JPS6184349A - オ−ステナイト合金 - Google Patents

オ−ステナイト合金

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JPS6184349A
JPS6184349A JP60143829A JP14382985A JPS6184349A JP S6184349 A JPS6184349 A JP S6184349A JP 60143829 A JP60143829 A JP 60143829A JP 14382985 A JP14382985 A JP 14382985A JP S6184349 A JPS6184349 A JP S6184349A
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nickel
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JP60143829A
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フエルナンド・ポン
ミシエル・ユーゴ
ミシエル・クランベ
ミシエル・パパピエトロ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C19/00Alloys based on nickel or cobalt
    • C22C19/03Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
    • C22C19/05Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium
    • C22C19/058Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium without Mo and W

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分計: 本発明は本質的にはアルミニウムと任意的にはイツトリ
ウムとを含む新規オーステナイト合金、この稲の合金か
ら成る高温で稼動し浸炭媒体またはコーキング媒体を処
理するための炉、および、浸炭媒体またはコーキング媒
体の処理方法あるいは掘さくケーブルまたはチューブの
製造に、上記の合金または上記の炉を使用あるいは適用
すること、に関するものである。
従来技術: 炭化水素のような有機製品の熱分解によるクラッキング
反応の間には、一般的には分解による炭素形成が生じ、
それは粒状に集まりガスによって運ばれるが、それでも
流出物の温度よシ高い温度をもつ反応管の壁の上で凝集
することができる。
それは反応が一般的には吸熱的であるからである。
多くの場合において、上記のそのようにして形成される
コーク沈着物の取込みは次第に熱伝達を制限し、管内壁
の過熱を生じ管t−構成する耐火性合金の金属の浸炭を
促進する。
極端な場合には、完全な閉塞をおこすことができ、それ
はもちろん工程を停止させる。コークは。
空気−スチーム混合物を工程ガスに置き換えこの混合物
を約650−750℃の温度において管内に通すことに
よる、その場で実施される燃焼によって除かれる。しか
し、このことは管を構成する金属の熱的サイクル、従っ
て熱的疲労とさらに深い浸炭に連がる。
この技術的問題は多年にわたって知られており、それを
解決しようとする多数の解決策が提唱されてきた。
例えば、1930年においてすでに、ドイツ特許A70
Q215において、約0.5から3チのチタンおよび約
5から8%のアルミニウムを合金の中へ組込むことによ
シコーク形成を克服することを提唱している。与えられ
ている実施例はニッケルを含まないが任意的には低含量
のクロムを含む合金に関するものである。けれども、2
頁の10から23行において、単独あるいは組合せで組
込むことができる元素が列記されており、すなわち、り
//ステン、モリブデン、バナジウム、珪素、ニッケル
