JPH11323498A - 耐コ―クス化特性を含む適用における僅かに合金となされた鋼の使用法 - Google Patents
耐コ―クス化特性を含む適用における僅かに合金となされた鋼の使用法Info
- Publication number
- JPH11323498A JPH11323498A JP11091335A JP9133599A JPH11323498A JP H11323498 A JPH11323498 A JP H11323498A JP 11091335 A JP11091335 A JP 11091335A JP 9133599 A JP9133599 A JP 9133599A JP H11323498 A JPH11323498 A JP H11323498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- reactor
- use according
- furnace
- conduit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D1/00—Casings; Linings; Walls; Roofs
- F27D1/0003—Linings or walls
- F27D1/0006—Linings or walls formed from bricks or layers with a particular composition or specific characteristics
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C5/00—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms
- C07C5/32—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by dehydrogenation with formation of free hydrogen
- C07C5/327—Formation of non-aromatic carbon-to-carbon double bonds only
- C07C5/333—Catalytic processes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G35/00—Reforming naphtha
- C10G35/04—Catalytic reforming
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/12—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing tungsten, tantalum, molybdenum, vanadium, or niobium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/22—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with molybdenum or tungsten
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/34—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with more than 1.5% by weight of silicon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C30/00—Coating with metallic material characterised only by the composition of the metallic material, i.e. not characterised by the coating process
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C4/00—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
- C23C4/04—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
- C23C4/06—Metallic material
- C23C4/073—Metallic material containing MCrAl or MCrAlY alloys, where M is nickel, cobalt or iron, with or without non-metal elements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば温度350〜1100℃で行なわれる
石油精製方法、あるいはまた接触もしくは熱クラッキン
グおよび脱水素化方法等の石油化学方法において、従来
の標準鋼のコークス化割合よりも低いコークス化割合を
有するとともに、所定温度において優れた機械特性を有
する、耐コークス化特性を含む適用における僅かに合金
となされた鋼の使用法を提供する。 【解決手段】 耐コークス化特性を含む適用における僅
かに合金となされた鋼の使用法は、炉、反応器または導
管の要素の製造において、Cを多くとも0.25%、S
iを1.5〜5%、Crを4〜10%、Moを0.5〜
