JPH11319586A - 除糠装置 - Google Patents

除糠装置

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JPH11319586A
JPH11319586A JP10155412A JP15541298A JPH11319586A JP H11319586 A JPH11319586 A JP H11319586A JP 10155412 A JP10155412 A JP 10155412A JP 15541298 A JP15541298 A JP 15541298A JP H11319586 A JPH11319586 A JP H11319586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撹拌摩擦室を備え、撹拌摩擦に際して加水
し、加えた水を効率良く利用できる除糠装置の提供。 【解決手段】 機枠3の上部に給穀口4を下部に排穀口
5を設け、加水のための第1噴水口6、撹拌摩擦室7、
洗滌のための第2噴水口9及び洗滌脱水室10を構成す
る。給穀口4から排穀口5に至る穀粒の流路を形成し、
撹拌摩擦室7の室壁25を多孔壁にすると共にこれを包
囲して外筒26を、回転可能に機枠3に支持し、室壁2
5と外筒26間に一時貯留室31を設け、撹拌摩擦室7
の排水の一部を一時貯留室31に誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、穀粒、特に搗精
装置により外皮が除去された搗精穀粒(例えば、白米、
精白麦など)に付着する糠分を除去するための除糠装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】搗精された穀粒に水を添加するとともに
撹拌し、穀粒表面に付着する糠などの不純物を除去する
装置は、例えば特公昭60−44017号公報などで知
られている。この装置は、給米口から精白室内に供給さ
れた白米に、噴霧装置からの霧(水)を通風口及び射風
溝孔を介して噴霧するとともに精白転子により撹拌し、
白米相互の粒々摩擦と白米と転子及び精白室壁との摩擦
作用(粒・壁間摩擦)により、白米表面に付着する糠分
を剥ぎ取り、水とともに多孔壁精白筒から排出するもの
で、これにより光沢のあるきれいな白米を得られる優れ
たものである。
【0003】しかし、この装置は精白室に加える水の利
用に改善の余地が有る。すなわち、精白室での粒々摩擦
や粒・壁摩擦による除糠は、本来、僅かの加水で効率良
く行えるものであるが、実際には、精白室に加えた水
は、白米に接触すると直ちに糠分とともに多孔壁から流
出してしまい、除糠作用に関連するのは加えた量の数%
にすぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、撹拌摩擦
室を備え、撹拌摩擦に際して加水し、加えた水を効率良
く利用できる除糠装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】除糠装置を、第1噴水
口、撹拌摩擦室、第2噴水口及び洗滌脱水室を備えたも
のとし、これらを上部に給穀口を下部に排穀口を有する
機枠に構成する。第1噴水口は、穀類に加水するための
ものであり、第2噴水口は、穀類を洗滌するためのもの
である。洗滌脱水室は撹拌摩擦室に続いており、また、
給穀口から撹拌摩擦室、洗滌脱水室及び排穀口に至る穀
粒の流路を形成してある。そして、撹拌摩擦室の室壁を
多孔壁にすると共にこれを包囲した外筒を機枠に支持し
て、室壁と外筒間に一時貯留室を設ける。さらに、撹拌
摩擦室の排水の一部を一時貯留室に誘導し、かつ、その
下部から上部へ押上げる手段を設ける。