、コバルト、銅、マンガフ、a、am、鉛、銀、ベリリ
ウムである。このようなきわめて多数の任意的元素の引
用は、この文献は画業熟練者にとって直接には使用でき
ないという結果をもたらすものであシ、それは、適切な
合金を見出すためには彼自身の研究全実際に実施せねば
ならないからである。
実際に、この文献において開示される合金は低温で使用
できるが、しかし現在では分解温度をできるだけ高く、
例えば少くともSOO℃へ上げる傾向が存在しておシ、
この温度に対しては既知の合金は開示合金がフェライト
相のものであるために使用できず、そして、それらのす
べての機械的性質のうち特にクリープ抵抗があまりにも
悪すぎて高温で使用できない。
米国特許2.05514916によると、これも前記特
許と同じ発明者のものであるが、珪素とチタンから成る
群から選ばれる元素から本質的に成る層で以て内側を被
覆した耐熱性金属によって規定される空間の中で炭化水
素の熱処理を実施することが対照的に提唱されており、
その被覆はその金属を微粉形態で燃焼することによって
得られる。は−ス合金としては7%の鉄、7%Sリニッ
ケルおよび20%のクロム會含むV2A g/Aとよば
れる合金が引用されている。
米国時i:(16fi840によると、コーク形成に打
克つ多数の合金が提唱されており、それらの大部分はバ
ナジウム、クロム、マ/ガ/、ニッケルおよびコバルト
のようないくつかの金属の一つで以て合金化した銅を製
造することから成る。これらの提唱された鋼はいずれも
この技術的問題全満足に解決しなかったことを述べてい
る(第1頁。
13行から17行)。
この文献において開示された発明によると、反応器の金
属表面tそれの触媒的効果を被梅させ従って実質上不活
性とする物質で以て予め処理することによって、炭素沈
着の可能性を下げることが達成される。硫黄、燐、珪素
、およびテルルおよびそれらの誘導体がその柚の物質と
して考えられる。好ましくは硫化水素の使用が考えられ
る。
この文献において予知される解決策はさほど効果的でな
い。一方、実際には、浸炭媒体の熱的処理を実施するの
に用いる触媒の活性に有害効果を常にもつこのタイプの
化合物の使用は禁止される。
そのほかに、この記録の5頁の実施例8においては、硫
化水素の使用は触tA活性の損失音生ずることが認めら
れている。また、第2頁の68から70行において、反
応器は鋼あるいは鉄で内面をアルミニウムで被覆してつ
くることができると述べていることは注目すべきである
。アルミニウム層で以てそのように被覆した反応器は満
足できるものではなく、そして、反応器は補充的処理を
施こさねばならないと考えられ、このことは第3頁の2
行から6行の部分によって確かめられるもの ゛であシ
、そこには、試験した物質はすべて高温において有機物
質からの炭素形成を触媒することが概説されており、こ
れはアルミニウム層で内面を被覆した鋼、鉄でつくった
反応器へもちろんあてはまる。
サラニ最近テハ、GB特許1,14c4163は、15
重量°チ以下のクロムを含み、合金の浸炭全防ぎあるい
は妨害する障壁を形成する実質上不活性の物質で以て被
覆した浸炭環境へ延出されるべき表面をもつ、鉄、ニッ
ケルおよび/またはコバルトの合金からつくったft作
動させることによって、浸炭を克服する方法を予告して
いる(第1頁、65から74行)。この被覆は非金属質
である(第2頁、21から27行)ことができ、あるい
は金属質であることができ、そして特にアルミニウム、
クロムあるいはニッケルで実施することができる(第2
頁、20から32行)。このように。
この文献は管の内面のアルミニウム化あるいはクロム化
の方法に関するものである(第2頁、43から47行)
このアルミニウム化処理はそれ自体コーク形成問題を解
決するよう真に適合したものではなく、なぜならば、そ
れははげ落ちやすいアルミニウム表面層を形成するから
である。一方、本発明の発明者は意外にも、このはげ落
ち易さはニッケル含有合金においては、アルミニウムを
必要とする表面へ向けた、合金の欠陥または空洞による
ニッケル移行効果のために増加することを発見した。そ