2%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.03%お
よび、Pを多くとも0.03%含む鋼であって、100
%までの充足物が主として鉄である。
石油精製方法、あるいはまた接触もしくは熱クラッキン
グおよび脱水素化方法等の石油化学方法において、従来
の標準鋼のコークス化割合よりも低いコークス化割合を
有するとともに、所定温度において優れた機械特性を有
する、耐コークス化特性を含む適用における僅かに合金
となされた鋼の使用法を提供する。 【解決手段】 耐コークス化特性を含む適用における僅
かに合金となされた鋼の使用法は、炉、反応器または導
管の要素の製造において、Cを多くとも0.25%、S
iを1.5〜5%、Crを4〜10%、Moを0.5〜
2%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.03%お
よび、Pを多くとも0.03%含む鋼であって、100
%までの充足物が主として鉄である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐コークス化特性
を含む適用において僅かに合金となされた鋼およびその
使用法に関する。
を含む適用において僅かに合金となされた鋼およびその
使用法に関する。
【0002】これらの鋼は、特に装置要素、例えば反応
器、炉または導管の製造、あるいは石油精製方法または
石油化学方法において特に使用されるそのような装置の
被覆を目的とする。これら鋼は、改善されたコークス化
耐性を有する。さらに本発明は、改善されたコークス化
耐性を示すそのような鋼の新規組成にも関する。
器、炉または導管の製造、あるいは石油精製方法または
石油化学方法において特に使用されるそのような装置の
被覆を目的とする。これら鋼は、改善されたコークス化
耐性を有する。さらに本発明は、改善されたコークス化
耐性を示すそのような鋼の新規組成にも関する。
【0003】
【従来の技術】従来、炭化水素転換の際に炉内に広まる
炭素化堆積物は、一般にコークスと称される。このコー
クスの堆積は、工業装置内において有害なものである。
従って、管および反応器の内壁上におけるコークスの形
成は、特に熱交換の低下、大量の穴ふさぎ、故に圧力損
失の増加を引き起こす。反応温度を一定に保持するため
に、内壁の温度を上昇させることが必要である。このこ
とにより、これら内壁を構成する合金の損傷が引き起こ
されるリスクがある。装置の選択性の低下、それ故に収
率の低下も認められる。
炭素化堆積物は、一般にコークスと称される。このコー
クスの堆積は、工業装置内において有害なものである。
従って、管および反応器の内壁上におけるコークスの形
成は、特に熱交換の低下、大量の穴ふさぎ、故に圧力損
失の増加を引き起こす。反応温度を一定に保持するため
に、内壁の温度を上昇させることが必要である。このこ
とにより、これら内壁を構成する合金の損傷が引き起こ
されるリスクがある。装置の選択性の低下、それ故に収
率の低下も認められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特願平3−10484
3(JP−A−03/104843)が公知であり、こ
れには、エチレンのクラッキング炉の管用耐コークス化
耐火性鋼が記載されている。しかしながら、この鋼は、
クロムおよびニッケル15%以上と、マンガン少なくと
も0.4%とを含有する。この鋼は、エチレンのクラッ
キングに対する750〜900℃でのコークスの形成を
制限するために開発されている。さらに米国特許US−
A−5693155が公知である。この特許は、ほとん
どコークス化性でない非酸化性鋼を用いる石油化学方法
に関する。これら鋼は、少なくとも10%のニッケルと
少なくとも10%のクロムとを含む。クロムおよびニッ
ケルのこれらの含有量により、これら鋼は、本発明の鋼
よりもコスト高であるという問題があった。
3(JP−A−03/104843)が公知であり、こ
れには、エチレンのクラッキング炉の管用耐コークス化
耐火性鋼が記載されている。しかしながら、この鋼は、
クロムおよびニッケル15%以上と、マンガン少なくと
も0.4%とを含有する。この鋼は、エチレンのクラッ
キングに対する750〜900℃でのコークスの形成を
制限するために開発されている。さらに米国特許US−
A−5693155が公知である。この特許は、ほとん
どコークス化性でない非酸化性鋼を用いる石油化学方法
に関する。これら鋼は、少なくとも10%のニッケルと
少なくとも10%のクロムとを含む。クロムおよびニッ
ケルのこれらの含有量により、これら鋼は、本発明の鋼
よりもコスト高であるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記の従来技術の問題を
解決し、例えば温度350〜1100℃で行なわれる石
油精製方法、あるいはまた接触もしくは熱クラッキング
および脱水素化方法等の石油化学方法において、従来の
標準鋼のコークス化割合よりも低いコークス化割合を有
するとともに、所定温度において優れた機械特性を有す
る、耐コークス化特性を含む適用における僅かに合金と
なされた鋼およびその使用法を提供しようとするにあ
る。
解決し、例えば温度350〜1100℃で行なわれる石
油精製方法、あるいはまた接触もしくは熱クラッキング
および脱水素化方法等の石油化学方法において、従来の
標準鋼のコークス化割合よりも低いコークス化割合を有
するとともに、所定温度において優れた機械特性を有す
る、耐コークス化特性を含む適用における僅かに合金と
