JPH11321210A - トルクア―ム - Google Patents

トルクア―ム

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JPH11321210A
JPH11321210A JP11108716A JP10871699A JPH11321210A JP H11321210 A JPH11321210 A JP H11321210A JP 11108716 A JP11108716 A JP 11108716A JP 10871699 A JP10871699 A JP 10871699A JP H11321210 A JPH11321210 A JP H11321210A
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ローラント・シュタッグル
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ハインツ・フライク
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ヴィンフリート・ギーファース
Hans-Herman Osthoff
ハンス‐ヘルマン・オストホフ
Jan-Helge Steinkopf
ヤン‐ヘルゲ・シュタインコップ
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グレゴール・ヤンゼン
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マンフレート・シュテーバー
Eberhard Becker
エバーハルト・ベッカー
Thomas Duellmann
トーマス・デュルマン
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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    • B66C9/14—Trolley or crane travel drives
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク支持に基づいて発生して伝動装置軸に
作用する横方向力を少なく押さえ、同時に作用するねじ
れモーメントを少ない遊びでピーク負荷減衰的に吸収す
るトルクアームを提供する。 【解決手段】 特にホイールブロックのためのトルクア
ームであって、トルクアームが引き出された駆動軸を有
する伝動装置ケーシングと駆動されるユニットのケーシ
ングとの間に配置されており、伝動装置ケーシングに固
定要素によって可脱に固定されているプレート状の基体
を有しており、この基体が駆動されるユニットのケーシ
ングに固定するために貫通孔を備えた少なくとも２つの
固定部を有している。各々の貫通孔１５内に、駆動され
るユニット２ｂのケーシング５に向き合わされた端面側
で半径方向外側に向かって拡張されている縁部領域１７
を有する対応するプラスチック環状体１６が形状接続に
よって挿入されており、この縁部領域１７が組み立てら
れた状態でケーシング５とトルクアーム７との間に配置
されている弾性的な円板要素を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にホイールブロ
ックのためのトルクアームであって、トルクアームが引
き出された駆動軸を有する伝動装置ケーシングと駆動さ
れるユニットのケーシングとの間に配置されており、伝
動装置ケーシングに固定要素によって可脱に固定されて
いるプレート状の基体を有しており、この基体が駆動さ
れるユニットのケーシングに固定するために貫通孔を備
えた少なくとも２つの固定部を有している形式のものに
関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ特許出願公開第４０２１０５４号
明細書からは、モータとホイールブロックとの間に配置
されたトルクアームが公知である。このトルクアームは
プレート状に形成されていて、２つの平行な当付け面を
有している。両当付け面の一方はモータケーシングに当
接して、これにねじで固定されている。発生するトルク
を支持するために、トルクアームが付加的にホイールブ
ロックの所定の箇所に固定されており、他方の当付け面
は少なくとも部分的にホイールブロックケーシングに当
接している。この場合、モータ軸と固定部との間の間隔