のほか、この剥落ののちは、表面にあるニッケルはコー
ク沈着物形成は触媒する。
このように、これらのアルミニウム化法は表面に薄層の
形成を達成するのみであってこれが容易に崩壊するもの
であるので満足できるものではない。
多数の場合において、アルミニウム化を行なわせるため
の特別な混合物を使用することによって剥げ落ちにくい
表面層を得ることができると考えられた。フランス特許
2.184003はアルミニウムとミツシュメタルおよ
びセリウムから成る群から選ばれるより少量の添加物と
から成る混合物で以て処理することによって、この穐類
の解決策を予告している。また、フランス特許2,16
!2263はマグネシアのような不活性稀釈剤の存在下
で実施できるアルミニウム化またはクロム化全予告して
いる。もう一つのアルミニウム化法は米国特許a827
.867に開示されている。
また、表面アルミニウム化を用いるコーク形成克服法は
すべてアルミニウムを含まない合金へ適用されるのみで
あることも観察される。
一方、製造中に711ツクスの中心部のアルミニウムを
組入れた合金を耐コーク形成用に用いることによるアル
ミニウム化によって、得られるアルミニウム層の剥落の
欠陥を回避する試みもなされた(前発明者のフラ/ス特
許2,49f4705ffi見よ)。
この場合には、クラッキング開始時の処理条件が酸化ア
ルミニウム層が表面において形成されるような条件であ
るときに満足が結果が得られるいけれども、しばしば、
クラッキング工程に固有の技術的理由からこれらの条件
は満たされず、かつ、保護されていない場所においてカ
ーボン沈着の触媒反応をひきおこす不連続の酸化アルミ
ニウム層が形成される。
この欠点を避けるためにアルミニウム含量を増すことが
考えられたが、しかしこの解決策は合金の技術的抵抗性
、特にクリープ抵抗の急激な低下をもたらし、従ってこ
の方策は放棄された。
本発明者らはそこで、すぐれた低温機械特性をもち、一
方では浸炭媒体またはクラッキング媒体の開始処理条件
に関係なくコーク形成の危険性を明確に減らし、同時に
すぐれた溶液性をもつ、新合金を見出す目的で以て、徹
底的研究を行なった。
これらの研究はさらに特定的にいえばクロムとアルミニ
ウムを含み任意的にはイツトリウムを含み残シがニッケ
ルまたは鉄である合金へ向けられたものである。
すぐれた機械的性質、特にすぐれた酸化抵抗をもつ、こ
のように定義される合金に関して、画業の状態は次のと
おりである: CABOTのフランス特許願ス527,224はクロム
、アルミニウムおよびイツトリウムを含み残シがニッケ
ルで以て構成される合金に関するものであシ(第1頁、
lがら10行): 鉄の含量は1.5優と8%の間にあり(第1貝。
37−38行)、この合金の成型性を数台する目的をも
っている。この合金は比較的多いクロム含量を含み、す
なわち14がら18%であり、すべての例が15%以上
のクロム含量ヲ示している(表Iと■、第4および5頁
)。
一方、マ/ガ/と珪素の含量は20%に達し得ることが
述べられているけれども、全試験合金が珪素とマンガン
を痕跡元素として含むにすぎない。
その他、炭素合歓は0.25%までのものとして述べら
れているが、しかし実施例においては合金は炭素を痕跡
元素として含むのみである。
これらの合金は注型物品の特に熱処理炉用に使えると述
べられている。
けれども、これらの合金はきわめて低い低温機械的特性
をもち、高温機械的性質も、すなわち少くとも840℃
に等しい温度において、低く、特に伸びが小さい。その
他、浸炭またはコーク形成を避ける能力もまた小さくあ
るいは不十分である。
また、マツクガーティの米国特許a754898から、
酸化アルハニウム保護皮膜の形成に基づく酸化抵抗性全
もち、容易に加工できて自動車修理工場および類似の金
属加工工場において現在用いられる慣用的設備を使って
標準的製品をつくることができる、鉄、ニッケル、クロ
ム、アルミニウムおよびイツトリウムのオーステナイト
合金が知られる(第1欄、22から31行、および第2
欄、15から19行)。