【0006】次の構成を採用することができる。撹拌摩
擦室に続けて穀粒流路に予備脱水部を設けると共に、外
筒を機枠に回転可能に支持し、これを駆動する手段を設
ける。さらに、外筒の内面に、回転による遠心力との相
互作用で排水を上方へ誘導する突条を形成する。この構
成は、前記の撹拌摩擦室の排水の一部を一時貯留室に誘
導し、かつ、その下部から上部に押上げる手段の一つで
ある。その際に、突条は外筒の回転方向とは逆のリード
を付与したものとしたり、外筒を下部が下方へすぼまる
円錐形に形成したり、あるいは、外筒の全体と撹拌摩擦
室の室壁の全体を下方へすぼまる円錐形に形成すること
が有る。
【0007】
【発明の実施の形態】〔構造〕図1は、本発明による除
糠装置1の全体を概略で示すもので、構造枠2に支持さ
れている。除糠装置1は、この装置全体の機構を維持す
る機枠3に、給穀口4、排穀口5、第1噴水口6、攪拌
摩擦室7、予備脱水部8、第2噴水口9及び洗滌脱水室
10を構成している。符号11は中空の主軸で、機枠3
に上部軸受け12と下部軸受け13(図2)により回転可
能に支持して取り付けてある。主軸11には、上方から
第1螺旋転子14、攪拌転子15、第2螺旋転子16及
び洗滌脱水転子17を取付けてある。また、主軸11の
頂部にはプーリー18を取付けて図外のモーターとvベ
ルトで連結して、主軸11を適宜な速度(500〜10
00rpm)で駆動回転する。回転数は除糠しようとす
る穀粒の状態や水温などの環境条件に応じて決定する。
主軸11の中空部には、給水管19を洗滌脱水転子17
の位置まで貫通させ、第2噴水口9に連通してある。
【0008】符号20は送穀モーターで、送穀螺旋転子
21を駆動する。送穀螺旋転子21は、第1螺旋転子1
4が位置する個所から水平に突出し、この個所の内部に
連通した機枠部分22に軸支してあり、送穀モーター2
0はこの機枠部分22の先端に取付けてある。さらに、
この機枠部分22には給穀口4が取付けられている。第
1噴水口6は、第1螺旋転子14が位置する個所の機枠
部分23の内部に開口しており、外部の送水管に接続し
ている。攪拌転子15は、第1、第2の螺旋転子14,
16よりも径が大きく、外周面に攪拌翼24を備える。
【0009】攪拌転子15個所の機枠構造は特殊で、図
4に示すように、攪拌転子15を包囲する多孔壁の室壁
25を、機枠部分23から垂下して設け、攪拌転子15
と室壁25間の空間を攪拌摩擦室7に構成している。さ
らに攪拌摩擦室7の外側に、室壁25との間に空間を形
成して外筒26を設け、機枠3に回転可能に取付けてい
る。なお、この空間は後述の一時貯留室31となる。ま
た、外筒26は内面に概ね軸方向ないし、外筒26の回
転方向に対して逆リードdを付与した突条37(図3)
を有している。外筒26の回転方向は主軸11の逆であ
り、回転数は主軸11の回転数よりも、わずかに低くし
てある。
【0010】即ち、外筒26は上端部をプーリー27に
形成してあるとともに、その部分を軸受け28で機枠部
分23に支持させ、下部は下方へすぼまる円錐形に形成
した後さらに、第2螺旋体16を取り囲んで下方へ延び
出したスカート部分41となり、この部分を軸受け29
で機枠部分30に支持させてある。スカート部分41の
下部には、排水口42を複数個設けてあり、この部分に
フィルター44を装着してある。なお、外筒26におけ
る円錐形部分の内面にも突条39を形成してあって、リ
ード角1°程度の逆リードで配置してある。攪拌摩擦室
7の室壁25の下縁と外筒26の下部(円錐部分)間に
は間隔があって、この間隔を封鎖するようにしてフィル
タ32を配置し、フィルタ32と外筒26との間の空間
を前記の一時貯留室31に連通させてある。前記の突条
39は、この空間に位置する。フィルタ32を設けたこ
