定するこ
とができる。
「実施例」 第1図及び第2図にこの発明の実施例を、第4図、第5
図と対応する部分に同一符号を付けて示す、この発明に
おいては接地用変圧器13の中性線14と金属シールド
層引出線22とに直流電流測定器23を直接接続する。
この中性線14の接続点は交流フィルタ26を通じて接
地し、直流分回路として接地用変圧器13.母線12.
ケーブル導体18を大地から絶縁する。直流電流測定器
23内において引出線22は交流フィルタ27を通じて
接地され、このフィルタ27は金属シールド層21に流
れる交流成分に対するインピーダンスが数Ω程度とする
。交流フィルタ26も同様に交流成分に対するインピー
ダンスは数Ωとする。なお交流フィルタ26はコンデン
サ26a、抵抗器26bの直列回路にアレスタ26cが
並列に接続されて構成され、フィルタ27はコンデンサ
27aにアレスタ27bが並列に接続されて構成されて
いる。また直流電流測定器23内で引出線27にリアク
トル23aを介して測定用抵抗器23bの一端が接続さ
れ、測定用抵抗器23bの他端は中性線14に接続され
、測定用抵抗器23bの両端間に指示計23Cが接続さ
れる。
この構成によれば第2図に示すように、絶縁体層19に
発生した水トリーによる直流源24に対しては直流電流
測定器23はケーブル導体18と金属シールド層21と
に直接接続された状態になり、この、直流分回路(ルー
プ)は大地から切離される。従って防食層16のm総省
化により生じた防食層局部電池25による電流は前記直
流電流測定器23を含むループに流れない、従って直流
電流測定器23により水トリーによる直流源24の直流
電流のみを測定することができ、このため絶縁体層19
の絶縁劣化の状態を正しく診断することができる。
第3図は従来法による測定とこの発明の方法による測定
とを比較したもので1lhl A−&5はサンプル番号
を示し、使用したケーブル各素子の定数は次の通りであ
る。電カケープル!3KVCVケーブル、コンデンサ2
7 a :1,000 p F 、測定抵抗23b:0
.IKΩ、IKΩ、10にΩ、切替直流増幅器付指示計
23c : 0〜10μv、コンデンサ26 a :1
.000 fi F 。
従来法では防食層16の絶縁抵抗と直流電流との間に相
関があり、局部電池25の影響があることが理解される
。しかし、この発明の方法によれば局部電池25の影響
は殆どなく、嵐3のサンプルのみが不良データであると
考えられる。阻3のサンプルには水トリーが発見された
「発明の効果」 以上述べたようにこの発明によれば、ケーブルの絶縁体
層に発生した水トリーにもとづく直流分に対する直流分
回路を大地から切離して構成しているため、防食層の劣
化による防食層局部電池からの直流電流は前記直流分回
路に流れることができず、水トリーにもとづく直流分の
みを正確に測定することができ、ケーブルの絶縁劣化を
正しく診断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による活線下ケーブル絶縁診断法の実
施例を示す接続図、第2図はその一部の等価回路図、第
3図は従来法及びこの発明法による実験結果を示すグラ
フ、第4図は従来法を示す接続図、第5図はその一部の
等価回路図である。 12:母線、13:接地用変圧器、14:中性線、15
:電力線、16:防食層、17:ケーブル、18:ケー
ブル導体、19:絶縁体層、21:金属シールド層、2
2:金属シールド層引出線、23:直流電流測定器、2
4:絶縁体層水トリーによる直流源、25:防食層局部
電池、26二交流フイルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電圧が印加されている活線下ケーブルに接地
    用変圧器を接続し、 その接地用変圧器の中性線を上記交流電圧に対して十分
    小さいインピーダンスの交流フィルタで接地し、 その交流フィルタ及び接地用変圧器の接続点と上記ケー
    ブルの金属シールド層との間に直流電流測定器を接続し
    て、上記ケーブルの絶縁体層に発生した水トリーにもと
    づく直流分の上記直流電流測定器を含む直流分回路を大
    地から切離し、その直流分回路に流れる直流電流を測定
    して上記ケーブルの絶縁劣化を診断する活線下ケーブル
    絶縁診断法。
JP14788985A 1985-07-05 1985-07-05 活線下ケ−ブル絶縁診断法 Pending JPS629277A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63281073A (ja) * 1987-05-13 1988-11-17 Shikoku Electric Power Co Inc Cvケ−ブルの水トリ−電流検出方法
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