この椙のオーステナイト合金は浸炭の克服、そして最も
重要なのはコーク形成/またはコーク沈着の制御に用い
ることが開示されておらず、暗示もされてい々い。
ベース合金ハ鉄−ニッケルークロムーアルミニウムーイ
ットリウムから成る。
特定の具体化においては、マンガンおよび/または銅、
炭素および窒素の添加は上記イース組成物よりニッケル
含量が少なくかつ大きい強度をもつオーステナイト合金
を提供する。
これらの元素はそれゆえニッケル含量t15%以下へお
とすよう添加される(第2u、48−64行および第3
欄、48−52行)。
さらに、有用な合金化元素としての珪素の混入は開示さ
れておらずまた暗示もされていない。
その他のさらに異なった合金も以下の文献から知られて
いる。
1’R,A−2284683;蹟−A−2472028
;殿−A−2263637;蹟−A−2441665;
 F’R−A−2377456;毘−A−243098
5;1i’R−A−2526046; FR−A−24
14561; li’R−A−2370106;F’R
−A−2177329; F’R−A−2406000
; i’R4−2436823;FR−A−25208
58; PR−A−2414562;以−A−2249
963;FR−A−2377458; 1i’R−A−
2467243;赤−A−2503189;EP4−0
093661; EP−A−0068; wQ−791
00343;WO81100861発明が解決しようと
する問題点: かくして、本発明の主目的は、浸炭媒体またはコーキン
グ媒体の出発処理条件に周体なくコーク形成を回避する
解決策を見出すことから成る、新しい技術問題の解決策
を見出すことでおる。
別の面によると、本発明のもう一つの目的は、浸炭媒体
またはコーキング媒体の出発処理条件と無関係にコーク
形成を避は同時にすぐれた機械的特性、特にすぐれたク
リープ抵抗を好ましくはまだすぐれた低温伸びをもつ、
新しい合金を見出すことである。
問題点を解決するための手段: この解決策は、本発明によれば、オーステナイト相をも
ち、炭素、クロム、珪素、マ/ガ/、アルミニウムおよ
び任意的にイツトリウムを含み残シがニッケルまたは鉄
である、新合金にあり:次の化学的組成(重量%) 0.01−0.50.05−2.0.2−10.<15
.2−8□ および残りのニッケルまたは鉄。
くLO9 を、ニッケル含量が常に全組成物の少くとも40優に等
しいという条件で、もつことを特徴とする。
上記合金の好ましい姿によると、この合金はイツトリウ
ム、好ましくは最低水準でt5oppから0.6%まで
のイツトリウム、最も好ましくは約o、 t O*のイ
ツトリウムから必須的に成る。
この新しい合金のもう一つの好ましい姿によると、この
合金はそのクロム含量が5チと15%以下、好ましくは
5%と14%との間の範囲にあることを特徴とする。
一方、この新合金のもう一つの好ましい姿は、その珪素
含量が1チよシ多いという事実にある。
新しい発明合金のさらにもう一つの好ましい具体化によ
れば、この合金は次の化学組成(重量%)t1ニッケル
含請が常に全組成物の少くとも40チに等しいという条
件で以て、有することを特徴としている。
上記の新合金のもう一つの特に好まし7い基体化による
と、この合金は次の化学組成(重量%)2−8 0−1
.6 を、ニッケル含量が常に全組成物の少くとも40%に等
しいという条件で以て、有することを特徴としている。
新しい発明合金の特別の具体化によると、マンガン含量
は好ましくは0.2%と2チの間、最も好ましく Fi
o、 2優と1.5チの間にある。
新しい合金のもう一つの特に好ましい姿によると、その
合金はニッケル含量が重量で40%と45%の間、よシ
好ましくは40.5チと45チの間、最も好ましくは4
05%と43.5%の間にあり、残りが鉄であることを
特徴とする。
クロム含量は最大15%に限定され、それは、15%か
らは合金がコーキングを阻止する能力が劇的に落ちるか
らである。クロムの最低含量は合金の耐コーキング性並
びに酸化抵抗を得るのに必要とされる。その最低音lは