なされた鋼およびその使用法を提供しようとするにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、炉、反
応器または導管の要素の製造における有効なコークス化
耐性を得るために、Cを多くとも0.25%、Siを
1.5〜5%、Crを4〜10%、Moを0.5〜2
%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.03%およ
び、Pを多くとも0.03%含む一定組成の鋼が使用さ
れる。
応器または導管の要素の製造における有効なコークス化
耐性を得るために、Cを多くとも0.25%、Siを
1.5〜5%、Crを4〜10%、Moを0.5〜2
%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.03%およ
び、Pを多くとも0.03%含む一定組成の鋼が使用さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を説
明する。本発明において、より特別には、Cを約0.1
%、Siを1.5〜3%、Crを約9%、Moを約1
%、Mnを約0.5%および、Vを多くとも0.40%
含む鋼が使用されており、100%までの充足物は主と
して鉄である。さらに、より特別には、Cを約0.1
%、Siを3以上〜5%、Crを約9%、Moを約1
%、Mnを約0.5%および、Vを多くとも0.40%
含む鋼が使用されるものであり、100%までの充足物
は主として鉄である。本発明において使用される鋼は、
さらにNbを多くとも0.1%、Vを多くとも0.40
%、Nを多くとも0.10%、Alを多くとも0.05
%および、Niを多くとも0.4%含んでよい。
明する。本発明において、より特別には、Cを約0.1
%、Siを1.5〜3%、Crを約9%、Moを約1
%、Mnを約0.5%および、Vを多くとも0.40%
含む鋼が使用されており、100%までの充足物は主と
して鉄である。さらに、より特別には、Cを約0.1
%、Siを3以上〜5%、Crを約9%、Moを約1
%、Mnを約0.5%および、Vを多くとも0.40%
含む鋼が使用されるものであり、100%までの充足物
は主として鉄である。本発明において使用される鋼は、
さらにNbを多くとも0.1%、Vを多くとも0.40
%、Nを多くとも0.10%、Alを多くとも0.05
%および、Niを多くとも0.4%含んでよい。
【0008】本発明によれば、炉、反応器または導管の
製造を目的とする要素が完全に製造され得る。これら鋼
は、従来の精錬方法および鋳造方法により念入りに作成
され、ついで例えば鋼板、格子、管、形鋼、補強リング
または板を製造するために通常技術により成形されるも
のである。これら製品は、炉、反応器または導管の主要
部分、あるいはそれらの付属または補助部分のみを製造
するために使用されてよい。
製造を目的とする要素が完全に製造され得る。これら鋼
は、従来の精錬方法および鋳造方法により念入りに作成
され、ついで例えば鋼板、格子、管、形鋼、補強リング
または板を製造するために通常技術により成形されるも
のである。これら製品は、炉、反応器または導管の主要
部分、あるいはそれらの付属または補助部分のみを製造
するために使用されてよい。
【0009】本発明によれば、炉、反応器または導管の
内壁の被覆を行なうために粉体形態のこれらの鋼も使用
されてよい。この場合、炉、反応器または導管の内壁の
被覆は、共遠心分離、「プラズマ」の技術、PVD技術
(「物理的蒸着」)、CVD技術(「化学的蒸着」)、
電気分解技術、「オーバレイ」技術およびクラッディン
グから選ばれる少なくとも1つの技術により行なわれ
る。
内壁の被覆を行なうために粉体形態のこれらの鋼も使用
されてよい。この場合、炉、反応器または導管の内壁の
被覆は、共遠心分離、「プラズマ」の技術、PVD技術
(「物理的蒸着」)、CVD技術(「化学的蒸着」)、
電気分解技術、「オーバレイ」技術およびクラッディン
グから選ばれる少なくとも1つの技術により行なわれ
る。
【0010】上記で定義された組成の鋼を使用して製造
される装置あるいは要素は、温度350〜1100℃で
行なわれる石油精製方法、あるいはまた石油化学方法、
例えば接触または熱クラッキングおよび脱水素化を目的
としてよい。例えば、温度450〜650℃でリフォー
マット(改質ガソリン)を製造することを可能にする接
触リフォーミング反応の間、副次的反応により、コーク
スの形成が引き起こされる。このコークスの形成は、ニ
ッケル、鉄および/またはそれらの酸化物の存在により
接触的に活性化される。別の適用は、イソブタンの脱水
素化方法であり、この方法により、温度550〜700
℃でイソブテンを製造することが可能になる。
される装置あるいは要素は、温度350〜1100℃で
行なわれる石油精製方法、あるいはまた石油化学方法、
例えば接触または熱クラッキングおよび脱水素化を目的
としてよい。例えば、温度450〜650℃でリフォー
マット(改質ガソリン)を製造することを可能にする接
触リフォーミング反応の間、副次的反応により、コーク
スの形成が引き起こされる。このコークスの形成は、ニ
ッケル、鉄および/またはそれらの酸化物の存在により
接触的に活性化される。別の適用は、イソブタンの脱水
素化方法であり、この方法により、温度550〜700
℃でイソブテンを製造することが可能になる。
【0011】さらに本発明は、上述の適用において使用
されうる新規鋼をも対象とする。
されうる新規鋼をも対象とする。
【0012】これらの鋼は、一般に、Cを多くとも0.