はできるだけ大きく選択される。モータとホイールブロ
ックとの結合は、互いに差し込まれた歯部から構成され
るフランジ止めによって行われる。このトルクアームの
欠点は、トルクが確実に、かつ少ない遊びで支持され、
伝動装置軸はトルク支持から発生する横方向力によって
曲げ荷重が負荷されることはないことである。互いに差
し込まれた対応する歯部は、増大するかみ合い公差に基
づき構造寸法と負荷が増すにつれて実用的に有効ではな
くなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、トル
ク支持から発生し、伝動装置軸に作用する横方向力が小
さく、かつ同時に作用するねじれモーメントが少ない遊
びでピーク負荷減衰的に吸収され、しかもかみ合いの解
消の際のように高い測定精度を必要としないトルクアー
ムを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項１
の特徴部に記載された特徴によって解決される。従属請
求項２〜７の特徴によってトルクアームは有利な形式で
構成される。本発明は、各々の貫通孔内に、駆動される
ユニットのケーシングに向き合わされた端面側で半径方
向外側に向かって拡張されている縁部領域を有する対応
するプラスチック環状体がその形状に応じて挿入されて
おり、この縁部領域が組み立て状態でケーシングとトル
クアームとの間に配置されている弾性的な円板要素を形
成している。このことは発生する負荷ピークを有効に、
かつ多大な手間をかけずに減衰する。基体が中心開口部
を有しており、組み立てられた状態で駆動軸がその中心
開口部を貫通して延びており、さらに固定要素が開口部
からそれぞれ等しい半径方向間隔を置いて配置されてい
ると、発生するトルクの一様な支持が達成される。この
目的のために、開口部に対して、したがって駆動軸に対
して等しい間隔を置いて配置された貫通孔も働く。組立
を簡単にするためにトルクアームは、各々の貫通孔がケ
ーシングに向き合わされた、基体の段状突出部または折
り曲げられた縁部領域に形成されているように構成され
ている。このようにすることによって、トルクアームを
簡単な金属プレートから作製することが可能である。固
定部の角間隔が好ましくは９０度と１５０度との間にあ
ると、発生する遠心力の補償が著しく減少する。プラス
チック環状体が補強用のガラス繊維成分を有するポリア
ミドから形成されていると、プラスチック内部の減衰経
路が少ない場合に特に良好な減衰特性が生じる。単純
で、簡単に組み立てられる構成において、駆動されるユ
ニットのケーシングがボルトを備えており、そのボルト
はケーシングから突出して、組み立てられた状態でそれ
ぞれプラスチック環状体を貫通して延び、さらにその自
由端でそれぞれ固定リングによって保持されており、そ
の固定リングがボルトに形成された半径方向溝内に嵌入
している。この解決手段は非常にコンパクトで構造が小
さい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面につ
き詳細に説明する。図１は、駆動するユニット２ｂの外
方に向かって案内されており、かつ外側歯部３を備えた
伝動装置軸２を有する伝動装置１ａの伝動装置ケーシン
グ１を示している。伝動装置ケーシング１には伝動装置
軸２に対して直角に配置された外側面４が、伝動装置軸
２が伝動装置ケーシング１から引き出されている側に形
成されている。外側面４にはトルクアーム７が固定され
ている。
【０００６】トルクアーム７は、図１を参考にすれば、
下側の当付け面８と上側の当付け面９とを有している。
この場合、上側の当付け面９は共通平面上で間隔を置い
た２つのより小さい部分面からなる。当付け面８および
９は互いに平行に延びている。図１に見られるように、
トルクアーム７はプレート状の基体１０から形成されて
おり、そのプレート状の基体１０は、折り曲げられた角
隅領域１１を有しており、これらの角隅領域１１は伝動
装置ケーシング１から遠ざかる方向に向いている。角隅
領域１１を折り曲げて構成することによって、当付け面
９が当付け面８に対して間隔を置いてずらされて配置さ
れている。この場合、実施例ではその間隔は基体１０の
作製に用いられた金属プレートの厚さより大きい。基体
１０の折り曲げられた形状のほかに、もちろん段状の突
出部も考えられる。この場合、その突出部は基体１０の
平らなプレート上に配置されている。
【０００７】さらに図１に示されているように、台形の
基体１０は中央に中心開口部１３を有しており、この開