5チである。クロムの最適含量は、低炭素と高炭素の間
の合金の炭素含量の機能において、8チと12チの間、
あるいは10%と15%以下あるいは14%との間、に
ある。
アルミニウム含量は十分な耐コーキング性を得るために
最低4チでなければならない。アルミニウムの最大含量
は8チであり、それは、この値以上では組成物Ni A
lのニッケル分の多い相の析出がちこり過度の脆さの合
金を生ずるからである。
炭素含量(1クロム含量のpAfiである。
炭素含量は0.01チと0.5 %の間にある。炭素含
量が多い、場合には、十分な酸化抵抗並びに所望の耐コ
ーキング性を達成するためにVま避けねばならないクロ
ムカーバイドの析出をさけるのに、より多くのクロムを
必要とし、小力い場合にはその逆で凌、る。
合金のコーキング抑制I制またはコーティング埜動を増
すには05tibの珪素の最低含量を必要とする。
最大含量は2チであシ、ぞれは、この含量以上では、珪
素ii他の性質、特に溶接性に有害効果をもつからであ
る。少くとも1チの珪素が好笠しく、そしてコーキング
抑制またはコーキング挙動および内部酸化抵抗を改善す
るために少くとも1,5%も好ましい。
j[Jko、2%のマンガン含量が、合金のコーキング
抑制またはコーキング挙動を増すために必要とされる。
10%以上では、マンガンは特に酸化抵抗に対して有害
効果をもつ。最も釣合いのとれた性質を得るためには0
.2から2チ、最も好ましくは02から1.5%のさら
に限定されたマンガン含量が好ましい。
イツトリウムは任意元素であシ、それはlチまでで存在
できる。イツトリウムは形成される酸化層の接着全改善
する。好ましいイツトリウム含量は最適の接着効果を得
るには少くとも150卿から0.6 %まで、最も好ま
しくは約0.1%である。
ニッケルは通常は残量であるが、しかし、この残量はま
た鉄と一緒であることもできる。んべての場合には、ニ
ッケルの最低含量は全組成物の少くとも40%であり、
これは本質上あるいは完全にオーステナイト質である主
マトリックスまたは原料マトリックスを得るのに必要と
される。
新しい発明合金の好ましい具体化によると、この合金は
、好ましくはボックス内拡散による沈着法から成る任意
のアルミニウム処理によって、表面アルミニウム層で以
て被覆される。
本発明による合金のもう一つの特別の具体化によると、
この合金は高い機械的抵抗をもつベース合金へ適用され
、好ましくはニオブとタングステンとの組入れによって
改善される。最も好ましくは、このベース合金は次の化
学組成(重量%)、すなわち、 および各々が0,05%以下である燐と硫黄;をもち、
残量は通常の不可避的不純物と一緒の鉄である。
好ましくは、本発明による合金は上記は−ス合金へ、任
意の適切な方法、好ましくは遠心法によって、隔離物な
しで好ましくは一緒に接合された二層から成るバイメタ
ルの形で、適用される。
本発明はまた高温液において作動する、浸炭媒体または
コーキング媒体の処理のための炉に関するものであり、
その炉は反応剤と接する表面が前述のよう力木発明によ
る新合金でつくられていることを特徴とする。このよう
に、本発明の合金は、反応剤と接触させることを目標と
し上述のアルミニウム表面層によって形成されたそれぞ
れの内側層で以て、被覆することができ、一方、上記の
発明合金はまた、高い機械的抵抗性をもち、炉の外側層
を構成するイース合金の上へ、全体の機械的抵抗を改善
する目的で以て適用して、それら数層間の相乗的効果を
得るようにすることもできる。
本発明はさらに1本発明による新合金あるいは前記に規
定した炉を、浸炭媒体またはコーキング媒体の処理、特
に炭化水素クラッキング方法において、コーク形成に対
して効果的に打克つよう、使用または適用することに関
係している。
発明者らは実際に、前述のような本発明による新合金は
意外にも、従来既知の合金よりも著しく高い効率の方式
でコーク形成に対して効果的に打克つことを可能にする
ことを観察した。そのほか、前述のとおり、本発明によ
る新合金は内部酸化に対する顕著な抵抗性をもつ。また