25%、Siを2.5以上〜5%まで、Crを4〜10
%、、Moを0.5〜2%、Mnを0.3〜1%、Sを
多くとも0.03%および、Pを多くとも0.03%含
んでおり、100%までの充足物が主として鉄であるこ
とにより定義される。さらにこれらの鋼は、Nbを多く
とも0.1%、Vを多くとも0.40%、Nを多くとも
0.10%、Alを多くとも0.05%および、Niを
多くとも0.4%含んでもよい。本発明の第1変形例に
おいて、鋼は、つぎの組成であった。すなわち、Cを約
0.1%、Siを2.5以上〜3%、Crを約9%、M
oを約1%、Mnを約0.5%および、Vを多くとも
0.40%含有してもよく、100%までの充足物は主
として鉄である。本発明の別の変形例において、鋼は、
つぎの組成であった。すなわち、Cを約0.1%、Si
を3以上〜5%、Crを約9%、Moを約1%、Mnを
約0.5%および、Vを多くとも0.40%含有しても
よく、100%までの充足物は主として鉄である。
25%、Siを2.5以上〜5%まで、Crを4〜10
%、、Moを0.5〜2%、Mnを0.3〜1%、Sを
多くとも0.03%および、Pを多くとも0.03%含
んでおり、100%までの充足物が主として鉄であるこ
とにより定義される。さらにこれらの鋼は、Nbを多く
とも0.1%、Vを多くとも0.40%、Nを多くとも
0.10%、Alを多くとも0.05%および、Niを
多くとも0.4%含んでもよい。本発明の第1変形例に
おいて、鋼は、つぎの組成であった。すなわち、Cを約
0.1%、Siを2.5以上〜3%、Crを約9%、M
oを約1%、Mnを約0.5%および、Vを多くとも
0.40%含有してもよく、100%までの充足物は主
として鉄である。本発明の別の変形例において、鋼は、
つぎの組成であった。すなわち、Cを約0.1%、Si
を3以上〜5%、Crを約9%、Moを約1%、Mnを
約0.5%および、Vを多くとも0.40%含有しても
よく、100%までの充足物は主として鉄である。
【0013】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を、図面を参照して
説明する。本発明は、添付図面により例証される、つぎ
の何ら限定されない実施例およびテストを解読すること
により、より良く理解されるものであり、またその利点
は、より明確に現れるものである。図1は、接触リフォ
ーミング反応中の種々の鋼のコークス化曲線を示す。ま
た図2は、イソブタンの脱水素化反応における種々の鋼
についてのコークス化曲線を示す。
説明する。本発明は、添付図面により例証される、つぎ
の何ら限定されない実施例およびテストを解読すること
により、より良く理解されるものであり、またその利点
は、より明確に現れるものである。図1は、接触リフォ
ーミング反応中の種々の鋼のコークス化曲線を示す。ま
た図2は、イソブタンの脱水素化反応における種々の鋼
についてのコークス化曲線を示す。
【0014】鋼の組成 つぎの実施例においてテストした鋼の組成を、つぎの表
1に記載した。これらの鋼は、バス構造または焼き戻し
されたマルテンサイト構造を有する。
1に記載した。これらの鋼は、バス構造または焼き戻し
されたマルテンサイト構造を有する。
【0015】
【表1】
【0016】実施例1および実施例2において記載され
るように実施されるテストについて、鋼の試料を、後述
されるように調製した。試料を、電気浸食により切り分
け、ついでSiC#180紙で研磨して、標準的な表面
状態を確保するようにして、切断の際に形成されうる酸
化物の表層を取り除くようにした。洗浄を、CCl4 浴
中において、ついでアセトン浴中において、最後にエタ
ノール浴中において行なった。
るように実施されるテストについて、鋼の試料を、後述
されるように調製した。試料を、電気浸食により切り分
け、ついでSiC#180紙で研磨して、標準的な表面
状態を確保するようにして、切断の際に形成されうる酸
化物の表層を取り除くようにした。洗浄を、CCl4 浴
中において、ついでアセトン浴中において、最後にエタ
ノール浴中において行なった。
【0017】[実施例1]表1の種々の合金を、水素/
炭化水素モル比6/1で実施される、600℃でのナフ
サの接触リフォーミング反応器内でテストした。接触リ
フォーミング反応により、リフォーマット(改質ガソリ
ン)を製造することが可能になった。副次的反応は、コ
ークスの形成であった。この方法に関して使用される温
度で、コークスの堆積は、主として触媒源のコークスで
構成された。
炭化水素モル比6/1で実施される、600℃でのナフ
サの接触リフォーミング反応器内でテストした。接触リ
フォーミング反応により、リフォーマット(改質ガソリ
ン)を製造することが可能になった。副次的反応は、コ
ークスの形成であった。この方法に関して使用される温
度で、コークスの堆積は、主として触媒源のコークスで
構成された。
【0018】テストの実施について使用される操作マニ
ュアルは、次の通りであった。上述したように調製した
試料を、熱天秤のアームに吊した。ついで、円筒反応器
を閉鎖した。温度の上昇をアルゴン下に行なった。ナフ
サ、水素、およびアルゴンからなる反応混合物を反応器
に注入した。微量天秤により試料上の量の獲得を連続的
に測定することが可能になった。
ュアルは、次の通りであった。上述したように調製した
試料を、熱天秤のアームに吊した。ついで、円筒反応器
を閉鎖した。温度の上昇をアルゴン下に行なった。ナフ
サ、水素、およびアルゴンからなる反応混合物を反応器
に注入した。微量天秤により試料上の量の獲得を連続的