口部１３を貫通して伝動装置軸２が延びている。トルク
アーム７はその平らな当付け面８で、当付け面として形
成された伝動装置ケーシング１の前側の外側面４に当接
している。トルクアーム７は伝動装置ケーシング１に固
定要素１４ａとしてのねじ１４によって着脱可能に固定
されている。
【０００８】折り曲げられた両上側の角隅領域１１に
は、それぞれ貫通孔１５が設けられている。貫通孔１５
は駆動するユニット５ｂ（図２参照）としてのホイール
ブロック５ａのケーシング５におけるトルクアーム７の
固定部１５ａとして働く。同様に図１から判るように、
貫通孔１５の中心点は中心開口部１３もしくは伝動装置
軸２から等しい半径方向の間隔で配置されている。
【０００９】貫通孔１５の相互の角間隔は実施例では約
１２０度であるが、角範囲９０度と１５０度の間の角範
囲が有利である。非常に長く形成されたトルクアーム７
ではほぼ１８０度の角間隔も達成可能である。
【００１０】図２は、フランジ止めされたケーシング５
および伝動装置１ａとケーシング５との間に配置された
トルクアーム７を有している、図１に従う配置構成の側
面図を示す。そのケーシング５内では車輪６が回転支承
されていて、その接触面の一部がケーシング５の下側か
ら突き出している。伝動装置軸２は車輪軸の内側歯部
（図示しない）内に挿入されている。しかし図２から、
伝動装置軸２の回転軸が駆動される車輪６の回転軸と同
一であることが判る。
【００１１】図２に従うコンパクトに形成されたホイー
ルブロック５ａは、直方体のケーシング５の外側輪郭に
よって貫通孔１５の最大可能な相互の間隔を限定してい
る。車輪６はケーシング５内部の大部分の空間を占めて
いる。したがってコンパクトな構造では、トルクアーム
７を固定するためにケーシング５の角隅領域しか利用で
きない。図２から判るように、トルクアーム７の両上側
の角隅領域１１を折り曲げたことによってケーシング５
に向かって空きスペース１２が生まれ、その空きスペー
スがトルクアーム７をホイールブロック５ａのケーシン
グ５に固定するのを容易にしている。
【００１２】図３は、トルクアーム７の固定部１５ａの
拡大断面図を示している。同様に、それぞれ貫通孔１５
に挿入されているプラスチック環状体１６も示されてい
る。プラスチックとして特にガラス繊維成分を含んだポ
リアミドが適している。この混合物は振動減衰的であ
り、小さい振動振幅しか有していない。図３に示すよう
に、環状体１６は縁部領域１７で半径方向外側に向かっ
て拡張されており、その結果として形状に応じて嵌入さ
れた環状体１６は貫通孔１５から滑落しない。拡張され
た縁部領域１７はケーシング５に向き合わされた端面側
に位置し、組み立てられた状態でケーシング５とトルク
アーム７との間に配置されている弾性的な円板要素を形
成している。これにより、トルクアーム７は直接ホイー
ルブロック５ａに当接しない。ホイールブロックの当付
け面とトルクアーム７との間に、いわば座金として形成
された弾性的緩衝体が配置されている。トルクアーム７
の固定は固定ボルト１８を用いて行われ、その固定ボル
ト１８はケーシング５と固く結合され、端部でケーシン
グ５から突き出している。この端部はそれぞれプラスチ
ック環状体１６内の開口部１８ａに差し通されている。
トルクアーム７はホイールブロック５に固定リング１９
によって保持され、その固定リング１９は、ボルト１８
に形成された半径方向溝２０に作用し、ボルト１８が滑
落するのを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図１】トルクアームを有する伝動装置ケーシングの斜
視図である。
【図２】フランジ止めされたホイールブロックを有する
図１に従う側面図である。
【図３】プラスチック環状体を有する固定部の断面図で
ある。
【符号の説明】
１ 伝動装置ケーシング １ａ 伝動装置 ２ 伝動装置軸 ２ａ ユニット ３ 外側歯部 ４ 外側面 ５ ケーシング ５ａ ホイールブロック ５ｂ ユニット ６ 車輪 ７ トルクアーム ８ 当付け面 ９ 当付け面 １０ 基体 １１ 角隅領域 １２ 空きスペース １３ 中心開口部 １４ ねじ １４ａ 固定要素 １５ 貫通孔 １５ａ 固定部 １６ プラスチック環状体 １７ 縁部領域 １８ 固定ボルト １８ａ 開口部 １９ 固定リング ２０ 半径方向溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィンフリート・ギーファース ドイツ連邦共和国、デー 58300 ヴェッ ター、ホーエス・シュテュック 35 (72)発明者 ハンス‐ヘルマン・オストホフ ドイツ連邦共和国、デー 58300 ヴェッ ター、リンクシュトラーセ 51 (72)発明者 ヤン‐ヘルゲ・シュタインコップ ドイツ連邦共和国、デー 58300 ヴェッ ター、シュルンダーマンシュトラーセ ７ (72)発明者 ヨーゼフ・パウル・ゼフテル ドイツ連邦共和国、デー 44575 カスト ロープ‐ラウクセル、コッテンブルクシュ トラーセ 65 (72)発明者 グレゴール・ヤンゼン ドイツ連邦共和国、デー 46244 ボット ロープ、ヴィーゼンタール 35 (72)発明者 マンフレート・シュテーバー ドイツ連邦共和国、デー 58453 ヴィッ テン、アム・シヒトマイスター ３ (72)発明者 エバーハルト・ベッカー ドイツ連邦共和国、デー 58093 ハーゲ ン、ヴェスターヴァルトヴェーク 40 (72)発明者 トーマス・デュルマン ドイツ連邦共和国、デー 58099 ハーゲ ン、ハーゲナー・シュトラーセ 37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 トルクアーム、例えばホイールブロック
    のためのトルクアームであって、そのトルクアームが、
    引き出された駆動軸を有する伝動装置ケーシングと駆動
    されるユニットのケーシングとの間に配置されており、
    伝動装置ケーシングに固定要素によって着脱可能に固定
    されているプレート状の基体を有しており、この基体が
    駆動されるユニットのケーシングに固定するために貫通
    孔を備えた少なくとも２つの固定部を有している形式の
    ものにおいて、 各々の貫通孔（１５）内に、駆動されるユニット（２
    ｂ）のケーシング（５）に向き合わされた端面側で半径
    方向外側に向かって拡張されている縁部領域（１７）を
    有する対応するプラスチック環状体（１６）が形状に応
    じて挿入されており、この縁部領域（１７）が組み立て
    られた状態でケーシング（５）とトルクアーム（７）と
    の間に配置されている弾性的な円板要素を形成すること
    を特徴とするトルクアーム。
  2. 【請求項２】 基体（１０）が中心開口部（１３）を有
    しており、組み立てられた状態で駆動軸（２ａ）がその
    中心開口部（１３）を貫通して延びており、さらに固定
    要素（１４ａ）が開口部（１３）からそれぞれ等しい半
    径方向の間隔を置いて配置されている、請求項１記載の
    トルクアーム。
  3. 【請求項３】 貫通孔（１５）が開口部（１３）に対し
    て、したがって駆動軸（２ａ）に対して等しい間隔を有
    している、請求項１または２記載のトルクアーム。
  4. 【請求項４】 各々の貫通孔（１５）がケーシング
    （５）に向き合わされた、基体（１０）の段状突出部ま
    たは折り曲げられた縁部領域（１７）に形成されてい
    る、請求項１から３までのいずれか１項記載のトルクア
    ーム。
  5. 【請求項５】 固定部（１５ａ）の角間隔が好ましくは
    ９０度と１５０度との間にある、請求項１から４までの
    いずれか１項記載のトルクアーム。
  6. 【請求項６】 プラスチック環状体（１６）が補強用の
    ガラス繊維成分を有するポリアミドから形成されてい
    る、請求項１から５までのいずれか１項記載のトルクア
    ーム。
  7. 【請求項７】 駆動されるユニット（２ｂ）のケーシン
    グ（５）がボルト（１８）を備えており、そのボルト
    （１８）はケーシング（５）から突出して、組み立てら
    れた状態でそれぞれプラスチック環状体（１６）を貫通
    して延び、さらにその自由端でそれぞれ固定リング（１
    ９）によって保持されており、その固定リング（１９）
    がボルト（１８）に形成された半径方向溝（２０）内に
    嵌入している、請求項１から６までのいずれか１項記載
    のトルクアーム。
JP10871699A 1998-04-17 1999-04-16 トルクアーム Expired - Fee Related JP4320084B2 (ja)

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EP (1) EP0950833B1 (ja)
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