、それの低温機械的性質は顕著である。最後に、この新
合金はまたすぐれた溶液性を提示し、大規模での使用全
容易にする。
本発明の他の目的、特徴および利点は実施例によって与
えられる以下の記述からさらに明らかになるが、それら
の例は従って本発明の領域を制限するものと考えるべき
でない。実施例において、特記しないかぎり、パーセン
テージはすべて重量による。
実施例1 本実施例においては、オーステナイト相tもついくつか
の本発明の合金を、通常どおり、個々の元素を添加し記
載の最終組成に達するようにそれらの割合全調節するこ
とによってつくった。
それらの組成と低温機緘特性をもつ本発明による合金は
次の表■に示す。
合金l/から4/はそれぞれは−ス組成物lから4へイ
ツトリウム全添加することにより、高周波炉レビテーシ
ョ/(1θvitation)  中で得られたことが
観察される。
これらの低温機械的性質はli’R−A−252722
4に記載の合金について得られる性質と比較するべきで
あり、その合金は低炭素含量であり、すなわち本発明の
合金1.2お工び1′、2′である。
本発明によると、破断荷重Rmはすべての場合において
800 vLPa  工り高く、−万、この文献による
と、800℃より高い温度において、その破断荷重は最
高で約5 o o MPaに等しい。−万、破断時の伸
びは800℃より高い温度においてすら、その発明によ
って得られる低温伸び比べてきわめて小さく、これは顕
著なことである。その上。
低温機械的性質は文献F’R−A−2496705に記
載の従来法のxA4合金によって得られるものと類似で
あり、このことは合金XA4がその機械的性質改善のた
めに二オシを含むθ)らであり、−万、本発明による合
金は破断時のより高い伸びをもっている。
合金XA4  の組成は表■において高温抵抗性につい
てよく知られている合金HK40およびマノ−ライ)3
6XS(R)の組成と一緒に示されている。
以下の実施例においては、新発明合金全従来既知の合金
fiK40,36XS、オヨヒXA4ト、コーキ7 り
、酸化、そして最後に浸炭のテストにかけることによっ
て比較する。
実施例2 コーキング・テスト コーキング・テスト全900℃において本発明の合金l
から4および1′から4′、並びに比較…D従来既知の
合金xA4. HK40 および35XSで以て実施し
た。
本実施例においては、コークの沈着は画業熟練者にとっ
てよく知られているテストに従って、高温度にした金属
の試料の上へ水素、酸化炭素およびメタンを含むガス状
混合物會通すことによって得られた。
表置 コーク沈着 合金 出現時間     沈着物の状況XA4    
8h    多くて均質Hkc4o    4h 3618   4h 1     96h   きわめて散らばったいくつか
の点のコーク2    >128h     コークの
痕跡なし3    96h  きわめて散らばったいく
つかの点のコーク4    )128h     コー
クの痕跡なしt’     g6h   きわめて敗ら
ばったいくつかの点のコーク2’    128h 3’     g6h 4’   >128h    コークの痕跡なし900
℃において12時間スチームによって金属試料を酸化処
理したのちに実施した同じコーキング・テストは、表■
に示す次の結果を与えた。
表1v 表■から、画業熟練者にとって全く意外にも。
アルミニウム化被覆なしでも本発明の新合金のコーキン
グ抵抗性の改善を観察することができる。
この目的において、表面のアルミニウム化が本発明に従
う合金のコーキング抵抗をかなりの程度に改善すること
が概観される。
このように、すべての発明の合金lから4および1′か
ら4′はボックス内拡散による沈着工程によってアルミ
ニウム化被覆を得るよう処理された。重量で3%のアル
ミニウム粉末、05チの塩化アンモニウム、および残り
のアルミナから成るセメントの中で1050℃において
4時間処理したのちには、これらの合金は約50ミクロ
ンの厚さのN1−A$層で以て被覆されていた。
このアルミニウム化処理はまたアルミニウム含有会4.