に測定することが可能になった。
【0019】図1は、横軸に時間を有し、かつ縦軸にコ
ークス量を有するグラフを示した。このコークス量は、
反応の間に試料上で形成された。量を、平方メートルに
よるグラム(g/m2 )で記載した。曲線1および曲線
2は、鋼A5 および鋼A9 に関し、曲線3は、鋼C1 に
関し、曲線4の全体は、鋼B1 、鋼B11、鋼B2 、鋼B
21および鋼B3 に関する。鋼B11に対応する曲線は、表
示されなかった。この曲線は、鋼B1 および鋼B2 に対
応する曲線の間に位置するものである。同様に、鋼B21
に対応する曲線は、表示されなかった。この曲線は、鋼
B2 および鋼B3 に対応する曲線の間に位置するもので
ある。
ークス量を有するグラフを示した。このコークス量は、
反応の間に試料上で形成された。量を、平方メートルに
よるグラム(g/m2 )で記載した。曲線1および曲線
2は、鋼A5 および鋼A9 に関し、曲線3は、鋼C1 に
関し、曲線4の全体は、鋼B1 、鋼B11、鋼B2 、鋼B
21および鋼B3 に関する。鋼B11に対応する曲線は、表
示されなかった。この曲線は、鋼B1 および鋼B2 に対
応する曲線の間に位置するものである。同様に、鋼B21
に対応する曲線は、表示されなかった。この曲線は、鋼
B2 および鋼B3 に対応する曲線の間に位置するもので
ある。
【0020】本発明による鋼の試料(曲線3と曲線4の
全体とにより示される)について、特に鋼B1 、鋼
B11、鋼B2 、鋼B21および鋼B3 について、コークス
化割合は、標準鋼A5 および標準鋼A9 (曲線1および
曲線2)の試料について認められるコークス化割合に比
して減少しているのが明らかであった。
全体とにより示される)について、特に鋼B1 、鋼
B11、鋼B2 、鋼B21および鋼B3 について、コークス
化割合は、標準鋼A5 および標準鋼A9 (曲線1および
曲線2)の試料について認められるコークス化割合に比
して減少しているのが明らかであった。
【0021】[実施例2]2番目のテストを、水素/炭
化水素モル比3/1、約650℃の温度で、イソブタン
のイソブテンへの脱水素化反応において行なった。鋼の
試料の調製マニュアルは、上述したマニュアルであっ
た。テストのマニュアルは、実施例1のマニュアルと同
じであった。
化水素モル比3/1、約650℃の温度で、イソブタン
のイソブテンへの脱水素化反応において行なった。鋼の
試料の調製マニュアルは、上述したマニュアルであっ
た。テストのマニュアルは、実施例1のマニュアルと同
じであった。
【0022】図2は、標準鋼A5 および標準鋼A9 の試
料のコークス化(曲線5および曲線6により各々が示さ
れる)が、鋼B1 、鋼B2 および鋼B3 の試料のコーク
ス化(曲線8の全体により示される)より明らかに大き
く、かつ鋼C1 のコークス化(曲線7により示される)
より大きいことを証明した。鋼B11に対応する曲線は表
示しなかった。この曲線は、鋼B1 および鋼B2 に対応
する曲線の間に位置するものである。同様に、鋼B21に
対応する曲線は表示しなかった。この曲線は、鋼B2 お
よび鋼B3 に対応する曲線の間に位置するものである。
この2番目のテストにおいて、ケイ素を含む本発明のあ
らゆる鋼は、この元素を明確な割合で含まない標準鋼の
コークス化割合よりも低いコークス化割合を有してい
た。
料のコークス化(曲線5および曲線6により各々が示さ
れる)が、鋼B1 、鋼B2 および鋼B3 の試料のコーク
ス化(曲線8の全体により示される)より明らかに大き
く、かつ鋼C1 のコークス化(曲線7により示される)
より大きいことを証明した。鋼B11に対応する曲線は表
示しなかった。この曲線は、鋼B1 および鋼B2 に対応
する曲線の間に位置するものである。同様に、鋼B21に
対応する曲線は表示しなかった。この曲線は、鋼B2 お
よび鋼B3 に対応する曲線の間に位置するものである。
この2番目のテストにおいて、ケイ素を含む本発明のあ
らゆる鋼は、この元素を明確な割合で含まない標準鋼の
コークス化割合よりも低いコークス化割合を有してい
た。
【0023】最後に、本発明による鋼B1 、鋼B2 およ
び鋼B3 の温度における優れた機械特性、並びに鋼B11
および鋼B21の温度における優れた機械特性に注目しな
ければならない。測定された値は、5つの鋼の各々に対
してほぼ同じであった。これらの値を、下記の表2に記
載した。この表では、第1欄は、試料の温度に対応し、
第2欄は、弾性限界の応力に対応し、第3欄は、破断応
力に対応し、第4欄は、破断伸びに対応し、第5欄は、
100,000時間後のクリープ・テストの際に破断が
介入する応力に対応した。
び鋼B3 の温度における優れた機械特性、並びに鋼B11
および鋼B21の温度における優れた機械特性に注目しな
ければならない。測定された値は、5つの鋼の各々に対
してほぼ同じであった。これらの値を、下記の表2に記
載した。この表では、第1欄は、試料の温度に対応し、
第2欄は、弾性限界の応力に対応し、第3欄は、破断応
力に対応し、第4欄は、破断伸びに対応し、第5欄は、
100,000時間後のクリープ・テストの際に破断が
介入する応力に対応した。
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述のように、炉、反応器ま
たは導管の要素の製造において、Cを多くとも0.25
%、Siを1.5〜5%、Crを4〜10%、Moを
0.5〜2%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.