の部分は、予備脱水部8を形成している。上端部のプー
リー27はvベルトで図外のモーターに連結し、外筒2
6を駆動回転する。
【0011】洗滌脱水転子17は、攪拌転子15よりも
さらに径が大きく、外周面に螺旋翼33を備えるととも
に、上部の周縁に第2噴水口9を備えている。この噴水
口9は、円周方向に長いスリット状である。第2噴水口
9からは、主軸11を貫通した給水管19からの水が噴
出する。洗滌脱水転子17が位置するこの部分(図5)
では、機枠3もまた径を大きく形成されている。そし
て、機枠3の内部では洗滌脱水転子17の側方を包囲し
て多孔壁35が配置され、さらに、その上部と側方の上
部を覆って鉄板のガイド壁45を設けてあり、ガイド壁
45と機枠3との間には、洗滌脱水転子17を取り囲ん
で環状流路46を設けてある。洗滌脱水転子17とガイ
ド壁45の上部との間が洗滌部10aとなり、洗滌脱水
転子17と多孔壁35との間が脱水部10bとなる。ガ
イド壁45と機枠部分30間は排水空間40であり、前
記のスカート部分41に設けた排水口42に連なり、排
水路43に通じて環状流路46につながっている。環状
流路46は、外部の排水路に連通している。洗滌脱水室
10の上方に位置する機枠部分30には、浄水口34が
設けられていて、機枠3の内部に開口している。浄水口
34は、図外の送水管に接続してある。符号36は誘導
筒で、洗滌脱水室10からの穀粒を排出位置へ誘導す
る。このように、給穀口4から撹拌摩擦室7、洗滌脱水
室10及び排穀口5に至る、穀粒の流路を形成してあ
る。
【0012】〔除糠処理〕搗精後の精白米など、除糠処
理を必要とする穀粒を給穀口4に投入する。送穀モータ
ー20による送穀螺旋転子21の駆動回転で、穀粒は水
平に送られて第1螺旋転子14に到達する。プーリー1
8を介して主軸11が駆動回転されることにより、第1
螺旋転子14が回転し、穀粒を攪拌摩擦室7に送り込
む。その間、第1噴水口6から穀粒に給水する。給水の
量は、この実施形態において、穀粒重量の約3%であ
る。水は穀粒の表面を濡らして柔らかくし、ごくわずか
の量が穀粒に吸収されるが、残りは穀粒間に滞留する。
【0013】攪拌摩擦室7において、穀粒は、粒々摩擦
あるいは攪拌翼24や室壁25との接触による粒・壁間
摩擦によって、表面に付着した遊離糠や表面の糠層が剥
ぎ取られながら、水とともに下方へ移動する。剥ぎ取ら
れた糠は水に混じり、水とともに移動する。即ち、攪拌
摩擦室7においては、十分な粒々摩擦や粒・壁間摩擦が
発生する程度の圧力(30gf/cm2 )が攪拌翼24によ
って与えられる。攪拌翼24は、通常、回転軸と平行
(リード角0°)であるが、攪拌翼24に第1螺旋転子
14の回転方向とは逆のリード角1°程度を付与する
と、穀粒が下方へ移動するのが抑制され、攪拌摩擦室7
内の圧力を高めることができる。なお、粒々摩擦や粒・
壁間の摩擦による除糠作用は加水によって効率が向上す
るが、その水量は本来わずかで良い。しかし、除去した
糠の排出や穀粒の流動性を維持する上から穀粒重量の3
%程度を給水している。
【0014】攪拌摩擦室7を出た穀粒は排水(糠や水)
とともに、攪拌摩擦室7の下部と外筒26の円錐部分と
の間に到達する。この場所では外筒26が回転している
ので、穀粒や糠、水は遠心力を受けてフィルター32側
に圧迫され、排水の一部(約1%)がフィルター32を
越えて一時貯留室31に到達する。この排水は、外筒2
6が回転していることとその内面に設けた突条37、円
錐部分の突条39によって、図4に小矢印で示すよう
に、下部から上方へ押し上げられ、一時貯留室31に貯
留する。そして、多孔壁25を通じて再び攪拌摩擦室7
に戻り、粒々摩擦の効率を向上する。また、糠の排出に
役立つ。これにより、従来、無駄に排出されていた給水