XA4 の上にも実施される。
同じアルミニウム化処理は比較の目的でHK4Qと35
XSO上にも実施する。
これらの条件の下で、900℃においてスチームで予め
酸化したのちに、同じコーキ/グチストは表■に示す次
の結果を示した。
表V lから4.     1800時間後において    
 −および      コーキングの痕跡なしlから4
′および XA4      1800時間後において     
−コーキングの痕跡なし HK40          (96時間   アルミ
ニウム1t1.I曽の剥落とたちまちのコーキング 36XS         <9t4間     t=
 上それゆえ、耕しい発明合金はアルミニウム化処理な
しでも耐コーキング抵抗において顕著であり、その耐コ
ーキング抵抗はXA4タイプのアルミニウムを含むベー
ス合金の上へアルミニウム化処理を実施することにより
、従来法に比べてかなり改善される、ということが観察
できる。
実施例3 酸化テスト この酸化テストにおいては、合金は、それら會20回の
熱サイクル(1000℃で24時間、続いて、約200
℃まで急冷、次いで1000℃まで急速再加熱)にかけ
ることによって、ザイクル酸化を施こした。
得られた結果は以下の表Vlに示す。
表■ l                −831/   
 +3.1 2’     −32 3t    +o、7 4’     −0,5 HK40   −325 36XS    −47O XA4   −150 従来既知の合金1−IK4 Q、36XSおよびXA4
に比べて本発明の合金の顕著な酩化抵抗性が観察される
。その上5合金1から4に関して合金1′から4′にお
いて実施したイツトリウムの重加(前実施例1′に見よ
)が酸化物の付着性を著しく改善しこの場合にも本発明
の合金の酸化抵抗ヶ改善することも観察できる。
実施例4 浸炭テスト 実施例1の本発明の合金1から4および1′から4′、
並びに凍炭抵抗性についてよく知られている比較のため
の合金1(K4Q、マノ−ライ) 36XSおよびXA
4.11100℃において水素とメタンのガス状混合物
の浸炭作用にさらした。
19時間処理後の電曾増ΔP5次の表四に示す。
表■ 2     +0.24 3             十0.174     
+0.31 1/     +0.14 2’     +0.11 3’            +0.224’    
        +0.18HK40    +2r 36XS+13 XA4+0.35 表■から、本発明の新合金の浸炭抵抗は画業DHK40
.36xsおよびXA4の既知合金と比べて著しく増し
ていることが観察できる。
もちろん、本発明は前述した手段と技術的に同等である
すべての手段並びにそれら/)すべての組合せから成る
。特に、新しい発明合金について使用する「オーステナ
イト相」という中鎖は、このwr金合金オーステナイト
相が後勢であることを意味し、好ましくはこの相が完全
にオーステナイトであることを意味することが述べられ
ねばならない。
本発明の合金はまた、掘さく中の井戸の中に計器、デバ
イスあるいは装置會下げるためのケーブル、あるいは掘
さく管を、酸化性また硫化性媒体中で製造するのに有利
に使用できあるいは適用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ニッケル含量が常に全組成物の少くとも40%に等
    しい条件で以て、 C/(0.01−0.50);Si/(0.5−2);
    Mn/(0.2−10);Cr/(<15);Al/(
    2−8);Y/0−1.0;残りのニッケルまたは鉄;
    の化学組成(重量%)から本質的に成る、炭素、クロム
    、珪素、マンガン、アルミニウム、残りのニッケルまた
    は鉄を含むオーステナイト相をもつ新合金。 2、好ましくは最低150ppmから0.6重量%、そ
    して最も好ましくは約0.10重量%のイットリウム(
    Y)から必須的に成る、特許請求の範囲第1項に記載の
    合金。 3、クロム含量が5%と15%以下との間にあり、好ま
    しくは珪素含量が1%と2%の間にある、特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の合金。 4、ニッケル含量が常に全組成物の少くとも40%に等
    しいという条件で以て、以下の化学組成物(重量%): C/(0.01−0.20);Cr/(8−12);S
    i/(1−2);Mn/(0.3−10);Al/(2
    −8);Y/(0−0.6);残りのニッケルまたは鉄
    ;から本質的に成る、特許請求の範囲第1項から第3項
    のいずれかに記載の合金。 5、ニッケル含量が常に全組成物の少くとも40%に等
    しいという条件で以て、次の化学的組成(重量%): C/(0.20−0.50);Cr/(10−15);