03%および、Pを多くとも0.03%含む鋼であっ
て、100%までの充足物が主として鉄である鋼の使用
法であるから、本発明のによる耐コークス化特性を含む
適用における僅かに合金となされた鋼によれば、例えば
温度350〜1100℃で行なわれる石油精製方法、あ
るいはまた接触もしくは熱クラッキングおよび脱水素化
方法等の石油化学方法において、従来の標準鋼のコーク
ス化割合よりも低いコークス化割合を有するとともに、
所定温度において優れた機械特性を有するという効果を
奏する。
たは導管の要素の製造において、Cを多くとも0.25
%、Siを1.5〜5%、Crを4〜10%、Moを
0.5〜2%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.
03%および、Pを多くとも0.03%含む鋼であっ
て、100%までの充足物が主として鉄である鋼の使用
法であるから、本発明のによる耐コークス化特性を含む
適用における僅かに合金となされた鋼によれば、例えば
温度350〜1100℃で行なわれる石油精製方法、あ
るいはまた接触もしくは熱クラッキングおよび脱水素化
方法等の石油化学方法において、従来の標準鋼のコーク
ス化割合よりも低いコークス化割合を有するとともに、
所定温度において優れた機械特性を有するという効果を
奏する。
【図1】本発明の実施例における接触リフォーミング反
応中の種々の鋼のコークス化曲線を示す。
応中の種々の鋼のコークス化曲線を示す。
【図2】本発明の実施例におけるイソブタンの脱水素化
反応における種々の鋼についてのコークス化曲線を示
す。
反応における種々の鋼についてのコークス化曲線を示
す。
B1 本発明の鋼 B2 本発明の鋼 B3 本発明の鋼 C1 本発明の鋼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グザヴィエ ロンゲグ フランス国 ノワジー ル ロワ オレ ドゥ マルリ 9 (72)発明者 フランソワ ロピタル フランス国 リイル マルメゾン リュ ピエール ブロソレット 125
Claims (13)
- 【請求項1】 炉、反応器または導管の要素の製造にお
いて、Cを多くとも0.25%、Siを1.5〜5%、
Crを4〜10%、Moを0.5〜2%、Mnを0.3
〜1%、Sを多くとも0.03%および、Pを多くとも
0.03%含む鋼であって、100%までの充足物が主
として鉄である鋼の使用法。 - 【請求項2】 炉、反応器または導管の作成に含まれる
要素全部を製造する、請求項1記載の使用法。 - 【請求項3】 共遠心分離、「プラズマ」の技術、PV
D技術(「物理的蒸着」)、CVD技術(「化学的蒸
着」)、電気分解技術、「オーバレイ」技術およびクラ
ッディングから選ばれる少なくとも1つの技術により
炉、反応器または導管の内壁の被覆を行なう、請求項1
記載の使用法。 - 【請求項4】 鋼が、Cを約0.1%、Siを1.5〜
3%、Crを約9%、Moを約1%、Mnを約0.5%
および、Vを多くとも0.40%含んでおり、100%
までの充足物が主として鉄である、請求項1〜3のいず
れか1項記載の使用法。 - 【請求項5】 鋼が、Cを約0.1%、Siを3以上〜
5%、Crを約9%、Moを約1%、Mnを約0.5%
および、Vを多くとも0.40%含んでおり、100%
までの充足物が主として鉄である、請求項1〜3のいず
れか1項記載の使用法。 - 【請求項6】 さらに鋼が、Nbを多くとも0.1%、
Vを多くとも0.40%、Nを多くとも0.10%、A
lを多くとも0.05%および、Niを多くとも0.4
%含む、請求項1〜3のいずれか1項記載の使用法。 - 【請求項7】 温度350〜1100℃で行なわれる石
油精製方法または石油化学方法を目的とした炉、反応器
または導管の全部または一部の製造における請求項1〜
6のいずれか1項記載の使用法。 - 【請求項8】 前記方法が、温度450〜650℃でナ
フサの接触リフォーミング反応を含むことを特徴とす
る、請求項7記載の使用法。 - 【請求項9】 前記方法が、温度550〜700℃でイ
ソブタンの脱水素化反応を含むことを特徴とする、請求
項7記載の使用法。 - 【請求項10】鋼が、Cを多くとも0.25%、Siを
2.5以上〜5%、Crを4〜10%、Moを0.5〜
2%、Mnを0.3〜1%、Sを多くとも0.03%お
よび、Pを多くとも0.03%含んでおり、100%ま
での充足物が主として鉄であることを特徴とする、請求
項1〜9のいずれか1項記載の使用法に用いられる鋼。 - 【請求項11】鋼が、Cを約0.1%、Siを2.5以
上〜3%、Crを約9%、Moを約1%、Mnを約0.