を有効に、かつ、効率よく利用することができ、攪拌摩
擦による除糠を十分に行うことができる。なお、外筒2
6の下部が下方へすぼまる円錐形に形成されていること
により、遠心力による排水の移動と押し上げが滑らかで
あり、攪拌摩擦室からの排水を効率よく行うことができ
る。
【0015】予備脱水部8を通過した穀粒は、第2螺旋
転子16で洗滌脱水室10に送り込まれる。その途中、
予備脱水部8においてフィルター8を越えなかった余分
の水は、外筒26の、第2螺旋転子16を取り囲んだス
カート部分41の排水口42から排水空間40に集ま
り、約1%の水が排出される。この水は排出通路43を
通って環状流路46から外部へ誘導される。洗滌脱水室
10では、洗滌部10aにおいて、室内の容積が大きく
なって、穀粒が粗状態で広がることと、洗滌脱水転子1
7の上部周縁に設けた第2噴水口9から十分な洗滌水が
供給されることにより、全穀粒が均一に洗滌水と接し
て、十分な洗滌が行われる。給水管19からの給水量は
穀粒重量の約2%である。洗滌部10aでは粒々摩擦や
粒・壁間の摩擦は要求されないから、螺旋翼33による
圧力の付与は低くて良く、螺旋翼33のリードは順方向
としている。
【0016】脱水部10bでは大径の洗滌脱水転子17
の回転による遠心力によって、穀粒間の洗滌水が分離さ
れて、多孔壁35と機枠3間の空間に集められ、環状流
路46から外部に排出される。排出量は約2%である。
そして、穀粒は、穀粒間に水を含まないが濡れた状態で
あり、軸受け13の通孔38(図2)を通り、排穀口5
から下方へ排出される。1作業の終了あるいは1日の作
業が終了すると、上部の第1噴水口6、第2噴水口9及
び浄水口34から大量の水を給水して、装置の内部を洗
い流し、糠や澱粉の付着による装置内部の腐敗を防止す
る。
【0017】図6は、第2の実施形態を示したもので、
攪拌転子15、これを包囲している室壁25及び外筒2
6を下方にすぼまる円錐形に形成し、攪拌摩擦室7及び
一時貯留室31の全体を円錐形としたものである。この
形態によると、予備脱水室8から押し上げられて一時貯
留室31に入り込んだ、攪拌摩擦室7からの排水は、一
時貯留室31に溜まりやすく、給水のロスをさらに改善
することができる。
【0018】以上、実施形態の例を説明した。これらの
実施形態では、使用する水の総量は穀粒重量の約2〜5
%であり、穀粒がこの装置を通過する時間は全体として
15秒以下である。この内、攪拌摩擦室7の通過に約1
0秒である。攪拌転子15の攪拌翼24に付するリード
の方向や角度、外筒26の突条37に付するリードの方
向や角度は、処理をする穀粒の種類や状態によって選択
するが、回転軸に平行な状態(リード角0°)から逆方
向へリード角1°である。撹拌摩擦室7の排水の一部を
一時貯留室に誘導し、かつ、その下部から上部へ押上げ
る手段としては、気泡によって水を押し上げるエアポン
プなども利用することができる。また、外筒26と主軸
11との回転方向は同じであっても良く、要するに、回
転に差を設けるのは、摩擦攪拌室における水流を活発に
して、粒々摩擦を促進すると共に一部の排水を上方へ押
し上げるためである。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、攪拌摩
擦に際して加水した水を、攪拌摩擦室と連通している一
時貯留室に誘導して再利用できるので、少ない加水量で
従来と同様に十分な除糠を達成することができる。請求
項2に記載の構成によれば、攪拌摩擦室からの排水の一
部を一時貯留室に送り上げる機構として、外筒の回転に
よる遠心力を利用するので、送り上げが確実であり、ま
た、攪拌摩擦室の周囲全体に均等に貯留させることがで
きる。請求項3に記載の構成によれば、外筒の突条に付
与した逆リードにより、一時貯留室に押し上げた排水の