    Si/(1−2);Mn/(0.2−10);Al/(
    2−8);Y/(0−0.6);残りのニッケルまたは
    鉄;から本質的に成る、特許請求の範囲第1項から第3
    項のいずれかに記載の合金。 6、マンガン含量が0.2から2重量%の間にあり、そ
    して好ましくは0.2と1.5重量%の間にある、特許
    請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載の合金。 7、珪素含量が1.5と2重量%の間の範囲にある、特
    許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載の合金
    。 8、残りが鉄でありそしてニッケル含量が40と45重
    量%の間、好ましくは40.5と45重量%の間、最も
    好ましくは40.5と43.5重量%の間にある、特許
    請求の範囲第1項から第7項のいずれかに記載の合金。 9、好ましくはボックス内拡散による沈着法から成るい
    ずれかのアルミニウム化法によつて、アルミニウム表面
    層で以て被覆された、特許請求の範囲第1項から第8項
    のいずれかに記載の合金。 10、好ましくはニオブおよびタングステンの組入れに
    よつて改善された高い機械的抵抗性をもち、最も好まし
    くは以下の化学組成(重量%) C/(0.05−0.85);Cr/(20−35);
    Ni/(22−40);Mn/(0.2−4);Si/
    (0.2−3);W/(0.3−4.5);Nb/(1
    −8);N/(0.02−0.25);をもち、燐と硫
    黄が各々0.05より少なく、残りが通常不可避的な不
    純物をもつ鉄であるベース合金へ、最も好ましくはバイ
    メタルの形態で適用された、特許請求の範囲第1項から
    第9項に記載の合金。 11、高温で稼動し、特許請求の範囲第1項から第10
    項のいずれかに規定される新規合金で以てつくられた、
    反応剤と接している表面から成る、浸炭/コーキング媒
    体の処理用炉。 12、浸炭またはコーキング媒体の処理方法、特に炭化
    水素クラツキング法において、コーク形成に有効に対抗
    させる目的の、特許請求の範囲第1項から第10項のい
    ずれかに記載の新規合金、あるいは特許請求の範囲第1
    1項に記載の炉の使用または適用。 13、掘さく井戸の中へ計器、装置あるいはデバイスを
    下げるためのケーブルあるいは掘さく管を酸化性または
    硫化性媒体の中で製造するための、特許請求の範囲第1
    項から第10項のいずれかに記載の新規合金の使用また
    は応用。
JP60143829A 1984-06-29 1985-06-29 オ−ステナイト合金 Pending JPS6184349A (ja)

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FR8410393A FR2566803B1 (fr) 1984-06-29 1984-06-29 Nouvel alliage a phase austenitique contenant de l'aluminium et eventuellement de l'yttrium, four de traitement de milieu carburant ou cokant travaillant a temperature elevee comportant un tel alliage et utilisation ou application de cet alliage ou des fours dans des procedes de traitement de milieu carburant ou cokant, ou a la fabrication de cables ou tubes de forage
FR8410393 1984-06-29

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NO (1) NO852606L (ja)

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EP0169119B1 (fr) 1988-03-30
NO852606L (no) 1985-12-30
ES8604654A1 (es) 1986-02-01
ES544732A0 (es) 1986-02-01
FR2566803B1 (fr) 1987-11-27
DE3562023D1 (en) 1988-05-05
FR2566803A1 (fr) 1986-01-03

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