5%および、Vを多くとも0.40%含んでおり、10
0%までの充足物が主として鉄であることを特徴とす
る、請求項10記載の鋼。 - 【請求項12】鋼が、Cを約0.1%、Siを3以上〜
5%、Crを約9%、Moを約1%、Mnを約0.5%
および、Vを多くとも0.40%含んでおり、100%
までの充足物が主として鉄であることを特徴とする、請
求項10記載の鋼。 - 【請求項13】 さらに鋼が、Nbを多くとも0.1
%、Vを多くとも0.40%、Nを多くとも0.10
%、Alを多くとも0.05%および、Niを多くとも
0.4%含むことを特徴とする、請求項10または11
記載の鋼。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9804088 | 1998-03-31 | ||
FR9804088A FR2776671B1 (fr) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Aciers faiblement allies anti-cokage |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11323498A true JPH11323498A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=9524770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11091335A Pending JPH11323498A (ja) | 1998-03-31 | 1999-03-31 | 耐コ―クス化特性を含む適用における僅かに合金となされた鋼の使用法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6235238B1 (ja) |
EP (1) | EP0949347B1 (ja) |
JP (1) | JPH11323498A (ja) |
KR (1) | KR100603221B1 (ja) |
CA (1) | CA2264977C (ja) |
DE (1) | DE69904098T2 (ja) |
ES (1) | ES2188103T3 (ja) |
FR (1) | FR2776671B1 (ja) |
NO (1) | NO991542L (ja) |
TW (1) | TW517094B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004256918A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Inst Fr Petrole | 珪素およびマンガンの含量を高めたコークス生成防止性低合金鋼の石油精製および石油化学用途での使用および新規鋼組成物 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002001593A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-08 | Takeda Chem Ind Ltd | 打錠用杵および臼 |
FR2819526B1 (fr) * | 2001-01-15 | 2003-09-26 | Inst Francais Du Petrole | Utilisation d'aciers inoxydables austenitiques dans des applications necessitant des proprietes anti-cokage |
FR2833020B1 (fr) * | 2001-11-30 | 2004-10-22 | Inst Francais Du Petrole | Utilisation d'alliages d'aluminium quasi-cristallins dans des applications du raffinage et de la petrochimie |
FR3047254B1 (fr) * | 2016-02-02 | 2018-02-16 | Vallourec Tubes France | Composition d'aciers aux proprietes anti-cokage ameliorees |
CN106399990B (zh) * | 2016-08-16 | 2019-09-20 | 深圳市诚达科技股份有限公司 | 一种基于不锈钢表面的抗结焦纳米材料及其制备方法 |
CN109666867B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-12-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 具有抗结焦性能的合金及其制备方法和应用 |
CN109666861B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-09-15 | 中国石油化工股份有限公司 | 提高合金的抗结焦性能的方法及合金材料 |
CN109666870B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-12-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 具有抗结焦性能的合金及其制备方法和应用 |
CN109666868B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-12-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 提高合金的抗结焦性能的方法及合金材料 |
CN109666866B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-12-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 具有抗结焦性能的合金及其制备方法和应用 |
CN109666882B (zh) * | 2017-10-17 | 2020-12-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 提高合金的抗结焦性能的方法及合金材料 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1456088A (en) * | 1919-12-12 | 1923-05-22 | Percy A E Armstrong | Heat-treated stable-surface alloy steel |
FR627628A (fr) * | 1927-01-17 | 1927-10-08 | Alliage à forte résistance électrique spécifique, inoxydable aux températures élevées | |
GB461251A (en) * | 1935-08-10 | 1937-02-10 | Ig Farbenindustrie Ag | Improvements in steel alloys suitable for parts of apparatus subjected to high temperatures |
FR1517767A (fr) * | 1965-09-27 | 1968-03-22 | Crucible Steel Co America | Aciers inoxydables ferritiques |
US4141724A (en) * | 1978-06-21 | 1979-02-27 | United States Steel Corporation | Low-cost, high temperature oxidation-resistant steel |