戻りを抑制することができ、排水の再利用をより効果的
に行うことができる。
【0020】請求項4に記載の構成によれば、外筒の下
部が下方へすぼまる円錐形に形成されていることによ
り、遠心力による排水の押し上げが効率よく行われ、攪
拌摩擦室からの排水の再利用を、さらに効率よく行うこ
とができる。請求項5に記載の構成によれば、外筒が回
転する遠心力による排水の押し上げと、押し上げた排水
を貯留する性能が高いので、攪拌摩擦室からの排水をさ
らに効率よく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を概略で示す機構図
【図2】下部軸受けの平面図
【図3】外筒を転回して内面を示した正面図
【図4】攪拌摩擦室を拡大して示す正面から見た機構図
【図5】洗滌脱水室を拡大して示す正面から見た機構図
【図6】攪拌摩擦室を拡大して示す正面から見た機構図
(第2の実施形態)
【符号の説明】
1 除糠装置 2 構造枠 3 機枠 4 給穀口 5 排穀口 6 第1噴水口 7 攪拌摩擦室 8 予備脱水部 9 第2噴水口 10 洗滌脱水室 10a 洗滌部 10b 脱水部 11 主軸 12 上部軸受け 13 下部軸受け 14 第1螺旋転子 15 攪拌転子 16 第2螺旋転子 17 洗滌脱水転子 18 プーリー 19 給水管 20 送穀モーター 21 送穀螺旋転子 22 機枠部分 23 機枠部分(第1螺旋転子個所) 24 攪拌翼 25 室壁 26 外筒 27 プーリー 28 軸受け 29 軸受け 30 機枠部分 31 一時貯留室 32 フィルタ 33 螺旋翼 34 浄水口 35 多孔壁 36 誘導筒 37 突条 38 通孔 39 突条(円錐部分) 40 排水空間 41 スカート部分 42 排水口 43 排水通路 44 フィルター 45 ガイド壁 46 環状流路
フロントページの続き (72)発明者 宗貞 健 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に給穀口を下部に排穀口を有する機
    枠に、穀類に加水するための第1噴水口、撹拌摩擦室、
    穀類を洗滌するための第2噴水口及び撹拌摩擦室に続い
    た洗滌脱水室を設け、給穀口から撹拌摩擦室、洗滌脱水
    室及び排穀口に至る穀粒の流路を形成し、撹拌摩擦室の
    室壁を多孔壁にすると共にこれを包囲した外筒を機枠に
    支持して室壁と外筒間に一時貯留室を設け、撹拌摩擦室
    の排水の一部を一時貯留室に誘導し、かつ、その下部か
    ら上部へ押上げる手段を備えていることを特徴とした除
    糠装置。
  2. 【請求項2】 撹拌除糠室に続けて穀粒流路に予備脱水
    部を設けると共に、外筒を機枠に回転可能に支持し、こ
    れを駆動する手段を設け、さらに、外筒の内面に、回転
    による遠心力との相互作用で排水を上方へ誘導する突条
    を形成した構成を、撹拌摩擦室の排水の一部を一時貯留
    室に誘導し、かつ、その下部から上部へ押上げる手段と
    してあることを特徴とした請求項1に記載の除糠装置。
  3. 【請求項3】 突条に、外筒の回転方向とは逆のリード
    を付与してあることを特徴とした請求項1または2に記
    載の除糠装置。
  4. 【請求項4】 外筒は下部を下方へすぼまる円錐形に形
    成してあることを特徴とした請求項1〜3のいずれか1
    つに記載の除糠装置。
  5. 【請求項5】 撹拌摩擦室の室壁及び外筒の全体を下方
    へすぼまる円錐形に形成してあることを特徴とした請求
    項1〜3のいずれか1つに記載の除糠装置。
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