US4790977A (en) * | 1987-09-10 | 1988-12-13 | Armco Advanced Materials Corporation | Silicon modified low chromium ferritic alloy for high temperature use |
JPH01268846A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-26 | Kawasaki Steel Corp | 熱間プレス工具用鋼 |
-
1998
- 1998-03-31 FR FR9804088A patent/FR2776671B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-03-25 ES ES99400728T patent/ES2188103T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-25 EP EP99400728A patent/EP0949347B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-25 DE DE69904098T patent/DE69904098T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-29 TW TW088104934A patent/TW517094B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-03-29 CA CA002264977A patent/CA2264977C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-30 KR KR1019990010880A patent/KR100603221B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-03-30 NO NO19991542A patent/NO991542L/no not_active Application Discontinuation
- 1999-03-31 US US09/282,219 patent/US6235238B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-31 JP JP11091335A patent/JPH11323498A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004256918A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Inst Fr Petrole | 珪素およびマンガンの含量を高めたコークス生成防止性低合金鋼の石油精製および石油化学用途での使用および新規鋼組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2264977A1 (fr) | 1999-09-30 |
CA2264977C (fr) | 2009-12-08 |
FR2776671A1 (fr) | 1999-10-01 |
ES2188103T3 (es) | 2003-06-16 |
KR19990078375A (ko) | 1999-10-25 |
DE69904098D1 (de) | 2003-01-09 |
NO991542L (no) | 1999-10-01 |
NO991542D0 (no) | 1999-03-30 |
FR2776671B1 (fr) | 2000-06-16 |
DE69904098T2 (de) | 2003-04-10 |
US6235238B1 (en) | 2001-05-22 |
EP0949347A1 (fr) | 1999-10-13 |
TW517094B (en) | 2003-01-11 |
KR100603221B1 (ko) | 2006-07-24 |
EP0949347B1 (fr) | 2002-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5171687B2 (ja) | 耐コークス化性が要求される用途におけるオーステナイト系ステンレス鋼の使用 | |
KR102080674B1 (ko) | 니켈 크롬 합금 | |
JPH11323498A (ja) | 耐コ―クス化特性を含む適用における僅かに合金となされた鋼の使用法 | |
PT1501953E (pt) | ''liga de fundição de níquel-crómio resistente ao calor e à corrosão'' | |
JPS6331535A (ja) | 炭素析出抑止性含炭素化合物処理装置 | |
US5242665A (en) | Carbon containing compound treating apparatus with resistance to carbon deposition | |
JP3906367B2 (ja) | 耐コークス化性鋼 | |
US6444168B1 (en) | Apparatus comprising furnaces, reactors or conduits used in applications requiring anti-coking properties and novel steel compositions | |
US6524402B1 (en) | Passivation method for metallic articles of nickel and iron-based superalloy | |
KR20200062191A (ko) | 산화 방지 합금 | |
US20030153800A1 (en) | Use of quasi-crystalline aluminum alloys in applications in refining and petrochemistry | |
JPH0627306B2 (ja) | エチレン分解炉管用耐熱鋼 | |
Jakobi et al. | Tailor-made materials for high temperature applications: New strategies for radiant coil material development | |
JPH051344A (ja) | 耐コーキング性に優れたエチレン分解炉管用耐熱鋼 | |
JPH0593240A (ja) | 炭化水素類の熱分解・改質反応用管 | |
JP3250436B2 (ja) | 耐浸炭性に優れた耐熱合金 | |
JPH0593248A (ja) | 炭化水素類の熱分解・改質反応用管 | |
JPS6184349A (ja) | オ−ステナイト合金 | |
JPH0735555B2 (ja) | 耐コーキング性エチレン分解炉管用耐熱鍛伸鋼 | |
JPH01298136A (ja) | 耐浸炭性にすぐれる耐熱鋳鋼 | |
西山 | Studies on Thermodynamic Considrations and | |
JPS6349717B2 (ja) | ||
JPH03232948A (ja) | 耐浸炭性にすぐれた耐熱鋼 | |
JPH02115351A (ja) | 耐浸炭性にすぐれる耐熱鋼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060328 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091027 |